JPS6315579Y2 - - Google Patents

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JPS6315579Y2
JPS6315579Y2 JP1983123689U JP12368983U JPS6315579Y2 JP S6315579 Y2 JPS6315579 Y2 JP S6315579Y2 JP 1983123689 U JP1983123689 U JP 1983123689U JP 12368983 U JP12368983 U JP 12368983U JP S6315579 Y2 JPS6315579 Y2 JP S6315579Y2
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JP
Japan
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case body
inlet pipe
air cleaner
edge
locking piece
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JP1983123689U
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JPS6030351U (ja
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  • Filtering Of Dispersed Particles In Gases (AREA)
  • Cooling, Air Intake And Gas Exhaust, And Fuel Tank Arrangements In Propulsion Units (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この考案は汎用エンジンに最適なエアクリーナ
の取付構造に関し、特にエアークリーナの内部清
掃など保守性に優れたエアークリーナの取付構造
に関する。
(従来技術) 汎用エンジンは芝や、わら屑など塵埃の多い場
所での使用が多い。
このため、エアクリーナのエレメントは塵埃を
吸収して目詰まりを起こしやすく、従来より塵埃
吸収を少なくする上から種々な工夫、提案がなさ
れているが、早晩目詰まりを来すことは避けられ
ず、汎用エンジンではエアークリーナの清掃頻度
は比較的高いものである。
ところで、エアクリーナの清掃ではケース本体
からキヤツプを外して内部からエレメントを取出
し、これに付着する塵埃を強力な空気流などをも
つて除去するエレメントの清掃が最も多く、これ
に次いでケース本体の底部に滞留付着する塵埃を
除去する作業がある。
従来より、この種エアークリーナの取付構造よ
りして例えば実開昭55−6406号公報に開示された
気化器装置がある。
これは第1図に示すように、エアークリーナ1
を気化器2の一端から上方にのびるインレツトパ
イプ3と気化器2の他端の上面に突出する突部4
とで下面から支承させるとともに、ケース本体5
上のキヤツプ6から挿入してボルト7で螺着して
なるものである。
(考案が解決しようとする問題点) このような構成にすると、2本のボルト7を使
用するだけでエアークリーナ1が気化器2に対し
結合せられ、しかもケース本体5に被冠するキヤ
ツプ6およびエレメント8も共締めできる点で構
造が簡単にできるが、反面、エアークリーナ1の
内部清掃時などでボルト7を外すと、ケース本体
部も同時に外れてしまい、作業の都度再組立てを
要する面倒がある。このため、エアークリーナ1
の清掃が怠慢となり、エンジン機能に及ぼす影響
も大きくなる。
この考案は上記の問題点を解消したエアークリ
ーナ取付構造を提供することを目的とする。
(問題を解決するための手段) 本考案の要旨とするところは、インレツトパイ
プのケース本体底部との連結側開口周りに端縁を
設けるとともに、ケース本体の底面の上記端縁を
取り囲む位置上に該底面よりインレツトパイプ側
に突出して上記インレツトパイプの端縁との接合
面に垂直な方向に係止する係止片を設け、この係
止片と上記端縁の係脱によりケース本体がインレ
ツトパイプに係脱自在に構成するとともに、 取付ボルトによつて、ケース本体上(ケース本
体とキヤツプが左右方向に位置する場合も、本明
細書において便宜上「ケース本体上」という)に
脱着自在に配設されたキヤツプと、ケース本体と
を、共締め状に締めることによつて、これらをイ
ンレツトパイプに螺着するよう構成したエアーク
リーナの取付構造にある。
(作用) 上述のように構成されたエアークリーナの取付
構造においては、取付ボルトを外して、キヤツプ
をケース本体から取り外しても、該ケース本体
は、その底部の上記端縁を取り囲む位置上に設け
られ該端縁との接合面に垂直な方向に係止する係
止片とそれに係合するインレツトパイプ側の端縁
との係合によつて、該インレツトパイプに対しそ
の所定位置状態を維持して係止される。
従つて、従来のように、取付ボルトを取り外し
ても、ケース本体がインレツトパイプから外れて
しまうことはない。
また、ケース本体の内部を清掃する場合には、
ケース本体を若干強い力で持ち上げるようにする
と、上記係止片と端縁との係合が解除されて、ケ
ース本体をインレツトパイプから取り外すことが
できる。
このように、エアークリーナの分解が、エレメ
ントの清掃の場合のようにキヤツプを外すだけで
よい場合と、さらにケース本体までインレツトパ
イプから外して清掃しなければならない場合の、
2段階に行うことができ、清浄作業をきわめて容
易(便利)に且つ合理的に行うことができる。
また、ケース本体をインレツトパイプに取着す
る場合にも、インレツトパイプの端縁の周囲にケ
ース本体の係止片が取り囲むような位置状態で、
ケース本体をインレツトパイプ側に若干強い力で
押圧すれば、上記係止片が端縁に係合して、所定
位置状態に係止することができる。
(実施例) 以下、この考案の実施例を図面に基づいて説明
する。
第2図はこの考案を実施したエンジンの全体平
面図、第3図は同側面図、第4図はエアークリー
ナの縦断面図、第5図はケース本体の底面図であ
る。
第2図及び第3図において、10はフアンハウ
ジングで、フライホイール部を包被して設けら
れ、フライホイールに付設したフアンブレードに
より開口11から吸入した空気を起風してシリン
ダなどのエンジン要部へ冷却空気として案内する
周知構成のものと同様である。12はフアンハウ
ジング10の一側に添わして設けたエアークリー
ナで、ケース本体13とキヤツプ14との間にエ
レメント15を固装してなり、ケース本体底部に
細長い開口16を開設し、またケース側壁の一部
を共用して空気吸入通路17が設けられ、この通
路17をフアンハウジング10内に開口18させ
ている。
19はエアークリーナ12の下方に設けた気化
器で、この気化器一端から延びるインレツトパイ
プ20の上端開口21をケース本体13底部の開
口16に合致させて細長く形成し、また開口21
周りにはケース本体底面22と接合する端縁23
を設けている。
24はインレツトパイプ20の端縁23を取り
囲むようにして該端縁23に係脱自在にケース本
体底面22より下向きに突設した係止片で、複数
片に分割構成となつており、各片先端部内側に爪
25を有し、これがインレツトパイプ端縁23に
係脱し、両者が係合した状態ではエアークリーナ
12とインレツトパイプ20の連結位置決め機能
も果たす。
26はキヤツプ14に設けたボルト穴27から
ケース本体13を貫通し、インレツトパイプ端縁
23に設けたねじ穴28に螺着される取付ボルト
で、連結部の長手方向で最大離間点をとつた2箇
所に2本を使用する。
なお、図中29はケース本体13内で底部から
突設した案内筒で、この体内に取付ボルト26の
通孔30が設けられ、またエレメント15を外嵌
位置決めするのにも利用される。
上記構成を有する本実施例では、エアクリーナ
12のエレメント15のみを取り出して清掃する
時には、取付ボルト26を取り外すと、キヤツプ
14が開かれ(外れ)、エレメント15の取り出
しはできるが、ケース本体13はその底部に突設
の係止片24とインレツトパイプ端縁23との係
合作用でそのままに残されるもので、清掃後にエ
レメント15を戻し、キヤツプ14を被冠して取
付ボルト26を締付けるだけで作業を終る。
ここで取付ボルト26の再締付け時にこれをキ
ヤツプ14側から挿入すると、ケース本体13内
の案内筒29の通孔30からインレツトパイプ端
縁23のねじ穴28に対しそのままに通され締付
けが行われ、従来のごとく、手探り的な位置合せ
操作などは全く不要で簡単にできる。
つぎに、ケース本体13の内部にも付着滞留す
る塵埃が存在する場合は、取付ボルト26を取り
外した後、ケース本体13ごと若干強い力で持ち
上げるようにすると、係止片24とインレツトパ
イプ端縁23との係合が外され、ケース本体13
内部もエレメント15ともども清掃ができる。
清掃後にケース本体13は係止片24の内側に
インレツトパイプ端縁23を押し込むように操作
するとケース本体13はインレツトパイプ20に
対して全く狂いのない正規連結位置に仮止めされ
るもので、爾後上記のエレメント15のみの清掃
時と同時に取付ボルト26で締付ければよい。
また、上記実施例では、インレツトパイプとエ
アークリーナとの連結部で両者開口を細長く形成
し、2本の取付ボルトをこの連結部長手方向で最
大離間点をとつた2箇所でインレツトパイプ端縁
に螺合するようにしたから、連結強度上からは何
等不安はなく、連結部精度上からは経時的に狂い
を生じることのない連結構成となり、またエアー
クリーナの全体形態も外方張出量の少ない形態に
できてエンジンをコンパケトに構成できる。
(効果) 以上の説明から明らかなように、この考案で
は、エアークリーナのケース本体を、その底部に
突設した係止片によつて、インレツトパイプの端
縁に所定位置状態を維持して係脱自在にしたか
ら、エアークリーナの内部清掃時にエアークリー
ナの分解は、取付ボルトと係止片での係合での2
段階にできて、頻繁に清掃が求められるエレメン
トのみの清掃では取付ボルトを外してキヤツプの
み取り外し、ケース本体を取り外す必要はない。
このため、頻繁に行うエレメントの作業性が大幅
に向上する。さらに、係止片の係合を解除して、
ケース本体を取り外した場合にも、清掃作業後の
再組立てにも各部位置合せ操作は全く不要で、こ
の清掃作業でも面倒がない。このため、特に汎用
エンジンなどに適用すると、エンジン性能を常に
高く維持し、寿命も延長できるなどその波及的効
果も大きい。
【図面の簡単な説明】
第1図はエアークリーナと気化器との連結関係
を例示した従来例の概略構成図、第2図はこの考
案の実施例のエンジン全体平面図、第3図は同側
面図、第4図はエアークリーナの縦断面図、第5
図はケース本体の底面図である。 1……エアークリーナ、2……気化器、3……
インレツトパイプ、4……突部、5……ケース本
体、6……キヤツプ、7……ボルト、8……エレ
メント、9……インレツトマニホールド、10…
…フアンハウジング、11……開口、12……エ
アークリーナ、13……ケース本体、14……キ
ヤツプ、15……エレメント、16……開口、1
7……空気吸入通路、18……開口、19……気
化器、20……インレツトパイプ、21……開
口、22……ケース本体底面、23……インレツ
トパイプ端縁、24……係止片、25……爪、2
6……取付ボルト、17……ボルト穴、28……
ねじ穴、29……案内筒、30……ボルト通孔。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 気化器上部にエアークリーナを配装し、該エア
    ークリーナのケース本体の底部開口をインレツト
    パイプに連結するものにおいて、 上記インレツトパイプのケース本体底部との連結
    側開口周りに端縁を設けるとともに、ケース本体
    の底面の上記端縁を取り囲む位置上に該底面より
    インレツトパイプ側に突出して上記インレツトパ
    イプの端縁との接合面に垂直な方向に係止する係
    止片を設け、この係止片と上記端縁の係脱により
    ケース本体がインレツトパイプに係脱自在に構成
    するとともに、 取付ボルトによつて、ケース本体上に脱着自在に
    配設されたキヤツプと、ケース本体とを、共締め
    状に締めることによつて、これらをインレツトパ
    イプに螺着するよう構成されていることを特徴と
    するエアークリーナ取付構造。
JP12368983U 1983-08-08 1983-08-08 エア−クリ−ナ取付構造 Granted JPS6030351U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP12368983U JPS6030351U (ja) 1983-08-08 1983-08-08 エア−クリ−ナ取付構造

Applications Claiming Priority (1)

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JP12368983U JPS6030351U (ja) 1983-08-08 1983-08-08 エア−クリ−ナ取付構造

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6030351U JPS6030351U (ja) 1985-03-01
JPS6315579Y2 true JPS6315579Y2 (ja) 1988-05-02

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ID=30282254

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP12368983U Granted JPS6030351U (ja) 1983-08-08 1983-08-08 エア−クリ−ナ取付構造

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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4727061U (ja) * 1971-04-08 1972-11-27

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4727061U (ja) * 1971-04-08 1972-11-27

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JPS6030351U (ja) 1985-03-01

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