JPS6042211Y2 - エアクリ−ナ - Google Patents

エアクリ−ナ

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JPS6042211Y2
JPS6042211Y2 JP15165080U JP15165080U JPS6042211Y2 JP S6042211 Y2 JPS6042211 Y2 JP S6042211Y2 JP 15165080 U JP15165080 U JP 15165080U JP 15165080 U JP15165080 U JP 15165080U JP S6042211 Y2 JPS6042211 Y2 JP S6042211Y2
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JP
Japan
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cap
case
flange
hook
air cleaner
Prior art date
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Expired
Application number
JP15165080U
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English (en)
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JPS5773365U (ja
Inventor
友三 中川
敬助 朝永
Original Assignee
川崎重工業株式会社
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Publication date
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は動力噴霧機等に使用される小形エンジンに適し
たエアクリーナに関し、キャップの取付構造の改良を目
的としている。
従来のエアクリーナにおいては、断面図である第1図の
如く、ケース1に収容したフィルタ2をキャップ3で覆
い、キャップ3の周縁部5をケース1の周縁部6に溶着
した複数個のナツト8にボルト7により固定している。
9はケース底壁10をキャブレタ11又はエアインレッ
トに固定するためのボルト、12はキャップ3に設けた
空気吸込口である。
ところが第1図の従来品では、フィルタ2に塵やごみが
付着しているかどうかを点検する場合、ドライバやスパ
ナ等を使用してボルト7を取り外す必要があるので、ボ
ルト7の取外し及び取付けに手間が掛けり、フィルタ2
の点検作業が煩わしいという不具合がある。
又フィルタ2の点検中にキャップ3やボルト7が紛失し
たり、地面に落ちて泥等で汚損したり破損する恐れがあ
る。
本考案は上記従来の不具合を解決するために、ケースと
キャップに互に弾性的かつ着脱自在に嵌合する凹凸嵌合
部を設け、ケースとキャップを着脱可能な状態で連結腰
更にフックを利用して両者を固定するようにしたもので
、次の様に構成されている。
すなわち本考案は、エアクリーナのケースとキャップに
互に弾性的かつ着脱自在に嵌合する凹凸嵌合部を設け、
更にキャップ及びケースの一方にフックを設け、他方に
フック引掛は部を設け、フック及びフック引掛は部をエ
アクリーナ中央部を挟んで対向するエアクリーナ周縁部
の少なくとも2箇所に配置し、ケースとキャップとを変
形可能な長い連結部を介して着脱可能な状態で連結し、
連結部から離れた位置においてキャップに開放操作用の
鍔を設け、ケースに上記鍔に隙間を隔てて対向する押し
下げ用の鍔を設け、押し下げ用の鍔に開放操作用の鍔よ
りも外方へ張出した張出し部を設け、開放操作時には上
記隙間内から開放操作用の鍔を押し上げるとともに、押
し下げ用の鍔の上記張出し部を押し下げ得るようにし、
ケース底壁を支持部材に固定したことを特徴としている
次に第2図〜第10図により実施例を説明する。
平面図である第2図において、キャップ20は左右に長
く、かつ右側の縁が例えば円弧状である概ね矩形の合成
樹脂製部材で、その周囲から上面と平行なフランジ21
が一体に突出し、フランジ21の図中右端からは後述す
る開放操作用の鍔22がキャップ長手方向(第2図の右
方)に突出し、又フランジ21の図中左端からは後述す
る連結部23が一体に突出している。
第2図の■−■断面を示す第3図の如く、フランジ21
の外周縁には合成樹脂製ケース26の内部側に向かい開
いたアンダカット25が全周にわたって連続的(又は間
欠的)に設けである。
アンダカット25にはケース26の周壁27の上縁に設
けた突起24がケース内部側から嵌合しており、その嵌
合によりキャップ20はケース26に固定されている。
ケース周壁27は前記鍔22に対応する鍔28を一体に
備えている。
又キャップ20の連結部23は折り返えされ、その先端
が周壁27上の隣接する突部30,31間に嵌合固定さ
れている。
第3図のIV−IV矢視図である第4図の如く、キャッ
プ20の鍔22は略平坦であり、ケース26の鍔28は
幅方向(第4図の左右方向)の中央部にケース底壁22
側へ張り出した円弧状の湾曲部33を備えている。
鍔28は周壁27の略全周にわたって形成したフランジ
29から突出している。
第2図の状態に見て、フランジ29はキャップ20のフ
ランジ21と同じ位置まで(又はフランジ21よりも外
方へ)張り出しており、又鍔28の側縁28aは鍔22
の側縁22aよりも側方へ張り出し、鍔28の端縁28
bは鍔22の端縁22bと同一位置にある。
連結部23の展開平面図である第5図において、連結部
23の先端縁には側方へ突出した円柱状部分35が一体
に形成されており、第3図の拡大部分図である第6図の
如く、突部30,31の先端部は第6図の状態に見て互
に接近する方向に屈曲しており、その屈曲先端部により
円柱状部分35が突部30,31間から離脱することが
阻止されている。
第6図の■−■矢視図である第7図の如く、フランジ2
9は連結部23の帯状部分(部分35以外の部分)の幅
1よりも若干広い区間にわたってとぎれており、キャッ
プ20に近い突部30はフランジ29のとぎれた部分の
縁(2箇所)に一体に形成されている。
ケース底壁32側の突部31は連結部23の帯状部分と
突部30の間の区間を内にある。
このように隣接する突部30.31をずらせて設けるこ
とにより、組立時に第6図の2点鎖線35′の位置から
部分35を同突部30,31間に押し込む場合、突部3
0゜31は第7図において隣接する角だけが主に弾性変
形腰従って比較的小さい力で上記押込作業を行うことが
できる。
更に本考案においては第2図の如く、2組のフック40
とフック引掛は部41がエアクリーナの長手方向に延び
る両側縁の中間部に設けである。
第2図の■−■断面部分図である第8図の如く、フック
40はケース周壁26に沿ってフランジ21から一体に
突出しており、鉤部分42はフック40の中間部をケー
ス周壁26と反対方向に突出させることにより形成しで
ある。
鉤部分42と引掛は部41の嵌合部43(面)は第8図
中左上りに、すなわちケース周壁26から離れるにつれ
フランジ21に接近するように傾斜している。
フック40の下部は鉤部分42から更に長く延長されて
後述する指押し部を形成しており、先端面45は嵌合部
43と概ね同方向に傾斜しながら湾曲している。
第8図のIX−IX矢視部分図である第9図、及び第9
図のX−X断面部分図である第10図の如く、フック引
掛部41はケース周壁26上のフランジ29と一体に形
成されており、フック40を外側から囲んでいる。
第10図の如くフランジ29のフック40に対向する部
分には切欠き46が設けである。
なお第3図において55はケース底壁32のキャブレタ
11からはみ出した部分に設けた空気吸込パイプ、56
はキャップ20のリブ、57はフィルタ2の保持部材及
び隔壁を兼ねるリブである。
キャップ20を外す場合、例えば左手の指で第8図の矢
印Pの如くフック40の下部(指押し部)をケース周壁
26側へ押し、フック40を弾性変形させて切欠き46
内へ移動させる。
このようにして鉤部分42を引掛は部41から外した後
(実際には略同時に)、第4図の湾曲部33と鍔22の
間に第2図の如く右手中指50を入れ、親指51で鍔2
8の側縁28a近傍の部分を押えながら、キャップ20
の鍔22を押し上げる。
そうすると第3図の周壁27及びフランジ21等の弾性
変形により突起24からアンダカット25が外れ、キャ
ップ20は矢印F方向に外れる。
なお以上の動作を片手で行うこともできる。
取外し後にキャップ20から手を放したとしても、キャ
ップ20は連結部23によりケース26と連結されてい
るので、キャップ20が紛失したり、地面に落下して泥
等により汚損したりすることはない。
キャップ20を取り付ける場合、ケース26上に載置し
たキャップ20を逆矢印F方向に押し込む。
そうすると第8図の傾斜先端面45は押込力に対応する
反力を引掛は部41から受け、該反力によりフック40
はケース周壁26寄りの位置まで弾性変形して引掛は部
41内へ入り込み、鉤部分42が引掛は部41を乗り越
えると、フック40が弾性により第8図の姿勢に復元腰
鉤部分42は引掛は部41に第8図の如く嵌合する。
又その嵌合と同時に第3図の突起24にアンダカット2
5が嵌合し、取付けが完了する。
以上説明したように本考案によると、例えばアンタカッ
ト25と突起24からなる凹凸嵌合部を弾性的に嵌合さ
せることによりケース26にキャップ20を取り付ける
ことにしたので、キャップ20をワンタッチで着脱する
ことができ、着脱作業を極めて簡単に行うことができる
又取り外したキャップ20は連結部23によりケース2
6に連結されるので、キャップ20の紛失や汚損を確実
に防止することができる。
又連結部23の先端部分35が着脱可能な状態で突部3
0,31(固定部)に固定されるので、部分35を突部
30゜31から容易に外すことができる。
従って点検整備作業等において必要な場合には、キャッ
プ20をケース26から完全に取外すことができ、作業
を容易化できる。
又キャップ20の交換も容易である。
勿論従来のキャップ取付用ボルト7は廃止されるので、
ボルトの紛失や汚損も発生しない。
しかも上記凹凸嵌合部の他にフック40及び引掛は部4
1によりケース26とキャップ20を固定するようにし
たので、エンジン運転中エアクリーナ内にバツクファイ
アによる高い内圧が瞬間的にかかった場合でも、キャッ
プ20が外れることを確実に防止することができる。
更に本考案では、キャップ20に開放操作用の鍔22を
設け、鍔22に隙間を隔てて対向する押し下げ用の鍔2
8をケース26に設け、開放操作用には上記隙間内から
開放操作用の鍔22を押し上げるようにしている。
従って開放操作を容易に行うことができる。又開放操作
時にはケース26の鍔28を押し下げ得るようにしたの
で、開放操作を更に容易化できるとともに、ケース底壁
32に取外方向Fの力が加わることを防止し、底壁32
をキャブレタ11(支持部材)に取付けるためのボルト
9が緩んだり外れたりすることを防止できる。
なおキャップ20及びケース26をそれぞれ樹脂製の一
体成型品にすると、コストを低減することができる。
第8図の如く嵌合部43を傾斜させると、キャップ20
が外れることを一層確実に防止することができる。
又第2図から明らかなように、キャップ取外方向Fに見
て(第2図の裏面側から見て)、ケース26の周縁(フ
ランジ29の周縁、鍔28の側縁28a及び端縁28b
)をキャップ20の周縁(フランジ21の周縁、鍔22
の側縁22a及び端縁22b)と一致する位置又はキャ
ップ20の周縁よりも外側に形成すると、ケース26の
周縁部によりキャップ20の周縁部に物が取外方向Fに
沿って衝突することを防止することができ、従って物の
衝突によりキャップ20が外れることを防止することが
できる。
なお1周縁部の意味について補足すると、連結部23は
ケース26に固定されているので、本考案では連結部2
3の周縁はキャップ20の周縁の一部であり、かつケー
ス26の周縁の一部でもあるとする。
なお本考案を具体化する場合には、フック40と引掛は
部41を3組以上設けることもてきる。
但し、フック40の数が多くなるとキャップ20の開放
操作が煩わしくなるので、フック40の数は2個にする
ことが好ましい。
フックをケース26に設け、引掛は部をキャップ20に
設けることもでき、又フックが外側から引掛は部に嵌ま
るようにすることもできる。
図示の連結部23に代えてキャップ20とケース26を
例えば鎖(変形可能な長い連結部)で連結することもで
きる。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来例の断面図、第2図は本考案の実施例の平
面図、第3図は第2図の■−■断面図、第4図は第3図
のTV−IV矢視図、第5図は連結部の展開平面図、第
6図は第3図の拡大部分図、第7図は第6図の■−■矢
視図、第8図は第2図の■−■断面部分図、第9図は第
8図のIX−IX矢視部分図、第10図は第9図のX−
X断面部分図である。 20・・・・・・キャップ、22・・・・・・鍔、23
・曲・連結部、24,25・・・・・・アンダヵットと
突起(凹凸嵌合部)、26・・・・・・ケース、28・
・・・・・鍔、3o、31・・・・・・突部(固定部)
、32・・曲ケース底壁、35・・・・・・先端部分、
40・・曲フック、41・曲・フック引掛は部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. エアクリーナのケースとキャップに互に弾性的かつ着脱
    自在に嵌合する凹凸嵌合部を設け、更にキャップ及びケ
    ースに一方にフックを設け、他方にフック引掛は部を設
    け、フック及びフック引掛は部をエアクリーナ中央部を
    挟んで対向するエアクリーナ周縁部の少なくとも2箇所
    に配置し、ケースとキャップとを変形可能な長い連結部
    を介して着脱可能な状態で連結腰連結部から離れた位置
    においてキャップに開放操作用の鍔を設け、ケースに上
    記鍔に隙間を隔てて対向する押し下げ用の鍔を設け、押
    し下げ用の鍔に開放操作用の鍔よりも外方へ張出した張
    出し部を設け、開放操作時には上記隙間内から開放操作
    用の鍔を押し上げるとともに、押し下げ用の鍔の上記張
    出し部を押し下げ得るように腰ケース底壁を支持部材に
    固定したことを特徴とするエアクリーナ。
JP15165080U 1980-10-23 1980-10-23 エアクリ−ナ Expired JPS6042211Y2 (ja)

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP15165080U JPS6042211Y2 (ja) 1980-10-23 1980-10-23 エアクリ−ナ

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JP15165080U JPS6042211Y2 (ja) 1980-10-23 1980-10-23 エアクリ−ナ

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Publication Number Publication Date
JPS5773365U JPS5773365U (ja) 1982-05-06
JPS6042211Y2 true JPS6042211Y2 (ja) 1985-12-24

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP15165080U Expired JPS6042211Y2 (ja) 1980-10-23 1980-10-23 エアクリ−ナ

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JP5950712B2 (ja) * 2012-06-20 2016-07-13 株式会社東海理化電機製作所 部品の結合構造
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JPS5773365U (ja) 1982-05-06

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