JP3050589U - ナット - Google Patents
ナットInfo
- Publication number
- JP3050589U JP3050589U JP1998000330U JP33098U JP3050589U JP 3050589 U JP3050589 U JP 3050589U JP 1998000330 U JP1998000330 U JP 1998000330U JP 33098 U JP33098 U JP 33098U JP 3050589 U JP3050589 U JP 3050589U
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- nut
- cover
- loosening
- dust
- present
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 埃付着防止、緩み離脱防止に効果のあるナッ
トを提供する。 【解決手段】 ナット20、緩み防止リング21、ナッ
トカバー23を含む。凸部201により作られた中空間
部202内に緩み防止リング21を置き、その上にナッ
トカバー23を溶接方式で取り付ける。
トを提供する。 【解決手段】 ナット20、緩み防止リング21、ナッ
トカバー23を含む。凸部201により作られた中空間
部202内に緩み防止リング21を置き、その上にナッ
トカバー23を溶接方式で取り付ける。
Description
【0001】
本考案は、埃汚れ防止及び緩み防止のナットに関するもので、ナットの外側上 面に緩み防止リングを付けた後、ナットカバーを溶接して取り付けることにより 、ナットの締めをより確実にして緩まず、埃及び汚れの防止効果があり、実用性 に富み、簡便で安全性の高いものである。
【0002】
従来一般のナットは、図1に示すとおり、ナット10の両端が開放式になって おり、ナット10の一端をボルトに取り付け、もう一方はそのまま外側に出る。 そのため、下記のような欠点を持っている。埃や油汚れが容易にナットとボル トの間に付着し、ナットが目詰まりして、外せなくなる。一般のナットとボル トのネジ部は振動によって容易に緩んで外れてしまう。また緩み防止リングが取 り付けていないため、使用するときに非常な不便を生じ、安全上にも問題がある 。 また、図2に示すとおり、改良したナットは、ナット10の一端のナットカバ ー110が一体となっているため、埃や汚れから守ることはできるものの、緩み 防止リングを取り付けることができないので、やはり容易にナットは緩んで外れ てしまう。
【0003】
本考案は、ナットの上面に緩み防止リングを取り付けた後、ナットカバーを溶 接することにより、ナットが定位置で確実に締まり、緩んで外れることがない 。埃、油汚れから守るため、ナットが油汚れで埋まってしまったり、目詰まり することがないため、ナットの着脱が容易にできる。
【0004】
上記課題を解決するため、本考案のナットは、埃汚れ及び緩み防止に効果のあ るナットで、ナットの外側上面に緩み防止リングを取り付けた後、ナットカバー 溶接するため、確実に締まって緩まず、また埃や汚れから守る。本考案は大まか にナット、緩み防止リング、ナットカバーから構成され、ナットの一端の凸部に なっているところに中空間部が作られることにより、そこに緩み防止リングを取 り付け、更に溶接方式でナットカバーを取り付ける。この緩み防止リングにより 、ナットとボルトがしっかりと締まり、外れることがない。そしてナットに取り 付けられたカバーにより、埃や汚れから守ることを特徴とするものである。
【0005】
以下、本考案のナットの実施例を図面に基づいて説明する。 先ず、図3、4、5に示すように、本考案のナットの主な構造は、ナット20 、緩み防止リング21とナットカバー23で構成され、主な特徴はナット20の 一端の凸部201によって作られる中空間部202内に緩み防止リング21を取 り付け、その上に溶接方式によりナットカバー23を取り付けている。この溶接 式非一体型のナットカバー23は、ナットの上に緩み防止リング21を取り付け た後、ナットカバー23を付けたもので、埃や汚れから守り、緩みを防止するも のである。 上述の構造、組み合わせにより、本考案のナットの成型及び使用効果は以下の 通りである。
【0006】 図6に示すように、本考案のナットは、先ずナイロン、テフロン、PE、PV C...等の軟性の材質で作られた緩み防止リング21をナット20の一端であ る凸部201により作られた内空間部202に取り付け、続いて凸部201の上 端に折り縁2011を作り、それで緩み防止リング21をナット上に覆い、そし てナットカバー23を折り縁上2011に取り付け、溶接機で溶接線24を作っ て溶接し、成型する。 ナットをボルトに取り付けた時、このボルトのネジは緩み防止リング21上に かみ合うことにより、位置が定まり緩み防止になる。そしてナットカバー23は ナット20の必要のないネジ部を覆ってしまうので、埃及び油汚れ等がナットと ボルトのかみ合わせ部分に付くことなく、ナット目詰まりして動かなくなるのを 防ぐのに効果的である。
【0007】
以上説明したように、本考案のナットは、下記のような長所がある。ナット がしっかりと締まって安定し、緩んで取れる事がない。埃や汚れから守り、油 汚れで詰まってしまったり、目詰まりして動かなくなるということがなくなり、 ナットの着脱がより容易になるという特徴がある。 以上のことから、本考案は埃付着防止、緩み離脱防止に効果のあるナットを提 供し、ナットの外側上面に緩み防止リングを取り付けた後、ナットカバーを溶接 するので、しっかりと締まり、外れることがなく、また埃や汚れから守り、便利 で実用性に富んでいる。
【図1】従来のナットの立体図である。
【図2】従来の他のナットの部分破断立体図である。
【図3】本考案のナットの立体分解図である。
【図4】同部分破断立体図である。
【図5】同縦断面図である。
【図6】本考案のナットの成型態様を説明する説明図で
ある。
ある。
10 ナット 11 ナット 20 ナット 110 ナットカバー 23 ナットカバー 201 凸部 2011 折り縁 202 中空間部 21 緩み防止リング 24 溶接線
Claims (1)
- 【請求項1】ナット、緩み防止リング、ナットカバーを
含み、ナット凸部により作られた中空間部内に緩み防止
リングを置き、更にその上にナットカバーを溶接方式で
取り付けた、ことを特徴とするナット。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1998000330U JP3050589U (ja) | 1998-01-16 | 1998-01-16 | ナット |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1998000330U JP3050589U (ja) | 1998-01-16 | 1998-01-16 | ナット |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP3050589U true JP3050589U (ja) | 1998-07-21 |
Family
ID=43184786
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1998000330U Expired - Lifetime JP3050589U (ja) | 1998-01-16 | 1998-01-16 | ナット |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3050589U (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0582754U (ja) * | 1992-04-13 | 1993-11-09 | 株式会社小松製作所 | 油圧式走行装置の油圧回路 |
-
1998
- 1998-01-16 JP JP1998000330U patent/JP3050589U/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0582754U (ja) * | 1992-04-13 | 1993-11-09 | 株式会社小松製作所 | 油圧式走行装置の油圧回路 |
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