JPH057935U - デイーゼル機関のインタークーラ出口管支台構造 - Google Patents
デイーゼル機関のインタークーラ出口管支台構造Info
- Publication number
- JPH057935U JPH057935U JP5501291U JP5501291U JPH057935U JP H057935 U JPH057935 U JP H057935U JP 5501291 U JP5501291 U JP 5501291U JP 5501291 U JP5501291 U JP 5501291U JP H057935 U JPH057935 U JP H057935U
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- Japan
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- outlet pipe
- intercooler
- diesel engine
- bracket
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 ディーゼル機関のインタークーラ出口管支台
構造において、部品点数の削減、コンパクト化、取付剛
性の向上および組付作業の能率化を図る。 【構成】 ブラケット17に出口管部17aと支台部1
7bとをユニット化し、支台部17bの上下に夫々ター
ビン12とインタークーラ13を取付ける一方、出口管
部17aをディーゼル機関本体11の給気通路15に連
結する。
構造において、部品点数の削減、コンパクト化、取付剛
性の向上および組付作業の能率化を図る。 【構成】 ブラケット17に出口管部17aと支台部1
7bとをユニット化し、支台部17bの上下に夫々ター
ビン12とインタークーラ13を取付ける一方、出口管
部17aをディーゼル機関本体11の給気通路15に連
結する。
Description
【0001】
本考案はディーゼル機関のインタークーラ出口管支台構造に関する。
【0002】
従来、ディーゼル機関において、タービン (過給機)で過給した給気を、イン
タークーラ (空気冷却器)で冷却した後に、給気管等を介してエンジンに供給す
るようにしたものが種々実用化されている。そして、一般的には、インタークー
ラの上方にタービンを配置して、夫々をブラケットでディーゼル機関本体の前正
面壁に固定すると共に、インタークーラに取付けた出口管を給気管や給気通路に
連結するようにしている。また、ディーゼル機関本体の前正面壁に固定した1個
のブラケットの上部と下部にタービンとインタークーラを夫々取付けることもあ
る。
【0003】
しかしながら、上記前者の技術では2個のブラケットと1個の出口管を必要と
し、後者の技術でも各1個のブラケットと出口管を必要とするので、部品点数が
多くなる。しかも、これら部品の取付け作業スペースを必要とするので、全体が
大形化する等の問題があった。
【0004】
そこで、本考案の目的は、部品点数が削減でき、かつ全体がコンパクトになる
ディーゼル機関のインタークーラ出口管支台構造を提供することにある。
【0005】
上記目的を達成するために、本考案のインタークーラ出口管支台構造は、ディ
ーゼル機関本体の前正面壁に開口する給気通路に前端が連結される出口管部と、
この出口管部の後端の上部に連なる支台部とを有するブラケットが設けられ、こ
のブラケットの支台部の下部に、上記出口管部に接続されるインタークーラが取
付けられ、この支台部の上部にタービンが取付けられていることを特徴とする。
また、上記ブラケットの出口管部内に、ドレンセパレータを配置してもよい。
【0006】
本考案のインタークーラ出口管支台構造によれば、ブラケットの支台部にイン
タークーラとタービンを取付け、ブラケットの出口管部を給気通路に連結するこ
とにより、別部品の出口管が不要になるので、部品点数が削減する。また、従来
のように、2個 (または1個)のブラケットと1個の出口管を取付けるための作
業スペースが不要になるので、全体がコンパクトになる。さらに、支台部と出口
管部を一体 (ユニット)化したブラケットであるから、全体の剛性が向上する。
さらにまた、部品点数が少なくなるので、各部品を取付けるための組立て作業時
間も短縮する。
また、上記ブラケットの出口管部内にドレンセパレータを配置すれば、冷却給
気中の水分を予め除去できる。
【0007】
以下、本考案を図示の実施例により詳細に説明する。
図2および図3に示すように、ディーゼル機関は、例えば6個の気筒10,
…, 10を有し、船舶主機用、船舶補機用、発電機駆動用、ポンプ駆動用等として用 いられる。このディーゼル機関本体11の一方の前正面壁11aの上部には、タ ービン12とインタークーラ13とが上下位置に配置されている。
…, 10を有し、船舶主機用、船舶補機用、発電機駆動用、ポンプ駆動用等として用 いられる。このディーゼル機関本体11の一方の前正面壁11aの上部には、タ ービン12とインタークーラ13とが上下位置に配置されている。
【0008】
上記ディーゼル機関本体11の上部には、上記タービン12と略同じ高さの入
口配管14が、機関本体11の内部には、上記インタークーラ13と略同じ高さ
に給気通路15が夫々設けられている。上記入口配管14の端部14aは上記タ
ービン12の入口12aにボルト等で連結され、上記給気通路15の端部15a
はディーゼル機関本体11の上記前正面壁11aに開口している。
【0009】
上記タービン12と給気通路の端部15aの間には、図1に詳細に示すように
、筒状の出口管部17aと、この出口管部17aの後端に略水平に連なり、下方,
後方に開口する箱状の支台部17bとを一体的に有するブラケット17が設けら
れている。このブラケット17の出口管部17aの前端には内向きのフランジ部
17cが形成され、このフランジ部17cを上記給気通路15の端部15aにボ
ルト18,…,18で締結固定して、出口管部17aを給気通路15に連結する。
【0010】
上記ブラケット17の支台部17bには上記インタクーラ13を下方から嵌め
込んで、このインタークーラ13の上部を上方からボルト19,,…19で支台部
17bに締結固定すると共に、上記支台部17bと出口管部17aとの間の段部
には、インタークーラ13の出口13aをボルト20,…,20で気密に締結固定
する。また、上記ブラケット17の支台部17bの上部のリブ17dには、上記
タービン12の下部をボルト21,…,21で締結固定する。
【0011】
一方、上記タービン12の出口12bとインタークーラ13の入口13bとは
ボルト21,…,21で締結固定される略U字状の連結管22で連結される。
【0012】
上記ブラケット17の出口管部17a内には、ドレンセパレータ23が配置さ
れている。このドレンセパレータ23は、具体的に図示しないが、所定の間隔を
隔てて斜め向きに多数枚のセパレータ板が取付けられ、上記インタークーラ13
で冷却された給気がセパレータ板の隙間を通過するときに、冷却給気中の水分が
各セパレータ板に結露して付着し、給気中から除去されるようになる。
【0013】
上記構成によれば、ディーゼル機関本体11の給気通路15の端部15aに、
ブラケット17の出口管部17aのフランジ部17cをボルト18で固定し、出
口管部17a内にドレンセパレータ23を配置する。また、ブラケット17の支
台部17bの下部と段部に、インタークーラ13の上部と出口13aをボルト1
9,20で固定すると共に、支台部17bの上部のリブ17dにタービン12の
下部をボルト21で固定する。さらに、入口配管14の端部14aをタービン1
2の入口12aに連結すると共に、タービン12の出口12bとインタークーラ
13の出口13bを連結管22で連結する。
【0014】
このように、ブラケット17に出口管部17aと支台部17bとを一体的に設
けて、支台部17bにインタークーラ13とタービン12を取付け、出口管部1
7aを給気通路15に連結することにより、従来のような別部品としての出口管
が不要になり、部品点数が削減できる。しかも、出口管を取付けるための作業ス
ペースが不要になるので、インタークーラ13とタービン12の配置部分がコン
パクトになると共に、組立て作業時間も短縮する。
【0015】
さらに、出口管部17aと支台部17bをユニット化したブラケット17であ
るから、剛性が向上し、インタークーラ13やタービン12が振動しにくくなる。
【0016】
以上の説明からも明らかなように、本考案のインタークーラの出口管支台構造
は、ブラケットに出口管部と支台部とをユニット化して、支台部にインタークー
ラとタービンを取付けて、出口管部をディーゼル機関本体の給気通路に連結する
ようにしたものである。従って、別部品としての出口管が不要になるので、部品
点数が削減すると共に、出口管を取付けるための作業スペースが不要になるので
、全体をコンパクトに構成でき、組立て作業時間も短縮する。また、支台部と出
口管部をユニット化したブラケットであるから、全体の剛性も向上する。さらに
、ブラケットの出口管部内にドレンセパレータを配置すれば、冷却給気中の水分
を予め除去できる。
【図1】 本考案のインタークーラの出口管支台構造の
要部拡大正面図である。
要部拡大正面図である。
【図2】 本考案のディーゼル機関の側面図である。
【図3】 図2の前正面図である。
11…ディーゼル機関本体、12…タービン、13…イ
ンタークーラ、15…給気通路、17…ブラケット、1
7a…出口管部、17b…支台部。
ンタークーラ、15…給気通路、17…ブラケット、1
7a…出口管部、17b…支台部。
Claims (2)
- 【請求項1】 ディーゼル機関本体の前正面壁に開口す
る給気通路に前端が連結される出口管部と、この出口管
部の後端の上部に連なる支台部とを有するブラケットが
設けられ、このブラケットの支台部の下部に、上記出口
管部に接続されるインタークーラが取付けられ、この支
台部の上部にタービンが取付けられていることを特徴と
するディーゼル機関のインタークーラ出口管支台構造。 - 【請求項2】 上記ブラケットの出口管部内に、ドレン
セパレータが配置されていることを特徴とする請求項1
に記載のディーゼル機関のインタークーラ出口管支台構
造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5501291U JPH057935U (ja) | 1991-07-16 | 1991-07-16 | デイーゼル機関のインタークーラ出口管支台構造 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5501291U JPH057935U (ja) | 1991-07-16 | 1991-07-16 | デイーゼル機関のインタークーラ出口管支台構造 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH057935U true JPH057935U (ja) | 1993-02-02 |
Family
ID=12986751
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP5501291U Pending JPH057935U (ja) | 1991-07-16 | 1991-07-16 | デイーゼル機関のインタークーラ出口管支台構造 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH057935U (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP4731404B2 (ja) * | 2006-05-29 | 2011-07-27 | 本田技研工業株式会社 | 小型滑走艇用内燃機関 |
JP2016118155A (ja) * | 2014-12-19 | 2016-06-30 | 三菱重工業株式会社 | 内燃機関 |
-
1991
- 1991-07-16 JP JP5501291U patent/JPH057935U/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP4731404B2 (ja) * | 2006-05-29 | 2011-07-27 | 本田技研工業株式会社 | 小型滑走艇用内燃機関 |
JP2016118155A (ja) * | 2014-12-19 | 2016-06-30 | 三菱重工業株式会社 | 内燃機関 |
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