JPH05933U - デイーゼル機関のインタークーラ支持構造 - Google Patents

デイーゼル機関のインタークーラ支持構造

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Publication number
JPH05933U
JPH05933U JP4656991U JP4656991U JPH05933U JP H05933 U JPH05933 U JP H05933U JP 4656991 U JP4656991 U JP 4656991U JP 4656991 U JP4656991 U JP 4656991U JP H05933 U JPH05933 U JP H05933U
Authority
JP
Japan
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intercooler
bracket
bracket portion
diesel engine
support structure
Prior art date
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Pending
Application number
JP4656991U
Other languages
English (en)
Inventor
與四郎 古川
繁 木地谷
真一郎 小倉
Original Assignee
ダイハツデイーゼル株式会社
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Publication date
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Publication of JPH05933U publication Critical patent/JPH05933U/ja
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  • Cooling, Air Intake And Gas Exhaust, And Fuel Tank Arrangements In Propulsion Units (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 ディーゼル機関において、部品点数を減じつ
つ、狭い取付スペースにおいてもインタークーラや出口
管の支持剛性を向上させる。 【構成】 L字形ブラケット15の第1ブラケット部1
5aでインタークーラ14の前面14cを支持し、第2
ブラケット部15bでインタークーラ14の底面14b
を支持する。第2ブラケット部15bの上面に、インタ
ークーラ14の出口に連なる開口15dを形成し、第2
ブラケット部15bの前面に、吸気通路19の入口に連
なる開口15fを形成する。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、ディーゼル機関のインタークーラ支持構造の改良に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、ディーゼル機関において、タービンで過給した給気を、インタークーラ で冷却した後に吸気管等を介してエンジンに供給するようにしたものが種々実用 化されている。上記インタークーラは、通常、ディーゼル機関本体の側壁に固定 されるブラケットで、その側面が片持ち支持されていて、インタークーラの底面 の出口には出口管が設けられ、この出口管に給気管や給気通路が連結されている 。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら、上記インタークーラは上記ブラケットで片持ち支持されている に過ぎないから、エンジン運転時に振動が生じやすく、支持剛性を上げるために ブラケットを別部材で補強する必要があり、部品点数が増加するという問題があ る。 また、出口管も同様の理由で補強する必要があり、取付スペースが狭いため十 分な補強ができず、十分な支持剛性が得られないという問題がある。
【0004】 そこで、本考案の目的は、部品点数を減じつつ、インタークーラの支持剛性を 合理的に十分向上できるディーゼル機関のインタークーラ支持構造を提供するこ とにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、本考案のインタークーラの支持構造は、ディーゼ ル機関本体の側壁に固定され、インタークーラの前面を支持する第1ブラケット 部と、上記インタークーラの底面を支持するボックス状の第2ブラケット部とを 有するL字形ブラケットが設けられ、上記第2ブラケット部の上面にはインター クーラの出口に連なる開口が形成され、この第2ブラケット部の前面には給気通 路の入口に連なる開口が形成されていることを特徴とする。 また、上記第2ブラケット部内に、ドレンセパレーターを配置してもよい。
【0006】
【作用】
本考案のインタークーラ支持構造によれば、L字形ブラケットの第1ブラケッ ト部でインタークーラの側面を支持し、第2ブラケット部でインタークーラの底 面を支持することにより、インタークーラの支持が強固になって支持剛性が向上 し、インタークーラが振動しにくくなる。しかも、ボックス状の第2ブラケット 部は、インタークーラの支持と出口管を兼用するから、部品点数を減少できる。 また、上記第2ブラケット部 (出口管)内にドレンセパレーターを配置すれば 、冷却給気中の水分を予め除去することができる。
【0007】
【実施例】
以下、本考案を図示の実施例により詳細に説明する。図2に示すように、ディ ーゼル機関は、例えばディーゼル機関本体10の両側に、片側6個づつ計12個 のシリンダー11,…11を有している。このディーゼル機関本体10の前上部 にはタービン12がブラケット13で支持され、後上部にはインタークーラ14 がL字形ブラケット15で支持されている。上記タービン12の出口配管16と インタークーラ14の入口ダクト17とは給気連絡管18で連結されている。
【0008】 図1に示すように、上記インタークーラ14は、内部にクーラ機構 (具体的に 図示しない。)が収納され、このインタークーラ14の上面14aには給気入口 が開けられ、この上面14aに上記入口ダクト17が固定されている。このイン タークーラ14の底面14bには給気出口が開けられている。
【0009】 図3〜図5に詳細に示すように、上記L字形ブラケット15は、上記ディーゼ ル機関本体10の側壁にボルトで固定される上下方向の第1ブラケット部15a と、この第1ブラケット部15aの下部から略直角に後方へ連なる水平方向の第 2ブラケット部15bとで構成されている。上記第2ブラケット部15bは中空 ボックス状に成形され、上面15cには、上記インタークーラ14の給気出口に 連なる開口15dが形成され、前側面15eには、機関本体10内の給気通路1 9の入口に連なる開口15fが形成されている。即ち、インタークーラ14で冷 却された給気は、開口15dから第2ブラケット部15b内の出口通路 (従来の 出口管に相当)15gを通って開口15fから上記給気通路19に送られる。上 記第1ブラケット部15aに渡した取付板15hには、図1,図3に示すように 、ボルト穴15iに螺合するボルトによりインタークーラ14の前面14cが固 定される一方、前側面15e(図3参照)のボルト穴15jに通されるボルトで 機関本体10に固定される第2ブラケット部15bには、図1に示すように、イ ンタークーラ14の底面14bがボルトで固定される。
【0010】 上記第2ブラケット部15b内の出口通路15gには、図4に示す位置に、図 6及び図7に示すようなドレンセパレーター20が配置され、このドレンセパレ ーター20は、上下面がボルトで第2ブラケット部15bに固定されている。こ のドレンセパレーター20は、上下のベース板21,21の間に、所定の隙間を 隔てて斜め向きに多数枚のセパレーター板22,…,22を取付けて構成している 。そして、インタークーラ14で冷却された給気が、図7の矢印で示すようにセ パレーター板22の隙間を通過するときに、冷却給気中の水分が各セパレーター 板22に結露して付着し、給気中から除去されるようになる。
【0011】 上記構成によれば、ディーゼル機関本体10の側壁に固定したL字形ブラケッ ト15の第1ブラケット部15aにインタークーラ14の前面14cをボルトで 固定して支持するとともに、第2ブラケット部15bにインタークーラ14の底 面14bをボルトで固定して支持することにより、インタークーラ14の支持が 強固になるので支持剛性が向上し、インタークーラ14がエンジン運転時に振動 しにくくなる。即ち、運転時における上記インタークーラ14の振動を計測した ところ、従来例に比して略20%程度振動が抑制されることが明らかになった。 また、第2ブラケット部15bは、インタークーラ14の支持と従来の出口管を 兼用するので、部品点数を減少でき、また、ディーゼル機関の構造上取付スペー スの制約を受けても、インタークーラや出口管の十分な支持剛性が得られる。さ らに、ボックス状の第2ブラケット部15b内にはドレンセパレーター20を配 置できるので、冷却給気中の水分を予め除去できるようになる。
【0012】
【考案の効果】
以上の説明からも明らかなように、本考案の請求項1は、L字形ブラケットの 第1ブラケット部でインタークーラの前面を支持し、第2ブラケット部でインタ ークーラの底面を支持するようにしたものである。従って、狭い取付スペースに おいてもインタークーラや出口管の支持が強固になって支持剛性が向上し、これ らが振動しにくくなる。また、第2ブラケット部は、インタークーラの支持と従 来の出口管とを兼用するから、部品点数を減少できる。さらに、第2ブラケット 部 (出口管)内にドレンセパレーターを配置すれば、冷却給気中の水分を予め除 去できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 図2の要部拡大図である。
【図2】 本考案に係るディーゼル機関の側面図であ
る。
【図3】 L字形ブラケットの正面図である。
【図4】 図3の側面図である。
【図5】 図3の平面図である。
【図6】 ドレンセパレーターの正面図である。
【図7】 図6の平面図である。
【符号の説明】
10…ディーゼル機関本体、14…インタークーラ、1
5…L字形ブラケット、15a…第1ブラケット部、1
5b…第2ブラケット部、15g…出口通路、19…給
気通路、20…ドレンセパレーター。

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ディーゼル機関本体の側壁に固定され、
    インタークーラの前面を支持する第1ブラケット部と、
    上記インタークーラの底面を支持するボックス状の第2
    ブラケット部とを有するL字形ブラケットが設けられ、
    上記第2ブラケット部の上面にはインタークーラの出口
    に連なる開口が形成され、この第2ブラケット部の前面
    には給気通路の入口に連なる開口が形成されていること
    を特徴とするディーゼル機関のインタークーラ支持構
    造。
  2. 【請求項2】 上記第2ブラケット部内に、ドレンセパ
    レーターが配置されている請求項1に記載のディーゼル
    機関のインタークーラ支持構造。
JP4656991U 1991-06-20 1991-06-20 デイーゼル機関のインタークーラ支持構造 Pending JPH05933U (ja)

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JPH05933U true JPH05933U (ja) 1993-01-08

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ID=12750954

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Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5563723A (en) * 1978-11-06 1980-05-14 Toshiba Corp Photometer
JPS55120630A (en) * 1979-03-01 1980-09-17 Hoechst Ag Condensed dispersion of fluorinated polymer and its manufacture
JPS56160605A (en) * 1980-05-14 1981-12-10 Mitsubishi Electric Corp Position detector

Patent Citations (3)

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