JP3268862B2 - エンジンのegr供給装置 - Google Patents

エンジンのegr供給装置

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、排気系の排気ガスの
一部を吸気系に再循環させるようなエンジンのEGR供
給装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、上述例のエンジンのEGR供給装
置(但し、EGRはエキゾースト・ガス・リサーキュレ
ーションの略)としては例えば、特開昭63−6876
2号公報に記載の装置がある。すなわち、気筒列方向に
延びるサージタンクを設け、このサージタンク下部にお
いてサージタンクの吸気入口部と反対の側から同サー
ジタンクの吸気入口部方向に延びるEGR通路を設け、
このEGR通路をサージタンクと一体形成すると共に、
EGR通路のEGR供給口を上記サージタンクにおける
吸気入口部側に開口し、排気系の排気ガスの一部を必要
に応じて上記EGR通路およびEGR供給口を介してサ
ージタンクの吸気入口部側に還流すべく構成したエンジ
ンのEGR供給装置である。この従来装置においては上
述のEGR通路内の比較的高温のEGRガスによりサー
ジタンク内の吸気が温度上昇して、吸気の充填効率が悪
化する問題点があった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】この発明は、EGR供
給口を吸気集合部の上下壁にそれぞれ開口することで、
EGR分配性の向上を図ると共に、上下の各EGR供給
口を連通するEGR通路を、吸気集合部の車両前方側
に配設することにより、EGR通路をコンパクトに形
成しつつ、EGR通路内の比較的高温のEGRガスを走
行風により積極的に冷却して、吸気充填効率の悪化を防
止することができるエンジンのEGR供給装置の提供を
目的とする。
【0004】この発明の一実施態様においては、上記吸
気集合部の内壁面にリブを形成することで、EGR成分
の凝縮した液体が吸気集合部の上壁から壁面を伝わって
流下し、直接下壁部に伝わるのを上述のリブで防止し、
EGR成分をこのリブから上側のポートに導入すること
により、EGR分配性をより一層向上させることができ
るエンジンのEGR供給装置の提供を目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】この発明によるエンジン
のEGR供給装置は、直上流に弁軸を水平配置したスロ
ットル弁が設置される吸気集合部を備え、上記吸気集合
部の下流側に複数のポートの上流端が上下方向に並設配
置され、上記吸気集合部にEGR供給口を開口したエン
ジンのEGR供給装置であって、上記EGR供給口を上
記吸気集合部の上下壁にそれぞれ開口すると共に、上記
上下の各EGR供給口に連通するEGR通路を、上記吸
気集合部の車両前方側のみに配設し、該EGR通路を上
記吸気集合部と一体形成したものである。
【0006】この発明の一実施態様においては、上記吸
気集合部の内壁面の前後位置で、かつ上記各ポートが上
下方向に並設配置された上下方向の中間位置において、
上流方向から下流方向へ延びるリブを一体形成したもの
である。
【0007】
【発明の効果】この発明によれば、上述のEGR供給口
を上記吸気集合部の上下壁にそれぞれ開口したので、E
GR成分は上側のEGR供給口と下側のEGR供給口と
の両方から吸気集合部に還流され、このためEGR分配
性の向上を図ることができる効果がある。
【0008】しかも、上述の上下の各EGR供給口に連
通するEGR通路を、上記吸気集合部の車両前方側のみ
に配設し、このEGR通路を上記吸気集合部と一体形成
したので、EGR通路をコンパクトに形成しつつ、EG
R通路内の比較的高温のEGRガスを走行風により積極
的に冷却することができ、このため吸気充填効率の悪化
を防止することができる効果がある。
【0009】この発明の一実施態様においては、上記吸
気集合部の内壁面の前後位置で、かつ上記各ポートが上
下方向に並設配置された上下方向の中間位置において、
上流方向から下流方向へ延びるリブを一体形成したの
で、EGR成分の凝縮した液体が吸気集合部の上壁から
壁面を伝わって流下し、直接下壁部に伝わるのを上述の
リブで防止して、EGR成分をこのリブから上側のポー
トに導入することができ、この結果、EGR分配性をよ
り一層向上させることができる効果がある。
【0010】
【実施例】この発明の一実施例を以下図面に基づいて詳
述する。図面はエンジンのEGR供給装置を示し、図1
乃至図5において、車載時に左側に位置する上流側接合
フランジ部1と、車載時に右側下部を位置する下流側接
合フランジ部2とを備えたアルミニウム合金鋳物製(例
えばJIS規格AC2AまたはAC2B)のサージタン
ク3を設け、図4に示すように、このサージタンク3の
下流側接合フランジ部2にインテークマニホルド4の上
流フランジ部5を接合すると共に、このインテークマニ
ホルド4の下流フランジ部6をシリンダヘッド7に接合
し、上述のサージタンク3およびインテークマニホルド
4を介してエンジンの燃焼室(図示せず)に吸気を供給
すべく構成している。
【0011】上述のサージタンク3における上流側接合
フランジ部1には図2に示す如くスロットルボディ8が
取付けられ、このスロットルボディ8内には弁軸9を水
平配置したスロットル弁10が設置される。
【0012】上述のサージタンク3には独立吸気通路と
しての第1乃至第4のポート11,12,13,14が
形成され、これら各ポート11〜14の下流端11a,
12a,13a,14aは図1、図3に示す如く上述の
下流側接合フランジ部2に離間させて、それぞれ開口す
る一方、上述の各ポート11〜14の上流端11b,1
2b,13b,14bは図8に示す如く吸気集合部15
の下流側に上下方向に並設配置している。
【0013】この実施例では図8に示すように第1ポー
ト11の上流端11bを吸気集合部15の上部リヤ側に
配置し、第2ポート12の上流端12bを吸気集合部1
5の下部リヤ側に配置し、第3ポート13の上流端13
bを吸気集合部15の上部フロント側に配置し、第4ポ
ート14の上流端14bを吸気集合部15の下部フロン
ト側に配置している。
【0014】ここで、上述の吸気集合部15は上流側接
合フランジ部1の直下流に形成されたタンク部で、この
吸気集合部15の縦方向の断面形状は図6、図7、図8
に示すように、その上流側(図6参照)から下流側(図
8参照)にかけて真円形状から略正方形状に変化するよ
うに構成している。
【0015】上述の吸気集合部15の上壁15aおよび
下壁15bの中央部には図7、図10に示すように、吸
気集合部15内と連通するようにEGR供給口16,1
7をそれぞれ開口形成し、これらの各EGR供給口1
6,17に連通するEGR通路18を、図7に示すよう
に上述の吸気集合部15の車両前方側のみに配設して、
このEGR通路18を吸気集合部15と一体形成してい
る。
【0016】このEGR通路18は車両の左方から見て
逆L字状に形成され、通路先端部18aには盲部材とし
てのプラグを取付ける一方、通路基端部18bは取付座
19まで下方に延設されて、この通路基端部18bに
は、EGR弁(図示せず)が介設された図示しないEG
Rラインを介して排気系が連通される。
【0017】また上述の吸気集合部15の内壁面におい
て車載時に前後位置となり、かつ上述の各ポート11,
13,12,14が上下方向に並設配置された上下方向
の中央位置には、図8、図9、図10に示すように上流
方向から下流方向へ延びるリブ20F,20Rを一体形
成している。なお、図中21,22,23,24は上述
の各ポート11〜14を構成するポート壁であり、矢印
Fは車両の前方を示す。
【0018】このように、上述のEGR供給口16,1
7を吸気集合部15の上下壁15a、15bにそれぞれ
開口したので、排気系からEGR弁、EGR通路18を
介して吸気系に再循環されるEGR成分は図7に点線矢
印で示すように上側のEGR供給口16と下側のEGR
供給口17との上下双方から吸気集合部15に還流され
るので、この吸気集合部15下流側において上側に配設
した第1ポート11および第3ポート13と、下側に配
設した第2ポート12および第4ポート14とに対応す
るEGR成分の分配性の向上を図ることができる。
【0019】しかも、上述の上下の各EGR供給口1
6,17に連通するEGR通路18を、吸気集合部15
の車両前方側のみに取り回わして配設し、このEGR通
路18を吸気集合部15と一体形成したので、EGR通
路18をコンパクトに形成しつつ、EGR通路18内の
比較的高温のEGRガスを走行風により積極的に冷却す
ることができ、このため吸気がEGRガスにより温度上
昇するのを抑制することができ、吸気充填効率の悪化を
防止することができる効果がある。
【0020】加えて、上述の所定位置に上流方向から下
流方向に延びるリブ20F,20Rを一体形成したの
で、EGR成分の凝縮した液体が吸気集合部15の上壁
15aから壁面を伝わって流下し、直接下壁15b部に
伝わるのを上述のリブ20F,20Rで防止して、EG
R成分をこのリブ20F,20Rの上面から上側の第1
ポート11および第3ポート13に導入することができ
る。この結果、EGR成分の分配性をより一層向上させ
ることができる効果がある。
【0021】なお、上記実施例においては直列4気筒エ
ンジに対応する構成を示したが、直列6気筒等の他の
エンジンにおけるEGR供給装置に適用してもよいこと
は勿論である。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明のエンジンのEGR供給装置を示す平
面図。
【図2】 エンジンのEGR供給装置を示す正面図。
【図3】 図2の底面図。
【図4】 図2の左側面図。
【図5】 図2の右側面図。
【図6】 図2のA−A線矢視断面図。
【図7】 図2のB−B線矢視断面図。
【図8】 図2のC−C線矢視断面図。
【図9】 図4のD−D線矢視断面図。
【図10】 図1のE−E線矢視断面図。
【符号の説明】
9…弁軸 10…スロットル弁 11…第1ポート 12…第2ポート 13…第3ポート 14…第4ポート 11b,12b,13b,14b…上流端 15…吸気集合部 15a…上壁 15b…下壁 16,17…EGR供給口 18…EGR通路 20F,20R…リブ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平4−246271(JP,A) 特開 平3−149317(JP,A) 特開 平3−281920(JP,A) 実開 平3−49360(JP,U) 実開 平4−57660(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) F02M 25/07 580 F02M 35/10 311

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】直上流に弁軸を水平配置したスロットル弁
    が設置される吸気集合部を備え、 上記吸気集合部の下流側に複数のポートの上流端が上下
    方向に並設配置され、 上記吸気集合部にEGR供給口を開口したエンジンのE
    GR供給装置であって、上記EGR供給口を上記吸気集
    合部の上下壁にそれぞれ開口すると共に、 上記上下の各EGR供給口に連通するEGR通路を、上
    記吸気集合部の車両前方側のみに配設し、該EGR通路
    を上記吸気集合部と一体形成したエンジンのEGR供給
    装置。
  2. 【請求項2】上記吸気集合部の内壁面の前後位置で、か
    つ上記各ポートが上下方向に並設配置された上下方向の
    中間位置において、上流方向から下流方向へ延びるリブ
    を一体形成した請求項1記載のエンジンのEGR供給装
    置。
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JP2838482B2 (ja) * 1994-07-11 1998-12-16 昭和アルミニウム株式会社 吸気マニホルド
JP3428392B2 (ja) * 1997-09-12 2003-07-22 本田技研工業株式会社 エンジン
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JP5293550B2 (ja) * 2009-10-06 2013-09-18 株式会社デンソー 多気筒エンジンの吸気装置
JPWO2011145136A1 (ja) * 2010-05-17 2013-07-22 株式会社ヒロテック 金属パイプ及びその製造方法
JP7058911B2 (ja) * 2018-02-27 2022-04-25 ダイハツ工業株式会社 インテークマニホールドの還流排気ガス導入構造

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