JP3424720B2 - 内燃エンジンの排出ガス再循環装置 - Google Patents

内燃エンジンの排出ガス再循環装置

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JP3424720B2
JP3424720B2 JP26057096A JP26057096A JP3424720B2 JP 3424720 B2 JP3424720 B2 JP 3424720B2 JP 26057096 A JP26057096 A JP 26057096A JP 26057096 A JP26057096 A JP 26057096A JP 3424720 B2 JP3424720 B2 JP 3424720B2
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    • Y02T10/12Improving ICE efficiencies

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  • Exhaust-Gas Circulating Devices (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、内燃エンジンの排
出ガス再循環装置に係り、詳しくは、排出ガス再循環を
好適に実施しながら内燃エンジンの小型化を実現可能な
排出ガス再循環装置に関する。
【0002】
【関連する背景技術】近年、内燃エンジンの排気量が大
きくなる傾向にあり、この排気量の増加に伴って吸入空
気量も多くされ、故に吸気系の一部であるインテークマ
ニホールドやインテークマニホールドと略一体に取り付
けられたスロットルバルブ等の吸気系部材が大型化して
いる。さらには、内燃エンジンの吸気効率を過給効果に
より高めるべく、インテークマニホールドの一部として
形成されるサージタンクも大型化しており、これによ
り、インテークマニホールドがさらに大きくなる傾向に
ある。
【0003】そして、このようにインテークマニホール
ドやスロットルバルブが大型化すると、インテークマニ
ホールドの重量が大きくなることからインテークマニホ
ールドを支持する必要が生じ、故に、通常、内燃エンジ
ン本体とインテークマニホールド間に支持部材を介装さ
せてインテークマニホールドを支えるようにしている。
【0004】一方で、内燃エンジンから排出される排出
ガス中には、CO、HC、NOx等の有害成分が含まれ
ており、これらの成分を浄化する方法が種々研究開発さ
れている。これらCO、HC、NOxは、三元触媒等に
よって比較的容易に浄化可能とされる。しかしながら、
希薄空燃比での運転時において、NOxについては、三
元触媒による浄化は困難とされている。そこで、NOx
に関しては、例えば、燃焼温度が高温になるとNOxが
多く発生する一方、二酸化炭素の熱容量が大きいことに
着目して、二酸化炭素を多く含む排出ガスの一部を吸気
系に循環させる排出ガスの再循環(EGR)を行い、こ
れにより燃焼温度を下げてNOxの発生を抑えるように
図っている。従って、内燃エンジン本体とインテークマ
ニホールド間に排出ガス再循環のための通路(EGR通
路)が設けられている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで、インテーク
マニホールドが大型化すると、内燃エンジン全体が大き
なものとなり、内燃エンジン全体としての重量も増加す
る。そして、さらに、上記のようにインテークマニホー
ルドの支持部材とEGR通路とを内燃エンジン本体とイ
ンテークマニホールド間に独立に設けるようにすると、
内燃エンジンの構造が複雑化して重量が一層増加し、例
えば、内燃エンジンを車両のエンジンルームに搭載しよ
うとした場合、内燃エンジンが占有するスペースが多く
なってエンジンルームの空間部分が狭くなり、メンテナ
ンス性等が悪化する虞がある。
【0006】また、通常、上記EGR通路には電気的に
開閉作動するEGRバルブが設けられているが、一般に
このEGRバルブは、内燃エンジン本体から離れた熱影
響の小さいインテークマニホールド上に取付けられてい
る。しかしながら、EGRバルブがインテークマニホー
ルド上にあると、EGRバルブにはインテークマニホー
ルド内に供給されるブローバイガス中のオイルミスト
(潤滑油)が進入して汚損し易くなり、バルブとしての
機能が損なわれるという問題もある。
【0007】本発明は、上述した事情に基づきなされた
もので、その目的とするところは、排出ガスの再循環を
行い且つ大型のインテークマニホールドを有する内燃エ
ンジンにおいて、排出ガスの再循環を適正なものに維持
しながら内燃エンジンの小型化を図った排出ガス再循環
装置を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】上述の目的を達成するた
め、請求項1の発明では、内燃エンジン本体に設けら
れ、内燃エンジンの排気系から導出された排出ガスの一
部を再循環ガスとして取り出す再循環ガス流出部と、前
記内燃エンジンの吸気系部材に設けられ、前記再循環ガ
スを流入させる再循環ガス流入部と、一端が前記再循環
ガス流出部を含む前記内燃エンジン本体に接続され、他
端が前記再循環ガス流入部を含む前記内燃エンジンの吸
気系部材に接続された吸気系支持部材と、前記吸気系支
持部材内に形成され、前記再循環ガスを前記再循環ガス
流出部から前記再循環ガス流入部へ導く再循環通路とを
備え、前記再循環通路には前記再循環ガスの流量を調節
する再循環ガス調節弁がその弁口位置が前記再循環ガス
流入部より低位置に配置されるように取り付けられてい
るとともに、前記再循環通路のうち前記再循環ガス流入
部と前記再循環ガス調節弁の弁口位置との間の部分に
は、少なくとも前記再循環通路の底面位置が前記再循環
ガス調節弁の弁口位置よりも低く設定された通路部分を
有していることを特徴としている。
【0009】従って、吸気系支持部材は、一端が再循環
ガス流出部を含む内燃エンジン本体に接続され、他端が
再循環ガス流入部を含む内燃エンジンの吸気系部材に接
続されており、その吸気系支持部材内には、再循環ガス
を再循環ガス流出部から再循環ガス流入部へ導く再循環
通路を備えているため、内燃エンジンの吸気系部材が内
燃エンジン本体に良好に支持可能とされると同時に、併
せて、排出ガスの一部である再循環ガスが良好に内燃エ
ンジンの吸気系に循環可能とされて燃焼温度が低下させ
られ、NOxが低減される。また、この際、弁口位置が
再循環ガス流入部より低位置に配置されるように再循環
通路に設けられた再循環ガス調節弁によって再循環ガス
の流量が調節されることになるが、再循環ガス流入部と
再循環ガス調節弁の弁口位置との間の部分には再循環ガ
ス調節弁の弁口位置よりも低い通路部分を有しているた
め、吸気系に戻されるブローバイガス中のオイルミスト
が再循環通路の壁面で潤滑油の滴となって当該再循環通
路の底面位置に溜まることになり、オイルミストが再循
環ガス調節弁内へ進入し難くされ、再循環ガス調節弁の
オイルミスト、即ち潤滑油の付着による汚損が好適に防
止される。さらに、このように底面位置に溜まったオイ
ルは再循環ガスとともに再びオイルミストとして内燃エ
ンジンの吸気系に戻される。
【0010】また、請求項2の発明では、前記再循環ガ
ス調節弁が前記再循環通路の中間部に取り付けられてい
ることを特徴としている。従って、再循環ガス調節弁が
内燃エンジンの熱損傷を受け難くなり、また一方で、再
循環ガスの温度が低下して再循環ガス中の煤が大粒化し
てしまう前に再循環ガスが再循環ガス調節弁を通過可能
とすることで、再循環ガス調節弁内壁への煤等の付着に
よる再循環ガス調節弁の汚損が好適に防止される。さら
には、吸気系に戻されるブローバイガス中には潤滑油
(オイルミスト)が含まれるのであるが、再循環ガス調
節弁が吸気系から離れた位置とされるためにこのオイル
ミストが再循環ガス調節弁内へ進入し難くなり、再循環
ガス調節弁のオイルミストの付着による汚損等も防止さ
れる。
【0011】
【0012】また、請求項の発明では、前記再循環ガ
ス調節弁は、前記再循環ガスの流量を広範囲に亘って調
節可能であることを特徴としている。従って、再循環ガ
ス調節弁が再循環ガスの流量を広範囲に亘って調節可能
であると、通常、再循環ガス調節弁、特に弁体が汚損さ
れることで再循環ガスの流量を適正に調節することが困
難となるが、本発明の排出ガス再循環装置では、再循環
ガス調節弁が大型で再循環ガスの流量を広範囲に亘って
調節可能なものであっても、弁体が汚損されることなく
再循環ガスの流量制御が良好に維持される。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して、本発明の
一実施形態を詳細に説明する。図1は、車両に搭載され
た本発明に係る内燃エンジンの排出ガス再循環装置の一
実施形態を示す概略構成図である。以下、同図に基づ
き、内燃エンジンの排出ガス再循環装置の構成について
説明する。
【0014】内燃エンジン(以下、単にエンジンとい
う)1としては、例えば、筒内噴射型直列4気筒ガソリ
ンエンジンが適用される。同図に示すように、この筒内
噴射型のエンジン1には、各気筒に対応して吸気ポート
2が設けられており、各吸気ポート2は、一端が吸気バ
ルブ(図示せず)を介して燃焼室3に臨んで開口すると
ともに、シリンダヘッド(内燃エンジン本体)4の内部
を垂直方向に延びている。
【0015】そして、これら各吸気ポート2の他端の開
口するシリンダヘッド4の上面中央部4aには、インテ
ークマニホールド6が取り付けられている。詳しくは、
インテークマニホールド6のうち各気筒に対応するよう
に分岐した吸気管8の各先端部8aが、吸気管8内に形
成された各吸気通路10と各吸気ポート2とが連通する
ようにしてそれぞれシリンダヘッド4の上面中央部4a
に結合されている。
【0016】同図に示すように、インテークマニホール
ド6には、吸気管8に対し略垂直方向、即ちシリンダヘ
ッド4の長手(気筒列)方向に平行に延びて過給効果を
発揮するサージタンク7が一体に形成されており、実際
には、インテークマニホールド6は、このサージタンク
7から各吸気管8がそれぞれ分岐したような形状とされ
ている。このサージタンク7の一端には、スロットルバ
ルブ11を介して図示しないエアクリーナ等が接続され
ている。スロットルバルブ11は、吸入空気量調節バル
ブであり、例えばアクセルペダル(図示せず)の操作に
より開閉作動させられると、バルブ開度が変化するよう
にされている。これにより、各気筒の燃焼室3に吸気さ
れる空気量が変化してエンジン1の出力が調節される。
【0017】また、シリンダヘッド4の内部には、一端
が燃焼室3に臨んで開口する一方、シリンダヘッド4の
側面に向けて水平に延びる排気ポート12が各気筒に対
応して設けられている。そして、これら各排気ポート1
2の他端が開口するシリンダヘッド4の側面部4bに
は、エキゾーストマニホールド14が接続されている。
詳しくは、エキゾーストマニホールド14のうち各気筒
に対応するように分岐した排気管16の先端部16a
が、排気管16内に形成された各排気通路18と各排気
ポート12とが連通するようにしてそれぞれシリンダヘ
ッド4の側面部4bに結合されている。
【0018】図中符号19は燃料噴射弁である。この燃
料噴射弁19は、電子制御ユニット(ECU)70に電
気的に接続されており、故に、ECU70から駆動信号
が供給されると、駆動信号に応じて燃料噴射弁19が開
閉弁し、これにより、所望量の燃料が燃焼室3内に噴射
される。同図に示すように、ECU70には、各種セン
サ72からの情報が入力するようにされており、従っ
て、燃料噴射弁19は各種センサ72からの情報に基づ
き決定される。このとき適用されるセンサとしては、吸
気系に取り付けられて吸入空気量を検出するエアフロー
センサや上記スロットルバルブ11の開度を検出するス
ロットル開度センサ(共に図示せず)等がある。
【0019】シリンダヘッド4の上部には、一対のロッ
カカバー20,20がシリンダヘッド4の上部開口を塞
ぐようにして載置されている。これら一対のロッカカバ
ー20,20は、主として、エンジン1の内部を循環す
ることによりカム30等の各機構部の冷却と潤滑とを行
う潤滑油のエンジン1の外部への飛散を防止する役目を
有している。
【0020】ところで、通常、エンジン1のシリンダ3
2とピストン34との間には微少な隙間があるため、ピ
ストン34の上昇時等においてこの隙間から燃焼室3内
の混合気の一部が所謂ブローバイガスとしてクランクケ
ース内を経てシリンダヘッド4とロッカカバー20間に
形成されたシリンダヘッド室内に漏洩する。このように
シリンダヘッド室内に漏洩したブローバイガスには未燃
燃料も多く含まれていることから、当該ブローバイガス
を吸気系に戻すようにするのがよい。
【0021】このことから、ブローバイガスを吸気系に
戻すべく、少なくとも一方のロッカカバー20には、ブ
ローバイガスの取り出し口として機能するポジティブク
ランクケースベンチレーションバルブ(以下、略してP
CVバルブという)26を介してポジティブクランクケ
ースベンチレーションパイプ(以下、略してPCVパイ
プという)28の一端が接続されている。そして、この
PCVパイプ28の他端は、上記サージタンク7に接続
されている。これにより、上記シリンダヘッド室内とサ
ージタンク7内とが連通可能とされ、故にブローバイガ
スが破線矢印で示すように吸気系に環流可能とされてい
る。なお、PCVバルブ26は、サージタンク7内の吸
気負圧により開閉弁され、吸気負圧に応じて開度が変化
するよう構成されたバルブである。
【0022】上記各排気ポート12からは、シリンダヘ
ッド4の内部を上記側面部4bと反対のシリンダヘッド
4の側面に向けて、排出ガスの一部を再循環ガス(以
下、EGRガスという)として取り出す内部通路38が
それぞれ延びている。そして、これら各内部通路38
は、シリンダヘッド4の側面近傍において一本の内部通
路39に纏められ、この内部通路39は、シリンダヘッ
ド4の側面のうちシリンダヘッド4の長手方向端部に位
置するEGR取出部(再循環ガス流出部)4cにおいて
開口している。
【0023】一方、上記サージタンク7の長手方向端部
の下面、即ちスロットルバルブ11近傍の上記EGR取
出部4cと略対峙する下面位置には、下方に延びて突出
部40が設けられている。そして、この突出部40の内
部には、一端がサージタンク7内に臨んで開口するとと
もに、他端が突出部下面(再循環ガス流入部)44にお
いて開口する内部通路42が上下方向に延びて設けられ
ている。
【0024】そして、シリンダヘッド4側のEGR取出
部4cとサージタンク7側の突出部下面44との間に
は、一端がEGR取出部4cに接続される一方、他端が
突出部下面44に接続されるようにして、サージタンク
7、即ちインテークマニホールド6をシリンダヘッド4
に支持すると同時に、内部にEGR通路(再循環通路)
53,54を有して上記EGRガスをサージタンク7側
に環流可能な、本発明に係るEGRパイプユニット(吸
気系支持部材)50が設けられている。これにより、イ
ンテークマニホールド6がシリンダヘッド4に良好に保
持されるとともに、排出ガスの一部がEGRガスとして
サージタンク7内、即ち吸気系に図1中実線矢印で示す
ように循環可能とされる。そして、排出ガス中の未燃燃
料の一部が燃焼室3内で再度燃焼に供されて燃費の向上
に繋がるとともに、排出ガス中の熱容量の大きい二酸化
炭素が燃焼室3内に戻されることで燃焼温度が低下し、
有害とされるNOxの発生が抑制される。
【0025】ここで、図2を参照すると、EGRパイプ
ユニット50の正面図が示されており、以下、図1とと
もに図2をも参照して本発明に係るEGRパイプユニッ
ト50の構成及び作用について詳しく説明する。EGR
パイプユニット50は、主として内部に上記EGR通路
53,54を有した管状のEGRパイプ部52と、この
EGRパイプ部52の略中央から斜め方向に離間して延
びEGRパイプ部52と一体に形成された梁55及びこ
の梁55とEGRパイプ部52間を一体に繋ぐ補強リブ
55aとから構成されている。なお、このEGRパイプ
ユニット50は、例えば、鋳鉄、ダイキャストアルミ等
の金属から成っている。
【0026】上記EGRパイプ部52の一端には、フラ
ンジ52aが形成されており、このフランジ52aがボ
ルトB等の締結具によってEGR取出部4cに強固に固
定されている。一方、上記EGRパイプ部52の他端に
は、水平にしてフランジ52bが形成されており、この
フランジ52bがボルトB等の締結具によって上記突出
部40の突出部下面44に強固に固定されている。
【0027】そして、さらに、EGRパイプ部52から
離間した梁55の先端には、フランジ56が形成されて
おり、このフランジ56についてもボルトB等の締結具
によってシリンダヘッド4の側面に強固に固定されてい
る。従って、EGRパイプユニット50は、EGRパイ
プ部52の両側のフランジ52a,52bが、それぞれ
シリンダヘッド4側、サージタンク7側にボルトB等に
よって強固に固定されるとともに、フランジ56もボル
トB等によってシリンダヘッド4に強固に固定されるこ
とで支持部材として極めて良好に機能するようにされて
いる。つまり、EGRパイプ部52が管状に構成されて
いることでEGRパイプ部52のみを固定するだけで支
持部材としての剛性は充分高いのであるが、フランジ5
6がシリンダヘッド4に固定されることで、梁55とリ
ブ55aの存在によりさらに高いEGRパイプユニット
50の支持剛性が得られている。
【0028】図1及び2を参照すると、EGRパイプ部
52内のEGR通路53とEGR通路54のうち、EG
R通路53については上記シリンダヘッド4の内部通路
39と連通可能とされ、EGR通路54については突出
部40内の内部通路42と連通可能とされている。そし
て、EGRパイプ部52の略中央部には、略水平にして
フランジ58が形成されており、このフランジ58に
は、吊り下げられた状態にしてEGRバルブ(再循環ガ
ス調節弁)64がボルト等の締結具によって取付けられ
ている。
【0029】ここに、図3を参照すると、図2中の矢視
A方向から見たEGRパイプユニット50の上視図が示
されているが、同図に示すように、EGRパイプ部52
の略中央部のフランジ58には、EGR通路53が下方
に向けて開口する開口部53aとEGR通路54が下方
に向けて開口する開口部54aとが形成されている。従
って、EGRバルブ64は、これら開口部53a、54
aとEGRバルブ64の入出力ポートがそれぞれ一致す
るようにしてフランジ58に取り付けられている。これ
により、EGR通路53とEGR通路54とがEGRバ
ルブ64を介して連通及び遮断可能とされ、EGR通路
53,54を内部通路39から内部通路42に向けて流
れるEGRガスの流量が調節可能とされている。
【0030】EGRバルブ64についてより詳しく述べ
ると、EGRバルブ64はステップモータ64aの回転
量に応じて開度の変化する流量調節弁として構成されて
おり、ステップモータ64aはECU70に電気的に接
続されている。従って、ECU70からの駆動信号に応
じてステップモータ64aが回転し、これにより、EG
Rバルブ64の開度が適宜変更されてEGR通路53,
54を流れるEGRガスの流量が調節可能とされる。な
お、このときの駆動信号は上記各種センサ72からの情
報に基づき決定されることになるが、この際適用される
センサとしては、上記エアフローセンサの他、エンジン
1の暖機状態をエンジン冷却水温度によって検出する水
温センサ(図示せず)等がある。
【0031】ところで、EGRバルブ64は、上述した
ようにEGRパイプ部52の略中央部に取り付けられて
いる。このように、EGRバルブ64をシリンダヘッド
4側またはサージタンク7側に設けずEGRパイプ部5
2の略中央部に設けるのは、以下の各理由による。EG
Rバルブ64をシリンダヘッド4側に設けないのは、主
としてEGRバルブ64のステップモータ64aの高温
環境下での耐用性がそれほど高くなく、つまり、EGR
バルブ64をシリンダヘッド4にあまり近づけられない
ためである。
【0032】また、EGRバルブ64をシリンダヘッド
4側に設けるようにすると、EGRバルブ64を開弁し
てからEGRガスが吸気系に到達するまでに時間がかか
ってしまい、EGRガスの流量を切換える際において、
所謂応答遅れを引き起こす虞もあるからである。一方、
EGRバルブ64をサージタンク7側に設けないのは、
通常、EGRガスがシリンダヘッド4側からサージタン
ク7側に向けてEGRパイプ部52を通過する際にEG
Rガスの温度は低下するのであるが、EGRガスの温度
が低下すると、例えば高温状態で気化または細粒化して
いたEGRガス中の液体成分(例えば、未燃燃料等)や
煤が液化または大粒化してEGRバルブ64内壁に付着
してしまい、EGRバルブ64の内部通路の詰まりを引
き起こし、少量のEGRガスの流量制御が困難になる虞
があることに基づいている。
【0033】また、上述したように、PCVパイプ28
を介してブローバイガスがサージタンク7内に供給され
るのであるが、このブローバイガス中には、シリンダヘ
ッド室内に飛散する上記潤滑油(以下、オイルミストと
いう)の一部も含まれており、このオイルミストの一部
がサージタンク7内を経て燃焼室3に再び吸入される一
方、そのオイルミストの一部が、例えばEGRバルブ6
4が閉弁状態のときにおいて内部通路42にも進入して
しまうことに基づいている。
【0034】つまり、EGRバルブ64がサージタンク
7側の突出部40近傍に取り付けられていると、内部通
路42に進入したオイルミストの一部がEGRバルブ6
4の内壁に付着してしまい、上記同様にやはりEGRバ
ルブ64の詰まりを引き起こす虞があるのである。故
に、EGRバルブ64は、EGRパイプ部52が充分な
強度を有しておりEGRバルブ64の重みで撓むことが
ないことから、EGRパイプ部52の略中央部に取り付
けてられており、これにより、EGRバルブ64は、シ
リンダヘッド4に近すぎて熱による損傷を受けることも
なく、サージタンク7に近すぎて内部通路の詰まりを引
き起こすこともなく、EGRガスの流量が少量であって
も常に良好にEGRガスを吸気系に循環制御することが
可能となる。特に、今日のようにNOxの低減が叫ばれ
る状況下では、EGRガスの量を広い範囲で適正に制御
することが可能なようEGRバルブ64が大型且つ高性
能に構成される傾向にあるが、このようなEGRバルブ
64であっても常にきめ細かく適正にEGRガスの流量
を制御して吸気系に循環させることが可能となるのであ
る。
【0035】ところで、図1または図2から明らかなよ
うに、EGRパイプ部52のフランジ58よりもサージ
タンク7側の部分、即ちEGR通路54は、上下方向で
略S字状に曲げられている。つまり、サージタンク7近
傍で一旦下方に向けて延びたEGR通路54は、EGR
パイプ部52の中央部に向かうにつれて上方に向くよう
にされており、故にフランジ58におけるEGR通路5
4の開口部54aの位置がサージタンク7側のEGR通
路54の部分よりも高い位置とされている。これは、上
記のようにブローバイガス中のオイルミストの一部が内
部通路42に進入した際、オイルミストを極力EGRバ
ルブ64に到達しないように防止するための手段であ
る。以下、略S字状に曲げられたEGR通路54の作用
について説明する。
【0036】図4を参照すると、例えばEGRバルブ6
4が閉弁状態の場合に、ブローバイガスがサージタンク
7内に供給され、ブローバイガス中のオイルミストMの
一部が内部通路42に進入した状況の模式図が示されて
いる。つまり、同図に示すように、ブローバイガス中の
オイルミストMの一部は、通常内部通路42の壁面を伝
って滴下し、オイルミストMは滴DとなってEGR通路
54に達するのであるが、このEGRパイプユニット5
0では上記EGR通路54が上下方向で略S字状に湾曲
しているため、滴DがEGR通路54の最低部54bに
溜められることになり、これにより、滴D、即ち潤滑油
がEGRバルブ64に到達しないようにされる。従っ
て、EGRバルブ64の内壁面等にブローバイガス中の
オイルミストM、つまり潤滑油が付着することがさらに
好適に防止されることとなり、EGRバルブ64の機能
がより好適に維持される。
【0037】なお、EGR通路54の最低部54bに溜
まった潤滑油は、例えばEGRバルブ64が開弁される
と、EGRガスとともにサージタンク7内に再びオイル
ミスト状にして戻されて燃焼室3に給送され、燃焼に供
される。以上、詳細に説明したように、本発明の内燃エ
ンジンの排出ガス再循環装置によれば、本発明に係るE
GRパイプユニット(吸気系支持部材)50は、排出ガ
ス再循環を行うEGRパイプ部52を備えるとともに、
EGRパイプ部52が高剛性に構成されることに加えて
梁55及びリブ55aを有してインテークマニホールド
6の支持部材として機能するよう構成されている。
【0038】従って、近年、排気量の増大に応じ、また
過給効果により吸気効率の向上を図ることを目的として
サージタンク7、つまりインテークマニホールド6が大
型化する傾向にあり、インテークマニホールド6には振
動防止等のため支持部材が必要となるのであるが、排出
ガス再循環機能を有するエンジン1であれば、本発明の
EGRパイプユニット50を設けることにより、別途イ
ンテークマニホールド6の支持部材を設けることなく、
インテークマニホールド6を良好に支持してエンジン1
の運転時等におけるインテークマニホールド6の振動を
良好に抑えるようにでき、エンジン1の小型化、部品点
数の低減による省コスト化を図ることが可能とされる。
これにより、インテークマニホールド6の大型化に伴っ
て手狭になる傾向にある車両のエンジンルームの省スペ
ース化を図ることが可能となり、エンジン1のメンテナ
ンス性も向上する。
【0039】また、本発明のEGRパイプユニット50
では、EGRパイプ部52に剛性があることから、EG
Rバルブ64をEGRパイプ部52の略中央に取り付け
るようにしている。従って、EGRバルブ64をシリン
ダヘッド4に近づけてEGRバルブ64に熱損傷を与え
たり応答遅れを発生させたりしないようにでき、また、
EGRバルブ64をサージタンク7に近づけてEGRバ
ルブ64の内部に煤や潤滑油等を付着させてしまわない
ようにでき、故に、EGRバルブ64の機能を好適に維
持してEGRガスを常に適正に制御することが可能とな
る。
【0040】さらに、本発明のEGRパイプユニット5
0では、EGRパイプ部52のサージタンク7側の部
分、即ちEGR通路54を上下方向で略S字状に湾曲さ
せるようにしている。従って、ブローバイガス中のオイ
ルミストの一部が内部通路42に進入した場合であって
も、滴となったオイルミストをEGR通路54の最低部
54bに溜めることで潤滑油を極力EGRバルブ64に
到達させないようにでき、故に、潤滑油のEGRバルブ
64内壁への付着をほぼ確実に防止してEGRバルブ6
4の機能をより好適に維持するようにできる。
【0041】なお、上記実施形態では、吸気ポート2が
シリンダヘッド4の内部を上下方向に延びており、これ
に応じてインテークマニホールド6が比較的大型となる
ようなエンジン1の場合について説明したが、内燃エン
ジンとしては、吸気ポートがシリンダヘッドの内部を水
平方向に延びてインテークマニホールドがシリンダヘッ
ドの側面に接続されているような通常の構成のものであ
ってもよい。
【0042】また、梁55及びリブ55aの形状につい
ては、上記に限定されるものではなく、例えば、EGR
パイプ部52を鋳鉄製とした場合には、梁55及びリブ
55aを設けることなくEGRパイプ部52自体の肉厚
を厚くすることで補強効果を高めるようにしてもよい。
但し、この場合には、EGRバルブ64の振動により発
生するモーメントの作用を考慮し、EGRパイプ部52
の肉厚をこのモーメントに耐えられる充分な強度を有し
たものに設計する必要がある。
【0043】
【発明の効果】以上、詳細に説明したように、請求項1
の内燃エンジンの排出ガス再循環装置によれば、吸気系
支持部材は、一端が再循環ガス流出部を含む内燃エンジ
ン本体に接続され、他端が再循環ガス流入部を含む内燃
エンジンの吸気系部材に接続されており、吸気系支持部
材内には、再循環ガスを再循環ガス流出部から再循環ガ
ス流入部へ導く再循環通路を備えているので、内燃エン
ジンの吸気系部材を内燃エンジン本体に良好に支持可能
であると同時に、排出ガスの一部である再循環ガスを良
好に内燃エンジンの吸気系に循環させるようにできる。
従って、別途内燃エンジンの吸気系部材を支持する支持
部材を設ける必要がなくなり、内燃エンジンの小型化、
省コスト化を図って車両のエンジンルームの省スペース
化を図ることができる。また、吸気系に戻されるブロー
バイガス中のオイルミスト(潤滑油)は再循環通路の壁
面で滴となって再循環通路に進入するが、この滴となっ
た潤滑油を再循環通路の底面位置に溜めるようにでき、
潤滑油を弁口位置が再循環ガス流入部より低位置に配置
されるように再循環通路に設けられた再循環ガス調節弁
内へ進入し難くでき、再循環ガス調節弁の潤滑油の付着
による汚損を好適に防止できる。さらに、再循環通路の
底面位置に溜まったオイルを再循環ガスとともに再び内
燃エンジンの吸気系に戻すことができる。
【0044】また、請求項2の内燃エンジンの排出ガス
再循環装置によれば、再循環ガス調節弁を再循環通路の
中間部に取り付けることにより、再循環ガス調節弁が内
燃エンジンの熱損傷を受け難くするとともに、再循環ガ
スの温度が低下して再循環ガス中の煤が大粒化してしま
う前に再循環ガスを再循環ガス調節弁に通して再循環ガ
ス調節弁内への煤等の付着による再循環ガス調節弁の汚
損を好適に防止できる。さらには、再循環ガス調節弁は
吸気系から離れた位置とされるので、ブローバイガス中
のオイルミスト(潤滑油)を再循環ガス調節弁内へ進入
させ難くでき、再循環ガス調節弁の潤滑油の付着による
汚損等をも好適に防止することができる。
【0045】
【0046】また、請求項の内燃エンジンの排出ガス
再循環装置によれば、再循環ガス調節弁が再循環ガスの
流量を広範囲に亘って調節可能であると、通常、再循環
ガス調節弁、特にその弁体が汚損されることで再循環ガ
スの流量を適正に調節することが困難となるが、本発明
の排出ガス再循環装置を用いることにより、再循環ガス
調節弁が大型で再循環ガスの流量を広範囲に亘って調節
可能なものであっても、再循環ガス調節弁の弁体等の汚
損が防止されることで再循環ガスの流量制御を好適に維
持することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の内燃エンジンの排出ガス再循環装置の
全体構成を示す概略構成図である。
【図2】本発明に係る吸気系支持部材としてのEGRパ
イプユニットを示す側面図である。
【図3】図2中の矢視A方向から見たEGRパイプユニ
ットの上視図である。
【図4】ブローバイガス中のオイルミストが進入したと
きのEGRパイプユニットの作用を説明する図である。
【符号の説明】
1 エンジン 4 シリンダヘッド 4c EGR取出部(再循環ガス流出部) 6 インテークマニホールド(吸気系部材) 7 サージタンク 11 スロットルバルブ 26 PCVバルブ 28 PCVパイプ 40 突出部 44 突出部底面(再循環ガス流入部) 50 EGRパイプユニット(吸気系支持部材) 52 EGRパイプ部 53 EGR通路(再循環通路) 53a 開口部 54 EGR通路(再循環通路) 54a 開口部 54b 最低部 55 梁 55a 補強リブ 64 EGRバルブ(再循環ガス調節弁)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 蓮見 隆也 東京都大田区下丸子四丁目21番1号 三 菱自動車エンジニアリング株式会社内 (72)発明者 世一 隆博 東京都大田区下丸子四丁目21番1号 三 菱自動車エンジニアリング株式会社内 (56)参考文献 特開 平8−218941(JP,A) 特開 平9−105338(JP,A) 特開 平9−303225(JP,A) 特開 平7−42625(JP,A) 実開 平4−123359(JP,U) 実開 昭61−175558(JP,U) 実公 平7−8805(JP,Y2) 実公 昭60−34764(JP,Y1) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) F02M 25/07 580 F02M 25/07 520 F02M 25/07 570 F02M 35/10 F01M 13/00

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 内燃エンジン本体に設けられ、内燃エン
    ジンの排気系から導出された排出ガスの一部を再循環ガ
    スとして取り出す再循環ガス流出部と、 前記内燃エンジンの吸気系部材に設けられ、前記再循環
    ガスを流入させる再循環ガス流入部と、 一端が前記再循環ガス流出部を含む前記内燃エンジン本
    体に接続され、他端が前記再循環ガス流入部を含む前記
    内燃エンジンの吸気系部材に接続された吸気系支持部材
    と、 前記吸気系支持部材内に形成され、前記再循環ガスを前
    記再循環ガス流出部から前記再循環ガス流入部へ導く再
    循環通路とを備え、 前記再循環通路には前記再循環ガスの流量を調節する再
    循環ガス調節弁がその弁口位置が前記再循環ガス流入部
    より低位置に配置されるように取り付けられているとと
    もに、前記再循環通路のうち前記再循環ガス流入部と前
    記再循環ガス調節弁の弁口位置との間の部分には、少な
    くとも前記再循環通路の底面位置が前記再循環ガス調節
    弁の弁口位置よりも低く設定された通路部分を有してい
    ることを特徴とする内燃エンジンの排出ガス再循環装
    置。
  2. 【請求項2】 前記再循環ガス調節弁が前記再循環通路
    の中間部に取り付けられていることを特徴とする、請求
    項1記載の内燃エンジンの排出ガス再循環装置。
  3. 【請求項3】 前記再循環ガス調節弁は、前記再循環ガ
    スの流量を広範囲に亘って調節可能であることを特徴と
    する、請求項または記載の内燃エンジンの排出ガス
    再循環装置。
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