JP2710156B2 - エアクリーナ - Google Patents
エアクリーナInfo
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- JP2710156B2 JP2710156B2 JP2203052A JP20305290A JP2710156B2 JP 2710156 B2 JP2710156 B2 JP 2710156B2 JP 2203052 A JP2203052 A JP 2203052A JP 20305290 A JP20305290 A JP 20305290A JP 2710156 B2 JP2710156 B2 JP 2710156B2
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- Japan
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- dust
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- body case
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- Filtering Of Dispersed Particles In Gases (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は産業車両等に装備されるエアクリーナに関す
るものである。
るものである。
従来の技術 上記に関して、例えばニッサンフォークリフト・パー
ツカタログModel F03シリーズには、第6図乃至第8図
に示した構造が示されている。即ち本体ケース1内に除
塵用のエレメント3を収納した後、該エレメント3の一
端にエンドプレート5を取り付け、蝶ねじ7を用いてこ
のエンドプレート5を本体ケース1内の支持プレート1a
から突出するウエルドボルト1bに締付固定する。更にエ
ンドプレート5の外側からダストカバー9,ダストパン11
をかぶせて、シール部材13の存在下で螺子バンド等の締
付具15によりダストカバー9とダストパン11とを本体ケ
ース1に締付固定する。
ツカタログModel F03シリーズには、第6図乃至第8図
に示した構造が示されている。即ち本体ケース1内に除
塵用のエレメント3を収納した後、該エレメント3の一
端にエンドプレート5を取り付け、蝶ねじ7を用いてこ
のエンドプレート5を本体ケース1内の支持プレート1a
から突出するウエルドボルト1bに締付固定する。更にエ
ンドプレート5の外側からダストカバー9,ダストパン11
をかぶせて、シール部材13の存在下で螺子バンド等の締
付具15によりダストカバー9とダストパン11とを本体ケ
ース1に締付固定する。
17,17は本体ケース1を車体側部材に取り付けるため
の支持ブラケット、19はエア吸入口、21はエア排出口で
ある。
の支持ブラケット、19はエア吸入口、21はエア排出口で
ある。
かかるエアクリーナの構成によれば、除塵用のエレメ
ント3の清掃時には締付具15を緩めて、ダストカバー9
とダストパン11とを本体ケース1から取り外した後、蝶
ねじ7をウエルドボルト1bから外すことによってエレメ
ント3が本体ケース1の外部に取り出されるので、図外
のブラシ等を用いて該エレメント3に付着したダスト類
を掃除することができる。
ント3の清掃時には締付具15を緩めて、ダストカバー9
とダストパン11とを本体ケース1から取り外した後、蝶
ねじ7をウエルドボルト1bから外すことによってエレメ
ント3が本体ケース1の外部に取り出されるので、図外
のブラシ等を用いて該エレメント3に付着したダスト類
を掃除することができる。
発明が解決しようとする課題 しかしながらこのような従来のエアクリーナにあって
は、エンドプレート5の外側にダストカバー9とダスト
パン11との2部品を装着しなければならないので、部品
点数の増加に伴って組付工数の増大及びコストアップを
招来してしまうという課題がある外、エレメント3の清
掃時の操作が煩瑣であるという難点があった。
は、エンドプレート5の外側にダストカバー9とダスト
パン11との2部品を装着しなければならないので、部品
点数の増加に伴って組付工数の増大及びコストアップを
招来してしまうという課題がある外、エレメント3の清
掃時の操作が煩瑣であるという難点があった。
更にエンドプレート5をウエルドボルト1bに締付固定
する蝶ねじ7の締付力が不足したままで、ダストカバー
9とダストパン11とを装着してしまった場合には、外部
からこの状態を判別することができないため、エアの1
部がエア吸入口19からエレメント3を通過せずにエア排
出口21に抜けてしまい、エンジンの作動不良を誘起する
惧れがある。
する蝶ねじ7の締付力が不足したままで、ダストカバー
9とダストパン11とを装着してしまった場合には、外部
からこの状態を判別することができないため、エアの1
部がエア吸入口19からエレメント3を通過せずにエア排
出口21に抜けてしまい、エンジンの作動不良を誘起する
惧れがある。
上記に対処するため、例えば第9図に示したようにダ
ストカバー9とダストパン11とを連結部23,23にて一体
的に連結固定して、謂わば二重蓋の構成としておき、該
ダストカバー9の一端部にダスト排出穴25を開口した構
成も知られている。
ストカバー9とダストパン11とを連結部23,23にて一体
的に連結固定して、謂わば二重蓋の構成としておき、該
ダストカバー9の一端部にダスト排出穴25を開口した構
成も知られている。
このような構成によれば、ダスト類がダスト排出穴25
からダストパン11側に浸入して貯留されるので、清掃時
には本体ケース1からダストカバー9とダストパン11と
を同時に取り外して、該排出穴25からダスト類を捨てる
ことができて操作性が高められる利点はあるものの、ダ
ストパン11に貯留された砂状のダストは簡単に捨てるこ
とができる反面、大きなダストとか繊維類は二重蓋の内
部にへばり付いた状態となって排出穴25から捨てること
が困難であり、従ってこれらのダスト類はピンセット等
を用いた手作業に頼らざるを得なくなり、必ずしも作業
性が良いとは言えないという難点がある。
からダストパン11側に浸入して貯留されるので、清掃時
には本体ケース1からダストカバー9とダストパン11と
を同時に取り外して、該排出穴25からダスト類を捨てる
ことができて操作性が高められる利点はあるものの、ダ
ストパン11に貯留された砂状のダストは簡単に捨てるこ
とができる反面、大きなダストとか繊維類は二重蓋の内
部にへばり付いた状態となって排出穴25から捨てること
が困難であり、従ってこれらのダスト類はピンセット等
を用いた手作業に頼らざるを得なくなり、必ずしも作業
性が良いとは言えないという難点がある。
更に清掃時の作業性を高めるための他の手段として、
第10図に示したようにダストカバー9とダストパン11と
を連結部23,23にて一体的に連結固定し、該ダストカバ
ー9の一端部にダスト排出穴25を開口した上、ダストパ
ン11の下部にもダスト排出穴27を開口しておき、このダ
スト排出穴27にエンジンに吸入される空気の脈動によっ
て開閉する弁体29を取り付けた構造が知られている。
第10図に示したようにダストカバー9とダストパン11と
を連結部23,23にて一体的に連結固定し、該ダストカバ
ー9の一端部にダスト排出穴25を開口した上、ダストパ
ン11の下部にもダスト排出穴27を開口しておき、このダ
スト排出穴27にエンジンに吸入される空気の脈動によっ
て開閉する弁体29を取り付けた構造が知られている。
このような構成によれば、空気の脈動に伴ってダスト
類がダスト排出穴25からダスト排出穴27及び弁体29を介
して外部に自動的に放出されるので、ダスト類を清掃す
るという手間が省けるという利点があるが、エアクリー
ナをエンジンルーム内に配置した車両の場合には、自動
的に排出されたダスト類がエンジンルーム内の他の部
品,例えばオルタネータとかスタータ等の電装部品、更
には燃料タンクやオイルタンクの吸入口及び吸込式のラ
ジエータ等に付着してしまい、これら部品の機能に悪影
響を与えてしまうという欠点を有している。このような
問題を解消するためには自動排出されたダスト類を別の
ダクトに導くとか、ホースを用いて車外に放出する等の
手段が要求されることになり、構造が複雑化する上、部
材費として余分なコストがかかってしまい、更に適用可
能な車種が限定されてしまうという問題点を有してい
る。
類がダスト排出穴25からダスト排出穴27及び弁体29を介
して外部に自動的に放出されるので、ダスト類を清掃す
るという手間が省けるという利点があるが、エアクリー
ナをエンジンルーム内に配置した車両の場合には、自動
的に排出されたダスト類がエンジンルーム内の他の部
品,例えばオルタネータとかスタータ等の電装部品、更
には燃料タンクやオイルタンクの吸入口及び吸込式のラ
ジエータ等に付着してしまい、これら部品の機能に悪影
響を与えてしまうという欠点を有している。このような
問題を解消するためには自動排出されたダスト類を別の
ダクトに導くとか、ホースを用いて車外に放出する等の
手段が要求されることになり、構造が複雑化する上、部
材費として余分なコストがかかってしまい、更に適用可
能な車種が限定されてしまうという問題点を有してい
る。
そこで本発明はこのような従来のエアクリーナが有し
ている課題を解消して、部品点数を少なくして組付工数
を減少するとともに、エレメントの清掃時の操作を簡易
化することができるエアクリーナを提供することを目的
とするものである。
ている課題を解消して、部品点数を少なくして組付工数
を減少するとともに、エレメントの清掃時の操作を簡易
化することができるエアクリーナを提供することを目的
とするものである。
課題を解決するための手段 本発明は上記目的を達成するために、本体ケース内に
収納された除塵用のエレメントと、該エレメントの一端
に固定され、本体ケース内部から軸方向に突出配置され
たボルトに嵌合固定されることで該エレメントを固定す
るエンドプレートと、上記エンドプレートの軸方向外側
から本体ケース開口端にシール部材の存在下で締付固定
され、外部と本体ケース内とを密閉するダストパンとを
具備して成るエアクリーナにおいて、上記エンドプレー
トの周縁部に、該エンドプレートを径方向に拡大した延
長部を形成し、この延長部の適宜位置にダスト排出穴を
開口するとともに、該延長部とダストパンの周縁部とを
締付具により本体ケース開口端に締付固定したエアクリ
ーナの構成にしてある。
収納された除塵用のエレメントと、該エレメントの一端
に固定され、本体ケース内部から軸方向に突出配置され
たボルトに嵌合固定されることで該エレメントを固定す
るエンドプレートと、上記エンドプレートの軸方向外側
から本体ケース開口端にシール部材の存在下で締付固定
され、外部と本体ケース内とを密閉するダストパンとを
具備して成るエアクリーナにおいて、上記エンドプレー
トの周縁部に、該エンドプレートを径方向に拡大した延
長部を形成し、この延長部の適宜位置にダスト排出穴を
開口するとともに、該延長部とダストパンの周縁部とを
締付具により本体ケース開口端に締付固定したエアクリ
ーナの構成にしてある。
作用 かかるエアクリーナの構成によれば、エア吸入口から
本体ケース内に浸入したダスト類は、エンドプレートの
延長部に開口されたダスト排出穴からダストパン側に入
ってここに貯留される。従ってエアクリーナの清掃時に
は、締付具を緩めて本体ケースからダストパンのみ取り
外し、このダストパン内に貯留されているダスト類を廃
棄処理するだけの操作を行えば良いので、エアクリーナ
の清掃作業が極めて簡単になるという作用がある。
本体ケース内に浸入したダスト類は、エンドプレートの
延長部に開口されたダスト排出穴からダストパン側に入
ってここに貯留される。従ってエアクリーナの清掃時に
は、締付具を緩めて本体ケースからダストパンのみ取り
外し、このダストパン内に貯留されているダスト類を廃
棄処理するだけの操作を行えば良いので、エアクリーナ
の清掃作業が極めて簡単になるという作用がある。
更に本実施例によれば、エンドプレートがダストカバ
ーを兼ねているので、従来必要とされたダストカバーを
なくすことができて、部品点数を減少させることができ
る。
ーを兼ねているので、従来必要とされたダストカバーを
なくすことができて、部品点数を減少させることができ
る。
又、エレメントを本体ケース内に収納する際の締付力
が不足している場合には、本体ケースの端部とエンドプ
レートの延長部及びダストパンの端部との間に間隙が生
じてしまい、締付具によってダストパンを本体ケースに
締付固定することができない。従って作業者は本体ケー
ス内のエレメントの締付力が不足していることを知覚す
ることが出来て、直ちに増締を行うことにより、正常な
状態にダストパンを本体ケースに装着することが可能と
なる。
が不足している場合には、本体ケースの端部とエンドプ
レートの延長部及びダストパンの端部との間に間隙が生
じてしまい、締付具によってダストパンを本体ケースに
締付固定することができない。従って作業者は本体ケー
ス内のエレメントの締付力が不足していることを知覚す
ることが出来て、直ちに増締を行うことにより、正常な
状態にダストパンを本体ケースに装着することが可能と
なる。
実施例 以下本発明にかかるエアクリーナの一実施例を、前記
従来の構成と同一の構成部分に同一の符号を付して詳述
する。
従来の構成と同一の構成部分に同一の符号を付して詳述
する。
第1図乃至第3図に示した構成において、1は本体ケ
ースであり、3は本体ケース1内に収納される除塵用の
エレメントである。5は該エレメント3の一端に取り付
けられた略円環状のエンドプレートであり、このエンド
プレート5の中心位置には蝶ねじ7の挿通孔2cが開口さ
れており、更にエンドプレート5の周縁部には、該エン
ドプレート5を径方向に拡大した延長部5aが形成されて
いる。そしてこの延長部5aの適宜位置にダスト排出穴5b
が開口されている。
ースであり、3は本体ケース1内に収納される除塵用の
エレメントである。5は該エレメント3の一端に取り付
けられた略円環状のエンドプレートであり、このエンド
プレート5の中心位置には蝶ねじ7の挿通孔2cが開口さ
れており、更にエンドプレート5の周縁部には、該エン
ドプレート5を径方向に拡大した延長部5aが形成されて
いる。そしてこの延長部5aの適宜位置にダスト排出穴5b
が開口されている。
エンドプレート5の挿通孔2cに挿入された蝶ねじ7が
本体ケース1内の支持プレート1aから軸方向に突出配置
されたウエルドボルト1bに嵌合固定されていて、この蝶
ねじ7の締付力によって除塵用エレメント3がエンドプ
レート5に固定されている。
本体ケース1内の支持プレート1aから軸方向に突出配置
されたウエルドボルト1bに嵌合固定されていて、この蝶
ねじ7の締付力によって除塵用エレメント3がエンドプ
レート5に固定されている。
11はダストパンであり、上記エンドプレート5の軸方
向外側から該ダストパン11を本体ケース1の開口端1cに
シール部材13の存在下で螺子バンド等の締付具15により
エンドプレート5の延長部5aとダストパン11の周縁部11
aとが本体ケース1の開口端1cに締付固定されている。
従ってダストパン11は、外部と本体ケース1内とを密閉
する機能を有している。
向外側から該ダストパン11を本体ケース1の開口端1cに
シール部材13の存在下で螺子バンド等の締付具15により
エンドプレート5の延長部5aとダストパン11の周縁部11
aとが本体ケース1の開口端1cに締付固定されている。
従ってダストパン11は、外部と本体ケース1内とを密閉
する機能を有している。
従って本実施例によれば、従来用いられていたダスト
カバー9(第6図,第8図参照)を省略して、エンドプ
レート5に上記ダストカバーの機能を持たせたことが特
徴となっている。
カバー9(第6図,第8図参照)を省略して、エンドプ
レート5に上記ダストカバーの機能を持たせたことが特
徴となっている。
かかるエアクリーナの構成によれば、エア吸入口から
本体ケース1内に浸入したダスト類は、エンドプレート
5の延長部5aに開口されたダスト排出穴5bからダストパ
ン11側に入ってここに貯留される。
本体ケース1内に浸入したダスト類は、エンドプレート
5の延長部5aに開口されたダスト排出穴5bからダストパ
ン11側に入ってここに貯留される。
従ってエアクリーナの清掃時には、締付具15を緩めて
本体ケース1からダストパン11のみ取り外し、このダス
トパン11内に貯留されているダスト類を廃棄処理するだ
けの操作を行えば良いので、エアクリーナの清掃作業が
極めて簡単になるという作用がある。
本体ケース1からダストパン11のみ取り外し、このダス
トパン11内に貯留されているダスト類を廃棄処理するだ
けの操作を行えば良いので、エアクリーナの清掃作業が
極めて簡単になるという作用がある。
一方、エレメント3を本体ケース1内に収納する際に
蝶ねじ7の締付力が不足している場合には、第4図に示
したように本体ケース1の開口端1cとダストパン11の周
縁部11aとの間に間隙αが生じるので、このままの状態
では螺子バンド等の締付具15によってダストパン11をエ
ンドプレート5とともに本体ケース1に締付固定するこ
とができない。従って作業者はエンドプレート5をウエ
ルドナット1bに螺合している蝶ねじ7の締付力が不足し
ていることを知覚することが出来て、直ちに蝶ねじ7の
増締を行うことにより、第5図に示したように正常な状
態としてダストパン11を本体ケース1に装着することが
可能となる。
蝶ねじ7の締付力が不足している場合には、第4図に示
したように本体ケース1の開口端1cとダストパン11の周
縁部11aとの間に間隙αが生じるので、このままの状態
では螺子バンド等の締付具15によってダストパン11をエ
ンドプレート5とともに本体ケース1に締付固定するこ
とができない。従って作業者はエンドプレート5をウエ
ルドナット1bに螺合している蝶ねじ7の締付力が不足し
ていることを知覚することが出来て、直ちに蝶ねじ7の
増締を行うことにより、第5図に示したように正常な状
態としてダストパン11を本体ケース1に装着することが
可能となる。
従って蝶ねじ7の締付力不足に起因して、エアの1部
がエア吸入口からエレメント3を通過せずにエア排出口
に抜けることによるエンジンの作動不良を誘起する惧れ
がないという作用が得られる。
がエア吸入口からエレメント3を通過せずにエア排出口
に抜けることによるエンジンの作動不良を誘起する惧れ
がないという作用が得られる。
発明の効果 以上詳細に説明した如く、本発明にかかるエアクリー
ナによれば、以下に記す作用効果がもたらされる。
ナによれば、以下に記す作用効果がもたらされる。
即ち、エンドプレートがダストカバーを兼ねているの
で、従来必要とされたダストカバーをなくすことができ
て、部品点数が減少して組付工数が少なくなる上、コス
トの低廉化をはかることができる。
で、従来必要とされたダストカバーをなくすことができ
て、部品点数が減少して組付工数が少なくなる上、コス
トの低廉化をはかることができる。
又、エア吸入口から本体ケース内に浸入したダスト類
は、エンドプレートの延長部に開口されたダスト排出穴
からダストパン側に入ってここに貯留されるので、エア
クリーナの清掃時には締付具を緩めて本体ケースからダ
ストパンのみ取り外し、このダストパン内に貯留されて
いるダスト類を廃棄処理するだけの操作を行えば良いの
で、エアクリーナの清掃作業が極めて簡単になるという
効果がある。更にエアクリーナをエンジンルーム内に配
置した車両の場合にあっても、ダスト類がエンジンルー
ム内に散乱することがないので、他の電装部材とか燃料
タンクやオイルタンクの吸入口及び吸込式のラジエータ
等の機能に悪影響を与えることがない。
は、エンドプレートの延長部に開口されたダスト排出穴
からダストパン側に入ってここに貯留されるので、エア
クリーナの清掃時には締付具を緩めて本体ケースからダ
ストパンのみ取り外し、このダストパン内に貯留されて
いるダスト類を廃棄処理するだけの操作を行えば良いの
で、エアクリーナの清掃作業が極めて簡単になるという
効果がある。更にエアクリーナをエンジンルーム内に配
置した車両の場合にあっても、ダスト類がエンジンルー
ム内に散乱することがないので、他の電装部材とか燃料
タンクやオイルタンクの吸入口及び吸込式のラジエータ
等の機能に悪影響を与えることがない。
更にエレメントを本体ケース内に収納する際の締付力
が不足している場合には、本体ケースの開口端とエンド
プレートの延長部及びダストパンの端部との間に間隙が
生じて、締付具によってダストパンを本体ケースに締付
固定することができないので、作業者は本体ケース内の
エレメントの締付力が不足していることを知覚すること
ができる。従って直ちにエレメントの増締を行うことに
より、正常な状態にダストパンを本体ケースに装着する
ことが可能となり、エアの1部がエア吸入口からエレメ
ントを通過せずにエア排出口に抜けることによるエンジ
ンの作動不良を誘起する惧れがないという大きな効果が
得られる。
が不足している場合には、本体ケースの開口端とエンド
プレートの延長部及びダストパンの端部との間に間隙が
生じて、締付具によってダストパンを本体ケースに締付
固定することができないので、作業者は本体ケース内の
エレメントの締付力が不足していることを知覚すること
ができる。従って直ちにエレメントの増締を行うことに
より、正常な状態にダストパンを本体ケースに装着する
ことが可能となり、エアの1部がエア吸入口からエレメ
ントを通過せずにエア排出口に抜けることによるエンジ
ンの作動不良を誘起する惧れがないという大きな効果が
得られる。
第1図は本発明にかかるエアクリーナの一実施例を示す
要部断面図、第2図は同部分的拡大断面図、第3図は第
2図のIII矢視図、第4図,第5図は本発明の作用の1
例を示す要部断面図、第6図は従来のエアクリーナの組
付例を示す分解斜視図、第7図は同組付状態を示す外観
図、第8図は同組付時の要部断面図、第9図,第10図は
従来の他のエアクリーナの組付例を示す要部断面図であ
る。 1……本体ケース、1a……支持プレート、 1b……ウエルドボルト、1c……開口端、3……エレメン
ト、 5……エンドプレート、5a……延長部、 5b……ダスト排出穴、7……蝶螺子、 11……ダストパン、11a周縁部、 13……シール部材、15……締付具、 19……エア吸入口、21……エア排出口、
要部断面図、第2図は同部分的拡大断面図、第3図は第
2図のIII矢視図、第4図,第5図は本発明の作用の1
例を示す要部断面図、第6図は従来のエアクリーナの組
付例を示す分解斜視図、第7図は同組付状態を示す外観
図、第8図は同組付時の要部断面図、第9図,第10図は
従来の他のエアクリーナの組付例を示す要部断面図であ
る。 1……本体ケース、1a……支持プレート、 1b……ウエルドボルト、1c……開口端、3……エレメン
ト、 5……エンドプレート、5a……延長部、 5b……ダスト排出穴、7……蝶螺子、 11……ダストパン、11a周縁部、 13……シール部材、15……締付具、 19……エア吸入口、21……エア排出口、
Claims (1)
- 【請求項1】本体ケース内に収納された除塵用のエレメ
ントと、該エレメントの一端に固定され、本体ケース内
部から軸方向に突出配置されたボルトに嵌合固定される
ことで該エレメントを固定するエンドプレートと、上記
エンドプレートの軸方向外側から本体ケース開口端にシ
ール部材の存在下で締付固定され、外部と本体ケース内
とを密閉するダストパンとを具備して成るエアクリーナ
において、 上記エンドプレートの周縁部に、該エンドプレートを径
方向に拡大した延長部を形成し、この延長部の適宜位置
にダスト排出穴を開口するとともに、該延長部とダスト
パンの周縁部とを締付具により本体ケース開口端に締付
固定したことを特徴とするエアクリーナ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2203052A JP2710156B2 (ja) | 1990-07-31 | 1990-07-31 | エアクリーナ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2203052A JP2710156B2 (ja) | 1990-07-31 | 1990-07-31 | エアクリーナ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0487610A JPH0487610A (ja) | 1992-03-19 |
JP2710156B2 true JP2710156B2 (ja) | 1998-02-10 |
Family
ID=16467547
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2203052A Expired - Fee Related JP2710156B2 (ja) | 1990-07-31 | 1990-07-31 | エアクリーナ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2710156B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN104121119A (zh) * | 2014-08-09 | 2014-10-29 | 蚌埠国威滤清器有限公司 | 一种干式空气滤清器 |
Family Cites Families (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS60216063A (ja) * | 1984-04-11 | 1985-10-29 | Nippon Denso Co Ltd | エアクリ−ナの自動ダスト排出装置 |
JPS6266720U (ja) * | 1985-10-14 | 1987-04-25 |
-
1990
- 1990-07-31 JP JP2203052A patent/JP2710156B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0487610A (ja) | 1992-03-19 |
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