JPS63151416A - 石目模様付き成形品の製造方法 - Google Patents

石目模様付き成形品の製造方法

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JPS63151416A
JPS63151416A JP29820386A JP29820386A JPS63151416A JP S63151416 A JPS63151416 A JP S63151416A JP 29820386 A JP29820386 A JP 29820386A JP 29820386 A JP29820386 A JP 29820386A JP S63151416 A JPS63151416 A JP S63151416A
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sheet
stone
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molding
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JP29820386A
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Shigeo Yoshida
重男 吉田
Toshio Kusuki
楠木 敏夫
Toyoo Inoue
井上 東洋男
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Matsushita Electric Works Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [技術分野1 本発明は、浴室の防水床パンなど表面に石目模様を形成
した成形品の製造方法に関するものである。
[背景技術] 石目挨様を有する強化成形品を製造するにあたって、そ
の製造法としては従来上りプレス成形法とハンドレイア
ップ法とがある。プレス成形法は、SMC(Sheet
 MoldingCompound)やBMC(Bul
k Molding Compound)と称される成
形材料内に粒状の石や樹脂なと石目形成用粒状物を混合
し、直圧またはインジェクシaンエ法で成形をおこなう
方法である。またハンドレイアップ法は、成形型の表面
にクリヤー樹脂を塗布してデル化させ、この上に石目形
成用粒状物と樹脂成形材料とを混合したものをスプレー
γン等で吹き付け、さらにこの上に〃ラスa維と樹脂に
よってバ・22層を成形硬化させる方法である。
しかし、プレス成形法では一度の成形で製造をおこなえ
るために生産性が良く、製造コストの面で有利ではある
が(ハンドレイアップ法に比べて生産性は10倍、製造
コストは1/2)、石目模様はSMCやBMCに混合さ
れた石目形成用粒状物で形成されるために成形品の表面
の全面において形成されることになり、表面の一部にの
み石目模様を形成させることは難しいという意匠面での
制約があり、また成形品の全体に石目形成用粒状物が混
在するために成形品の強度が影響を受は易いという問題
もある。また、ハンドレイアップ法では石目模様は石目
形成用粒状物と樹脂成形材料とを混合したものをスプレ
ーガン等で吹き付けることによって形成でさるために、
成形品の表面の一部にのみ石目模様を形成させることが
でき、意匠面で自由性があると共に、石目形成用粒状物
は成形品の表層にのみ存在して成形品の強度が石目形成
用粒状物によって影響を受けないという点で有利である
が、成形の工数が多く必要で生産性が悪く製造コストの
面で問題がある。
[発明の目的] 本発明は、上記の点に鑑みて為されたものであり、表面
の一部のみに石目模様を形成することが可能になると共
に強度低下のおそれがなく、しかも成形の工数少なく生
産性良く製造をおこなうことが可能になる石目模様付き
成形品の製造方法を提供することを目的とするものもあ
る。
[発明の開示1 しかして本発明に係る石目模様付き成形品の製造方法は
、シート1の表面にクリヤー樹脂のフンパウンド6を塗
布してこの表面に石目形成用粒状物2を付着させると共
にさらにこの表面に着色剤7を塗布して石シート3を形
成し、この石シート3をシート1側が成形型4側を向く
ように成形型4の表面にセットし、次いで石シート3に
重ねて成形材料5を成形型4にセットして硬化させ、こ
ののちに硬化された成形品からシート1を剥がすことを
特徴とするものであり、成形材料5を成形する際に同時
に石目形成用の粒状物2を成形品の表面にのみ付着させ
て石目模様を成形品に形成でさるようにし、しかもこの
石目形成用の粒状物2を石シート3としてシート状にす
ることで生産性を高めるようにしたものであって、以下
本発明の詳細な説明する。
石シート3は、シート1の表面にクリヤー樹脂のフンパ
ウンド6を、塗布すると共にこのクリヤー樹脂フンパウ
ンド6の表面に粒状の石や石調の外観を有する粒状樹脂
などの粒状物2を均一に散布してクリヤー樹脂のコンパ
ウンドで粒状物2をシート1に付着させ、さらにこの表
面に着色剤7を塗布することによって第1図(a)のよ
うに形成される。シート1としてはクリヤー樹脂フンパ
ウンド6に対して剥離性を有する離型紙やあるいは、厚
み50〜100μ程度のポリエステルシートやナイロン
シートなどの離型樹脂シートを用いることができ、成形
時に成形材料の樹脂が浸透されず且つ剥がす際に破れに
くいものであればなんでもよい。またクリヤー樹脂フン
パウンド6としては、透明な熱硬化性樹脂の組成物を一
般的に用いることができるが例えば、不飽和ポリエステ
ル樹脂(日本触媒化学社lN−14B)100重量部、
硬化剤(日本油脂社製PBZ)1重量部、透明性充填材
(昭和電工社製へイジライト)20〜30重量部の配合
のものを用いることができる。この配合において透明性
充填材はクリヤー樹脂フンパウンド6の透明性の程度に
応じて量が決定される。さらに着色剤7としては、上記
クリヤー樹脂フンパウンド6にトーナーを2〜5PHR
程度添加したものなどを用いたり、着色メラミン樹脂等
を粒度細かく粉砕した粉体を用いてこれをそのまま散布
して塗布するようにしたりすることができる。このよう
にして作成した石シート3はそのまま用いるようにする
他、取り扱いを容易にするために100〜200℃程度
の温度で30分間程度加熱炉で加熱して半硬化状態にす
るようにしてもよい。石シート3はそのまま用いても半
硬化状態にして用いても最終成形品の外観には何等影響
を与えるものではない。
この石シート3を用いてプレス法で成形品の製造をおこ
なうにあたっては、まず第1図(b)のように金型で形
成される成形型4の表面に石シート3を載置してセット
する1石シート3は粒状物2が表面側に存在するように
シート1を成形型4の表面に接触させてセットされるも
のであり、成形品に石目模様を形成すべき部分において
成形型4にセットされる。そして石シート3の上からS
MCやBMCのようなシート状の成形材料5を成形型4
上に重ねてセットし、次ぎに成形型4の上型を下型に締
めて加圧、加熱することに上って成形する(図では下型
のみ示し、上型は省略)。このとき、成形材料5の流動
性が良すぎてこの流動に伴って石目形成用粒状物2が流
され易い場合は、石シート3と成形材料5との間に1〜
数枚のガラスマットなど〃ラス布10を挾み込むように
すればよい。
このようにして成形をおこなったのちに、成形材料5が
硬化されて形成された成形品を成形型4から脱型し、さ
らに石シート3からシート1を離型して剥がす。石シー
ト3における粒状物2は成形品の表面に固着された状態
で残留し、石目模様がこの粒状物2によって形成される
ことになり、石目模様付きの成形品を得ることができる
ものである。そしてこのように形成される台目模様付き
の成形品にあって、成形型4の7ラツトな部分での石シ
ート3のセット位置を任意に設定することによって、石
目模様を設けたい部分においてのみ成形品に石目模様を
形成させることができ、しかも粒状物2は成形品の表層
部分にのみ存在して粒状物2で成形品の強度を損なうこ
とはない。また成形は成形型4に石シート3と成形材料
5をセットしたのちにプレスするという工数だでけでお
こなうことができ、プレス法によって生産性良く製造を
おこなうことができる。また成形品の石目模様に形成さ
れる表面層はクリヤー樹脂フンパウンド6によって表面
仕上げがされた状態にあり、仕上げのための工数を削減
することができると共に、この表面層は着色剤の変更で
任意の色に設定することができ、種々の種類の成形品を
作成することがでさるものである。
次ぎに本発明を具体的実施例によってさらに説明する。
シートの 成 1 厚み50μのポリエステルシートをシート1として用い
、このシート1の表面に不飽和ポリエステル樹脂(日本
触媒化学社!!!N−14B)100重量部、硬化剤(
日本油脂社製PBZ)1重量部、透明性充填材(昭和電
工社製ハイシライト)25重量部の配合で攪拌すること
によって調製したクリヤー樹脂コンパウンド6を0.2
〜0.31IIIの厚みに塗布し、この上にさらに直径
が1〜3III11の御影百粒を石目形成用の粒状物2
としで用い、これを300〜500g/+a2程度の散
布量で均一に散布し、これを加熱して半硬化させた。さ
らに上記フンパウンド6に4PHRの配合量で着色トー
ナーを添加して攪拌することによって$191シた着色
剤7を五目形成用粒状物2の上に0.2〜0 、3 a
rmの厚みで塗布し、加熱して半硬化させることによっ
て石シート3を作成した。この石シート3は長尺に連続
して作成されるものであり、所定のサイズや形世にトム
ソン型で打ち抜いて用i11られる。
シートの 成 2 御影百粒を石目形成用の粒状物2として用いて散布する
までは上記「石シートの作成(1)」と同様にし、次ぎ
に石目形成用粒状物2の上に着色メラミン樹脂微粉末を
着色剤7として用いてこれを100〜200g/m”程
度の散布量で散布し、さらにこの上から上記[石シート
の作成(1)]で用いた1ンパウン1.”Atf除霜し
、こhらを加熱りで半扉化させることによって石シート
3を作成した。
[ まず第2図(a)のように浴室ユニット用防水床パンの
成形型4の洗い#J成形部分に、シート1が成形型4の
表面側になるように石シート3を置き、次いで石シート
3よりも10mm程度幅寸法の大きいガラス布10を石
シートの上側に載置した。こののちに第2図(1))の
ように成形型4の上にSMC材料で形成される成形材料
5を載置し、成形型4の温度を製品面側が145℃、裏
面側が130℃になるように設定し、加圧力を1200
 )ン、加圧時間4分の条件で加圧加熱成形した。この
のちに成形型4から脱型して次いでパリ取りなどの後加
工をおこない、さらに成形品の表面からシート1を離型
して剥がすことによって、洗い場部分が石目模様に形成
された浴室ユニット用防水床パンを得た。
[発明の効果1 上述のように本発明にあっては、シートの表面に石目形
成用粒状物を付着させて石シートを形成すると共にこの
石シートを成形型の表面にセットし、次いで石シートに
重ねて成形材料を成形型にセットして硬化させ、このの
ちに硬化された成形品からシートを剥がすようにしたの
で、成形型への石シートのセット位置を任意に設定する
ことによって、石目模様を設けたい部分においてのみ成
形品に石目模様を形成させることができ、石目模様の形
成での意匠面で自由性に優れると共に、しかも粒状物は
成形品の表層部分にのみ存在するものであって粒状物で
成形品の強度に影響を与えるおそれはないものであり、
また成形は成形型に石シートと成形材料をセットしたの
ちに硬化させるという工数だけでよく、生産性良く製造
をおこなうことが可能になるものである。またシートの
表面にクリヤー樹脂のコンパウンドを塗布してこの表面
に右目形成用粒状物を付着させると共にさらにこの表面
に着色剤を塗布して石シートを形成するようにしである
ので、成形品の石目模様に形成される表面層はクリヤー
樹脂フンパウンドによって表面仕上げがされた状態にす
るこ□とがでさ、仕上げのための工数を削減することが
できると共に、この表面層は着色剤の変更で任意の色に
設定することができ、種々の種類の成形品を作成するこ
とがでさるものである。
【図面の簡単な説明】
第1図(a)(b)は本発明の一実施例の断面図、第2
図(a)(b)は浴室ユニット用防水パンの製造を示す
断面図と平面図である。 1はシート、2は石目形成用粒状物、3は石シート、4
は成形型、5は成形材料、6はクリヤー樹脂のフンパウ
ンド、7は着色剤である。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)シートの表面にクリヤー樹脂のコンパウンドを塗
    布してこの表面に石目形成用粒状物を付着させると共に
    さらにこの表面に着色剤を塗布して石シートを形成し、
    この石シートをシート側が成形型側を向くように成形型
    の表面にセットし、次いで石シートに重ねて成形材料を
    成形型にセットして硬化させ、こののちに硬化された成
    形品からシートを剥がすことを特徴とする石目模様付き
    成形品の製造方法。
JP29820386A 1986-12-15 1986-12-15 石目模様付き成形品の製造方法 Granted JPS63151416A (ja)

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JPH0338092B2 JPH0338092B2 (ja) 1991-06-07

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5081556A (en) * 1989-08-08 1992-01-14 Tdk Corporation Protective casing for a magnetic disk
JP2008096301A (ja) * 2006-10-12 2008-04-24 Yokohama Rubber Co Ltd:The コンベヤベルトの耐座屈性評価方法

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US5081556A (en) * 1989-08-08 1992-01-14 Tdk Corporation Protective casing for a magnetic disk
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