JPH0327916A - プレス成形による多重色化されたfrp成形品の製造方法 - Google Patents
プレス成形による多重色化されたfrp成形品の製造方法Info
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- JPH0327916A JPH0327916A JP5173289A JP5173289A JPH0327916A JP H0327916 A JPH0327916 A JP H0327916A JP 5173289 A JP5173289 A JP 5173289A JP 5173289 A JP5173289 A JP 5173289A JP H0327916 A JPH0327916 A JP H0327916A
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Landscapes
- Application Of Or Painting With Fluid Materials (AREA)
- Moulds For Moulding Plastics Or The Like (AREA)
- Casting Or Compression Moulding Of Plastics Or The Like (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
《産業上の利用分野》
本発明は浴室の防水パン、浴槽、洗い場付浴槽(ハ−7
ユニット)、シャワーユニット等ヲ、FRP (強化プ
ラスチック)によるプレス成形法によって製造するに際
し、当該製品の所要表面に多重色化または模様柄付化さ
れた、他の箇所とは異色の部分を形成し、両箇所の境界
線も美麗なFRP成形品を得るための製造方法に関する
.《従来の技術》 従来、浴室ユニット等大型のFRP製品を得るには、既
知の如くハンドレーアップ法、スプレーアップ法、レジ
ンインジェクション戒形法等を用いて来たが、最近この
ようなFRP製品を、プレス戒形法によって量産化しよ
うとすることが一部で実施されつつある. このプレス成形品の場合には、高温で高圧力を与えて成
形することから、当該成形品の品質,物性等が一定化し
て総体的に高品質のものが得られる. ところが、上記プレス成形品としては、高品質でありな
がら、これまで殆ど単一色のものしか生産されておらず
、従って製品として外観上の質感に深みがなく、このた
め他の汎用プラスチック製品と同じく安物視され、この
結果低コスト品として取り扱われているのが通例であり
、このような問題を解決するため、プレス成形品として
、多重色化又は模様柄付化された深みをもつ高級品の登
場が、強く望まれている. もちろん、既にプレス成形法による場合でも、椅子など
では、2色に色分けした製品も出現しているが、これで
は単に部分的に色変えされているというだけで、模様納
付部に深みがなく半透明性もな〈、多重色化されている
わけでもないので、この種のものでは,高級なインテリ
ヤ性の高い浴室ユニット等の商品として、満足を与える
ことができず,従って上記椅子のプレス成形技術を、上
記の如きユニー/ }製品の製造に採用することはでき
ず、結局これまでのところ、多重色化、模様付けの浴室
ユニットを得ようとするときは、ハンドレーアップ法、
スプレーアップ法を採択している. そこで、プレス成形品として、多重色化(模様柄付化)
を実現しようとする研究もすすめられており、既に、ポ
リエステル樹脂に自然石粉または砕石を配合し、これを
金型にスプレーして硬化させた後、当該金型にSMC
(シ一トモールディングコンパウンド)またはBMC
(バルクモールディングコンパウンド)なる成形材料を
装填し、加熱、加圧によりプレス成形する方法もテスト
的に行われている. しかし、上記の手段によるときは、小砕石に加えられる
高圧力によって金型が変形してしまったり、さらには陥
没してしまい、長期にわたる金型の使用ができず、結局
工業的な生産ができない. そこで、上記の自然石粉または砕石をSMCやBMC中
に配合してしまい、これを用いて成形する手段も考えら
れているが、この場合にも、やはり金型に傷を付けてし
まうだけでなく、上記の如く配合してしまうため、砕石
による多重色化が、捌脂コンパウンドによってぼけてし
まい、鮮明な表出が得られず,これをはっきりと露呈さ
せようとすれば、二次的に成形品を研磨しなければなら
ないが、このためには、平板状の製品であればまだしも
、浴室ユニット等の複雑な形態では、工業的な研磨処理
が不可能に近い. 《発明が解決しようとする課題》 本発明は,上記従来の問題点に鑑み検討されたもので、
プレス戒形に際し予め雄型の所要表面だけに塗布して形
成する多重色表面塗層の塗料に、自然石粉や砕石による
ことなしに、不飽和ポリエステルと、屈折率が1.5以
下の半透明充填剤と、さらには着色飽和ポリエステルの
乱カットフレークを所定寸法以下に調整したものとを用
い、これらの各配合部材の量を適切に選定することによ
って、前記従来例の如く,金型を損傷することなしに、
プレス成形加工手段によって良質にして、多重色化(模
様柄化)を実現でき、これにより深みのある高級感をも
たせ,ファッション性に優れた製品を提供可能にするの
が、その目的である.《課題を解決するための手段》 本発明に係るFRP成形品の製造方法は、上記の目的を
達成するため、請求項(1)にあっては、雄型の所要表
面だけに、マスキング手段により、不飽和ポリエステル
樹脂100重量部に対して、屈折率が1.5以下の半透
明充項剤を50重量部以上,着色飽和ポリエステル樹脂
フィルムの乱カットフレークにして、 5.0關φ以下
の篩を通過するもの5重量部以下と、硬化剤とが添加さ
れてなる塗料を塗布することで多重色表面塗層を形成し
た後、当該多重色表面塗層上から雄型の露呈表面に、S
MC,BMC等の形成材料を装填し,当該雄型に雌型を
被嵌して,両型により加熱、加圧によるプレス成形を行
い、これによりSMC.BMC等の上記成形材料による
成形品の所望表面に前記多重色表面塗層を一体に表出さ
せるようにしたことを特徴とするプレス成形による多重
色化(模様柄付化)されたFRP成形品の製造方法を提
供しようとしており、請求項(2)にあっては、上記請
求項(1)における製造方法にあっては、雄型と雌型と
により加熱、加圧によるブレス成形を行うに際し、当該
両型により閉成されたキャビティ内を抽気するようにし
たことを、その内容としている. 《実 施 例》 本発明に係る請求項(1)の製造方法につき、第1図、
第2図を参照して、これを以下詳細に説示する. 第1図によって明示のように、洗い場付浴積であるハー
フユニットをプレス成形により得るため、浴槽成形部l
と洗い場部2とを具有した雄型3を用意し、当該雄型3
の上部に、図示の如くマスキング材4を被嵌嵌置するが
、これには、後述する塗料5が飛散することを阻止する
保護枠部4aと、丁度浴槽成形部1と洗い場部2との底
面を形成することになる雄型3の各天面部3a,3bの
一部を露呈するように、塗料界面用の境界縁口4c ,
4dが形成されている. 尚、ここで6は、雄型3の下部外周壁に嵌合した弗素ゴ
ム等による0リングであり、後述するように雌型7を雄
型3に被嵌することにより得られるキャビティ8内を真
空にするのに供される.上記雄型3の上位に配されてい
るのは、前記塗料5の供給装置8を示しており、当該装
置9にあって、9aがロボット駆動軸、9bがこれに付
設された塗装ロボットアーム, 9cはこれに設けられ
た塗装ガンを示し、上記ロボット駆動軸9aは,図面に
あって前後左右に運転制御されながら、一定量の塗料5
を下向きに噴出可能なるよう構威されている. 本発明では、上記供給装置9を稼動することによって、
塗装ガン9Cから噴出される塗料5を、マスキング材4
の境界縁口4c,4dから、天面部3a,3bにスプレ
ーした後,1〜5分放置することで多重色表面塗層10
a,10bを硬化形成するのである. ここで、上記塗装5は、次に説示する如きものを用いる
. すなわち、不飽和ポリエステル樹脂100重量部に対し
て、屈折率が1.5以下の半透明充填剤を50重量部以
上、着色飽和ポリエステル樹脂フィルムの乱カットフレ
ークにして、5.0m■φ以下の論を通過するもの5重
量部以下と、硬化剤とを添加してなるものであるが、こ
こで、上記不飽和ポリエステル樹脂としては、ビニール
エステル樹脂をベースとして架橋用七ノマーであるビニ
ールトルエンを利用したディックライトEXP−895
(大日本インキ化学工業製)を用いることができ、半
透明充填剤としては、半透明水酸化アルミニウム、シリ
カパウダーの一方または双方を、さらに上記乱カットフ
レークとしては,揺変性を付与するための酸化硅素エア
ロジル1.5重量部、前記硬化剤としてのパーカドック
ス29A 1重量部を配合した中に、飽和ポリエステル
フィルム(厚さ0.1mm )を粉砕機にかけて、ラン
ダマイドに粉砕して、 1.5鵬鵬φの篩を通過させた
黒色フレーク2重量部、これと同様にして得た白色フレ
ークl重量部、さらに同法により得た茶色フレーク1重
量部を混入した多重色のものを用いるようにした. 上記の如くして調整した塗料を、口径4關の塗装ガンに
ポンプにより送りながら、前記雄型3の天面部3a,3
bに、1800g/rrl’だけ塗布し、これが硬化乾
燥されてタックフリー状態(指触乾燥)になった後、S
MC又はBMCとしての戒形材料11a,llb とし
て、デ4−/クマ+7ト2485i (大日本インキ
株式会社製)を装項し、さらに雄型3に雌型7を締め付
け、 135℃〜145℃で約6分間加温、油圧プレス
機により加圧(2200t) Lてプレス成形すること
で,黒御影調の黒色、茶色,白色各フレークが多重に重
積されて含まれた透明感のある成形品を得た. そして、かかる製造方法を、多数回繰返し同じ金型の使
用により実施したが、雄型にも雌型にも傷を受けること
がなかった. また、 100℃〜150゜Cの成形温度下で硬化させ
た場合、上記の不飽和ポリエステル樹脂の伸びは30%
以上であり、しかも、曲げ弾性率も30kg/crn’
以下であり、従って高温硬化しても、成形品が金型より
剥離したり、端面が浮き上ったりすることもなかった。
ユニット)、シャワーユニット等ヲ、FRP (強化プ
ラスチック)によるプレス成形法によって製造するに際
し、当該製品の所要表面に多重色化または模様柄付化さ
れた、他の箇所とは異色の部分を形成し、両箇所の境界
線も美麗なFRP成形品を得るための製造方法に関する
.《従来の技術》 従来、浴室ユニット等大型のFRP製品を得るには、既
知の如くハンドレーアップ法、スプレーアップ法、レジ
ンインジェクション戒形法等を用いて来たが、最近この
ようなFRP製品を、プレス戒形法によって量産化しよ
うとすることが一部で実施されつつある. このプレス成形品の場合には、高温で高圧力を与えて成
形することから、当該成形品の品質,物性等が一定化し
て総体的に高品質のものが得られる. ところが、上記プレス成形品としては、高品質でありな
がら、これまで殆ど単一色のものしか生産されておらず
、従って製品として外観上の質感に深みがなく、このた
め他の汎用プラスチック製品と同じく安物視され、この
結果低コスト品として取り扱われているのが通例であり
、このような問題を解決するため、プレス成形品として
、多重色化又は模様柄付化された深みをもつ高級品の登
場が、強く望まれている. もちろん、既にプレス成形法による場合でも、椅子など
では、2色に色分けした製品も出現しているが、これで
は単に部分的に色変えされているというだけで、模様納
付部に深みがなく半透明性もな〈、多重色化されている
わけでもないので、この種のものでは,高級なインテリ
ヤ性の高い浴室ユニット等の商品として、満足を与える
ことができず,従って上記椅子のプレス成形技術を、上
記の如きユニー/ }製品の製造に採用することはでき
ず、結局これまでのところ、多重色化、模様付けの浴室
ユニットを得ようとするときは、ハンドレーアップ法、
スプレーアップ法を採択している. そこで、プレス成形品として、多重色化(模様柄付化)
を実現しようとする研究もすすめられており、既に、ポ
リエステル樹脂に自然石粉または砕石を配合し、これを
金型にスプレーして硬化させた後、当該金型にSMC
(シ一トモールディングコンパウンド)またはBMC
(バルクモールディングコンパウンド)なる成形材料を
装填し、加熱、加圧によりプレス成形する方法もテスト
的に行われている. しかし、上記の手段によるときは、小砕石に加えられる
高圧力によって金型が変形してしまったり、さらには陥
没してしまい、長期にわたる金型の使用ができず、結局
工業的な生産ができない. そこで、上記の自然石粉または砕石をSMCやBMC中
に配合してしまい、これを用いて成形する手段も考えら
れているが、この場合にも、やはり金型に傷を付けてし
まうだけでなく、上記の如く配合してしまうため、砕石
による多重色化が、捌脂コンパウンドによってぼけてし
まい、鮮明な表出が得られず,これをはっきりと露呈さ
せようとすれば、二次的に成形品を研磨しなければなら
ないが、このためには、平板状の製品であればまだしも
、浴室ユニット等の複雑な形態では、工業的な研磨処理
が不可能に近い. 《発明が解決しようとする課題》 本発明は,上記従来の問題点に鑑み検討されたもので、
プレス戒形に際し予め雄型の所要表面だけに塗布して形
成する多重色表面塗層の塗料に、自然石粉や砕石による
ことなしに、不飽和ポリエステルと、屈折率が1.5以
下の半透明充填剤と、さらには着色飽和ポリエステルの
乱カットフレークを所定寸法以下に調整したものとを用
い、これらの各配合部材の量を適切に選定することによ
って、前記従来例の如く,金型を損傷することなしに、
プレス成形加工手段によって良質にして、多重色化(模
様柄化)を実現でき、これにより深みのある高級感をも
たせ,ファッション性に優れた製品を提供可能にするの
が、その目的である.《課題を解決するための手段》 本発明に係るFRP成形品の製造方法は、上記の目的を
達成するため、請求項(1)にあっては、雄型の所要表
面だけに、マスキング手段により、不飽和ポリエステル
樹脂100重量部に対して、屈折率が1.5以下の半透
明充項剤を50重量部以上,着色飽和ポリエステル樹脂
フィルムの乱カットフレークにして、 5.0關φ以下
の篩を通過するもの5重量部以下と、硬化剤とが添加さ
れてなる塗料を塗布することで多重色表面塗層を形成し
た後、当該多重色表面塗層上から雄型の露呈表面に、S
MC,BMC等の形成材料を装填し,当該雄型に雌型を
被嵌して,両型により加熱、加圧によるプレス成形を行
い、これによりSMC.BMC等の上記成形材料による
成形品の所望表面に前記多重色表面塗層を一体に表出さ
せるようにしたことを特徴とするプレス成形による多重
色化(模様柄付化)されたFRP成形品の製造方法を提
供しようとしており、請求項(2)にあっては、上記請
求項(1)における製造方法にあっては、雄型と雌型と
により加熱、加圧によるブレス成形を行うに際し、当該
両型により閉成されたキャビティ内を抽気するようにし
たことを、その内容としている. 《実 施 例》 本発明に係る請求項(1)の製造方法につき、第1図、
第2図を参照して、これを以下詳細に説示する. 第1図によって明示のように、洗い場付浴積であるハー
フユニットをプレス成形により得るため、浴槽成形部l
と洗い場部2とを具有した雄型3を用意し、当該雄型3
の上部に、図示の如くマスキング材4を被嵌嵌置するが
、これには、後述する塗料5が飛散することを阻止する
保護枠部4aと、丁度浴槽成形部1と洗い場部2との底
面を形成することになる雄型3の各天面部3a,3bの
一部を露呈するように、塗料界面用の境界縁口4c ,
4dが形成されている. 尚、ここで6は、雄型3の下部外周壁に嵌合した弗素ゴ
ム等による0リングであり、後述するように雌型7を雄
型3に被嵌することにより得られるキャビティ8内を真
空にするのに供される.上記雄型3の上位に配されてい
るのは、前記塗料5の供給装置8を示しており、当該装
置9にあって、9aがロボット駆動軸、9bがこれに付
設された塗装ロボットアーム, 9cはこれに設けられ
た塗装ガンを示し、上記ロボット駆動軸9aは,図面に
あって前後左右に運転制御されながら、一定量の塗料5
を下向きに噴出可能なるよう構威されている. 本発明では、上記供給装置9を稼動することによって、
塗装ガン9Cから噴出される塗料5を、マスキング材4
の境界縁口4c,4dから、天面部3a,3bにスプレ
ーした後,1〜5分放置することで多重色表面塗層10
a,10bを硬化形成するのである. ここで、上記塗装5は、次に説示する如きものを用いる
. すなわち、不飽和ポリエステル樹脂100重量部に対し
て、屈折率が1.5以下の半透明充填剤を50重量部以
上、着色飽和ポリエステル樹脂フィルムの乱カットフレ
ークにして、5.0m■φ以下の論を通過するもの5重
量部以下と、硬化剤とを添加してなるものであるが、こ
こで、上記不飽和ポリエステル樹脂としては、ビニール
エステル樹脂をベースとして架橋用七ノマーであるビニ
ールトルエンを利用したディックライトEXP−895
(大日本インキ化学工業製)を用いることができ、半
透明充填剤としては、半透明水酸化アルミニウム、シリ
カパウダーの一方または双方を、さらに上記乱カットフ
レークとしては,揺変性を付与するための酸化硅素エア
ロジル1.5重量部、前記硬化剤としてのパーカドック
ス29A 1重量部を配合した中に、飽和ポリエステル
フィルム(厚さ0.1mm )を粉砕機にかけて、ラン
ダマイドに粉砕して、 1.5鵬鵬φの篩を通過させた
黒色フレーク2重量部、これと同様にして得た白色フレ
ークl重量部、さらに同法により得た茶色フレーク1重
量部を混入した多重色のものを用いるようにした. 上記の如くして調整した塗料を、口径4關の塗装ガンに
ポンプにより送りながら、前記雄型3の天面部3a,3
bに、1800g/rrl’だけ塗布し、これが硬化乾
燥されてタックフリー状態(指触乾燥)になった後、S
MC又はBMCとしての戒形材料11a,llb とし
て、デ4−/クマ+7ト2485i (大日本インキ
株式会社製)を装項し、さらに雄型3に雌型7を締め付
け、 135℃〜145℃で約6分間加温、油圧プレス
機により加圧(2200t) Lてプレス成形すること
で,黒御影調の黒色、茶色,白色各フレークが多重に重
積されて含まれた透明感のある成形品を得た. そして、かかる製造方法を、多数回繰返し同じ金型の使
用により実施したが、雄型にも雌型にも傷を受けること
がなかった. また、 100℃〜150゜Cの成形温度下で硬化させ
た場合、上記の不飽和ポリエステル樹脂の伸びは30%
以上であり、しかも、曲げ弾性率も30kg/crn’
以下であり、従って高温硬化しても、成形品が金型より
剥離したり、端面が浮き上ったりすることもなかった。
尚、ここで上記の如く雄型3に予め塗料5を塗春して多
重色表面塗層10a,10bを形成しておくと、プレス
戒形に際し、当該塗層箇所における空気の抜けが悪くな
り、ビンホールや膨れが発生することも考慮されるので
、前記の如〈Oリング6と雌型7とを圧接してキャビテ
ィ8内を、図示されていない真空ポンプ等により矢印A
の如く抽気させることが望ましく、このことで,良品率
を高め工業的な生産性の向上に役立たせることができる
. 《発明の効果》 本発明は、以上のようにして実施することができるので
,請求項(1)によるときは、プレス成形法により金型
を痛めることなしに、多重色化(模様柄付化)が可能と
なり、プレス成形品としての良質性と,深みのある色彩
化とが兼備された各種のFRP高級成形品を、工業的に
して比較的安価に提供することができ、請求項(2)に
よれば,ビンホールや膨れのない製品の仕上りを、さら
に保証することができる.
重色表面塗層10a,10bを形成しておくと、プレス
戒形に際し、当該塗層箇所における空気の抜けが悪くな
り、ビンホールや膨れが発生することも考慮されるので
、前記の如〈Oリング6と雌型7とを圧接してキャビテ
ィ8内を、図示されていない真空ポンプ等により矢印A
の如く抽気させることが望ましく、このことで,良品率
を高め工業的な生産性の向上に役立たせることができる
. 《発明の効果》 本発明は、以上のようにして実施することができるので
,請求項(1)によるときは、プレス成形法により金型
を痛めることなしに、多重色化(模様柄付化)が可能と
なり、プレス成形品としての良質性と,深みのある色彩
化とが兼備された各種のFRP高級成形品を、工業的に
して比較的安価に提供することができ、請求項(2)に
よれば,ビンホールや膨れのない製品の仕上りを、さら
に保証することができる.
第1図は本発明に係るFRP成形品の製造方法を実施す
るのに用いられる雄型と塗料の供給装置を示した一部切
欠の正面図、第2図は、上記雄型に雌型を被嵌したプレ
ス成形状態の一部を切欠した正面図である. 3・・・・・・雄型 5・・・・・・塗料 10a,10b・・・・多重色表面塗層11a,llb
・・・・成形材料
るのに用いられる雄型と塗料の供給装置を示した一部切
欠の正面図、第2図は、上記雄型に雌型を被嵌したプレ
ス成形状態の一部を切欠した正面図である. 3・・・・・・雄型 5・・・・・・塗料 10a,10b・・・・多重色表面塗層11a,llb
・・・・成形材料
Claims (2)
- (1)雄型の所要表面だけに、マスキング手段により、
不飽和ポリエステル樹脂100重量部に対して、屈折率
が1.5以下の半透明充填剤を50重量部以上、着色飽
和ポリエステル樹脂フィルムの乱カットフレークにして
、5.0mmφ以下の篩を通過するもの5重量部以下と
、硬化剤とが添加されてなる塗料を塗布することで多重
色表面塗層を形成した後、当該多重色表面塗層上から雄
型の露呈表面に、SMC、BMC等の形成材料を装填し
、当該雄型に雌型を被嵌して、両型により加熱、加圧に
よるプレス成形を行い、これによりSMC、BMC等の
上記成形材料による成形品の所望表面に前記多重色表面
塗層を一体に表出させるようにしたことを特徴とするプ
レス成形による多重色化(模様柄付化)されたFRP成
形品の製造方法。 - (2)雄型と雌型とにより加熱、加圧によるプレス成形
を行うに際し、当該両型により閉成されたキャビティ内
を抽気するようにした請求項(1)記載のプレス成形に
よる多重色化(模様柄付化)されたFRP成形品の製造
方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5173289A JPH066303B2 (ja) | 1989-03-03 | 1989-03-03 | プレス成形による多重色化されたfrp成形品の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5173289A JPH066303B2 (ja) | 1989-03-03 | 1989-03-03 | プレス成形による多重色化されたfrp成形品の製造方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0327916A true JPH0327916A (ja) | 1991-02-06 |
JPH066303B2 JPH066303B2 (ja) | 1994-01-26 |
Family
ID=12895071
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP5173289A Expired - Fee Related JPH066303B2 (ja) | 1989-03-03 | 1989-03-03 | プレス成形による多重色化されたfrp成形品の製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH066303B2 (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5556666A (en) * | 1994-06-01 | 1996-09-17 | Atohaas Holding C.V. | Process for preparing color contrasts on articles obtained by molding from polymerizable compositions |
CN102039640A (zh) * | 2010-10-19 | 2011-05-04 | 李季峯 | 一种花洒插穿模具结构 |
-
1989
- 1989-03-03 JP JP5173289A patent/JPH066303B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5556666A (en) * | 1994-06-01 | 1996-09-17 | Atohaas Holding C.V. | Process for preparing color contrasts on articles obtained by molding from polymerizable compositions |
CN102039640A (zh) * | 2010-10-19 | 2011-05-04 | 李季峯 | 一种花洒插穿模具结构 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH066303B2 (ja) | 1994-01-26 |
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