JP2002212448A - 偏光性樹脂成形体及びその製造方法 - Google Patents

偏光性樹脂成形体及びその製造方法

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JP2002212448A
JP2002212448A JP2001007708A JP2001007708A JP2002212448A JP 2002212448 A JP2002212448 A JP 2002212448A JP 2001007708 A JP2001007708 A JP 2001007708A JP 2001007708 A JP2001007708 A JP 2001007708A JP 2002212448 A JP2002212448 A JP 2002212448A
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resin
polarizing
resin molded
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Tadashi Fukunaga
正 福永
Yukio Naito
雪雄 内藤
Satoshi Kojima
諭 小島
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 飽きのこない、めりはりのある外観を有する
樹脂成形体が得られると共に原料コスト面でも問題のな
い樹脂成形体を得ること。 【解決手段】 イオン重合硬化性の透光性樹脂成形体に
異方性顔料が添加されており、前記異方性顔料同士は前
記成形体中において略一方向を向いていることを特徴と
する偏光性樹脂成形体。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、見る角度によって
さまざまに発色する外観を有する樹脂成形体及びその製
造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、外観が重視される樹脂成形体に関
してはさまざまな意匠が施されている。例えば、樹脂製
浴槽等は単色の他、透明度を上げて大理石調の質感を持
たせるようにしたり、石目チップを添加することにより
石目調にしたり、またパール顔料やメタリック顔料を用
いて光輝性をもたせたりしている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記の
ような方法では常に一つの外観しか得られず、長期にわ
たる使用では飽きがき易い。また、樹脂製のボール一体
カウンターは洗面ボール部と平面カウンター部が同一色
・同一柄となり、洗面ボール別付けタイプと比べると意
匠性の変化に乏しい。そこで洗面ボールと平面カウンタ
ーを別々に作り、接着加工を行うこともあるが、工程が
増え、洗面ボール一体カウンターの製造上の特徴が失わ
れてしまう。
【0004】本発明はこのような問題点を鑑みてなされ
たもので、樹脂成形体において飽きのこない、めりはり
のある外観を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、本発明では、イオン重合硬化性の透光性樹脂成形体
に異方性顔料が添加されており、前記異方性顔料同士は
前記成形体中において略一方向を向いていることを特徴
とする偏光性樹脂成形体を提供する。そうすることによ
り、飽きのこない、めりはりのある外観が得られる。
とくに深絞り形状の製品である浴槽、洗面ボール一体カ
ウンター、キッチンシンクは平面部と立面部が異なった
色調に見え、更に見る角度によっても異なって見える。
ここで、異方性顔料が成形体中において略一方向を向い
ているようにするには、上記顔料を添加したイオン重合
硬化性の樹脂をゆっくり硬化成形させることにより得る
ことができ、例えば、イオン重合硬化性の透光性樹脂又
はその前駆体に異方性顔料を添加して得た液状組成物又
はコンパウンドを成形型に注入した後に、60℃〜90
℃の温度で、1時間以上かけて硬化させることにより得
られる。
【0006】本発明の他の態様においては、透光性樹脂
成形基体上に偏光性被覆層が形成されており、前記被覆
層はイオン重合硬化性樹脂中に異方性顔料が添加されて
なり、前記異方性顔料同士は前記樹脂中において略一方
向を向いていることを特徴とする偏光性樹脂成形体を提
供する。そうすることにより、飽きのこない、めりはり
のある外観が得られる。 とくに深絞り形状の製品であ
る浴槽、洗面ボール一体カウンター、キッチンシンクは
平面部と立面部が異なった色調に見え、更に見る角度に
よっても異なって見える。さらにこの態様においては製
法上脱型後に被覆層をゆっくり硬化させることも可能な
ので生産性が良好となる。ここで、異方性顔料が被覆層
中において略一方向を向いているようにするには、上記
顔料を添加したイオン重合硬化性樹脂をゆっくり硬化さ
せることにより得ることができ、例えば、異方性顔料を
添加したイオン重合硬化性樹脂又はその前駆体を成形型
の成形面に塗布する工程、該成形型に透光性樹脂又はそ
の前駆体を注入し硬化させることにより成形体を得る工
程、前記成形体表面に被覆された前記イオン重合硬化性
樹脂を硬化養生させることにより得られる。
【0007】
【発明の実施の形態】以下に本発明の好ましい態様につ
き、説明する。本発明において異方性顔料とは、形状が
偏平等の等方的でない顔料をいう。例えば、偏光パール
または偏光メタリック顔料が好適に用いられる。これら
顔料は偏平なだけでなく、光輝性があるので、より複雑
な色調を帯びるので好ましい。また、偏光パールまたは
偏光メタリック顔料は、それ単独で用いるだけでなく、
一般的なパール顔料、メタリック顔料、石目チップ、蛍
光顔料、蓄光顔料、示温顔料等各種の顔料と併用するこ
ともでき、併用することによりさまざまな特色ある外観
を得る事ができる。
【0008】イオン重合硬化性の樹脂としては、例え
ば、エポキシ樹脂、ウレタン樹脂等が好適に利用でき
る。
【0009】本発明の一実施態様においては、エポキシ
樹脂、ウレタン樹脂等のイオン重合硬化性の透光性樹脂
成形体に偏光パール、偏光メタリック顔料等の異方性顔
料が添加されており、前記異方性顔料同士は前記成形体
中において略一方向を向いているようにする。
【0010】このような成形体は、上記顔料を添加した
イオン重合硬化性の樹脂をゆっくり硬化成形させること
により得ることができ、例えば、イオン重合硬化性の透
光性樹脂又はその前駆体に異方性顔料を添加して得た液
状組成物又はコンパウンドを成形型に注入した後に、6
0℃〜90℃の温度で、1時間以上かけて硬化させるこ
とにより得られる。透光性樹脂成形体を注型で形成する
場合、注型樹脂としてはエポキシ樹脂、ウレタン樹脂等
のイオン重合硬化性の樹脂が適する。ラジカル重合硬化
性の不飽和ポリエステル樹脂やビニルエステル樹脂のよ
うな成形収縮率の大きな樹脂の場合、型離れやひけを起
こしてしまう。また、硬化が部分的に進行するために偏
光の柄が不均一となってしまう。不飽和ポリエステル樹
脂ゲルコートとエポキシ樹脂注型を比較した場合、エポ
キシ樹脂注型の方がより鮮明な偏光性を有する外観が得
られる。これはエポキシ樹脂の成形収縮率が小さいこと
および硬化反応がゆっくりと均一に進むために偏光パー
ル顔料が均一に配向することによる。上記ラジカル重合
硬化性の不飽和ポリエステル樹脂やビニルエステル樹脂
では反応性の非常に高い過酸化物を反応開始剤として用
い、過酸化物の分解によりラジカルが発生し、これがモ
ノマーの二重結合を開いて重合していく。反応は発熱を
伴い、急速に進行する。二重結合が開き、単結合で連結
されることにより収縮が起こり、型離れやひけが起こり
易い。また、反応は反応開始剤のある部分から次々と発
生する為、偏光の柄が不均一なものとなってしまう。一
方エポキシ樹脂、ウレタン樹脂等のイオン重合硬化性の
樹脂では、ラジカルの発生はなく、反応には外部加熱が
大きく寄与する。従って、高い硬化温度でなければ、反
応はゆっくりと均一に進行することになり、異方性顔料
が沈降して略一方向に配向することができる。また、二
重結合から単結合への変化もなく、硬化反応による収縮
も小さい為、型離れやひけといった問題も発生せず、よ
り鮮明な偏光性を有する外観が得られる。
【0011】本発明の他の実施態様においては、透光性
樹脂成形基体上に偏光性被覆層が形成されており、前記
被覆層はイオン重合硬化性樹脂中に異方性顔料が添加さ
れてなり、前記異方性顔料同士は前記樹脂中において略
一方向を向いているようにする。
【0012】このような成形体は、例えば、異方性顔料
を添加したイオン重合硬化性樹脂又はその前駆体を成形
型の成形面に塗布する工程、該成形型に透光性樹脂又は
その前駆体を注入し硬化させることにより成形体を得る
工程、前記成形体表面に被覆された前記イオン重合硬化
性樹脂を硬化養生させることにより得られる。
【0013】この態様において、鮮明な偏光性を有する
外観を得るためには、イオン重合硬化性樹脂100重量
部に対して異方性顔料を0.1〜30重量部、望ましく
は1〜10重量部添加するのが良い。0.1重量部より
少なければ偏光の特性がでないし、30重量部より多す
ぎるとコスト的に不利であると共に樹脂が増粘しスプレ
ーが困難となったり、光沢不良を起こしたり、物性にも
悪影響がでる。
【0014】この態様において、透光性樹脂としては、
ビニルエステル系樹脂、不飽和ポリエステル系樹脂、エ
ポキシ系樹脂、アクリル系樹脂、メラミン系樹脂、ウレ
タン系樹脂等が好適に利用できる。
【0015】また、被覆層上に補強層を設けることもで
きる。
【0016】また、偏光性被覆層の厚みを0.3mm〜
15mmであるようにすると、より一層鮮明な偏光性を
有する外観が得られやすく好ましい。
【0017】この態様の好適な適用例としては、アクリ
ル浴槽が挙げられる。アクリル板を真空成形して得られ
る浴槽等の製品では、真空成形したアクリルの裏面に偏
光パールまたは偏光メタリック顔料等の異方性顔料を添
加したイオン重合硬化性樹脂を主成分とする塗料を塗装
して更にその裏面に補強層を形成すれば良い。
【0018】また上記いずれの態様においても、浴槽や
洗面ボール一体カウンター等熱水に接する製品の場合、
偏光パール顔料等の異方性顔料を他に何も添加せずにイ
オン重合硬化性樹脂に添加してそのまま用いると熱水に
よる影響でイオン重合硬化性樹脂と偏光パール顔料等の
異方性顔料との密着が低下し光沢低下や偏光性の低下が
おきてしまう。そのため、偏光パール顔料等の異方性顔
料にシランカップリング剤を付着させ、樹脂との密着性
を高める必要がある。シランカップリング剤の種類は、
イオン重合硬化性樹脂との適性が良いものを選べば良
い。例えば、イオン重合硬化性樹脂がエポキシ樹脂の場
合は、エポキシシランが適する。処理量としては偏光パ
ール顔料等の異方性顔料100重量部に対してシランカ
ップリング剤を1から5重量部付着させれば良い。1重
量部より少ないと熱水による光沢低下を改善する効果に
乏しく、5重量部より多いとコスト的に不利であると共
にパール顔料等の異方性顔料が塊状となり、成形品の外
観が悪くなってしまう。
【0019】
【実施例】実施例1 上型と下型を勘合して成るボール一体カウンター成形用
樹脂型の上型(裏面側)にビニルエステル樹脂とガラス
チョップドストランドマットを用いて積層した補強層を
成形し、加熱硬化した。次に上型と下型を勘合し、注入
口より偏光性パール顔料を添加したエポキシ樹脂を注型
し、60℃にて2時間加熱硬化することにより裏面側を
FRPで補強されたエポキシ表面の偏光性ボール一体カ
ウンターを得たものを図1に示す。この時、エポキシ樹
脂注型層の厚さは5mmであり、エポキシ樹脂(主剤・
硬化剤・硬化促進剤)100重量部に対して偏光性パー
ル顔料(メルク・ジャパン社製イリオジン7215WI
I)を5重量部添加している。このようにして得られた
成形体について、鮮明な偏光性を有する外観が確認され
た。
【0020】実施例2 アクリルウレタン系塗料100重量部に対して偏光パー
ル顔料(メルク・ジャパン社製イリオジン7219WI
I)を3重量部添加した塗料を30cm角の真空成形用
アクリル板の裏面にスプレー塗装し、硬化後その上から
ビニルエステル系のFRPをスプレーアップして補強層
を形成したものを図2に示す。このようにして得られた
成形体について、鮮明な偏光性を有する外観が確認され
た。
【0021】実施例3 偏光パール顔料(メルク・ジャパン社製イリオジン72
25WII)100重量部に対して0.5重量部,1重
量部,3重量部,5重量部,7重量部,10重量部のシ
ランカップリング処理を施した。このシランカップリン
グ処理された偏光パール顔料をエポキシ樹脂(主剤・硬
化剤・硬化促進剤)100重量部に対して5重量部添加
して、エポキシ樹脂の注型成形品を得た。次に、この成
形品の外観を目視にて評価すると共に85℃の熱水に1
00hr浸漬して、光沢低下を目視にて評価した。
【0022】
【表1】
【0023】
【表2】
【0024】表1から偏光パール顔料が樹脂100重量
部に対して0.1重量部より少ないと偏光性が十分でな
く、また、30重量部より多いと光沢不良等の外観不良
が起きることがわかる。
【0025】表2からシランカップリング剤処理量が1
より少ないと熱水浸漬での光沢不良が起こり、5重量部
より多いと成形品の外観不良が起こることがわかる。
【0026】
【発明の効果】本発明によれば、飽きのこない、めりは
りのある外観を有する樹脂成形体が得られると共に原料
コスト面でも問題のない樹脂成形体が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 透明なエポキシ注型樹脂中に偏光パール顔料
を添加した表面層を有した、裏面にFRP補強層を形成
したボール一体カウンターの断面図である。
【図2】 真空成形アクリルの裏面に偏光パール顔料を
添加した塗料を塗装し、さらにFRP補強層を形成した
成形体の断面図である。
【符号の説明】
2 偏光パール顔料 4 注型層 5 真空成形アクリル 6 塗料 7 FRP補強層
フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) B29C 39/38 B29C 39/38 B32B 7/02 103 B32B 7/02 103 27/20 27/20 A C08J 7/04 CER C08J 7/04 CERZ CEZ CEZZ C08K 5/00 C08K 5/00 // B29K 63:00 B29K 63:00 105:16 105:16 Fターム(参考) 2D032 AB03 4F006 AA20 AA22 AA33 AA34 AA35 AA37 AB34 AB37 AB62 BA15 CA00 4F100 AG00 AK01A AK01B AK01C AK21A AK24A AK36A AK44A AK51A AK53A AK53B AK53C BA03 BA07 BA10A BA10C CA13B CA13C DG01 DH02 GB07 GB90 JB12B JB12C JN01A JN10B YY00B YY00C 4F204 AA39 AB03 AB12 AD11 AF09 AG07 AH49 AR06 EA03 EA04 EB01 EB11 EB23 EF02 EK13 EK17 4J002 CD001 CK021 FD096 GC00

Claims (21)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 イオン重合硬化性の透光性樹脂成形体に
    異方性顔料が添加されており、前記異方性顔料同士は前
    記成形体中において略一方向を向いていることを特徴と
    する偏光性樹脂成形体。
  2. 【請求項2】 透光性樹脂成形基体上に偏光性被覆層が
    形成されており、前記被覆層はイオン重合硬化性樹脂中
    に異方性顔料が添加されてなり、前記異方性顔料同士は
    前記樹脂中において略一方向を向いていることを特徴と
    する偏光性樹脂成形体。
  3. 【請求項3】 透光性樹脂成形基体上に偏光性被覆層が
    形成され、さらに該被覆層上に補強層が形成されてお
    り、前記被覆層はイオン重合硬化性樹脂中に異方性顔料
    が添加されてなり、前記異方性顔料同士は前記樹脂中に
    おいて略一方向を向いていることを特徴とする偏光性樹
    脂成形体。
  4. 【請求項4】 前記異方性顔料は、偏光パールまたは偏
    光メタリック顔料であることを特徴とする請求項1〜3
    に記載の偏光性樹脂成形体。
  5. 【請求項5】 前記異方性顔料は、前記透光性樹脂成形
    体中の樹脂100重量部に対して0.1から30重量部
    添加されていることを特徴とする請求項1又は4に記載
    の偏光性樹脂成形体。
  6. 【請求項6】 前記異方性顔料は、前記透光性樹脂成形
    体中の樹脂100重量部に対して1から10重量部添加
    されていることを特徴とする請求項1又は4に記載の偏
    光性樹脂成形体。
  7. 【請求項7】 前記異方性顔料は、前記イオン重合硬化
    性樹脂100重量部に対して0.1から30重量部添加
    されていることを特徴とする請求項2〜4に記載の偏光
    性樹脂成形体。
  8. 【請求項8】 前記異方性顔料は、前記イオン重合硬化
    性樹脂100重量部に対して1から10重量部添加され
    ていることを特徴とする請求項2〜4に記載の偏光性樹
    脂成形体。
  9. 【請求項9】 請求項1に記載のイオン重合硬化性の透
    光性樹脂成形体がエポキシ系樹脂成形体であることを特
    徴とする偏光性樹脂成形体。
  10. 【請求項10】 請求項2〜4に記載の透光性樹脂成形
    基体がビニルエステル系樹脂、不飽和ポリエステル系樹
    脂、エポキシ系樹脂、アクリル系樹脂、メラミン系樹
    脂、ウレタン系樹脂であることを特徴とする偏光性樹脂
    成形体。
  11. 【請求項11】 請求項2〜4に記載のイオン重合硬化
    性樹脂がエポキシ系樹脂であることを特徴とする偏光性
    樹脂成形体。
  12. 【請求項12】 請求項1〜11に記載の樹脂成形体
    がカウンターであることを特徴とする偏光性樹脂成形
    体。
  13. 【請求項13】 請求項1〜11に記載の樹脂成形体が
    洗面ボール一体カウンターであることを特徴とする偏光
    性樹脂成形体。
  14. 【請求項14】 請求項1〜11に記載の樹脂成形体が
    キッチンシンクであることを特徴とする偏光性樹脂成形
    体。
  15. 【請求項15】 請求項1〜11に記載の樹脂成形体が
    便座または便蓋であることを特徴とする偏光性樹脂成形
    体。
  16. 【請求項16】 請求項1〜11に記載の樹脂成形体が
    浴槽であることを特徴とする偏光性樹脂成形体。
  17. 【請求項17】 請求項1〜11に記載の樹脂成形体が
    浴室またはトイレの壁材であることを特徴とする偏光性
    樹脂成形体。
  18. 【請求項18】 前記偏光性被覆層の厚みが0.3mm
    〜15mmであることを特徴とする請求項2〜8、10
    〜17に記載の偏光性樹脂成形体。
  19. 【請求項19】 イオン重合硬化性の透光性樹脂又はそ
    の前駆体に異方性顔料を添加して得た液状組成物又はコ
    ンパウンドを成形型に注入した後に、60℃〜90℃の
    温度で、1時間以上かけて硬化させることを特徴とする
    偏光性樹脂成形体の製造方法。
  20. 【請求項20】 異方性顔料を添加したイオン重合硬化
    性樹脂又はその前駆体を成形型の成形面に塗布する工
    程、該成形型に透光性樹脂又はその前駆体を注入し硬化
    させることにより成形体を得る工程、前記成形体表面に
    被覆された前記イオン重合硬化性樹脂を硬化養生させる
    工程を具備することを特徴とする偏光性樹脂成形体の製
    造方法。
  21. 【請求項21】 前記成形体を得る工程を行った後に、
    補強層を形成する工程を行うことを特徴とする請求項2
    0に記載の偏光性樹脂成形体の製造方法。
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