JPS63148959A - わかめ加工食品の製造方法 - Google Patents

わかめ加工食品の製造方法

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JPS63148959A
JPS63148959A JP61297017A JP29701786A JPS63148959A JP S63148959 A JPS63148959 A JP S63148959A JP 61297017 A JP61297017 A JP 61297017A JP 29701786 A JP29701786 A JP 29701786A JP S63148959 A JPS63148959 A JP S63148959A
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JP
Japan
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wakame
rollers
seaweed
processed
food
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Takeshi Ichinomiya
一宮 健
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MATSUMOTOYA SHOKUHIN KK
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MATSUMOTOYA SHOKUHIN KK
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、わかめを原料としたわかめ加工食品の製造方
法に関する。
〔従来の技術〕
わかめは褐藻類こんぶ科の海藻で、我が国及び朝鮮半島
南部海域に多く自生分布する他、近年に人工養殖によっ
て大量に生産され、専ら副食物の材料に供されている。
干しわかめとして市販されているものは一般には下記の
組成をもっている。
水   分    15〜18% タンパク    10〜16% 脂  質     1〜 2% 糖  質    38〜45% (アルギン酸20%を含む) 繊  維     2〜3% 天   分      18〜30% 特に、ワカメの不可欠アミノ酸組成については濁藻中最
も栄養価が高いとされているアサクサノリよりもむしろ
優れたアミノ#I組成をもっているといえる。
その他、わかめは他の褐藻類と同様、沃素、その他栄養
上不可欠なカルシウム等のミネラル分をも多く含み栄養
価の高い食品であるので、味噌汁、あるいは麺製品等の
添加物として使用されている。
〔発明が解決しようとする問題点〕
ところが、わかめは昆布等と同様その表面層及び肉質が
硬く十分に咀噌するのが難しく、この為消化吸収が悪く
その栄養分の多くは排泄されてしまうという問題点があ
った。
そこで、この問題点を解決するためにわかめをミンチ状
にし更に板状に加工した食品があるが、該食品において
はわかめを細かく切断しただけでありその繊維及び肉質
を潰したものではないので、わかめ自体の組織は破壊さ
れたわけではなく、従って消化吸収については依然とし
て良くないという問題点があった。
また、わかめを乾燥させた後、破砕機によって粉状に破
砕し打錠機によって錠剤化したものが知られているが、
この製造方法においては、乾燥して固化したわかめを破
砕しているので、内部に粗粒がある場合は内部の組織が
破砕されておらず従って消化吸収が悪く、更には原料わ
かめを天日等によって乾燥した後、破砕機によって粉砕
しているので、その製造工程が複雑でしかも長期の期間
を要するという問題点があった。
更には従来の工程においては殺菌はノ〒われないかある
いは行われるとしても別の工程で行われるので、殺菌が
行われる場合は非常に手間及び設備を要するという問題
点があった。
本発明は、このような事情に鑑みてなされたもので、そ
の製造工程が橿めて簡単で短時間に殺菌も行え、しかも
消化吸収が極めて良いわかめ加工食品の製造方法を提供
することを目的とする。
〔問題点を解決する手段〕
上記目的に沿う本発明に係るわかめ加工食品の製造方法
は、原料わかめを100〜200℃に加熱され0.5m
+w以内の隙間を有して対向に配設されしかも低速回転
するローラ間に送って押し潰すと同時に乾燥して箔板状
物を作り、この箔板状物を破砕機によって破砕し鱗状あ
るいは粉状に成形するようにして構成されている。
ここに、原料わかめとは、採集した生わかめ、一旦ボイ
ルしたわかめ、あるいは乾燥したわかめを水あるいはお
湯によって戻したわかめ、場合によっては塩わかめその
まま何れであうでも良く、好ましくはローラに噛み易く
するため、これらを適当な大きさに切断しておくのが好
ましい。
また、上記粉状あるいは鱗状に加工したわかめ加工物を
水に入れて水混合物を作り、該水混合物を簀状に広げて
抄き薄板状に乾燥させる場合も本発明は適用されるもの
である。
〔作用〕
本発明に係るわかめ加工食品の製造方法は、原料わかめ
を100〜200℃に加熱され0.5++n以内の隙間
を有して対向に配設されしかも低速回転するローラ間に
供給しているので、これによって原料わかめの組成が押
し潰され繊維質及び肉質も切断破砕されることになって
薄板状物となって出てくることになる。
そして、この薄板状物は上記加熱されたローラによって
充分に乾燥されるので、これを破砕機に入れて破砕する
と、鱗状あるいは更に破砕を重ねると粉状の加工物とな
る。
〔実施例〕
続いて、添付した図面を参照しつつ、本発明を具体化し
た一実施例につき説明し、本発明の理解に供する。
ここに、第1図は上記わかめ加工食品の製造方法を使用
するローラの概略側面図、第2図は上記実施例に係るわ
かめ加工食品の製造方法に係る破砕機を示す側断面図で
ある。
まず、原料わかめの一例である生わかめ(葉及び茎を含
む)を適当に水洗いした後水切りして、適当に手切りに
し、第1図に示すようにホンパーlOの中に投入する。
このホッパー10の先端下部には、対向して配設された
直径約250+llff1のローラ11.12が設けら
れているが、該ローラ11.12はその隙間が0.1m
m程度となって、内部には電気ヒータが取付られてその
温度が常に自動的に150℃程度を維持するようになっ
ている。なお、この実施例においては上記ローラ11.
12は電気ヒータによって加熱しているが、例えば蒸気
によって加熱することも可能である。
また、上記ローラ11.12の温度は、100〜200
℃程度が適当であるが、この場合温度が低い場合はロー
ラ11.12の回転速度を遅くし、温度が高い場合はロ
ーラの回転速度を上げることになるが、わかめが焦げつ
かない温度(160℃以下)によって行うのが好ましい
そして、該ローラ11.12には夫々モータによって駆
動される駆動軸が取付られて、上記原料わかめ13を内
側に巻き込むように低速回転する構造となっている。な
お、上記モータは可変速度モータとなって上記ローラ1
1.12の温度によってその速度が変えられるようにな
っている。
上記原料ねかめ13は上記加熱したローラ11.12に
通すので、これによって押し潰されて、該ローラ11.
12の周面に付着し、この付着した状態で急速しかも略
完全に乾燥することになる更には、本発明の変形として
、上記工程を減圧下で行うこともできるが、この場合は
その圧力に応じて水の沸点が下がるので、ローラを更に
低い温度で行うこともできるが、特別のチャンバーを必
要とすることになる。また、この実施例においては、上
記ローラ11.12の隙間をQ、l@+s程度としたが
、わかめの葉の厚みは通常1〜2mm程度であるから、
0.5mm以下の隙間が必要となり、その隙間は小さい
方が好ましい。
、上記工程において、原料わかめは一旦150℃程度に
加熱されるので、高温殺菌も同時に行えることになる。
ここで押しつぶされた原料わかめは、ローラ11.12
の周囲に付着するので、側部に設けられた掻き材11a
、12aによって剥離させ、薄い箔状物14.14aに
成形する。
上記工程を経て、原料わかめは厚さ約薄いfl!i板状
物14.14aに加工されるが、該箔板状物14.14
aは、わかめを押し潰したものであるから、それ自身の
結合強度は極めて小さい、従って、使用によってはこの
箔板状物14.14aを適当にカッター等で切断するこ
とによって食品とすることも可能である。
ここで、上記箔板状物14.14aの水分はローラ11
,12の回転速度、及びローラ11.12の温度によっ
ても異なるが、10〜20%程度であり、従って、長期
の保存に耐える充分に乾燥した箔板状物となる。なお、
この後破砕機によって破砕するので、粉状にする場合は
全体が脆い方が粉状に成り易いので上記ローラ11,1
2の速度を遅くして過乾燥にするのが好ましい。
上記工程を経て製造された箔板状物14(14aにおい
ても同じ)を第2図に示すような破砕機の一例であるミ
キサー15に入れる。このミキサー15は内部にモータ
16によって回転駆動される羽根17が設けられ、容器
18に投入した箔板状物14を破砕して鱗状あるいは粉
状に成形している。
ここで、鱗状となるか粉状となるかは、羽t117の回
転速度及び攪拌時間によって影響され、従うて上記箔板
状物14は徐々に破砕され、小片から鱗状になり最後は
粉状になるので、いかなる段階で加工物を取り出すかに
よって相違することになる。
なお、ここで上記ミキサー15の中に適当に調味料(食
塩、グルタミン酸ソーダ、香辛料等)あるいは必要に応
じて甘味量を混合することも可能であり、これによって
窮状の加工物の場合はとろろ昆布の代わりにして味噌汁
あるいはおにぎり等の添加物とすることも可能であり、
更には、上記粉状の加工物を単体で、海苔、蒲鉾の原料
あるいはちりめんしゃこに付着させることも可能である
し、上記鱗状の加工物を下記に説明するように薄板状物
としたり、野菜サラダ、味噌汁、お汁の添加物とするこ
ともできる。
次に、この加工物から板状物を製造する方法について説
明するが上記鱗状物を水に入れて水混合物を作り、この
水混合物を簀上に広げて抄き、この後、乾燥機によって
乾燥させて薄板状物が製造されるが、該薄板状物は原料
がわかめであるので、前記した如く浅草海苔に匹敵する
栄養価を持ち、食生活の多様化を図ることができると共
に、更にわかめの需要の多様化も図ることができる。そ
して、原料は豊富にあるので従来の海苔に代わる食品と
して重宝できるものである。なお、上記水混合物に適当
に調味量あるいは場合によっては甘味量を入れ、あるい
は乾燥後にこれらによって味付けすることも可能である
上記実施例においては、ローラ11.12の速度は同一
速度で回転しているが、その速度を多少ずらすことも可
能であり、これ己よって、薄板状物とは成らず粉状物に
近いわかめ食品が出来上がる。
〔発明の効果〕
本発明に係るわかめ加工食品の製造方法は以上の説明か
ら明らかなように、加熱された対向するローラによって
押し潰されているので、その繊維質及び肉質が破壊され
て原型のわかめに比較して極めて消化9収の良いわかめ
加工食品を提供することが可能となった。
また、その乾燥は加熱されたローラが回転している間の
極めて短時間の内に行われ、これによって加工物の長期
保存が可能となり、更には上記工程によって原料わかめ
の殺菌が完全に行えることになった。
そして、ローラによって成形された薄板状物を破砕機に
よって鱗状あるいは粉状に成形することができ、これに
よって更にわかめの需要を拡大することができることと
なった。
特に、この薄板状物(あるいは場合によっては粉状物)
を原料として海苔状の薄板状物も製造でき、これによっ
て更に食品の多様化を図ることができることとなワた。
【図面の簡単な説明】
第1図は上記わかめ加工食品の製造方法を使用するロー
ラの概略側面図、第2図は上記実施例に係るわかめ加工
食品の製造方法に係る破砕機を示す側断面図である。 〔符号の説明〕 10・・−・・・・ホッパー、11.12・−・・・・
・ローラ、13−・−・−原料わかめ、14.14a・
−・・・−薄板状物、15・・・・・・・ミキサー、1
6・・・・・・・モータ、17・−・−・・羽根

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)原料わかめを100〜200℃に加熱され0.5
    mm以内の隙間を有して対向に配設されしかも低速回転
    するローラ間に送って押し潰すと同時に乾燥して箔板状
    物を作り、この箔板状物を破砕機によって破砕し鱗状あ
    るいは粉状に成形したことを特徴とするわかめ加工食品
    の製造方法。
  2. (2)原料わかめは生わかめを適当な大きさに切断した
    もので、ローラは水平に対向して配設され、上記原料わ
    かめをローラの上部から供給するようになっている特許
    請求の範囲第1項記載のわかめ加工食品の製造方法。
  3. (3)鱗状に成形したわかめ加工物を水に入れて水混合
    物を作り、該水混合物を簀上に広げて抄き乾燥させて薄
    板状に成形した特許請求の範囲第1項または第2項記載
    のわかめ加工食品の製造方法。
JP61297017A 1986-12-12 1986-12-12 わかめ加工食品の製造方法 Granted JPS63148959A (ja)

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JPS63148959A true JPS63148959A (ja) 1988-06-21
JPH0214025B2 JPH0214025B2 (ja) 1990-04-05

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH01273568A (ja) * 1988-04-27 1989-11-01 House Food Ind Co Ltd シート状わかめの製造方法

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPH01273568A (ja) * 1988-04-27 1989-11-01 House Food Ind Co Ltd シート状わかめの製造方法

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