JPS6314498Y2 - - Google Patents

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JPS6314498Y2
JPS6314498Y2 JP1981025392U JP2539281U JPS6314498Y2 JP S6314498 Y2 JPS6314498 Y2 JP S6314498Y2 JP 1981025392 U JP1981025392 U JP 1981025392U JP 2539281 U JP2539281 U JP 2539281U JP S6314498 Y2 JPS6314498 Y2 JP S6314498Y2
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JP
Japan
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transistor
circuit
collector
intermediate frequency
base
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JP1981025392U
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JPS57138439U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 この考案は、FMステレオ放送を受信可能な
FMラジオ受信機の無信号時におけるミユーテイ
ング回路に関するもので、その目的とするところ
は無信号時のノイズとマルチプレツクス復調回路
のスイツチングノイズが何れも出力されないよう
にするミユーテイング回路を提供することにあ
る。
高利得のFM受信機においては、無信号時に大
きなノイズ出力を生じて甚だ耳障りであるので、
この時に信号ラインをミユーテイングする回路が
従来から用いられている。
第1図はFM受信機の従来のミユーテイング回
路を示し、X5は搬送波検出用のNPNトランジス
タ、X6はミユーテイングドライブ用のNPNトラ
ンジスタ、X7はミユーテイング用のNPNトラン
ジスタである。
この従来回路は、FM受信時には中間周波回路
1に現われる搬送波のダイオードDによる整流出
力がトランジスタX5のベースに加わるので、こ
のトランジスタX5がオンになつて、そのエミツ
タ出力によつてトランジスタX6もオンになり、
トランジスタX7はベースが接地レベルになつて
オンになり、ミユーテイング動作は行われない。
ただし、FM電波が無信号か、あるいは微弱な
場合には、中間周波回路1中の搬送波の整流出力
がほぼ零になつてトランジスタX5はオフになり、
そのエミツタ出力を生じないのでトランジスタ
X6もオフになり、トランジスタX7は電源+Bよ
り抵抗R1を通じてベース電圧が加わりオンにな
り、ミユーテイング動作が行なわれる。
すなわち、このトランジスタX7はスイツチS1
を通じて中間周波回路1の後段のトランジスタ
X8のベースを接地してアンプ動作を停止させる。
なお、S1はミユーテイング動作の選択スイツチ
で、微弱な電波でもこれを受信したい場合には、
選択スイツチS1をオフにしてミユーテイング動作
を中断するためのものである。
ところで、上記の従来回路はFMステレオ受信
用のマルチプレツクス復調器2の入力信号をミユ
ーテイングするものであるが、マルチプレツクス
復調器2にはスイツチング動作を行つて、コンポ
ジツト信号を復調する副搬送波用の発振回路を備
えており、無信号時に中間周波回路からのコンポ
ジツト信号がなくても副搬送波によるスイツチン
グノイズが出力端子LおよびRから出力されると
いう欠点がある。
この考案は、上記の欠点を改善したもので、第
2図はその一実施例を示すミユーテイング回路図
である。
3はIC化された中間周波回路で、FMステレオ
受信時には中間周波回路3の検波出力をマルチプ
レツクス復調回路2によつてL信号とR信号とに
復調し、ローパスフイルタ4と5を経て出力端子
LおよびRから取り出す。
X1は搬送波検出用のNPNトランジスタ、X2
ベース接地のミユーテイングドライブ用のNPN
トランジスタ、X3とX4はミユーテイング用の
NPNトランジスタである。
次に、本実施例の回路構成について説明する
と、エミツタ接地のトランジスタX1のベースは
抵抗R3を介して中間周波回路3に接続され、コ
レクタはトランジスタX2のエミツタに接続され
ている。このトランジスタX1のコレクタとトラ
ンジスタX2のエミツタとの接続点には、電源+
Bが抵抗R2を介して接続されている。
トランジスタX2のベースは抵抗R4を介して接
地され、コレクタは抵抗R5を介してエミツタ接
地のトランジスタX3のベースに接続されている。
このトランジスタX3のコレクタは、出力端子L
に接続されている。
また、トランジスタX2のコレクタは抵抗R6
介してエミツタ接続のトランジスタX4のベース
に接続され、このトランジスタX4のコレクタは
出力端子Rに接続されている。
中間周波回路3はマルチプレツクス回路2に接
続され、マルチプレツクス回路2のLチヤンネル
出力ラインはローパスフイルタ4を介して出力端
子Lに、Rチヤンネル出力ラインはローパスフイ
ルタ5を介して出力端子Rにそれぞれ接続されて
いる。
以上の回路構成により、FM受信時には中間周
波回路3に搬送波の整流出力を生じ、この整流出
力がトランジスタX1のベースに加わるが、この
ときの中間周波回路3からの直流電圧の出力は、
電界強度に応じて、弱入力時は0.2V程度、強入
力時には1V程度まで変化し(第3図参照)、弱入
力時ではトランジスタX1はオフになり、強入力
時(実用電界状態)はオンとなる。トランジスタ
X1がオンになると、トランジスタX2はエミツタ
が接地レベルになつてオフになるので、ミユーテ
イング用トランジスタX3とX4はベース電圧が加
わらずにオフになる。
次にFM電波の無信号時には、中間周波回路3
には搬送波の整流出力を生じないので、トランジ
スタX1はオフになり、トランジスタX2のエミツ
タに電源+Bより抵抗R2を通じてエミツタ電圧
が加わつてトランジスタX2はオンになり、トラ
ンジスタX2のコレクタを通じてベース電圧が加
わるのでトランジスタX3とX4は何れもオンにな
る。
従つて、マルチプレツクス復調回路3のLおよ
びRの出力信号ラインがトランジスタX3とL4
よつて、ミユーテイングされる。
なお、ミユーテイング動作を行わない時にはト
ランジスタX3とX4には出力信号が加わるが、こ
の場合に信号の正の半サイクルはトランジスタ
X3およびX4のコレクタ・ベース間耐圧によつて
阻止され、信号の負の半サイクルはPNPトラン
ジスタX2のベース・コレクタ間耐圧によつて阻
止されるので、実施例のミユーテイング回路は出
力信号のレベルが高い場合でも、ミユーテイング
回路にリーク電流が流れて信号波形が歪むような
事態は起らない。
この考案のミユーテイング回路は、以上のよう
に、無信号時にマルチプレツクス復調回路の出力
信号ラインをミユーテイングするので、無信号時
の一般的なノイズのほかに副搬送波によるスイツ
チングノイズも完全にミユーテイングされ、ま
た、ミユーテイングドライブ用にベース接地の
PNPトランジスタを用いているので、信号通過
時に出力信号波形が歪むこともない。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来のFM受信機のミユーテイング回
路の回路図、第2図はこの考案のミユーテイング
回路の一実施例を示す回路図、第3図は中間周波
回路の出力と電界強度の関係を示す図である。 1,3……中間周波回路、2……マルチプレツ
クス復調回路、4,5……ローパスフイルタ、
X1,X3,X4……NPNトランジスタ、R2,R3
R4,R5,R6……抵抗。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 中間周波回路と、この中間周波回路からのコン
    ポジツト信号が印加されるマルチプレツクス復調
    回路を備えたFM受信機において、ベースが前記
    中間周波回路に接続され前記中間周波回路中の搬
    送波を検出するエミツタ接地の第1NPNトランジ
    スタと、エミツタがこの第1NPNトランジスタの
    コレクタに接続され、前記第1NPNトランジスタ
    によつてオン・オフを制御されるベース接地の第
    2PNPトランジスタと、ベースがこの第2PNPト
    ランジスタのコレクタに接続されると共に、コレ
    クタが前記マルチプレツクス復調回路のLチヤン
    ネル出力ラインに接続され、前記第2PNPトラン
    ジスタによつてオン・オフを制御されるエミツタ
    接地のミユーテイング用の第3NPNトランジスタ
    と、ベースが前記第2PNPトランジスタのコレク
    タに接続されると共にコレクタが前記マルチプレ
    ツクス復調回路のRチヤンネル出力ラインに接続
    され、前記第2PNPトランジスタによつてオン・
    オフを制御されるエミツタ接地のミユーテイング
    用の第4NPNトランジスタとによつて構成され、
    FMステレオの受信状態で、かつ、無信号の場合
    には、前記マルチプレツクス復調回路のLチヤン
    ネルおよびRチヤンネルの出力信号ラインを、前
    記第3および第4NPNトランジスタによつてミユ
    ーテイングするようにしたことを特徴とするFM
    受信機のミユーテイング回路。
JP1981025392U 1981-02-25 1981-02-25 Expired JPS6314498Y2 (ja)

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JP1981025392U JPS6314498Y2 (ja) 1981-02-25 1981-02-25

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JP1981025392U JPS6314498Y2 (ja) 1981-02-25 1981-02-25

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS57138439U JPS57138439U (ja) 1982-08-30
JPS6314498Y2 true JPS6314498Y2 (ja) 1988-04-22

Family

ID=29823093

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JP1981025392U Expired JPS6314498Y2 (ja) 1981-02-25 1981-02-25

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5979423U (ja) * 1982-11-19 1984-05-29 車体工業株式会社 折り畳みテ−ブルを内装した車両

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JPS57138439U (ja) 1982-08-30

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