JPH0533080Y2 - - Google Patents

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JPH0533080Y2
JPH0533080Y2 JP16312488U JP16312488U JPH0533080Y2 JP H0533080 Y2 JPH0533080 Y2 JP H0533080Y2 JP 16312488 U JP16312488 U JP 16312488U JP 16312488 U JP16312488 U JP 16312488U JP H0533080 Y2 JPH0533080 Y2 JP H0533080Y2
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Description

【考案の詳細な説明】 産業上の利用分野 本考案はFM/AM受信機に関するものであり、
より詳しくはFM及びAMの復調出力を1端子で
取り出すFM/AM受信機に関する。
従来の技術 第2図に従来の斯種FM/AM受信機の要部構
成を示す。同図において、FM信号を復調するク
オードラチヤ型のFM復調回路1の差動出力はト
ランジスタ2,3を介してそれぞれ電流反転用の
PNP型を成す第1、第2トランジスタQ1,Q2
ベースに供給される。これらの第1、第2トラン
ジスタQ1,Q2のエミツタはいずれも電源電圧ラ
イン4に接続されている。第1トランジスタQ1
の出力電極としてのコレクタはNPN型の第3ト
ランジスタQ3のコレクタに接続され、一方この
第3トランジスタQ3のエミツタは接地点に接続
されている。前記第2トランジスタQ2のコレク
タはNPN型の第4トランジスタQ4のベース及び
コレクタに接続され、第4トランジスタQ4のエ
ミツタは接地点に接続されている。この第4トラ
ンジスタQ4のベースと第3トランジスタQ3のベ
ースは接続されている 第1トランジスタQ1のコレクタ側の点aには
出力端子5が接続され、この出力端子に直流阻止
コンデンサ6及びマルチプレクサやパワーアンプ
等を含む後段回路7が接続される。
8は整流ダイオード9、抵抗10、平滑コンデ
ンサ11等から成るAM復調回路であつて、その
出力は上記FM復調回路1とは異なり、シングル
形式となつている。このAM復調出力は増幅器1
2を通してa点に接続されている。このa点と定
電圧点13間には抵抗14が接続されている。1
5はAM受信時に働く定電流回路である。この第
2図の回路において、FM受信時にFM復調回路
1から出力された差動形式のオーデイオ信号は一
方が第4、第3トランジスタQ4,Q3から成る反
転手段を通るのでa点で互いに加算されて2倍の
大きさになる。FM信号のキヤリアに対応する直
流成分に関しては第1トランジスタQ1のコレク
タ電流I1と第3トランジスタQ3のコレクタ電流I2
が等しい〔換言すればa点に流入する電流とa点
から流出する電流が等しい〕ので、抵抗14には
静的な電流は流れない。
一方、AM受信時には復調後のオーデイオ信号
は増幅器12を通して直接a点に供給される。こ
の場合、キヤリアに対応する直流成分も同様にa
点に与えられる。この直流成分は定電流源15か
ら第4、第3トランジスタQ4,Q3を介してa点
に流れる電流とキヤンセルされるように設計され
ているが、電界強度により復調後の直流成分が変
わるため、a点でキヤンセルされず、そのため直
流電圧点13から抵抗14を通して静的な電流が
流れることになる。
考案が解決しようとする課題 上述のように従来例ではFM受信時の場合、抵
抗14に静的な出力電流が流れないが、AM受信
時の場合には抵抗14に電界強度に応じた静的な
出力電流が流れるので、FM受信からAM受信へ
切り換えたとき、或いはその逆に切り換えたとき
にポツプ音が発生するという欠点があつた。
本考案はFMとAMの受信切り換えの際にポツ
プ音が生じないように工夫した新規なFM/AM
受信機を提供することを目的とする。
課題を解決するための手段 上記目的を達成するため本考案ではFM信号を
復調し復調信号を差動形式で出力する第1回路
と、AM信号を復調し復調信号をシングル形式で
出力する第2回路と、前記差動形式出力の一方を
受ける第1トランジスタと他方を受ける第2トラ
ンジスタと、該第2トランジスタの出力を反転し
て第1トランジスタの出力に加算する手段と、前
記第1トランジスタの出力電極と定電圧点との間
に接続されたインピーダンス手段と、前記第1ト
ランジスタの出力電極とインピーダンス手段の接
続中点から出力を取り出す手段と、前記第2回路
の出力を前記接続中点に導びく導出手段とを備え
るFM/AM受信機において、前記導出手段は前
記第2回路の出力の直流成分を反転して前記接続
中点に導びく手段と前記直流成分を反転せずに導
びく手段とから成る構成としている。
作 用 このような構成によると、AM受信時の場合も
接続点において復調出力に基づく静的な電流がキ
ヤンセルされ、接続点と定電圧点との間に接続さ
れた抵抗に静的な電流は流れないので、FM受信
時とAM受信時とが復調出力の直流成分に関し同
一の条件になる。従つて、FMとAMの受信を切
り換えても、その切り換えの際にポツプ音は発生
しない。
実施例 本考案を実施した第1図において第2の従来例
と同一部分には同一の符号を付して重複説明を省
略する。本実施例ではAM復調回路8の出力側に
抵抗R1とコンデンサC1の直列回路を接続し、そ
のb点を増幅器12と同一ゲインの増幅器16を
介して、第4、第3トランジスタQ4,Q3のベー
スに接続している。また、本来の復調出力の導出
路17には抵抗R1と同一の抵抗R2を挿入してあ
る。
この回路ではb点で抵抗R1とコンデンサC1
時定数によつてAM復調出力のオーデイオ信号成
分が除去され、直流成分のみが現われる。この直
流成分は抵抗R2の出力側に現われる直流成分と
その値が同一である。これら2系統に分岐された
復調出力の直流成分の一方は増幅器12を介して
a点に与えられ、他方は増幅器16及び第4、第
3トランジスタQ4,Q3を介してa点に与えられ
る。その結果、a点に流入する電流とa点から流
出する電流が同一になるため抵抗14に電流が流
れない。尚、本実施例によれば従来の定電流源1
5及びその切り換えスイツチは不要となる。復調
出力のオーデイオ信号成分に関しては抵抗R2
増幅器12を通してa点に与えられるだけであ
り、従来と実質的に変わらない。b点に現われる
復調出力の直流成分は前段のIF回路やチユーナ
のミキサー段のAGC電圧としても利用できる。
尚、第1図においてFM復調出力に関しては、そ
の動作が従来例と同一である。
以上により、a点における復調出力の静的条件
がFM受信時とAM受信時とで同一となる。
考案の効果 本考案によれば、FM受信時だけでなくAM受
信時においても、出力を取り出す点(接続中点)
と定電圧点間の抵抗に復調出力の直流成分が流れ
ないので、FM受信とAM受信が同一の条件とな
り、受信を一方から他方へ切り換えてもポツプ音
が生じないという効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案を実施したFM/AM受信機の
要部回路図であり、第2図は従来例の要部回路図
である。 1……FM復調回路、5……出力端子、8……
AM復調回路、12……増幅器、13……定電圧
点、14……抵抗(インピーダンス手段)、16
……増幅器、Q1……第1トランジスタ、Q2……
第2トランジスタ、Q3……第3トランジスタ、
Q4……第4トランジスタ、C1……コンデンサ、
a……接続中点。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. FM信号を復調し復調信号を差動形式で出力す
    る第1回路と、AM信号を復調し復調信号をシン
    グル形式で出力する第2回路と、前記差動形式出
    力の一方を受ける第1トランジスタと他方を受け
    る第2トランジスタと、該第2トランジスタの出
    力を反転して第1トランジスタの出力に加算する
    手段と、前記第1トランジスタの出力電極と定電
    圧点との間に接続されたインピーダンス手段と、
    前記第1トランジスタの出力電極とインピーダン
    ス手段の接続中点から出力を取り出す手段と、前
    記第2回路の出力を前記接続中点に導びく導出手
    段とを備えるFM/AM受信機において、前記導
    出手段は前記第2回路の出力の直流成分を反転し
    て前記接続中点に導びく手段と前記直流成分を反
    転せずに導びく手段とから成ることを特徴とする
    FM/AM受信機。
JP16312488U 1988-12-16 1988-12-16 Expired - Lifetime JPH0533080Y2 (ja)

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JP16312488U JPH0533080Y2 (ja) 1988-12-16 1988-12-16

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JPH0284446U JPH0284446U (ja) 1990-06-29
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