JPS6246359Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS6246359Y2 JPS6246359Y2 JP15571181U JP15571181U JPS6246359Y2 JP S6246359 Y2 JPS6246359 Y2 JP S6246359Y2 JP 15571181 U JP15571181 U JP 15571181U JP 15571181 U JP15571181 U JP 15571181U JP S6246359 Y2 JPS6246359 Y2 JP S6246359Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- output
- detector
- circuit
- demodulator
- input circuit
- Prior art date
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- Expired
Links
- 230000001360 synchronised effect Effects 0.000 claims description 2
- 238000001514 detection method Methods 0.000 description 4
- 230000008878 coupling Effects 0.000 description 3
- 238000010168 coupling process Methods 0.000 description 3
- 238000005859 coupling reaction Methods 0.000 description 3
- 238000000034 method Methods 0.000 description 3
- 230000003321 amplification Effects 0.000 description 2
- 230000000903 blocking effect Effects 0.000 description 2
- 239000003990 capacitor Substances 0.000 description 2
- 238000003199 nucleic acid amplification method Methods 0.000 description 2
- 238000007796 conventional method Methods 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 230000005684 electric field Effects 0.000 description 1
- 239000004065 semiconductor Substances 0.000 description 1
- 230000005236 sound signal Effects 0.000 description 1
Landscapes
- Noise Elimination (AREA)
- Stereo-Broadcasting Methods (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案はクオドラチヤ検波器の出力特性である
雑音出力成分を多量に含むサイドピーキを簡便に
除去するFM受信機の関する。
雑音出力成分を多量に含むサイドピーキを簡便に
除去するFM受信機の関する。
一般にクオドラチヤ検波器はレーシオ検波器と
比較して、雑音成分を多量に含むサイドピークの
出力レベルが中心周波数の出力レベルよりも大き
い欠点がある。
比較して、雑音成分を多量に含むサイドピークの
出力レベルが中心周波数の出力レベルよりも大き
い欠点がある。
このサイドピークを受信すると不快な音声を発
生して好ましくない。第1図に基づき説明すると
イはレーシオ検波器の出力特性であり、ロはクオ
ドラチヤ検波器の出力特性を示している。ハ,ニ
が雑音成分を含むサイドピークである。
生して好ましくない。第1図に基づき説明すると
イはレーシオ検波器の出力特性であり、ロはクオ
ドラチヤ検波器の出力特性を示している。ハ,ニ
が雑音成分を含むサイドピークである。
第1図に示すように、レーシオ検波器の雑音成
分を含むサイドピークニの出力は、中心周波数
0のピークに対し、−6〜−12dB程度と小さく、
問題とならなかつた。しかし、クオドラチヤ検波
器に至つてはサイドピークハが6〜12dBと中心
周波数0の出力よりも大きくなる欠点がある。
従つて、選局時に音質の悪いサイドピークを受信
する虞があり、このような欠点を排除する為に、
従来はバンドミユート回路によつてサイドピーク
を除去する方法がなされている。しかし、バンド
ミユート回路は中間周波増幅段のレベルを検出
し、弱電界入力時は中間周波増幅段の出力のFM
検波回路への供給を遮断して上述の如き欠点を排
除するが、複雑な構成となり、高価なものとなる
欠点がある。
分を含むサイドピークニの出力は、中心周波数
0のピークに対し、−6〜−12dB程度と小さく、
問題とならなかつた。しかし、クオドラチヤ検波
器に至つてはサイドピークハが6〜12dBと中心
周波数0の出力よりも大きくなる欠点がある。
従つて、選局時に音質の悪いサイドピークを受信
する虞があり、このような欠点を排除する為に、
従来はバンドミユート回路によつてサイドピーク
を除去する方法がなされている。しかし、バンド
ミユート回路は中間周波増幅段のレベルを検出
し、弱電界入力時は中間周波増幅段の出力のFM
検波回路への供給を遮断して上述の如き欠点を排
除するが、複雑な構成となり、高価なものとなる
欠点がある。
本考案は上述に鑑みなされたもので、簡便な方
法によつて、FM検波器から出力される雑音成分
を含むサイドピークを除去するFM受信機を提供
することを目的とする。
法によつて、FM検波器から出力される雑音成分
を含むサイドピークを除去するFM受信機を提供
することを目的とする。
他の目的は、簡な方法によつてサイドピークを
除去する回路方式を達成することによつて、クオ
ドラチヤ検波器とFM復調器のモノリシツク化を
計ることにある。
除去する回路方式を達成することによつて、クオ
ドラチヤ検波器とFM復調器のモノリシツク化を
計ることにある。
本考案は、クオドラチヤ検波器に出力回路を、
そして、FM復調器に入力回路を具え、その出力
回路と入力回路を抵抗等の簡便な回路によつて接
続したFM受信機に関する。
そして、FM復調器に入力回路を具え、その出力
回路と入力回路を抵抗等の簡便な回路によつて接
続したFM受信機に関する。
以下、本考案について第2図及び第3図に基づ
き説明する。
き説明する。
第2図はFM検波器の周波数対出力特性を示す
S字特性である。第3図は本発明のFM受信機の
FM検波器と復調器に係る一実施例である。
S字特性である。第3図は本発明のFM受信機の
FM検波器と復調器に係る一実施例である。
さて、サイドピークは第2図に示すS字特性の
中心周波数0から離調したg,h領域で発生す
る。この領域を遮断すればサイドピークは消去で
きることになる。本考案に於ては、S字特性の
g,h領域が電源電圧Vccと零ボルトの近傍或い
は電源電圧Vccに接するように設定する。従つ
て、電源電圧Vccと零ボルトの近傍の領域g,h
を遮断すれば、サイドピークは除去できる。然
も、実用上音声信号に歪を与えることがない。
中心周波数0から離調したg,h領域で発生す
る。この領域を遮断すればサイドピークは消去で
きることになる。本考案に於ては、S字特性の
g,h領域が電源電圧Vccと零ボルトの近傍或い
は電源電圧Vccに接するように設定する。従つ
て、電源電圧Vccと零ボルトの近傍の領域g,h
を遮断すれば、サイドピークは除去できる。然
も、実用上音声信号に歪を与えることがない。
第3図に於て、aは位相器1と二重平衡型差動
増幅器2から形成されたFM検波器である。bは
FM検波器の出力回路であり、FM検波器aから
の出力をトランジスタT1,T2からなる第1のカ
レントミラー回路及びトランジスタT5,T6と抵
抗からなる定電流源回路から形成されたシングル
エンド化された出力回路である。二重平衡型差動
増幅器4から形成されたFM復調器dの入力段に
入力回路cがトランジスタT7,T8,T9及び抵抗
R3から形成されている。3はFM復調器の19KHz
パイロツト信号に同期した38KHzスイツチング信
号を発生させせる回路であり、通常PLL回路
(phage lock loop)で形成される。出力回路b
と入力回路cは抵抗R1によつて接続され、抵抗
R1の一端P1に抵抗R2が接続されその他端P2に基
準電圧源Eが接続されている。抵抗R2の端子間
にはFM復合信号成分(±Δi)の電流が流れ
る。また、P1点の電位は第2図に示すS字特性の
ように離調周波数に対し変動する。即ち、入力回
路のトランジスタT7のバイアス電圧が離調周波
数に応じ変動することになる。従つてP2点の電位
が抵下してトランジスタT7のエミツタ電位より
も低下するとトランジスタT7がカツトオフさ
れ、入力回路Cは遮断される。復調器dへの38K
Hzスイツチング信号の供給が遮断されFM信号の
復調器がが遮断されると共に、FM検波器のS字
特性のh領域が消去できる。また、P2点の電位が
上昇した場合は入力回路Cの抵抗R3とトランジ
スタT8による定電流源回路によつて、たとえ、
トランジスタT7のペース電位が上昇したとして
も増幅されず、リミツタ効果が働き、S字特性の
g領域がカツトされる。また、モノラル受信時に
はFM復調器のトランジスタT10〜T13のベースに
供給される電圧より、FM検波器の出力、即ちP1
点の出力が高くなることにより、FM復調器dは
完全に遮断され、FM検波器の雑音成分を多量に
含むサイドピークの発生する領域h,gが遮断で
きる。
増幅器2から形成されたFM検波器である。bは
FM検波器の出力回路であり、FM検波器aから
の出力をトランジスタT1,T2からなる第1のカ
レントミラー回路及びトランジスタT5,T6と抵
抗からなる定電流源回路から形成されたシングル
エンド化された出力回路である。二重平衡型差動
増幅器4から形成されたFM復調器dの入力段に
入力回路cがトランジスタT7,T8,T9及び抵抗
R3から形成されている。3はFM復調器の19KHz
パイロツト信号に同期した38KHzスイツチング信
号を発生させせる回路であり、通常PLL回路
(phage lock loop)で形成される。出力回路b
と入力回路cは抵抗R1によつて接続され、抵抗
R1の一端P1に抵抗R2が接続されその他端P2に基
準電圧源Eが接続されている。抵抗R2の端子間
にはFM復合信号成分(±Δi)の電流が流れ
る。また、P1点の電位は第2図に示すS字特性の
ように離調周波数に対し変動する。即ち、入力回
路のトランジスタT7のバイアス電圧が離調周波
数に応じ変動することになる。従つてP2点の電位
が抵下してトランジスタT7のエミツタ電位より
も低下するとトランジスタT7がカツトオフさ
れ、入力回路Cは遮断される。復調器dへの38K
Hzスイツチング信号の供給が遮断されFM信号の
復調器がが遮断されると共に、FM検波器のS字
特性のh領域が消去できる。また、P2点の電位が
上昇した場合は入力回路Cの抵抗R3とトランジ
スタT8による定電流源回路によつて、たとえ、
トランジスタT7のペース電位が上昇したとして
も増幅されず、リミツタ効果が働き、S字特性の
g領域がカツトされる。また、モノラル受信時に
はFM復調器のトランジスタT10〜T13のベースに
供給される電圧より、FM検波器の出力、即ちP1
点の出力が高くなることにより、FM復調器dは
完全に遮断され、FM検波器の雑音成分を多量に
含むサイドピークの発生する領域h,gが遮断で
きる。
無論、電源電圧Vccの電位やFM検波特性等の
因子、或いは、実用上支障のない範囲で領域g,
hを遮断すべき設定電圧E1,E2は異なる。従つ
て、設定電圧E1,E2は第3図の実施例に於ては
入力回路Cを形成するトランジスタT9,T8のエ
ミツキ・ベース間電圧によつて設定されている
が、上記の因子によつて任意の値に設定すればよ
いことは明らかである。
因子、或いは、実用上支障のない範囲で領域g,
hを遮断すべき設定電圧E1,E2は異なる。従つ
て、設定電圧E1,E2は第3図の実施例に於ては
入力回路Cを形成するトランジスタT9,T8のエ
ミツキ・ベース間電圧によつて設定されている
が、上記の因子によつて任意の値に設定すればよ
いことは明らかである。
上述のように、本考案に係るFM受信機は、ク
オドラチヤ検波器aの出力回路bとFM復調器d
の入力回路Cとを抵抗R1で直結した構造に特徴
を店している。
オドラチヤ検波器aの出力回路bとFM復調器d
の入力回路Cとを抵抗R1で直結した構造に特徴
を店している。
従来のようにカツプリングコンデンサ等を用い
て結合し、バンドミユート回路によつて雑音成分
を含むサイドピークを除去する方法と比較して本
考案のFM受信機は簡単な方法によつて雑音領域
をカツトできるために、安価なFM受信機として
最適である。また、カツプリングコンデンサが除
去できるので、半導体集積回路の形成が容易とな
る特徴も有する。
て結合し、バンドミユート回路によつて雑音成分
を含むサイドピークを除去する方法と比較して本
考案のFM受信機は簡単な方法によつて雑音領域
をカツトできるために、安価なFM受信機として
最適である。また、カツプリングコンデンサが除
去できるので、半導体集積回路の形成が容易とな
る特徴も有する。
第1図は離調周波数に対するFM検波出力のレ
ベル。第2図はFM検波出力のS字特性、第3図
は本考案のFM検波器とFM復調器の一実施例で
ある。 a:FM検波器、d:FM復調器、3:38KHzス
イツチング発生回路。
ベル。第2図はFM検波出力のS字特性、第3図
は本考案のFM検波器とFM復調器の一実施例で
ある。 a:FM検波器、d:FM復調器、3:38KHzス
イツチング発生回路。
Claims (1)
- 二重平衡型差動増幅器の夫々の出力をカレント
ミラー回路を介して出力しシングルエンド出力化
した出力段を有するFM検波器と、19KHzパイロ
ツト信号に同期した38KHzのスイツチング信号に
よつてステレオ信号を得るFM復調器と該FM復
調器の遮断領域を設定する入力回路とを具え、該
FM検波器の出力段と該入力回路とが抵抗を介し
て直結されたことを特徴とするFM受信機。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP15571181U JPS5861545U (ja) | 1981-10-20 | 1981-10-20 | Fm受信機 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP15571181U JPS5861545U (ja) | 1981-10-20 | 1981-10-20 | Fm受信機 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5861545U JPS5861545U (ja) | 1983-04-25 |
JPS6246359Y2 true JPS6246359Y2 (ja) | 1987-12-14 |
Family
ID=29948280
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP15571181U Granted JPS5861545U (ja) | 1981-10-20 | 1981-10-20 | Fm受信機 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5861545U (ja) |
-
1981
- 1981-10-20 JP JP15571181U patent/JPS5861545U/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5861545U (ja) | 1983-04-25 |
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