JPS6314398Y2 - - Google Patents

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JPS6314398Y2
JPS6314398Y2 JP6579385U JP6579385U JPS6314398Y2 JP S6314398 Y2 JPS6314398 Y2 JP S6314398Y2 JP 6579385 U JP6579385 U JP 6579385U JP 6579385 U JP6579385 U JP 6579385U JP S6314398 Y2 JPS6314398 Y2 JP S6314398Y2
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electroluminescent
transparent electrode
electrode
conductor
auxiliary electrodes
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Description

【考案の詳細な説明】 産業上の利用分野 本考案は、たとえば、液晶表示素子の背後から
光を照射するためなどに好適に実施されることが
できるエレクトロルミネセンス素子に関する。
背景技術 エレクトロルミネセンス素子は、時計および事
務機器などにおいて、液晶表示素子にその背後か
ら光を照射するために好適に実施される。このよ
うな用途に用いられる液晶表示素子は細長く形成
されているものがあり、それに応じてエレクトロ
ルミネセンス素子もまた細長く形成される。
第8図は、先行技術のエレクトロルミネセンス
素子1の正面図である。液晶表示素子に臨む発光
面2には透明電極3が設けられ、この透明電極3
の長手方向の一端部に補助電極4が設けられる。
エレクトロルミネセンス発光層は、透明電極3と
背面電極とにサンドイツチされ、補助電極4に接
続されたリード線5と背面電極に接続されたリー
ド線6との間に電力が供給されて発光動作が行な
われる。透明電極3、補助電極4、エレクトロル
ミネセンス発光層および背面電極ならびにリード
線5,6の一部分は、透明な防湿保護層7によつ
て封止される。透明電極3は、たとえば酸化イン
ジユウムIn2O3などから成り、その光透過率を向
上するには、透明電極3の膜厚を小さくする必要
があり、たとえば1000Åである。このような薄い
透明電極3は、高い抵抗値を有している。したが
つて補助電極4から長手方向に離れるにつれて
(即ち第8図の右方向になるにれて)、エレクトロ
ルミネセンス発光層に印加される電界強度が小さ
くなり、輝度が低下し、輝度分布にむらを生じる
結果となる。
この問題を解決する他の先行技術は、第9図に
示されている。この先行技術では透明電極3に電
気的に接続される補助電極8は、透明電極3の長
手方向の一端部に形成された部分8aと、その部
分8aに連なり透明電極3の長手方向に延びる部
分8bとから成り、大略的にL字状に形成され
る。
考案が解決しようとする問題点 このような第9図に示された先行技術では、透
明電極3と、背面電極との間にサンドイツチされ
たエレクトロルミネセンス発光層に印加される電
界強度が可及的に均一となり、輝度分布のむらが
減少するけれども、その反面、長手方向に沿う補
助電極部分8bは、発光領域を減少する結果とな
る。
本考案の目的は、輝度分布のむらをなくすとと
もに、発光領域をできるだけ大きくすることがで
きるようにしたエレクトロルミネセンス素子を提
供することである。
問題点を解決するための手段 本考案は、エレクトロルミネセンス発光層と、 エレクトロルミネセンス発光層の背後に形成さ
れる背面電極と、 エレクトロルミネセンス発光層の前面に形成さ
れる透明電極とを含み、 全体の形状が細長く形成されており、さらに 透明電極の長手方向両端部に設けられ、その透
明電極の幅方向に延びる補助電極と、 補助電極を相互に接続する導体とを含むことを
特徴とするエレクトロルミネセンス素子である。
本考案の好ましい実施態様では、前記導体は、
背面電極のエレクトロルミネセンス発光層に関し
て反対側の表面に、背面電極とは電気的に絶縁さ
れて配置されることを特徴とするエレクトロルミ
ネセンス素子である。
作 用 本考案に従えば、補助電極は透明電極の長手方
向両端部に設けられており、これらの補助電極は
導体によつて相互に接続されている。したがつて
エレクトロルミネセンス発光層に印加される電界
の分布、したがつて輝度分布のむらを可及的に小
さくすることが可能となる。前記補助電極は透明
電極の長手方向に沿つて延びるものではなく、し
たがつて発光領域の幅が小さくなることはない。
一般に時計および事務機器などにおいて、液晶
表示素子の照明のために用いられるエレクトロル
ミネセンス素子では、その長手方向には許容誤差
が大きく、その幅方向の寸法は厳密であることが
多い。本考案は、このような仕様において、発光
領域の幅を狭めることなく、大きな発光領域を達
成することが可能である。
実施例 第1図は、本考案の一実施例の時計または事務
機器の一部の分解斜視図である。透過型液晶表示
素子11は、文字や数字などを表示することがで
きる。この液晶表示素子11の背後には、本考案
に従うエレクトロルミネセンス素子12が配置さ
れ、液晶表示素子11に向けて光を照射する。液
晶表示素子11は、細長く偏平に形成されてお
り、これに応じてエレクトロルミネセンス素子1
2もまた細長く形成されている。液晶表示素子1
1の背後側には、その長手方向に沿つて間隔をあ
けて端子13,14が形成される。この端子1
3,14は接続部材15,16によつて印刷配線
基板17上に印刷配線されたランド18,19に
電気的に接続される。接続部材15は、弾性を有
する電気絶縁性材料、たとえばゴムなどから成る
基体15aの外周に、端子13のランド18に接
触して、両者13,18を電気的に接続する導電
層15bが形成されて構成される。導電層15b
は、導電ペーストまたは金属蒸着層などによつて
実現されることができる。もう1つの導電部材1
6もまた同様に、基体16aと、導電層16bと
を含み、導電層16bは端子14とランド19と
を当接して両者14,19を電気的に接続する。
導電部材15,16は、エレクトロルミネセンス
素子12の幅方向の両側で、長手方向に延びる。
第2図はエレクトロルミネセンス素子12の液
晶表示素子11側から見た正面図であり、第3図
はそのエレクトロルミネセンス素子12の背面図
であり、第4図は第2図の切断面線−から見
た断面図である。透明電極20は、ガラスまたは
合成樹脂などの透明基板39上に、酸化インジユ
ウムIn2O3などのような導電性被膜が施されて構
成される。この透明電極20の透過価率を高くす
るためには、導電性被膜の膜厚をたとえば1000Å
程度とし、その抵抗値は300〜1KΩ/□程度に選
ぶ。透明電極20の長手方向の両端部には、その
透明電極20に接続される補助電極21,22が
それぞれ形成される。補助電極21,22は、透
明電極20の幅方向に延びる。透明電極20上
と、補助電極21,22の一部分とにわたつて、
エレクトロルミネセンス発光層23が形成され
る。このエレクトロルミネセンス発光層23上に
は、アルミニウムなどの導電性薄膜から成る背面
電極24が形成される。
背面電極24のエレクトロルミネセンス発光層
23に関して反対側の表面において、背面電極2
4上には長手方向に延びる電気絶縁性テープ25
が付着される。このテープ25は、ポリエステル
樹脂などから成つてもよい。テープ25上には、
補助電極21,22の参照符21a,22aで示
されている露出部分間にわたつて、導体26が配
置される。この導体26は、アルミニウムなどの
薄膜から成る。このような導体26の一端部は、
補助電極21の露出部分21a上において、第5
図に示されるように粘着テープ27によつて接触
して付着される。導体26の他端部もまた同様に
して、粘着テープ28によつて補助電極22の露
出部分22aに当接して付着される。補助電極2
1には、端子29が接続される。背面電極24に
は端子30が接続される。
補助電極21,22は、透明電極20上に導電
性塗料をスクリーン印刷などの手法で塗布して構
成される。補助電極21,22は、リード線29
および導体26の前記他端部が透明電極20に直
接に接続されたときに生じる電荷の集中を防ぐと
ともに、接触抵抗を低下する働きを果たす。この
補助電極21,22の抵抗は、たとえば10Ω/□
未満である。
透明電極20、補助電極21,22、エレクト
ロルミネセンス発光層23、背面電極24、テー
プ25、導体26および粘着テープ27,28な
どは、透明の防湿性および気密性に優れた合成樹
脂製フイルム状保護層31,32によつて覆われ
る。保護層31,32の外周縁は、参照符33で
示されており、接着されて気密に封止される。保
護層31,32からは、端子29,30が部分的
に露出する。
第6図は、エレクトロルミネセンス素子12の
等価回路図である。補助電極21,22間には直
列の抵抗R1が介在される。抵抗R2とコンデン
サCとの並列回路は、抵抗R1と背面電極24と
の間に存在する。端子29,30には、電源34
が接続される。本考案に従うエレクトロルミネセ
ンス素子12では、透明電極20の長手方向の両
端部に補助電極21,22が配置され、これらの
透明電極21,22は導体26によつて接続され
る。したがつてエレクトロルミネセンス発光層2
3に印加される電界の分布のむらがなくなり、輝
度分布のむらが防がれる。こうして液晶表示素子
11の全面にわたつて均一な輝度で照明を行なう
ことが可能となる。
補助電極21,22は、エレクトロルミネセン
ス素子12の長手方向の両端部に形成されてお
り、このエレクトロルミネセンス素子12の長さ
の許容範囲は比較的大きい。したがつてエレクト
ロルミネセンス素子12を多少長くしても、液晶
表示素子11および接続部材15,16との取付
スペースの取合いの問題が生じない。したがつて
エレクトロルミネセンス素子12の発光面の長さ
を充分に必要な値に選ぶことが可能である。この
反面、エレクトロルミネセンス素子12の幅は、
接続部材15,16があることによつて、むやみ
に大きくすることはできない。本考案では前述の
ように補助電極21,22はエレクトロルミネセ
ンス素子の長手方向の両端部にのみ形成されてい
るので、発光面の幅が補助電極21,22によつ
て狭められるということはない。このようにして
エレクトロルミネセンス素子の発光領域を可及的
に大きくすることが可能となる。
第7図は、本考案の他の実施例の簡略化した背
面図である。このエレクトロルミネセンス素子3
5は前述の実施例に類似し、対応する部分には同
一の参照符を付す。この実施例では注目すべきは
前述の実施例におけるテープ25、導体26およ
び粘着テープ27,28が用いられず、これにか
わつて保護層31,32から露出している端子2
9,30,36が、リード線37に電気的に相互
に接続される。端子29は前述のとおり補助電極
21に接続されており、もう1つの端子36は補
助電極22に接続される。
本考案は液晶表示素子を照射するために実施さ
れるだけでなく、その他の用途においても広範囲
に実施することができる。
効 果 以上のように本考案によれば、輝度分布を小さ
くし、しかも発光領域をできるだけ大きくするよ
うにしたエレクトロルミネセンス素子が実現され
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例の分解斜視図、第2
図はエレクトロルミネセンス素子12の正面図、
第3図はエレクトロルミネセンス素子12の背面
図、第4図は第2図の切断面線−から見た断
面図、第5図は補助電極21付近の斜視図、第6
図はエレクトロルミネセンス素子12の等価回路
図、第7図は本考案の他の実施例の正面図、第8
図は先行技術のエレクトロルミネセンス素子1の
正面図、第9図は他の先行技術のエレクトロルミ
ネセンス素子1の正面図である。 11……液晶表示素子、12,35……エレク
トロルミネセンス素子、15,16……接続部
材、17……印刷配線基板、20……透明電極、
21,22……補助電極、23……エレクトロル
ミネセンス発光層、24……背面電極、25……
テープ、26……導体、27,28……粘着テー
プ、29,30,36……端子、31,32……
保護層、37……リード線。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (1) エレクトロルミネセンス発光層と、 エレクトロルミネセンス発光層の背後に形成
    される背面電極と、 エレクトロルミネセンス発光層の前面に形成
    される透明電極とを含み、 全体の形状が細長く形成されており、さらに 透明電極の長手方向両端部に設けられ、その
    透明電極の幅方向に延びる補助電極と、 補助電極を相互に接続する導体とを含むこと
    を特徴とするエレクトロルミネセンス素子。 (2) 前記導体は、背面電極のエレクトロルミネセ
    ンス発光層に関して反対側の表面に、背面電極
    とは電気的に絶縁されて配置されることを特徴
    とする実用新案登録請求の範囲第1項記載のエ
    レクトロルミネセンス素子。
JP6579385U 1985-05-01 1985-05-01 Expired JPS6314398Y2 (ja)

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JP6579385U JPS6314398Y2 (ja) 1985-05-01 1985-05-01

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JPS61180498U JPS61180498U (ja) 1986-11-11
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