JPS6314390B2 - - Google Patents

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JPS6314390B2
JPS6314390B2 JP56186484A JP18648481A JPS6314390B2 JP S6314390 B2 JPS6314390 B2 JP S6314390B2 JP 56186484 A JP56186484 A JP 56186484A JP 18648481 A JP18648481 A JP 18648481A JP S6314390 B2 JPS6314390 B2 JP S6314390B2
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JP
Japan
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cursor
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adder
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JP56186484A
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JPS5887663A (ja
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Tetsuji Morishita
Koya Fujita
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Fujitsu Ltd
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Fujitsu Ltd
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Publication date
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Publication of JPS5887663A publication Critical patent/JPS5887663A/ja
Publication of JPS6314390B2 publication Critical patent/JPS6314390B2/ja
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Description

【発明の詳細な説明】 (1) 発明の技術分野 本発明はカーソル型印鑑照合表示方式に関し、
特に2つの印影を表示面に並べて表示してこれら
が同一か否かを照合するときに、各印影にカーソ
ル線を表示させてカーソル線と印影パターンの相
対関係等を注目しながらこれらを照合することに
より、登録印鑑と被照合印鑑との一致不一致を検
出するようにしたカーソル型印鑑照合表示方式に
関するものである。
(2) 従来技術と問題点 従来2つの印影を並置してこれらが同一の印鑑
のものか否かを判断しても正確な判断が期待でき
ない場合には、例えば一方の印影の映像を白黒反
転して他方の映像に重ね合わせ白色が得られるか
どうかを検出する方法がある。そしてさらにこの
改良として線の太さの異なるものを識別するため
に、白黒反転する映像を前記のものと交換してそ
れぞれについて重ね合わせを行なうことによりそ
のどちらの場合でも白地があらわれないことから
照合をする方法がある。
しかしこのような方法では両映像の線幅がきち
んと同じになつている必要があり、印影のように
その朱肉の付き具合により線幅が変動する場合に
は完全に一致をみることができない。
また、印影をCRT(Cathode Ray Tube)で表
示するとき、その表示面の位置により図形歪が生
ずる。したがつて単に2つの印影をCRT面上に
表示して照合するとき、この図形歪のために正確
な識別ができないことがしばしばある。
(3) 発明の目的 したがつて本発明の目的は、2つの印影をデイ
スプレイ上に並置して表示して目視により両印影
が同一の印鑑のものか否かを判定する場合に、印
影のパターンの絶対位置関係が明確になるよう
に、両印影の対応する位置にカーソル線を表示し
て目視により正確に判定することができるように
したカーソル型印鑑照合表示方式を提供すること
である。
(4) 発明の構成 このために本発明におけるカーソル型印鑑照合
表示方式では、登録印鑑の印影を保持する登録印
鑑保持手段と、被照合印鑑の印影を保持する被照
合印鑑保持手段と、これらの印影を表示する表示
手段を有する印鑑照合方式において、前記登録印
鑑の印影と前記被照合印鑑の印影の各表示部にそ
れぞれカーソル線を発生するカーソル線発生手段
と、該カーソルの初期位置を指定する初期位置指
定手段と、該カーソルを移動させるカーソル移動
手段を備え、該初期位置指定手段で指定した各印
影上の所定位置に該カーソルを夫々表示し、該表
示したカーソルの間隔を変えないで、該カーソル
移動手段により該カーソルを移動させる様にした
ことを特徴とする。
(5) 発明の実施例 本発明を一実施例にもとづき詳細するに先立
ち、本発明の動作原理を第1図および第2図にも
とづき簡単に説明する。
第1図に示す如く、登録印鑑の印影Aと被照合
印鑑の印影Bを照合する場合に、これらを単に並
置するのみでは照合しにくいので、本発明では、
第2図に示す如く、CRTの如きデイスプレイの
表示面Eに印影AとBとを並置して距離Wだけお
いて表示するとともに例えば線状のカーソルK1
とK2をそれらの印影の同一位置に、間隔Wだけ
離して表示させる。そしてこれらのカーソルK1
K2をこの間隔Wを保持しながら例えば右に同時
に移動させる。これによりカーソルK1と印影A
とカーソルK2と印影Bとの状態を正確に比較す
ることが可能となる。例えば第2図の状態では
「須」の偏の一番上の線が異なるパターンである
ことが明確に識別できることになる。
次に本発明の一実施例を第3図ないし第6図に
もとづき説明する。
第3図は本発明の一実施例の概略図、第4図は
そのカーソル・ビデオ信号発生部、第5図は
CRT画面とカーソル・ビデオとの関係の説明図、
第6図はデコーダの動作状態説明図である。
図中、はCRT表示部、はカーソル・ビデ
オ信号発生部、1は被照合印押印紙、2は読取
部、3は第1印影保持部、4はフアイル、5は第
2印影保持部、6はCRT制御回路、7はリフレ
ツシユ・メモリ、8はオア・ゲート、9はパラレ
ルビツト・シリアルビツト変換回路(以下PS変
換回路という)、10はビデオ・コントロール回
路、11はCRT、12はカーソル・セツト・ス
イツチ、13はジヨイステツク、14はカーソル
位置制御回路、15はカーソル発生回路、16は
第1比較回路、17は第2比較回路、18は第1
デコーダ、19は第2デコーダ、20はオア・ゲ
ート、21は第1カウンタ、22は第2カウン
タ、23は第1加算器、24は第2加算器、25
はアンド・ゲート、26はジヨイステツク・イン
ターフエイス、27は第3カウンタである。
CRT表示部は後述するCRT制御回路6、リ
フレツシユ・メモリ7、オア・ゲート8、PS変
換回路9、ビデオ・コントロール回路10および
CRT11を有し、このCRT11に画像を表示す
るものである。
カーソル・ビデオ信号発生部はカーソルK1
およびK2を発生させる各種動作を行なうもので
あり、後述するカーソル・セツト・スイツチ1
2、ジヨイステツク13、カーソル位置制御回路
14およびカーソル発生回路15を有する。
被照合印押印紙1は、例えば小切手の如きもの
であつて照合される印鑑の印影が押印されている
ものである。
読取部2は被照合印押印紙1に押印されている
印影を読取つて電気信号に変換してこれを、照合
用に適するように正規化するもので、例えば光電
変換回路を有するものである。
第1印影保持部3は読取部2が読取つた印影パ
ターンを一時保持するメモリである。
フアイル4は登録されている印鑑の印影が口座
番号や名義人名とともに保持されているフアイル
であつて、例えば金融機関では口座番号をキーと
してその登録印影を読出すことができる。
第2印影保持部5は、前記フアイル4から図示
省略した読出部によつて読出された登録印鑑の印
影Aが一時保持されるメモリである。
CRT制御回路6はCRT11上に表示すべき画
面上のアドレス及びビデオコントロール回路への
同期信号を発生するものである。
リフレツシユ・メモリ7はCRT11に表示さ
れる登録印鑑の印影Aと被照合印鑑の印影Bがセ
ツトされるメモリである。
PS変換回路9はオア・ゲート8から伝達され
る8ビツトのパラレルデータを1ビツトずつのシ
リアルデータとして出力するものである。
ビデオコントロール回路10はPS変換回路9
から伝達された信号CRT11上に表示するため
の各種制御を行なうものである。
CRT11は、第2図に示す如き、印影A,B
とカーソルK1,K2を表示して、印影Aと印影B
が一致するものか否かを照合するためのデイスプ
レイである。
カーソル・セツト・スイツチ12はカーソル
K1の初期位置を設定するスイツチ12―1と、
カーソルK2の初期位置を設定するスイツチ12
―2を有するものである。
ジヨイステツク13はカーソルK1,K2を右ま
たは左に移動する制御信号発生部である。
カーソル位置制御回路14はカーソルK1,K2
の位置を設定するものであつて、後述する第1カ
ウンタ21、第2カウンタ22、第1加算器2
3、第2加算器24、アンド・ゲート25、ジヨ
イステツク・インターフエイス26、第3カウン
タ27等を有する。
カーソル発生回路15はカーソルK1,K2を表
示するカーソル・ビデオ信号を発生するものであ
つて、後述する第1比較回路15、第2比較回路
17、第1デコーダ18、第2デコーダ19、オ
ア・ゲート20等を有する。
第1比較回路16はリフレツシユ・メモリ7の
水平方向の読出しアドレスと、第1加算器23か
ら出力されるカーソルK1の絶対アドレスとを比
較するものである。すなわち、CRT11の画面
を構成するリフレツシユ・メモリ7は、例えば第
5図イに示されるように512×512ビツトで構成さ
れており、水平方向1バイト単位で読出される。
そしてこの1バイトは第5図ロに示す如く、8ビ
ツトで構成されている。したがつてリフレツシ
ユ・メモリ7を読出すとき9+6=15ビツトのア
ドレスがCRT制御回路6から出力されるが、そ
の下位6ビツトが水平方向を1バイト単位で読出
すものとなる。そしてCRT制御回路6から出力
された15ビツトのアドレスのうち下位6ビツトが
第1比較回路16および第2比較回路17に伝達
される。一方この第1比較回路16には第1加算
器23から前記CRT11の画面を構成する512ビ
ツトにおけるカーソルK1の位置を示すアドレス
として9ビツトのアドレスが出力される。そして
この9ビツトのアドレスのうち上位6ビツトが第
1比較回路16に伝達されて前記CRT制御回路
6から出力されるリフレツシユ・メモリ7の下位
6ビツトの水平方向読出アドレスと比較される。
そしてこれらが一致したとき第1比較回路16は
「1」を出力し、これが第1デコーダ18のイネ
ーブル信号「1」となる。このとき第1デコーダ
18には、第1加算器23から出力されたカーソ
ルK1の位置を示す9ビツトのアドレスのうち下
位3ビツトが印加されているので、第6図に示す
如く、この下位3ビツトA0〜A2のパターンに応
じて第1デコーダ18から特定の1ビツトを
「1」とした8ビツトのシリアル信号が出力され
る。そしてこの第1デコーダ18から出力される
「1」がカーソルK1としてCRT11の表示面に表
示されることになる。
第2比較回路17は、第1比較回路16と同様
に、リフレツシユ・メモリ7の水平方向の読出し
アドレスと、第2加算器24から出力されるカー
ソルK2の絶対アドレスとを比較するものである。
すなわち、CRT制御回路から出力されるリフレ
ツシユ・メモリ7の読出しアドレスのうち水平方
向の読出用の下位6ビツトのアドレスがこの第2
比較回路17に伝達され、またカーソルK2の絶
対アドレスが出力される第2加算器24の上位6
ビツトと比較される。そしてこれらが一致したと
き第2比較回路17は「1」を出力し、これが第
2デコーダ19のイネーブル信号「1」となる。
このとき第2デコーダ19には第2加算器24か
ら出力されたカーソルK2の位置を示す9ビツト
のアドレスのうち下位3ビツトが印加されている
ので、これまた第6図に示す如く、その下位3ビ
ツトA0〜A2のパターンに応じて第2デコーダか
ら特定の1ビツトを「1」とした8ビツトのシリ
アル信号が出力される。そしてこの第2デコーダ
19から出力される「1」がカーソルK2として
CRT11の表示面に表示されることになる。
第1カウンタ21はカーソルK1の初期位置を
設定するものである。第4図ロに示す如く、
CRT11の表示面Eに登録印鑑の印影Aと被照
合印鑑の印影Bが表示されるとき、カーソルK1
の初期設定位置として、印影Aの左端部とカーソ
ルK1が最初に接触する位置、つまり表示面Eの
左側より距離l1だけ離れた位置に設定する。この
ため、先ずカーソル・セツト・スイツチ12のス
イツチ12―1を押して第1カウンタ21にその
カウント・イネーブル信号「1」を印加する。こ
のとき第3カウンタ27を出力「0」に設定す
る。第1カウンタ21は最初「0」に設定されて
いるので第1加算器23も「0」を出力する。し
かしオペレータがジヨイステツク13を矢印に示
す如く右に回動すればジヨイステツク・インター
フエイス26からアツプ(up)信号が出力され
て第1カウンタ21のU/D端子に印加され、第
1カウンタ21はその印加クロツクCLのカウン
ト値を出力する。なおこのアツプ信号は第2カウ
ンタ22および第3カウンタ27にも印加される
が、これらの第2カウンタ22および第3カウン
タ27にはこのときカウント・イネーブル信号
「1」が印加されていないのでカウント動作は行
なわない。かくして第1加算器23から第1カウ
ンタ21の9ビツトの計数値が出力されその上位
6ビツトが第1比較回路16にて比較される。そ
してリフレツシユ・メモリ7に繰返し印加されて
いる読出しアドレスの下位6ビツトと一致したと
き第1デコーダにイネーブル信号「1」が印加さ
れ、そのとき第1加算器23から印加される下位
3ビツトに応じてカーソルK1がCRT11の表示
面に出力される。したがつてジヨイステツク13
を矢印方向に右に回動している間は第1カウンタ
21がその印加クロツクCLをカウントアツプす
るので、これに応じた位置にカーソルK1はCRT
11の表示面上を順次右に移動する。そして、第
4図ロに示すように表示面Eの左側より距離l1
位置にカーソルK1が発生したときジヨイステツ
ク13を中央に位置させれば、第1カウンタ21
に印加されていたアツプ信号が出力されず第1カ
ウンタ21の計数動作は停止し、カーソルK1
停止する。もしもカーソルK1位置が右に移動し
すぎたときには、ジヨイステツク13を逆に左に
回動すれば、今度は第1カウンタ21にダウン信
号が印加され、カーソルK1は左に移動すること
になる。このようにしてカーソルK1を所定位置
に発生させることができる。
第2カウンタ22はカーソルK2の初期位置を
設定するものである。第4図ロに示す如く、カー
ソルK2の初期設定位置として被照合印鑑の印影
Bの左端部にこのカーソルK2が最初に接触する
位置、つまり表示面Eの左側より距離l2だけ離れ
た位置に設定する。このために、今度はカーソ
ル・セツト・スイツチ12のスイツチ12―2を
押して第2カウンタ22にそのカウント・イネー
ブル信号「1」を印加する。このときも第3カウ
ンタ27を出力「0」に設定する。第2カウンタ
22は最初「0」に設定されているので第2加算
器24も「0」を出力する。しかしオペレータが
ジヨイステツク13を右に回動してアツプ信号を
出力すれば、第2カウンタ22は印加クロツク
CLをカウントする。かくして第2加算器24か
ら第2カウンタ22の9ビツトの計数値が出力さ
れ、その上位6ビツトが第2比較回路17にて読
出しアドレスの下位6ビツトと比較され、一致し
たとき第2デコーダにイネーブル信号「1」が印
加され、そのとき第2加算器24から出力されて
いる下位3ビツトに応じてカーソルK2がCRT1
1の表示面に出力される。そして、前記カーソル
K1と同様に、ジヨイステツク13を制御するこ
とによりカーソルK2を右または左に移動させる
ことができるので、ジヨイステツク13を制御し
てカーソルK2を前記の如く印影Bの左端部に接
する位置に発生させることができる。
第1加算器23は第1カウンタ21の計数値と
第3カウンタ27の計数値を加算するものであ
り、また第2加算器24は第2カウンタ22の計
数値と第3カウンタ27の計数値を加算するもの
である。
第3カウンタ27はカーソルK1とK2を同時に
移動するためのものであり、このために前記スイ
ツチ12―1および12―2をオフにしていずれ
も「0」を出力させる。これにより否定入力端子
付きのアンド・ゲート25は第3カウンタ27に
対するイネーブル信号「1」を出力し、該第3カ
ウンタ7をカウント・イネーブル状態にする。こ
のときジヨイステツク13を右回動すれば、ジヨ
イステツク・インターフエイス26を経由してア
ツプ信号が第1カウンタ21、第2カウンタ2
2、第3カウンタ27に印加されるが、第1カウ
ンタ21と第2カウンタ22にはイネーブル信号
が印加されていないので、第3カウンタ27のみ
が印加クロツクCLを1、2、3……と計数する。
この印加クロツクCLのサイクルは、リフレツシ
ユ・メモリ7を読出すサイクルよりも遅く定めら
れている。したがつて、この第3カウンタ27が
1、2、3……と計数することに応じて第1加算
器23はカーソルK1が印影Aの左端と接する距
離l1において発生するための第1カウンタ21の
カウント値であるカーソル・アドレスL1とこの
第3カウンタ27の計数出力値1、2、3……を
加算してL1+1、L2+2、……を出力し、カー
ソルK1は順次右に移動する。このとき、第2加
算器24も、同様にカーソルK2を印影Bの左端
と接するように、第4図ロに示す距離l3において
これを発生するための第2カウンタ22のカウン
ト値であるカーソル・アドレスL2とこの第3カ
ウンタ27の計数値1、2、3……を加算して
L2+1、L2+2……を出力し、カーソルK2は順
次右に移動する。このようにして第3カウンタ2
7の計数出力1、2、3……にともなつて、これ
がカーソルK1,K2に対するバイアス・アドレス
となり、カーソルK1,K2はその相互距離Wを保
持しつつ同時に順次右に移動することになる。
次に第3図および第4図の動作について説明す
る。
例えば小切手の如き被照合印押印紙1に押さ
れている被照合印鑑の印影を読取部2にて読取
りこれを正規化してその印影パターンを第1印
影保持部3に保持する。またこのとき小切手等
に記入されている例えば口座番号にもとづきセ
ンターのフアイル4から登録印鑑の印影Aを読
出し、これを第2印影保持部5に保持する。そ
してこれらの印影A,Bをリフレツシユ・メモ
リ7に記入する。そしてこのリフレツシユ・メ
モリ7に記入された印影A,BはCRT制御回
路6から印加されるアドレスにより読出され、
CRT11に表示される。このときリフレツシ
ユ・メモリ7から読出された8ビツトのパラレ
ル・データはオア・ゲート8を経由してPS変
換回路9により1ビツトのシリアル・データと
なつてビデオ・コントロール回路10に伝達さ
れ、CRT11に順次表示されることになる。
このようにしてCRT11上に印影A,Bが
表示された後、オペレータはまずカーソルK1
発生操作を行なう。このためにカーソル・セツ
ト・スイツチ12のスイツチ12―1を押して
第1カウンタ21にカウント・イネーブル信号
「1」」を印加させ、次いでジヨイステツク13
を右回動する。これにより第1カウンタ21は
その印加クロツクCLをカウント・アツプして
これを第1加算器23に伝達する。かくして、
前述したように、この第1加算器23の出力の
上位6ビツトと、CRT制御回路6から出力さ
れたリフレツシユ・メモリ7に対する読出アド
レスの下位6ビツトが一致したとき、第1比較
回路16は第1デコーダ18にイネーブル信号
「1」を印加する。このとき第1デコーダ18
は第1加算器23から出力される下位3ビツト
A0〜A2により、第6図に示す如き8ビツトの
出力を生じ、オア・ゲート20を経由してカー
ソル・ビデオ信号をオア・ゲート8に入力す
る。この8ビツトのパラレル・データはPS変
換回路9により1ビツトのシリアル・データに
変換され、CRT11にカーソルK1が表示され
る。このカーソルK1は第1カウンタ21がカ
ウント・アツプするにしたがつて表示面Eの左
端より順次右方に移動する。そして第4図ロに
示すように、カーソルK1が印影Aの左端と接
したところでジヨイステツク13を初めの垂直
状態に戻せば第1カウンタ21のカウント・ア
ツプ動作は停止し、カーソルK1は印影Aの左
側に接触した状態で表示されることになる。
次にオペレータはカーソルK2の発生操作を
行なう。このためにカーソル・セツト・スイツ
チ12のスイツチ12―1をもとにもどして今
度はスイツチ12―2を押す。これにより第1
カウンタ21はカーソルK1が印影Aの左端接
触状態に表示されてカウント値を出力したまま
停止し、第2カウンタ22にカウント・イネー
ブル信号「1」が印加される。そしてジヨイス
テツク13が右回動されると、第2カウンタ2
2はその印加クロツクCLをカウント・アツプ
して第2加算器24に出力する。かくして前記
と同様に第2加算器24の出力の上位6ビツ
トとリフレツシユ・メモリ7に対する読出しア
ドレスの下位6ビツトが一致したとき第2比較
回路17は第2デコーダ19にイネーブル信号
「1」を印加する。これにより第2デコーダ1
9は第2加算器24から出力される下位3ビツ
トにより、第6図に示す如き、8ビツトの出力
を生じ、これがオア・ゲート20を経由してカ
ーソル・ビデオ信号をオア・ゲート8に入力す
る。そしてこれにもとづきCRT11にカーソ
ルK2が表示される。このカーソルK2は第2カ
ウンタ22のカウント・アツプするにつれて表
示面Eの左端より順次右方に移動する。そして
第4図ロに示すように、カーソルK2が印影B
の左側に接触したところでジヨイステツク13
を再び初めの垂直状態に戻せば第2カウンタ2
2のカウント・アツプ動作は停止し、カーソル
K2は印影Bの左側に接した状態で表示される
ことになる。
次にオペレータはカーソルK1とK2を同時に
移動する操作を行なう。このために前記スイツ
チ12―1および12―2を初めの状態にして
それぞれ「0」を出力させる。これによりアン
ド・ゲート25は「1」を出力し、かくして第
3カウンタ27はカウント・イネーブル信号が
印加されることになる。そしてジヨイステツク
13を右に回動すれば第3カウンタ27はその
印加クロツクCLをカウント・アツプして第1
加算器23および第2加算器24にそのカウン
ト値を出力する。これにより第1加算器23は
第1カウンタ21の出力値とこの第3カウンタ
27とのカウント値を順次加算して第1比較回
路16および第1デコーダ18にその上位6ビ
ツトおよび下位3ビツトを伝達し、また第2加
算器24は第2カウンタ22の出力値とこの第
3カウンタ27とのカウント値を順次加算して
第2比較回路17および第2デコーダ19にそ
の上位6ビツトおよび下位3ビツトを伝達す
る。かくして第3カウンタ27のカウント・ア
ツプにもとづきカーソルK1とK2はその距離W
を保ちながら同時に1ビツトずつ右側に移動す
る。このようにしてカーソルK1,K2を順次移
動させながらジヨイステツク13を最初の垂直
位置に戻せばカーソルK1とK2の移動は停止す
る。それ故オペレータはカーソルK1とK2を適
宜位置に停止させてこのカーソルK1,K2と各
印影との関係を対比することにより印影Bが印
影Aと同一か否かを正確に判断することができ
る。勿論カーソルK1,K2の位置を左に移動す
るときにはジヨイステツク13を左回動して第
3カウンタ27をそれまで計数た値のカウン
ト・ダウンさせることにより可能となる。
なお上記説明では1つの印影に対して別々に1
本ずつカーソルを発生させる場合について記述し
たが本発明は勿論これのみに限定されるものでは
ない。第7図イに示す如く1つの印影に対して2
本ずつカーソルを発生させることもできるし、第
7図ロに示す如く2つの印影に対して共通の1本
のカーソルを発生させることもできるし、第7図
ハに示すように共通の2本のカーソルを発生させ
ることもできる。当然3本以上でもよい。勿論カ
ーソルはこのような直線状のもののみではなく、
第7図ハ〜ヘに示す如く、十字状、矩形状、円状
等その他適宜の形状にすることも可能である。
(6) 発明の効果 以上説明の如く、本発明によれば2つの印影を
単に並置表示するものではなく、比較するための
基準線を発生させ、これにもとづき一致不一致を
判断するので非常に正確な照合を行なうことが可
能となる。すなわち、印影の位置を示すカーソル
を用いたことにより、重ね合せ照合方式の如く朱
肉の付き方や押し方による印影の線幅による悪影
響を受けない。しかも本発明ではカーソルの形状
が自由に選べるので、点での照合、領域での照
合、長さの照合などが簡単に行うことができる。
さらに単にカーソルを表示、移動するだけでよい
ので、印影自身に対する特別な処理が不要のため
構成がシンプルになる。
【図面の簡単な説明】
第1図は登録印鑑の印影と被照合印鑑の印影、
第2図は本発明の動作原理説明図、第3図は本発
明の一実施例構成図、第4図はその要部詳細図、
第5図はCRT画面とカーソル・ビデオの関係の
説明図、第6図はデコーダの動作状態説明図、第
7図はカーソルの他の状態の説明図である。 図中、はCRT表示部、はカーソル・ビデ
オ信号発生部、1は被照合印押印紙、2は読取
部、3は第1印影保持部、4はフアイル、5は第
2印影保持部、6はCRT制御回路、7はリフレ
ツシユ・メモリ、8はオア・ゲート、9はパラレ
ルビツト・シリアルビツト変換回路、10はビデ
オ・コントロール回路、11はCRT、12はカ
ーソル・セツト・スイツチ、13はジヨイステツ
ク、14はカーソル位置制御回路、15はカーソ
ル発生回路、16は第1比較回路、17は第2比
較回路、18は第1デコーダ、19は第2デコー
ダ、20はオア・ゲート、21は第1カウンタ、
22は第2カウンタ、23は第1加算器、24は
第2加算器、25はアンド・ゲート、26はジヨ
イスデツク・インターフエイス、27は第3カウ
ンタをそれぞれ示す。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 登録印鑑の印影を保持する登録印鑑保持手段
    と、被照合印鑑の印影を保持する被照合印鑑保持
    手段と、これらの印影を表示する表示手段を有す
    る印鑑照合方式において、前記登録印鑑の印影と
    前記被照合印鑑の印影の各表示部にそれぞれカー
    ソル線を発生するカーソル線発生手段と、 該カーソルの初期位置を指定する初期位置指定
    手段と、 該カーソルを移動させるカーソル移動手段を備
    え、 該初期位置指定手段で指定した各印影上の所定
    位置に該カーソルを夫々表示し、該表示したカー
    ソルの間隔を変えないで、該カーソル移動手段に
    より該カーソルを移動させる様にしたことを特徴
    とするカーソル型印鑑照合方式。
JP18648481A 1981-11-20 1981-11-20 カ−ソル型印鑑照合表示方式 Granted JPS5887663A (ja)

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ID=16189289

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6133581A (ja) * 1984-07-26 1986-02-17 Ikegami Tsushinki Co Ltd 印鑑登録検索システム

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5572281A (en) * 1978-11-28 1980-05-30 Tsukane Shinsuke Collating method for print of seal
JPS5682980A (en) * 1979-12-10 1981-07-07 Mitsubishi Electric Corp Seal-impression collator

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JPS5682980A (en) * 1979-12-10 1981-07-07 Mitsubishi Electric Corp Seal-impression collator

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