JPS61187082A - イメ−ジデ−タの読み込み方法 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明はイメージデータの読み込み方法に係り、特にイ
メージデータ読み込み時に座標を補正して正確な登録を
可能とする方法に関する。

〔従来の技術〕

近年に至りイメージリーダ或いはイメージスキャナと呼
ばれる図面のようなイメージ情報を読み込む装置が実用
に供され、イメージ情報をデータとして取り込むことが
可能になっている。

この装置はこれからますます多用される趨勢にあるが、
読み込んだイメージ情報を再利用可能ならしめ、るため
には、これをデータとして正確に登録しなければならな
い。

そのためには例えば読み込まれたイメージ情報を、表示
画面上の定められた領域内に表示させることにより、上
記イメージデータをビットマツプ上に正確にセットし、
このビットマツプ上のデータを順次読み出して所定のメ
モリに格納するという方法が用いられている。

〔発明が解決しようとする問題点〕

イメージリーダより図面等のイメージ情報読み゛　　込
む際には、用紙のセット法或いは紙送りなど、操作者の
オペレーション及び機械的な構造に依存する動作が必要
なため、読み込まれた図面等イメージデータの位置ずれ
を生じやすい。そのためイメージデータがビットマツプ
上に正確にセットされず、従って目的とするイメージ情
報が正確に登録されないという問題が生じる。

〔問題点を解決するための手段〕

本発明の目的はイメージデータ読み込み時における上記
位置ずれを、表示画面上において補正する手段を提供す
ることにある。

この目的は本発明において、情報処理装置にイメージリ
ーダにより読み込まれたイメージデータの原点移動機能
及び回転機能を設け、該２つの機能により表示画面上に
おける上記読み込まれたイメージデータを所定位置に移
動させるようにしたことにより達成される。

〔作用〕

読み込まれたイメージデータを表示画面上において補正
可能となり、従ってビットマツニブ上の所定の位置に正
確にセットされるので、目的とするイメージ情報が正し
く登録される。

〔実施例〕

以下本発明の一実施例を図面を参照しながら説明する。

第１図は本発明の一実施例に用いた情報処理装置の構成
を示す要部ブロック図であって、１はイメージリーダ、
２は読み込み部、３は画面メモリ、４は移動部、５は回
転部、６は表示画面、７は表示画面６のうちイメージデ
ータとして取り込む所定の領域、８は読み込まれたイメ
ージ情報に対応する画像、９はキーボード、１０及び１
１は上記移動部及び回転部を選択的に起動するファンク
ションキーである。

上記イメージリーダ１で読み込まれた図面等のイメージ
情報は、読み込み部２を介してディジタル値に変換され
、画面メモリ３に格納される。画面メモリ３の各ビット
は表示画面６上の各ドツトに対応しており、表示画面６
上には画面メモリ３に格納されたデータに対応する画像
が表示される。

上記表示画面６のうち本実施例では予め定められた所定
領域７内をイメージデータとして取り込む。ところがイ
メージリーダで図面等を読み込む時、前述した如く用紙
の位置ずれが生じるため、表示画面６上で上記図面等に
対応する画像８は、図示したように所定領域７からずれ
た位置にセットされてしまう。

本実施例はこの画＠！８を、移動及び回転操作を施して
所定領域７の位置に一致させようとするものである。以
下その動作を説明する。

まずファンクションキー１０を押して移動部４を起動す
、る。ついで図示はしていないがカーソル或いはライト
ペンにより画像８の所望の点１例えば画像８の左上の点
２１を指定し、実行を指示する。

すると移動部４が作動し、画像８を横及び縦方向に移動
させ、第２図に示す如く、指定された点２１を所定領域
７の原点ｎに合致させる。

この移動操作は、移動部４が指定された点２１の表示画
面６上における座標を読み取り、原点２２との横方向（
Ｘ方向）及び縦方向（Ｙ方向）の距離を算出し、画面メ
モリ３に格納されている画像８に対応するデータを、画
面メモリ３上において上記算出された距離に対応するビ
ット数だけシフトさせることにより行われる。

次いでファンクションキー１１をおして回転部５を起動
し、画像８の例えば左下の点詔をライトペン或いはカー
ソルにより指定する。回転部５は指定された点詔と原点
２２の座標から、原点ｎと指定点詔を結ぶ直ＩＩ　２４
と所定領域７の左端線Ｕとの角度を算出する。そして更
にこの値を用いて画像８の各点を所定領域７に一致させ
るために必要なＸ方向及びＹ方向の移動量を算出し、こ
れに基づいて画面メモリ３内のデータを画面メモリ上で
シフトさせる。

以上によりイメージリーダ１から読み込まれたイメージ
情報に対応する画像８は、第３図に示すように所定領域
７に一致した。従ってこの状態における画面メモリ３内
の上記所定領域７に対応するデータを読み出し、これを
磁気ディスク、磁気テープ等に格納することにより、所
望のイメージデータが正確に登録されることとなる。

なお本発明に係るイメージデータの読み込み方法は、ホ
スト計算機上においても、またインテリジェント端末装
置、或いはパーソナルコンピュータのいずれにおいても
実施可能である。しかし、端末装置側のイメージリーダ
で読み取ったイメージ情報を、ホスト計算機に転送し、
ホスト計算機において上述の処理を行おうとすると、転
送するデータ量が膨大なものとなるので、端末側で本発
明に係る処理を行う方が実用的である。

〔発明の効果〕

以上説明した如く本発明によれば、図面等目的とするイ
メージ情報を精度よく登録することが可能となる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例に用いた情報処理装置のシス
テム構成の要部を示すブロック図、第２図及び第３図は
上記一実施例における移動操作及び回転操作を施した後
の表示画面を示す正面図である。 図において、１はイメージリーダ、２は読み込み部、３
は画面メモリ、４は移動部、５は回転部、６は表示画面
、７は所定領域、８は画像、９はキーボード、１０及び
１１は移動部及び回転部を選択的に移動するためのファ
ンクションキーを示す。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. イメージ情報を読み込むイメージリーダと、読み込まれ
   たイメージ情報に対応する画像を表示する表示装置とを
   備えた情報処理装置を用い、前記読み込まれたイメージ
   情報に対応する画像を前記表示画面上に表示し、該表示
   画面上の所定領域内の画像情報を該所定領域内のドット
   対応に読み出すことにより前記イメージ情報をイメージ
   データとして登録するに先立ち、前記情報処理装置に、
   前記表示画面上に表示された画像の移動手段と回転手段
   とを設け、前記移動手段により前記画像の指定された点
   を前記所定領域の原点に移動させる操作と、前記回転手
   段により前記画像を所望方向に所望角度回転させる操作
   とを加えることを特徴とするイメージデータの読み込み
   方法。