JP2579233Y2 - 画像データ記録装置 - Google Patents

画像データ記録装置

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JP2579233Y2
JP2579233Y2 JP1989130110U JP13011089U JP2579233Y2 JP 2579233 Y2 JP2579233 Y2 JP 2579233Y2 JP 1989130110 U JP1989130110 U JP 1989130110U JP 13011089 U JP13011089 U JP 13011089U JP 2579233 Y2 JP2579233 Y2 JP 2579233Y2
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Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] この考案は、画像データを読取って記憶させ、必要に
応じてこれを表示出力あるいは印字出力させる画像デー
タ記録装置に関する。
[従来の技術] 従来より、イメージスキャナを用いて文書等の画像デ
ータを読取り、読取った画像データに対してインデック
スデータを付してメモリや磁気ディスク等の記憶手段に
複数記憶させておき、必要に応じてインデックスデータ
を指定することにより任意の画像データを検索して読出
し、表示出力あるいは印刷出力する画像データ記録装置
が考えられている。この種の画像データ記録装置では、
複数の画像データを記憶できるようになっている。
[考案が解決しようとする課題] しかして、上記画像データはデータの多少にかかわら
ず空白領域も含めてそのまま記憶されるようになってい
るものであり、例えば読取ったデータが空白の場合に
は、値「0」のビットが記憶され、有効画像、すなわ
ち、黒字印刷等がなされている場合には値「1」のビッ
トが記憶されるものである。データを呼出す際には記憶
手段に記憶された「0」及び「1」からなる画像データ
をそのまま呼び出して表示あるいは印字出力するように
なっている。
上記のように画像データをそのまま記憶してしまう
と、記憶に要する画像のデータ量が多くなり、記憶手段
の記憶容量は限度があるために、限られた枚数分のデー
タしか記憶させることができない。
また、上述した如く画像データをそのまま記憶、出力
するために、画像データ中の文字列が縦書き、横書きの
状態に関係なく出力されてしまい、出力された文字が横
向きとなって見にくいものとなることがある。
この考案は上記のような実情に鑑みてなされたもの
で、画像データを記憶する記憶手段の容量を有効に利用
し、よりたくさんの画像データを記憶させることを可能
とすると共に、読取り易い方向で画像データを出力する
ことが可能な画像データ記録装置を提供することを目的
とする。
[課題を解決するための手段及び作用] この考案は、例えばイメージスキャナ等によって画像
データの読取りを行ない、読取った画像データのうちの
有効画像ブロックをその位置情報と記憶手段に書込み記
憶させる一方、画像データに対する縦横出力方向の指示
を共に記憶手段に書込み記憶させ、読出す際には画像デ
ータに対する縦横出力方向の指示に従って有効画像ブロ
ックをその位置情報により表示出力あるいは印字出力さ
せるようにしたもので、画像データを記憶するメモリの
容量を有効に利用してよりたくさんの画像データを記憶
させると共に、常に見易い方向で画像データを出力する
ことができる。
[実施例] 以下この考案を名刺ファイル装置に適応した場合の一
実施例について図面を参照して説明する。
第1図及び第2図はその外観構成を示すもので、11が
本体ケースである。この本体ケース11は、上ケース11a
と下ケース11bとが接続されて一体となり、折り畳んだ
時に手に持てる程度の大きさとなるもので、第1図はそ
の開いた状態を示すものである。本体ケース11の上ケー
ス11a内側には、読取った画像データや後述するインデ
ックスデータ等を表示するドットマトリックスによる液
晶表示パネル12、電源のON/OFFを行なう電源キー13、2
接点スライドスイッチによる「登録」モードと「検索」
モードとを切換えるためのモード切換スイッチ14、読取
った画像データの縦横出力方向を指示する縦/横キー1
5、種々の指示を実行させるための実行キー16が備えら
れる。また、下ケース11bの内側には、検索時にシーケ
ンシャルサーチを行なうシーケンシャルキー17、インデ
ックスデータ等を入力するための文字/数値キー18、項
目の入力及び指定のための「社章」キー、「氏名」キ
ー、「会社」キー、「住所」キー、「TEL(電話番
号)」キー及び「その他」キーからなる項目キー19が備
えられる。さらに、上ケース11aの側面部には、その一
方に名刺の画像データを読取るための読取り部20が、他
方に読取りを指示する読取りスイッチ21が設けられる。
読取り部20は、その詳細は説明しないが、例えば名刺の
幅の長さを有する8〜16ドット/mmの読取り画素を有す
るラインセンサ、光源、及び読取移動速度から読取りタ
イミング信号を生成するエンコーダ等から構成されるも
ので、第2図に示すように上ケース11aと下ケース11bと
を折り畳み、読取り部20を読取り対象である名刺22上面
の一端部に当接して立てた状態で、読取りスイッチ21を
押したまま名刺22上を矢印Aに示す長手方向に走査する
ことにより名刺22上に印刷された画像データが読取られ
ることとなる。
次に第3図により上記本体ケース11内に設けられる電
子回路の構成について説明する。同図で、電源キー13、
モード切換スイッチ14、縦/横キー15、実行キー16、文
字/数値キー18、項目キー19及び読取りスイッチ21から
なるキー入力部31でのキー操作によるキー入力信号はす
べてCPUで構成される制御部32に送られる。制御部32は
キー入力部31からの信号に従って他の各回路の動作制御
を行なうものであり、動作制御のためのマイクロプログ
ラムを記憶したROM33のROMアドレス指定部34をアドレス
指定してROM33から該マイクロプログラムを読込む一
方、各種データを記憶するRAM35に対してアドレス指定
により入出力を行なう。また制御部32は、読取制御部36
に制御指令を、表示制御部37に表示データを出力する。
読取制御回路36は、制御部32の指令に応じて上記読取り
部20のラインセンサ38に駆動信号を送出し、対象となる
画像データを読取らせる。ラインセンサ38で読取られた
画像データは読取制御部36を介して制御部32に取込ま
れ、RAM35に記憶される。上記表示制御部37は、制御部3
2から送られてきた表示データをデコードして駆動信号
を得、この駆動信号により上記液晶表示パネル12からな
る表示部39を駆動制御して画像データ等を表示出力させ
る。
上記RAM35は、第4図に示すように表示データ記憶部3
5a、画像データ記憶部35b、インデックス記憶部35c、ワ
ークエリア35d及び画像データ一時記憶部35eから構成さ
れる。表示データ記憶部35aは読取った1枚の名刺の画
像データの全ビットマップに対応した数のビットメモリ
を少なくとも有し、表示部39に表示する表示データを記
憶する領域であり、画像データ記憶部35bは後述するブ
ロック化された有効画像領域の画像データを複数枚分記
憶する領域である。インデックス記憶部35cは、画像デ
ータ記憶部35bに記憶される画像データに対応して文字
/数値キー18により入力設定されるインデックスデータ
を記憶するインデックスデータ記憶部Ia、縦/横キー15
の操作による画像データの縦/横出力方向データを記憶
する縦横データ記憶部Ib、ブロック化された各有効画像
ブロックのコーナー4点が読取った全体の画像データの
うちのどの位置にあるかを示す位置情報であるところの
座標データを記憶する複数の座標データ記憶部Id、この
座標データ記憶部Idで指定される画像ブロックが画像デ
ータ記憶部35b上のどのアドレス位置に記憶されている
かを記憶する複数のアドレス記憶部Ic及び上記座標デー
タ記憶部Idで指定される画像ブロックの項目データを記
憶する複数の項目データ記憶部Ieを1組とした複数組の
領域からなり、そのそれぞれの組に番号「I0」「I1
「I2」…が順番に付される。また、ワークエリア35dは
画像データのブロック化のためのX0レジスタ、Y0レジス
タ、Y1レジスタ、X1レジスタ、Yレジスタ、Xレジス
タ、Gレジスタと、項目検索めためのMレジスタ、Pレ
ジスタ等からなる。Y1レジスタは上段のymレジスタ及び
下段のynレジスタの2段構成となっており、同様にX1
ジスタは上段のxmレジスタ及び下段のxnレジスタの2段
構成となっている。画像データ一時記憶部35eは、画像
データをブロック化する際に一時的に記憶させておく領
域であり、読取った1枚の名刺の画像データの全ビット
マップに対応した数のビットメモリを少なくとも有して
いる。
次いで上記実施例の動作について説明する。
第5図は制御部32による総合的な動作内容のフローチ
ャートを示すものであり、その当初にはステップA01に
示すようにモード切換スイッチ14の操作位置が「登録」
「検索」のいずれのモード設定位置となっているかを判
断する。
「登録」モードの位置となっている場合には次にステ
ップA02に進み、実際に画像データの読取りを行なう。
これは、上記第2図に示すように読取り部20を読取り対
象である名刺22上面に当接し、読取りスイッチ21を押し
たままの状態で名刺22上を走査するもので、名刺22の画
像データはラインセンサ38によって1ライン単位で読取
られ、読取制御部36を介して順次制御部32に送られる。
制御部32では、順次送られてくるライン単位の画像デー
タを一旦RAM35の表示データ記憶部35a及び画像データ一
時記憶部35eに保持し、表示データ記憶部35aの保持内容
を表示データとして順次表示制御部37に送出し、表示部
39で表示させる。1枚分の名刺22の全画像データを表示
データ記憶部35a及び画像データ一時記憶部35eに保持し
た後、制御部32はステップA03に示すように画像データ
一時記憶部35eに保持されている画像データ中の空白領
域を除いた有効画像領域、すなわち、有効な画像ブロッ
ク部分の座標を検出して画像データ記憶部35bに記憶す
る。
第6図はそのブロック座標の検出記憶の処理内容のフ
ローチャートを示すもので、まずステップB01に示すよ
うに表示データ記憶部35aに記憶されている画像データ
のビットマップにより画像データのある行を検出する。
すなわち、画像データ一時記憶部35eに保持されている
画像データは空白ビットが「0」、黒画素(印刷あり)
が「1」で記憶されている。
しかして、画像データ一時記憶部35eのビットマップ
の横方向の座標をx0,x1,x2,x3,…、縦方向の座標
y0,y1,y2,y3,…とした場合に、同一のy座標を有す
る横方向を行、同一のx座標を有する縦方向を列とし
て、各行に少なくとも1つの画素データ「1」を有して
いるか否かを判断するもので、その検出手段は第7図に
示すようになる。
すなわち、第7図はこのデータ有行検出の処理内容を
示すもので、処理の初めにはステップC01で初期化とし
て制御部32がRAM35のワークエリア35dのXレジスタ及び
Yレジスタを共に「0」とする。次いでステップC02で
Xレジスタを「+1」更新設定する。続くステップC03
でこのXレジスタの内容に対応する列位置がビットマッ
プ上の最終列であるか否か判断する。ここはXレジスタ
は「2」であるので判断結果はNOとなり、次にステップ
C04に至ってXレジスタ、Yレジスタの内容で指示され
る座標位置に画素データのビットが「1」であるか否か
判断する。「1」でない場合は再び上記ステップC02に
戻り、Xレジスタの内容を再度「+1」して再び上記処
理を繰返す。
ステップC04で画素データ“1"があると判断される
と、その行には少なくとも1つの画素データ“1"がある
こととなり、ステップC04からステップC05に進んでその
時のYレジスタの内容、すなわち、データのあるy座標
データをワークエリア35dのY0レジスタに記憶する。そ
の後、ステップC06でYレジスタの内容を「+1」更新
設定し、Xレジスタをクリアして「0」とする。ここ
で、更新設定したYレジスタの内容に対応する行位置が
ビットマップ上の最終行であるか否かをステップC07で
判断し、違うと判断された後に、次の行にデータがある
か否かを検出するために再び上記ステップC02からの処
理を行なう。こうして各行に少なくとも1つの画素デー
タ“1"があるか否かを判断し、あればそのy座標データ
を順次ワークエリア35dのY0レジスタに記憶していく。
そして、ステップC07でYレジスタの内容に対応する
行位置がビットマップ上の最終行であると判断される
と、以上で第7図による表示データ記憶部35aのビット
マップ上のデータ有行検出を完了したこととなる。
こうして第6図のステップB01でのデータ有行検出を
終えると、次にステップB02に進み、今度は各列に少な
くとも1つの画素データ“1"を有しているか否かを検出
判断する。その検出手段は上記第7図とほぼ同様であ
り、行と列の制御を入替えて行なうようにしたもので、
ここではその詳細な記述は省略するが、少なくとも1つ
の画素データ“1"がある列のx座標データを順次ワーク
エリア35dのX0レジスタに記憶していく。
第12図は第11図の如きビットマップの場合にデータ有
行のy座標データを記憶したワークエリア35dのY0レジ
スタとデータ有列のx座標データを記憶した同X0レジス
タの記憶状態を例示するものである。このようにステッ
プB01及びB02で表示データ記憶部35aのビットマップを
縦横両方向から走査して得られた座標データにより、ス
テップB03に示す有効ブロック座標の検出処理が行われ
る。
第8図はステップB03の有効ブロック座標の検出処理
の詳細を示すものであり、まずステップD01に示す如く
ワークエリア35dのY1レジスタのymレジスタ、ynレジス
タの双方に、第12図に示した同ワークエリア35dのY0
ジスタに記憶された最初の行座標データ「y16」を第13
図に示す如く記憶設定する。次のステップD02でブロッ
ク間の距離をカウントするためのワークエリア35d内の
Gレジスタに初期値「0」を設定した後、ステップD03
でynレジスタの値を「+1」更新設定して「y17」と
し、続くステップD04でその値が表示データ記憶部35aの
ビットマップ上の最終行であるか否かを判断する。NOと
判断されると次にステップD05に進み、ynレジスタの値
「y17」と一致するy座標データがY0レジスタに記憶さ
れているか否か判断される。ここでは記憶されているた
めに判断結果はYESとなり、続くステップD06で上記Gレ
ジスタをクリアして再度上記ステップS03からの処理を
繰返す。
こうしてynレジスタの値を順次更新設定しながら、同
一ブロック内の最終行アドレスをサーチしていく。yn
ジスタの値に一致する座標データがY0レジスタに記憶さ
れていないと判断されると、ステップD05からステップD
07に進み、Gレジスタの内容を「+1」更新設定する。
その後、ステップD08でGレジスタの内容が「16」とな
ったか否か判断し、なっていない場合は再び上記ステッ
プD03からの処理を繰返す。以後、ynレジスタの値を順
次更新設定しながらデータのない行の座標の連続数をG
カウンタによりカウンタしていく。
Gレジスタは、連続するデータのない行座標をカウン
トし、そのカウント値が一定数「16」に達した場合に、
画像ブロックがとぎれ、空白領域になったと認識するた
めのものである。ここで、一定数「16」とは、上記ライ
ンセンサ28の分解能が例えば8ドット/mmであったとす
れば、2mmに渡って画像のない行が連続することを示す
値である。
しかして、Gレジスタのカウント値が「16」であると
判断されると、次にステップD09でynレジスタの値が
「−16」され、データのある行座標データに戻される。
その後、Y0レジスタに記憶された次のデータ有行の座標
データがY1レジスタのymレジスタ、ynレジスタに新たに
追加設定され、この追加設定されたynレジスタの内容に
ついて再び上記ステップD02からの処理が繰返し実行さ
れる。
こうして、ワークエリア35dのY1レジスタに、データ
のある行の領域を示す行座標データの組が順次記憶され
ていく。第10図は名刺22の画像データを例示するもの
で、共に破線で示されるブロックの行の領域を示す行座
標データの組が順次Y1レジスタに記憶されていく。第14
図はワークエリア35dのY1レジスタに記憶された、有効
な画像ブロックの行座標の領域を示すもので、例えば第
10図に示すような画像データの、4点Z0〜Z3をコーナー
とする第1番目のブロックに対応して、その行座標の領
域「y16」「y56」が記憶されるものである。
上記ステップD02〜D10の処理を繰返し実行し、Y1レジ
スタに有効な画像ブロックの行座標の領域をすべて記憶
させた後、ステップD04でyn、レジスタの値が最終行で
あると判断されると、次にステップD11に進み、上記で
検出された各行領域「y16〜y56」、「y136〜y200」、
「y224〜y256」、…における画像データのある列座標を
上述した行座標の検出と同様の方法でサーチし、それぞ
れその最小座標データと最大座標データとをワークエリ
ア35dのX1レジスタのxmレジスタ及びxnレジスタに記憶
する。
こうしてワークエリア35dのY1レジスタに記憶された
各行領域の座標データとX1レジスタに記憶された各列領
域の座標データとを組合わせることによりブロック領域
の座標データが検出可能となるものである。例えば第10
図の4点Z0〜Z3をコーナーとする第1番目のブロックで
は、4点Z0〜Z3の座標は各行領域の座標データ「y16
「y56」と各列領域の座標データ「x32」「x112」により
Z0(y16,x32)、Z1(y16,x112)、Z2(y56,x32)、Z
3(y56,x112)として検出される。
このようにして得られた各ブロックの座標データが、
続くステップD12でRAM35のインデックス記憶部35cの該
当領域の座標データ記憶部Idに記憶される。第15図はそ
の記憶状態を示すもので、インデックス記憶部35cでは
そのブロックの4点を1組とした座標データがブロック
の数に対応した組分だけ記憶設定され、以上でこの第8
図による有効ブロックの座標検出処理を終了する。
有効ブロックの座標検出処理を終了すると、第6図で
はステップB03から次にステップB04に進み、項目データ
の入力を促すために表示部39で表示される画像データ中
の最初のブロックを点滅させ、以上でこの第6図のブロ
ック座標の検出記憶処理を終了する。
その後、第5図でステップA03からステップA04に進
み、各画像ブロックに対する項目データの入力を行な
う。
第9図はステップB04の項目入力処理の詳細を示すも
のであり、画像ブロックが点滅表示された状態で、項目
キー19のいずれかが操作された際に実行される処理であ
る。
例えば第10図に示す画像データの最初のブロック「AB
C」が点滅表示された状態で項目キー19の「社章」キー
を操作すると、その操作によってこの処理が実行され、
まずステップE01に示すように操作された項目キー19が
「社章」キーであるか否か判断される。「社章」キーで
あると判断されると次にステップE02に進んで、その最
初のブロックの座標データが記憶されているインデック
ス記憶部35cの座標データ記憶部Icと対応する位置にあ
る項目データ記憶部Idに、「社章」を示す項目データと
して「1」を入力設定する。その後、ステップE07に進
んで現在点滅表示されている最初のブロックに代えて次
のブロックを点滅表示させ、その項目データの入力を促
してこの処理を終了する。
第2番目のブロック「中島周司」が点滅表示されてい
る状態で項目キー19の「氏名」キーを操作すると、その
操作によって第9図の処理が行われる。ここでは、まず
ステップE01で操作された項目キー19が「社章」キーで
はないと判断された後、ステップE03に進んで操作され
た項目キー19が「氏名」キーであるか否か判断される。
判断結果はYESとなり、次にステップE04に進んで、その
2番目のブロックの座標データが記憶されているインデ
ックス記憶部35cの座標データ記憶部Icと対応する位置
にある項目データ記憶部Idに、「氏名」を示す項目デー
タとして「2」を入力設定する。その後、ステップE07
に進んで現在点滅表示されている2番目のブロックに代
えて次の3番目のブロック「ABC株式会社」を点滅表示
させ、その項目データの入力を促してこの処理を終了す
る。
第3番目のブロックが点滅表示されている状態で項目
キー19の「会社」キーを操作すると、その操作によって
第9図の処理が行われる。ここでは、まずステップE01
で操作された項目キー19が「社章」キーではないと判断
された後、ステップE03に進んで操作された項目キー19
が「氏名」キーでもないと判断され、ステップE05に進
んで操作された項目キー19が「会社」キーであるか否か
判断される。判断結果はYESとなり、次にステップE06に
進んで、その3番目のブロックの座標データが記憶され
ているインデックス記憶部35cの座標データ記憶部Icと
対応する位置にある項目データ記憶部Idに、「会社」を
示す項目データとして「3」を入力設定する。その後、
ステップE07に進んで現在点滅表示されている3番目の
ブロックに代えて次の4番目のブロック 「TEL (03)521−6233 FAX (03)555−4231」 を点滅表示させ、その項目データの入力を促してこの処
理を終了する。
第4番目のブロックが点滅表示されている状態で項目
キー19の「TEL」キーを操作すると、その操作によって
第9図の処理が行われる。ここでは、まずステップE01
で操作された項目キー19が「社章」キーではないと判断
された後、ステップE03に進んで「氏名」キーでもない
と判断され、さらにステップE05で「会社」キーでもな
いと判断された後、ステップE08で「住所」キーである
か否か判断される。ここでも判断結果はNOとなり、次に
ステップE10で「TEL」キーであるか否か判断される。判
断結果はYESとなり、次にステップE11に進んで、その4
番目のブロックの座標データが記憶されているインデッ
クス記憶部35cの座標データ記憶部Icと対応する位置に
ある項目データ記憶部Idに、「TEL」を示す項目データ
として「5」を入力設定する。その後、ステップE07に
進んで現在点滅表示されている3番目のブロックに代え
て次の4番目のブロックを点滅表示させ、その項目デー
タの入力を促してこの処理を終了する。
なお、上記ステップE08において、操作された項目キ
ー19が「住所」キーであると判断された場合は、次にス
テップE09でブロックの座標データが記憶されているイ
ンデックス記憶部35cの座標データ記憶部Icと対応する
位置にある項目データ記憶部Idに、「住所」を示す項目
データとして「4」を入力設定し、その後にステップE0
7に進んで次のブロックを点滅表示させ、その項目デー
タの入力を促してこの処理を終了する。
また、上記ステップE10において、操作された項目キ
ー19が「TEL」キーでもないと判断された場合は、操作
されたキーは最後に残った「その他」キーであることと
なるので、次にステップE12でブロックの座標データが
記憶されているインデックス記憶部35cの座標データ記
憶部Icと対応する位置にある項目データ記憶部Idに、
「その他」を示す項目データとして「6」を入力設定
し、その後にステップE07に進んで次のブロックを点滅
表示させ、その項目データの入力を促してこの処理を終
了する。
以上のようにして項目入力の処理を終えると、次に第
5図でステップA04からステップA05に移り、キー入力部
31の文字/数値キー18によるインデックスデータの入力
を待機する。例えば「ナカジマ シュウジ」なるインデ
ックスデータの入力がなされたら、そのインデックスデ
ータも表示データ記憶部35aと画像データ一時記憶部35e
の所定位置、すなわち、上記画像データの記憶領域とは
異なる記憶領域に一旦保持し、表示データ記憶部35aの
保持内容をもって表示部39にインデックスデータを表示
させる。次にステップA06で画像データ中の文字の向き
に応じて縦/横キー15を操作する。ここでは、読取られ
た名刺22の画像データは第10図に示したように横書きの
ものであり、その向きのままで各文字を読取ることがで
きるた、縦/横キー15の操作は省略する。縦/横キー15
を操作しないことにより、インデックス記憶部35cの該
当領域の縦横データ記憶部1bの内容は初期設定による
「0」のままである。
また、名刺22が縦書きのものであり、得られた画像デ
ータ中の文字が横向きになってている場合は、ここで縦
/横キー15を1回操作する。この操作により同縦横デー
タ記憶部Ibの内容は表示の際に画像データを90°回転さ
せた状態で表示するための値「1」となる。
その後、ステップA07で実行キー16の操作による登録
の確認指示を待機する。実行キー16が操作されると、次
にステップA08に進んで、各データの格納を行なう。画
像データとしては、画像データ一時記憶部35eに保持さ
れる画像データ中の上記有効ブロックの座標データで規
定される範囲内のデータのみを画像データ記憶部35bに
転送して記憶させると共に、インデックス記憶部35cの
対応するアドレス記憶部Ibに画像データ記憶部35b上の
アドレスが設定される。また、画像データ一時記憶部35
eに保持されるインデックスデータもインデックス記憶
部35cの該当領域のインデックスデータ記憶部Iaに格納
される。
第16図はこの時点での画像データに対応したインデッ
クス記憶部35cの該当領域の座標データ記憶部Icとその
項目データ記憶部Idの状態を示すものである。インデッ
クスデータ記憶部Iaにインデックスデータ「ナカジマ
シュウジ」が格納され、縦横データ記憶部Ibに画像デー
タを読取ったままの状態で表示することを示す値「0」
が格納される一方、上記第15図で示した各画像ブロック
の座標データが座標データ記憶部Idに格納され、これに
対応して上記第9図の処理により項目データ記憶部Ieに
項目データ「1」「2」「3」「5」が格納されてい
る。
以上に示した登録処理により1枚の名刺の画像データ
が画像データ記憶部35bに記憶され、その画像データ記
憶部35b上のアドレス、縦横データ、表示時の座標デー
タ、項目データがインデックスデータと共にインデック
ス記憶部35cの1つ、例えば領域I0に記憶される。以
後、名刺画像を読取る毎に、その画像データはそれぞれ
画像データ記憶部35bに記憶され、そのインデックスデ
ータ、画像データ記憶部35b上のアドレス及び表示時の
座標データ、項目データが、領域I1,I2,I3,…に記憶
される。
次いでRAM35に記憶された多数の画像データの中から
任意の画像データを検索する場合の処理について示す。
検索を行なう方法としては4つの方法があり、1つは従
来通りインデックスデータを入力する方法、1つはただ
単にシーケンシャルキー17を操作する方法、1つは上記
項目キー19のいずれかのキーにより特定の項目を指定し
た上で上記シーケンシャルキー17を操作する方法、もう
1つは上記項目キー19のいずれかのキーにより特定の項
目を指定して複数の画像データ中の同一項目データをシ
リアル番号と共に表示させ、あらためてそのシリアル番
号を指定する方法である。
始めのインデックスデータを入力する通常の方法とし
ては、まず上記モード切換スイッチ14を「検索」モード
に設定した上で、所望する画像データのインデックスデ
ータを文字/数値キー16によりキー入力する。このキー
入力により再び上記第5図の処理が実行されるもので、
その当初にステップA01でモードが「検索」モードであ
ると判断されると、続くステップA09で入力されたイン
デックスデータをRAM35の画像データ一時記憶部35eに一
時保持する。続くステップA10で実行キー16が操作され
るのを待機した後、インデックス記憶部35cの各領域
I0,I1,I2,…のインデックスデータ記憶部Iaの中から
一致するインデックスデータを記憶したものを順に検索
する。そして、ステップA10で一致したものがあったか
否かを判断するもので、あった場合には次にステップA1
1に進み、そのインデックスデータに対応する有効ブロ
ックの座標データを該当領域の座標データ記憶部Idから
読出し、また、アドレス記憶部Ibに従って画像データを
画像データ記憶部35bから読出して、座標データ記憶部I
cに記憶される座標データに従って読出させた画像デー
タを表示データ記憶部35aに元の位置となるように記憶
させ、これを表示部39で表示出力させて処理を終了す
る。
また、上記ステップA10で入力したインデックスデー
タと一致するインデックスデータを有する画像データが
ないと判断された場合は、次にステップA13に進み、一
致するデータがなかったことを示すエラー表示を表示部
28で行なわせ、処理を終了する。
次に2番目のシーケンシャルキー17のみを操作して検
索する方法について説明する。
上記モード切換スイッチ14が「検索」モードに設定さ
れている状態でシーケンシャルキー17を操作すると、ス
テップA01で「検索」モードであると判断された後、ス
テップA16で操作されたキーがシーケンシャルキー17に
よるものであると認識され、次にステップA17に至る。
ステップA17では、RAM35のワークエリア35dのMレジス
タが「0」であるか否かを判断する。このMレジスタは
項目キー19のいずれかによる項目の指定がなされている
際にその項目データが設定されるもので、ここでは項目
指定がなされていないために「0」であるので判断結果
はYESとなり、次にステップA18に進む。
ステップA18では、インデックス記憶部35の各領域
I0,I1,I2,…にそれぞれ記憶されているアドレス記憶
部Ic、座標データ記憶部Id及び項目データ記憶部Ieの内
容により、統一したフォーマットで個々の全画像データ
を順次シーケンシャルに表示し、以上でこの処理を終え
る。
第17図(1)〜(3)はこうして得られる名刺の画像
データを複数例示するもので、同図に示すようにそれぞ
れの画像データは項目データに従ってどの画像データに
おいても項目の順番が統一された状態で表示されるが、
このとき、縦書き/横書きには関係なく、したがって第
17図(2)に示すような縦書きのものは文字が横向きと
なって読みにくいままの状態で表示部39に表示されるこ
ととなる。
次に項目キー17のいずれかのキーにより特定の項目を
指定した上でシーケンシャルキーを操作する検索の方法
について説明する。
上記モード切換スイッチ14が「検索」モードに設定さ
れている状態で項目キー19のいずれかを操作すると、ス
テップA01で「検索」モードであると判断された後、ス
テップA14で項目キー19による入力であると認識され、
次にステップA15に至る。ステップA15では、RAM35のワ
ークエリア35dのMレジスタに操作された項目キー19の
いずれかに対応した項目データが入力設定され、これで
この処理を終える。その設定内容は上記第9図による処
理とほぼ同様であり、「社章」キーならば「1」、「氏
名」キーならば「2」、「会社」キーならば「3」、
「住所」キーならば「4」、「TEL」キーならば
「5」、「その他」キーならば「6」となる。
こうして項目の設定を終えた後にシーケンシャルキー
17を操作すると、その操作により第5図のステップA01
でモード切換スイッチ14が「検索」モードであると判断
された後、ステップA16で操作されたキーがシーケンシ
ャルキー17によるものであると認識され、次にステップ
A17に至る。ステップA17では、RAM35のワークエリア35d
のMレジスタが「0」であるか否かを判断する。ここで
はMレジスタに上記ステップA14の処理により「1」〜
「6」のいずれかの項目データが設定されているために
判断結果はNOとなり、次にステップA19に進む。
ステップA19では、ワークエリア35dのMレジスタの内
容により指定された項目を判別する。続くステップA20
でその判別結果に従って項目画像のシーケンシャルサー
チ処理を行なう 第18図はそのシーケンシャルサーチの処理内容の詳細
を示すもので、まずステップF01でワークエリア35dのP
レジスタを「+1」更新設定する。その後、ステップF0
2でワークエリア35dのPレジスタに指示される該当領域
の縦横データ記憶部1bの内容が「1」であるか否か、す
なわち、画像データが縦書きのものであって縦横変換を
行なう必要があるか否かを判断する。ここで「1」では
なく「0」であると判断されると次にステップF04に進
む。ステップF04では、Mレジスタの内容で指定される
項目データと同じ項目データを上記該当領域の項目デー
タ記憶部Ieから検索し、検索したらその項目データと対
応する画像データ記憶部35b上のアドレスをアドレス記
憶部Icから読出して、画像データ記憶部35bから該当す
る項目の画像データを読出し、画像データ一時記憶部35
eに一時保持させる。続くステップF05でこの画像データ
一時記憶部35eに保持した該当する項目の画像データを
表示データとして表示データ記憶部35aに転送設定し、
ステップF06で表示制御部37を介して表示部39で表示出
力させる。
また、上記ステップF02で縦横データ記憶部Ibの内容
が「1」であると判断された場合は、次にステップF03
に進んで、Mレジスタの内容で指定される項目データと
同じ項目データを上記該当領域の項目データ記憶部Ieか
ら検索し、検索したらその項目データと対応する画像デ
ータ記憶部35b上のアドレスをアドレス記憶部Icから読
出して、画像データ記憶部35bから該当する項目の画像
データを読出し、これを平面上で右に90°回転させた状
態にデータ変換した後に画像データ一時記憶部35eに保
持させる。続いてステップF05に進み、この画像データ
一時記憶部35eに保持した該当する項目の画像データを
表示データとして表示データ記憶部35aに転送設定し、
ステップF06で表示制御部37を介して表示部39で表示出
力させる。
第19図(1)〜(3)はこうして得られる項目指定に
よるシーケンシャルサーチによる画像データを複数例示
するもので、ここでは項目キー19により「氏名」を指定
した状態での表示例を示すものである。同図に示すよう
にそれぞれは氏名の画像データのみが表示されるもの
で、第19図(1)、第19図(3)は該当する領域の縦横
データ記憶部Ibが「0」となっており、読取った画像デ
ータが横書きであったことを示す。反対に、第19図
(2)は該当する領域の縦横データ記憶部Ibが「1」と
なっており、読取った画像データが縦書きであったこと
を示し、表示の際には読取った画像データを90°回転さ
せた状態で表示出力するものである。
以上に示した第18図の処理は、シーケンシャルキー17
がさらに操作されるに連れて実行されるものであり、そ
の操作に対応してPレジスタの内容が順次「+1」更新
設定され、インデックス記憶部35cでの該当領域位置が
順次更新される。
最後に、上記項目キー19のいずれかのキーにより特定
の項目を指定して複数の画像データ中の同一項目データ
をシリアル番号と共に表示させ、あらためてそのシリア
ル番号を指定する方法について説明する。
上記項目キー19のいずれかのキーにより特定の項目を
指定すると、そのキー操作により第5図のステップA01
で「検索」モードであると判断された後、ステップA16
で操作されたキーがステップA14で項目キー19による入
力であると認識され、次にステップA15に至る。ステッ
プA15では、RAM35のワークエリア35dのMレジスタに操
作された項目キー19のいずれかに対応した項目データが
入力設定され、これでこの処理を終える。
こうして項目の設定を終えた後に実行キー16を操作す
ると、その操作によりRAM35のインデックス記憶部35cの
各領域I0,I1,I2,…にそれぞれ記憶されている項目デ
ータ記憶部Ieを検索し、一致する項目データに対応した
アドレスを各アドレス記憶部Icから読出す。そして、読
出したアドレスにより所望の項目の画像データブロック
を画像データ記憶部35bから複数読出し、番号を付して
表示部39に表示させてこの処理を終える。したがって、
表示部39には指定した項目の画像データのみが番号と共
に特定数だけ表示される。
ここで、表示部39に表示されている画像データの中か
ら所望のデータを選択し、その番号を文字/数値キー16
でキー入力すると、そのキー入力により再び第5図の処
理が実行され、ステップA01を介してステップA21に至
り、そのキー入力が数値キーによるものであると認識さ
れた後、ステップA22で数値入力の確認のための実行キ
ー16の操作を待機する。そして、実行キー16が操作され
た時点で次にステップA23に移り、番号が指定された画
像データに対応する全画像データがインデックス記憶部
35cの内容により画像データ記憶部35bから読出され、表
示部39に表示されて、この処理を終了する。
以上に示した如く、読取った名刺22の画像データの縦
書き/横書きに対応して読みやすい状態で表示させるこ
とができ、さらには特定の項目を指定した上でその項目
に対応する画像データのみを表示させることもできる。
なお、上記実施例では画像データとして名刺の画像を
読込んで記憶し、これを表示出力させる例を示したが、
名刺画像に限ることなく、他のいかなる画像であっても
同様の処理により記憶可能なことは言うまでもない。
また、上記実施例では画像読み取りにラインセンサを
用いたが、全画像データを同時に読み取るドットマトリ
ックスタイプのフルセンサを用いてもよいことは勿論で
あり、本考案の要旨を逸脱しない範囲で種々変形及び応
用が可能である。
さらに、上記実施例では、表示データ記憶部35aのビ
ット内容をそのまま表示部39で表示させるようにした
が、例えば、表示部39のドット表示数を表示部39のビッ
ト内容の半分にしておき、表示データ記憶部35aの内容
を1行、1列おきに表示させ、表示させた内容が読みに
くい場合には、表示データ記憶部35aのビット内容全て
を例えば表示切換等により表示させるようにしてもよい
ものである。すなわち、この場合には拡大表示が可能と
なるものである。
[考案の効果] 以上詳記した如くこの考案によれば、例えばイメージ
スキャナ等によって画像データの読取りを行ない、読取
った画像データのうちの有効画像ブロックをその位置情
報と記憶手段に書込み記憶させる一方、画像データに対
する縦横出力方向の指示を共に記憶手段に書込み記憶さ
せ、読出す際には画像データに対する縦横出力方向の指
示に従って有効画像ブロックをその位置情報により表示
出力あるいは印字出力させるようにしたので、画像デー
タを記憶するメモリの容量を有効に利用してよりたくさ
んの画像データを記憶させると共に、常に見易い方向で
画像データを出力することができる画像データ記録装置
を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
図面はこの考案の一実施例を示すものであり、第1図は
外観構成を示す平面図、第2図は画像読取時の外観構成
を示す側面図、第3図は電子回路の構成を示すブロック
図、第4図は第3図のRAMの領域構成を示す図、第5図
はデータ処理全体の内容を示すフローチャート、第6図
は第5図のブロック座標の検出処理の内容を示すフロー
チャート、第7図は第6図のデータ有行の検出処理の内
容を示すフローチャート、第8図は第6図の有効ブロッ
クの座標検出の処理内容を示すフローチャート、第9図
は第5図の項目入力の処理内容を示すフローチャート、
第10図は読取った画像データ中の有効ブロックを示す
図、第11図は読取った画像データを部分的に示す図、第
12図乃至第16図はワークエリア及びインデックス記憶部
での記憶状態を示す図、第17図はシーケンシャルキーの
みの操作による検索時の画像データの表示状態を示す
図、第18図は項目指定後のシーケンシャルキー操作によ
る検索時の処理内容を示すフローチャート、第19図は第
18図の処理による検索時の画像データの表示状態を示す
図である。 11……本体ケース、11a……上ケース、11b……下ケー
ス、12……液晶表示パネル、13……電源キー、14……モ
ード切換スイッチ、15……縦/横キー、16……実行キ
ー、17……シーケンシャルキー、18……文字/数値キ
ー、19……項目キー、20……読取り部、21……読取りス
イッチ、22……名刺、31……キー入力部、32……制御
部、33……ROM、34……ROMアドレス指定部、35……RA
M、35a……表示データ記憶部、35b……画像データ記憶
部、35c……インデックス記憶部、35d……ワークエリ
ア、35e……画像データ一時記憶部、36……読取制御
部、37……表示制御部、38……ラインセンサ、39……表
示部。

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】画像データの読取りを行なう画像読取手段
    と、 この画像読取手段で得られた画像データ中の有効画像デ
    ータブロックを得る有効ブロック検出手段と、 上記画像読取手段で読取られた画像データに対して縦横
    出力方向を指示する指示手段と、 上記有効ブロック検出手段で得られた有効画像データブ
    ロック及びその位置情報を上記指示手段による縦横出力
    方向と共に記憶設定する記憶手段と、 この記憶手段に記憶される各有効画像データブロック及
    びその位置情報を読出し、共に記憶設定される縦横出力
    方向に従って出力する出力制御手段と を具備したことを特徴とする画像データ記録装置。
JP1989130110U 1989-11-09 1989-11-09 画像データ記録装置 Expired - Lifetime JP2579233Y2 (ja)

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JP1989130110U JP2579233Y2 (ja) 1989-11-09 1989-11-09 画像データ記録装置

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