JP2975237B2 - 電子ペン - Google Patents

電子ペン

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JP2975237B2
JP2975237B2 JP18463093A JP18463093A JP2975237B2 JP 2975237 B2 JP2975237 B2 JP 2975237B2 JP 18463093 A JP18463093 A JP 18463093A JP 18463093 A JP18463093 A JP 18463093A JP 2975237 B2 JP2975237 B2 JP 2975237B2
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JP
Japan
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electronic pen
pen
display device
tip
line
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雅樹 新井
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PII EFU YUU KK
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PII EFU YUU KK
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ディスプレイ画面上
に、直接、文字、図形等を描くことによりデータ入力を
行う、例えばペン・コンピュータなどに適用するに好適
な電子ペンに関する。
【0002】
【従来の技術】近年、コンピュータへのデータ入力を容
易にするため、ディスプレイ画面上に、電子ペン等によ
り直接、文字、図形等を描くことによりデータ入力を行
うペン・コンピュータ等が多用されようになってきてい
る。図4は上記したペン・コンピュータの概略構成を示
す図であり、同図において、101はペン・コンピュー
タ、102はディスプレイ装置、103は処理装置、1
04は電子ペン、105はインタフェース部、106は
表示制御装置である。
【0003】同図において、電子ペン104により、デ
ィスプレイ装置102上に文字、図形等を描くと、電子
ペン104の位置がディスプレイ装置102側で検出さ
れ、処理装置103は電子ペン104によりなぞられた
座標位置に文字、図形等を表示する。そして、文字等が
描かれた場合には、変換キー等を操作すると、処理装置
103は画面上に描かれた文字等を認識してキャラクタ
・データに変換し、それに対応した文字をディスプレイ
装置102上に表示する。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記したペ
ン・コンピュータにおいて、ディスプレイ装置上に描か
れる線の太さは、通常、ソフトウェアで設定され、線の
太さを変える場合には、ユーザが、予め、線を描く前に
(もしくは後で)、線の太さを設定する必要があった。
このため、線の太さを頻繁にかえる必要のある図形等を
描く場合には、その都度、線の太さの設定をする必要が
あり、操作が煩雑となり、効率的な操作ができなかっ
た。
【0005】本発明は上記した従来技術の欠点を改善す
るためになされたものであって、電子ペンの操作状態を
変えることにより、ディスプレイ装置上で文字、図形等
を描きながら簡単に線の太さを設定することができる電
子ペンを提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】図1は本発明の原理ブロ
ック図である。同図において、1は情報処理装置、2は
表示装置に電子ペンの操作状態に応じた太さの線の文
字、図形等を表示させる処理装置、3は表示装置、4は
表示装置の画面上で操作するこにより、表示装置3上
に文字、図形等を表示させる電子ペン、5は電子ペンの
操作状態を検出するスイッチ手段である。
【0007】上記課題を解決するため、本発明は、図1
に示すように、文字、図形等を表示する表示装置3と、
入力されたデータを処理して上記表示装置3に文字、図
形等を表示させる処理装置2とを備え、電子ペン4を表
示装置3の画面上で操作することにより、電子ペン4の
操作に応じた文字、図形等を表示装置3に表示させる情
報処理装置1の電子ペン4において、電子ペン4のペン
先の形状を、描かれる線幅に対応した形状とするととも
に、電子ペン4のペン先に電子ペン4先端の向きに応じ
て開閉状態が定まる複数のスイッチ手段5を設け、表示
装置3の画面上で上記電子ペンを操作した際、電子ペン
4の先端の向きに対応したスイッチ手段を動作させ、該
スイッチ手段の開閉状態に基づき、ペン先の形状に応じ
た線幅の線を表示するようにしたものである。
【0008】
【作用】図1において、電子ペン4を表示装置3の画面
上で操作すると、電子ペン4の操作に応じた文字、図形
等が表示装置3上に表示される。電子ペン4のペン先
は、描かれる線幅に対応した形状となっており、また、
電子ペン4には、その先端の向きに応じて開閉状態が定
まる複数のスイッチ手段5が設けられている。表示装置
3上で電子ペン4を操作して文字、図形等を描く際、電
子ペン4の先端の向きを変えると、スイッチ手段5の開
閉状態が変わる。処理装置2は上記スイッチ手段5の開
閉状態に応じて、線の太さを設定し、表示装置3上に
ン先の形状に応じた線幅の文字、図形等を表示する。本
発明は、上記のように構成したので、ユーザは通常の筆
記具を使用する感覚で、表示装置3上に所望の太さの線
を表示させることができる。
【0009】
【実施例】図2は本発明の実施例を示す図である。図2
(a)は電子ペンの構成を示し、(b)は電子ペンのペ
ン先を電子ペンの下側から見た図、(c)は電子ペンと
ペン・コンピュータのブロック図を示している。同図
(a)において、21は電子ペン、21aはペン先であ
り、ぺん先21aは、同図(b)に示すように、長方形
に構成されており、その4つの角に例えば、静電結合ス
イッチ等から構成されるスイッチSW1〜SW4が設け
られている。
【0010】そして、電子ペン21によりディスプレイ
画面上に文字、図形を描くとき、電子ペン21のペン先
21aの向きに応じて、SW1〜SW4のいずれか一
つのスイッチ、SW1とSW3もしくはSW2とSW
4の2つのスイッチ、スイッチSW1とSW2もしく
はSW3とSW4の2つのスイッチ、もしくは、スイ
ッチSW1,SW2,SW3,SW4の内、3以上のス
イッチがオンとなる。そして、後述するように上記の
場合に最も細い線が描かれ、の時に2番目に太い線が
描かれ、のときに最も太い線が描かれる。
【0011】同図(c)において、21は電子ペン、2
はスイッチ検出手段であり、上記スイッチSW1な
いしSW4がオンになったことを検出し、スイッチSW
1〜SW4の動作状態に応じた4ビットのデジタル・デ
ータを出力する。また、21はスイッチ検出手段21
が出力する4ビットのデジタル・データをシリアル信
号に変換してペン・コンピュータ本体に送出するパラレ
ル/シリアル変換回路である。22はペン・コンピュー
タ本体であり、22aはシリアル/パラレル変換回路、
22bは表示部22cに文字、図形等を表示する表示デ
ータ変換回路であり、表示データ変換回路22bは、パ
ラレル信号に変換されたペンの向きの応じた太さの線を
表示部22cに表示する。
【0012】図2において、ユーザが電子ペン21の向
きを選択してディスプレイ画面上に例えば線図を描く
と、電子ペン21の向きに応じてスイッチSW1ないし
SW4がオンとなる。スイッチ検出手段21は上記ス
イッチSW1ないしSW4の動作状態に応じた4ビット
のデジタルデータを出力してパラレル/シリアル変換回
路21に出力する。パラレル/シリアル変換回路21
は、4ビットのデジタルデータをシリアルデータに変
換し、ペン・コンピュータ本体22に伝送する。ペン・
コンピュータ本体22のシリアル/パラレル変換回路2
2aは、電子ペン21から伝送されたシリアルデータを
4ビットのパラレルデータに変換し、表示データ変換回
路22bに与える。表示データ変換回路22bは上記4
ビットのパラレルデータに応じて表示回路に表示する線
の太さを設定し、ディスプレイ装置側で検出されるペン
先端の座標位置に設定された太さの線を表示する。
【0013】図3(a)は上記した線の太さを設定する
処理を示すフローチャート、(b)は電子ペン21のペ
ン先を示しており、図3の処理においては、(b)に示
すように、ペン先の長辺の長さをy、短辺の長さをx、
一つのスイッチの大きさをzとし、また、同図に示す1
〜4の番号がペン先のスイッチに付されている場合の処
理を示している。
【0014】同図において、ステップS1において、電
子ペン21のペン先に設けられたスイッチの内オンした
スイッチ番号を検出し、ステップS2において、オンし
たスイッチが1個以上であるか否かを判別する。オンし
たスイッチが1個以上でない場合には、ステップS3に
行き無表示とする。ステップS2において、オンしたス
イッチが1個以上であると判別された場合には、ステッ
プS4に行き、オンしたスイッチが1個であるか否か判
別する。オンしたスイッチが1個である場合には、ステ
ップS5に行き一番細い線、例えば、太さzの線を表示
する。
【0015】ステップS4において、オンしたスイッチ
が1個でないと判別された場合には、ステップS6に行
き、オンしたスイッチが2個であるか否かを判別し、オ
ンしたスイッチが2個以上であるときには、電子ペン2
1のペン先がディスプレイ画面に対して水平に押し当て
られたものとして、ステップS7に行き、ディスプレイ
に一番太い線を表示する。
【0016】また、ステップS6において、オンしたス
イッチが2個であると判別された場合には、ステップS
8に行き、オンしたスイッチが1と2または3と4であ
るか否かを判別し、オンしたスイッチが1と2または3
と4である場合には、ステップS9に行き、ディスプレ
イに2番目に太い線を表示する。オンしたスイッチが1
と2または3と4でない場合には、ステップS10に行
き、ディスプレイに一番に太い線を表示する。以上のよ
うに、ペンの向きに応じてディスプレイ画面に表示され
る線の太さを設定できるようにしたので、ユーザは通常
の筆記具を用いる感覚で電子ペンを操作して線の太さを
設定することができ、ペン・コンピュータの操作を容易
に行うことができる。
【0017】
【発明の効果】以上説明したように、本発明において
は、電子ペンのペン先の形状を、描かれる線幅に対応し
た形状とするとともに、電子ペンのペン先に電子ペン先
端の向きに応じて開閉状態が定まる複数のスイッチ手段
を設け、表示装置上に上記スイッチ手段の開閉状態によ
り定まる太さの線を表示するように構成したので、ユー
ザは通常の筆記具を使用する感覚で、表示装置上に所望
の太さの線を表示させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の原理ブロック図である。
【図2】本発明の実施例を示す図である。
【図3】線の太さを選択する処理を示すフローチャート
である。
【図4】従来例を示す図である。
【符号の説明】
1 情報処理装置 2 処理装置 3,22c 表示装置 4,21 電子ペン 5 スイッチ手段 21a ペン先 21b スイッチ検出手段 21c パラレル/シリアル
変換回路 22 ペン・コンピュータ
本体 22a シリアル/パラレル
変換回路 22b 表示データ変換回路 SW1,SW2,SW3,SW4 スイッチ

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 文字、図形等を表示する表示装置(3)
    と、入力されたデータを処理して上記表示装置(3) に文
    字、図形等を表示させる処理装置(2) とを備え、電子ペ
    ン(4) を表示装置(3) の画面上で操作することにより、
    電子ペン(4) の操作に応じた文字、図形等を表示装置
    (3) に表示させる情報処理装置(1) の電子ペン(4) にお
    いて、電子ペン(4) のペン先の形状を、描かれる線幅に対応し
    た形状とするとともに、電子ペン(4) のペン先に電子ペ
    ン(4) 先端の向きに応じて開閉状態が定まる複数のスイ
    ッチ手段を設け、 表示装置(3) の画面上で上記電子ペンを操作した際、電
    子ペン(4) の先端の向きに対応したスイッチ手段を動作
    させ、該スイッチ手段の開閉状態に基づき、ペン先の形
    状に応じた線幅の線を表示する ことを特徴とする電子ペ
    ン。
JP18463093A 1993-07-27 1993-07-27 電子ペン Expired - Lifetime JP2975237B2 (ja)

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