JPS63141341A - 半導体ウエハカセット用移送ロボット - Google Patents

半導体ウエハカセット用移送ロボット

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JPS63141341A
JPS63141341A JP61288357A JP28835786A JPS63141341A JP S63141341 A JPS63141341 A JP S63141341A JP 61288357 A JP61288357 A JP 61288357A JP 28835786 A JP28835786 A JP 28835786A JP S63141341 A JPS63141341 A JP S63141341A
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transfer robot
wafer cassette
horizontal arm
worm
gripping
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Yoshiyuki Iwazawa
岩沢 祥行
Tsutomu Ishida
勉 石田
Hiroyuki Harada
博行 原田
Kenji Okamoto
健二 岡本
Shintaro Kobayashi
伸太郎 小林
Tsuyoshi Matsumoto
剛志 松本
Kiwamu Yamamoto
山本 究
Toshio Takasu
高須 俊夫
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Shimizu Construction Co Ltd
Shinko Electric Co Ltd
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Shimizu Construction Co Ltd
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  • Manipulator (AREA)
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 「産業上の利用分野」 この発明は、超LSI、IC等の製造分野等で使用され
る部分層流型のクリーンルーム内で工程内の半導体製造
装置上にウェハカセットの設置(ローディング)、取り
出しくアンローディング)を自動的に行う半導体ウェハ
用移送ロボットに関する。
「従来の技術」 従来の部分層流型のクリーンルームの一例を第9図を用
いて示す。
図において、符号には部分層流型のクリーンルームであ
り、lは天井板、2は床版である。天井板1と床版2と
の間の室内には、天井部分に天井板3が設けられており
、天井板3の上部には主空調機(図示せず)からの給気
ダクト4が配設されている。また、給気ダクト4の両側
には、給気チャンバ5.5が形成されており、それらは
ULPAフィルタ(又はHE P Aフィルタ)6.6
を介して下方の空間部(通路部領域)と連通されている
とともに、前記給気チャンバ5.5の両側の天井板3の
下部にも給気チャンバ5 a、 5 aが設けられてお
り、それらはULPAフィルタ(又はHEPAフィルタ
)6a、6aを介して下方の空間部(装置部領域)と連
通されている。一方、室内の床部には、床版2の上方に
開口部を有する床部である、有孔床(グレーチング、パ
ンチングメタル等)7が設置されており、それらの間に
はフリーアクセスフロア8が形成されている。さらに、
室内は給気チャンバ5 a、 5 aと有孔床7との間
に立設された間仕切板9,9によって、作業室10とサ
ービス領域11とに分けられており、給気チャンバ5a
、5aのサービス領域11側にはファン内蔵型の空調機
12.12が取り付けられている。間仕切板9.9の下
部付近には、LSI等の半導体製麺装置(以下、単に製
造装置という)13.13が配設されており、この製造
装置113.13の前面の通路部領域側の床部にはレー
ル14.14が敷設されており、このレール14.14
上には製造装置13.13上の所定の位置へ、ウェハカ
セット15のロード、アンロードを自動的に行う床上移
送ロボットN、・Nが設置された構成となっている。
そして、前記部分層流型のクリーンルームKにおいては
、まず、給気ダクト4を通って送られた゛清浄空気が、
天井に設けられた給気チャンバ5゜5.5a、5a  
から作業室lOへ吹き出される。
作業室lOへ供給された清浄空気は天井部分から有孔床
7へ向けて、一方向にほぼ層流状態で流れ、次いで、フ
リーアクセスフロア8からサービス領゛域11を経て空
調機12に達し、さらに、空調機12から給供ヂャンバ
5a内へ送られ、ULPAフィルタ6を通過して再び作
業室lOへ供給される。
また、このクリーンルームKに用いられているウェハの
床上移送ロボットNは、ウェハカセットを挾み持つ把持
部と、該把持部を水平平面内で移動させるための水平ア
ーム部と、この水平アーム部を回動自在に支持すると共
にこれを上下に移動できるようにした垂直アーム部と、
この垂直アーム部の下部に取り付けられたモータを駆動
源とした車輪を備えた駆動手段とを具備してなり、製造
装置13に沿って有孔床7に敷設されたレール14上を
車輪によって移動しなからウェハカセット15を図示し
ないストッカー(収納棚)から所定の製造装置!3まで
搬送した後、製造袋R13上の所定の位置に載置し、次
いで、製造装置13での製造工程が終了したウェハが収
納されたカセッ)15を、製造装置13上から取り上げ
て再びストッカーの所定の場所まで搬送するものである
「発明が解決しようとする問題点」 ところで、半導体ウェハの製造過程においては、上記の
如く、半導体製造装置にウェハカセットを設置し、所定
工程終了後、半導体装置からウェハカセットを取り出す
いわゆるローディング、アンローディングといった作業
を必要とする。この半導体製造装置は、全てが同一のも
のではなく、当然のことながら処理工程の違いによりそ
の機種が異なったものとなる。すなわち、それぞれの装
置によりローディングおよびアンローディング部のかし
ながら、上記従来の半導体ウェハの床上移送ロボットN
においては、ロボットの動作部、すなわち、前記水平ア
ーム部等の動作自由度が小さいために、ウェハカセット
のセット位置の制御は可能であるものの、方向(向き)
、傾きの制御ができず、定まった製造装置にしか対応で
きないといった問題点があった。
本発明は、上記事情に鑑みてなされたもので、ウェハカ
セットの方向および傾きの制御をも可能とすることによ
り、ローディング、アンローディング部の配置、方式が
異なる全ての半導体製造装置に対応することができ、こ
れにより、これらウェハカセットのローディング、アン
ローディング作業および移送の自動化を実現する半導体
ウェハ用移送ロボットを提供することを目的と′してい
る。
「問題点を解決するための手段」 本発明に係る半導体ウェハ用移送ロボットは、クリーン
ルーム内に設置された半導体製造装置に沿って設けられ
た軌道に案内されて移動すること脱を自動的に行うもの
であって、ウェハカセットを挾み持つ把持部と、該把持
部を水平方向伸縮自在とする水平アーム部と、この水平
アーム部を回動自在にかつ上下動可能に保持する垂直ア
ーム部と、この垂直アーム部に設けられて前記軌道に係
合する取付部とを具備し、さらに、前記水平アーム部と
前記把持部との間には、前記把持部の前記水平アーム部
に対する揺動および旋回を可能とするリスト機構部が設
けられたものとしている。
「実施例」 以下、図面を用いて本発明の詳細な説明する。
第1図ないし第6図は本発明の一実施例を示すもので、
第1図は本発明に係る半導体ウェハ用天吊移送ロボット
を設置した部分層流型クリーンルームにの断面図、第2
図ないし第6図は半導体ウェハ用移送ロボットの詳細図
である。これらの図において、前記第9図の従来の技術
に示した構成要素と同一の要素については、同一符号を
付してその説明を省略する。
第1図に示すクリーンルームKにおいては、装置部領域
の天井に空気供給部である給気チャンバ5 a、 5 
aが紙面に対して直交する方向に直線状に並設されてお
り、通路部領域の天井には前記給気チャンバ5 a、 
5 aの間に隣接させて天井排気部20が直線状に設置
されている。そして、前記給気チャンバ5 a、 5 
aの下方には空気を清浄化するためのULPAフィルタ
(又は)I E P Aフィルタ)6゜6が取り付けら
れており、このULPAフィルタ6.6 が天井排気部
20と隣接する側部6a、6aは、天井排気部20の下
方に取り付けられたガラリ17となだらかに接続される
ように傾斜面が構成されている。一方、床部は装置部領
域と通路部領域とがコンクリート製の固定床となってお
り、装置部床7aと血路部床7bとの間には、床下のフ
リーアクセスフロア8と連通ずる溝部16.16 が形
成され、この溝部16.16  にはグレーチング等の
有孔床7.7 が取り付けられ、さらに装置部床7a上
には半導体製造装置(以下、製造装置という)13.1
3  が紙面に対して直交する方向に直線状に並設され
ている。
そして、前記天井排気部20の下方には、給気チャンバ
5 a、 5 aと天井排気部20との境界線付近に沿
って紙面と直交する方向に支持部材18゜18 が設け
られており、この支持部材18.18に沿って軌道19
が取り付けられている。軌道19は、後述の半導体ウェ
ハ用ロボットの上部と共にリニアモーターを構成するも
ので、この軌道19がリニアモーターの一次導体となっ
ている。軌道19には、リニアモーターの二次導体を構
成する移動腕21が、この軌道に沿って移動自在となる
ように係合している。移動腕21には、半導体ウェハ用
移送ロボット(以下、単に移送ロボットという)Mの取
付部MLが取付フランジ22を介して取り付けられてい
る。
移送ロボットMは、第2図に示すように、前記取付部M
tから垂下される垂直アーム部26と、この垂直アーム
部26の下端部から水平方向に延びた水平アーム部27
と、水平アーム部27の先端部に設けられ、把持部(後
述)の揺動・旋回を行うリスト部28と、リスト部28
の先端に設けられ、ウェハカセット15の把持・解放を
行う把持部25とを主な構成要素としている。
前記取付部MLと垂直アーム部26との間には、モータ
30および減速機31等からなる回転機構32が介され
ており、この回転機構32により垂直アーム部26はそ
の軸回りに回動自在なものとなっている。この垂直アー
ム部2Gの回動に伴い、前記水平アーム部27は垂直ア
ーム部26を軸中心として回動することができる。ここ
で、前記モータ30は、無励磁ブレーキおよびエンコー
ダ(回転角検出機構)付きのDC(直流)モータとして
おり、また、前記減速機31は、差動歯車装置の一種で
あるハーモニックドライブシステムを有したハーモニッ
ク減速機としている。
水平アーム部2゛7の基端部近傍からは°、水平アーム
部27と直角となる垂直ロッド33が延びており、この
垂直ロッド33が前記垂直アーム部26に同軸的に挿入
されている。垂直ロッド33の軸中心部には長寸のネジ
孔が形成される一方、そのネジ孔には、垂直アーム部2
6に軸支される垂直ロッド伸縮用ボールネジ34が螺合
している。
前記ボールネジ34は、その頭部にベルト車35を備え
る一方、垂直アーム部26の側部にはモータ(垂直ロッ
ド駆動用)36が付設されており、ボールネジ34は、
このモータ36および前記ベルト車35間に架設される
ベルト37により駆動されるようになっている。これら
の駆動は、ベルト37と、モータ36および前記ベルト
車35との間に、滑り等による回転のずれを生じないタ
イミングベルト駆動とされている。また、垂直アーム部
26の内部には、前記垂直ロッド33が伸縮する際のガ
イド38が形成されている。垂直ロッド33はこのガイ
ド37に案内される係合部39を備えており、これによ
り垂直ロッド33のスムーズな上下動がなされるように
なっている。なお、ちなみに、本実施例に示す移送ロボ
ットMにおいて、この垂直アーム部26の長さは約80
0 mm。
垂直ロッド33のストロークは400n+a+のらのと
なっている。
前記垂直ロッド33の端部に設けられる水平アーム部2
7は、前記垂直アーム部26とほぼ同様の構成を示し、
前記垂直アーム部26をちょうど90度倒して水平にし
たものとなっている。すなわち、その内部には、軸中心
に長寸のネジ孔を形成された水平ロッド43が挿入され
、そのネジ孔には、水平アーム部27に軸支される水平
ロッド伸縮用ボールネジ44が螺合しており、この水平
ロッド伸縮用ボールネジ44の基端部に設けられたベル
ト車45が、水平アーム部27に付設された水平ロッド
駆動用モータ46によりタイミングベルト47を介して
回動できるようになっている。
なお、この水平アーム部27においても、その内部にガ
イド48が形成されていて、前記水平ロッド43に設け
られる係合部49がこれに案内されることにより、水平
ロッド43はスムーズな水平動が行なえるようになって
いる。また、ちなみに、本実施例に示す移送ロボットM
において、この水平アーム部27の長さは、前記垂直ア
ーム部の軸中心から先端部までにおいて約3901nl
、水平ロッド43のストロークは300■としている。
水平ロッド43の先端部は、水平ロッド43が水平アー
ム部27内に最も挿入された状態においてもその端部が
水平アーム部27より突出するものとなっており、その
突出した端部には、第3図に示すように、口字状の腕5
0が水平平面内に(鉛直方向より見た際に口字状を呈す
るように)形成されている。さらに、コ字状腕50には
、このコ字状腕50を形成して平行に延びる2本の腕部
50a間に挾まれる形態に、揺動体51が取り付けられ
ている。前記コ字状腕50と揺動体51とでリスト機構
部28が構成される。揺動体51はほぼ直方体形をした
箱体で、前記腕部50aには揺動軸52により軸着され
ている。そして、第4図などに示すように、前記揺動軸
52には、揺動体51の内部において、前記揺動軸52
と同軸となるウオームホイール(第1)53が固着しで
ある。この第1のウオームホイール53は、これと噛合
する第1のウオーム54により駆動するものであるが、
第5図に示すように、このウオームホイール53は一般
のウオームホイールのように完全なる円形状のものでは
なく、前記第1ウオーム54と噛合する側とほぼ対向す
る側が、その直径において約4分の1はどのところで、
揺動体51の軸線とほぼ平行となるように除去されたも
のとなっている。さらに、ウオームホイール53は、2
枚重ねのものとなっており、その内側のものと外側のも
のとが互いに独立していると共に、上記除去された部分
には、それら2枚のウオームホイールにわたってバネ(
第1 )55が取り付けである。つまり、前記バネ55
は、その一端が内側のウオームホイールに、他端が外側
のウオームホイールにつながれているわけである。これ
は、2つのウオームホイールにそれぞれ相反するトルク
を付勢することにより、前記ウオーム54とのバックラ
ッシュをなくすことができる。前記′ウオーム54は、
サーボモータ(第1)56により駆動される。
また、前記揺動体51の軸中心における前部には、前記
揺動軸52と直交する方向に縦軸62がその先端部を揺
動体51の先端面51aから突出した状態に設けられて
いる。縦軸62にも、前記揺動軸52と同様、それと同
軸となるウオームホイール(第2)63が固着しである
。第2つ1−ムホイール63は、これと噛合するウオー
ム(第2)64により駆動されるが、前記第1ウオーム
ホイール53同槌2枚重ねの構成とされ、それぞれにバ
ネ(第2)65による相反する付勢力を与えられること
により、前記第2ウオーム64とのバックラッシュが生
じないようになっている。前記第2ウオーム64はサー
ボモーフ(第2)66によりタイミングベルト67によ
り駆動される。
前記縦軸62の先端部には、従来一般に提供されている
把持機構を備えた把持部25が構成される。把持部25
は把持ハンド25aを備えもち、この把持ハンド25a
の開閉により前記ウェハカセット15の把持および解放
を行う。
次に、本発明に係る半導体ウェハ用移送ロボットMの作
用について説明する。
まず、軌道19と移動腕21とで構成されるリニアモー
タを作動させることにより移送ロボットMを、給気ヂャ
ンバ5aと天井排気部20との境界線付近に沿って架設
された前記軌道19上に沿って摺動させ、ウェハカセッ
ト15を図示しないストッカー(収納棚)から所定の製
造装置13の前まで搬送し、次いで、把持部25を製造
装置13上の所定の位置まで移動させてウェハカセット
15を載置する。すなわちローディングを行う。これら
一連の作業を行うには、移送ロボットMの把持部25の
把持ハンド25aを、それがウェハカセット15を的確
な高さ、向き、傾きで把持てきるように動作させなけれ
ばならない。
ここで、前記把持部25を水平回転させるためには、前
記上端取付部MLと垂直アーム部26との間に設けられ
た回転機構32を駆動させて、垂直アーム部26を目的
の方向へ回転させればよい。
これにより、この垂直アーム部26と直交して設けられ
た水平アーム部27が垂直アーム部26を中心として回
転する。把持部25の高さを変えるためには、垂直アー
ム部26に付設された前記垂直ロッド駆動用モータ36
を駆動させる。ベルト37を介して垂直ロッド伸縮用ボ
ールネジ34が回転し、垂直ロッド33を下方に螺進さ
仕る。垂直ロッド33に固定された水平アーム部27は
この結果下方移動することとなる。これの上方移動を行
なうには前記モータ36を逆回転させればよい。把持部
25の前記垂直アーム部26からの距離を変えるには、
水平アーム部27に付設された前記水平ロッド駆動用モ
ータ46を駆動さ仕る。
タイミングベルト47を介して水平ロッド伸縮用ボール
ネジ44が回転し、把持部25を水平方向に移動させる
ことができる。
把持部25の向き、および傾きを変えるには、前記リス
ト機構部28を作動させる。前記第1サーボモータ56
を作動するとウオーム54が駆動し、これと噛合するウ
オームホイール53が回転する。これにより、先端部に
把持部25を備えた前記揺動体51は揺動軸52を中心
として回動する。前記第1ウオームホイール53は、前
述したように、完全な同体とはなっていないか、この揺
のではないから上記構成が成立する。さらに、前記第2
サーボモータ66を作動させるとタイミングベルト67
を介して第2のウオーム64が駆動され、第2ウオーム
ホイール63が回転する。これにより、把持部25は、
揺動体51の軸中心を回転中心として回動する。そして
、これらリスト機構部28を作動させることにより、ウ
ェハカセット)15の向き、傾きに即した把持部25の
動作制御が行える。ところで、前記ウェハカセット15
は、それが収納する半導体ウェハに振動による悪影響を
与えないように、前記ストッカーへの収納中あるいは搬
送中などにおいて、常に、例えば約10度の傾きを与え
られたものとなっている。これら傾いて載置されたウェ
ハカセット■5の取す出し、あるいはウェハカセット1
5を傾けての載置も、前記リスト機構部28を作動させ
ることにより可能である。
製造装置13内での所定の工程が終了し、半導体ウェハ
が再びウェハカセット15内に収容されよって把持した
後、前記リスト機構部28および各アーム部を駆動させ
てウェハカセット15を製造装置13上から取り上げ(
アンローディング)、再びリニアモータを作動させるこ
とによってそれをストッカーの所定の場所まで搬送すれ
ばよい。
移送ロボットMが製造装置13ヘウエハカセツトを載置
する場所(ステージジン)には、移送ロボットMを駆動
するための電源を供給するための図示しない給電装置が
備えられており、この給電装置と停止した移送ロボット
Mの接点とが自動的に接続されることによって、移送ロ
ボットMが所定の動作を行うようになっている。さらに
、前記ステーションには、移送ロボットMの駆動部分か
ら発生する塵埃を、移送ロボットMの内部から吸引する
集塵装置が設けられており、移送ロボットMがステーシ
ョンに停止すると自動的に接続され、移送口ボッ)Mの
駆動部分から発生する塵埃を除去するようになっている
このように、前記移送ロボットMにおいては、垂直アー
ム部26に回動自在かつ上下動自在に支持された水平ア
ーム部27と、ウェハカセット15を把持する把持部2
5との間に、把持部の前記水平アーム部に対する揺動お
よび旋回を可能とするリスト機構部28を備えたものと
なっているため、ウェハカセット15の製造装置13等
への着脱(例えばローディング、アンローディング)の
際に、その向きおよび傾きまでを制御することが可能と
なる。これによりあらゆる種類の製造装置に対応できる
ものとなって、クリーンルーム内における半導体ウェハ
の製造装置への着脱および移送といった一連の土程の自
動化が図れる。
さらに、クリーンルームにの天井の、給気チャンバ5a
と天井排気部15との境界部に沿って設けた軌道19を
一次導体とし、移送ロボットMh<付設させる移動腕2
1とでリニアモータを構成したものとしたので、ロボッ
トMに比較的大型となる走行用のモータ等の駆動源を積
載する必要がなく重量の軽減を図ると共に、駆動源から
発生する振動を根本的に解消することができる。また、
移動ロボットMの軽量化により、移動ロボットMの走行
に伴う振動をも低減することができ、しかも発生した振
動が床を介して直接製造装置!3へ伝わるのを防止する
ことができる。また、移送ロボットMへの給電は、各ス
テーションにおいて停止中に行なわれるものであるから
、従来のように、ロボット用電源集電用の摺動部が不要
となり、その部分からの発塵を防ぐことができる。そし
て、クリーンルームKにおいては、給気ヂャンバ5a、
5aから供給された清浄空気は、その大半がULPAフ
ィルタ6.6 を通過した後、製造装置13゜I3 の
上部を包み込むようにして室内を流れて有孔床7から排
気されるとともに、その一部分はULPAフィルタの側
部6 a、 6 aを通過した後、移送ロボットMの上
部を包み込むようにして天井排気部20へ排気されるも
のとなっている。したがって、室内に拡散した塵埃は給
気チャンバ5aからULPAフィルタの側部6a4:通
って供給される清浄空気の気流によって天井排気部19
内へ排気されるため製造装置I3上へ拡散するのを防す
る半導体ウェハ上に凹路素子を形成する作業等に悪影響
を与えるクリーンルームに内の塵埃や製造装置の振動を
減らすことができ、製品の歩留まりを高めることができ
る。これについては上記手段の他に、例えば、第7図に
示すように、移送ロボットMを案内する軌道19の全体
を、給気チャンバ5aに近接して設けられると共に通路
部領域T側に開口部70aを形成したダクト70内に構
成し、この開口部70aからダクト70を通って給気チ
ャンバ5aに向かう空気流(矢印)により、移送ロボッ
トMの走行によって軌道付近に発生した塵埃を吸引でき
るようにしたもの等でもよい。
なお、図中符号71はプロワ−を示す。このように構成
した場合には、クリーンルームKを、その天井部に前記
天井排気部20を設けずに、一般のクリーンルームのよ
うに、全て清浄空気を天井部から供給して有孔床7より
排気するといったものとすることもできる。
また、本実施例に示す移送口、ボットMは天吊り用いた
クリーンルームの場合のように、製造装置の前に移送ロ
ボットおよびレールが位置せず、製造装置の保守点検時
においてもそれらがじゃまになることがなく極めて好都
合である。
なお、本実施例においては、移送ロボットMを、クリー
ンルームにの天井部に架設した軌道に沿って移動するも
のとしているが、これに限定されるものではなく、例え
ば第8図に示すように、軌道19を装置部床7bに形成
するとともに移送ロボットMをこの軌道19から製造装
置13に沿って上方に立ち上がらせた形感のもの、すな
わち従来の床走行型のものとすることもできる。このよ
うにした場合においても、移送ロボットMは、ウェハカ
セット15をそれが要求されるあらゆる姿勢に制御する
ことができ、広範囲の製造装置に対応できるものとなる
さらに、上記実施例においては、移送ロボットMの走行
手段をリニアモータ駆動としているが、この、移送ロボ
ットの走行手段はこれに限定されるものではなく、移送
ロボットMの軽量化を図れ、かつ低発塵のものであれば
他の手段によってもよい。
「発明の効果」 以上説明したように本発明に係る半導体ウェハ用移送ロ
ボットは、クリーンルーム内に設置された半導体製造装
置に沿って設けられた軌道に案内されて移動することに
より、前記半導体製造装置に半導体ウェハの着脱を自動
的に行うものであって、ウェハカセットを挾み持っ把持
部と、該把持部を水平方向伸縮自在とする水平アーム部
と、この水平アーム部を回動自在にかつ上下動可能に保
持する垂直アーム部と、この垂直アーム部に設けられて
前記軌道に係合する取付部とを具備し、さらに、前記水
平アーム部と前記把持部との間には、前記把持部の前記
水平アーム部に対する揺動および旋回を可能とするリス
ト機構部が設けられているものとしたので、ウェハカセ
ットの製造装置等へのローディング、アンローディング
等の際に、その向きおよび傾きまでを制御することが可
能となる。これによって、ローディング位置およびロー
ディング姿勢等がそれぞれ異なったあらゆる製造装置に
対応できるものとなり、半導体ウェハの製造装置への着
脱および移送といった一連の工程の完全自動化が図れる
、といった優れた効果を奏するものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に係る半導体ウェハ用移送ロボットMの
設置されたクリーンルームにの一例を示す立断面図、第
2図ないし第6図は半導体ウェハ用移送ロボットMの一
実施例を示すもので、第2図は側面図、第3図はリスト
機構部付近における第2図の上面図、第4図はリスト機
構部の内部機#虜を示す断面図、第5図は第4図の右側
面断面図、第6図は第4図の上面断面図。第7図は半導
体移送ロボットMが係合する軌道部の他の措成例を説明
するためのものでクリーンルームKを半導体移送口ボッ
)Mと共に示す立断面図。第8図は本発明の変形実施例
を示すもので、クリーンルームKを半導体移送口ボッ)
Mと共に示す立断面図。第9図は従来例を示すもので、
従来の移送ロボットを備えたクリーンルームの立断面図
である。 K・・・・・・クリーンルーム、 M・・・・・・半導
体ウェハ用移送ロボット、  13・・・・・・半導体
製造装置、I5・・・・・・ウェハカセット、  19
・・・・・・軌道、Mt・・・・・・取付部、 25・
・・・・・把持部、 26・・・・・・垂直アーム部、
 27・・・・・・水平アーム部、 28・・・・・・
リスト機hM部、  50・・・・・・コ字状体、  
51・・・・・・揺動体。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1.  クリーンルーム内に設置された半導体製造装置に沿っ
    て設けられた軌道に案内されて移動することにより、前
    記半導体製造装置に半導体ウェハの着脱を自動的に行う
    半導体ウェハ用移送ロボットであって、ウェハカセット
    を挾み持つ把持部と、該把持部を水平方向伸縮自在とす
    る水平アーム部と、この水平アーム部を回動自在にかつ
    上下動可能に保持する垂直アーム部と、この垂直アーム
    部に設けられて前記軌道に係合する取付部とを具備し、
    さらに、前記水平アーム部と前記把持部との間には、前
    記把持部の前記水平アーム部に対する揺動および旋回を
    可能とするリスト機構部が設けられていることを特徴と
    する半導体ウェハ用移送ロボット。
JP61288357A 1986-11-20 1986-12-03 半導体ウエハカセット用移送ロボット Expired - Lifetime JPH0650758B2 (ja)

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