JPS63140132A - クラツチフエ−シング材 - Google Patents

クラツチフエ−シング材

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Publication number
JPS63140132A
JPS63140132A JP28421486A JP28421486A JPS63140132A JP S63140132 A JPS63140132 A JP S63140132A JP 28421486 A JP28421486 A JP 28421486A JP 28421486 A JP28421486 A JP 28421486A JP S63140132 A JPS63140132 A JP S63140132A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
fiber
clutch facing
thermosetting resin
clutch
base material
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP28421486A
Other languages
English (en)
Inventor
Kiyousuke Takei
竹井 享介
Tetsuya Uno
宇野 徹也
Yasuhiro Matsumoto
康弘 松本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Aisin Chemical Co Ltd
Original Assignee
Aisin Chemical Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Aisin Chemical Co Ltd filed Critical Aisin Chemical Co Ltd
Priority to JP28421486A priority Critical patent/JPS63140132A/ja
Publication of JPS63140132A publication Critical patent/JPS63140132A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Landscapes

  • Mechanical Operated Clutches (AREA)
  • Braking Arrangements (AREA)
  • Manufacture Of Macromolecular Shaped Articles (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、主として乾式クラッチのクラッチディスクに
使用されるフェーシング材に関するものである。
〔従来の技術〕
乾式クラッチは、手動変速ギアを備えた自動車などでエ
ンジンと変速ギアとの間に介在し、駆動力を断続するも
ので、駆動軸に掛合するクラッチディスクとこのクラッ
チディスクに当接するプレッシャプレートおよびフライ
ホイールを有している。クラッチディスクは金属のセン
タープレートの両側にクラッチフェーシングが固着され
ている構造である。従来のクラッチフェーシングは、ア
スベストの紐に結合樹脂を含浸させ、各種添加剤を付着
させた後、円盤状に巻いたものを使用している。しかし
アスベストが人体に対し有害であるという報告が出てか
ら、アスベストを含まないクラッチフェーシング材の研
究が進められている。
例えば特開昭81−52432号公報には、このような
フェーシング材として、スラグウールとレーヨンのカー
ディング紐にゴム成分や樹脂成分を含ませた摩擦材が開
示されている。
〔発明が解決しようとする問題点〕
しかしながら、上記公報に開示されたフェーシング材は
、気孔率が高いため、長時間使用していると摩擦係数が
低下し、摩耗付が大きいという欠点が解った。
本発明は上記した従来のクラッチフェーシング材に鑑み
てなされたもので、アスベストを含むことなく、高回転
、高出力市に使用するのに適した。バースト強度が高く
、優れた特性を持ったりラッチフェーシング材を提供す
るものである。
〔問題点を解決するた゛めの手段〕
上記の問題点を解決するための、本発明を適用したクラ
ッチフェーシング材は、スラグウールと有機繊維を含む
撚糸にガラス長繊維が撚り合わされた紙基材に熱硬化性
樹脂が含浸され、円盤状に巻かれ成形されていることを
特徴としている。
上記のスラグウールは金属精練の際に副産される溶融鉱
滓を紡糸したものである。有機繊維として適当なのは、
例えばレーヨン、コツトンなどである。これらのスラグ
ウールと有機繊維は短繊維が使用され、重量比で95=
5〜H:40程度が混合されて使用される。ガラス長繊
維は、単繊m径が3〜15gm程度で、紡糸したま−の
嵩高加工していない伸長状態の繊維が好ましいが、嵩高
加工をした繊維でも使用できる。熱硬化性樹脂としては
、例えばフェノール樹脂、変性(メラミン変性、オイル
変性、カシュー変性など)フェノール樹脂、エポキシ樹
脂、メラミン樹脂を使用できる。
この他、摩擦調整剤として、例えばカシューダスト、フ
ィラー、珪藻上、チタン酸カリウム、Ii&酸バリウム
、炭酸カルシウム、シリカ粉などを加える。また金属線
(例えば真鍮線、銅線、アルミニウム線、亜鉛線、#I
vi、ステンレス線等で線径100〜3000pmで連
続長のもの)を紙基材に撚り込んでもよい。
なおガラス長繊維が少ないとバースト強度が低下すると
共に製造工程中に紐切れのトラブルが発生し、多いと比
重が大きくなってしまうと同時に低温での摩擦係数が高
くなりすぎてしまう。
第1図に示す本発明のクラッチフェーシング材lOは、
以下のようにして製造される。第2図に示すようにスラ
グウールと有機繊維の短繊維成分および必要に応じ摩擦
調整剤を均一に混合してからカーディングしたスライバ
laを撚って撚糸tbにする。その撚糸tbとガラス長
繊維2とを撚り合わせて紙基材5を得る。紙基材5には
熱硬化性樹脂を付着させてから乾燥し、次いでゴム溶液
に浸漬させてから乾燥する。それを円盤状に巻取って後
、加熱、加圧成形する。ざらに熱処理をして樹脂を完全
に硬化させる。それを研磨加工して防錆処理を施せばク
ラッチフェーシング材10が完成する。
〔作用〕
本発明のクラッチフェーシング材は、上記の構成の各成
分により、長時間使用して温度が上昇していても摩擦係
数が安定しており、またバースト強度、耐摩耗性が向上
している。
特に高温域における摩擦係数の安定には、スラグウール
、ガラス長繊維が有効に寄与する。 116#ff耗性
、バースト強度の向上には、ガラス長繊維が有効である
〔実施例〕
以下、クラッチフェーシング材の具体例を詳細に説明す
る。実施例1〜実施例3は本発明を適用する代表的な例
、比較例1・比較例2は本発明を適用外の例である。
m1表には、各個のクラッチフェーシング材の成分が示
しである。また第2表には各個のタラッチフェーシング
の性能が示しである。
第1表に示した実施例1〜実施例3のクラッチフェーシ
ング材の紙基材は、金1社線を撚り込んである例である
。この各原料によりクラッチフェーシング材の紙基材を
得る方法を第3図により説明する。先ず、ガラス長繊維
とレーヨン均一に混合してからカーディングし、摩擦調
整剤を混入しつ\細いスライバlaにしてゆく、そのス
ライバlaをZ撚りにして撚糸1bを得る。撚糸1b、
嵩高加工していないガラス長繊維2と金属線3をS撚り
に撚り合わせれば紙基材5が得られる。
この合糸紐5に熱硬化性樹脂(変性フェノール樹脂)を
含浸させてから加熱下(120〜135℃、5分)で予
備乾燥し1円盤状に巻き付ける。それを加熱加圧成形、
熱処理、研磨、必要な穴明けをしてタラッチフェーシン
グが得られる。
なお比較例1および比較例2のクラッチフェーシング材
は、ガラス長繊維が含まれていない例で、撚糸1bと金
属ff13を撚り合わせて紙基材にしている。
第1表 クラッチフェーシング材のM1成第2表 物性
および性能特性 (以下余白) 上記第2表に示した性能の試験に使用した試料(クラッ
チフェーシング材)は単体で孔明品、サイズナ200m
+sである。摩耗量、初期摩擦係数、安定期摩擦係数の
各試験方法は共通で以下の条件である。ダイナモ試験機
により測定する。イナーシャは0.4Kg1・5ec2
、回転数は1500rpm 、係合前プレッシャープレ
ート側で300℃である。
第2表に示した性能試験の結果から解るように、実施例
1〜3の紐基材で製造したクラッチフェーシング材は、
比較例1・比較例2の紐基材で製造したクラッチフェー
シング材に比べ−c 初期N擦係数ルが大きく、安定期
摩擦係Ia川も大きい。
また摩耗針が少ない。第1表に示した通り、実施例1〜
3の紐基材は、比較例1・比較例2の紐基材に比べて引
張り強度が強いものになっている。
〔発明の効果〕
以上説明した通り、本発明を適用したクラッチフェーシ
ング材は、摩耗率が低減しているため寿命が長く、パー
スト強度が強い。また低温から高温まで摩擦係数が安定
している。性能が全体的にバランスのとれたものになっ
ている。特に紐基材の引張強度が強いため、クラッチフ
ェーシングの製造工程中に紐切れによる障害が発生しな
い。
したがって、本発明のクラッチフェーシング材を使用し
たクラッチは、高回転、高出力車に使用するのに最適で
ある。しかも製造しやすいため、安価に量産が可能とな
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明のクラッチフェーシング材の外観正面図
、第2図・第3図は紐基材の製造工程を説明する図であ
る。 la 、  スライバ lb 、 撚糸 2   ガラス長繊維 3  、金属線 5 5.紐基材 10    クラッチフェーシング材 特許出願人  アイシン化工株式会社 ・・、i・H:l:

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1、スラグウールと有機繊維を含む撚糸にガラス長繊維
    が撚り合わされた紐基材に熱硬化性樹脂が含浸され、円
    盤状に巻かれ成形されていることを特徴とするクラッチ
    フェーシング材。
JP28421486A 1986-12-01 1986-12-01 クラツチフエ−シング材 Pending JPS63140132A (ja)

Priority Applications (1)

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JP28421486A JPS63140132A (ja) 1986-12-01 1986-12-01 クラツチフエ−シング材

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JP28421486A JPS63140132A (ja) 1986-12-01 1986-12-01 クラツチフエ−シング材

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JPS63140132A true JPS63140132A (ja) 1988-06-11

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ID=17675642

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JP28421486A Pending JPS63140132A (ja) 1986-12-01 1986-12-01 クラツチフエ−シング材

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0230530U (ja) * 1988-08-19 1990-02-27
JP2010196731A (ja) * 2009-02-23 2010-09-09 Aisin Chem Co Ltd 乾式摩擦材
US11209063B2 (en) 2016-11-02 2021-12-28 Akebono Brake Industry Co., Ltd. Friction material composition and friction material

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JPS6152432A (ja) * 1984-07-31 1986-03-15 Aisin Chem Co Ltd 環状摩擦材

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