JPS62292937A - クラツチフエ−シング材 - Google Patents

クラツチフエ−シング材

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JPS62292937A
JPS62292937A JP13690686A JP13690686A JPS62292937A JP S62292937 A JPS62292937 A JP S62292937A JP 13690686 A JP13690686 A JP 13690686A JP 13690686 A JP13690686 A JP 13690686A JP S62292937 A JPS62292937 A JP S62292937A
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JP
Japan
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fiber
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clutch facing
clutch
fibers
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JP13690686A
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JPH034780B2 (ja
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Shinji Tanizawa
谷澤 伸治
Teruo Matsukawa
照夫 松川
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Aisin Chemical Co Ltd
Aisin Corp
Original Assignee
Aisin Seiki Co Ltd
Aisin Chemical Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 3、発明の詳細な説明 〔産業上の利用分野〕 本発明は、主として乾式クラッチのクラッチディスクに
使用されるフェーシング材に関するものである。
〔従来の技術〕
乾式クラッチは、手動変速ギアを備えた自動車などでエ
ンジンと変速ギアとの間に介在し、駆動力を断続するも
ので、駆動軸に掛合するクラッチディスクとこのクラッ
チディスクに当接するプレッシャプレートおよびフライ
ホイールを有している。クラッチディスクは金属のセン
タープレートの両側にクラッチフェーシングが固着され
ている構造である。従来のクラッチフェーシングは、ア
スベストの紐に結合樹脂を含浸させ、各種添加剤を付着
させた後、円盤状に巻いたものを使用している。しかし
アスベストが人体に対し有害であるという報告が出てか
らは、アスベストを含まないクラッチフェーシング材の
研究が進められている。
例えば特開昭57−85878号公報にはこのようなり
ラッチフェーシング材として、石綿以外の無機繊維、3
〜60%、植物性繊維や有機合成m維5〜50%と、摩
擦性能向上剤5〜40%、無機物3〜50%、金属粉5
〜50%、バインダ5〜25%をヘンシルミキサ等で攪
拌し、予備的な形状にプレス成形した後、熱成形、熱処
理、研磨工程を経て完成されるモールドタイプの軽負荷
用非石綿系摩擦材が開示されている。
〔発明が解決しようとする問題点〕
しかしながら、上記公報に開示されたクラッチフェーシ
ング材は、モールドタイプの摩擦材であるため、八−ス
ト強度が不充分であるという欠点がある。
本発明は上記した従来のクラッチフェーシング材に鑑み
てなされたもので、アスベストを含むことなく、高回転
、高出力車に使用するのに適した、バースト強度が高く
、優れた特性を持ったクラッチフェーシング材を提供す
るも゛のである。
〔問題点を解決するための手段〕
上記の問題点を解決するための、本発明を適用したクラ
ッチフェーシング材は、少なくとも芳香族ポリアミド1
Jli15〜40重量部と岩石繊維io〜40重量部と
ガラス短繊維5〜20重量部とガラス長縁!1115〜
25重量部とが撚り合わされた摩擦調整剤を含む基材に
、熱硬化性樹脂が含浸されている。
上記の岩石m維は繊維径が3〜8体m程度で平均繊維長
が30mm程度までのものが使用できる。ガラス長#a
維は、m線径が3〜11gm程度で、紡糸したま〜の嵩
高加工していない伸長状態で連続長のm、雄を用いる。
この他の繊維成分(芳香族ポリアミド繊維、ガラス短繊
維)の形状等は任意である。摩擦調整剤は、例えばカシ
ューダスト、フィラー、珪藻土、チタン酸カリウム、硫
酸バリウム、炭酸カルシウム、シリカ粉などである。熱
硬化性樹脂としては、例えばフェノール樹脂、変性(メ
ラミン変性、オイル変性、カシュー変性など)フェノー
ル樹脂、エポキシ樹脂、メラミン樹脂を使用できる。
上記の各重量比に対し、芳香族ポリアミド繊維が少ない
と#摩耗性やバースト強度が悪くなり、多いと比重は低
減するもの一高価になる。岩石繊維は少なすぎると摩耗
が増大すると同時に高温における摩擦係数が低下し、逆
に多いと安価ではあるが比重が大きくなりバースト強度
が低下する。
ガラス短繊維は少なすぎると摩耗が増大すると共に高温
における摩擦係数が低下し、多すぎると比重が大きくな
りバースト強度が低下する。またガラス長繊維が少ない
とバースト強度が低下すると共に製造工程中に紐切れの
トラブルが発生し、多いと比重が大きくなってしまうと
同時に低温での摩擦係数が高くなりすぎてしまう、この
他任意的にコツトン、金fE線(例えば真鍮線、銅線、
アルミニウム線、亜鉛線、鋼線、ステンレス線等で線径
 120〜150 #Lmで連続長のもの)を混入でき
る。コツトンが多いと安価になるが耐熱性に欠ける傾向
がある。金属線は少なすぎるとバースト強度が低下する
と共に放熱性が低下し摩耗が増大し、多すぎると比重が
大きくなってしまう。
〔作用〕
本発明のクラッチフェーシング材は、上記の構成の各成
分が#摩耗性(寿命)、バースト強度、摩擦係数の安定
および基材の引張強度の増加に寄与する。
4.17に耐摩耗性の向上には、芳香族ポリアミド繊維
、岩石繊維、ガラス短繊維およびガラス長ja維が有効
である。バースト強度の向上には、芳香族ポリアミド繊
維およびカラス長繊維が有効である。摩擦係数は500
℃程度まで安定で、芳香族ポリアミド繊維、岩石繊維、
ガラス短繊維、ガラス長uh維が有効である。41Fに
400〜500°Cの摩擦係数の安定には、岩石mIs
、ガラス短繊維、ガラス長繊維が有効に寄与する。また
基材の引張強度の増加には、ガラス長繊維が有効である
〔実施例〕
以下、クラッチフェーシング材の具体例を詳細に説明す
る。実施例1〜実施例5は本発明を適用する代表的な例
、比較例1〜比較例8は本発明を適用外の例である11
61表および第2表には、各側の基材(スライバ)の配
合比(重量%)が示しである。また第3表および第4表
には各側の基材から製造したクラッチフェーシングの性
能が示しである。
第1表の各原料により本発明の実施例1〜実施例5のク
ラッチフェーシング材の基材を、第2表の各原料により
比較例1〜比較例8のクラッチフェーシング材の基材を
得る方法を第1図により説明する。先ず、芳香族ポリア
ミ1:tIi雄、コツトン、ガラス短!a雄等の短81
1雄成分を均一に混合してから連条し、カシューダスト
およびフィラーを混入しつ−細いスライバlにしてゆく
、そのスライバlと嵩高加工していないガラス長繊維2
とをZ撚りに撚り合わせて単糸Aを得る。また、そのス
ライバlとガラス長繊維2と金属線3を同じくZ撚りに
撚り合わせて単糸Bを得る0次に単糸Aを2本と単糸B
を1本とをS撚りに撚り合わせれば合糸紙(基材)5が
得られる。
この合糸紙5に熱硬化性樹脂(変性フェノール樹脂)を
含浸させてから加熱下(120〜135℃、5分)で予
備乾燥し、円盤状に@き付ける。それを加熱加圧成形、
熱処理、研磨、必要な穴開けをしてクラッチフェーシン
グが得られる。
(以下余白) 第1表 配合(重量%) (以下余白) 第2表 配合(重量%) (以下余白) 第3表 性能 (以下余白) 上記第3表および第4表に示した性能試験に使用した試
料(クラッチフェーシング)は単体で孔開量、サイズナ
200mmである。
試験方法は以下の通りである。
パースト強度:バースト試験機により測定、雰囲気20
0℃で1分間保持後試験。
摩 耗 率:ダイナモ試験機により測定。
イナーシャ0.2Kg−m・5ec2、回転数180O
rpm 、係合前プレッシャープレート側で300℃。
摩擦係数JL:ダイナモ試験機により測定。
(高温) イナーシャ0.4Kg1−8ec2、回転数
200Orpm、係合前プレッシャープレート側で50
0℃。
摩擦係数pL:ダイナモ試験機により測定。
(低温) イナーシャ0.2Kg−m−5ec2、回転
数1500rp■、係合前プレッシャープレート側で 
100℃。
第3表および第4表に示した性能試験の結果から解るよ
うに本発明の実施例1〜5の基材で製造したクラッチフ
ェーシングは、比較例1〜比較例8の基材で製造したク
ラッチフェーシングに比べて、バースト強度(回転破壊
強度)が比較的強い部類に入り、摩耗率が小さい部類に
入り、摩擦係数(ル)が大きい部類に入り低温から高温
まで安定している。全体的に見てこれらの性能の中で特
に劣っている面がない。
〔発IJIIの効果〕
以上説明した通り、本発明を適用したクラッチフェーシ
ング材は、摩耗率が低減しているため寿命が長く、パー
スト強度が強い、また低温から高温まで摩擦係数が安定
している。性能が全体的にバランスのとれたものになっ
ている。特に基材の引張強度が強いため、クラッチフェ
ーシングの製造工程中に紐切れによる障害が発生しない
したがって、本発明のクラッチフェーシング材を使用し
たクラッチは、高回転、高出力車に使用するのに最適で
ある。しかも製造しやすいため、安価に量産が可能とな
る。
【図面の簡単な説明】
第1図はクラッチフェーシング材の基材の製造方法を説
明する図である。 1  、スライバ 2   ガラス長繊維 39.金属線 5   合糸紐 A −B、、、  単糸

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1、少なくとも芳香族ポリアミド繊維15〜40重量部
    と岩石繊維10〜40重量部とガラス短繊維5〜20重
    量部とガラス長繊維15〜25重量部とが撚り合わされ
    た摩擦調整剤を含む基材に、熱硬化性樹脂が含浸されて
    いることを特徴とするクラッチフェーシング材。
JP13690686A 1986-06-12 1986-06-12 クラツチフエ−シング材 Granted JPS62292937A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP13690686A JPS62292937A (ja) 1986-06-12 1986-06-12 クラツチフエ−シング材

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP13690686A JPS62292937A (ja) 1986-06-12 1986-06-12 クラツチフエ−シング材

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS62292937A true JPS62292937A (ja) 1987-12-19
JPH034780B2 JPH034780B2 (ja) 1991-01-23

Family

ID=15186334

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP13690686A Granted JPS62292937A (ja) 1986-06-12 1986-06-12 クラツチフエ−シング材

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