JPS63139371A - デジタル潜像現像用現像剤 - Google Patents

デジタル潜像現像用現像剤

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JPS63139371A
JPS63139371A JP61287175A JP28717586A JPS63139371A JP S63139371 A JPS63139371 A JP S63139371A JP 61287175 A JP61287175 A JP 61287175A JP 28717586 A JP28717586 A JP 28717586A JP S63139371 A JPS63139371 A JP S63139371A
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学 大野
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内出 仁志
Tetsuya Kuribayashi
栗林 哲哉
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    • G03GELECTROGRAPHY; ELECTROPHOTOGRAPHY; MAGNETOGRAPHY
    • G03G9/00Developers
    • G03G9/08Developers with toner particles
    • G03G9/097Plasticisers; Charge controlling agents
    • G03G9/09708Inorganic compounds
    • G03G9/09716Inorganic compounds treated with organic compounds

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は電子写真、静電記録、静電印刷等に於ける静荷
電像を現像する為の現像剤に関する。
さらに詳細には電子写真プロセスに於いて均一に強く負
電荷に帯電し環境依存性の少ない高品質な画像を与える
デジタル潜像用現像剤に関する。
〔従来の技術〕
近年、コンピュータ出力装置として、さらにはオフィス
オートメーションにおけるプリンタとしても急速に電子
写真方式のプリンタが普及しつつあるが、これらのプリ
ンターにおいては、高度の印字品質が要求されている。
電子写真方式のプリンタの主流を占めるレーザ・プリン
タは、コンピュータからの出力情報に応じた半導体レー
ザの点滅を回転多面鏡を介し感光体ドラム上にデジタル
潜像として書き込み、静電写真プロセスにより記録紙上
に印字する出力装置である。
このようなLBP等、潜像が基本画素(以下ドツト)に
より構成される電子写真装置に於いては、感光体への出
力光が0N−OFFの2値により構成されるデジタル潜
像となる為、現像に際しては周辺効果による現像が支配
的になる。
周辺効果とは、潜像の露光部、非露光部の境界部に於い
て、電気力線の集中が起り見掛感光体の表面電位が上り
、境界部の画像濃度が高くなる現象である。従来、この
現象はベタ画像の不均一(端部画像濃度上昇)となる為
好まれず、回避する処方が考えられていた。
これに対し、50〜150μmの画素により潜像が表現
される画像形成方法に於いては、周辺効果を受ける部分
が一般のアナログ画像に較べ大きくなり、積極的に取り
入れる事によりライン再現性が良好で画像濃度の高い現
像剤が実現できる。
エッヂ部の現像の特殊性は、電位の勾配が大きく現像剤
の帯電量が充分に高くないと電゛位の勾配に応じた帯電
量の勾配が生じ、帯電量の大きなトナーから選択的に使
用されるため、現像器内に帯電量の低い現像剤が滞留し
やすくなり、耐久による劣化を起しやすくなる。
この傾向はデジタル潜像システムの中でも、特にレーザ
ープリンター、液晶プリンター等、プリンター用途に用
いられるシステムに於いて文字画像の出力が主である為
に強(なる。上記デジタル潜像システムに従来より用い
られている現像剤を流用した場合、エッヂ現像の特殊性
により、耐久による両値の劣化、高湿条件下等に於ける
ラインの細りが問題になることが多い。
又、従来の電子写真用トナーは、レーザ・プリンタ等で
行われている反転現像において画像部分の方が静電潜像
の荷電が小さく、バックグラウンドの方が感光体上の荷
電が大きい為、荷電量の小さなトナーが存在すると感光
体上の荷電の大きなバックグラウンドにトナーが乗って
しまう為、この反転カブリを防止することは、従来より
、この電子写真プロセスにおける最も重要な課題の一つ
であった。
〔発明が解決しようとする問題点〕
本発明の目的は、上記従来技術の説明から明らかな通り
デジタル潜像の現像において潜像に忠実な現像、及び転
写を行わしめる現像剤、即ち現像時のバックグラウンド
領域におけるトナーの付着、即ち、カブリや潜像のエツ
ジ周辺へのトナーの飛び散りがなく、高い画像濃度が得
られる現像剤の提供になる。
さらに他の目的は、現像剤を長期にわたり連続使用した
際も初期の特性を維持し、トナーの凝集や帯電特性の変
化のない現像剤の提供にある。
さらに他の目的は、温度、湿度の変化に影響を受けない
安定した画像を再現する現像剤、特に高湿時及び低湿時
の転写時の飛び散りゃ転写ぬけなどのない転写効率の高
い現像剤の提供にある。
さらに他の目的は、長期間の保存でも初期の特性を維持
する保存安定性の優れた現像剤の提供にある。
〔問題点を解決するための手段〕
本発明の特徴とするところは、結着樹脂と親油基を有す
る芳香族ヒドロキシカルボン酸の金属錯体化合物と親水
基を有する金属錯塩型モノアゾ染料とを含有する乾式電
子写真用トナーに、シランカップリング剤で処理した後
、シリコンオイル処理をしたケイ酸微粉体を含有するこ
とを特徴とするデジタル潜像用現像剤を使用することに
ある。親71111基を有する特定のカルボン酸金属錯
体と、親水基を有する特定のモノアゾ染料との組合せの
みが顕著なトナーのトリボ電荷の均一化効果を与える。
又、本発明におけるシリコンオイル処理の利点は、シラ
ンカップリング剤がケイ酸微粉体表面に化学結合により
固着されているのに比し、表面塗布型であること、及び
シリコンオイルのもっている潤滑性の為にブレードクリ
ーニング等において感光体表面を強くこすった場合、感
光体表面を削ったり、傷つけたりしにくいことである。
ここで、シリコンオイルのみによる処理もあるが、シリ
コンオイル処理のみではケイ酸微粉体表面を完全におお
うためには多量のシリコンオイルが必要となり、凝集体
を形成しやす(、感光体の傷等の原因となりやすいとい
う欠点が生じる。
本発明におけるケイ酸微粉体では、はじめにシランカッ
プリング剤でケイ酸微粉体が処理されているため、この
凝集体の原因となるシリコンオイル量を減じることがで
き、上記欠点を克服しつつシリコンオイル処理の利点を
生かすことができるものである。
さらに上記シリコンオイルは、アミノ変化されたものを
除いて、一般に強い負の帯電性を有するので、これで処
理されたシリカ微粉体を現像剤に添加することにより現
像剤に均一で強い負荷電性を与えることができ、周辺効
果が支配的となるデジタル現像に有効である。
本発明に用いられる現像剤中のケイ酸微粉体は、ケ・f
素ハロゲン化合物の蒸気相酸化により生成されたいわゆ
る乾式法又はヒユームトンリカと称される乾式シリカ及
び水ガラス等から製造されるいわゆる湿式シリカの両方
が使用可能であるが、表面及びケイ酸微粉体の内部にあ
るシラノール基が少なく、又Na2O,so3”−等の
製造残金のない乾式シリカの方が好ましい。
又、乾式シリカにおいては製造工程において例えば、塩
化アルミニウム又は、塩化チタンなど他の金属ハロゲン
化合物をケイ素ハロゲン化合物と共に用いる事によって
シリカと他の金属酸化物の複合微粉体を得る事も可能で
あり、それらも包含する。
その粒径は平均の一次粒径として、0.001〜2μの
範囲内である事が望ましく、特に好ま[7(は0.00
2〜0.2μの範囲内のシリカ微粉体を使用するのが良
い。
本発明に用いられるシランカップリング剤は一般式 %式% R:アルコオキシ基又は、塩素原子 ma1〜3の整数 n:3〜lの整数 もので例えば代表的にはジメチルジクロルシラン。
トリメチルクロルシラン、アリルジメチルクロルシラン
、ヘキサメチルジシラザン、アリルフェニルジクロルシ
ラン、ベンジルジメチルクロルンラン、ビニルトリエト
キシシラン、γ−メタクリルオキシプロピルトリメトキ
シシラン、ビニルトリアセトキシシラン、ジビニルクロ
ルシラン、ジメチルビニルクロルシラン等をあげること
ができる。
上記ケイ酸微粉体のシランカップリング剤処理は、ケイ
酸微粉体を撹拌等によりクラウド状としたものに気化し
たシランカップリング剤を反応させる乾式処理、又はケ
イ酸微粉体を溶媒中に分散させシランカップリング剤を
滴下反応させる湿式法等、一般に知られた方法で処理す
ることができる。
本発明に使用されるシリコンオイルは、一般に次の式で
示されるものであり、 R:C,〜3のアルキル基 R′:  アルキル、ハロゲン変性アルキル。
フェニル、変性フェニル等のシリコ ンオイル変性基 R’  :  C,−C3のアルキル基又はアルコオキ
シ基 例えば、ジメチルソリコンオイル、アルキル変性、・リ
コンオイル、α−メチルスチレン変性シリコンオイル、
クロルフェニルシリコンオイル。
フッ素変性シリコンオイル等が上げられる。又、上記シ
リコンオイルは好ましくは25℃における粘度がおよそ
50〜1000センチストークスのものが用いられる。
分子量が低すぎるシリコンオイルは加熱処理等により、
希発分が発生することがあり、又、分子量が高すぎると
粘度が高くなりすぎ処理操作がしにくくなる。
シリコンオイル処理の方法は公知の技術が用いられ、例
えばシリカ微粉体とシリコンオイルとをヘンシェルミキ
サー等の混合機を用いて直接混合しても良いし、ベース
シリカヘンリコンオイルを噴霧する方法によっても良い
。あるいは適当な溶剤にシリコンオイルを溶解あるいは
分散せしめた後、ベースのシリカ微粉体とを混合した後
、溶剤を除去して作成しても良い。
本発明の特徴として、シリコンオイルが表面に出ている
ことが必要であることから、本発明の重要なポイントと
して、ケイ酸微粉体の処理の順序がある。本発明のケイ
酸微粉体は、まずンランカップリング剤で処理した後に
シリコンオイルで処理する必要がある。
又、シリコンオイルの処理量は、前段階で一応ケイ酸微
粉体が疎水化されているため少量で良くA/25±A/
30 (A :ケイ酸微粉体の比表面積)、より好まし
くはA/25±A/40の範囲にすることが好ましい。
ここでケイ酸微粉体の比表面積とはBET法におけるN
2吸着から求めた値である。上記処理量を限定した理由
は、シリコンオイル処理量が少なすぎるとシランカップ
リング剤処理のみと同一の結果となり、クリーニング時
に融着等の欠陥が発生する。
又、シリコンオイル処理量が多すぎると前述のケイ酸微
粉体の凝集体ができやすくなり、又、甚しくは遊離のシ
リコンオイルができてしまうため、現像剤に適用した場
合流動性を向上することができない等の欠点が生じる。
これらの処理されたケイ酸微粉体の現像剤に対する適用
量は現像剤(トナー)100重量部に対して0.01〜
20重1部、より好ましくは0.1〜3重量部である。
本発明のトナーは、結着樹脂と、親油基を有する芳香族
ヒドロキシカルボン酸の金属錯体化合物(A)と、親水
基を有する金属錯塩型モノアゾ染料(B)とを必須成分
として含有するものである。
ここに、親油基は、水との親和性が非常に小さく、した
がって油との親和性の大きい無極性の原子団をいう。主
たる親油基としては、鎖状炭化水素基、脂環式炭化水素
基、あるいは芳香族炭化水素基があげられる。
金属錯体化合物(A)が、その構造式中・に有する親油
基は、環状(単環ないし多環)炭化水素に直接結合した
鎖状炭化水素基(特にアルキル基)が好ましい。
このような親油基を有する金属錯体(A)においては、
配位子たる芳香族ヒドロキシカルボン酸は、ベンゼン核
ないしナフタレン核を有することが好ましく、また、カ
ルボキシル基および水酸基で金属原子に配位しているこ
とが好ましい。
一方、前記親水基とは、水との相互作用の強い有極性の
原子団をいう。主たる親水基としては、−3o3H,−
3o3M、−COOM、−NH4I。
−COOH,−NH2,−CN、−OH,−NHCON
H2゜−X、−No2などがある(ここにR:アルキル
基。
M、アルカリ金属または−NH4)。本発明においては
、親水基として、ハロゲン(−X、 ) 、カルボキシ
ル(−COOH)、  ヒドロキシル(−OH)、ニト
ロ(−NO7)、スルホン(−5o3H)、スルホンア
ミノ(−3o3NH4)基が好ましく用いられる。
このような親水基を有するモノアゾ染料(B)は、配位
子中にベンゼン核ないしナフタレン核を有することが好
ましく、また、0,0′−ジオキシアゾ形の構造を有す
ることが好ましい。
上述した親油基あるいは親木基は、構造式中の単環ない
し多環炭化水素基(例えばベンゼン核。
ナフタレン核)に直接結合していることが好ましい。
これらの化合物A、 Bは、それぞれ即独にトナー中に
添加された場合には、ともに荷電制御剤として同様の効
果(例えば通常の負帯電性)を発現するものであるが、
本発明においては、これら化合物A、  Bを組合せた
際の相互作用を利用することにより、トナー粒子間のト
リボ電荷分布の均一化を実現している。
さらに、本発明のトナーにおいて、A、 B両物質の併
用効果を一層高めるためには、以下の条件の1つ以上を
満足することが望ましい。
■ 併用するA、 B両物質の金属錯体中の金工原子は
、同一であることが両物質の樹脂への相溶性をほぼ等し
くするために好ましいっ■ 金属錯体中の金属原子は、
Crであることがトナーの帯電性を高めるために好まし
い。
■ A、 B両物質の粒度は、樹脂への分散性向上のた
め小さい方が好ましく、具体的な数値として体積平均粒
径(dv)9.0μm以下、個数平均粒径(dn)5.
0μm以下が望ましい。
■ A、 B両物質の電気抵抗は、はぼ同一であること
、具体的にはA物質/B物質の体積抵抗率の比が10−
3〜103であることが、トリボ電荷の均一化のために
好ましい。
上記化合物Aとしては、具体的には、下記一般式(1)
、  (n)または(I[[)で示されるサリチル酸系
ないしナフトエ酸系の金属錯体が好ましく用いられる。
上記一般式(1)ないしくm)において、R1−R4:
同−又は相異なって、水素又はC10以下の炭化水素基
(アルキル基もしくはアルケニル基等)を示す。ただし
一般式(1)においては、R1−R4のうち少くとも1
つは上記炭化水素基を示す。
a、b:  C4〜C9の炭化水素基(アルキル基等)
、ベンゼン環、またはシクロヘキセン環があってもよい
ただし、式(If)においては、a又はbのいずれか一
方に上記炭化水素基等があり、式(m)においては、a
又はbのいずれか一方、およびC又はdのいずれか一方
に上記炭化水素基等がある。
x+(対イオン) : H”、 K”、 Na”、 NH4”、 Li+等
Me   :Cr、 Ni、 Co、 Cu、 Zn等
一般式(1)ないしくm)で表わされるサリチル酸ある
いはナフトエ酸系金属錯体において、R1゜R2,R’
、  R’のアルキル基としては炭素数5以下のものが
導入しやすく、ターシャリ−ブチル基、ターシャリ−ア
ミル基あるいはもっと炭素数の少ないアルキル基が好ま
しく用いられる。本発明においては、3,5ジ−ターシ
ャリブチル−サリチル酸錯体化合物、モノターシャリ−
ブチルサリチル酸クロム錯体化合物が特に好ましく用い
られる。
上記一般式でも示したように、金属111体化合物Aに
おいて、金属原子に結合する配位子は同一のものでな(
ともよい。この場合これらの配位子のうち少くとも一方
の配位子が、親油基をr丁する芳香族ヒドロキシカルボ
ン酸の配位子であればよい。
この金属錯体化合物Aとして、より具体的には、下記の
構造を有する錯体化合物が特に好ましく用いられる。
一方、親水基を有する金属錯塩型モノアゾ染料Bとして
は、ネガトナー用帯電制御剤と知られている金属錯塩型
モノアゾ染料を適宜使用することができる。
このモノアゾ染料としては、下記の構造式(IV)また
は(V)を有する、フェノールないしナフトール誘導体
のカップリング生成物を配位子とする金属錯塩型モノア
ゾ染料が好ましく用いられる。
この金属錯体化合物Bとして、より具体的には、下記の
構造を有する錯体化合物が特に好ましく用いられる。
上述したA、  B物質の結着膨脂に対する添加量の比
は、A物質/B物質=l/10〜10.0が好ましく、
A物質/B物質=l/3〜3.0がより好ましい。
A、 B物質の添加量は、結着樹脂100部に対してそ
れぞれ0.1〜10.0部が好ましく、0.5〜4.0
部がより好ましい。
本発明のトナーを磁性トナーとする場合に、トナー中に
含有させる磁性粉末としては、Fe、  Ni。
Co、Mn等の金属、あるいはこれら金属の酸化物又は
合金の磁化可能材料の、好ましくは平均粒径1μm以下
の粉末が用いられる。磁性体の含有率は、結着樹脂10
0部に対して30〜100部が可能であり、50〜70
部が好ましい。
本発明において結着樹脂としては、例えば、ポリスチレ
ン、ポリ−p−クロルスチレン、ポリビニルトルエンな
どのスチレン及びその置換体の単重合体、スチレン−p
−クロルスチレン共重合体、スチレン−プロピレン共重
合体、スチレン−ビニルトルエン共重合体、スチレン−
ビニルナフタリン共重合体、スチレン−アクリル酸メチ
ル共重合体。
スチレン−アクリル酸エチル共重合体、スチレン−アク
リル酸ブチル共重合体、スチレン−アクリル酸オクチル
共重合体、スチレン−メタアクリル酸メチル共重合体、
スチレン−メタアクリル酸エチル共重合体、スチレン−
メタアクリル酸ブチル共重合体、スチレン−αクロルメ
タアクリル酸メチル共重合体、スチレン−アクリロニト
リル共重合体、スチレン−ビニルメチルエーテル共重合
体。
スチレン−ビニルエチルエーテル共重合体、スチレン−
ビニルメチルケトン共重合体、スチレン−ブタジェン共
重合体、スチレン−イソプレン共重合体、スチレン−ア
クリロニトリル−インデン共重合体などのスチレン系共
重合体、ポリ塩化ビニル、ポリ酢酸ビニル、ポリエチレ
ン、ポリプロピレン、シリコーン樹脂、ポリエステル、
ポリウレタン、ポリアミド、エポキシ樹脂、ポリビニル
ブチラール、ロジン、変性ロジン、テルペン樹脂。
フェノール樹脂、キンレン樹脂、脂肪族又は脂環族炭化
水素樹脂、芳香族系石油樹脂、塩素化パラフィン、パラ
フィンワックスなどが単独或いは混合して用いられる。
本発明トナーは、一般的に次にようにして製造される。
■ 結着樹脂、および帯電制御剤Aおよ・びB(場合に
より磁性体1着色剤としての染顔料など)をヘンシェル
ミキサー等の混合機で均一に分散させる。
■ −ヒ記により得た分散物をニーグー、エクスルーダ
−、ロールミル等で溶融混練する。
■ 混練物をカッターミル、ハンマーミル等で粗粉砕し
た後、ジェットミル等で微粉砕する。
■ 微粉砕物をジグザグ分級等を用いて、粒径分布をそ
ろえ、分級して本発明のトナーとする。
■ 必要に応じて上記で得た分級物にケイ酸微粉末以外
に、フッ素系樹脂微粉末、金属酸化物等の外添剤を添加
し、ヘンシェルミキサー等で分散させてもよい。
その池水発明トナーの製造法として、重合法。
カプセル法等を用いることが可能である。
以上本発明の基本的な構成と特色について述べたが、以
下実施例にもとづいて具体的に本発明の方法について説
明する。しかしながら、これによって本発明の実施の態
様が、なんら限定されるものではない。実施例中の部数
は重量部である。
〔実施例1〕 スチレン−アクリル樹脂        100部(商
品名 ハイマーSBM700 三7エ化成社製)マグネ
タイト微粉末           60部(商品名 
EPT−1000戸田工業社製)帯電制御剤A    
         2.0部(構造式A−1,dv=6
.0 μm、 dn =3.2 μm、体積抵抗率R=
 I O’Ω・cm)帯電制御剤B         
    1.0部(構造式B−2、dv=5.6 μm
、dn=4.0 μm。
R=lO111Ω ・cm) (dv :体積平均径、an:個数平均径)上記材料を
ロールミルで溶融混練し、冷却した後、ジェットミルで
微粉砕し、更に分級して平均粒径9μmの分級品を得た
次にケイ酸微粉体、アエロジル#200(日本アエロジ
ル社製)にヘキサメチレンジシラザン(HM D S 
)20部でシランカップリングをほどこした後、この処
理品100部にジメチルシリコンオイルKF−9610
0cs (信越化学制)10部を溶剤で希釈したもので
再び処理を行い、乾燥後250°Cて加熱処理を行い、
ジメチルシリコンオイル処理ケイ酸微粉体を得、前述磁
性トナー分級品lOO部に対して0.4部外添して、磁
性トナーを得た。この処理ケイ酸微粉体の疎水化度は9
8%であった。この磁性トナーを市販のLBP−CX 
(キャノン製)を用い、ドラム帯電fi −700V、
 Voc500V、現像バイア スvl)p1600V
周波数180 Hz 、  ドラム−スリーブ間距離2
70μとしたもので画出し試験をしたところ、良好な画
像が得られた。また画像濃度は500枚時で1.31゜
1000枚時で1゜39であり、高い画像濃度が得られ
た。
更に、低温低湿、高温高湿下において耐久テストを行っ
たところ、5000枚の耐久を行ってもフィルミング、
トナー融着、ドラム傷、又画像流れ、画像臼ヌケ等の画
像不良はなかった。
又、感光ドラム表面を観察したところ、画像カブリは見
られなかった。
〔実施例2〕 スチレン樹脂             100部(商
品名 ピコラスティックD−125バーキュレス社製) マグネタイト微粉末           60部(実
施例1に同じ) 帯電制御剤A               1.0部
(構造式A−2、dv=6.o μmXdn=3.4 
μm。
R= I O’Ω・cm) 帯電制御剤8            3.0部R= 
10”Ω ・Cm) 上記材料をロールミルで溶融混練した後、微粉砕、分級
の各工程を実施し、平均粒径9μmの分級品を得た。
実施例1と同様にこの分級品100部に外添剤としてシ
ランカップリング処理後、シリコンオイル処理をほどこ
したケイ酸微粉体を0.4部外添して磁性トナーを得た
。この磁性トナーを実施例1と同様に画出し試験をした
ところ、画像不良は見られず、良好な結果を得た。画像
濃度は、500枚時で1.29.1000枚時で1.3
1と高い画像濃゛度が得られtこ。
又、感光ドラム表面を観察したところ、画像カブリは見
られなかった。
〔比較例1〕 実施例1の帯電制御剤AおよびB(併用)に代えて、帯
電制御剤A(構造式A−1)のみを3.0部添加した以
外は実施例1と全く同様にして、磁性トナーを作成した
。このトナーを実施例1と同様に評価したところ、画像
流れ等の画像不良は見られなかったが、画像濃度は50
0枚時で1.04、l (l OO枚時で1.10であ
り実施例1の現像剤を用いた場合に比較して0.3程度
低いものであった。又、低温低湿条件下で感光ドラム上
の画像カブリも多くなった。
〔比較例2〕 実施例2の帯電制御剤AおよびB(併用)に代えて、帯
電制御剤B(構造式B−2)のみを4.0部用いた以外
は実施例2と全く同様にして、磁性トナーを作成した。
このトナーを用いて、実施例1と同様にして評価したと
ころ、画像不良は見られなかったが、画像濃度が500
枚時で1.06.1000枚時で1.10であった。又
、画像カブリも多くなった。
更に、高温高湿下においては耐久試験進行にしたがい、
画像ラインの細りが見られた。
〔比較例3〕 実施例1で使用した分級品100部に、同様にシランカ
ップリング処理をほどこしたのみのケイ酸微粒子0.4
部を外添したものを使用し、実施例1と同様の試験を行
ったところ、高温高湿下では約2500枚で画像流れが
生じ、又、低温低湿下に於いては3500枚位からドラ
ム表面へのトナー融着が起こってしまった。
〔発明の効果〕
上述したように本発明によれば、同一現像剤中にトリポ
電荷に対して異なる挙動を示す2種類の帯電制御剤を含
有させ、さらにシランカップリング後、シリコンオイル
処理をほどこしたケイ酸微粉外添剤を分散させることで
、強(均一な摩擦帯電性を示す現像剤が提供される。
又、この強い負電荷を得る特性は、デジタル現像の様に
、現像に際して周辺効果が支配的になる場合に有効であ
り、特にトナー荷電の不安定になりやすい磁性−成分ト
ナーに効果がある。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)結着樹脂と親油基を有する芳香族ヒドロキシカル
    ボン酸の金属錯体化合物と親水基を有する金属錯塩型モ
    ノアゾ染料とを含有する乾式電子写真用トナーに、シラ
    ンカップリング剤で処理した後、シリコンオイル処理を
    したケイ酸微粉体を含有することを特徴とするデジタル
    潜像用現像剤。
  2. (2)デジタル潜像として画像が50〜150μmの画
    素より構成され、かつ露光部、非露光部の2値により表
    現されている画像形成方法に用いられる特許請求の範囲
    第1項記載の現像剤。
JP61287175A 1986-12-01 1986-12-01 デジタル潜像現像用現像剤 Expired - Lifetime JPH07117768B2 (ja)

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