JPS63137260A - 複写機等に用いられる現像剤の交換装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 （産業上の利用分野） 本発明は、複写機、プリンタ等の現像装置内において用
いられる現像剤の交換装置に関するものである。

（従来技術） 複写機等において、感光体ドラム上に形成した静電潜像
を現像する場合、一般には、トナーカートリッジから供
給されるトナーと、鉄粉等からなるキャリアとを現像装
置内で攪拌し、摩擦帯電を引起こすことにより両者を互
いに吸着させ、このようにして得た現像剤を現像スリー
ブでもって感光体ドラム上に作用させるようにしている
。複写が長期聞繰返し行われると、現像装置内のキャリ
アが劣化するため、このキャリア、あるいはキャリアと
トナーを予め混合した現像剤の定期的な交換が必要であ
る。

このようにキャリアあるいは現像剤を交換する場合、従
来は、現像装置本体をまるごと交換するか、あるいは一
旦複写機から現像装置を取外し、複写機外部で交換して
から再度現像装置を複写機に取付けるようにしていた。

ところが、現像装置本体は安価なものではないので、現
像装置本体を交換する場合には経済的に無駄が大きい。

また、現像装置を複写機から取外して交換する場合も、
現像装置の着脱作業が容易ではなく、例えばトナーカー
トリッジによりトナーを交換する場合に比べても大変面
倒であった。

（発明の目的） 本発明は、上記欠点を解消するためになされたものであ
り、一般の複写機等において、簡単な作業で現像剤ある
いはキャリアの交換が行える交換装置を提供することを
目的とする。

（発明の構成） 本発明は、現像装置の下部に開口部を設けるとともに、
この開口部を下方から塞ぐように、上方に開口する現像
剤カートリッジを該現像装置に着脱可能に装着し、前記
現像剤カートリッジ内には該カートリッジの下部付近か
ら上記現像装置の開口部付近まで昇降可能で現像剤が載
置されるリフトテーブルを内装するとともに、このリフ
トテーブルの昇降操作を現像剤カートリッジの外部から
行う昇降手段を該カートリッジに設け、現像剤の交換時
には上記リフトテーブルを上記現像剤カートリッジの下
部付近まで下降させた状態で該カートリッジを現像装置
から脱着するようにしたものである。

上記構成において、現像剤カートリッジの交換時には、
まず、現像装置に取付けられている現像剤カートリッジ
のリフトテーブルを昇降手段によって下降させ、現像ｖ
Ｒ＠内の劣化した現像剤を該カートリッジ内に回収し、
この状態でカートリッジを現像装置から取外す。次いで
、リフトテーブルを下降させ新しい現像剤を載置した現
像剤カートリッジを現像装置に装着し、その後リフトテ
ーブルを上昇させて、新しい現像剤を現像装置内に供給
すればよい。

（実施例） 本発明の実施例を図面により説明する。

第１図は複写機に設けられている現像装置１を示したも
のである。現像装置１は、撹拌ローラ２゜３を備えてお
り、その上部にはトナー交換用のトナーカートリッジ４
を設けている。このトナーカートリッジ４から供給され
るトナーと、鉄粉等からなるキャリアを上記ローラ２，
３の回転により撹拌し、摩擦帯電により両者を吸着させ
ている。

このようにして得た現像剤を、キャリアに働く磁力によ
ってマグネットローラ５に吸着させ、このマグネットロ
ーラ５によって現像剤を感光体ドラム６に作用させるこ
とにより、感光体ドラム６上に形成された潜像の現像を
行っている。なお、マグネットローラ５の下方には、薄
い平板状のトナー回収用ブレード７を回動自在に設けて
おり、このブレード７が、第１図仮想線の位置から実線
の位置まで回動することにより、マグネットローラ５の
局面に当接するようになっている。

さらに、現像装置１の下部には開口部８を設けており、
この開口部８を下方から塞ぐように、上方に開口する現
像剤カートリッジ９を現像装置１に装着している。

現像剤カートリッジ９は、第２．３図に示されるように
、上記開口部８周縁の一組の対辺に形成したレール部１
ａ、１ａに案内される突出部９ａ。

９ａをその上部に有しており、第１図における紙面に垂
直な方向のスライドにより、現像装置１と着脱可能にな
っている。また、突出部９８．９ａの内側にはレール部
９ｂ、９ｂを設けており、第１図の紙面に垂直な方向か
ら蓋９ｃ（第２図）を挿入できるようになっている。

この現像剤カートリッジ９には、現像剤が載置されるリ
フトテーブル１１を昇降自在に内装している。このリフ
トテーブル１１と現像剤カートリッジ９の外枠の間隙は
フィルム１０で塞いでおり、現像剤がリフトテーブル１
１から現像剤カートリッジ９の底部に落下するのを防い
でいる。

現像剤カートリッジ９内において上記リフトテーブル１
１の下方には、水平方向に延びる２本の軸１２と、それ
ぞれの軸１２に貫通される計４個のカム１３と、第１図
の紙面に垂直な方向に延びるリフトレバー１４とからな
る昇降手段を設けている。

軸１２は、両端が現像剤カートリッジ９の本体に軸支さ
れており、それぞれ２個のカム１３を員通している。そ
して、それぞれの軸１２を中心に４個のカム１３が同位
相で回動するように構成している。

上記リフトレバー１４は、第１図の紙面に垂直な方向に
並ぶ２個のカム１３を連結しており、その片端にはつま
み部１４ａを有している。このつまみ部１４ａは現像剤
カートリッジ９の溝孔９ｄから外部に突出した状態とな
っており、このつまみ部１４ａを押込んだ状態（第２図
（ａ）（ｂ））では、それぞれのカム１３が倒れて上記
リフトテーブル１１は現像剤カートリッジ９の下部に位
置し、現像剤カートリッジ９からつまみ部１４ａを引出
す（第３図（（ａ）（ｂ））と、カム１３が起立してリ
フトテーブル１１が上昇し、現像装置１の開口部８付近
に位置するように構成している。

従って、リフトレバー１４による外部からの操作により
、リフトテーブル１１を現像剤カートリッジ９内で昇降
させることができるようになっている。

以上による構成の作用を説明する。現像剤交換時におい
て、まず現像剤カートリッジ９内のリフトテーブル１１
をリフトレバー１４の操作で下降させ、現像装置１内の
撹拌ローラ２．３およびマグネットローラ５を回転させ
ることにより、古い現像剤を現像剤カートリッジ９内に
回収する。このとき、マグネットロー５５に付着してい
る現象剤は、回転している該ローラ５の周面に上記ブレ
ード７を当接させることにより掻き落す。

このようにして古い現像剤を回収した現像剤カートリッ
ジ９を現像装置１から取外す。次いで、新しい現像剤を
入れた現像剤カートリッジ９を現像＠置１に装着する。

この新しい現像剤カートリッジ９は、その下部付近まで
下降させたリフトテーブル１１上に新しい現像剤５を載
置し、その上方に１ｉ９ｃを挿入した状態（第２図）で
現像装置１に装着する。このように蓋９Ｃを挿入するこ
とにより、交換中における現像剤のこぼれを防いでいる
。

上記のように現像剤カートリッジ９を現像装置１に装着
した後、蓋９Ｃを引抜き、リフトレバー１４によってリ
フトテーブル１１を上昇させれば、新しい現像剤を現像
装置１内に供給することができる。

以上のように、現像剤の交換は、現像装置１を終始複写
機内に取付けたままの状態で行うことができ、しかも作
業が簡単であるので、容易に現像剤の交換を行うことが
できる。

なお、リフトテーブル１１の昇降手段の構造は上記実施
例に限るものではないが、その操作を現像剤カートリッ
ジ９の外部から行えるようにし、現像剤カートリッジ９
を現像装置１に取付けたままの状態で昇降操作が行える
ように構成することが必要である。また、上記実施例の
ような構造であれば、現像剤カートリッジ９も安価なも
のとなり、現像剤カートリッジ９自体を交換しても経済
的な無駄は極めて少ない。

また上記交換Ｓ！置は、トナーとキャリアを混合した現
像剤に限らず、キャリアのみを交換する場合にも勿論使
用できる。

（発明の効果） 以上のように本発明は、現像装置の下部に現像剤カート
リッジを装着し、このカートリッジに該カートリッジの
外部からの操作で昇降させることができるリフトテーブ
ルを内装したため、現像装置を複写機から取外すことな
く現像装置内の現像剤の交換を行うことができる。従っ
て、従来のように現像装置本体を交換したり、現像装置
を複写機から取外したりする必要がなく、容易に現像剤
の交換が行え、例えばメンテナンス費用の低減等、優れ
た効果を得ることができる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例における複写機の現像装置を
示した縦断面図、第２図（ａ）は同実施例においてリフ
トテーブルが現像剤カートリッジの下部付近に位置する
状態にある現像剤交換装置　゛の破断正面図、同図（ｂ
）は同状態にある同交換装置の破断側面図、第３図（ａ
）はリフトテーブルが上記現像装置の開口部付近に位置
する状態にある同交換装置の破断正面図、第３図（ｂ）
は同状態にある同交換装置の破断側面図である。 １・・・現像装置、８・・・開口部、９・・・現像剤カ
ートリッジ、１１・・・リフトテーブル、１２・・・軸
（昇降手段）、１３・・・カム（昇降手段）、１４・・
・リフトレバー（昇降手段）。 特許出願人　　　　　三田工業　株式会社代　理　人　
　　　　弁理士　　小谷　悦司同　　　　　　　弁理士
　　長１）　正向　　　　　　　弁理士　　板谷　康夫
第　　１　　図 ２図 （ｂ） ３図 （ｂ）

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. １、現像装置の下部に開口部を設けるとともに、この開
   口部を下方から塞ぐように、上方に開口する現像剤カー
   トリッジを該現像装置に着脱可能に装着し、前記現像剤
   カートリッジ内には該カートリッジの下部付近から上記
   現像装置の開口部付近まで昇降可能で現像剤が載置され
   るリフトテーブルを内装するとともに、このリフトテー
   ブルの昇降操作を現像剤カートリッジの外部から行う昇
   降手段を該カートリッジに設け、現像剤の交換時には上
   記リフトテーブルを上記現像剤カートリッジの下部付近
   まで下降させた状態で該カートリッジを現像装置から脱
   着するようにしたことを特徴とする複写機等に用いられ
   る現像剤の交換装置。