JPH0447721Y2 - - Google Patents

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JPH0447721Y2
JPH0447721Y2 JP1986023827U JP2382786U JPH0447721Y2 JP H0447721 Y2 JPH0447721 Y2 JP H0447721Y2 JP 1986023827 U JP1986023827 U JP 1986023827U JP 2382786 U JP2382786 U JP 2382786U JP H0447721 Y2 JPH0447721 Y2 JP H0447721Y2
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developing device
upper unit
unit
developing
leaf spring
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  • Dry Development In Electrophotography (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、本体を上部ユニツトと下部ユニツト
とに分割して開閉自在に形成した開閉式の電子写
真複写装置に関するものであり、特に現像装置の
取付手段に関するものである。
〔従来の技術〕
電子写真複写装置やプリンターにおいては、像
担持体である感光体ドラムの表面に形成した静電
潜像を、例えば磁性現像剤によつて現像後、用紙
に転写し、熱若しくは圧力手段を介して定着する
のが一般である。最近では上記複写装置の小型化
ならびに保守点検若しくはジヤム紙除去等の作業
容易化の要請から、本体を上部ユニツトと下部ユ
ニツトとに分割し、一端を開閉支軸を介して開閉
自在とした複写装置が知られている。(例えば特
開昭60−144768号公報参照)。このような複写装
置においては、上部ユニツトは光学系、感光体ド
ラムおよび磁気ブラシ形成用の現像装置等を設け
ると共に、下部ユニツトには給紙カセツト、転写
装置、定着装置、排紙トレイ等を設けるのが通常
である。而して画像の向上およびバラツキ防止の
ために、前記感光体ドラムと現像用ロールとの間
隙を一定にする手段として、現像用ロールと同心
にガイドローラを両端部に設け、このガイドロー
ラを前記感光体ドラムの表面に当接させるものが
ある(例えば特公昭59−28908号公報参照)。
〔考案が解決しようとする問題点〕
上記のようなガイドローラを使用するものは、
現像用ロールと感光体ドラムとの間隙を常に一定
に確保できると共に、その間隙を比較的小さくす
ることができるため現像効率が高いという長所を
有する反面において、この構造のものを前記の開
閉式複写装置にそのまま適用するのは困難であ
る。すなわち開閉式複写装置は前記のように小型
化、パーソナル化、更には低価格化を志向したも
のであるから、各部の構造もまた簡単にしなけれ
ばならない。一方ガイドローラを備えた現像装置
を上部ユニツトに設け、かつ感光体ドラムに前記
ガイドローラを適正圧力にて当接させるために
は、支持装置を含めて構造が複雑となるという問
題点がある。
〔問題点を解決するための手段〕
上記問題点を解決するために本考案において
は、 A 本体を上部ユニツトと下部ユニツトに分割
し、両ユニツトを一端において開閉支軸を介し
て相互に開閉自在に連結し、前記上部ユニツト
に両端部を像担持体と接するガイドローラを有
する現像装置を設けた電子写真複写装置におい
て。
B 上部ユニツトに像担持体を設けかつこの上部
ユニツトに前記現像装置をその上部に設けた支
持軸を介して揺動自在に懸吊支持する。
C 現像装置の揺動範囲を規制するストツパを設
ける。
D 下部ユニツトに回動自在かつ上部ユニツトに
設けられた係止片および現像装置と係脱自在に
形成した板ばねを設ける。
E 前記両ユニツトを閉止した状態において前記
係止片が前記板ばねの一端を押圧すると共に板
ばねの他端が前記現像装置を前記像担持体に押
圧するように形成する。
という技術的手段を採用したのである。
〔作用〕
上記の構成により、上部ユニツトと下部ユニツ
トとを開放した場合には、感光体ドラムと現像装
置との当接若しくは係合状態が解除されて、両者
間には現像時よりも広い間隙が現われるから、保
守点検若しくはジヤム紙の除去等の作業が容易に
行なえる。
また前記両ユニツトの閉止状態においては、現
像装置は自動的に感光体ドラム側に揺動し、かつ
係止片および板ばねによる押圧作用によりガイド
ローラが前記感光体ドラム表面に当接するから、
現像に必要な間隙が確保されて、現像作業中常時
この間隙を維持するのである。
〔実施例〕
第1図および第2図は各々本考案の実施例を示
す要部正面図であり、第1図は閉止状態および第
2図は開放状態である。両図において上部ユニツ
ト1と下部ユニツト2とは、一端において開閉支
軸3を介して開閉自在に連結する。4はガススプ
リングであり、両端部を各々上部ユニツト1およ
び下部ユニツト2と回動自在に連結する。而して
ガススプリングはシリンダとピストンとの間に封
入した気体によつて弾性および伸縮機能を保有す
る。次に上部ユニツト1には、感光体ドラム5を
設けると共に、両端部をこの感光体ドラム5と接
するガイドローラ6を有する現像装置7を、その
上部に設けた支軸軸8を介して揺動自在に懸吊す
る。次に12は下部ユニツト2に設けた板ばねで
あり、軸13を介して回動自在とすると共に、一
端を前記現像装置7と、他端を上部ユニツト1に
設けた係止片14と各々係脱自在に形成する。而
して上部ユニツト1には図示しない光学系機器、
クリーニング装置等を装着する。また下部ユニツ
ト2には給紙カセツト10と排紙トレイ11との
間に図示しない転写装置および定着装置等を装着
する。
次に第3図は前記第1図および第2図に示す現
像装置7の要部拡大断面図であり、同一部分は前
記両図と同一の符号で示す。同図において、21
は現像剤槽であり、現像剤(図示せず)を収容す
る。現像剤槽21の上部にはトナーカートリツジ
22を着脱自在に設けると共に、現像剤槽21の
下部には感光体ドラム5に臨ませて現像用ロール
23を回転自在に設け、現像用ロール23の両端
には同軸的に前記ガイドローラ6を感光体ドラム
5の表面に当接するように設ける。現像用ロール
23は非磁性材料からなる中空円筒状のスリーブ
23aと、表面に複数個の磁極を設けた永久磁石
ロール23bとからなり、両者は各々相対回転自
在に形成する。すなわち、例えば永久磁石ロール
23bを固定して、スリーブ23aを回転させる
か、あるいは永久磁石ロール23bとスリーブ2
3aを共に回転させる。現像剤槽21内には前記
現像用ロール23の近傍に現像剤供給部材24を
回転自在に設ける。
上記構成により次に作用について記述する。ま
ず第1図に示すように上部ユニツト1と下部ユニ
ツト2とを閉止した状態においては、現像装置7
は係止片14および板ばね12を介して押圧され
ているから、現像装置7には時計方向へのモーメ
ントが作用する。従つて第3図に示す現像用ロー
ル23と同軸的に設けてあるガイドローラ6は感
光体ドラム5の表面に当接し、現像用ロール23
と感光体ドラム5との間には所定の現像間隙が形
成される。この状態では通常の現像装置と同様に
して、現像剤槽21内に収容された現像剤は、現
像剤供給部材24によつて現像用ロール23に供
給されて磁気ブラシを形成し、感光体ドラム5の
表面に形成した静電潜像を現像することができ
る。而して複写装置の内部を保守点検する場合若
しくはジヤム紙の除去あるいは現像ユニツトの交
換(単色カラー複写装置の場合)をする場合に
は、第2図に示すように上部ユニツト1と下部ユ
ニツト2とを係止する留め金(図示せず)を解除
して両者を開放すると、係止片14は板ばね12
の一端から外れるから、現像装置7に作用する押
圧力が解除される。従つてガイドローラ6は感光
体ドラム5の表面から離脱して、両者間には現像
時よりも広い間隙が形成されるから、保守点検若
しくはジヤム紙の除去等の作業空間を確保するこ
とができるのである。なおこの場合、現像装置7
が必要以上に揺動するのを防止するために、上部
ユニツト1の適宜の個所に、現像装置7と当接す
るストツパー25を設けてある。
〔考案の効果〕
本考案の電子写真複写装置は、以上記述のよう
な構成および作用であるから、下記の効果を期待
できる。
(1) 現像装置の上部を懸吊するという極めて簡単
な構造であるに拘らず、感光体ドラムと現像用
ロールとの間隙を正確かつ確実に維持でき、鮮
明かつ高品質の画像を得ることができる。
(2) 上下部両ユニツトを開放すると、感光体ドラ
ムと現像用ロールとの噛合が広くなり、一方前
記両ユニツトを閉止すると前記間隙は所定の寸
法に維持されると共に、上記の間隙は自動的に
形成確保されるから、操作性は極めて良好であ
る。
(3) 複写装置全体が小型かつ薄型とし得ると共
に、構造が簡単であるため製造コストを低減で
きるという経済的効果も期待できる。
【図面の簡単な説明】
第1図および第2図は各々本考案の実施例を示
す要部正面図、第3図は現像装置を示す要部拡大
断面図である。 1……上部ユニツト、2……下部ユニツト、5
……感光体ドラム、7……現像装置、12……板
ばね。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 本体を上部ユニツトと下部ユニツトに分割し、
    両ユニツトを一端において開閉支軸を介して相互
    に開閉自在に連結し、前記上部ユニツトに両端部
    を像担持体と接するガイドローラを有する現像装
    置を設けた電子写真複写装置において、 上部ユニツトに像担持体を設けかつこの上部ユ
    ニツトに前記現像装置をその上部に設けた支持軸
    を介して揺動自在に懸吊支持すると共に、現像装
    置の揺動範囲を規制するストツパを設け、下部ユ
    ニツトに回動自在かつ上部ユニツトに設けられた
    係止片および現像装置と係脱自在に形成した板ば
    ねを設け、前記両ユニツトを閉止した状態におい
    て前記係止片が前記板ばねの一端を押圧すると共
    に板ばねの他端が前記現像装置を前記像担持体に
    押圧するように形成したことを特徴とする電子写
    真複写装置。
JP1986023827U 1986-02-20 1986-02-20 Expired JPH0447721Y2 (ja)

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JP1986023827U JPH0447721Y2 (ja) 1986-02-20 1986-02-20

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JPS62137443U JPS62137443U (ja) 1987-08-29
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2509977B2 (ja) * 1988-04-12 1996-06-26 富士通株式会社 画像形成装置

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS60169868A (ja) * 1984-02-14 1985-09-03 Sharp Corp 電子写真複写機

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JPS58126471U (ja) * 1982-02-19 1983-08-27 富士ゼロックス株式会社 複写機

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JPS60169868A (ja) * 1984-02-14 1985-09-03 Sharp Corp 電子写真複写機

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JPS62137443U (ja) 1987-08-29

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