JP2923304B2 - コロナ帯電器 - Google Patents

コロナ帯電器

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JP2923304B2 JP1185283A JP18528389A JP2923304B2 JP 2923304 B2 JP2923304 B2 JP 2923304B2 JP 1185283 A JP1185283 A JP 1185283A JP 18528389 A JP18528389 A JP 18528389A JP 2923304 B2 JP2923304 B2 JP 2923304B2
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【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は電子写真複写機等の画像形成装置に適用する
コロナ帯電器に関するものであり、更に詳しくは放電線
を清掃する清掃部材を有するコロナ帯電器に関するもの
である。
従来の技術 第5図は一般に用いられている画像形成装置の要部の
概略を示しており、以下、その動作について説明する。
矢印(A)方向に感光体ドラム(30)が回転し、メイン
チャージャー(31)によって該ドラム(30)の表面が帯
電されていく。露光装置(32)によって感光体ドラム
(30)上に潜像が形成され、ついで現像装置(33)によ
ってトナー現像が行われる。感光体ドラム(30)上に形
成されたトナー像は、搬送ガイド(34)で給紙された用
紙(図示せず)上に転写チャージャー(35)によって写
し取られる。トナー像が形成された用紙は分離チャージ
ャー(36)によって感光体ドラム(30)から離された
後、不図示のカードを通して定着部へ導びかれ、定着を
受けた後、画像形成装置外に排出される。トナー像を転
写した後の感光体ドラム(30)の表面については、クリ
ーニング装置(37)によって残留トナーの回収が行われ
る。
上述のような動作を繰り返し行ううちに、画像形成装
置内には常時トナー,紙粉等の汚染物が浮遊するように
なる。そして、前記動作が長時間行われるに従い、コロ
ナ帯電器であるメインチャージャー(31),転写チャー
ジャー(35)及び分離チャージャー(36)の放電線等に
前記汚染物が付着していく。このようにコロナ帯電器各
部に前記汚染物が付着蓄積していくと、放電効率の低
下,放電ムラ等を生じ、その結果、複写画質が低下す
る。
そこで、画像形成装置を長時間使用した後には、定期
的にコロナ帯電器の清掃を行う必要がある。
しかしながら、コロナ帯電器の放電線は直径が10μm
程度の微細な金属線であるため、放電線の清掃時に断線
させたり傷つけたりすることが非常に多い。また、汚染
物は放電線にかなり強く付着してるため清掃部材を放電
線に強く接触させる必要があるが、そのようにすると例
えば放電線の交換後、感光体等に対する放電線の正確な
位置出しができなくなってしまう。
これらの問題点を解決するために、従来より種々の清
掃部材を有する帯電器が提案され、また実用化されてい
る。
第6図は、清掃部材で放電線を清掃している状態を示
す従来例の断面図である。チャージャーケース(20a)
内には、その長手方向に放電線(25)が張架されてい
る。チャージャーケース(20a)の底板(21a)には、前
記放電線(25)の張架方向に沿って穴(11a)が設けら
れている。この穴(11a)には支持部材(22)が嵌合さ
れており、穴(11a)に沿って移動させることができ
る。支持部材(22)の上部には、二叉状の脚部(23a)
が前記支持部材(22)の下部と一体に形成されている。
この脚部(23a)内面には、前記放電線(25)を挟持す
るように摺擦部材(24a)が取り付けられている。支持
部材(22)の弾性により摺擦部材(24a)は放電線(2
5)と圧接しているので、支持部材(22)の下部を放電
線(25)の張架方向に移動させることによって、放電線
(25)の清掃を行うことができる。尚、チャージャーケ
ース(20a)の両端部には離隔部材(図示せず)が設け
られている。支持部材(22)がチャージャーケース(20
a)の端部に達すると、前記隔離部材によって前記二叉
状の脚部(23a)は押し広げられ、摺擦部材(24a)は放
電線(25)から離れる。従って、放電線(25)の正確な
位置出しを行うことが可能となる。
また、第6図に示されているコロナ帯電器と類似の構
成を有するコロナ帯電器が特公昭61−45829号公報に開
示されている。
第7図は他の従来例を示す断面図であり、第8図は、
第7図の従来例を矢印(B)方向から見たときの平面図
である。このコロナ帯電器は、第6図中の支持部材(2
2)を、チャージャーケース(20a)内を移動する移動部
材(27)と、該移動部材(27)に着脱自在な2個の支持
部材(26)とから構成している。そして各支持部材(2
6)には摺擦部材(24a)が貼着されている。支持部材
(26)の移動部材(27)への取付けは、2個の支持部材
(26)に設けられている各摺擦部材(24b)同士を圧接
させ、ついで各支持部材(26)の取付け部分(28)を移
動部材(27)の脚部(23b)にそれぞれ挿入させること
によって行う。摺擦部材(24b)を有する支持部材(2
6)は、放電線(25)を清掃するときだけ、移動部材(2
7)に取り付ければよいので、前記離隔部材等を別途設
ける必要はない。
発明が解決しようとする課題 しかしながら、第6図に示されている従来例や特公昭
61−45829号公報に開示されているコロナ帯電器におい
ては、汚れてしまった摺擦部材(24a)を交換するとき
に、コロナ帯電器全体を分解しなければならない。従っ
て、摺擦部材(24a)の交換に手間がかかるという問題
がある。
また、第7図に示されている従来例においては、支持
部材(26)を移動部材(27)に着脱する際に、張架され
ている放電線(25)が摺擦部材(24b)間の圧接面を移
動することになる。従って、放電線(25)は着脱方向に
力を受けるので、断線しやすいという問題がある。
そこで、本発明の目的は、上記問題点を解決し、放電
線を破損させることなく、容易に摺擦部材の交換を行う
ことができるコロナ帯電器を提供することにある。
課題を解決するための手段 上記目的を達成するため、本発明のコロナ帯電器は、
放電線を清掃する清掃部材を有するコロナ帯電器におい
て、前記清掃部材は、前記放電線と摺擦する摺擦部材
と、該摺擦部材を取り付けた支持部材と、該支持部材が
着脱自在に取り付けられた移動部材とから成り、前記支
持部材は開閉可能な二叉状脚部を有していて該脚部内面
にそれぞれ前記摺擦部材が設けられていると共に固定用
の係合手段を有していて前記脚部が閉じたときに該係合
手段が前記移動部材に係合可能になっており、前記移動
部材は前記放電線の張架方向に沿って移動するようコロ
ナ帯電器本体に取り付けられており、前記摺擦部材で所
定方向から前記放電線を挟持しながら、その方向のまま
前記支持部材を前記移動部材へ係合させる。
作 用 このような構成によれば、支持部材の二叉状脚部を閉
じることによって放電線が摺擦部材に挟持され、前記脚
部に設けられている係合手段によって支持部材が移動部
材に固定される。従って、支持部材を着脱する際、放電
線に着脱方向の力が殆どかからない。
実施例 以下、本発明の実施例について図面に基づいて説明す
る。
第1図は本発明の一実施例を示しており、第2図はそ
の要部を示している。本実施例は、本発明を画像形成装
置の転写チャージャーと分離チャージャーとを一体に構
成したもの(以下、「転写・分離チャージャー」とい
う)に適用している。転写・分離チャージャー内は転写
部(9)と分離部(10)とに分けられ、チャージャーケ
ース(20b)の両端にかけて転写用ワイヤー(7)と分
離用のワイヤー(8)とがそれぞれ張架されている。転
写用ワイヤー(7)はDC電源(図示せず)と接続されて
おり、感光体ドラム(30)(第5図参照)に向けて放電
を行う。分離用ワイヤー(8)はAC電源(図示せず)と
接続されており、転写後の用紙を除電して感光体ドラム
(30)(第5図参照)から分離する。
本実施例において、転写用ワイヤー(7)及び分離用
ワイヤー(8)を清掃する清掃部材は、これらのワイヤ
ー(7)(8)と摺擦する摺擦部材(1a)と、該摺擦部
材(1a)を取り付けた支持部材(2a)と、該支持部材
(2a)が着脱自在に取り付けられた移動部材(5a)とか
ら成る。
第2図に示されているように、チャージャーケース
(20b)の底板(21b)には前記ワイヤー(7)(8)の
張架方向に沿って穴(11b)が形成されている。この穴
(11b)には移動部材(5a)の下部が嵌合されており、
底板(21b)の裏から移動部材(5a)の下部を持って、
前記穴(11b)に沿って移動部材(5a)を動かすことが
できる。尚、モータ等の公知の駆動手段を用いて移動部
材(5a)を動かすことも勿論可能である。
第1図及び第2図には、それぞれ移動部材(5a)に装
着した後及び装着する前の支持部材(2a)の状態が示さ
れている。第2図に示されているように、支持部材(2
a)は開閉可能な二叉状脚部(3a)を有しており、各脚
部(3a)の内面にそれぞれ摺擦部材(1a)が設けられて
いる。摺擦部材(1a)としては、トナーや紙粉等の汚染
物を除去しうる発泡ウレタン,不織布,フェルト等の適
度な弾性を有する絶縁性物質等を用いることができる。
また前記脚部(3a)には係合手段として、それぞれ突起
(4a)が外側に向けて突出するように設けられている。
各ワイヤー(7)(8)を前記摺擦部材(1a)間に挟み
込むようにして脚部(3a)を閉じると共に、支持部材
(2a)を移動部材(5a)に設けられている開口部(12
a)に挿入する。移動部材(5a)には、各ワイヤー
(7)(8)について支持部材(2a)を装着しうるよう
に穴(6a)が4箇所に設けられており、前記突起(4a)
が係合可能となっている。穴(6a)が設けられている位
置まで支持部材(2a)が挿入されると、脚部(3a)が閉
じた状態で突起(4a)が穴(6a)に係合し、装着が完了
する。脚部(3a)を閉じながら突起(4a)を穴(6a)に
係合させているため、支持部材(2a)の着脱の際の各ワ
イヤー(7)(8)に加えられる力は極めて小さい。第
1図に示されているように、支持部材(2a)が装着され
たときには、各ワイヤー(7)(8)は摺擦部材(1a)
によって圧接された状態にあるので、前記したように移
動部材(5a)を動かせば各ワイヤー(7)(8)の清掃
を行うことができる。
第3図及び第4図は本発明の他の実施例において、そ
れぞれ支持部材(2b)の取り付け前後の状態を断面的に
示している。本実施例は、チャージャーケース(20a)
内に1本の放電線(25)が取り付けられているメインチ
ャージャー等のコロナ帯電器である。第1図及び第2図
に示されている支持部材(2a)と同様に、本実施例の支
持部材(2b)も開閉可能な二叉状脚部(3b)を有してい
て、該脚部(3b)内面にそれぞれ摺擦部材(1b)が設け
られている。また、チャージャーケース(20a)の底板
(21a)には、第6図〜第8図に示されている従来例と
同様に放電線(25)の張架方向に沿って穴(11a)が設
けられており、移動部材(5b)の下部が嵌合されてい
る。尚、本実施例の支持部材(2b)では脚部(3b)を閉
じたとき、屈曲した部分(50)が曲面を有する形状とな
っている。また、突起(4b)を移動部材(5b)に係合さ
せるため、脚部(3b)が挿入される開口部(12b)の内
側がく字状断面となるように、移動部材(5b)の開口部
(12b)内には凹部(6b)が形成されている。そして、
第4図に示すように、凹部(6b)は突起(4b)に対し上
下方向にも充分なクリアランスを有しているが、このよ
うにすると閉じた一対の突起(4b)を凹部(6b)に挿入
した後、突起(4b)が第4図に示す状態まで広がる際の
動きが円滑になると共に、放電線(25)は突起(4b)の
挿入に伴い一旦下方に押し下げられた後、自身の力で上
方に復帰する形態になるので、放電線(25)自体にも無
理な力が加った状態にロックされることがないという利
点がある。
発明の効果 以上説明したように本発明によれば、摺擦部材が取り
付けられている支持部材は移動部材と着脱自在に取り付
けられるので、容易に摺擦部材の交換を行うことができ
る。また、支持部材を着脱する際、放電線に着脱方向の
力が殆どかからないので、放電線を破損させる可能性は
極めて小さいという効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例を示す斜視図であり、第2図
はその要部を説明するための斜視図である。第3図及び
第4図は本発明の他の実施例において、それぞれ支持部
材の取り付け前後の状態を断面的に示す説明図である。
第5図は一般的な画像形成装置の要部概略図である。第
6図及び第7図はそれぞれ異なる従来例の要部を示す断
面図であり、第8図は第7図において矢印(A)方向か
ら見たときの平面図である。 (1a)(1b)……摺擦部材,(2a)(2b)……支持部
材, (3a)(3b)……脚部,(4a)(4b)……突起, (5a)(5b)……移動部材,(6a)……穴,(6b)……
凹部, (7)……転写用ワイヤー,(8)……分離用ワイヤ
ー, (9)……転写部,(10)……分離部, (11a)(11b)……穴,(12a)(12b)……開口部, (20a)(20b)……チャージャーケース, (21a)……底板,(25)……放電線。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】放電線を清掃する清掃部材を有するコロナ
    帯電器において、前記清掃部材は、前記放電線と摺擦す
    る摺擦部材と、該摺擦部材を取り付けた支持部材と、該
    支持部材が着脱自在に取り付けられた移動部材とから成
    り、前記支持部材は開閉可能な二叉状脚部を有していて
    該脚部内面にそれぞれ前記摺擦部材が設けられていると
    共に固定用の係合手段を有していて前記脚部が閉じたと
    きに該係合手段が前記移動部材に係合可能になってお
    り、前記移動部材は前記放電線の張架方向に沿って移動
    するようコロナ帯電器本体に取り付けられており、前記
    摺擦部材で所定方向から前記放電線を挟持しながら、そ
    の方向のまま前記支持部材を前記移動部材へ係合させる
    ことを特徴とするコロナ帯電器。
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