JP2778951B2 - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置

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JP2778951B2
JP2778951B2 JP9120024A JP12002497A JP2778951B2 JP 2778951 B2 JP2778951 B2 JP 2778951B2 JP 9120024 A JP9120024 A JP 9120024A JP 12002497 A JP12002497 A JP 12002497A JP 2778951 B2 JP2778951 B2 JP 2778951B2
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corona discharger
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裕弘 岩田
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Description

【発明の詳細な説明】 【0001】 【発明の属する技術分野】本発明は、たとえば電子複写
機、電子プリンタなどの画像形成装置に係り、詳しく
は、像担持体を帯電するコロナ放電器の位置決め構造を
改良した画像形成装置に関する。 【0002】 【従来の技術】通常、セレンやCdSドラムなどからな
る感光体を像担持体とした複写機においては、感光体の
周囲の近接した位置に帯電器、転写機、用紙剥離器、お
よび除電器としてコロナ放電器からなる帯電手段が配置
されている。 【0003】一方、近年において、感光体周辺における
紙詰り除去作業を容易にするために、感光体周辺より、
これらのコロナ放電器のいずれかを離脱させ、作業終了
後、再び所定の位置へ戻せるようにした複写機が数多く
実用化されている。その1つとして、複写機を用紙搬送
路を略境に上下に2分割し、その上部ユニット側に感光
体を、下部ユニット側に転写機、剥離器としてコロナ放
電器を配置し、必要に応じて上部ユニットを回動変位さ
せることにより感光体とコロナ放電器との間隔を広く開
けられるようにしたものがある。 【0004】しかしながら、従来においては感光体とコ
ロナ放電器との位置決めをこれらが取り付けられた各ユ
ニットのフレーム相互の当接によって行うようになって
いる。したがって、製造、組立時のバラツキにより感光
体とコロナ放電器との相対位置精度がばらついたり、上
部ユニットの開閉を繰り返すことにより狂いが生じて感
光体に対するコロナ放電器の相対位置が変化したりして
安定したコロナ放電が行なえず、転写不良、剥離不良な
どを起こすと言った問題があった。 【0005】 【発明が解決しようとする課題】本発明は、上記事情に
もとづきなされたもので、その目的とするところは、用
紙搬送路を境に上部ユニット下部ユニットに略2分割さ
れ、一方のユニットに像担持体支持シャフトを回転中心
とする像担持体を設け、他方のユニットにコロナ放電器
を配置してなる画像形成装置において、比較的簡単な構
成でありながら、像担持体とコロナ放電器との間隔を像
担持体を損傷することなく常に所定の値に保持でき、常
に安定した帯電作業が行えるようにした画像形成装置を
提供しようとするものである。 【0006】 【課題を解決するための手段】すなわち、本発明は上記
課題を解決すべく、第1のユニットと、この第1のユニ
ットに設けられ、用紙を搬送する搬送手段と、この搬送
手段による用紙搬送路を境にして前記第1のユニットに
対して開閉自在に設けられた第2のユニットと、この第
2のユニットに一体的に取り付けられ前記第2のユニッ
トの前記第1のユニットに対する開閉動作に伴って移動
する感光体と、前記第1のユニット側に設けられ、前記
第2のユニットを第1のユニットに対して閉じたとき前
感光体に対向し、前記第2のユニットを第1のユニッ
トに対して開放したとき外部に対して露出する位置に設
けられたコロナ放電器と、前記第1のユニット側に設け
られ、前記第2のユニットが前記第1のユニットに対し
て開放されているとき、前記第2のユニットと前記第1
のユニットとによって形成された空間に対して前記感光
が移動する方向から前記コロナ放電器を挿脱自在に支
持するとともに、前記コロナ放電器を移動可能に案内す
る案内手段と、前記第1のユニット側に設けられ、前記
コロナ放電器を前記感光体に対して接離する方向に移動
可能に付勢する付勢部材と、前記第2のユニット側に設
けられ前記感光体を固定的に支持するとともに、前記第
2のユニットが前記第1のユニットに対して閉じられて
いるときに、前記コロナ放電器の一部と当接することに
よって、前記コロナ放電器と前記感光体との距離が一定
となるように前記コロナ放電器の位置を規制する第1の
規制部材と、前記第1のユニット側に設けられ、前記第
2のユニットが前記第1のユニットに対して開放されて
いるとき、前記支持手段により支持されかつ前記付勢部
材により付勢されている前記コロナ放電器の前記感光体
方向への移動を前記コロナ放電器の両端部に係合するこ
とによって所定量以内に制限するとともに、前記支持手
段に前記コロナ放電器が支持されていない状態のときに
は、前記第2のユニットと前記第1のユニットとによっ
て形成された空間から前記支持手段方向への前記コロナ
放電器の移動を許容する第2の規制部材とを具備してな
る構成としたものである。 【0007】本発明の上記各手段によれば、第2のユニ
ットが第1のユニットに対して閉じられているときに
は、コロナ放電器感光体との距離が自動的に一定とな
り、常に安定した帯電作用が可能となって良好な画像形
成が行える。 【0008】また、感光体が取り付けられた第2のユニ
ットを、用紙搬送路を境にして第1のユニットに対して
開放することで、第1のユニット側に設けられたコロナ
放電器が第2のユニットと第1のユニットとの間に形成
された空間に対して露出するため、前記空間部を利用し
コロナ放電器を挿脱することができる。従って、コロ
ナ放電器を挿脱するためのスペースをあらかじめ確保す
る必要が無く、また、コロナ放電器を外部に露出するた
めの引き出し機構等を必要とせず構造が簡単かつ安価で
済む。 【0009】また、第2のユニットが第1のユニットに
対して開放されているときの感光体の移動方向と、コロ
ナ放電器の移動方向を同じ方向としたから、コロナ放電
の挿脱操作が容易に行える。 【0010】 【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施例を図1な
いし図3を参照して説明する。図1は画像形成装置とし
ての電子複写機の構成を示し、図中1は複写機の本体で
ある。本体1の上面には原稿台2が設置されており、必
要に応じて矢印X方向に往復動し得る構成となっている
とともに、本体1の左側部には着脱自在なトレイ3が、
また、右側部にはコピー用紙Pを収納したカセット4お
よび手差しガイド5がそれぞれ設けられている。 【0011】また、本体1内の略中央部には、像担持体
としてのドラム状感光体6が設けられており、この周囲
には帯電器7、露光装置8、現像装置9、転写機10、
剥離器11、除電器12、クリーニング装置13、およ
び残像消去装置14が順次回動方向に沿って配設されて
いる。上記露光装置8は原稿台2に載置された原稿(図
示せず)を照らす照明系8aと原稿からの反射光を感光
体6に導く収束性光伝送体8bを有した構成となってい
る。 【0012】また、本体1内右側には給紙機構15,1
6が設けられていて、カセット4内のコピー用紙Pおよ
び手差しガイド5を介して手差し挿入されたコピー用紙
を用紙搬送路17内に送り込むようになっている。ま
た、用紙搬送路17は搬送ローラ対18、搬送ベルト1
9、排紙ローラ対20等からなる搬送手段およびこれら
の間に適宜配置されたガイド板21…等によって形成さ
れ、その中途部は感光体6と転写器10との間の転写部
を通過するようになっている。また、用紙搬送路17の
終端部には定着ローラ対22が配置されている。 【0013】また、本体1内右側上部には前記原稿台2
の移動と感光体6の回転駆動源としてのモータ23が、
また、本体1内左側上部には本体1内発熱部の異常温度
上昇を防止する冷却装置24がそれぞれ設けられてい
る。なお、25は用紙搬送路17の排紙ローラ対20に
近接して設けられた排紙検出スイッチである。 【0014】しかして、図示しない複写釦を押すことに
よって感光体6が図中時計方向に回転し始め、また、こ
の動きに同期して原稿台2が往動するとともに感光体6
の周囲に配置された帯電器7、露光装置8、現像装置9
の動作に伴って感光体6上に原稿台に対応した現像剤像
が形成される。 【0015】また、この現像剤像の形成動作に同期して
コピー用紙Pが転写部に送り込まれ、上記現像剤像は転
写器10の働きによってコピー用紙Pに転写され、つい
で、剥離器11の働きによってコピー用紙Pが感光体6
から剥離され、用紙搬送路17を介してトレイ3側に搬
送される。そして、この搬送途上において、定着ローラ
対22により現像剤像の定着が行われることになる。 【0016】一方、現像剤像が転写された後の感光体6
の表面は、除電器12、クリーニング装置13、および
残像消去装置14に順次対向することにより清浄な状態
となり、再び帯電器7に対向する。 【0017】また、この間に原稿台2が往動して元の位
置に戻り1回の複写動作が完了する。このように構成さ
れた複写機は上記用紙搬送路17に略沿う線Lを境に上
下に2分割され、必要に応じて第2のユニットである上
部ユニット26を角度θをもって上方に回動変位させ第
1のユニットである下部ユニット28から離間できるよ
うになっている。そして、何らかの原因によってコピー
用紙Pが用紙搬送路17に詰まった場合に、用紙搬送路
17の大部分を解放でき、容易に詰まったコピー用紙P
を取り除くことができるようになっている。 【0018】感光体6は上部ユニット26側のフレーム
27,27に、転写器10、剥離器11は下部ユニット
28側のフレーム29,29にそれぞれ設けられてお
り、上部ユニット26の開閉動作に伴って感光体6と転
写器10、剥離器11との相対位置が変化する。しか
し、本考案においては転写器10と剥離器11を後述す
る帯電器であるコロナ放電装置30の第1,第2のコロ
ナ放電部によって形成することにより、上部ユニット2
6が下部ユニット28に重合された状態にあっては感光
体6と転写器10、剥離器11との間隔が常に所定の値
に保持されるようになっている。 【0019】次に、図2および図3を参照してコロナ放
電装置30を説明する。図中31は放電器本体であり、
この放電器本体31には2つのシールドケース32,3
2が並設されているとともにこれらシールドケース3
2,32内には放電ワイヤ33,33が張設されてお
り、転写器10としての第1のコロナ放電部と剥離器1
1としての第2のコロナ放電部を有したコロナ放電器3
4を構成している。 【0020】また、このコロナ放電器34の上記放電器
本体31の両端部下面には支持手段としての支持突起3
5,35が形成されていて、上記下部ユニット28のフ
レーム29,29にねじ止めされた固定部としての支持
部材36,36の凹所内に嵌入されるとともにこれらの
凹所内に嵌入された付勢手段としてのコイルばね(弾性
支持部材)37,37によって弾性的に支持されてい
る。そして、コロナ放電器34は上記感光体6に対して
接離する方向に揺動可能かつ常時感光体6側に付勢され
た状態となっている。 【0021】また、放電器本体31の両側上面四隅には
それぞれ支持腕38…が突設されている。これら支持腕
38…の上端面にはガイドローラ(第1の位置決め部)
39…が回転自在に軸支されている。そして、上部ユニ
ット26を下部ユニット28に重合した際には上部ユニ
ット26のフレーム27,27に取付けられた感光体6
の両端非画像形成部(第2の位置決め部)6a,6aと
ガイドローラ39…とが転接し、転写器10、剥離器1
1としての第1、第2のコロナ放電部を有したコロナ放
電器34の位置決めがなされる。 【0022】しかして、ガイドローラ39…の放電器本
体31に対する取付位置を所定の値に設定しておけば感
光体6の表面と転写器10、剥離器11としての第1、
第2のコロナ放電部の放電ワイヤ33,33の間隔は常
に一定に保たれ極めて安定したコロナ放電性能が得られ
ることになる。 【0023】なお、上記ガイドローラ39…は感光体6
の回転に従動し、放電ワイヤ33,33には図示しない
高圧電源部より可撓性の給電線を介して高電圧が適時印
加されるものである。 【0024】また、本発明は上記実施例に限らず、図4
ないし図13に示すように種々変形実施例可能である。
すなわち、図4に示すようにガイドローラ39が取付け
られた支持腕38…にそれぞれマイクロメータ機構40
を組込むことにより、それぞれのローラ39…の位置で
の放電ワイヤ33と感光体6との間隔を任意に調整でき
るようにし、コロナ放電の調整を極めて容易に行なえる
構成としてもよい。なお、マイクロメータ機構40でな
くともより簡単なねじ機構であっても同様の目的が達成
できる。 【0025】また、図5に示すようにコロナ放電器34
の位置決めは、直接感光体6の表面によらなくとも感光
体支持シャフト(支持部)41によってもよい。このよ
うに構成すればガイドローラ39…は不要となり感光体
6の表面の傷みもなくなる。 【0026】また、感光体支持シャフト(当接部)41
に当接する支持片42,42のシャフト当接部分(位置
決め部)42a,42aは自己潤滑性樹脂等で構成する
のが望ましい。また、シャフト当接部分42a,42a
には装着時にシャフト41が摺接しつつ挿入してもシャ
フト41の挿入がスムースに行なえるようにシャフト挿
入方向に沿った斜面部43がそれぞれ形成されている。 【0027】また、浮動のコロナ放電器34の支持部材
44,44は、複写機本体1の下面ベース45と一体の
フレーム29,29に掛止部44a,44aを掛止する
ことにより取付けるようにしてもよい。 【0028】また、図6に示すように支持片(位置決め
部)46,46を感光体6が取付けられる上部ユニット
26のフレーム(当接部)27,27に当接させること
により位置決めするようにしてもよい。 【0029】また、弾性支持部材としてのコイルばね3
7,37の一方を導電性材料で形成してその一端を端子
47,48を介して張設された放電ワイヤ33に電圧を
印加する一方の端子48に結合させ、他端部を高圧の電
源49の給電部分49aに圧接させることにより放電ワ
イヤ33への電圧印加を行なうようにしてもよい。この
場合には可撓性の給電線を介して放電ワイヤ33と電源
49とを連結した場合に生じるような給電線の繰返し曲
げによる早期損傷等がなく好ましいとともに部品の削減
が図れるものである。 【0030】また、弾性支持部材としてのコイルばね3
7,37によって常時感光体6側に付勢されているコロ
ナ放電器34の放電器本体31の両側面部に係合凹部5
0,50を形成して、それぞれ電源49および支持部材
44から延設された係止腕51,51の係止爪51a,
51aを係合させることによりコロナ放電器34の移動
量を規制して脱落を防止するようにしてもよい。 【0031】上記係止腕51,51をそれぞれ弾性を有
する合成樹脂等で形成することにより、係止腕51を弾
性的に開いてコロナ放電器34を挿入するだけで容易に
組立てられるようにし、しかもコロナ放電器34の上下
方向の動きを規制するだけでなく、横方向の規制も同時
に行えるようにしてもよい。 【0032】なお、上記電源49は周知の方法により直
流電源から必要な高電圧をつくりだすものである。ま
た、給電部材を兼用する弾性支持部材を導電性のコイル
ばねから構成したがこれに限らず、たとえば図7に示す
如く、それぞれ導電性板ばねからなる電源側給電体52
と帯電器側受電体53とから構成して上部ユニット26
を下部ユニット28上に重合した状態において接点部5
2a,52bを互いに圧接させるようにしてもよい。 【0033】また、図8に示すように電源側給電体52
と帯電器側受電体53との各接点部52a,53aを傾
斜状態として、圧接時に互いに摺接し合うようにし、摺
接の都度、接点部52a,53aが清掃されるようにし
て接触不良を防止するようにしてもよい。 【0034】さらに、図9および図9のXーX線に沿っ
て断面した図10に示すようにしてもよい。すなわち5
4はコロナ放電器34を支持する支持部材であり、この
内部には電源49が内蔵されており、それより発生され
た電圧は電源側給電体52に伝えられるようになってい
る。 【0035】上記支持部材54は弾性を有した樹脂等で
形成されその両端部には係止腕55,56がそれぞれ形
成されていて、下側の係止腕55,55の係止爪55
a,55aを複写機本体1の下面ベース45と一体のフ
レーム29,29に形成された係合孔57,57に係合
させることにより支持部材54をフレーム47,47に
固定する。 【0036】また、上側の係止腕56,56間にはコロ
ナ放電器34が設けられ、それぞれの係止爪56a,5
6aが支持片46,46の外側面に形成された係合凹部
50,50に係合されることにより上下、および横方向
の動きが規制されている。 【0037】また、図10に示すように支持部材54,
54の両端部にはストッパ部材58,58がそれぞれ一
体的に形成されていて、コロナ放電器34の図10中左
右方向への移動、および振れ回りを規制するようになっ
ている。 【0038】また、放電器本体31に両端部下面で係合
凹部50,50と対応する部分は係止腕56,56の係
止爪部56a,56aの斜面部と同様に斜面部59,5
9が形成されていて、放電器本体31の支持部材54へ
の組込みがワンタッチで行なえることになる。 【0039】コロナ放電器34の組込み後は、導電性板
ばねから形成された電源側給電体52と帯電器側受電体
53との接触時の反撥力および放電器本体31の下面に
形成された弾性片60,60と支持部材54との当接時
の反撥力によってコロナ放電器34が上方に押上げられ
る係止腕56,56の係止腕部56a,56aと係合凹
部50,50との係合によりコロナ放電器34が脱落す
ることがない。 【0040】なお、弾性片60,60は放電器本体31
と一体に樹脂で形成しても良いし、別部材で形成して取
付けても良く、さらには放電器本体31側でなく支持部
材54側に取付けてもよい。 【0041】しかして、上部ユニット26を閉じること
によりフレーム27,27が下降して放電器本体31の
位置決め部材46,46の上面に当接して押下げる。こ
れによってコロナ放電器34とフレーム27,27との
位置関係が決定される。 【0042】また、フレーム27,27と感光体6との
相対位置は予め決定されており、また端子48と47と
で放電ワイヤ33の高さは高さ決定部材(図示しない偏
心ねじ、その他の調整機構を含む)61,61によって
調整されているので、感光体6と放電ワイヤ33との間
隔は一定に保たれることになる。 【0043】また、図11に示す用にコロナ放電器34
の放電器本体31と支持部材54とを一体化してユニッ
ト化してもよい。そして、この放電ユニット62の両端
部に弾性を有したユニット支持部材63,63を形成し
てその先端部分をフレーム29,29に形成された係止
孔64,64に係合させることにより放電ユニット62
を弾性的に支持するようにしてもよい。 【0044】放電ユニット62は放電器本体31と支持
部材54とを一体で形成しても良いし、適宜最適の材料
で構成してまとめてもよい。このように同一ユニットに
コロナ放電器34、電源49、ユニット支持部材63を
具備すればユニットの調整が容易であるばかりか、組立
て、取付けにも簡便であり、複写機の組立、調整の工数
を大いに削減する効果を奏する。また、高電圧が通過す
る接点を無くせるものである。 【0045】なお、上述の他の実施例の説明において前
述の一実施例および前段の他の実施例の説明と同一部分
は符号を付して説明を省略する。その他、本発明は上記
一実施例に限らず、本発明の要旨を変えない範囲で種々
変形実施可能なことは勿論である。 【0046】 【発明の効果】本発明は以上説明したように、第2のユ
ニットが第1のユニットに対して閉じられているとき
は、コロナ放電器感光体との距離が自動的に一定とな
り、安定した帯電作用が可能となって良好な画像形成が
行える。 【0047】また、感光体が取り付けられた第2のユニ
ットを、用紙搬送路を境にして第1のユニットに対して
開放することで、第1のユニット側に設けられたコロナ
放電器が第2のユニットと第1のユニットとの間に形成
された空間に対して露出するため、前記空間部を利用し
コロナ放電器を挿脱することができる。したがって、
コロナ放電器を挿脱するための専用スペースをあらかじ
め確保する必要が無く、また、コロナ放電器を外部に露
出させるための引き出し機構等を必要とせず、構造が簡
単かつ安価で済む。 【0048】また、第2のユニットが第1のユニットに
対して開放されているときの感光体の移動方向と、コロ
ナ放電器の挿脱方向とを同じ方向としたから、コロナ放
電器の挿脱操作が容易に行えるといった効果を奏する。
【図面の簡単な説明】 【図1】本発明の一実施例を転写器と剥離器に適用した
複写機の概略的縦断正面図。 【図2】同じく要部の概略的縦断面側面図。 【図3】同じく概略的縦断正面図。 【図4】ガイドローラの位置を任意に変化させ得る位置
決め部材の変形例を示す斜視図。 【図5】本発明の第1の他の実施例を示すもので感光体
シャフトによって位置決めする例を示す概略的縦断正面
図。 【図6】本発明の第2の他の実施例を示すもので感光体
が取付けられるフレームによって位置決めする例を示す
概略的縦断正面図。 【図7】給電部分の変形例を示す分解斜視図。 【図8】給電部分の改良した接点部分を示す断面図。 【図9】本発明の第3の他の実施例を示すもので支持部
材内に高圧電源部を内蔵した例を示す概略的縦断正面
図。 【図10】図9のX−X線に沿う断面図。 【図11】本発明の第4の他の実施例を示すもので放電
器本体と支持部材を一体化した例を示す概略的縦断正面
図。 【符号の説明】 6…感光体、17…用紙搬送路、18、19、20…搬
送手段、26…第2のユニット(上部ユニット)、27
…第1の規制部材、28…第1のユニット(下部ユニッ
ト)、30(10、11)…コロナ放電器(コロナ放電
装置)、55、56、58…支持手段、52、53、6
0…付勢手段、56…第2の規制部材

Claims (1)

  1. (57)【特許請求の範囲】 1.第1のユニットと、 この第1のユニットに設けられ、用紙を搬送する搬送手
    段と、 この搬送手段による用紙搬送路を境にして前記第1のユ
    ニットに対して開閉自在に設けられた第2のユニット
    と、 この第2のユニットに一体的に取り付けられ前記第2の
    ユニットの前記第1のユニットに対する開閉動作に伴っ
    て移動する感光体と、 前記第1のユニット側に設けられ、前記第2のユニット
    を第1のユニットに対して閉じたとき前記感光体に対向
    し、前記第2のユニットを第1のユニットに対して開放
    したとき外部に対して露出する位置に設けられたコロナ
    放電器と、 前記第1のユニット側に設けられ、前記第2のユニット
    が前記第1のユニットに対して開放されているとき、前
    記第2のユニットと前記第1のユニットとによって形成
    された空間に対して前記感光体が移動する方向から前記
    コロナ放電器を挿脱自在に支持するとともに、前記コロ
    ナ放電器を移動可能に案内する案内手段と、 前記第1のユニット側に設けられ、前記コロナ放電器
    前記感光体に対して接離する方向に移動可能に付勢する
    付勢部材と、 前記第2のユニット側に設けられ前記感光体を固定的に
    支持するとともに、前記第2のユニットが前記第1のユ
    ニットに対して閉じられているときに、前記コロナ放電
    の一部と当接することによって、前記コロナ放電器
    前記感光体との距離が一定となるように前記コロナ放電
    の位置を規制する第1の規制部材と、 前記第1のユニット側に設けられ、前記第2のユニット
    が前記第1のユニットに対して開放されているとき、前
    記支持手段により支持されかつ前記付勢部材により付勢
    されている前記コロナ放電器の前記感光体方向への移動
    を前記コロナ放電器の両端部に係合することによって所
    定量以内に制限するとともに、前記支持手段に前記コロ
    ナ放電器が支持されていない状態のときには、前記第2
    のユニットと前記第1のユニットとによって形成された
    空間から前記支持手段方向への前記コロナ放電器の移動
    を許容する第2の規制部材と、 を具備したことを特徴とする画像形成装置。
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JPS58126544A (ja) * 1981-12-23 1983-07-28 Toshiba Corp 画像形成装置におけるコロナ放電装置

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