JPH0449632Y2 - - Google Patents

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JPH0449632Y2
JPH0449632Y2 JP1986194529U JP19452986U JPH0449632Y2 JP H0449632 Y2 JPH0449632 Y2 JP H0449632Y2 JP 1986194529 U JP1986194529 U JP 1986194529U JP 19452986 U JP19452986 U JP 19452986U JP H0449632 Y2 JPH0449632 Y2 JP H0449632Y2
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Description

【考案の詳細な説明】 〔概要〕 本考案は複写機、プリンタ、フアクシミリ等に
採用されるレーザプリンタ、静電プリンタ、
LEDプリンタ等で使用される乾式2成分系現像
剤の回収が容易に行われるようにすることを目的
としたもので、現像剤回収時にスクレーパの役割
を果たす可動部材と、可搬式現像剤回収容器とを
組合せ使用することにより目的の達成を図つてい
る。
〔産業上の利用分野〕
本考案はレーザプリンタ、静電プリンタ、
LEDプリンタ等で用いられる2成分系現像剤使
用現像器の現像剤回収機構に関するものである。
2成分系現像剤を用いる現像器においては、用
紙に転写、定着されるトナーと、該トナーを搬送
するためのキヤリヤとが用いられるが、トナーは
用紙に転写、定着することにより消費されるのに
対し、キヤリヤは繰り返し使用されるため、長期
間使用していると、キヤリヤが劣化して初期の搬
送能力が失われたり、キヤリヤが割れたりして印
字に悪影響を及ぼしている。
そこで、キヤリヤを適宜交換して常に良好な印
字品質を保つようにすることが必要で、このため
古い現像剤を容易に回収できるようにすることが
必要になる。具体的には、使い捨て方式以外の場
合、現像器を取り外して新しい現像剤が入つた現
像器と交換するか、または現像タンクの底から回
収容器に現像剤を回収することになる。本考案は
後者の回収方式の場合に適用されるものである。
〔従来の技術〕
第7図は従来の現像器の構造を示す正面図で、
図中、1は感光ドラム、2は現像器である。現像
器2は、トナーホツパ3に接続する現像タンク4
と、補給ローラ5と、攪拌ローラ6,7と、かき
上げローラ8と、マグネツトローラ9と、ドクタ
ーブレード10と、スクレーパ11と、底蓋4a
と、現像剤回収部12とを備えている。底蓋4a
は通常は実線の状態に位置決めされて現像タンク
4と現像剤回収部12の間をふさいでおり、現像
剤100はトナーホツパ3から補給される。補給
された現像剤100は、補給ローラ5により現像
タンク4内に供給されて攪拌ローラ6,7により
攪拌され、かき上げローラ8によりマグネツトロ
ーラ9の表面に導かれる。その後、現像剤100
はマグネツトローラ9により現像位置イに向け搬
送され、該現像位置イで感光ドラム1の表面に形
成されている潜像に対する現像が行われる。ドク
ターブレード10は、マグネツトローラ9により
搬送される現像剤100の穂高を規正する。現像
に寄与しなかつた現像剤100は、マグネツトロ
ーラ9に一端が当接するスクレーパ11によりか
き落とされ、攪拌ローラ6,7により攪拌されて
循環使用される。
長期間使用してキヤリヤが劣化した現像剤を回
収するときは、底蓋4aを鎖線で示すように開く
とともに、第8図に示すように、現像剤回収部1
2の底部13の回収口14に回収容器15を接続
し、この状態で各ローラを作動させる。これによ
り、マグネツトローラ9により搬送される現像剤
100は、すべてスクレーパ10によりかき落と
されて現像剤回収部12内に落下し、傾斜した底
部13上を辷り落ちて回収容器15に回収され
る。
〔考案が解決しようとする問題点〕
このような構成、作用を有する現像器において
は、回収容器着脱等の操作があるため、オペレー
タによる回収は困難でサービス員等の専門家の手
をわずらわすことになり、作業自身もかなり面倒
であつた。
〔問題点を解決するための手段〕
本考案は上述の問題点を解決することのできる
現像器の現像剤回収機構を提供するもので、その
原理を第1図に示す。
第1図において、21は現像器、22はこの現
像器21に設けられた現像剤回収機構である。
現像器21は、現像タンク23、マグネツトロ
ーラ24、及びスクレーパ25を備えており、現
像タンク23内には2成分系現像剤100が収納
されている。マグネツトローラ24は現像タンク
23内の現像剤100を現像位置まで搬送するた
めのもので、スクレーパ25は現像位置通過後に
マグネツトローラ24上の残留現像剤をかき落と
すためのものである。
現像剤回収機構22は、現像剤回収容器30と
可動部材31とより構成されている。この現像剤
回収容器30は、上端部32に所定サイズの開口
部33を有している。可動部材31は、板状先端
部34及び係合部35を有して現像タンク23に
支持され、実線で示すガイド位置ロと、鎖線で示
す回収位置ハとの間を回動可能である。また37
は参考に付記した感光ドラムである。
〔作用〕
可動部材31は通常はガイド位置に位置決めさ
れ、この状態で現像位置イにおいて現像が行われ
る。この場合、スクレーパ25によりマグネツト
ローラ24からかき落とされる現像剤は、可動部
材31により矢印で示す循環方向に案内される。
現像タンク23内の現像剤100を回収すると
きは、現像剤回収容器30を上端部32が係合部
35と係合した状態で押し上げる。これにより、
可動部材31は反時計方向に回動して回収位置に
位置決めされ、先端部34がスクレーパ25より
現像位置側でマグネツトローラ24に当接する。
従つて、この状態でマグネツトローラ24を回転
させると、現像タンク23内の現像剤100は
次々に該マグネツトローラ24により搬送され、
可動部材の先端部34によりかき落とされて開口
部33より現像剤回収容器30内に回収される。
すべての現像剤の回収を完了して現像剤回収容
器30を引き下ろすと、可動部材31は自重によ
りもとのガイド位置ロに復帰する。
〔実施例〕 以下、第2図乃至第6図に関連して本考案の実
施例を説明する。
第2図は本考案に係る現像器の現像剤回収機構
を示す正面図で、図中、21は現像器、22は現
像器21に設けられた現像剤回収機構である。
現像器21は、現像タンク23、マグネツトロ
ーラ24、スクレーパ25、かき上げローラ2
6、攪拌ローラ27、フイードローラ28及びド
クターブレード29を備えており、現像剤回収機
構22は、現像剤回収容器30と可動部材31と
より構成されている。この現像剤回収容器30
は、第4図に詳細に示すような可搬式のもので、
上端部32に所定サイズの開口部33を備えてい
る。可動部材31は、板状先端部34及び係合部
35を有し、現像タンク23の底部に丁番36を
介し支持されて実線で示すガイド位置ロと鎖線で
示す回収位置ハとの間を回動可能である。
現像タンク23に収納されている現像剤100
による現像要領は従来と同様なので詳細説明を省
略するが、現像時には可動部材31は実線のガイ
ド位置ロに位置決めされており、マグネツトロー
ラ24により搬送される現像剤100による現像
は、マグネツトローラ24が感光ドラム37と対
向する現像位置イで行われる。
現像後にマグネツトローラ24上に残留してい
る現像剤は、スクレーパ25により可動部材31
上にかき落とされ、該可動部材31上を辷り落ち
て循環使用される。すなわち、可動部材31はか
き落とされた現像剤を循環方向へ案内する役割を
果たす。現像タンク23内への現像剤補給は現像
タンク23に接続するホツパ38より行われる。
ホツパ38内に補給された現像剤は、フイードロ
ーラ28、攪拌ローラ27を経て現像タンク23
内に補給される。
長期間使用した現像剤を回収するときは、第3
図に示すように、上端部32を可動部材の係合部
35に係合させ、この状態で現像剤回収容器30
を押し上げる。これにより可動部材31が反時計
方向に回収位置ハまで回動し、先端部34がマグ
ネツトローラ24にスクレーパ25より現像位置
イ側で当接する。この状態でマグネツトローラ2
4を含む各ローラを回転させると、現像タンク2
3内の現像剤は逐次マグネツトローラ24により
搬送され、先端部34によりかき落とされて開口
部33より現像剤回収容器30内に回収される。
この場合のマグネツトローラ24を含む各ロー
ラの回転は、可動部材31が回収位置ハに位置決
めされたこと(現像剤回収容器30が完全に押し
上げられたこと)を検出するマイクロスイツチを
設けて、該スイツチからの信号により自動的に行
わせるようにすることができる。具体的には、例
えば、現像剤回収容器30に突出部39を設ける
とともに、該現像剤回収容器が完全に押し上げら
れたときに、第5図に示すように、該突出部39
と係合するマイクロスイツチ40を設ければ良
い。回収完了は、オペレータに自動的に指示する
ことができる。すなわち、例えば、レベルセンサ
あるいは時間監視で現像剤がなくなつたことを検
知し、これにより例えば操作盤に表示あるいはラ
ンプ点滅させるようにすれば良く、この指示によ
り、オペレータは各ローラの回転を停止させる。
回収完了後に現像剤回収容器30を引き下ろす
と、可動部材31は自重によりもとのガイド位置
ロに復帰する。そして、その後新しい現像剤を補
給することにより現像態勢が完了する。
なお、第6図に示すように現像剤回収容器30
に蓋41を開閉可能に取りつけておき、回収作業
時には該蓋41を開き、回収を完了して容器を引
き下ろしたときに該蓋41を閉じるようにすれ
ば、回収完了後の現像剤回収容器30を持ち運ぶ
際に現像剤がこぼれるのを防止することができ
る。
〔考案の効果〕
以上述べたように、本考案によれば、オペレー
タが手を汚さずに容易に現像剤を回収することが
できる。また、現像剤回収容器の昇降動作により
可動部材開閉をワンタツチで行うようになつてお
り、格別な駆動手段を必要としないため、構成は
簡単になる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の原理図、第2図は本考案の実
施例の現像器の現像剤回収機構を示す正面図、第
3図は現像剤回収要領説明図、第4図は同現像剤
回収容器を示す斜視図、第5図は同回収完了検出
手段説明図、第6図は同蓋付現像剤回収容器を示
す斜視図、第7図は従来の現像器の構造を示す正
面図、第8図は第7図の現像器の現像剤回収要領
説明図で、 図中、21は現像器、22は現像剤回収機構、
23は現像タンク、24はマグネツトローラ、2
5はスクレーパ、30は現像剤回収容器、31は
可動部材、32は上端部、33は開口部、34は
板状先端部、35は係合部、100は2成分系現
像剤である。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 2成分系現像剤を収納する現像タンク23と、 前記現像タンク内の現像剤を現像位置に搬送す
    るマグネツトローラ24と、 現像位置通過後に前記マグネツトローラ上の残
    留現像剤をかき落とすスクレーパ25とを備えた
    現像器において、 上端部32に開口部33を有する現像剤回収容
    器30を設けるとともに、 前記現像タンクに、板状先端部34を有する可
    動部材31を、前記スクレーパにより前記マグネ
    ツトローラからかき落とされる現像剤を循環方向
    へ案内するガイド位置と、前記マグネツトローラ
    に前記先端部が前記スクレーパより現像位置側で
    当接する回収位置との間を回動可能に支持させて
    なり、 前記可動部材には、前記現像剤回収容器の上端
    部と係合可能な係合部35が設けられ、 前記開口部の大きさは、前記現像剤回収容器を
    その上端部が前記係合部と係合した状態で押し上
    げることにより前記可動部材が回収位置に位置決
    めされたときに、前記可動部材の先端部によりか
    き落とされる現像剤を回収可能なように設定され
    たことを特徴とする現像器の現像剤回収機構。
JP1986194529U 1986-12-19 1986-12-19 Expired JPH0449632Y2 (ja)

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JP2007333879A (ja) * 2006-06-13 2007-12-27 Mitsubishi Heavy Ind Ltd 電子写真印刷装置の現像装置、非画線部トナー除去装置、これらを用いた電子写真印刷装置、電子写真印刷方法および板ガラスまたはセラミック板の製造方法

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