JP2007333879A - 電子写真印刷装置の現像装置、非画線部トナー除去装置、これらを用いた電子写真印刷装置、電子写真印刷方法および板ガラスまたはセラミック板の製造方法 - Google Patents

電子写真印刷装置の現像装置、非画線部トナー除去装置、これらを用いた電子写真印刷装置、電子写真印刷方法および板ガラスまたはセラミック板の製造方法 Download PDF

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Abstract

【課題】 安定した性能を発揮し、印刷品質を向上させ得る電子写真印刷装置の現像装置を提供すること。
【解決手段】 キャリヤとキャリヤに接触帯電させられるトナーとを攪拌搬送する少なくとも1本の攪拌・搬送ローラ27を有する供給経路37と、供給経路37の感光体3側に設置され、キャリヤを吸着して周回移動する外表面47を有し、キャリヤに付着したトナーを供給位置にて感光体3の静電潜像に供給する現像ローラ25と、を備えている電子写真印刷装置1の現像装置5であって、外表面47の移動方向における供給位置よりも下流側位置で、外表面47からキャリヤを回収する回収部と、回収部で回収されたキャリヤを搬送し、供給経路37に循環供給する回収経路39と、回収経路39に備えられ、回収経路39で搬送されるキャリヤとトナーとの比率を所定値に調整するトナー濃度調整装置35と、が備えられている。
【選択図】 図2

Description

本発明は、電子写真印刷装置の現像装置、非画線部トナー除去装置、これらを用いた電子写真印刷装置、電子写真印刷方法および板ガラスまたはセラミック板の製造方法に関する。
従来、電子写真印刷装置においては、一様に帯電された感光体にレーザやLED(Light Emitting Diode)等の光源から光を当て、光が当る画線部を除電させて感光体に静電潜像を形成し、画線部に感光体の帯電極性と同極性に帯電したトナーを付着させ、画像を形成している。
トナーを感光体に付着させる方法として、例えば、特許文献1および特許文献2に示される2成分現像方式が知られている。2成分現像方式は,多極磁石で構成される現像ローラ(マグネットローラ)上で磁力により磁性粒子であるキャリヤ(粒径40〜120μm)の磁気ブラシを形成し,このブラシで感光体表面を擦ることでキャリヤ表面に付着しているトナー(粒径6〜20μm)を感光体上に現像する方法である。
これらは、現像装置内で、トナーとキャリヤとを一定の比率(TC比)で混合した現像剤を攪拌搬送させ、その間にトナーは接触帯電させられ、その静電気力によってキャリヤに付着させられる。このキャリヤを磁力によってマグネットローラ全面に付着させ、規制ブレードの隙間によって付着量を一定とし、感光体と現像ローラ間に形成された隙間に供給し感光体に擦りつける。
このとき、感光体には、画像データに応じた静電潜像が形成されており、帯電されたトナーとの電位差により生じる静電気力を利用して、画線部ではキャリヤからトナーが引き剥がされ感光体側に付着させられ、非画線部では反発力で感光体にトナーが付着しないようにされる。
このようにして、感光体上には静電潜像に応じたトナー像(画像)が形成される。
画線部でトナーが引き剥がされたキャリヤは、現像装置内に戻され、外部から補給されたトナーとともに再び現像に用いられる。このような構成に用いられる現像剤は、安定したトナー画像を形成するために一定のトナー量(トナー濃度)と静電潜像の電位に応じて付着するための帯電量を維持する必要がある。
トナーの濃度は現像で消費したトナーと補給トナーとの分布、トナーの帯電量はキャリヤとトナーとの混合時の摩擦により決定されるので、現像装置はトナーとキャリヤからなる現像剤の撹拌を充分に行って、トナー濃度分布を均一にするとともに、トナーに付与する帯電量を飽和させて、トナー画像の安定化を行っている。
また、現像領域では、キャリヤが感光体にこすり付けられ、あるいはキャリヤ同士が擦れあうため、キャリヤ表面に静電気力で付着したトナーがキャリヤから脱落し、あるいは、帯電量が十分でないトナーがキャリヤから脱落し、感光体の非画線部にもトナーが付着する、いわゆる「地かぶり」が発生する。
この地かぶりトナーをマグネットローラに磁力で吸着したキャリヤで除去するものが提案されている。
特開平3−194572号公報 特開平5−134540号公報
しかしながら、特許文献1および特許文献2に示されるものを、広幅(大型)の装置で適用すると現像剤のトナー濃度変動が大きくなり、均一な画像膜厚が得られないという問題があった。
例えば、従来の現像装置201として、図12〜図14に示される構造のものが考えられる。
図12は現像装置201の縦断面図、図13は平面図である。現像装置201には、板羽根のついた攪拌ローラ202と、スクリュー羽根のついた撹拌搬送ローラ203,204と、磁石を内蔵した現像ローラ205と、現像容器206と、トナーを補給するトナー補給装置207とが備えられている。
現像容器206の形状および各ローラの形状や配置によって、図中の太い矢印で示す大きな循環流209と小さい矢印で示す供給撹拌に関わる流れ210a〜210eが形成される。
ここで、トナー濃度の均一性が求められるのは、現像ローラ205と感光体200との間に形成される現像ギャップ211に供給される現像剤210aである。この現像剤210aは、使用済の現像剤210bと循環流によって供給される濃度調整された現像剤210cとが混合され、規制ブレード212によって一定の膜厚に形成されたものである。
従って、現像ギャップ211に供給される現像剤210aは適正に調整された直後の現像剤に比べてトナー濃度が低くなりやすい。
さらに、濃度調整された現像剤210cは現像剤の大きな循環流209に沿って供給されるが、循環流209の上流側のC地点と下流側のD地点とでは、下流側のD地点のトナー濃度が低くなる。
すなわち、濃度調整されたフレッシュな現像剤の流入口はC地点のみであり、D地点にたどり着くまでには、画像部でトナーを消費した使用済の現像剤210bとの混合と現像領域への再供給を繰り返すため、濃度低下が生じてしまう。特に、現像装置201が広幅になればなるほど、この現像剤循環流209の入口であるC地点と出口であるD地点との濃度変動は顕著になる。
また、トナー補給の応答性に依存して、トナー濃度が変動したり、トナー帯電性が不十分になるという問題も広幅の装置に適用する場合には影響が大きくなる。
まず、トナー濃度センサ208によってトナー濃度低下を検知した場合、トナー補給装置207によってトナー補給を行うが、適正な濃度に調整された現像剤が現像ギャップ211に供給されるまでに時間遅れが生じてしまい、局所的で短時間の濃度変動には対応できない。
使用済の現像剤210bのトナー濃度は、印刷する画像の種類によって異なる。すなわち、白地印刷(印刷しない)部214ではトナー濃度低下はほとんどない(地かぶり相当程度である)が、全面にトナーが必要となるベタ画像部213では大量のトナーが消費され、顕著なトナー濃度低下が生じる。
具体的に、図14に示すようなC地点側の半分がベタ画像部213で、D地点側の半分が白地印刷部214である感光体200へトナーを供給する場合を例にして説明する。
使用済み現像剤210bに含まれるトナー濃度について、白地印刷部214に近い部分210b−2では、その上流側の部分210b−1の現像剤がベタ画像部213に供給され、繰り返しトナーを消費された状態で送り込まれてくるので、トナー濃度の低下は顕著である。しかし、この時点でトナー濃度センサ208に送り込まれる現像剤は、白地印刷部214を通過してきたものが循環流209によって送り込まれたものであるため、トナー濃度の低下は検知されずトナー濃度調整動作は行われない。
仮に、部分210b−2のトナー濃度低下が生じた時点で、トナー補給装置207から補充用のトナーが供給されたとしても、循環流209によってベタ画像部213に送り込まれるまでには時間遅れが生じるため、循環流209の上流側に近いベタ画像部213aとそれより下流側のベタ画像部213bとでは、下流側のベタ画像部213bの膜厚が薄くなってしまう。
また、このトナー濃度制御の応答性を早めるために、トナー搬送速度やトナー供給位置を調整し、補充用のトナーを供給してから現像領域に到達するまでの時間を短くすると、補充したトナーとキャリヤとを撹拌する時間も短くなるために、トナーの帯電量が不十分となる。そのために感光体200へ付着するトナーの膜厚(画像膜厚)が変動する、更には地かぶりが発生しやすくなるなど、トナー濃度の応答性を高めることとトレードオフとなる弊害が発生するため、トナー濃度制御の応答性の向上には限界がある。
上記した濃度変動に伴う画像膜厚の変動は、市販プリンタのように、小サイズ(巾が狭い)でしかも文字情報を目で判読する用途で使用される場合には、重大なクレームにはならないが、産業用途のように巾が1mを超える現像装置が必要となり、かつ、印刷対象も導電性パターンなどで膜厚精度が重要となる用途では重大な欠陥となる。
なお、従来の現像装置では、供給経路はトナー帯電と巾方向均一供給の2つの機能の両立が必要であり、トナー毎に適正化するために、撹拌搬送ローラのスクリュー羽根の形状や角度、ピッチ、ローラの速度などを実験的に(カットアンドトライ)繰り返して適正化していた。このため、開発費が嵩み、小ロットかつ大型の装置開発には大きな負担となっていた。
また、地かぶりトナーがマグネットローラで循環してキャリヤによって除去されるものでは、除去したトナーがキャリヤに蓄積され、それが感光体に再度転写される恐れがある、すなわち、印刷品質が悪化するという問題があった。
本発明は、上記事情に鑑みて成されたものであり、産業用の生産設備として必要となる広幅でかつ均一な画像膜厚の形成に対応できる電子写真印刷装置の現像装置、非画線部トナー除去装置およびこれらを用いた電子写真印刷装置を提供することを目的とする。
上記課題を解決するために、本発明は以下の手段を採用する。
すなわち、本発明にかかる電子写真印刷装置の現像装置は、キャリヤと該キャリヤに接触帯電させられるトナーとを攪拌搬送する少なくとも1本の搬送ローラを有する供給経路と、該供給経路の感光体側に設置され、前記キャリヤを吸着して周回移動する供給表面を有し、前記キャリヤに付着した前記トナーを供給位置にて前記感光体の静電潜像に供給する現像部材と、を備えている電子写真印刷装置の現像装置であって、前記供給表面の移動方向における前記供給位置よりも下流側位置で、前記供給表面から前記キャリヤを回収する回収部と、該回収部で回収された前記キャリヤを搬送し、前記供給経路に循環供給する回収経路と、該回収経路に備えられ、該回収経路で搬送される前記キャリヤと前記トナーとの比率を所定値に調整するトナー濃度調整手段と、が備えられていることを特徴とする。
本発明によれば、感光体にトナーを供給してトナー量が減少したキャリヤは、感光体への供給位置よりも下流側位置に設けられた回収部において、供給表面より回収経路へ回収される。
回収部で回収されたキャリヤは、回収経路を搬送される間にトナー濃度調整手段によってキャリヤとトナーとの比率を所定値に調整される、言い換えると、感光体に転移されたトナーに見合うトナーを補給される。
キャリヤとトナーとの比率を所定値に調整された状態で、キャリヤは回収経路から供給経路に再度供給され、攪拌搬送されることになる。
このように、感光体にトナーを供給してトナー量が減少したキャリヤが直接キャリヤの供給経路に戻されることはないので、供給表面の近傍におけるトナー濃度の低減等の変動を防止することができる。
また、キャリヤは、トナー濃度調整手段によって所定のトナー濃度に調整された状態で供給経路に供給されるので、供給経路で搬送される間にトナーとキャリヤとを十分に攪拌することができ、トナーを十分に帯電させることができる。
これらにより、所定の帯電量を有し、かつ、濃度変動のない状態のトナーが現像装置から感光体へ供給されるので、たとえ広幅の製品に対しても安定した性能を発揮し、均一な画像膜厚を形成することができる。
特に、工業製品で導電性のパターンなどを形成する場合に有効である。
また、本発明にかかる電子写真印刷装置の現像装置では、前記回収経路では、前記キャリヤおよびトナーを攪拌しつつ搬送することを特徴とする。
このように、回収経路では、キャリヤおよびトナーを攪拌しつつ搬送するので、供給経路に供給する前からトナーを接触帯電させることができる。
これにより、トナーの所定の帯電を確実に行うことができる。従って回収経路でトナー帯電を行い、供給経路は巾方向均一供給に特化すれば良いという機能分離が可能となるので、装置の機能設計の容易化によって開発コストを低減できる。
また、本発明にかかる電子写真印刷装置の現像装置では、前記回収部には、前記供給表面に当接されて前記キャリヤを擦り取るブレードが備えられていることを特徴とする。
このように、回収部には、供給表面に当接されてキャリヤを擦り取るブレードが備えられているので、感光体にトナーを供給してトナー量が減少したキャリヤを供給表面から確実に回収経路に回収することができる。
また、本発明にかかる電子写真印刷装置の現像装置では、前記トナー濃度調整装置には、トナー濃度を測定するトナー濃度測定手段と、トナーを補給するトナー補給手段とが備えられていることを特徴とする。
本発明によれば、トナー濃度測定手段によって回収経路を搬送されるキャリヤに含まれるトナーの濃度を測定し、所定濃度とするのに必要なトナー量を算出する。算出された量のトナーをトナー補給手段によって補給する。
このようにすると、回収経路を搬送されるキャリヤとトナーとの比率を確実に所定値に維持することができる。
また、本発明にかかる電子写真印刷装置の現像装置では、前記回収経路が幅方向に複数に分割されていることを特徴とする。
このように、回収経路が幅方向に複数に分割されているので、分割された部分毎にトナー濃度調整装置が備えられていることになる。
各トナー濃度調整装置は対象とする調整範囲が小さくなるので、濃度調整の精度を向上させることができる。
これにより、一層濃度変動のない状態のトナーが現像装置から感光体へ供給されるので、安定した性能を発揮し、印刷品質を向上させることができる。
また、分割された部分毎にトナーを撹拌搬送するので、トナーへのストレスを小さくし、トナーの耐久性を向上できる。
つまり、大量のトナーを単独の経路で搬送する場合、トナーの上にトナーが重なり下側のトナーが圧縮されてトナー凝集し、トナー流動性が低下するなどの経時劣化が発生しやすいが、現像装置の巾に応じて分割し、搬送する量を一定に保つことで、現像装置の巾が大きくなっても、トナーの耐久性を巾の狭い現像装置と同等に保つことができ、耐久性の設計・管理が容易になる。
さらに、分割されたサイズを基準のサイズとすることで、その整数倍の巾の装置であれば、部品の共通化により設計開発のコストを低くできる。
また、本発明にかかる電子写真印刷装置の非画線部トナー除去装置は、感光体の画線部を構成する静電潜像にトナーを供給する現像装置の下流側に設置され、除去キャリヤを搬送するキャリヤ供給経路と、該除去キャリヤ供給経路の感光体側に設置され、前記除去キャリヤを吸着して周回移動する除去表面を有し、前記除去キャリヤを用いて前記感光体の非画線部に付着したトナーを除去位置で除去する除去部材と、を備えている電子写真印刷装置の非画線部トナー除去装置であって、前記除去表面の移動方向における前記除去位置よりも下流側位置で、前記除去表面から前記除去キャリヤを回収する除去キャリヤ回収部と、該除去キャリヤ回収部で回収された前記除去キャリヤを搬送し、前記キャリヤ供給経路に循環供給する除去キャリヤ回収経路と、該除去キャリヤ回収経路に備えられ、該除去キャリヤ回収経路で搬送される前記除去キャリヤから回収されたトナーを除去するキャリヤ洗浄手段と、が備えられていることを特徴とする。
本発明によれば、除去部材の除去表面に吸着されて感光体の非画線部に付着した地かぶりトナーを除去した除去キャリヤは、除去位置よりも下流側位置に設けられた除去キャリヤ回収部において、除去表面より除去キャリヤ回収経路へ回収される。
除去キャリヤ回収部で回収された除去キャリヤは、除去キャリヤ回収経路を搬送される間にキャリヤ洗浄手段によって付着したトナーを除去され、キャリヤ供給経路へ再度供給されることになる。
このように、地かぶりトナーを除去した除去キャリヤは、キャリヤ洗浄手段によって付着したトナーを除去された後、キャリヤ供給経路へ循環供給されるので、除去キャリヤはトナーが付着していない状態で感光体に接近することとなり、除去キャリヤから感光体にトナーが再度転写されることを確実に防止することができる。
また、これにより、地かぶりトナーの除去が安定し、かつ、確実に行えるので、印刷品質を向上させることができる。
特に、工業製品で導電性のパターンなどを形成する場合に有効である。
また、本発明にかかる電子写真印刷装置では、前記除去キャリヤ回収部には、前記除去表面に当接されて前記除去キャリヤを擦り取る除去ブレードが備えられていることを特徴とする。
このように、除去キャリヤ回収部には、除去表面に当接されて除去キャリヤを擦り取る除去ブレードが備えられているので、トナーが付着した除去キャリヤを除去表面から確実に除去キャリヤ回収経路に回収することができる。
また、本発明にかかる電子写真印刷装置は、請求項1から請求項5のいずれかに記載された現像装置を用いていることを特徴とする。
本発明にかかる電子写真印刷装置によれば、所定の帯電量を有し、かつ、濃度変動のない状態のトナーを感光体へ供給できる現像装置を用いているので、安定した性能を発揮し、印刷品質を向上させることができる。
特に、工業製品で導電性のパターンなどを形成する場合に有効である。
また、本発明にかかる電子写真印刷装置は、請求項6または請求項7に記載された非画線部トナー除去装置を用いていることを特徴とする。
本発明にかかる電子写真印刷装置によれば、地かぶりトナーの除去が安定し、かつ、確実に行える非画線部トナー除去装置を用いているので、印刷物の地かぶりを防止し、高い印刷品質を保つことができる。
特に、工業製品で導電性のパターンなどを形成する場合に有効である。
また、本発明にかかる電子写真印刷装置は、請求項1から請求項5のいずれかに記載された現像装置および請求項6または請求項7に記載された非画線部トナー除去装置を用いていることを特徴とする。
本発明にかかる電子写真印刷装置によれば、所定の帯電量を有し、かつ、濃度変動のない状態のトナーを感光体へ供給できる現像装置および地かぶりトナーの除去が安定し、かつ、確実に行える非画線部トナー除去装置を用いているので、安定した性能を発揮し、印刷物の地かぶりを防止し、印刷品質を向上させることができる。
特に、工業製品で導電性のパターンなどを形成する場合に有効である。
本発明にかかる電子写真印刷方法によれば、キャリヤと該キャリヤに接触帯電させられるトナーとを少なくとも1本の搬送ローラによって撹拌搬送する撹拌搬送工程と、周回移動する供給表面を有する現像部材によって、該撹拌搬送工程で搬送される前記キャリヤを吸着し、前記キャリヤに付着した前記トナーを供給位置にて前記感光体の静電潜像に供給する供給工程と、を備える電子写真印刷方法であって、前記供給表面の移動方向における前記供給位置よりも下流側位置で、前記供給表面から前記キャリヤを回収する回収工程と、該回収工程で回収された前記キャリヤを搬送し、前記供給経路に循環供給する循環供給工程と、該循環供給工程で搬送される前記キャリヤと前記トナーとの比率を所定値に調整するトナー濃度調整工程と、を備えることを特徴とする。
本発明の電子写真印刷方法によれば、感光体にトナーを供給してトナー量が減少したキャリヤは、感光体への供給位置よりも下流側位置において、供給表面より回収され、供給経路に循環供給される。
回収部で回収されたキャリヤは、循環供給される際に、キャリヤとトナーとの比率を所定値に調整される、言い換えると、感光体に転移されたトナーに見合うトナーを補給される。
このように、感光体にトナーを供給してトナー量が減少したキャリヤが直接キャリヤの供給経路に戻されることはないので、供給表面の近傍におけるトナー濃度の低減等の変動を防止することができる。
また、回収されたキャリヤは、キャリヤとトナーとの比率を所定値に調整された状態で供給経路に供給されるので、供給経路で搬送される間にトナーとキャリヤとを十分に攪拌することができ、トナーを十分に帯電させることができる。
これらにより、所定の帯電量を有し、かつ、濃度変動のない状態のトナーが感光体へ供給されるので、たとえ広幅の製品に対しても安定した性能を発揮し、均一な画像膜厚を形成することができる。
本発明にかかる板ガラスまたはセラミック板の製造方法によれば、キャリヤと該キャリヤに接触帯電させられるトナーとを少なくとも1本の搬送ローラによって撹拌搬送する撹拌搬送ステップと、周回移動する供給表面を有する現像部材によって、該撹拌搬送工程で搬送される前記キャリヤを吸着し、前記キャリヤに付着した前記トナーを供給位置にて前記感光体の静電潜像に供給する供給ステップと、を備える電子写真印刷装置により、板ガラスまたはセラミック板にパターンを形成する板ガラスまたはセラミック板の製造方法であって、前記供給位置を通過した前記供給表面から前記キャリヤを回収する回収ステップと、該回収ステップで回収された前記キャリヤを搬送し、前記供給経路に循環供給する循環供給ステップと、該循環供給ステップで搬送される前記キャリヤと前記トナーとの比率を所定値に調整するトナー濃度調整ステップと、を有することを特徴とする。
本発明によれば、感光体にトナーを供給してトナー量が減少したキャリヤは、感光体への供給位置よりも下流側位置において、供給表面より回収され、供給経路に循環供給される。
回収部で回収されたキャリヤは、循環供給される際に、キャリヤとトナーとの比率を所定値に調整される、言い換えると、感光体に転移されたトナーに見合うトナーを補給される。
このように、感光体にトナーを供給してトナー量が減少したキャリヤが直接キャリヤの供給経路に戻されることはないので、供給表面の近傍におけるトナー濃度の低減等の変動を防止することができる。
また、回収されたキャリヤは、キャリヤとトナーとの比率を所定値に調整された状態で供給経路に供給されるので、供給経路で搬送される間にトナーとキャリヤとを十分に攪拌することができ、トナーを十分に帯電させることができる。
これらにより、所定の帯電量を有し、かつ、濃度変動のない状態のトナーが現像装置から感光体へ供給されるので、たとえ広幅の製品に対しても安定した性能を発揮し、均一な画像膜厚を形成することができる。
したがって、印刷対象の巾が広くなっても、感光体の静電潜像に供給されるキャリヤとトナーの比率が場所や時間、画像のパターンによらず常に一定に保たれ、膜厚精度の高いパターンが形成された板ガラスまたはセラミック板を得ることができる。
このように、膜厚精度の高いパターンが形成された板ガラスまたはセラミック板が得られるので、特に、導電性のパターンで電気回路を形成する場合、電気信号特性や発熱特性などのばらつきが少ない高品質の製造物を得ることができる。
本発明にかかる電子写真印刷法によれば、感光体の画線部を構成する静電潜像にトナーを供給する現像装置の下流側に向けて除去キャリヤを搬送する除去キャリヤ供給工程と、周回移動する除去表面を有する除去部材によって該除去キャリヤ供給工程で搬送される前記除去キャリヤを吸着し、前記除去キャリヤを用いて除去位置にて前記感光体の非画線部に付着したトナーを除去位置で除去する除去工程と、を備えている電子写真印刷方法であって、前記除去位置を通過した前記除去表面から前記除去キャリヤを回収する除去キャリヤ回収工程と、該除去キャリヤ回収工程で回収された前記除去キャリヤを搬送し、前記除去キャリヤ供給経路に循環供給する除去キャリヤ循環供給工程と、該除去キャリヤ循環供給工程で搬送される前記除去キャリヤから前記トナーを除去するキャリヤ洗浄工程と、を備えること特徴とする。
本発明によれば、感光体の非画線部に付着したトナーを除去した除去キャリヤは、除去表面から回収され、付着したトナーを除去され、再度供給されることになるので、除去キャリヤはトナーが付着していない状態で感光体に接近することとなり、除去キャリヤから感光体にトナーが再度転写されることを確実に防止することができる。
また、これにより、地かぶりトナーの除去が安定し、かつ、確実に行えるので、高い印刷品質を保つことができる。
本発明にかかる板ガラスまたはセラミック板の製造方法によれば、感光体の画線部を構成する静電潜像にトナーを供給する現像装置の下流側に向けて除去キャリヤを搬送する除去キャリヤ供給ステップと、周回移動する除去表面を有する除去部材によって該除去キャリヤ供給工程で搬送される前記除去キャリヤを吸着し、前記除去キャリヤを用いて除去位置にて前記感光体の非画線部に付着したトナーを除去位置で除去する除去ステップと、を備える電子写真印刷装置により、板ガラスまたはセラミック板にパターンを形成する板ガラスまたはセラミック板の製造方法であって、前記除去位置を通過した前記除去表面から前記除去キャリヤを回収する除去キャリヤ回収ステップと、該除去キャリヤ回収工程で回収された前記除去キャリヤを搬送し、前記除去キャリヤ供給経路に循環供給する除去キャリヤ循環供給ステップと、該除去キャリヤ循環供給ステップで搬送される前記除去キャリヤから前記トナーを除去するキャリヤ洗浄ステップと、を備えること特徴とする。
本発明によれば、感光体の非画線部に付着したトナーを除去した除去キャリヤは、除去表面から回収され、付着したトナーを除去され、再度供給されることになるので、除去キャリヤはトナーが付着していない状態で感光体に接近することとなり、除去キャリヤから感光体にトナーが再度転写されることを確実に防止することができる。
したがって、除去キャリヤに付着したトナーが、感光体に転写しないようにできるので、地かぶりのないパターンが形成された板ガラスまたはセラミック板を得ることができる。
このように、地かぶりのないパターンが形成された板ガラスまたはセラミック板が得られるので、特に、導電性のパターンで電気回路を形成する場合、電気的なノイズや耐圧などの機能劣化が少ない高品質の製造物を得ることができる。
本発明によれば、所定の帯電量を有し、かつ、濃度変動のない状態のトナーが感光体へ供給されるので、たとえ広幅の製品に対しても安定した性能を発揮し、均一な画像膜厚を形成することができる。
また、地かぶりトナーの除去が安定し、かつ、確実に行えるので、印刷品質を向上させることができる。
以下、本発明の一実施形態にかかる電子写真印刷装置1について、図1から図5を参照して説明する。
図1は、本実施形態に係る電子写真印刷装置1の全体概略構成を説明する模式図である。
この電子写真印刷装置1は、ガラス板(板ガラス)Gの上に所定形状の導電性のパターン(金属配線)を印刷するものである。
電子写真印刷装置1には、感光体3と、現像装置5と、非画線部トナー除去装置7と、クリーニング装置9と、除電装置11と、帯電装置13と、露光装置15と、第一中間体17と、第二中間体19と、ガイドローラ21とが備えられている。
感光体3は、略円柱状に形成され、その中心軸線回りに回転駆動されるように配置されている。
感光体3の表面は、有機感光体(OPC)で形成されている。なお、感光体3の表面は、アモルファスシリコン(a−Si)で構成されていてもよい。
感光体3の回りには、回転方向に向かって現像装置5、非画線部トナー除去装置7、第一中間体17、クリーニング装置9、除電装置11、帯電装置13および露光装置15が、配置されている。
現像装置5は、トナーとキャリヤとからなる2成分現像剤の内、トナーを感光体3に供給するものである。
本実施形態において用いられるトナーは、銀の粉とガラスの粉とを樹脂に練り込み、細かく粉砕したものである。樹脂としてはスチレンやスチレンアクリルなどを例示でき、粉砕後の大きさとしては直径が10μmから20μm程度のものを例示できる。
また、トナーには静電付与剤が混ぜられていることが望ましい。ガラスの粉は、トナーをガラス板Gに固定する接着剤の働きを示すものである。
キャリヤは、フェライトや鉄などの強磁性体をコア材とし、表面を樹脂でコーティングした磁性材料を用いる。
本実施形態で用いる2成分現像剤にはトナーがキャリヤに対して約6wt%混合されている。
トナーはキャリヤと攪拌されることによって接触帯電し、その静電気力によりキャリヤに付着する。
図2は、現像装置5の全体概略構成を示す模式図である。
現像装置5には、筐体23と、現像ローラ25、スクリュー羽根、等を有した複数の撹拌・搬送ローラ(搬送ローラ)27と、スクリュー形状あるいはパドル形状等をした複数の回収ローラ33と、トナー濃度調整装置35とが備えられている。
筐体23は、上下2段に区分けされている。筐体23の上段区画は、感光体3側から順に現像ローラ25、撹拌・搬送ローラ27が配置され、供給経路37を形成している。
現像ローラ25および撹拌・搬送ローラ27は、その軸線中心が感光体3の軸線中心と略平行になるように取り付けられている。
図3は、現像ローラ25の内部構成を説明する横断面図である。
現像ローラ25は、いわゆる、マグネットローラであり、供給経路37の感光体3側端部に供給経路37から感光体3側に突出するように配置されている。
現像ローラ25は、図3に示すように、外周側に配置される略円筒状のスリーブ41と、スリーブ41内に配置される磁力形成部43と、から概略構成されている。
スリーブ41は、磁力形成部43に回転可能に取り付けられ、図示しない駆動源によって磁力形成部43の周りを回転されるように構成されている。
磁力形成部43には、図3に示されるように軸線方向に沿って延設された複数の永久磁石45が周方向に間隔を空けて設けられている。
複数の永久磁石45は、磁力形成部43の横断面において時計回りに略7時半から3時の間に配置されている。
スリーブ41は、永久磁石45の磁力によって、その外表面(供給表面)47にキャリヤを吸着して反時計回りに回転するように構成されている。
スリーブ41には、所定の負の電圧、例えば、約−800Vが印加されるように構成されている。
スリーブ41が略7時の位置Aに至ると、永久磁石45の磁力がキャリヤに作用しなくなるので、キャリヤはスリーブ41に保持されなくなり、重力によって下方へ落下するように構成されている。すなわち、本発明にいう回収部が形成されている。
供給経路37の感光体3側端部には、先端が位置A近辺にて、スリーブ41に当接するように配置されたブレード49が取り付けられている。
筐体23の下段区画は、複数の回収ローラ33が感光体3と略平行に配置され、回収経路39を形成している。
回収経路39の感光体3側は、位置Aよりも感光体3側に位置するように構成され、位置A近辺から落下するキャリヤを受取る、言い換えると回収するように構成されている。
回収ローラ33は、回収されたキャリヤを感光体3から離れる方向に搬送するように構成されている。
回収経路39のキャリヤ搬送方向下流側に、トナー濃度調整装置35が備えられている。
トナー濃度調整装置35には、濃度センサ(トナー濃度測定手段)51と、トナー補給装置(トナー補給手段)53と、トナー攪拌・搬送ローラ55と、が備えられている。
濃度センサ51は、搬送されるキャリヤに含まれるトナー濃度、すなわち、キャリヤとトナーとの重量比(TC比)を測定するものである。
トナー補給装置53は、濃度センサ51によって測定されたTC比が所定値となるに必要な量のトナーを補給するものである。
トナー攪拌・搬送ローラ55は、トナー補給装置53によって補給されたトナーをキャリヤとともに攪拌しつつ搬送する機能を奏する。
回収経路39の感光体3に対して反対側端部には、少なくとも1式のキャリヤ搬送装置57が備えられている。
キャリヤ搬送装置57は、例えば、フレキシブルスクリュー等で構成され、TC比を調整されたキャリヤを回収経路39から供給経路37へ搬送するように構成されている。
キャリヤ搬送装置57は、キャリヤを搬送する際、キャリヤとトナーとを攪拌し、それらの摩擦によってトナーを十分帯電させ、キャリヤに付着させる機能も奏する。
次に、非画線部トナー除去装置7の構成について説明する。
図4は、非画線部トナー除去装置7の全体概略構成を示す模式図である。
非画線部トナー除去装置7には、筐体59と、トナー除去ローラ61、スクリュー羽根、等を有した複数の除去キャリヤ搬送ローラ63と、スクリュー形状あるいはパドル形状等をした複数の除去回収ローラ65と、トナー分離装置(キャリヤ洗浄手段)67とが備えられている。
筐体59は、上下2段に区分けされている。筐体59の上段区画は、感光体3側から順にトナー除去ローラ61、除去キャリヤ搬送ローラ63が配置され、除去キャリヤ供給経路69を形成している。
トナー除去ローラ61および除去キャリヤ搬送ローラ63は、その軸線中心が感光体3の軸線中心と略平行になるように取り付けられている。
トナー除去ローラ61は、いわゆる、マグネットローラであり、除去キャリヤ供給経路69の感光体3側端部に除去キャリヤ供給経路69から感光体3側に突出するように配置されている。
トナー除去ローラ61は、現像ローラ25と略同等の構成とされているので、別途の図示は省略し、図3に関連部材の符号を( )内に示し、構成について重複した説明を省略する。
トナー除去ローラ61は、外周側に配置される略円筒状の除去スリーブ71と、除去スリーブ71内に配置される除去磁力形成部73と、から概略構成されている。
除去スリーブ71は、除去磁力形成部73に回転可能に取り付けられ、図示しない駆動源によって除去磁力形成部73の周りを回転されるように構成されている。
除去スリーブ71は、永久磁石45の磁力によって、その外表面(除去表面)75に除去キャリヤを吸着して反時計回りに回転するように構成されている。
除去スリーブ71が略7時の位置Bに至ると、永久磁石45の磁力が除去キャリヤに作用しなくなるので、除去キャリヤはスリーブ41に保持されなくなり、重力によって下方へ落下するように構成されている。すなわち、本発明にいう除去キャリヤ回収部が形成されている。
除去キャリヤ供給経路69の感光体3側端部には、先端が位置B近辺にて、除去スリーブ71に当接するように配置された除去ブレード77が取り付けられている。
筐体59の下段区画は、複数の除去回収ローラ65が感光体3と略平行に配置され、除去キャリヤ回収経路79を形成している。
除去キャリヤ回収経路79の感光体3側は、位置Bよりも感光体3側に位置するように構成され、位置B近辺から落下する除去キャリヤを受取る、言い換えると回収するように構成されている。
除去回収ローラ65は、回収された除去キャリヤを感光体3から離れる方向に搬送するように構成されている。
除去キャリヤ回収経路79の除去キャリヤ搬送方向下流側に、トナー分離装置67が備えられている。トナー分離装置67は、例えば、図5に示されるように構成されている。
トナー分離装置67には、スリーブ81内に回転自在に設けられたメッシュドラム83(除去キャリヤ回収経路79の一部を構成する。)と、トナー捕集フィルタ85と、真空ポンプ87とが備えられている。
メッシュドラム83の内部には、図示しない螺旋状ガイドが設けられており、トナー除去ローラ61から回収した除去キャリヤが軸方向の一側開口から供給され、メッシュドラム83の回転にしたがって他側に向けて移動する。この移動の際に、径の小さいトナーが真空ポンプ87の吸引力によりメッシュドラム83の周壁に設けられたメッシュを通過してトナー捕集フィルタ85によって捕集される。除去キャリヤはメッシュドラム83の内部で他側方向に移動する。
メッシュドラム83の出口には、除去キャリヤ搬送装置89が接続されている。
除去キャリヤ搬送装置89は、例えば、フレキシブルスクリュー等で構成され、除去キャリヤを除去キャリヤ供給経路69に搬送する機能を奏する。
除電装置11は、感光体3の中心軸線方向に配列されたLEDから構成され、LEDから出射された光が感光体3における円周面の全面に照射されるように配置されている。
円周面の全面に光が照射されることにより、トナーの転写後も感光体3に残る電位の違いによる像を消去することができる。
帯電装置13は、スコロトロン(scorotron)などのコロナ放電器から構成されている。帯電装置13は、感光体3における円周面の全面に負の静電気を帯電させ、感光体3が所定の負の電位、例えば約−1000Vを帯びるように構成されている。
露光装置15は、感光体3の中心軸線方向に配列されたLEDから構成され、LED(Light Emitting Diode)から出射された光が感光体3の円周面に照射されるように配置されている。LEDは、画像信号に基づいて、光の出射が制御され、所定の像を描くように構成されている。
感光体3における光が照射された領域では、負の帯電が抜けることで、電位の違いによる静電潜像が形成される。
第一中間体17は、感光体3と略平行に配置され、中心軸線回りに回転自在に支持されたドラム状の回転体である。
第一中間体17には、+1000Vの電圧が印加されている。これにより、負に帯電された感光体3との間で、負に帯電されたトナーを吸引する電場が形成される。これにより、トナーの転写が滑らかになるようにしている。
クリーニング装置9は、感光体3の円周面上に付着した転写残りトナーを除去するファーブラシ88とブレード90とから概略構成されている。ファーブラシ88は、毛ブラシであり毛により転写残りトナーを掻き落とすように構成されている。ブレード90は板状に形成されたゴムなどの弾性体からなり、転写残りトナーを擦り落とすように配置されている。
第二中間体19は、第一中間体17と略平行に配置され、中心軸線回りに回転自在に支持されたドラム状の回転体である。
第二中間体19は、第一中間体17から転写されたトナー画像をガイドローら21との間を搬送されるガラス板Gに転写する機能を奏する。
次に、上記の構成からなる電子写真印刷装置1における作用について説明する。
感光体3の外周面は、徐電装置11によって残留電位を消滅され、次いで、帯電装置13によって約−1000Vの電位が全面略均一に印加される。
その後、約−1000Vとされた上記外周面に対して、露光装置15から出射された光が照射される。光を照射された外周面の領域においては、電位の一部が抜けて上記領域の電位が約−150Vに低下する。
露光装置15は、図示しない制御装置から送られる画像信号に基づいて光の出射が制御され、所定の像を感光体3上に描いている。そのため、感光体3の円筒面上に電位差による静電潜像が形成される。
現像装置5には、所定のTC比で混合されたキャリヤおよびトナーからなる2成分現像剤が貯留されている。この2成分現像剤は、複数の攪拌・搬送ローラ27によって攪拌されつつ、現像ローラ25の方へ搬送される(攪拌搬送工程、攪拌搬送ステップ)。
この時、攪拌されるトナーには、キャリヤとの接触帯電によって負の静電気が帯電し、この静電気力によってトナーはキャリヤに付着する。
この2成分現像剤は、攪拌・搬送ローラ27から現像ローラ25へと受け渡され、本発明の供給工程あるいは供給ステップに入る。現像ローラ25では、磁力形成手段43が形成した磁力によって、トナーが付着したキャリヤがスリーブ41の回りに捕捉される。
スリーブ41の外表面47に補足されたキャリヤは、稲穂状に積み重ねられる。そして、スリーブ41の回転に伴いトナーが付着したキャリヤは感光体3と対向する領域に向けて搬送される。
感光体3と対向する領域に搬送された2成分現像剤のうちトナーは、感光体3における静電潜像が形成された領域へ、電位差により現像ローラ25から移動する。
つまり、感光体3の円筒面における電位は約−1000Vであり、静電潜像における電位は約−150Vであり、現像ロール25の電位は約−800Vであるため、負に帯電したトナーは、静電潜像の上にのみ付着する。
トナーの一部を転移させたキャリヤは、そのままスリーブ41に吸着し続け、スリーブ41の回転により搬送され、本発明の回収工程あるいは回収ステップに入る。
スリーブ41が位置A近傍に至ると、磁力形成手段43が形成した磁力がなくなるので、キャリヤはその重力によって下方の回収経路39に落下する。
また、落下せずに外表面47に付着したままでいるキャリヤは、ブレード49によって擦り取られ、下方の回収経路39に落下する。
このように、スリーブ41の外表面47に吸着されているキャリヤは、確実に回収経路39に回収することができる。
落下したキャリヤは、本発明の循環供給工程あるいは循環供給ステップに入り、回収ローラ33によって感光体3から離れる方向に搬送される。
このように、感光体3にトナーを供給してトナー量が減少したキャリヤは回収経路39に回収されるので、そのままの状態で供給経路37に戻されることはない。
したがって、現像ローラ25の近傍におけるトナー濃度の低減等の変動を防止することができるので、現像ローラ25から感光体3へのトナー転移を安定した状態で行うことができる。
回収経路39を搬送されるキャリヤは、本発明のトナー濃度調整工程あるいはトナー濃度調整ステップに入る。ここでは、まず、濃度センサ51によってトナーの濃度、すなわち、キャリヤとトナーとの重量比(TC比)が測定される。
濃度センサ51によって測定されたTC比が所定値となるに必要な量のトナーが、トナー補給装置53から補給される。
トナー補給装置53によって補給されたトナーはトナー攪拌・搬送ローラ55によってキャリヤとともに攪拌されつつ搬送される。
このキャリヤとトナーとは、キャリヤ搬送装置57によって回収経路39から供給経路37へと搬送される。
このように、キャリヤは、トナー濃度調整装置35によって所定のトナー濃度に調整された状態で供給経路37に供給される。
キャリヤ搬送装置57は、キャリヤを搬送する際、キャリヤとトナーとを攪拌し、それらの摩擦によってトナーを十分帯電させ、キャリヤに付着させる。
この状態で供給経路37における感光体3から離れた撹拌・搬送ローラ27の後ろ側に供給され、本発明の循環供給工程あるいは循環供給ステップが終了する。このキャリヤは、複数の撹拌・搬送ローラ27によって現像ローラ25に向けて搬送される。
このように、トナー濃度調整装置35およびキャリヤ搬送装置57によって、キャリヤおよびトナーは攪拌されつつ搬送されるので、供給経路37に供給する前からトナーを十分接触帯電させることができる。
これにより、トナーの所定の帯電を確実に行うことができる。
また、供給経路37に供給される前に、トナーの帯電が十分できれば、回収経路39でトナー帯電を行い、供給経路37は巾方向均一供給に特化すれば良いという機能分離が可能となるので、装置の機能設計の容易化によって開発コストを低減できる。
なお、従来の現像装置では、供給経路37はトナー帯電と巾方向均一供給の2つの機能の両立が必要であり、トナー毎に適正化するために、撹拌・搬送ローラ27のスクリュー羽根の形状や角度、ピッチ、回転速度などを実験的に(カットアンドトライ)繰り返して適正化していた。このため、開発費が嵩み、小ロットかつ大型の装置開発には大きな負担となっていた。
これらにより、所定の帯電量を有し、かつ、濃度変動のない状態のトナーが現像装置5から感光体3へ供給されるので、たとえ広幅の製品に対しても安定した性能を発揮し、均一な画像膜厚を形成することができる。
現像装置5でトナーが転移させられる際、特に帯電が弱いトナーが感光体3の画線部から離れ、非画線部に対して僅かながら付着することがある。
本実施形態においては、非画線部トナー除去装置7により、非画線部のトナーが以下のように除去される。
すなわち、非画線部トナー除去装置7の除去キャリヤ供給経路69内の除去キャリヤが除去キャリヤ搬送ローラ63によってトナー除去ローラ61に向かい搬送される(除去キャリヤ供給工程、除去キャリヤ供給ステップ)。
トナー除去ローラ61に至った除去キャリヤは、除去磁力形成部73で形成される磁力によって除去スリーブ71の外表面75に積み重ねられ、磁気ブラシが形成され、本発明の除去工程あるいは除去ステップに入る。
トナー除去ローラ61に、例えば、第一中間転写体17と感光体3との間に形成される電場(本実施形態では、負極性のトナーを第一中間体17へ移動させるように作用する電場)と同じ方向の電場が形成できる電位を付与する。
非画線部に付着する地かぶりトナーは、帯電が弱い低帯電トナーであり、弱い正帯電、ゼロ帯電、弱い負帯電のものが混在している。
トナー除去ローラ61に対し、感光体3の非画線部と画線部の中間の電位を与えると、非画線部では、負極性のトナーを非画線部からトナー除去ローラ61へ移動させる電界の力が作用し、一方、画線部では画像トナーである負極性トナーを感光体3側に押し付ける向きの電界の力が作用する。
この作用力によって地かぶりトナーのうち、負極性のトナーは非画線部では電気的に磁気ブラシ、すなわち、除去キャリヤに引きつけられる。
従って、このトナー除去ローラ61通過後の非画線部には、ゼロ帯電のトナーと正極性のトナーが残されることになる。
除去キャリヤは、そのまま除去スリーブ71に吸着し続け、除去スリーブ71の回転により搬送され、本発明の除去キャリヤ回収工程あるいは除去キャリヤ回収ステップに入る。
除去スリーブ71が位置B近傍に至ると、除去磁力形成手段73が形成する磁力がなくなるので、除去キャリヤはその重力によって下方の除去キャリヤ回収経路79に落下する。
また、落下せずに外表面75に付着したままでいる除去キャリヤは、除去ブレード77によって擦り取られ、下方の除去キャリヤ回収経路79に落下する。
このように、除去スリーブ71の外表面75に吸着されている除去キャリヤは、確実に除去キャリヤ回収経路79に回収することができる。
落下した除去キャリヤは、本発明の除去キャリヤ循環供給工程あるいは除去キャリヤ循環供給ステップに入り、除去回収ローラ79によって感光体3から離れる方向に搬送される。
除去キャリヤ回収経路79を搬送される除去キャリヤは、トナー分離装置67に導入される(キャリヤ洗浄工程、キャリヤ洗浄ステップ)。
トナー分離装置67では、除去キャリヤに付着した地かぶりトナーは、真空ポンプ87によって吸引され、分離される。分離された地かぶりトナーは、メッシュドラム83の周壁に設けられたメッシュを通過してトナー捕集フィルタ85に捕集される。
地かぶりトナーが分離された除去キャリヤは、除去キャリヤ搬送装置89によって、除去キャリヤ回収経路79から除去キャリヤ供給経路69に供給され(除去キャリヤ循環供給工程あるいは除去キャリヤ循環供給ステップの終了)、循環使用される。
このように、地かぶりトナーが付着した除去キャリヤは、トナー分離装置67によって付着した地かぶりトナーを除去された後、除去キャリヤ供給経路69へ循環供給されるので、除去キャリヤは地かぶりトナーが付着していない状態で感光体3に接近することとなり、除去キャリヤから感光体3にトナーが再度転写されることを確実に防止することができる。
また、これにより、地かぶりトナーの除去が安定し、かつ、確実に行えるので、印刷品質を向上させることができる。
次に、感光体3の潜像上に付着したトナーは、今回例示した被転写体である第一中間体17と対向する領域に感光体3の回転により搬送される。
ここで、第一中間体17では画像部のトナーを転写するため、負極性のトナーを第一中間体17側に転写(移動)させる電界が付与されている。
この電界により、画線部のトナーは第一中間体17に転写され、一方、地かぶり部の正極性トナーには、感光体3側に押し付ける力が作用するので、第一中間体17側に転写するのを軽減あるいは防止できる。
トナーが転写された後の感光体3では、クリーニング装置9によって、転写せずに残ったトナーが除去される。具体的には、ファーブラシ17により転写残りトナーを掻き落とし、さらにブレード19により擦り落としている。その後、除電装置11により感光体3上に残る潜像が消される。
第一中間体17に付着したトナーは、その回転により第二中間体17と対向する領域に搬送される。
ここで、第二中間体19に転写される。
次いで、第二中間体19の回転によって、ガイドローラ21とで挟持されて搬送されているガラス板Gと対向する領域に至り、ガラス板Gに転写される。
なお、ガラス板Gに換えてセラミック板を搬送するようにすると、セラミック板に印刷することとができる。
ガラス板Gに転写されたトナーは後工程で加熱焼成され、接着剤として働くガラス粉によりガラス板Gに固定される。トナーには、導電性を有する銀の粉が含まれているため、例えば、所定パターンのトナーを転写することで、ガラス板G上に曇り取り用熱線などの配線を形成することができる。
なお、本実施形態では、現像装置5の供給経路37が平面的に形成されているが、これに限定されるものではない。
例えば、図6に示されるように、供給経路37を上下2段に分けるようにしてもよい。すなわち、現像ローラ25に隣り合って供給ローラ29を配置するとともに供給ローラ29の上方に、例えば、2本の撹拌・搬送ローラ27を並置した構成としている。
撹拌・搬送ローラ27によって攪拌・搬送されたキャリヤは、供給ローラ29の感光体3側の上部に落下される。供給ローラ29の回転により、相当部分は、感光体3から離れる方向に移動し、現像ローラ25へ供給される。なお、供給ローラ29の下部を覆うようにカバー31が設けられており、供給ローラ29とカバー31との間に入らないキャリヤは回収経路に落下するように構成されている。
このようにすると、現像装置5の感光体3側(前)で高さが高くなるが、後側は高さが低くなるので、機器の配置によって選択して用いることができる。
また、本実施形態では、供給経路37が上、回収経路39が下に配置されているが、これに限定されるものではない。
例えば、現像ローラ25の回転方向が時計回りの場合には、図7に示されるように、供給経路37が下、回収経路39が上に配置されることになる。
このようにすると、回収経路39から供給経路37への搬送が、単に落下させるだけでよいので、容易になり、かつ、構造が単純化される。
また、キャリヤ搬送装置57を用いる必要がないので、トナーへのストレスを少なくでき、その耐久性の劣化を防止することができる。
さらに、本実施形態では、回収経路39は幅方向で一体として形成されているが、これに限定されるものではなく、幅方向で分割されていてもよい。
この分割されたものの例として、図8〜図11に示されるものについて説明する。
供給経路37は、図6に示されるものと略同様に構成されている。
供給経路37は、断面が略J字形状を有するカバー31を備えている。現像ローラ25は、J字の跳ね部の先端位置に配置され、供給ローラ29はJ字の曲部内側に配置され、攪拌・搬送ローラ27はJ字の上方位置に配置されている。
攪拌・搬送ローラ27は、キャリヤを幅方向に移送できるようにスクリュー形状とされている。また、攪拌・搬送ローラ27と隣り合う壁とが形成する隙間は、上から供給されるキャリヤが塊として一気に下方に落下しないような大きさとされている。
キャリヤは、攪拌・搬送ローラ27の下方からカバー31の内側を通って供給ローラ29の後ろ側に供給されるように構成されている。
供給ローラ29は、キャリヤを下方から通して現像ローラ25へ供給するように構成され、カバー31の内側には、供給量を規制する規制ブレード91が取り付けられている。
現像ローラ25の上方には、トナーの飛散を防止する上カバー93が備えられている。
回収経路39には、基台97と、複数、例えば、4個の回収容器99とが備えられている。
基台97は、略直方体形状をし、上部が開口している中空の箱体である。基台97の開口部には、3本の桟101が短辺に沿う方向に設置されている。
回収容器99は、四角錐台の上に円筒が積み重なった形状をした中空の箱体であり、上下端が開口している。
回収容器99は、小径の円筒部が下になるようにして、上部の突起部が基台97の辺部と、桟101に載置されて、固定されている(図9、図10参照)。
回収容器99の感光体3側の上部には、上方に延在して回収されるキャリヤの飛散を防止する防止カバー95が取り付けられている。
隣接する回収容器99は、図10に示されるように、桟101の上で重なり合うことになる。この重なり部分の上部には、キャリヤが蓄積して滞留するのを防止するため、断面が双曲線形状をしたキャップ103が取り付けられている。
円筒部には、例えば、フレキシブルスクリューで構成されるキャリヤ搬送装置57が取り付けられている。
キャリヤ搬送装置57は、回収したキャリヤを攪拌・搬送ローラ27の上方まで搬送するように構成されている。
攪拌・搬送ローラ27の上流側部分には、トナー濃度調整装置35が設置されている。
4式のキャリヤ搬送装置57a,57b,57c,57dの攪拌・搬送ローラ27への供給位置は、攪拌・搬送ローラ27の回転に伴う軸方向におけるキャリヤの搬送方向Hが図11に示されるようであるとすると、キャリヤ搬送装置57aが攪拌・搬送ローラ27の略一端部とし、キャリヤ搬送装置57b,57c,57dは、その位置から他端部までを略3等分する位置とされている。
このようにすると、攪拌・搬送ローラ27から落下するキャリヤの供給量が、幅方向で略均等にすることができる。
トナーの一部を転移させたキャリヤは、そのまま現像ローラ25により搬送され、位置A近傍に至ると、磁力形成手段43が形成した磁力がなくなるので、キャリヤはその重力によって下方の回収経路39に落下する。
また、落下せずに外表面47に付着したままでいるキャリヤは、ブレード49によって擦り取られ、下方の回収経路39に落下する。
落下したキャリヤは、対応する位置にある回収容器99a,99b,99c,99dの壁部に案内され、各キャリヤ搬送装置57a,57b,57c,57dに導入される。
隣り合う回収容器99の境目に落下するキャリヤは、キャップ103によっていずれかの回収容器99に振り分けられることになる。
キャリヤ搬送装置57を搬送されるキャリヤは、濃度センサ51によってトナーの濃度、すなわち、キャリヤとトナーとの重量比(TC比)が測定される。
濃度センサ51によって測定されたTC比が所定値となるに必要な量のトナーが、トナー補給装置53から補給される。
トナー補給装置53によって補給されたトナーはキャリヤ搬送装置57によってキャリヤとともに攪拌されつつ搬送される。
このように、キャリヤは、トナー濃度調整装置35によって所定のトナー濃度に調整され、トナーが十分に帯電された状態で攪拌・搬送ローラ27に供給される。
したがって、本実施形態と同様の効果に加えて、次の効果も奏するものである。
すなわち、回収経路39が幅方向に複数に分割され、分割された部分毎にトナー濃度調整装置35が備えられているので、各トナー濃度調整装置35は対象とする調整範囲が小さくなり、濃度調整の精度を向上させることができる。
これにより、一層濃度変動のない状態のトナーが現像装置5から感光体3へ供給されるので、安定した性能を発揮し、印刷品質を向上させることができる。
また、分割された部分毎にトナーを撹拌搬送するので、トナーへのストレスを小さくし、トナーの耐久性を向上できる。
つまり、大量のトナーを単独の経路で搬送する場合、トナーの上にトナーが重なり下側のトナーが圧縮されてトナー凝集し、トナー流動性が低下するなどの経時劣化が発生しやすいが、現像装置5の巾に応じて分割し、搬送する量を一定に保つことで、現像装置5の巾が大きくなっても、トナーの耐久性を巾の狭い現像装置5と同等に保つことができ、耐久性の設計・管理が容易になる。
さらに、分割されたサイズを基準のサイズとすることで、その整数倍の巾の装置であれば、部品の共通化により設計開発のコストを低くできる。
また、さらに、本実施形態では、現像装置5および非画線部トナー除去装置7ともにキャリヤあるいは除去キャリヤがワンパスで供給されるようになっている。すなわち、現像装置5では、感光体3にトナーを供給したキャリヤはトナーを補給された後供給経路37に循環供給され、非画線部トナー除去装置7では、トナーが付着した除去キャリヤは洗浄によってトナーを除去されて再使用されるようになっているが、状況に応じていずれか一方についてそのような構成を用いるようにしてもよい。
なお、本発明の技術範囲は上記実施形態に限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲において種々の変更を加えることが可能である。
例えば、上記の実施の形態においては、銀の粉を含むトナーをガラス板に転写する構成に適用して説明したが、この構成に限られることなく、その他各種の材料を含有するトナーを他の部材に転写する構成に適用することができるものである。
本発明の一実施形態に係る電子写真印刷装置の概略構成を説明する模式図である。 図1の現像装置の概略構成を説明する断面図である。 ある。 図2の現像ローラの内部構成を説明する横断面図である。 図1のトナー除去装置の概略構成を説明する縦断面図である。 図4のトナー分離装置の概略構成を説明する側面視図である。 現像装置の別の実施形態の概略構成を説明する断面図である。 現像装置のまた別の実施形態の概略構成を説明する断面図である。 現像装置のさらに別の実施形態の概略構成を説明する断面図である。 図8の回収経路の概略構成を示す斜視図である。 図9のX−X断面図である。 図8の攪拌・搬送ローラ27を示す斜視図である。 従来の考えられる現像装置の概略構成を説明する縦断面図である。 図12の平面図である。 図12の平面図である。
符号の説明
1 電子写真印刷装置
3 感光体
5 現像装置
7 非画線部トナー除去装置
25 現像ローラ
27 攪拌・搬送ローラ
29 供給ローラ
35 トナー濃度調整装置
37 供給経路
39 回収経路
47 外表面
49 ブレード
51 濃度センサ
53 トナー補給装置
67 トナー分離装置
69 除去キャリヤ供給経路
75 外表面
77 除去ブレード
79 除去キャリヤ回収経路

Claims (14)

  1. キャリヤと該キャリヤに接触帯電させられるトナーとを攪拌搬送する少なくとも1本の搬送ローラを有する供給経路と、
    該供給経路の感光体側に設置され、前記キャリヤを吸着して周回移動する供給表面を有し、前記キャリヤに付着した前記トナーを供給位置にて前記感光体の静電潜像に供給する現像部材と、を備えている電子写真印刷装置の現像装置であって、
    前記供給表面の移動方向における前記供給位置よりも下流側位置で、前記供給表面から前記キャリヤを回収する回収部と、
    該回収部で回収された前記キャリヤを搬送し、前記供給経路に循環供給する回収経路と、
    該回収経路に備えられ、該回収経路で搬送される前記キャリヤと前記トナーとの比率を所定値に調整するトナー濃度調整手段と、
    が備えられていることを特徴とする電子写真印刷装置の現像装置。
  2. 前記回収経路では、前記キャリヤおよび前記トナーを攪拌しつつ搬送することを特徴とする請求項1に記載された電子写真印刷装置。
  3. 前記回収部には、前記供給表面に当接されて前記キャリヤを擦り取るブレードが備えられていることを特徴とする請求項1または請求項2に記載された電子写真印刷装置の現像装置。
  4. 前記トナー濃度調整装置には、トナー濃度を測定するトナー濃度測定手段と、トナーを補給するトナー補給手段とが備えられていることを特徴とする請求項1から請求項3のいずれか1項に記載された電子写真印刷装置の現像装置。
  5. 前記回収経路が幅方向に複数に分割されていることを特徴とする請求項1から請求項4のいずれかに記載の電子写真印刷装置の現像装置。
  6. 感光体の画線部を構成する静電潜像にトナーを供給する現像装置の下流側に設置され、
    除去キャリヤを搬送するキャリヤ供給経路と、
    該除去キャリヤ供給経路の感光体側に設置され、前記除去キャリヤを吸着して周回移動する除去表面を有し、前記除去キャリヤを用いて前記感光体の非画線部に付着したトナーを除去位置で除去する除去部材と、を備えている電子写真印刷装置の非画線部トナー除去装置であって、
    前記除去表面の移動方向における前記除去位置よりも下流側位置で、前記除去表面から前記除去キャリヤを回収する除去キャリヤ回収部と、
    該除去キャリヤ回収部で回収された前記除去キャリヤを搬送し、前記除去キャリヤ供給経路に循環供給する除去キャリヤ回収経路と、
    該除去キャリヤ回収経路に備えられ、該除去キャリヤ回収経路で搬送される前記除去キャリヤから前記トナーを除去するキャリヤ洗浄手段と、
    が備えられていることを特徴とする電子写真印刷装置の非画線部トナー除去装置。
  7. 前記除去キャリヤ回収部には、前記除去表面に当接されて前記除去キャリヤを擦り取る除去ブレードが備えられていることを特徴とする請求項6に記載された電子写真印刷装置の非画線部トナー除去装置。
  8. 請求項1から請求項5のいずれかに記載された現像装置を用いていることを特徴とする電子写真印刷装置。
  9. 請求項6または請求項7に記載された非画線部トナー除去装置を用いていることを特徴とする電子写真印刷装置。
  10. 請求項1から請求項5のいずれかに記載された現像装置および請求項6または請求項7に記載された非画線部トナー除去装置を用いていることを特徴とする電子写真印刷装置。
  11. キャリヤと該キャリヤに接触帯電させられるトナーとを少なくとも1本の搬送ローラによって撹拌搬送する撹拌搬送工程と、
    周回移動する供給表面を有する現像部材によって、該撹拌搬送工程で搬送される前記キャリヤを吸着し、前記キャリヤに付着した前記トナーを供給位置にて前記感光体の静電潜像に供給する供給工程と、
    を備える電子写真印刷方法であって、
    前記供給表面の移動方向における前記供給位置よりも下流側位置で、前記供給表面から前記キャリヤを回収する回収工程と、
    該回収工程で回収された前記キャリヤを搬送し、前記供給経路に循環供給する循環供給工程と、
    該循環供給工程で搬送される前記キャリヤと前記トナーとの比率を所定値に調整するトナー濃度調整工程と、
    を備えることを特徴とする電子写真印刷方法。
  12. キャリヤと該キャリヤに接触帯電させられるトナーとを少なくとも1本の搬送ローラによって撹拌搬送する撹拌搬送ステップと、
    周回移動する供給表面を有する現像部材によって、該撹拌搬送工程で搬送される前記キャリヤを吸着し、前記キャリヤに付着した前記トナーを供給位置にて前記感光体の静電潜像に供給する供給ステップと、
    を備える電子写真印刷装置により、板ガラスまたはセラミック板にパターンを形成する板ガラスまたはセラミック板の製造方法であって、
    前記供給位置を通過した前記供給表面から前記キャリヤを回収する回収ステップと、
    該回収ステップで回収された前記キャリヤを搬送し、前記供給経路に循環供給する循環供給ステップと、
    該循環供給ステップで搬送される前記キャリヤと前記トナーとの比率を所定値に調整するトナー濃度調整ステップと、
    を有することを特徴とする板ガラスまたはセラミック板の製造方法。
  13. 感光体の画線部を構成する静電潜像にトナーを供給する現像装置の下流側に向けて除去キャリヤを搬送する除去キャリヤ供給工程と、
    周回移動する除去表面を有する除去部材によって該除去キャリヤ供給工程で搬送される前記除去キャリヤを吸着し、前記除去キャリヤを用いて除去位置にて前記感光体の非画線部に付着したトナーを除去位置で除去する除去工程と、
    を備えている電子写真印刷方法であって、
    前記除去位置を通過した前記除去表面から前記除去キャリヤを回収する除去キャリヤ回収工程と、
    該除去キャリヤ回収工程で回収された前記除去キャリヤを搬送し、前記除去キャリヤ供給経路に循環供給する除去キャリヤ循環供給工程と、
    該除去キャリヤ循環供給工程で搬送される前記除去キャリヤから前記トナーを除去するキャリヤ洗浄工程と、
    を備えること特徴とする電子写真印刷方法。
  14. 感光体の画線部を構成する静電潜像にトナーを供給する現像装置の下流側に向けて除去キャリヤを搬送する除去キャリヤ供給ステップと、
    周回移動する除去表面を有する除去部材によって該除去キャリヤ供給工程で搬送される前記除去キャリヤを吸着し、前記除去キャリヤを用いて除去位置にて前記感光体の非画線部に付着したトナーを除去位置で除去する除去ステップと、
    を備える電子写真印刷装置により、板ガラスまたはセラミック板にパターンを形成する板ガラスまたはセラミック板の製造方法であって、
    前記除去位置を通過した前記除去表面から前記除去キャリヤを回収する除去キャリヤ回収ステップと、
    該除去キャリヤ回収工程で回収された前記除去キャリヤを搬送し、前記除去キャリヤ供給経路に循環供給する除去キャリヤ循環供給ステップと、
    該除去キャリヤ循環供給ステップで搬送される前記除去キャリヤから前記トナーを除去するキャリヤ洗浄ステップと、
    を備えること特徴とする板ガラスまたはセラミック板の製造方法。
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