JPH04335694A - 電子写真記録装置 - Google Patents

電子写真記録装置

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JPH04335694A
JPH04335694A JP3107410A JP10741091A JPH04335694A JP H04335694 A JPH04335694 A JP H04335694A JP 3107410 A JP3107410 A JP 3107410A JP 10741091 A JP10741091 A JP 10741091A JP H04335694 A JPH04335694 A JP H04335694A
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toner
developing device
photoreceptor
roller
cleaning device
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幹夫 山本
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Ryoji Momiyama
籾山 良治
Shigeki Nakajima
茂喜 中嶋
Hisao Ono
尚生 小野
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    • G03GELECTROGRAPHY; ELECTROPHOTOGRAPHY; MAGNETOGRAPHY
    • G03G21/00Arrangements not provided for by groups G03G13/00 - G03G19/00, e.g. cleaning, elimination of residual charge
    • G03G21/10Collecting or recycling waste developer
    • G03G21/105Arrangements for conveying toner waste

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、感光体、現像装置およ
びクリーニング装置等から構成される電子写真記録装置
に関し、特に感光体上に残留した現像剤を再使用する電
子写真記録装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、電子写真記録装置においては、帯
電させた感光体を露光光源により照射し、その光で感光
体の表面に静電潜像を形成し、該静電潜像にトナーを付
着させて現像を行なった後に該トナー像を記録媒体に転
写させるようになっている。
【0003】図9は従来の電子写真記録装置の概略側面
図である。図において、1は表面にSe系感光体、Cd
S系感光体、アモルファスシリコン系感光体又は有機系
感光体(OPC)等の光半導体を有する円筒状の感光ド
ラム、2は一次帯電器、3は図示しない露光光源により
照射される画像光、4は現像装置、5はシートガイド、
6は転写帯電器、7は定着装置、8は除電用光源、9は
クリーニング装置、10は現像装置4内に備えられた現
像ローラ、11は記録用紙、12は記録用紙11の給紙
ローラである。
【0004】上記構成の電子写真記録装置において、感
光ドラム1は矢印Rの方向に一定速度で回転し、表面が
一次帯電器2により一様に帯電され、電荷が付与される
。この帯電した感光ドラム1上には画像光3が照射され
て静電潜像が形成される。この静電潜像は、感光ドラム
1が矢印R方向に回転することにより現像装置4内の現
像ローラ10と対向する位置に至り、ここでトナーが付
着されて可視像化される。
【0005】一方、給紙ローラ12により給紙部から一
枚づつ送り込まれた記録用紙11は、感光ドラム1の回
転とタイミングを合わせてシートガイド5に導かれ転写
帯電器6の上部に搬送される。そして、感光ドラム1上
のトナー像は転写帯電器6により記録用紙11上に転写
される。
【0006】この未定着トナー像を備えた記録用紙11
は、図示しない搬送手段により定着装置7の方向へ搬送
され、該定着装置7により加熱、加圧されることにより
、トナー像が記録用紙11上に定着して印刷が完了する
【0007】その後、感光ドラム1上の静電潜像は、除
電用光源8の光照射により消去され、転写されずに感光
ドラム1上に残っているトナーはクリーニング装置9に
より除去、回収される。そして、次の画像形成工程に入
り、感光ドラム1は再び一次帯電器2により帯電される
【0008】ところで、クリーニング装置9により除去
、回収されたトナーは、クリーニング装置9の内部の回
収ケース9a等に集められ、定期的に操作者又は保守管
理者等により廃棄されていた。
【0009】ところが、電子写真記録装置の使用頻度が
高いと、回収されるトナーの量も多くなり、それ故回収
ケース等を大きくしなければならず、その結果装置が大
きくなってしまう。また、装置を大きくしないためには
、回収ケース内のトナーを頻繁に廃棄する必要があり、
作業が煩わしくなる。
【0010】そこで、クリーニング装置9で回収したト
ナーを現像装置4に戻して再使用する電子写真記録装置
が提供されており、例えば特開平2−82274号公報
に開示されている。
【0011】図10は従来のトナー再使用装置を示す図
である。図に示すように、転写されずに残ったトナー1
9は、感光ドラム1の矢印R方向への回転に伴い除電用
光源8により除電された後、クリーニング装置20に送
られる。トナー19を除去するものにブレード方式、ブ
ラシ方式等各種あるが、ここではブラシ方式のものを示
す。
【0012】21はクリーニングブラシであり、矢印A
方向に回転しながら残留したトナー19を感光ドラム1
上からかき取り、回収ローラ22にトナー19を移す。 この時、トナー19はクリーニングブラシ21から回収
ローラ22へ静電気的な力で移動した後、ブレード23
によりかき取られガイド24の内部に落下する。
【0013】ガイド24の下部にはトナーを搬送するオ
ーガシャフトが設けられており、トナー19は該オーガ
シャフトによって紙面の手前側に送り出される。トナー
19は、オーガシャフト、搬送用スプリング等により搬
送されながら搬出部25aからガイドパイプ25の内部
に導かれ、現像装置4に設けられた搬入部25bから現
像装置4の内部に搬入される。これにより、クリーニン
グ装置20で回収されたトナー19は、再度現像に使用
することが可能となり、煩わしい回収トナーの廃棄とい
う作業を行なう必要がなくなるだけでなく、トナー19
を再使用することによりランニングコストを低減するこ
とができる。
【0014】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記構
成の電子写真記録装置においては以下の問題点があった
【0015】即ち、第1の問題は、回収トナーをクリー
ニング装置20から現像装置4に搬送するためのガイド
パイプ25が感光ドラム1の横を通るので記録装置の床
面積が大きくなるということである。
【0016】第2の問題は、回収されたトナーが現像装
置4の側端部から現像装置4内部に還流するので、現像
装置4内の側端部に回収トナーが偏在するということで
ある。
【0017】第3の問題は、上記ガイドパイプ25の内
部で回収トナーが詰まってしまうということである。
【0018】図11は図10の平面概略図であり、図1
0、図11を用いて上記問題点の詳細を説明する。
【0019】第1の問題、即ち、記録装置の床面積が大
きくなることは、ガイドパイプが感光ドラム1の横側面
を通るために発生している。
【0020】一般に電子写真記録装置の記録部は感光体
の幅により大きさが決まる。即ち、現像装置4の内部に
実装される現像装置ローラ10も感光体1より幅が短く
、またクリーニング装置20内のクリーニングブラシ2
1も感光体1より幅が短いため、記録部の幅は感光体の
幅(軸方向の長さ)により決ってしまう。
【0021】しかし、回収トナー循環のためのルートを
感光体の側面を通る様に設定すると、図11の様にトナ
ーガイド25の分だけ装置の幅が大きくなる。
【0022】第2の問題、回収されたトナーの偏在は回
収されたトナーがガイドの25b部から現像装置4の側
端部に還流されるために発生している。
【0023】現像装置4内部には現像に供せられるトナ
ーが、幅方向に均一に蓄えられており、現像装置ローラ
10により感光体上の静電潜像に供給されている。しか
し、回収され、ガイド25により還流されてきたトナー
は前述の様に、現像装置4のトナー溜り部の側端部(2
5b部)に還流してくるため、トナー溜り部の側端部の
近傍にだけトナーが多く堆積することになり、トナー量
が均一にならなくなる。
【0024】現像装置内のトナー量が均一でないと、現
像装置の「トナーなし」を正確に検知することが困難と
なる。即ち、一般にトナー残量の検知は「トナー有り」
を検出するセンサの近傍にトナーが有るか無いかを検知
し、トナーが無い場合に「トナーなし」を検出するよう
になっているが、現像装置内のトナー量が均一でない(
上記の様に側端部にトナーが多く残っている)と、セン
サ近傍のトナー量が減少して「トナーなし」を検出した
時にはトナーが残っているのとは反対側(現像装置4の
トナー還流部25bと反対側)のトナーは既にほとんど
無くなっている場合があり、印刷品質の劣化(印刷濃度
の低下)が発生する。
【0025】また回収されたトナーは転写帯電器部で逆
電位に帯電されるため、現像装置内部にあるトナーとは
帯電位が変化しているものが多く含まれており、前述の
様にトナーが偏在していると、還流してきたトナーの部
分と最初から現像装置4内に蓄えられていたトナーの部
分とではトナーの帯電量が異なることにより、印刷品位
が部分的に劣化(記録用紙の地肌汚れの発生)すること
がある。
【0026】またクリーニング装置でトナーを感光体か
ら除去する時、感光体上に付着していた紙粉をトナーと
同時に清掃しており、この紙粉もトナーと同時にガイド
25を通して現像装置4に還流されてしまう。同様に当
初トナーに添加されていて、印刷プロセスの過程で剥離
した帯電制御剤もクリーニング装置で回収され、現像装
置に還流されて来る。
【0027】これらの紙粉や帯電制御剤は微量で、かつ
均一に分布しておれば問題にはならないが、現像装置4
内部で部分的に偏在していると印刷カスレや濃度ムラ等
の問題を引き起こすことになる。
【0028】第3の問題、ガイドパイプ内部でのトナー
詰まりはガイドパイプの側壁とトナーの摩擦や、搬送用
オーガシャフトとトナーの摩擦による帯電、またトナー
が上記ガイドパイプやオーガシャフトとの摩擦時に破損
し、劣化することにより発生する。摩擦帯電を起こすと
、トナーはトナー同士で凝集し流動性が悪くなったり、
側壁に静電気力で吸着したりして部分的に流れが悪くな
る。また、破損したり変形したトナーも流れが悪く、こ
の流れが悪くなった部分に次々と送られて来るトナーが
引っかかり、最終的にはトナー詰まりになる。
【0029】トナー詰まりが発生すると、当然ながらト
ナーの還流が止まってしまい、クリーニング装置内にト
ナーがあふれ、クリーニング不良から印刷汚れが発生す
ることになる。
【0030】この発明は、以上述べたトナー再利用型の
電子写真記録装置の床面積が大きくなる、回収されたト
ナーが現像装置内部で偏在し印刷品質が劣化する、ガイ
ドパイプ内部でトナーが詰まるという問題点を除去する
ために、回収トナーを露光光源の感光体と反対側を通っ
て現像装置に自然落下により還流させることにより、小
型で信頼性に優れた、ランニングコストの安い装置を提
供することを目的としたものである。
【0031】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に本発明は、感光体表面に形成した静電潜像を現像装置
により現像剤を付着して現像し、現像剤の転写後クリー
ニング装置により感光体上の残留現像剤を回収する電子
写真記録装置において、感光体の軸方向長さの範囲内に
ほぼ感光体の印刷幅全域に亘って形成され、回収された
現像剤をクリーニング装置から自然落下により現像装置
へ還流させる還流路を設けたものである。
【0032】前記還流路は、クリーニング装置に形成さ
れ下部に開口を有するとともに、回収現像剤を下方に導
く第1の通路と、現像装置に形成され上部に開口を有し
第1の通路に接合する第2の通路とから構成するように
してもよい。
【0033】
【作用】クリーニング装置により感光体から回収された
現像剤は、クリーニング装置から還流路を自然落下して
現像装置へ戻る。したがって還流路内で現像剤が詰まる
ことはなくなる。
【0034】また還流路は感光体の軸方向の全長の範囲
内に形成されているので、記録装置自体の床面積は小さ
くなる。それとともに還流路はほぼ印刷幅全域に亘って
設けられているので、クリーニング装置で回収された現
像剤は還流路内を印刷幅全域に亘って還流し、現像装置
へ戻る。
【0035】
【実施例】以下本発明に係る実施例を図面にしたがって
説明する。なお各図面に共通する要素には同一の符号を
付す。
【0036】図1は本発明に係る第1実施例を示す概略
側面図、図2は本発明に係る第1実施例を示す斜視図で
あり、まず第1実施例について説明する。
【0037】図1、図2において、静電潜像が形成され
る感光体31の周囲には一次帯電器32、露光光源33
、現像装置34、転写帯電器35およびクリーニング装
置36がそれぞれ設けられている。一次帯電器32には
グリッド37が取付けられ感光体31の表面電位の安定
化を図っている。露光光源33はLED(発光ダイオー
ド)アレイ38およびロッドレンズアレイ39とから構
成されている。感光体31、一次帯電器32および露光
光源33は図示せぬ取付手段により記録装置本体に取付
けられている。
【0038】現像装置34は現像ローラ40、搬送ロー
ラ41、撹拌ローラ42およびブレード43から構成さ
れ、撹拌ローラ42が在るトナー溜り部44内に現像用
トナーが蓄えられている。現像ローラ40は感光体31
に接触し、搬送ローラ41は現像ローラ40に接触して
おり、またブレード43は現像ローラ40に圧接してい
る。現像ローラ40と搬送ローラ41は、図示せぬ電源
により一定のバイアス電圧が印加されている。
【0039】クリーニング装置36内にはブラシローラ
45、回収ローラ46およびスクレーパ47が設けられ
ている。ブラシローラ45は導電性の繊維で編み上げら
れたもので、感光体31に接触し、また図示せぬ電源に
より正の電圧が印加されている。回収ローラ46はブラ
シローラ45に接触して回転し、また図示せぬ電源によ
りブラシローラ45に印加されている電圧より高い正の
電圧が印加されている。スクレーパ47は、その一端が
回収ローラ46の表面に接触しトナーをかき取る。
【0040】クリーニング装置36と現像装置34の間
にトナーの還流路48が形成されている。記録装置本体
は図1に示す向きに据えられ、したがって還流路48は
垂直方向になり、クリーニング装置36内のトナーを自
然落下により現像装置34へ送る役目を果す。また還流
路48は、図2に示すように感光体31の軸方向の長さ
に亘って形成され、しかも感光体31の軸方向の長さよ
りは長くはなっていない。スクレーパ47の下端は還流
路48の上部に差し掛けられている。
【0041】図1において、記録用紙の搬送路にはレジ
ストローラ49、プレッシャローラ50、搬送ガイド5
1および定着器52が設けられている。定着器52は定
着ローラ53とバックアップローラ54とから成り、定
着ローラ53内部にはヒータ55が組み込まれている。
【0042】次に第1実施例の動作を図1にしたがって
説明する。
【0043】感光体31は矢印R方向に一定速度で回転
しており、一次帯電器32により均一に帯電される。露
光光源33の内部に設けられたLEDアレイ38を図示
せぬ信号処理系からの画像データに従い、記録信号に対
応させて発光させ、ロッドレンズアレイ39により感光
体31上に結像させ、静電潜像を形成する。
【0044】形成された静電潜像は現像装置34により
現像される。現像装置37は現像ローラ40、搬送ロー
ラ41、撹拌ローラ42から構成されており、トナー溜
り44内のトナーを現像ローラ40の表面にブレード4
2により薄層にして付着し、感光体31上に選択的に付
着させ現像を行なう。
【0045】トナー溜り44内のトナーは撹拌ローラ4
2の矢印F方向の回転により撹拌され、搬送ローラ41
の矢印E方向の回転により現像ローラ40に搬送される
。搬送されたトナーはブレード43により現像ローラ4
0の表面に薄い層状に付着される。この時、現像ローラ
40と搬送ローラ41には図示しない電源より一定のバ
イアス電圧が印加されており、負に帯電しているトナー
を静電気力で吸引、搬送し、現像する。トナーはブレー
ド43との摩擦により帯電し、最終的に電荷量が定まり
、現像ローラ40に印加されたバイアス電位により現像
電位が決定され、感光体31上の静電潜像との間で選択
現像が行なわれ、トナー像が感光体31上に形成される
【0046】トナー像が転写帯電器35の所に来る前に
、記録用紙5は図示せぬ給紙部より一枚毎に分離され矢
印Pの方向に搬送されて来る。記録用紙5はレジストロ
ーラ49とプレッシャローラ50により、一旦停止され
先の露光光源33露光開始に合わせて記録用紙5の搬送
を開始し、トナー像を定められた位置に転写するための
位置補正を行なっている。
【0047】レジストローラ49により搬送された記録
用紙5が転写帯電器35の位置に来ると転写帯電器35
に正の電圧が印加され、感光体31上のトナー像を記録
用紙5に静電気力により転写する。トナー像が転写され
た記録用紙5は感光体31の曲率が小さいため、記録用
紙5の剛性により感光体31と分離され、定着ローラ5
3の方に搬送される。
【0048】記録用紙5の分離機構としては、一般にA
C(交流)電圧の印加による記録用紙の除電や、分離爪
による分離等が知られているが、ここでは曲率と記録用
紙の剛性による分離を採用した。定着ローラ53の内部
には熱源としてハロゲンランプ55が設けられており、
バックアップローラ54とで記録用紙5を加熱、加圧し
トナーを定着している。
【0049】転写帯電器35でトナー像を記録用紙5に
転写した後の感光体31上には、転写しきれなかったト
ナーが残っており、これを清掃する必要がある。
【0050】従来の例では、クリーニングの前に除電用
光源での感光体の全面露光による除電プロセスの説明を
したが、本例ではこの工程を省略する。しかし、電子写
真記録のシステムとして除電用光源による全面露光が必
要であれば、除電工程が有っても本実施例になんら問題
はない。ブラシローラ45は矢印Gの方向に回転してお
り、感光体31上に残ったトナーを除去する。
【0051】ブラシローラ45のブラシとしては各種の
タイプのものが提案されているが、ここでは導電性の繊
維で編み上げられたブラシの例を説明する。このブラシ
ローラ45には図示しない電源より正の電圧が印加され
ており、感光体31上に残ったトナーをブラシで機械的
に掻き落とすだけでなく、静電気力により吸引し、清掃
する。
【0052】感光体31上に残っていたトナーは先に説
明した様に現像装置で負に帯電しており、ブラシローラ
45を正に帯電する事により、効率よく感光体31より
トナーを取り除くことが出来る。この取り除かれたトナ
ーを回収ローラ46にブラシローラ45よりも高い正の
電圧を印加することで回収ローラ46側に転移させ、ブ
ラシローラ45上のトナーを清掃する。この様に感光体
31上に残っていたトナーを静電気力を用いて順次ブラ
シローラ、回収ローラへと転送していく。
【0053】この回収ローラ46上のトナーはスクレー
パ47により掻き取られ、スクレーパ47の表面を滑り
落ちて矢印Cの方向に落下し、通路48を通り現像装置
34の内部に戻される。
【0054】このトナー還流路53は露光光源33に対
して感光体31の反対側に設けられており、装置の床面
積を大きくすることなく、クリーニング装置で回収され
たトナーを現像装置37に還流する事が可能となる。
【0055】以上の様に、露光光源にアレイ状の光源を
用いることにより、トナーの還流ルートが感光体の幅の
中におさまることになり、トナー再利用型の電子写真記
録装置の床面積が大きくなると言う欠点が解決される。
【0056】本実施例でも、還流されたトナーの内部に
は、帯電電位の異なったトナーや、記録用紙の紙粉、ま
たトナーから剥離した帯電制御剤等、現像には好ましく
ない物も若干量含まれている。
【0057】しかし、本実施例では還流ルートの幅(感
光体の軸方向と平行な方向の長さ)が感光体31の印刷
幅全域とほぼ一致するほど広く取っているので、還流さ
れたトナーが現像装置34のトナー溜り部44の全域に
均一に戻り、撹拌ローラ42でトナー溜り44内のトナ
ーと撹拌される。この結果、回収されたトナーが現像装
置34内部で偏在することによる印刷品質の劣化という
問題は発生しない。
【0058】また、本第1実施例では前述したように、
還流ルートが大きく取れることと、トナーを自然落下で
現像装置34に還流しているので、従来の装置で問題に
なったトナーの破損や、搬送部材との摩擦帯電によるガ
イドパイプ内部でトナーが詰まる様な問題は発生しない
【0059】また、本実施例では図1の紙面の鉛直方向
に引き抜くことにより、感光体31、露光光源33およ
び一次帯電器32を残して現像装置34とクリーニング
装置36だけを交換する事が可能となる。
【0060】上記露光光源にはLED(発光ダイオード
)を光源として配列した、LEDアレイを用いることで
説明したが、上記露光光源にはLEDアレイ以外にもア
レイ状の露光光源を用いることが可能である。液晶シャ
ッタと発光光源を組み合わせた液晶シャッタアレイ、E
L(エレクトロ・ルミネッセンス)を光源として配列し
たELアレイ、PD(プラズマディスプレイ)を光源と
して配列したPDアレイ、磁気光学シャッタと発光光源
を組み合わせた磁気光学シャッタアレイ、陽極上に積層
された蛍光体とグリッド電極、陰極フィラメントからな
る蛍光発生管を光源として用いること等が可能であり、
上記説明した効果を得ることができる。
【0061】また、クリーニング装置36にはブラシロ
ーラ45を用いた方式で説明したが、ブラシローラ45
の代わりにスポンジローラを用いた方式でも実現が可能
である。スポンジローラで感光体31上の残留トナーを
機械的に、また静電気力でぬぐい去り、スポンジローラ
上のトナーを回収ローラ46で清掃する事により、上記
説明と全く同じ様に清掃することが可能となる。
【0062】また、感光体として有機感光体(OPC)
を使用した例を示したが、もちろん他の感光体を使用し
ても何等問題なく、同様の効果を得ることが出来る。
【0063】次に本発明に係る第2実施例を図3にした
がって説明する。図3は本発明に係る第2実施例を示す
概略側面図である。
【0064】図3において、クリーニング装置61は下
向きに突出するトナー排出部62を有し、排出部62の
下端には開口63が形成されている。また現像装置64
の上部には上方に突出するトナー受入部65が形成され
ており、トナー受入部65の上端に形成された開口66
からトナー排出部62の下部が入り込むようになってい
る。トナー受入部65にはシャック67が取付けられ、
現像装置64が記録装置本体から取外された場合に開口
66を塞ぐようになっている。トナー排出部62および
トナー受入部65によりクリーニング部61で回収され
たトナーが現像装置64へ還流するための還流路68を
構成する。その他の構成は前記第1実施例と同様であり
、その説明は省略する。
【0065】次に第2実施例の動作を説明する。
【0066】電子写真プロセスによる記録用紙5への印
刷は第1実施例で説明した通りである。
【0067】トナー画像の転写後感光体31上には転写
しきれなかったトナーが残っており、これをクリーニン
グ装置61で清掃する。残留トナーは、第1実施例と同
様に、まずブラシローラ45で感光体31から取り除か
れ、続いて回収ローラ46へ運ばれる。
【0068】回収ローラ46上のスクレーパ47によっ
て掻き取られ、スクレーパ47の表面を滑り落ちて矢印
C方向にトナー排出部62から現像装置64のトナー受
入部65へと、即ち還流部68を落下していく。回収ト
ナー還流路68は第1実施例と同様に、露光光源33に
対して感光体31の反対側に設けられており、記録装置
の床面積を大きくすることなく、クリーニング装置61
で回収されたトナーを現像装置64に還流させることが
できる。
【0069】現像装置64のトナー受入部65にはシャ
ッタ67が設けられており、図3に示す様に使用状態で
はシャッタ67はクリーニング装置61のトナー排出部
62により押し下げられており、回収されたトナーが現
像装置64内へ還流出来る様になっている。しかし、現
像装置64内のトナーが消費されて、無くなった時には
新しい現像装置と交換する必要があるが、現像装置64
を取り外した時にはシャッタ67は図示せぬスプリング
等の力により矢印Jの方向に回転し現像装置64の上部
の開口66を閉鎖する働きをする。
【0070】この様に現像装置64の開口66を閉鎖出
来る構造にする事により、新たに交換する際にトナー溜
り部41にトナーが充填された現像装置を単独に持ち運
んでも現像装置内部のトナーが外部にこぼれることを防
止する事が可能となり、現像装置とクリーニング装置と
を独立に交換可能となる。
【0071】以上説明した様に、本第2実施例は第1の
実施例と同じように、露光光源にアレイ状の光源を用い
ることにより、トナーの還流ルートが感光体の幅の中に
おさまり、トナー再利用型の電子写真記録装置の床面積
が大きくなると言う欠点が解決される。
【0072】本第2実施例でも還流ルートの幅(感光体
の軸方向と平行な方向の長さ)が感光体の印刷幅全域と
ほぼ一致するほど広く取れるため、還流されたトナーが
現像装置64のトナー溜り部44の全域に均一に戻り、
撹拌ローラ42でトナー溜り44内のトナーと撹拌され
るため、回収されたトナーが現像装置64内部で偏在し
て印刷品質が劣化する様な問題は発生しない。
【0073】本第2実施例でも、還流ルートが大きく取
れることと、トナーを自然落下で現像装置に還流してい
るため、従来の装置で問題になった、ガイドパイプ内部
でトナーが詰まる様な問題は発生しない。
【0074】さらに、第1の実施例では現像装置、クリ
ーニング装置を一体で交換する構造であったが、本実施
例では現像装置とクリーニング装置を独立に交換するこ
とが可能となり、よりランニングコストを安くすること
が可能となる。ここで各ユニットの交換について若干説
明する。
【0075】電子写真記録装置においては、クリーニン
グ装置、現像装置、感光体は記録装置本体の寿命よりも
短い寿命しかなく、所謂消耗品として扱われており、ま
た各ユニットにおいてもそれぞれ異った寿命を持ってい
る。そこで各ユニット毎に個別に交換ができれば、ラン
ニングコストを低く抑えることができる。
【0076】次に本発明に係る第3実施例を図4にした
がって説明する。図4は本発明に係る第3実施例を示す
概略側面図である。
【0077】図4において、第3実施例によるクリーニ
ング装置71には第2実施例と同様にトナー排出部72
が形成され、さらにトナー排出部72の下端部にはシャ
ッタ73が取付けられている。また現像装置74にもト
ナー受入部75が形成され、トナー受入部75は使用状
態においてトナー排出部72に接合して回収トナーを受
入れられるようになっている。トナー受入部75の露光
光源33側の上端75aは少し低く形成されており、こ
の上端75aにトナー排出部72の露光光源33側の下
端72aが突き当たり、この下端72aがトナー受入部
75の中に入り込まないようになっている。またトナー
受入部75の上部にはシャッタ76が取付けられており
、トナー排出部72およびトナー受入部75により回収
トナーの還流部77を構成する。
【0078】また現像装置74のブレード保持部78は
下向きに形成され、露光光源33側には何も突出しない
ようになっている。その他の構造は前記第1、第2実施
例と同様であり、説明を省略する。
【0079】次に第3実施例の動作を説明する。
【0080】トナー画像の転写後感光体31上に残った
トナーはクリーニング装置71のブラシローラ45で掻
き取られ、回収ローラ46を介してスクレーバ47上を
矢印C方向に滑り落ちる。そして還流路77内を自然落
下して現像装置74に戻る。現像装置74にはシャッタ
75が設けられており、図4に示す様に使用状態ではシ
ャッタ75はクリーニング装置71のトナー排出部72
により押し下げられている。また、クリーニング装置7
1のトナー排出部72にもシャッタ73が設けられてお
り、図4に示す状態ではシャッタ73も現像装置74の
還流トナー受入部75の上端75aが当接することによ
り回転して開かれ、開いた状態に保たれている。この様
にして図4に示す状態では、回収されたトナーはクリー
ニング装置71から現像装置74内へ還流出来る様にな
っている。
【0081】現像装置74内のトナーが消費されて、無
くなった時には新しい現像装置と交換する必要があるが
、現像装置74を取り外した時にはシャッタ76は図示
せぬスプリング等の力により矢印Jの方向に回転し現像
装置74の上部の開口部を閉鎖する働きをする。
【0082】同様に、クリーニング装置71のトナー排
出部72に取り付けたシャッタ74も、現像装置74が
取り外されると図示せぬスプリングにより矢印Kの方向
に回転し、トナー排出部72を閉じてトナーの落下を防
止することが出来る。
【0083】この様に現像装置74の開口部を閉鎖出来
る構造にする事により新たに交換する現像装置内部のト
ナーが外部にこぼれることを防止する事が可能となる。 また、現像装置74のブレード43の保持部78を図4
に示す様に露光光源33よりも低くする事により、現像
装置74を矢印Lの方向に抜き差しする事が可能となり
、現像装置70の交換が容易となる。また、クリーニン
グ装置も単独で交換が容易に行えるようになる。
【0084】以上説明した様に、本実施例は第1の実施
例と同じように、露光光源にはアレイ状の光源を用いる
ことにより、トナーの還流ルートが感光体の幅の中にお
さまり、トナー再利用型の電子写真記録装置の床面積が
大きくなると言う欠点が解決される。
【0085】本実施例でも還流ルートの幅(感光体の軸
方向と平行な方向の長さ)が感光体の印字幅全域とほぼ
一致するほど広く取れるため、還流されたトナーが現像
装置のトナー溜り部44の全域に均一に戻り、撹拌ロー
ラ42でトナー溜り44内のトナーと撹拌されるため、
回収されたトナーが現像装置内部で偏在して印刷品質が
劣化する様な問題は発生しない。
【0086】本第3実施例でも、還流ルートが大きく取
れることと、トナーを自然落下で現像装置に還流してい
るため、ガイドパイプ内部でトナーが詰まる様な問題は
発生しない。
【0087】さらに、第2の実施例では現像装置とクリ
ーニング装置を独立に交換することが可能であったが、
現像装置を交換する時にクリーニング装置のトナー排出
口よりトナーが落下し、装置を汚す心配があったがシャ
ッタを設けることでこの問題も心配なくなった。
【0088】また、現像装置74のブレード支持部78
を露光光源より低くする事で現像装置74の抜き差しが
容易になり、シャッタ76を設けることでトナーの落下
が防止でき、交換がより容易になり、ランニングコスト
を安くすることが可能となる。
【0089】次に本発明に係る第4実施例を図5にした
がって説明する。
【0090】図5は本発明に係る第4実施例を示す概略
側面図である。
【0091】本発明に係る第4実施例は第3実施例に比
較してクリーニング装置の構造が異なっている。図5に
おいて、クリーニング装置81は回収ローラ82、スク
レーパ83およびブレード84から成っている。ブレー
ド84はゴム等の弾性体から出来ており、そのエッジ部
84aが感光体31に均一に接触し、感光体31上の残
留トナーをかき落とす。回収ローラ82は、ブレード8
4のエッジ部84aの近傍に回転可能に配設され、図示
せぬ電源により正の電圧が印加されている。スクレーパ
83はバネ用ステンレスや燐青銅、洋白等のバネ性を持
った薄い金属材料から出来ており、支持部材85により
支持されている。スクレーパ83の一端83aは回収ロ
ーラ82の表面に均一に接触し、他端83bはトナー排
出部72方向に延びている。
【0092】トナー排出部72の構造は、第3実施例の
トナー排出部と同様になっており、このトナー排出部7
2と現像装置74のトナー受入部75とで回収トナーの
還流部77を構成する。その他の構造は第3実施例と同
様である。
【0093】感光体31上に残留したトナーはブレード
84により感光体31表面から掻き取られ、エッジ部8
4a付近に溜る。トナーは現像装置74で負に帯電して
おり、正の電圧が印加されている回収ローラ82に静電
気力によって吸引される。その後トナーはスクレーパ8
3によって回収ローラ82から掻き取られ、矢印C方向
に落下していく。
【0094】スクレーパ83を金属材料で構成する場合
には、このスクレーパ83を電気的にグランドレベルか
ら保護抵抗を入れて浮かせる必要がある。このスクレー
パ83が直接接地されていると、回収ローラ82に印加
した電圧がそのままグランドに落ち、リークするためで
、この保護抵抗は少なくとも106Ω以上、できれば1
09 Ω以上、1012Ω以下の電気抵抗値を持ってい
ることが望ましい。また、樹脂製のスクレーパを用いる
場合にも、樹脂の電気抵抗を管理する必要がある。一般
に樹脂材料では、電気抵抗値が高いため、回収されたト
ナーが静電気力でスクレーパに吸着され、トナーが自然
に落下しなくなるためである。そのためスクレーパに樹
脂材料を使用する場合には、半導電性の材料、できれば
109 Ω以上、1012Ω以下の電気抵抗を持った材
料を使用することが望ましい。
【0095】この様に、回収されたトナーはスクレーパ
83により掻き取られ、スクレーパ83の表面を滑り落
ちて矢印Cの方向に落下し、トナーの還流路77を通り
現像装置74の内部に戻される。
【0096】以上のように第4実施例においても、前記
第3実施例と同様の効果が得られる。
【0097】次に本発明に係る第5実施例を図6にした
がって説明する。図6は本発明に係る第5実施例を示す
概略側面図である。第5実施例は現像剤として磁性トナ
ーを使用する場合を示す。磁性トナーは、トナーの主成
分である樹脂に磁性体の微粉を均一に分散させ、磁気吸
引力を与えられたものである。
【0098】図6において、現像装置91は現像ローラ
92、搬送ローラ93および撹拌ローラ42で構成され
る。現像ローラ92の表面は非磁性体の円筒状のスリー
ブで覆われ、内部には軸方向に均一に着磁されたマグネ
ットロールが備えられている。現像方式により着磁パタ
ーンは色々なものが提案されており、またマグネットロ
ールが回転する方式や回転しない方式等もあるが、ここ
では等分割に着磁されたものを回転させる方式を使用す
る。
【0099】クリーニング装置95は回収ローラ96、
スクレーパ83およびブレード84から構成される。回
収ローラ96は軸方向に均一に、かつ周方向に等分割に
着磁されたマグネットロールから出来ており、ブレード
84のエッジ部84aの近傍に矢印H方向に回転可能に
配設される。スクレーパ83およびブレード84は第4
実施例で示したものと同様である。
【0100】また第5実施例においても、現像装置91
のトナー受入部75とクリーニング装置95のトナー排
出部72とにより回収トナーの還流部77が構成される
【0101】このように構成した第5実施例では、感光
体31上の残留磁性トナーはブレード84により掻き取
られ、回収ローラ96に磁気吸引力により吸着される。 そしてスクレーパ83で回収ローラ96から剥離され矢
印C方向に落下する。したがって第5実施例でも第3お
よび第4実施例と同様の効果を得ることができる。
【0102】図7は本発明の第6実施例を示す要部側面
図である。第6実施例は、第5実施例と同様に現像剤と
して磁性トナーを使用するもので、第5実施例に対して
クリーニング装置の構造だけが異る。
【0103】図7において、クリーニング装置101は
クリーニングローラ102、スクレーパ103、ガイド
104およびブレード84とから構成される。クリーニ
ングローラ102は軸方向に均一に着磁された永久磁石
から成り、矢印I方向に回転する。スクレーパ103は
クリーニングローラ102上のトナーを掻き取り、ポリ
エステルや金属箔から出来ている。ガイド104はスク
レーパ103で掻き取られたトナーをトナー排出部72
に導くもので、弾性を有するフィルム状の材料から出来
ている。
【0104】ブレード84により感光体31から掻き取
られた残留磁性トナーはクリーニングローラ102に吸
引され、矢印I方向の回転により搬送され、ガイド10
4の下をくぐり抜けてスクレーパ103の接触部に達し
、ここで掻き取られる。スクレーパ103上に乗ったト
ナーはクリーニングローラ102の磁気力によりチェー
ンを構成し、またこのチェーンの自転運動により、トナ
ー溜り部105からガイド104の方向へ移動していく
。ガイド104の先端はスクレーパ103とクリーニン
グローラ102の接触点の近傍にクリーニングローラ1
03に均一にほぼ接触するように配設されている。掻き
取られた磁性トナーはガイド104に導かれてトナー排
出部72に落下していく。
【0105】図8は本発明に係る第7実施例を示す。第
7実施例も現像剤として磁性トナーを使用する場合を示
し、第5実施例に対してクリーニング装置の構造だけが
異る。
【0106】図8において、第7実施例のクリーニング
装置106はクリーニングローラ107、スクレーパ8
3およびブレード84を有する。クリーニングローラ1
07は、外部に非磁性の円筒形スリーブ108を持ち、
内部に軸方向に均一に着磁された永久磁石109を持っ
ており、スリーブ108は矢印H方向に、永久磁石10
9は矢印I方向に、それぞれ独立に回転する。
【0107】ブレード84で感光体31から掻き取られ
、クリーニングローラ106に吸引された残留磁性トナ
ーはスリーブ108の回転により矢印H方向に搬送され
、スクレーパ83の接触部まで達し、ここで掻き取られ
る。掻き取られたトナーは、第6実施例と同様に、クリ
ーニングローラ106の磁気力によりトナーチェーンを
構成し、かつ永久磁石109の矢印I方向の回転により
永久磁石109とは逆向きに自転するので、スクレーパ
83の表面を矢印C方向に導かれ、トナー排出部72へ
落下していく。
【0108】以上のように第6および第7実施例でも本
発明の目的が達成可能である。
【0109】
【発明の効果】以上、詳細に説明したように本発明によ
れば、感光体から回収したトナーをクリーニング装置か
ら現像装置へ還流させる還流路を露光光源に対して感光
体の反対側に感光体の軸方向の長さの範囲内に設けたの
で、記録装置の床面積を小さくすることができる。
【0110】また、還流路は回収トナーを現像装置内へ
自然落下させる構成としたので、トナー還流ルートでト
ナーが詰まるという問題はなくなる。
【0111】また還流路はほぼ感光体の印刷幅全域に亘
って設けたので、回収トナーは印刷幅方向にほぼ均一に
戻り、還流トナーの偏在による印刷品質の劣化を防止す
ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る第1実施例を示す概略側面図
【図
2】本発明に係る第1実施例を示す斜視図
【図3】第2
実施例を示す概略側面図
【図4】第3実施例を示す概略側面図
【図5】第4実施例を示す概略側面図
【図6】第5実施例を示す概略側面図
【図7】第6実施例を示す要部側面図
【図8】第7実施例を示す要部側面図
【図9】従来の電子写真記録装置を示す概略側面図
【図
10】従来のトナー再使用装置を示す概略側面図
【図1
1】従来のトナー再使用装置を示す平面図
【符号の説明】
31    感光体 33    露光光源 34    第1実施例の現像装置 36    第1実施例のクリーニング装置48   
 第1実施例の還流路 61    第2実施例のクリーニング装置62   
 第2実施例のトナー排出部64    第2実施例の
現像装置 65    第2実施例のトナー受入部68    第
2実施例の還流路 71    第3実施例のクリーニング装置72   
 第3実施例のトナー排出部74    第3実施例の
現像装置 75    第3実施例のトナー受入部77    第
3実施例の還流路 81    第4実施例のクリーニング装置91   
 第5実施例の現像装置

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  感光体表面に形成した静電潜像を現像
    装置により現像剤を付着して現像し、現像剤の転写後ク
    リーニング装置により感光体上の残留現像剤を回収する
    電子写真記録装置において、感光体の軸方向長さの範囲
    内にほぼ感光体の印刷幅全域に亘って形成され、回収さ
    れた現像剤をクリーニング装置から自然落下により現像
    装置へ還流させる還流路を設けたことを特徴とする電子
    写真記録装置。
  2. 【請求項2】  前記還流路は、クリーニング装置に形
    成され下部に開口を有するとともに回収現像剤を下方に
    導く第1の通路と、現像装置に形成され上部に開口を有
    し第1の通路に接合する第2の通路とから成る請求項1
    記載の電子写真記録装置。
  3. 【請求項3】  前記第1の通路または第2の通路にシ
    ャッタを設けた請求項2記載の電子写真記録装置。
  4. 【請求項4】  前記現像剤は磁性トナーである請求項
    1記載の電子写真記録装置。
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