JPH0745097Y2 - 感光体の固定装置 - Google Patents

感光体の固定装置

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JPH0745097Y2
JPH0745097Y2 JP1988148735U JP14873588U JPH0745097Y2 JP H0745097 Y2 JPH0745097 Y2 JP H0745097Y2 JP 1988148735 U JP1988148735 U JP 1988148735U JP 14873588 U JP14873588 U JP 14873588U JP H0745097 Y2 JPH0745097 Y2 JP H0745097Y2
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JP
Japan
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bearing
holder
photoconductor
retainer
bearing holder
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JP1988148735U
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浩 陰山
博幸 濱川
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三田工業株式会社
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  • Discharging, Photosensitive Material Shape In Electrophotography (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 この考案は感光体の固定装置に関し、より詳しくは、静
電式の画像形成装置に装着される感光体の着脱に有用な
感光体の固定装置に関する。
〈従来技術と、考案が解決しようとする課題〉 従来より、静電式複写機やプリンタ等の画像形成装置と
しては、感光体を径方向へ移動させることにより、当該
感光体の着脱を行なう構造のものが提供されている。
このような画像形成装置においては、例えば、第4図に
示すように、感光体ドラム(2)の支軸(4)に嵌挿さ
れた軸受(3)のほぼ下半分に嵌合する軸受けホルダ
(6)と、上記支軸(4)と平行な軸線を有する軸ピン
(7)に軸着されて回動起立可能に設けられ、倒伏位置
にて上記軸受(3)の上半分に径方向から嵌合してこれ
を軸受けホルダ(6)に押圧止定する軸受け押さえ
(8)とを装備し、軸受けホルダ(6)と軸受け押さえ
(8)との協働で軸受(3)を定位置に固定し、他方、
軸受け押さえ(8)を回動起立させ(図中矢印X)、軸
受(3)を径方向へ取り出すことができる感光体ドラム
の固定構造が採られている。
しかしながら、上記の固定装置であれば、軸受(3)の
ほぼ下半分が軸受けホルダ(6)に密着してセットされ
ることとなり、軸受(3)の軸受けホルダ(6)からの
取り出しに際しては、軸受けホルダ(6)の軸受(3)
へのいわゆる噛み付きが生じる場合がある。これでは全
長が長く且つ、重量の重たい感光体ドラムの取外し作業
が非常に困難なものとなる。
この考案は上記問題点に鑑みてなされたものであり、感
光体の取り外しを容易に行うことができる感光体の固定
装置を提供することを目的とする。
〈課題を解決するための手段〉 上記目的を達成するためのこの考案の感光体の固定装置
としては、感光体の支軸に嵌挿された軸受を径方向に取
り外し可能に支承する軸受けホルダと、上記支軸と平行
な軸線を中心に回動起立可能に軸着され、倒伏位置にて
上記軸受を軸受けホルダに押圧止定する軸受け押さえ
と、軸受け押さえの回動起立に連動して軸受を持ち上げ
る軸受けリフト手段とを備え、上記軸受けホルダ、軸受
け押さえ及び軸受けリフト手段は、支軸の軸方向の同一
位置に配置され、上記軸受は、上記軸受けホルダと倒伏
位置の軸受け押さえとの間に形成される空間に嵌め込ま
れて支持され、上記軸受けリフト手段は、軸受けホルダ
に形成された貫通孔を通して軸受を持ち上げることを特
徴とするものである。
〈作用〉 上記構成の感光体の固定装置によれば、倒伏位置にあっ
て軸受を軸受けホルダに押圧止定し、軸受けホルダと協
働して軸受を定位置に固定している軸受け押さえを回動
起立させることにより、軸受けリフト手段を軸受け押さ
えの回動起立に連動させることができ、軸受けホルダに
セットされている軸受を上方へ押し上げることができ
る。特に、上記軸受けホルダ、軸受け押さえ及び軸受け
リフト手段を、支軸の軸方向の同一位置に配置したの
で、本感光体の固定装置の軸方向スペースを可及的に削
減することができると共に、感光体ドラムの支軸が必要
以上に長大化することを防止することができる。また、
軸方向の同一位置にある軸受けホルダと軸受け押さえと
の間に形成される空間に、軸受を嵌め込んで支持するの
で、軸受を確実に保持することができる。なお、上記軸
受けリフト手段が、軸受けホルダに形成された貫通孔を
通して軸受を持ち上げるようにすることにより、軸受け
リフト手段と軸受けホルダとを、上記のように支軸の軸
方向の同一位置に配置することが可能となった。
〈実施例〉 以下実施例を示す添付図面によって詳細に説明する。第
1図は、この考案の感光体の固定装置を示す要部斜視図
である。なお、この固定構造は、感光体の両端側に略対
称的に設けられるものであるので、以下、説明を簡単に
するため、感光体の片側に取り付けられる取り付け構造
についてだけ説明し、また、第4図に示した従来の感光
体の固定装置と共通する要素には同一の符号を使用して
説明する。
まず、第3図を参照して、この考案の実施例である感光
体の固定装置を採用した複写機の作像部の概略について
説明する。第3図に示す作像部では、感光体ドラム
(2)の周囲に、帯電チャージャ(22)、現像装置(2
3)、転写チャージャ(24)、分離チャージャ(25)、
およびクリーニング装置(26)がこの順に配設されてお
り、帯電チャージャ(22)によって均一に帯電させた感
光体ドラム(2)に、原稿像を結像させて静電潜像を形
成した後、現像装置(23)によってトナー像に顕像化
し、転写チャージャ(24)によってトナー像を用紙上に
転写し、残留トナーをクリーニング装置(26)で回収す
ることができる。
上記感光体ドラム(2)、帯電チャージャ(22)、現像
装置(23)、およびクリーニング装置(26)は、それぞ
れ支持フレーム(27)に一体的に組付けられおり、上記
支持フレーム(27)は、複写機本体に取付けられたガイ
ドレール(28)に沿って複写機の操作側に引き出し可能
になっている。即ち、上記感光体ドラム(2)、帯電チ
ャージャ(22)、現像装置(23)、およびクリーニング
装置(26)は、支持フレーム(27)と共に、複写機本体
から一体的に引き出し可能に設けられている。
上記構成の複写機の作像部において、第1図に示すよう
に、感光体ドラム(2)は、その両端にそれぞれ突設し
た支軸(4)に嵌挿された軸受(3)を、上記支持フレ
ーム(27)を構成するドラム側板(5)に取り付けられ
た軸受けホルダ(6)に支承させることにより、回転自
在に取り付けられている。軸受けホルダ(6)は、以下
に説明する感光体ドラムの固定装置(A)の構成要素で
あって、軸受(3)のほぼ下半分に密嵌合し、ドラム側
板(5)の上端から下方へ形成された切欠き溝(5a)に
嵌め込まれた上記軸受(3)を下方より支承すると共
に、感光体ドラム(2)を上方へ引き上げることにより
ドラム側板(5)から取り外しできるように、上部が開
口されている。そして、軸受けホルダ(6)の下部に
は、後述の軸受けリフト手段(10)が通るための貫通孔
(6a)が形成されている(第2図参照)。
上記ドラム側板(5)の軸受けホルダ(6)を取り付け
ている面側には、軸受けホルダ(6)を挾んだ両側に、
支軸(4)と平行な軸ピン(7)と係合ピン(9)とが
突設され、軸ピン(7)の上方には、固定ピン(11)が
軸ピン(7)より若干離れて支軸(4)と平行に突設さ
れている。軸ピン(7)には、軸受け押さえ(8)がそ
の一端部(8d)で軸着されており、軸受け押さえ(8)
は、回動起立可能に設けられている。軸受け押さえ
(8)としては、軸受(3)の上半分に径方向に嵌合す
ると共に、上記係合ピン(9)に弾性的に係合し、軸受
(3)を軸受けホルダ(6)に押圧止定する倒伏位置に
固定されている。固定ピン(11)は、軸受け押さえ
(8)を起立状態に固定するものである。即ち、上記軸
受け押さえ(8)の軸受けホルダ(6)との対面側に
は、倒伏位置にて、軸受けホルダ(6)に支承された軸
受(3)のほぼ上半分に径方向から密嵌合する嵌合凹部
(8a)と、上記係合ピン(9)と弾性的に係合するフッ
ク状の係合端部(8b)が形成されており、また軸受け押
さえ(8)の固定ピン(11)と対応する位置には、起立
位置にて、固定ピン(11)と弾性的に係合する鉤部(8
c)が形成されている。上記軸受け押さえ(8)は、上
記倒伏位置にて、軸受けホルダ(6)と協働して軸受
(3)を定位置に固定し、上記起立位置にて、軸受けホ
ルダ(6)の上方を開放して軸受(3)の取り外しに邪
魔にならないように移動できるものである。
上記軸受け押さえ(8)には、軸ピン(7)を回動中心
として上記軸受け押さえ(8)と同方向に一体回動し且
つ上記軸受けホルダ(6)の周面に形成された貫通孔
(6a)を通して、軸受けホルダ(6)の内側に進出可能
な軸受けリフト手段としての突出部材(10)が連成され
ている。突出部材(10)は、軸受け押さえ(8)が倒伏
位置にあるとき、軸受けホルダ(6)下方に設定された
所定退出位置に位置し、軸受け押さえ(8)の起立位置
への回動(図中矢印Y)に応じて、軸受けホルダ(6)
内側に下方より進出することができるように設けられて
いる(図中矢印Z)。即ち、突出部材(10)としては、
上記軸受け押さえ(8)の起立位置への回動に応じて、
軸受けホルダ(6)に支承されている軸受(3)を下方
から突き上げるような角度に設定されており、例えば略
V字状又はL字状に形成されている。
以上の構成であれば、第1図に示すように、軸受け押さ
え(8)の係合端部(8b)を係合ピン(9)に係合さ
せ、軸受(3)を軸受けホルダ(6)に押圧止定して、
感光体ドラム(2)を画像形成装置の所定位置にセット
した状態から、第2図に示すように、軸受け押さえ
(8)の軸受け押さえ(8)を起立位置に回動させるこ
とにより、軸受(3)の上方への取り外しを可能にする
ことができると共に、軸受け押さえ(8)に一体の突出
部材(10)を上記軸受け押さえ(8)の回動と同方向に
一体回動させることができる。これにより、突出部材
(10)を軸受けホルダ(6)下方の所定退出位置から、
上記軸受けホルダ(6)の貫通孔(6a)を通して軸受け
ホルダ(6)内側に下方より進出させることができ、軸
受けホルダ(6)に嵌まり込んでいる軸受(3)を上方
へ押し上げることができる。
また、上記とは逆に、感光体ドラム(2)を作像部の所
定位置にセットする場合、第2図に示すように、突出部
材(10)が軸受けホルダ(6)内側に下方より進出して
いるので、軸受(3)を軸受けホルダ(6)に押し込ん
だとき、突出部材(10)を下方へ押し下げることがで
き、突出部材(10)と一体回動する上記軸受け押さえ
(8)を倒伏位置側へ倒すことができる。従って、後
は、軸受け押さえ(8)を手で押さえるだけで軸受け押
さえ(8)を係合ピン(9)に係合させることができ、
感光体ドラム(2)の上記固定作業を容易に行えること
になる。
なお、上記軸受け押さえ(8)については、第3図二点
鎖線で示すように、一端部側(81)を十分に延長すれば
軸ピン(7)を支点とする軸受け押さえ(8)のてこ作
用を利用することができ、突出部材(10)による軸受
(3)の押し上げを容易に行える利点がある。
この考案の感光体ドラムの固定装置は、上記実施例に限
定されるものでなく、例えば、軸受け押さえ(8)と突
出部材(10)とを別体に構成し、リンク機構、カム機構
等を介在させて互いに連動するように設けても良い。
〈考案の効果〉 以上のように、この考案の感光体ドラムの固定装置によ
れば、軸受け押さえを倒伏位置から起立位置に回動させ
るだけで、軸受けリフト手段を軸受け押さえの回動起立
に連動させ、軸受けホルダにセットされている軸受を押
し上げることができるので、感光体ドラムの取り外しを
容易に行うことができる。特に、上記軸受けホルダ、軸
受け押さえ及び軸受けリフト手段を、支軸の軸方向の同
一位置に配置したので、本感光体の固定装置の軸方向ス
ペースを可及的に削減することができると共に、感光体
ドラムの支軸が必要以上に長大化することを防止するこ
とができる。また、軸方向の同一位置にある軸受けホル
ダと軸受け押さえとの間に形成される空間に、軸受を嵌
め込んで支持するので、軸受を確実に保持することがで
きる。なお、上記軸受けリフト手段が、軸受けホルダに
形成された貫通孔を通して軸受を持ち上げるようにする
ことにより、軸受けリフト手段と軸受けホルダとを、上
記のように支軸の軸方向の同一位置に配置することが可
能となった。
【図面の簡単な説明】
第1図は感光体ドラムをセットした状態を示す感光体ド
ラムの固定装置の要部斜視図、 第2図は感光体ドラムを取外す途中を示す要部斜視図、 第3図はこの考案の感光体ドラムの固定装置を採用する
複写機の作像部の外観説明図、 第4図は従来の感光体ドラムの固定装置の要部斜視図で
ある。 (2)…感光体ドラム、(3)…軸受、(4)…支軸、
(6)…軸受けホルダ、(8)…軸受け押さえ、(10)
…突出部材。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】感光体の支軸に嵌挿された軸受を径方向に
    取り出し可能に支承する軸受けホルダと、 上記支軸と平行な軸線を中心に回動起立可能に軸着さ
    れ、倒伏位置にて上記軸受を軸受けホルダに押圧止定す
    る軸受け押さえと、 軸受け押さえの回動起立に連動して軸受を持ち上げる軸
    受リフト手段とを備え、 上記軸受けホルダ、軸受け押さえ及び軸受けリフト手段
    は、支軸の軸方向の同一位置に配置され、 上記軸受は、上記軸受けホルダと倒伏位置の軸受け押さ
    えとの間に形成される空間に嵌め込まれて支持され、 上記軸受けリフト手段は、軸受けホルダに形成された貫
    通孔を通して軸受を持ち上げることを特徴とする感光体
    の固定装置。
JP1988148735U 1988-11-14 1988-11-14 感光体の固定装置 Expired - Lifetime JPH0745097Y2 (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP3338023B2 (ja) * 1999-09-27 2002-10-28 キヤノン株式会社 プロセスカートリッジ、取っ手取り付け方法、及び電子写真画像形成装置
JP3338024B2 (ja) * 1999-09-27 2002-10-28 キヤノン株式会社 取っ手、プロセスカートリッジ、取っ手取り付け方法、及び、電子写真画像形成装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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