JPS6313708A - 成形品の処理方法及び装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔概　要〕 本発明は、成形品の後処理を多列・多段の移動収納棚を
用いて自動的に行なうに際し、移動収納棚に対して成形
品の１Ｍ人・搬出を行なう際にも、搬入・搬出ステーシ
ョン以外の場所において養生等の後処理をできるように
した処理効率のよい装置を提供するものである。

〔産業上の利用分野〕

本発明は、セメント質材料、セラミック組成物等からな
る成形品の養生等の後処理に関する技術であり、特に成
形品の製造から取出しに到るまでを自動化するため、多
列・多段の移動収納棚を用いた装置において技術的意義
をもつものである。

〔従来の技術〕

従来、成形品に養生処理を与えるために、成形品の製造
から取出しまでをループ状の径路により自動化した実際
の装置はなく、且つ多列・多段の移動収納棚を用いて、
養生等の後処理を効率よく行なう考え方も存在しない。

〔発明が解決しようとする問題点〕

本発明は、成形品に養生等の後処理を与えるために、多
列・多段の移動収納棚を用い、且つ多列・多段の移動収
納棚に成形品を１般入し、該収納棚から処理ずみの成形
品を搬出する、１Ｍ人・搬出ステーションを設けた装置
において、移動収納棚に対して成形品の厖大・搬出の際
、１３！ｊ、入・搬出の行なわれている部分を除く移動
収納棚の部分は、常に養生等の処理室内に位置して、成
形品に対する養生等の後処理の時間を有効に利用し、製
造から処理を終えて取出までの時間の短縮をはかること
を目的とするものである。

〔問題点を解決するための手段〕

本発明は、成形品に養生等の後処理を施すために用いら
れる多列・多段の移動収納棚と、多列・多段の移動収納
棚に対して成形品を搬入し、後処理された成形品を搬出
する搬入ステーションと搬出ステーションとを設け、移
動収納棚の各段に対して搬入・搬出ステーションに配置
した昇降自在の基枠により、且つ移動収納棚の各列に対
して搬入・搬出ステーションの位置に移動収納棚を前進
駆動することにより、成形品の搬入・搬出を行ない、用
人ステーション・搬出ステーションの部分を除いた移動
収納棚の通路域の前方位置及び後方位置に養生室等の処
理室を設けたことを特徴とする成形品の処理装置に関す
るものである。

〔作　用〕

本発明は、移動収納棚に対して搬入・搬出ステーション
において、成形品の１般入・搬出は移動収納棚の各段に
対しては搬入・搬出ステーションの基枠の上から下、下
から上への昇降により行ない、且つ移動収納棚が一列の
１１前進して次の列の各段に対し、搬入・搬出ステーシ
ョンの基枠の下から上、上から下への昇降により行なう
。このように成形品の搬入・搬出に伴い、移動収納棚は
搬入・搬出ステーションを中心に後方位置から前方位置
へと駆動される。

養生等の処理室を搬入・ＩＭ出ステーションの前後に配
置したことにより、移動収納棚の先端部分と後端部分の
各成形品が前方の処理室に入る時間差は、移動収納棚全
部に成形品をｌＪ、９人・搬出に要する時間であり、移
動収納棚の大きさにより可成の時間を要し、移動収納棚
の先端部分の成形品が、所要の処理を終えると、後方の
処理室に送り込み、処理を終えた移動収納棚の先端部分
は搬入・搬出ステーションにより成形品の搬入・搬出を
行なうものであり、均一な成形品が製造から取出しまで
の時間を短縮して効率のよい装置である。

〔実施例〕

第１図には本発明の成形品の自動処理装置のレイアウト
を示す。Ａはセメント質材料、セラミック組成物等の材
料の圧縮成形機であり、例えば特公昭５　、ｌ　−２０
２０９号公報に記載されたような真空吸引式の圧縮成形
機を使用することができ、この圧縮成形ｉＡにより製造
された成形品はパレットに載置され、二本の紐状ベルト
からなる搬送装置ＢによりＩＩＱ人ステーションＣに送
られ、パレットに載置された成形品は搬入ステーション
Ｃの差込手段により、多列・多段の移動収納棚Ｆの所定
収納孔に１般入されると共に、多列・多段の移動収納棚
Ｆの所定収納孔内に位置した既に養生処理を完了した成
形品は搬出ステーシヨンＤ側に送り出され、搬出ステー
ションＤ側から二本の紐状ベルトからなる搬送装置Ｅに
より成形品取出部Ｇに送られ、成形品取出部Ｇにおいて
成形品はパレットから分離され、成形品取出側に送られ
る。パレットは搬送装置Ｈにより自動圧縮成形機Ａ側に
送られる。

Ｊｌは、搬入ステーションＣ，１４）出ステーションＤ
の前方に位置し、移動収納棚Ｆ内の成形品を養生するた
めの養生室であり、Ｊ２は、搬入ステーションＣ１搬出
ステーシヨンＤの後方に位置し、養生室Ｊ１と同様に、
移動収納棚Ｆ内の成形品を養生しうる室であり、移動収
納棚Ｆが前方の養生室Ｊ＋から後方の養生室Ｊ２に移動
した際、移動収納棚Ｆの先端部は第１図に示されるよう
に、搬入・搬出ステーションに対応しうる位置となる。

本発明は、多列・多段の移動収納棚Ｆを用いるものであ
り、この多列・多段の移動収納棚ＦにＩＩ入・搬出ステ
ーションＣ，Ｄにおいて未＃住の成形品を収納すると共
に同時に養生済の成形品を排出するものであり、その移
動収納棚Ｆに収納される成形品と養生との関係について
説明する。

第１図、第２図の位置にある移動収納棚Ｆには、例えば
最下段から順次上方に向って成形品が収納され、第一列
ｆｌへの成形品の収納が終ると、−列分の距離だけ移動
収納棚Ｆは軌道１上を駆動され、第二列ｆ２に最上段か
ら下方に向って成形品が収納され、移動収納棚Ｆの一装
置の距離の駆動を行なう。この際、成形品を収納し終っ
た移動収納棚Ｆの前端列ｆｌから順次、前方の養生室Ｊ
１に送り込まれる。移動収納棚Ｆの後端列ｆｎへの成形
品の収納が終ると、移動収納棚Ｆは前方の養生室Ｊ１に
送り込まれる。

移動収納棚Ｆの前端列ｆ、から後端列ｆｎまでの全てに
、成形品の搬入・搬出に要する時間は、一段に２個、−
列の上下方向２６段で、２０列からなる実施例の移動収
納棚Ｆの場合、自動的に搬入・搬出が行なわれても相当
の時間を要するものであり、移動収納棚Ｆの前端列ｒ１
側の成形品の養生が終っても、移動収納棚Ｆの後端列ｆ
０側の成形品の養生が十分でない場合が多い。

本発明では、移動収納棚Ｆの前端列ｆｌの成形品の養生
が終れば、直ちに移動収納棚Ｆを第１図。

第２図の位置に後退させることにより、移動収納棚Ｆは
その前端列［１を搬入・ＩＭ出ステーションＣ，Ｄの位
置に合致させると共に未養生の成形品を収納した移動収
納棚Ｆの後端列ｒｎ側は、後方の養生室Ｊ２内に位置す
る。

このため、搬入・搬出ステーションＣ，Ｄにおいて移動
収納棚Ｆの前端列「ｌから成形品の搬入・搬出を行ない
ながら、前記したと同様、移動収納棚Ｆは順次間欠的に
前方に駆動され、この間移動収納棚Ｆの後端列ｆｎ側は
、後方の養生室Ｊ２に位置し、移動収納棚Ｆの前端列ｆ
１が前方の養生室Ｊ＋に滞留する時間とその後端列［。

が養生室Ｊ１と後方の養生室Ｊ２とに滞留する時間は等
しく、可成の大きさを有する移動収納棚Ｆの成形品は全
ての位置で均一な養生を与えることができる。

搬入ステーションＣＸ１１２出スヲーシヨンＤは、移動
収納棚Ｆの上下の各段に対して成形品を順次搬入・搬出
するための基枠２を夫々備え、この昇降自在の基枠２に
対して、成形ｔＭＡ側からパレットに載置された成形品
が搬送装置Ｂを介して送り込まれ、且つ基枠２からＩ絞
込買付Ｅを介して成形品は成形品取出部Ｇへ送られる。

第２図に示されるように、実施例の搬送装置Ｂ。

Ｅはその一端である成形機Ａ側、成形品取出部Ｇ側の軸
３を中心に、他端の基枠２側を上下動しうるように構成
した１般送路を構成している。

移動収納棚Ｆは、台車４に複数個の車軸５に車輪６を設
け、この適当数の車軸５部分に駆動モータが配置され、
搬入ステーションＣ，搬出ステーションＤにおいて、一
段の上下に成形品が収納・排出されると、−列分の距離
だけ、移動収納棚Ｆは軌道１上を駆動され、軌道１は、
成形機Ａと成形品取出部Ｇとの間の後方の養生室Ｊ２の
後端から前方の養生室Ｊ］の前端の内部に敷設されてい
る。

よって、未養生の成形品は、成形機Ａから搬送装置Ｂよ
り１駁入ステーシヨンＣの昇降自在の基枠２から移動収
納棚Ｆに収納され、前方の養生室Ｊ１又は前方の養生室
Ｊ＋　と後方の養生室Ｊ２において所定の養生を施され
、次の未養生の成形品の差込みにより搬出ステーション
Ｄの基枠２′に送り出され、基枠２′から搬送装置Ｅに
より成形品取出部Ｇに送られ、成形品取出部Ｇにおいて
、パレットから成形品を吸着手段７により分離し、成形
品１般送路８上に取り出し、一方、パレットは搬送装置
Ｈにより成形機Ａ側に送られる。

〔効　果〕

本発明の構成により、多列・多段の移動収納棚を用いて
養生処理を行なうため、この移動収納棚に成形品の全て
を搬入・１１１出するに相当の時間を必要とし、１Ｍ人
・搬出ステーションの前（多に養生室を設けたことによ
り、この搬入・搬出に要する全時間を養生のための時間
に利用することができ、このため、移動収納棚に対する
成形品の）絞入・ＩＩＱ出のザイクルを短縮することが
でき、生産能率をあげることができ、また、移動収納棚
の前部と後部における成形品に対して富に一定の養生時
間を与えることができ、品質一定の成形品が得られる。

養生室を搬入・搬出ステーションの前後に設けても、移
動収納棚の前進・後退のため必要なスペースを利用する
ため、格別のスペースを必要としない利点も有する。

【図面の簡単な説明】

第１図は、本発明の処理装置の平面図を示し、第２図は
、第１図の側面図を示す。 Ｃ・・・搬入ステーション、Ｄ・・・Ｉｌｌｌ入出−シ
ョン、Ｆ・・・移動収納棚、Ｊ＋　・・・前方養生室、
Ｊ２・・・後方養生室、２・・・基枠。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 成形品に養生等の後処理を施すために用いられる多列・
   多段の移動収納棚と、多列・多段の移動収納棚に対して
   成形品を搬入し、後処理された成形品を搬出する搬入ス
   テーションと搬出ステーションとを設け、移動収納棚の
   各段に対して搬入・搬出ステーションに配置した昇降自
   在の基枠により、且つ移動収納棚の各列に対して搬入・
   搬出ステーションの位置に移動収納棚を前進駆動するこ
   とにより、成形品の搬入・搬出を行ない、搬入ステーシ
   ョン・搬出ステーションの部分を除いた移動収納棚の通
   路域の前方位置及び後方位置に処理室を設けたことを特
   徴とする成形品の処理装置。