JPS63132987A - 水膨潤性シ−リング材 - Google Patents

水膨潤性シ−リング材

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JPS63132987A
JPS63132987A JP61281168A JP28116886A JPS63132987A JP S63132987 A JPS63132987 A JP S63132987A JP 61281168 A JP61281168 A JP 61281168A JP 28116886 A JP28116886 A JP 28116886A JP S63132987 A JPS63132987 A JP S63132987A
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JP
Japan
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water
polyethylene oxide
sealing material
swellable
swelling
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Pending
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JP61281168A
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English (en)
Inventor
Masashi Watanabe
渡辺 正支
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Sumitomo Chemical Co Ltd
Original Assignee
Sumitomo Chemical Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 本発明は、鉄製品やコンクリート製品等の止水に用いら
れる水膨潤性のシーリング材に関するものである。
〈従来の技術とその問題点〉 従来から、軟質樹脂やゴム類に高吸水性樹脂を混合した
水膨潤性シーリング材は数多(知られている。
しかしながら、これらはいずれも真水に比較し、海水、
セメント溶液、泥水、裏込材等を用いて膨潤させると、
陽イオンの影eを受けて、一般的には、真水のIA〜1
/10程変の膨潤率に低下してしまう。真水と海水との
膨潤率の差が大きいと、使用条件に適した各種のシーリ
ング材が必要となったりして、製造面でも使用面でも1
11題がある。
一方、天然ゴムに水膨潤性ウレタンをグラフトしたもの
が知られておりこれは、真水と海水との膨潤率の差はほ
とんどないが、膨潤率が低いため止水性能に問題がある
近年は、土木工事の技術の進歩がめざましく、海底トン
ネルもシールド工法等が一役的に行われるようになら、
より一層海水等の影響を受けにくくかつ、膨潤率の高い
シーリング材が要求されるようになった。
く問題点を解決するための手段〉 本発明は真水と海水での膨潤率の差が少なく、かつ、膨
潤率が高い新規な水膨潤性シーリング材を提供するもの
であり、つぎのような構成成分からなるものである。
すなわち、本発明は軟質樹脂またはゴム類に、ポリエチ
レンオキシドにインシアナート化合物を反応させて得ら
れる水不溶性のポリエチレンオキシド変性物(2)、(
2)以外の高吸水性樹脂@および2aiの金謂化合物を
共存さぜることを特徴とする水膨潤性シーリング材であ
る。
本発明に使用される軟質樹脂としては、例えばエチレン
−酢駿ビニル共重合体もしくはそのケン化物、エチレン
−イノブチレン共重合体、エチレン−アクリル酸共重合
体、エチレy−メタクリル■メチル共重合体、エチレン
−スチレン共重合体、塩素化ポリエチレン、クロロスル
ホン化汐ポリエチレン、ポリ塩化ビニル、塩化ビニル共
重合体、スチレン−ブタジェン−スチレンブロック共重
合体、スチレン−イソプレン−スチレンプC2v)り共
重合体など各種の熱可塑性樹脂または熱面−性エラスト
マーが挙げられる。
またゴム類としては天然ゴムのほか、クロロプレンゴム
、エチレン−プロピレン共重合体、ポリブタジェン、ポ
リイソプレン、スチレン−ブタジェン共重合体、シリコ
ンゴム、ウレタンゴム、ブチルゴムなどの各種合成ゴム
が挙げられる。なお、本発明の軟質樹脂およびゴム類は
、単独または併用して用いることができる。その他必要
に応じて充填剤、安定剤、加硫剤、加硫助剤、加硫促進
剤、軟化剤、可塑剤、シラン力、プリング剤、ラジカル
発生剤など通常用いられているものは、すべて使用する
ことができる。
本発明に用いるポリエチレンオキシドにイソシアナート
化合物を反応させて得られる水不溶性のポリエチレンオ
キシド変性物囚は、それ自身は公知でありたとえば特開
昭47−21499号公報に記載されている方法により
製造することができる。
かかるポリエチレンオキシド変性物の製造にあたり、原
料となるポリエチレンオキシドの平均分子量は1万〜1
0万以下が好ましい。
また、プロピレンオキシドおよびブチレンオキシドとの
共重合体が好ましい。仁のようなポリエチレンオキシド
は単独でも2種以上のd合怜を用いてもよい。Cれらの
適当な共重合体または混合物を使用する乙とにより得ら
れるポリエチレンオキシド変性物の性質をかえることが
可能である。たとえば、融点をある程Ifコントロール
する仁とができ、また、疎水性の強いインシアナート化
合物を選ぶことによ〜、水不溶性でありながら、水膨潤
性の高いものが得られる。
本発明に用いられるポリエチレンオキシド変性物の平均
分子量は1万〜!O万以下で、かつ、融点が120〜1
50℃が好ましく、また吸水能力が20〜401/fl
のものが好ましい。
ξこで、原料ポリエチレンオキシド変性物の平均分子量
が10万以上になると、融点が150℃ 以上になり、
合成樹脂およびゴム中への分散性や作業性の低下および
ゴム自身の変質が生じるため好ましくない、また、1万
以下のポリエチレンオキシド変性物は水に溶けやすいた
め好ましくない。
一方、ポリエチレンオキシドとの反応に用いられるイン
シアナート化合物とは同一分子内にインシアナート基(
−NGO)を1個または2個以上含有する有機化合物で
あって、たとえばね−プロピルイソシアナート、n−ブ
チルイソシアナート、n−ヘキシルイソシアナート、ド
デシルイソシアr−ト、オクタデシルイソシアナート、
シクロヘキシルイソシアナート、ベンジルイソシアナー
ト、フェニルイソシアナート、1.4−フェニルジイソ
シアナート、ヘキシルイソシアナート、デカンジイソシ
アナート、チオジエチルジイソシアナート、ヘキテメチ
レンジイソシアナート、1.8−ジメチルベンゾ−ルー
2.4−ジイソシアナート、2,4−トルイレンジイソ
シアナー)(TDI)、TDIの三量体〜ポリメチレン
ボリフェニルイソシアナ−ト、トリメチロールプロパン
などのポリオールにその活性水素の数に対応するモル数
のジイソシアナートを反応させて得られるウレタントリ
イソシアナート化合物、ポリイソシアナートアダクトな
どがあも、これらは単独あるいは21以とを混合して用
いることができろ。
かかるイソシアナート化合物の使用ユは反応成分の4頂
等の条件に2っても異るが、一般的にはポリエチレンオ
キシドに対して0.01〜5mtt%、好ましくは0.
05〜2’i量%である。
ポリエチレンオキシドにモノまたはポリイノシアナート
化合物を反応させる方法としては適当な溶謀を用いた溶
液状で反応させろ方法が一般的であるが、分散状で反応
させる方法、粉末状または固体状で両者を均一に混合し
た後所要温度に加熱して反応させることもできる。
反応温度は通常50〜150℃である。
なお、この反応系にトリエチルアζノ、トリエタノール
アミン、ジブチルスズジラウレート、ジブチルスズジア
セテート、トリエチレンジアミンなどを少量添加するこ
とにより反応がより促進されることもある。
本発明に使用されるポリエチレンオキシド変性物囚以外
の高吸水性樹脂■とは公知の高吸水性樹脂であり、例え
ば酢酸ビニル−アクリル酸メチル共重合体のケン化物、
イソブチレン−無水マレイン酸共重合体変成物の架橋物
の塩、ポリアクリル酸の架橋物の塩、およびその変性物
、デンプン−アクリル酸共重合体の塩、スチレン−無水
マレイン酸共重合体の架橋物の塩などが具体例としてあ
げられるが、これらに限定されるものではなく、仁れを
181または2皿以と併用してもよい。
なお、高吸水性樹脂(至)は融点を持たないためあらか
じめ機械粉砕等により微粉にして用いるのが好ましく、
その粒径は100μ以下がよい。
また、その添加量は使用目的によって異なるが10〜5
0%の範囲が好ましい。
特に、酢酸ビニル−アクリル駿メチル共重合体ケン化物
、または、イソブチレン−無水マレイン酸共重合変成物
の架橋体の塩が膨潤後の強度や耐久性などの点で特にす
ぐれているので好ましいう また、本発明に用いられる多価の金属化合物としては水
に対し難溶性である酸化カルシウム、酸化マグネシウム
、炭酸カルシウム、酸化カルシウムを含む各種セメント
、硫駿カルシウム、石膏、水酸化カルシウム、水酸化マ
グネシウム、酸化・珪素、水酸化アルミニウムなどが例
示され、特に2価金属化合物が好ましく、酸化カルシウ
ムがより好ましい。また多価の金属化合物の形状は微粒
子がよく、その添加量は使用目的によって異なるが、1
〜10%の範囲が好ましい。
高吸水性樹脂囚および■の添加量を調整することにより
、シーリング材の膨潤率を調整することができるが、膨
潤率は100〜tooo%になるような量が好ましく、
シーリング材の膨潤後の強度や耐久性等を考慮すると、
200〜800%がより好ましい膨潤率である。
本発明の水膨潤性シーリング材は、通常行われている公
知の方法で容易に製造することができる。すなわち、各
種配合物質をロール、ニーグー、バンバリーミキサ−等
通常の混線機を用いて混合し、成形機としては、スクリ
ュ一式押出機、各種インジェクシ嘗ン、プレス成形機、
カレンダーロール、ロートキュアー等通常の各種成形機
および加硫機が用いられる。
く実施例〉 つぎに、上記技術的手段の実施例を詳述するが、これら
実施例は単に、例示的なものであって、これらに限定さ
れるものではない。
実施例1 エチレン−酢酸ビニル共重合体として、住友化学C’A
)エバテート05011(MI=60、酢Oビニル含有
量=41%)50m一部に対し、高吸水性樹脂Iとして
、スミカゲル■5P−520(住友化学(製)、酢酸ビ
ニル−アクリル酸メチル共重合体ヶノ化物)を86重量
部、高吸水性樹脂(2)として、スきカゲル■R−8O
R(住友化学(製)ポリエチレノーオキシドの変成物)
を10!j13B、さら°に酸化力ルシウム6′m僅部
を加え、140℃で10分間混線を行ない、つぎに、1
80℃でプレスを用いて、厚さ2−シートを得た。
得られたプレスシート(20■X20saX2t)を用
いて、物性および、20℃の蒸留水および8.6%食塩
水に浸貸し、所定時間ごとに取出し、膨潤率を求めた。
得られた結果を表1に示したう 実施例2〜4 表2に示す配合によりロールで混練したのち、140℃
で8分間ゴム加硫プレスを用いて厚さ2漏シートを成型
し、得られたプレスシートを用いて、実施例1と同様に
して、物性および膨潤率を求めた。得られた結果を表8
に示した。
比較例1 尋チレンー酢酸ビニル共重合体として、住友化学(IN
)エバラード05011(Ml−60、酢酸ビニル含有
量=41%)65重量部に対し、高吸水性樹脂■として
、スミカゲル■5P−620を86重量部用いて、実施
例1と同様にしてプレスシートを作成し、物性および膨
潤率を求めた。得られた結果を表1に示した。
比較例2 エチレン−酢酸ビニル共重合体として、住友化学(製)
エバテート■501・・1(MI−60、酢酸ビニル含
有@=41%)90!量部に対し、高吸水性樹脂囚とし
て、スミカゲル■R−8ORを10!量部を用いて、実
施例1と同様にして、プレスシートを作成し、物性およ
び膨潤率を求めた。得られた結果を表1に示した。
比較例8〜6 表−2に示す8合により、他は実施例2〜4と同様にし
てプレスシートを得て、物性および膨潤率を求めた。得
られた結果を表−8に示す。
なお、蒸留水および海水中での膨潤率はつぎの式により
求めた。
^ A=膨4“j前の重さくf) B−膨潤後の重さく1) 〈発明の効果〉 以上の結果から明らかのように、高吸水性樹脂を用いた
水膨潤性シーリング材の製造暑ζおtllで、2価の金
属化合物を共存させることによ−て、蒸留水中では、比
較例に比べ、膨潤率は低くなるが、8%食塩中では、反
対に比較例より膨潤率が高く、また本発明の特長である
蒸留水と8%食塩水での膨潤率の差が、比較側塔と比べ
かなり少なくなっている。
すなわち、本発明のシーリング材は真水における膨潤率
と海水における膨1率の儲が、従来の高吸水性樹脂を用
いたシーリング材に比べて小さいものである。一方、そ
の膨潤率は、従来の天然ゴムに水膨潤性ウレタンをグラ
フトしたものよりもはるかに大きいものである。
一 これに対し、ナトリウム、カリウム等の価の賜イオンを
共存させても、イオン濃度の影響が大きく、膨潤率のコ
ントロールがむずかしく、また水膨潤性シーリング材か
らの溶出が大きく、長期耐久性が得られない。
また実施例と比較例との比較、特に実施例2と比較例5
の比較から明らかのように、本発明の方法に用いる多価
の金属化合物を共存させても、水膨潤性シーリング材の
物性(特に引張強さ)は、はとんど低下していない乙と
がわかる。
\、\ \11、 ゛・、\

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)軟質樹脂またはゴム類に、ポリエチレンオキシド
    にイソシアナート化合物を反応させて得られる水不溶性
    のポリエチレンオキシド変性物(A)、(A)以外の高
    吸水性樹脂(B)および多価金属化合物を共存させるこ
    とを特徴とする水膨潤性シーリング材。
  2. (2)2価の金属化合物が酸化カルシウムである特許請
    求の範囲第1項記載の水膨潤性シーリング材。
JP61281168A 1986-11-25 1986-11-25 水膨潤性シ−リング材 Pending JPS63132987A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH1160823A (ja) * 1997-08-22 1999-03-05 Hayakawa Rubber Co Ltd ゴム組成物、止水材及び止水構造
JP2009057476A (ja) * 2007-08-31 2009-03-19 Nippon Kagaku Toryo Kk 溶融性水膨潤性止水組成物及びそれを使用した止水方法

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS61130324A (ja) * 1984-11-29 1986-06-18 Meisei Kagaku Kogyo Kk 高分子物質の改質方法
JPS61241338A (ja) * 1982-06-25 1986-10-27 Dainichi Seika Kogyo Kk 水膨潤性樹脂
JPS633081A (ja) * 1986-06-20 1988-01-08 Futaba Rubber Kogyo Kk 水膨潤性組成物

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