JPS61241338A - 水膨潤性樹脂 - Google Patents

水膨潤性樹脂

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JPS61241338A
JPS61241338A JP60267551A JP26755185A JPS61241338A JP S61241338 A JPS61241338 A JP S61241338A JP 60267551 A JP60267551 A JP 60267551A JP 26755185 A JP26755185 A JP 26755185A JP S61241338 A JPS61241338 A JP S61241338A
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hydrophobic
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道衛 中村
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斉 竹内
Minoru Takizawa
稔 滝沢
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、水を吸収するが水には溶解しない水膨潤性樹
脂組成物に関する。
(従来技術とその問題点) 従来、水膨潤性樹脂としては、カルボキシル基やスルホ
ン酸基等のアニオン性基あるいはポリオキシエチレン基
等のノニオン性基を親水性基とするものが多数知られて
いるが、アニオン型のものは、水のpHや水中の電解質
の存在により極端に水膨潤度が低下するという欠点があ
り、またノニオン型のものはアニオン型のものに比べて
中性の水でも水膨潤度が低いという欠点がある。その結
果、多くの問題が発生している。
(問題点を解決するための手段) 本発明者は、水の性質の変化に拘らず十分な水膨潤性を
有する水膨潤性樹脂を得るべく鋭意研究の結果、従来の
アニオン型の水1M潤樹脂に特定のブロック構造のポリ
ウレタン系樹脂を添加することにより、が従来技術の欠
点が解決されることを知見して本発明を完成した。
すなわち、本発明は水膨潤性樹脂100重量部と疎水性
ゴム基材20〜2.000重量部とからなり、上記水膨
潤性樹脂が少なくとも1個の下記構造を有する分子量3
,000〜so、oooのA−B−Afiブロックコポ
リマーとアニオン型水膨潤性樹脂との混合物であること
を特徴とする水膨潤性樹脂組成物である。
^−0CON)!−Y−NHCOO−B−OCONH−
Y−NHCOO−A但し、式中のAは、分子量が、1.
000〜20.000の疎水性ポリマー釦であり、Bは
分子量が1,000〜20,000のポリオキシエチレ
ン鎖または50重量%以上のオキシエチレン基を含有す
るポリオキシエチレンプロピレン鎖であり、且つYはジ
イソシアネート化合物の残基である。
本発明の詳細な説明すると、本発明で使用し、本発明を
第1に特徴づける水膨潤性樹脂は、少なくとも1個のA
−B−A型構造、すなわち(疎水性セグメント)−(親
水性セグメント)−(疎水性セグメント)の結合形式を
有するものであって、それらのセグメントがウレタン結
合によって連結しているものである。
親水性セグメントを形成するポリマー鎖は分子量が約1
.000〜20.000のポリオキシエチレン鎖または
オキシエチレン単位を50重量%以上含有するポリオキ
シエチレンプロピレン鎖である。これらのポリマー鎖の
分子量が約1.000未満であると得られるブロックコ
ポリマーの吸水性が不十分となり、一方、分子量が20
.000を越えると得られるブロックコポリマーの吸水
性は大になるが水に溶解し易くなり、形成されるヒドロ
ゲルの物理的強度が低下する。
疎水性セグメントを形成するポリマー鎖は分子の両末端
に水酸基を有するものであって、そのポリマー鎖として
は、1,2−または1.4−ポリブタジェン、ポリイソ
プレン、ポリクロロプレン、ブタジェン−スチレンコポ
リマー、スチレン−イソプレンコポリマー、ブタジェン
−7クリロニトリルコポリマーあるいはこれらの部分ま
たは完全水素添加物、ポリエチレン、ポリプロピレン、
ポリブチレン、エチレンプロピレンコポリマー、ポリス
チレン、ポリエチレンアジペート、ポリブチレン7ジペ
ート、ポリエチレンブチレンアジペート、ポリε−力、
プロラクトン、ポリブチレンテレフタレート、ジオール
とジイソシアネートとからなるポリウレタン等であって
、得られるブロックコポリマー中において凝集相を形成
し、吸水時にブロックコポリマーの水中への溶解を防止
するものである。このようなポリマー鎖は分子量が約t
 、ooo〜20,000の範囲のものが好ましく1分
子量が約1.000未満であると凝集相の凝集力が不十
分となり、ブロックコポリマーのゲル構造の物理的強度
が不十分となり、一方、分子量が約20.000を越え
ると吸水性が不十分となる。親水性セグメントと疎水性
セグメントのit割合は、親水性セグメントが全体の5
0!l!量%以上が好ましい。
親水性セグメントと疎水性セグメントを連結するのはウ
レタン結合であり、この結合には有機のジイソシアネー
トを使用する。このようなジイソシアネートとしては、
フェニレンジイソシアネート、トリレンジイソシアネー
ト、キシリレンジイソシアネート、4,4′−ジフェニ
ルメタンジイソシアネート、水添化4,4′−ジフェニ
ルメタンジイソシアネート、十フタレンジイソシアネー
ト、トリジンジイソシアネート、ヘキサメチレンジイソ
シアネート、インホロンジイソシアネート、ビス(イソ
シアネートメチル)シクロヘキサン、ジシクロヘキシル
メタンジイソシアネート。
リジンジイソシアネート、トリメチルへキサメチルジイ
ソシアネート等公知のものがいずれも使用できる。
本発明で使用する水膨潤性樹脂は上記の各反応成分を反
応させることにより得られるが、その製造方法自体は従
来のポリウレタン系樹脂の製造方法に準じてもよい、好
ましい方法は、上記親水性セグメント成分と有機ジイソ
シアネートとを、反応当量比NC010H=約2の割合
で反応させ両末端にイソシアネート基を有するプレポリ
マーを調製し、次いで該プレポリマーと前記の疎水性セ
グメント成分とを反応当量比NC010H=約0.5の
割合で反応させる、いわゆるプレポリマー法である0本
発明において好ましい水膨潤性樹脂の分子量の範囲は約
3,000〜60.000であり、分子量が約3.00
0未満のものでは吸水性、ヒドロゲルの物理的強度が不
十分となり、分子量が約60.000を越えると溶剤に
よる溶解性や成形性等が劣る様になる。
上記の如き反応は無溶媒で行ってもよいし、不活性溶剤
中で行ってもよい、溶剤としては従来公知のウレタン反
応溶剤がいずれも使用することができる。
本発明においては、各成分の使用割合とともに疎水性セ
グメント成分を種々選択することにより、各種の性能の
水膨潤性樹脂を得ることができる。すなわち、ポリマー
化後に高い凝集性を生じる成分を使用したり、比較的低
い凝集性を生じる成分を使用することによっても吸水性
やヒドロゲルの物理的強度を変化させることができる。
また、不飽和二重結合等の反応性基を有する疎水性セグ
メントを選択することによって、得られた水膨潤性樹脂
を使用したり、成形したり、あるいはマトリックスと相
溶させた後に架橋させたり、あるいはマトリックス自体
と結合させたりすることができる。
以上の如くして得られる本発明で使用する水膨潤性樹脂
は、水中において多量の水分(例えば自重の約2〜40
倍)を吸収保持できるが、疎水性セグメントの凝集力に
よって水中に溶解することがなく、安定で物理的強度の
高いヒドロゲルが得られる。特に従来の水膨潤性樹脂は
、アニオンタイプのものが多く、そのためその吸水性等
の性能が水のPHや金属イオン等に多大な影響を受ける
ものであったが、本発明で使用する水膨潤性樹脂は、そ
の親水性セグメントがノニオンタイプであるため、水の
PHや溶存成分によってその性能があまり左右されない
、しかしながら、これらの7ニオン型のものは、ノニオ
ン型のものと比較すれば、水膨潤度が低いものである。
本発明で使用し、本発明を第2に特徴づけるアニオン型
の水膨潤性樹脂はいずれも従来公知のものでもよく、例
えばデンプン−ポリ(メタ)アクリル酸ナトリウムグラ
フト化物、デンプン−ポリアクリロニトリグラフト化物
のケン化物、セルロース−ポリ(メタ)アクリル酸ナト
リウム、架橋ポリ(メタ)アクリル酸ナトリウム、架橋
ポリ(メタ)アクリル酸カリウム、ビニルアルコール(
メタ)アクリル酸ナトリウム−(メタ)アクリル酸共重
合体、架橋インブチレン−無水マレイン酸共重合体のア
ルカリ中和物,架橋カルボキシメチルセルロースのナト
リウム塩等従来公知のものはいずれも使用することがで
きる。
本発明において特に好ましいアニオン型水膨潤性樹脂と
しては、例えば、特開昭54−83091号公報、同5
4−83989号公報、同54−87791号公報、同
54−108895号公報に記載された(疎水性ポリマ
ーセグメント)−(親水性ポリマーセグメント)−(疎
水性ポリマーセグメント)の結合形式を有するブロック
コポリマーである。
このようなブロックコポリマーの中で最も好ましいもの
は、前記の親水性ポリマーセグメントの親水性基がカル
ボン融あるいはスルホン酸のアルカリ金属塩であるもの
である。
本発明においては,以上の如きノニオン型のものと7ニ
オン型のものを組合せて使用することを特徴としており
、両者の好ましい使用割合は、ノニオン型:アニオン型
=10〜90:90−10の重量割合である.このよう
な組合せによって、従来技術の欠点、すなわち、ノニオ
ン型の低い水膨潤性およびアニオン型の水のpHや電解
質にょる水W潤性の著しい低下という問題が解決された
.両者の使用割合が上記の範囲外になると、いずれか一
方の欠点が顕在化して好ましくない。
本発明の水膨潤性樹脂組成物は、前記の水膨潤性樹脂の
混合物とマトリックスである疎水性弾性ゴム基材とから
なる。このような疎水性弾性ゴム基材としては、天然ゴ
ム、ポリイソプレン、ポリブタジェン、ブタジェン−ス
チレンコポリマー、ブタジェン−アクリロニトリルコポ
リマー、ポリクロロプレン、エチレンプロピレンゴム、
アクリル系重合体、エチレン−酢酸ビニルコポリマー、
ポリビニルブチラール樹脂、シリコーンゴム、ウレタン
ゴム等公知のゴム材料を使用することができる。
本発明で使用する水膨潤性樹脂混合物はこのような疎水
性弾性ゴム基材に対して良好な相溶性または分散性を有
するので任意の割合で配合できるが、組成物の水による
膨張度と物理的強度あるいは用途によって、疎水性弾性
ゴム基材100重量部あたり約5〜400重量部が好ま
しい配合割合である。
本発明の水膨潤性樹脂組成物の必須成分は上述の通りで
あるが、その他、可塑剤、プロセスオイル、油、流動パ
ラフィン、ワセリン、ポリイソブチン、各種染顔料、各
種充填剤、安定剤、発泡剤、有機溶剤等が用途に従って
任意に添加できる。
各成分の配合は各種の混線機により容易に行うことがで
き、水膨潤性樹脂混合物と疎水性弾性ゴム基材とが相溶
性または分散性であるため、加熱溶解でも溶剤中におけ
る配合もいずれも容易である。
(作用・効果) 本発明の水膨潤性樹脂組成物の形態はいかなる形態でも
よいが、代表的な形態は各種の形状の成型品および液状
である。成形品(液状から固化させた成形品も含む)が
水中にあると、あるいは水と接触するとマトリックスで
ある疎水性弾性ゴム基材が存在するにも関わらず、且つ
疎水性弾性ゴム基材の凝集にも関わらず、自重の1.5
〜50倍の水を吸収し、それだけ体積が膨張し、且つ水
との接触がなくなり、乾燥によって元の体積に戻る性質
を有している。
従って、各種構築物のセグメント間の空隙に充填するこ
とにより、止木材として優れた効果を発揮する。このよ
うな本発明の水膨潤性樹脂組成物の特徴は前述の水膨潤
性樹脂混合物自体の特徴に加えて、水中においても水膨
潤性樹脂組成物中から水膨潤性樹脂混合物が水中に溶出
しないことである。このことは本発明で使用する水膨潤
性樹脂混合物が疎水性セグメントと親水性セグメントと
のA−B−A型のブロック構造になっており、その疎水
性セグメントがマトリックスと強固に凝集しているため
と考えられる。
以上の如き本発明の水膨潤性樹脂組成物は、止木材とし
て使用される外、合成繊維、プラスチックス、各種織布
等の性能修正、生理用品、含水保冷材、土壌保水材、育
苗保水材、湿度調節材、合成皮革、吸汗材、結露防止材
その他の用途に有利に使用することができる。
次に実施例を挙げて本発明を具体的に説明する。尚、文
中部または%とあるのは重量基準である。また、水膨潤
度とあるのは下記の如くして算出した値である。
水膨潤度=サンプルの吸水後の重量/サンプルの乾燥重
量 参考例1 平均分子量8,300のポリエチレングリコール100
部を400部のメチルエチルケトン中に加え、60℃に
加熱し、4.3部のトリレンジイソシアネートを加え、
60℃で1時間反応させる。更に75℃で3時間反応さ
せた後、平均分子量1,400の1.2−ポリブタジェ
ングリコールの20%メチルエチルケトン溶液180部
に加え、75℃で16時間反応させる0次いでメチルエ
チルケトンを留出し、ノニオン型水膨潤性樹脂120部
を得た。この水膨潤性樹脂の軟化点は45℃であり、水
膨潤度は13.2倍であった。
参考例2 平均分子量20,000のポリエチレングリコール10
0部、トリレンジイソシアネート1.8部および平均分
子量3.000の1,2−ポリブタジェングリコールの
20%メチルエチルケトン溶液J、 50部を使用した
ことを除き、参考例1と同様にしてノニオン型水膨潤性
樹脂128部(水膨潤度15゜0倍)を得た。
参考例3 平均分子量20.000のポリエチレングリコール10
0部を400部のトルエン中に加えて70℃ニ加熱し、
2.6部のシフニルメタンジイソシアネートを加え1時
間反応させる。更に、80℃で3時間反応させた後、平
均分子量2.200の両末端に水酸基を有するクロロプ
レンオリゴマーの22部を加え、105℃で8時間反応
させる0次いでトルエンを留出し、−ノニオン型の水膨
潤性樹脂(水膨潤度17.6倍)118部を得た。
参考例4 参考例1の1.2−ポリブタジェングリコールに代えて
、1.4−ポリブタジェングリコールを使用し、他は参
考例1と同様にしてノニオン型の水膨潤性樹脂(水膨潤
度12゜8倍)117部を得た。
参考例5 参考例1のポリエチレングリコールに代えて、エチレン
オキシドとプロピレンオキシドのランダムコポリマー(
平均分子量4,200、オキシエチレン含有量80%)
100部、トリレンジイソシアネート6.7部、平均分
子量1,400の1.2−ブタジェングリコールの20
%メチルエチルケトン溶液333部を使用したことを除
き、実施例1と同様にしてノニオン型水膨潤性樹脂16
8部(水膨潤度1O93倍)を得た。
参考例6 (ポリスチレン)−(ポリブタジェン)−(ポリスチレ
ン)フロックコポリマー(ホリスチレン含有量30%)
の二重結合の殆ど全部にチオグリコール酸を付加させ、
カルボン酸のナトリウム塩にしたアニオン型水膨潤性樹
脂(水膨潤度150倍)を得た。
参考例7 アクリル酸72部を25%苛性ソーダ水溶液で中和し、
次いで過硫酸カリウム0.4gを添加し、均一な溶液と
した。この溶液をシクロヘキサン500部およびソルビ
タンステアレート3部の溶液に滴下し、60℃で6時間
反応させ、アニオン型水膨潤性樹脂(水膨潤度400倍
)95部を得た。
実施例1 参考例1で得た水膨潤性樹脂40部、参考例6で得た水
膨潤性樹脂40部、クロロプレンゴム100部、プロセ
スオイル15部、酸化マグネシウム4部、亜鉛華5部、
促進剤22を0.5部およびステアリン酸0.5部を2
本ロールで混練し、次いで押し出し後加硫を行ない、断
面が3部肩層×51層である止水効果に優れたひも状の
本発明の水膨潤性シーリング材を得た。
実施例2 参考例2で得た水膨潤性樹脂60部、参考例6で得た水
膨潤性樹脂20部を使用したことを除いて、実施例1と
同様にして上水効果に優れたひも状の本発明の水膨潤性
シーリング材を得た。
実施例3 参考例3で得た水膨潤性樹脂40部、参考例6で得た水
膨潤性樹脂20部を使用したことを除いて、実施例1と
同様にして止水効果に優れたひも状の本発明の水膨潤性
シーリング材を得た。
実施例4 参考例4で得た水膨潤性樹脂30部、参考例6で得た水
1M潤性樹脂50部、天然ゴム100部、カーボンブラ
ック20部、ハードクレイ15部、プロセスオイル40
部、亜鉛華5部、イオウ2.5部、ステアリン酸1部、
促進剤35を1部および促進剤1を0.2部の配合無法
にてバンバリーミキサ−で混練し、ロールにてシート化
後、150℃、15分間でプレス加硫を行い、厚さ3部
朧ののシートとした。これを巾30mmに細長く切り取
り、止水効果に優れたひも状の本発明の水膨潤性シーリ
ング材を得た。
実施例5 参考例1で得た水膨潤性樹脂50部、参考例7で得た水
膨潤性樹脂30部を使用したことを除いて、実施例4と
同様にして止水効果に優れたひも状の本発明の水膨潤性
シーリング材を得た。
実施例6 参考例5で得た水膨潤性樹脂40部、参考例6で得た水
膨潤性樹脂40部を使用したことを除いて、実施例4と
同様にして止水効果に優れたひも状の本発明の水膨潤性
シーリング材を得た。
比較例1 参考例6で得た水膨潤性樹脂80部を使用したことを除
いて、実施例1と同様にして比較例の水膨潤性シーリン
グ材を得た。
比較例2 参考例1で得た水膨潤性樹脂80部を使用したことを除
いて、実施例1と同様にして比較例の水膨潤性シーリン
グ材を得た。
比較例3 参考例2で得た水膨潤性樹脂80部を使用したことを除
いて、実施例1と同様にして比較例の水膨潤性シーリン
グ材を得た。
試験例 実施例1〜6および比較例1〜3で得た水膨潤性シーリ
ング材の小片(201鵬X20嘗論×5■)を7日間、
蒸留水(A)中および3%食塩水(B)中に夫々浸し、
その水膨潤度を測定したところ、下記の第1表の通りの
結果を得た。尚、参考の為に参考例1〜7の水膨潤性樹
脂の上記と同条件下(但し浸漬は1日間)における水膨
潤度も測定し第2表に示した。
表から明らかな通り、本発明の水膨潤性シーリング材は
、アニオンタイプの水膨潤性樹脂の欠点とされていた電
解質溶液中での水膨潤度の低下が少なく、蒸留水中での
水膨潤度が高く両者の特徴を合わせ有している。これら
の特徴から地下のコンクリートセグメントのシーリング
材あるいは種々のバッキングとして使用された場合、隙
間が生じて漏水しても水膨潤性樹脂組成物が膨潤するこ
とにより、隙間を無くすることができ、優れた止水効果
を奏するものである。
’IJIJ!    凭菫羞  K1腹度」ヱ旦I上I
         A         5.IB  
      3.2 2         A         6.3B 
       3.7 3         A         4.8B 
       3.8 4         A         7.OB 
       3.1 5         A         7.4B 
       4.0 6         A         5.5B 
       3.0 比1【例 I          A         8.5B
          1.6 2         A         3.IB 
       3.0 3        A        3.8B   
     3.8 1産1thJui!1日 l         A         13.2B
         13.0 2        A        I5.OB  
       14.8 3         A         I7.6B
         17.0 4         A         I2.8B
         12.1 5         A         Io、3B
         10.0 8          A         150g
         10.5 7          A         400B
         25

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)水膨潤性樹脂100重量部と疎水性ゴム基材20
    〜2,000重量部とからなり、上記水膨潤性樹脂が、
    少なくとも1個の下記構造を有する分子量3,000〜
    60,000のA−B−A型ブロックコポリマーとアニ
    オン型水膨潤性樹脂との混合物であることを特徴とする
    水膨潤性樹脂組成物。 A−OCOHH−Y−NHCOO−B−OCONH−Y
    −NHCOO−A(但し、式中のAは、分子量が、1,
    000〜20,000の疎水性ポリマー鎖であり、Bは
    分子量が1,000〜20,000のポリオキシエチレ
    ン鎖または50重量%以上のオキシエチレン基を含有す
    るポリオキシエチレンプロピレン鎖であり、且つYはジ
    イソシアネート化合物の残基である。)
  2. (2)アニオン型水膨潤性樹脂が、(疎水性ポリマーセ
    グメント)−(親水性ポリマーセグメント)−(疎水性
    ポリマーセグメント)の結合形式を有するアニオン型水
    膨潤性樹脂である特許請求の範囲第(1)項に記載の水
    膨潤性樹脂組成物。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS62256886A (ja) * 1986-04-30 1987-11-09 C I Kasei Co Ltd 水膨張性止水材
JPS63132987A (ja) * 1986-11-25 1988-06-04 Sumitomo Chem Co Ltd 水膨潤性シ−リング材
JPH051274A (ja) * 1991-06-26 1993-01-08 Nippon Seal Pack:Kk 水膨潤性止水材
CN104744830A (zh) * 2015-03-30 2015-07-01 太原理工大学 一种吸水膨胀橡胶及其制备方法

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