JPS5941658B2 - 水膨潤性組成物 - Google Patents

水膨潤性組成物

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JPS5941658B2
JPS5941658B2 JP56033523A JP3352381A JPS5941658B2 JP S5941658 B2 JPS5941658 B2 JP S5941658B2 JP 56033523 A JP56033523 A JP 56033523A JP 3352381 A JP3352381 A JP 3352381A JP S5941658 B2 JPS5941658 B2 JP S5941658B2
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JP
Japan
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water
parts
swellable composition
group
diisocyanate
Prior art date
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Expired
Application number
JP56033523A
Other languages
English (en)
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JPS57147512A (en
Inventor
久男 本村
宏平 佐野
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NIPPON FUAINKEMIKARU KK
Original Assignee
NIPPON FUAINKEMIKARU KK
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Publication date
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  • Sealing Material Composition (AREA)
  • Polyurethanes Or Polyureas (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、土木・建築分野の止水材などに適用して高性
能かつ安定した気密防水効果を与える水膨潤性組成物に
関する。
従来、シールドエ法等で用いられるセグメント防水工事
の止水材として各種の水膨潤性高分子物質が開発されて
いるが、膨潤性、粘着性、機械的強度および化学的安定
性などの要水特性を長時間にわたつて満足するものはな
く、概して使用寿命が短かい欠点があつた。
本発明は、長時間安定した止水効果を与える水膨潤性組
成物を提供するもので、その構成は、反応性末端基を有
する液状ゴムと親水基を有するウレタンポリマーの重合
反応体を含有することを特徴とする。
本発明に適用される液状ゴムとは、室温で流動性を有し
、硬化処理などにより三次元網目構造を形成して通常の
加硫ゴムと同一の物理特性を示す重合体で、分子末端に
カルボキシル基、水酸基、メルカプト基、ハロゲン原子
、アミノ基、エポキシ基などの官能基をもつた平均分子
量500〜8000のポリブタジエン、ポリイソプレン
、ポリスチレン、ポリクロロプレン、ポリエチレン、ポ
リブタジエン−ポリイソプレンコポリマー、ポリスチレ
ン−ポリブタジエンコポリマー、アクリロニトリル−ポ
リブタジエンコポリマーなどのテレキーリツク液状ゴム
である。
これらのうち、最も効果的に使用しえる液状ゴムは、分
子両末端に良反応性のアリル型第1級水酸基を有するポ
リブタジエンホモポリマー(分子量3000〜4000
)、ポリスチレン−ポリブタジエンコポリマーおよびア
クリロニトリル−ポリブタジエンコポリマーである。液
状ゴムには、必要に応じて、グリシジル化合物、アジリ
ジン化合物、アミノ化合物あるいはポリヒドロキシ化合
物のような各種架橋剤のほか、カーボンブラック、亜鉛
華、炭酸カルシウム、クレーはどの無機質充填剤、通常
、ゴムに配合される加硫促進剤、加硫促進助剤、老化防
止剤、プロセス油、粘着付与剤等が併用される。
一方、親水基を有するウレタンプレポリマーとしては、
一般式R〔(0R1)NOH3p(Rは多価アルコール
残基;(0R1)nはオキシエチレン基と炭素数3以上
のアルキレン基を有するオキシアルキレン基とからなる
ポリオキシアルキレン鎖、但しオキシエチレン基の割合
は分子量の50〜100%を占める;nはオキシアルキ
レン基の重合度を示す数で水酸基当量の200〜250
0相当数;pは2〜8好ましくは2〜3)により示され
るオキシエチレン基をもつポリエーテルポリオールの1
種または2種以上の混合物を任意の種類のポリイソシア
ネート〔例えば、1,4−ブタンジイソシアネート、1
,6−ヘキサンジイソシアネート、シンクロヘキシルメ
タンジイソシアネート、シクロヘキサンジイソシアネー
ト、5−ビス−イソシアネート−1,3,3−トリメチ
ルシクロヘキサン、1,3−ビス−(イソシアナトメチ
ル)−ベンゼン、メチルシクロヘキサンジイソシアネー
ト、脂肪族イソシアネートは部分的に併用しえる。
芳香族ポリイソシアネートとしては、2,4−または2
,6−トリレンジイソシアネートもしくはこれらの異性
体混合物、4,4′−ジフエニルメタンジイソシアネー
ト、3,37−ジメチルジフエニルメタン一4,4′ジ
イソシアネート、n−またはp−フエニレンジイソシア
ネート、1,5−ナフチレンジイソシアネートおよびこ
れらの異性体〕とを反応させて得られる末端NCO基含
量1〜12701望ましくは2〜6%のイソシアネート
基含有プレポリマ一が用いられる。本発明の水膨潤性組
成物は、上記の液状ゴムとウレタンプレポリマ一とを配
合し、これらを重合反応させたゴム状硬化物を主体とし
て構成される。
ウレタンプレポリマ一の配合比率は、液状ゴム100重
量部に対して15〜100重量部の範囲とすることが適
当である。配合物は、例えば二ーダ一、ミキシングロー
ル、バンバリーミキサ一などを用いて無機質充填剤、増
粘剤、可塑剤、粘着剤を混入し、混練したのち、所望の
形状寸法に押出又はプレス成型される。
この際の硬化反応は、加熱、触媒添加あるいは加硫(他
のゴム物質との混合加硫を含む)により行なわれる。硬
化触媒を用いる場合には、塩化第1錫、ジメチルニ塩化
錫、トリメチル錫ヒドロキシド、ジ一n−ブチル錫ジラ
ウレート、ジブチル錫ジアセテート、ジブチル錫スルフ
ィド、塩化第2鉄、鉄アセチルアセトナート、ナフテン
酸コバルト、硝酸ビスマス、オレイン酸鉛、三塩化アン
チモン、トリエチルアミン、テトラメチルブタンジアミ
ンなど通常のウレタン硬化触媒が使用され、一定の割合
で添加される。本発明に係る水膨潤性組成物は、極めて
優れた膨潤性有するとともに、重合反応体により一体化
構造を呈するから高度の機械的強度と化学的安定性を兼
備する。
したがつて、土木・建築工事等の止水材などに用いて長
期間安定したシール効果が保持される。次に、本発明を
実施例に基づいて説明する。
実施例(1)成分1:グリセリンにプロピレンオキサイ
ドおよびエチレンオキサイドを付加して得られた分子量
3000、オキシエチレン基含有率5170の3官能ポ
リエーテル20部と、プロピレングリコールにプロピレ
ンオキサイドとエチレンオキサイドをランダムに付加し
て得られた分子量20001オキシエチレン基含有率8
0%の2官能ポリエーテル80部を用い、トリレンジイ
ソシアネートを加えて常法により90℃で約2時間保応
させてNCO含量3.0970のイソシアネート基含有
プレポリマ一を作成した。
(2)成分:ネオプレンゴムW(デユポン社製)100
部、酸化マグネシウム4部、亜鉛華5部、カーボンブラ
ツク25部、ハードクレー30部、プロセス油5部、2
−メルカプトイミダゾリン1部、老化防止剤7部を混練
して、ネオプレンゴムコンパウンドを作成した。
分子両末端にアリル型の第1級水酸基を有するポリスチ
レン−ポリブタジエンコポリマー液状ゴム(゛POly
bd゛CS−15、アルコケミカル社製)100部に、
上記の成分1(ウレタンプレポリマ一)103部および
成分(ネオプレンゴムコンパウンド)106部を配合し
、ニーダ一で十分均一に混練し、加熱硬化させて本発明
の水膨潤性組成物を得た。
比較のために、成分1(ウレタンプレポリマ一)103
部に成分(ネオプレンゴムコンパウンド)206部を加
え、同条件により硬化反応させて水膨潤組成物(比較例
)を作成した。
次に、これら両試料を水道水および飽和水酸化カルシウ
ム水溶液に各14日間浸漬し、各種特性の処理前後にお
ける変化を測定した。
結果を下表に示した。本発明の水膨潤組成物は、液状ゴ
ム無配合の比較例品に比べ処理後の特性劣化が明らかに
少なく、極めて安定な物性であることが認められる。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 反応性末端基として水酸基を有するブタジエン系液
    状ゴム、およびオキシエチレン基の割合が分子量の50
    〜100%を占めるポリエーテルポリオールの1種また
    は2種以上の混合物とポリイソシアネートとを反応させ
    て得られる末端NCO基含量1〜12%の親水基を有す
    るウレタンプレポリマーとの重合反応体を含有すること
    を特徴とする水膨潤性組成物。
JP56033523A 1981-03-09 1981-03-09 水膨潤性組成物 Expired JPS5941658B2 (ja)

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JPH0830180B2 (ja) * 1986-04-30 1996-03-27 シ−アイ化成株式会社 水膨張性止水材料
WO2010126098A1 (ja) * 2009-04-30 2010-11-04 株式会社クラレ ポリウレタン系ブロック共重合体

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