JPS6312647A - 紙塗工用組成物 - Google Patents

紙塗工用組成物

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JPS6312647A
JPS6312647A JP15565386A JP15565386A JPS6312647A JP S6312647 A JPS6312647 A JP S6312647A JP 15565386 A JP15565386 A JP 15565386A JP 15565386 A JP15565386 A JP 15565386A JP S6312647 A JPS6312647 A JP S6312647A
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JP
Japan
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monomer
weight
parts
copolymer latex
synthetic copolymer
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Application number
JP15565386A
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English (en)
Inventor
Masuhiko Nakanishi
中西 益彦
Hiroaki Takehara
洋明 竹原
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Asahi Chemical Industry Co Ltd
Original Assignee
Asahi Chemical Industry Co Ltd
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Publication date
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Publication of JPS6312647A publication Critical patent/JPS6312647A/ja
Pending legal-status Critical Current

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    • DTEXTILES; PAPER
    • D21PAPER-MAKING; PRODUCTION OF CELLULOSE
    • D21HPULP COMPOSITIONS; PREPARATION THEREOF NOT COVERED BY SUBCLASSES D21C OR D21D; IMPREGNATING OR COATING OF PAPER; TREATMENT OF FINISHED PAPER NOT COVERED BY CLASS B31 OR SUBCLASS D21G; PAPER NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • D21H19/00Coated paper; Coating material
    • D21H19/10Coatings without pigments
    • D21H19/14Coatings without pigments applied in a form other than the aqueous solution defined in group D21H19/12
    • D21H19/20Coatings without pigments applied in a form other than the aqueous solution defined in group D21H19/12 comprising macromolecular compounds obtained by reactions only involving carbon-to-carbon unsaturated bonds
    • DTEXTILES; PAPER
    • D21PAPER-MAKING; PRODUCTION OF CELLULOSE
    • D21HPULP COMPOSITIONS; PREPARATION THEREOF NOT COVERED BY SUBCLASSES D21C OR D21D; IMPREGNATING OR COATING OF PAPER; TREATMENT OF FINISHED PAPER NOT COVERED BY CLASS B31 OR SUBCLASS D21G; PAPER NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • D21H19/00Coated paper; Coating material
    • D21H19/36Coatings with pigments
    • D21H19/44Coatings with pigments characterised by the other ingredients, e.g. the binder or dispersing agent
    • D21H19/56Macromolecular organic compounds or oligomers thereof obtained by reactions only involving carbon-to-carbon unsaturated bonds
    • D21H19/58Polymers or oligomers of diolefins, aromatic vinyl monomers or unsaturated acids or derivatives thereof

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  • Addition Polymer Or Copolymer, Post-Treatments, Or Chemical Modifications (AREA)
  • Paper (AREA)
  • Compositions Of Macromolecular Compounds (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、シートオフセット印刷塗工紙を製造するに際
し、非常に優れた耐バンキングロール汚れ適性を有し、
かつ、印刷紙として非常に優れた接着強度と耐水性を与
える合成共重合体ラテックス及びこの合成共重合体ラテ
ックスを用いたシートオフセット印刷紙被覆用塗工組成
物に関するものである。
〔従来の技術〕
近年、多色印刷された雑誌類及びパンフレット類の需要
が急増している。この印刷物に使用されている大半の紙
は、両面塗工された塗工紙である。
両面塗工方式としては、ロールコータ−、エアーナイフ
コーター、ブレードコーター等がある。両面塗工の場合
、ロールコータ−以外は、装置の構造上コータ一部分が
別々に設置されている。それぞれを第1コーター及び第
2コーターと俗称している。まず第1コーターで片面塗
工され、かつ、乾燥された塗工紙は、塗工面が第2コー
ターのパツキングロールに接触した状態でもう一方の面
が塗工される。ところが第2コーターのバフキングロー
ルの回転速度と塗工紙の塗工速度とは必ずしも同一でな
いため、摩擦が生じる。その結果、塗工紙表層の剥離が
発生し、バッキングロール汚れの原因の一つとなる。こ
の汚れが激しくなると、塗工紙に影響を与え、平滑性及
び白紙光沢の低下をもたらし、塗工紙の商品価値を著し
く低下させるばかりか、コーター全体を停止させ、バッ
キングロールを洗浄せざるを得ない。そのため当然生産
性の大幅なダウンを来す。このようなトラブルを防止す
る装置として、バッキングロールにフロークリーンドク
ターを設置する製紙メーカーが増えて来た。この装置は
、バッキングロールに付着した付着物をフロークリーン
ドクターとバッキングロール間に存在する洗浄水で洗浄
する。ところが付着物が多いと、洗浄性が不十分となり
、パツキングロールに付着している付着物により、フロ
ークリーンドクターが押上げられる結果、バッキングロ
ールに洗浄水が多量に付き、塗工表層が取られ、却って
バフキングロール汚れが促進され、品質上のトラブル及
び大幅な生産性のダウンをもたらす。
ところで、耐バンキングロール汚れ通性を向上させる手
段として、合成共重合体ラテックスフィルムの再分散性
を上げる、合成共重合体ラテックスの耐水性を上げる、
合成共重合体ラテックスの耐ベタツキ性を上げる等があ
る。特にシートオフセット印刷紙被覆用組成物に使用さ
れる合成共重合体ラテックスは、一般に、接着強度を上
げる必要性から、バンキングロールに使用されているゴ
ムロールとのベタツキ性が高い、この耐ベタツキ性を上
げる手段について、いろいろ試みられて来たが、従来の
合成共重合体ラテックスでは、なかなか満足するものが
得られなかった。
次に、特公昭54−6575号公輯には、ブタジェン、
スチレン又はスチレンと他の共重合可能なビニル単量体
の混合物及びエチレン系不飽和カルボン酸の適当な範囲
の組成からなる共重合体で、しかも該共重合体ラテック
スがその三次元構造の含有の度合を示す有機溶剤不溶分
(以下ゲル含有量と云う)がある一定の範囲内にある場
合に該共重合体ラテックスを含む紙被覆組成物の接着力
及び耐水性が著しく向上することが開示されている。
又、特公昭57−10237号公報、特公昭59−35
98号公報及び特公昭60−17879号公報にも、夫
々の適切な単量体混合物とゲル含有量を有した合成共重
合体ラテックスは、紙被覆用組成物特にウェブオフセン
ト印刷紙に有効であると記載されている。
〔発明が解決しようとする問題点〕
耐ベタツキ性を向上させる手段として、合成共重合体ラ
テックスのフィルム成膜温度を高める方法があるが、こ
の方法は、接着強度をかなり低下させるために、接着強
度を必要とするシートオフセット印刷紙用塗工紙として
は、不適当である。
又、コーバインダーとして使用しているスターチの使用
量を増やし、耐ベタツキ性を上げることによる、耐パツ
キンクロール汚れ通性の向上が経験的に認められている
。しかし、この方法は、耐水性を低下させるため、やは
りシートオフセット印刷紙用塗工紙には、不適当である
又、特公昭54−6575号公報の実施例1のA及びB
を作成し、耐ベタツキ性について検討した結果、未だ不
十分であることが分かった。しかもこの公報には、アク
リルアミド及びメタクリルアミドについて、全く記載が
ない。更に特公昭57−10237号、特公昭59−3
598号、及び特公昭60−17879号公報の何れも
、発明の詳細な説明の中では、アクリルアミド及びメタ
クリルアミドは使用可能であると記載されているが、飽
くまでも共重合可能な単量体ラテックスの一つに過ぎな
いばかりか、これらの公報開示のものは、ウェブオフセ
ット印刷紙として有効な合成共重合体ラテックスであり
、しかもゲル含有量一つとっても、本発明とは全く相違
している。
本発明者らは、シートオフセット印刷紙として、接着強
度と耐水性を維持し、かつ、塗工紙製造時の耐バンキン
グロール汚れ通性の一つの向上手段である耐ベタツキ性
に優れた合成共重合体ラテックスについて鋭意検討した
〔問題点を解決するための手段〕
本発明は、脂肪族共役ジオレフィン系単量体34〜45
重量部、エチレン系不飽和カルボン酸単量体1〜6重量
部、シアン化ビニル系単量体2〜13重量部、アクリル
アミド及び/又はメタクリルアミド単量体1〜5重量部
及びこれらと共重合し得る他のモノオレフィン系単量体
31〜62重量部、更に脂肪族共役ジオレフィン系単量
体に対するシアン化ビニル系単量体の重量比率が0.0
6〜0.3である単量体混合物を乳化重合させて得られ
る合成共重合体ラテックスであって、ラテックス粒子径
の均一度が1.1以下で、数平均粒子径が0.1〜0.
2μの範囲にあり、かつ、トルエン不溶解部分が75〜
90%であることを特徴とする合成共正合体ラテックス
、及び該合成共重合体ラテックスを主たる接着剤として
含有するシートオフセット印刷紙被覆用組成物に関する
ものである。
本発明の合成共重合体ラテックスに使用される脂肪族共
役ジオレフィン系単量体は、適度な弾性を与えると共に
、耐水性と耐ベタツキ性に多大な影響を与える。この単
量体には、例えば、ブタジェンやイソプレン等があり、
34正量部未満では、十分な弾性が得られず、接着強度
が劣る。一方45重量部を超えると、耐水性と耐ベタツ
キ性が急激に低下する。
本発明の合成共重合体ラテックスに使用されるエチレン
系不飽和カルボン酸単量体は、ラテックスの機械的安定
性と接着強度に多大な影響を与える。この単量体には、
例えば、アクリル酸、メタクリル酸、マレイン酸、フマ
ール酸、イタコン酸及びジカルボン酸の無水物又はモノ
アルキルエステル等がある。1重量部未満では、十分な
機械的安定性及び塗工層の接着強度が得られない。一方
6重量部を超えると、塗工液粘度が上がり過ぎて実用に
は通さない。
本発明の合成共重合体ラテックスに使用されるシアン化
ビニル系単量体は、印刷光沢と耐ベタツキ性に多大な影
響を与える。この単量体には、例えばアクリロニトリル
やメタクリレートリル等があり、2重量部未満では、印
刷光沢と耐ベタツキ性に効果が認められない。一方13
重量部を超えると、白紙光沢と接着強度が急激に低下す
る。
本発明の合成共重合体ラテックスに使用されるアクリル
アミド及びメタクリルアミドは、耐ベタツキ性を大幅に
向上させる。これらの単量体が1重量部未満では、十分
な耐ベタツキ性は得られない。一方5重量部を超えると
塗工液粘度が上がりすぎて、実用としては不適当である
本発明の合成共重合体ラテックスに使用される共重合可
能なモノオレフィン系単量体は、適度な剛性を与えると
共に、接着強度に多大な影響を与える。この単量体には
、例えば、スチレン、α−メチルスチレン、及びビニル
トルエン等で例示される芳香族単量体、メチルアクリレ
ート、エチルアクリレート、n−ブチルアクリレート及
び2−エチルへキシルアクリレート等で例示されるアク
リレート系単量体、メチルメタクリレート、エチルメタ
クリレート及びプロピルメタクリレート等で例示される
メタクリレート系単量体等であり、31重量部未満では
、剛性が不足し、接着強度が低下する。一方62重量部
を超えると、gll性が上がりすぎ、やはり接着強度が
低下する。
本発明の合成共重合体ラテックスに使用される脂肪族ジ
オレフィン系単量体に対するシアン化ビニル系単量体の
重量比率は、耐ベタツキ性、白紙光沢及び印刷光沢に多
大な影響を与える。この重量比率が0.06未満では、
耐ベタツキ性が低下すると共に印刷光沢の効果も認めら
れない。一方0.3を超えると白紙光沢が急激に低下す
る。
本発明のラテンクス粒子径の均一度とは、重量平均粒子
径(dw)と数平均粒子径(dl)との比dtr / 
d−+u≧1)を意味する。この値は1.1以下が望ま
しい。1.1を超えると耐ベタツキ性と耐水性が低下す
る。又、数平均粒子径は、接着強度、耐水性、白紙光沢
及び印刷光沢に多大な影響を与える。0.1 μ未満で
は、塗工層中の合成共重合体ラテックスのマイグレーシ
ョンが大きく白紙光沢が低下する。一方0.2μを超え
ると、接着強度、耐水性及び印刷光沢がかなり低下する
本発明の合成共重合体ラテックスフィルムのトルエンに
対する不溶解部分は、本発明の主眼の耐バッキングロー
ル汚れ通性の目安である耐ベタツキ性に多大な影響を与
えると共に、接着強度、印刷光沢及び耐水性にも影響を
与える。このゲル含有量は、例えば、重合温度、使用す
る単量体の種類及び粒子径等に影響されるが、最も影響
されるものは、分子量調整剤である。この分子量調整剤
として、例えば、L−ドデシルメルカプタン、四塩化炭
素、ブロモホルム及びチオグリコール酸等がある。又、
この分子量調整剤は、1種及び2種以上でも当然使用可
能である。ゲル含有量は75〜90%で、好ましくは8
0〜87%である。75%未満では、耐ベタツキ性がか
なり低下すると共に印刷光沢と耐水性が劣る。一方90
%を超えると、接着強度と耐水性とが極端に低下する。
本発明の合成共重合体ラテックスを得るための必須の重
合方法は、シード(種)重合方法である。
この方法には、インターナルシード方式と言って、使用
する単量体混合物の一部を予め重合器に添加し、重合が
ある程度進んだ段階で、残りの単量体混合物を添加する
。又、エクスターナルシード方式と言って、超微粒子径
ラテックスを予め作成し、所定量を重合器に添加した後
、単量体混合物を添加する。何れの場合も重合温度は、
中高温度、即ち、50〜100℃が望ましい。又、単量
体混合物の添加方法は、バッチ式及び連続式の何れも使
用できる。
本発明の合成共重合体ラテックスに使用される乳化剤は
、アニオン性のものが一般的である。例えば高級アルコ
ールの硫酸エステル、アルキルベンゼンスルホン酸塩及
び脂肪族スルホン酸塩等がある。又、重合開始剤は、例
えば過硫酸ナトリウム、過硫酸カリウム及び過硫酸アン
モニウム等の水溶性開始剤、過酸化ベンゾイル及びアゾ
ビスイソブチロニトリル等の油溶性開始剤及び酸化触媒
と次亜硫酸ナトリウム及びホルムアルデヒドのスルホン
酸塩等の還元剤とを併用する所謂レドックス型触媒等が
ある。更に必要に応じて、キレート剤及び無機塩も当然
使用可能である。
本発明に共用可能な他の接着剤としては、澱粉類、カゼ
イン、アラビアゴム及びポリビニルアルコール等がある
。又、顔料としては、クレー、二酸化チタン、サチン白
及び炭酸カルシウム等がある。更に各種添加剤、例えば
消泡剤、耐水化剤、滑剤及び分散剤等も当然使用可能で
ある。
本発明の合成共重合体ラテックスをシートオフセット印
刷紙被覆用塗工組成物中の接着剤として使用した場合、
顔料100重量部に対して8〜25重量部が好ましい。
8重量部未満では、塗工層の接着強度と耐水性が低下す
るばかりが、印刷光沢も著しく低下する。一方25重量
部を超えるとインク着肉性と白紙光沢が、著しく低下す
る。
〔発明の効果〕
本発明の特異な合成共重合体ラテックスをシートオフセ
ット印刷紙被覆用塗工組成物の接着剤として使用するこ
とにより、極めて優れた接着強度と耐水性を有した塗工
紙を得ると共に、塗工紙製造時の耐バッキングロール汚
れ適性が極めて優れていることが分かる。
〔実施例〕
次に実施例及び比較例を示す。なお、個用の各種物性の
測定方法は、次に示すとおりである。
■合成共重合体ラテックスフィルムのトルエンに対する
不溶解部分(%): 化ポリプロピレンフィルム、上にNo、26 ’ツイヤ
−バーでラテックスを塗工し、23℃、65%RHの恒
温恒湿室中で24時間乾燥する。このラテックスフィル
ムの厚さは約30μである。
口、天秤で約0.5gの上記ラテックスフィルムを正確
に秤量し、300ccのトルエンに浸し、震盪器(ヤマ
ト往復型)で室温にて約6時間攪拌し、200メツシユ
の金網で濾過し、金網に残った残留物を乾燥し、秤量す
る。
ハ、不溶解部分は、次式によって求める。
■耐ベタツキ性(耐パツキングロール汚れ適性の目安)
ニ ガラス板上にNo、26ワイヤーパーで合成共重合体ラ
テックスを塗工し、150℃で60秒乾燥する。
次に50℃の恒温室に作成した資料を30分置く。
一定の指圧により、七に粘着する程度を判定する。
良←−−◎□△□×−ラ劣 ■ラテックスの粒子径: 希釈した合成共重合体ラテックスを未処理のまま四酸化
オスミウム(Os 04 )で硬化させ、透過式電子顕
微鏡を用いて写真を撮り、次式によって数平均粒子径、
重量平均粒子径及び均一度を求める。
Σ fi  di 数平均粒子径(dyL)= Σ fi Σfidi” 重量平均粒子径(ay)””      ゴΣ fi 
 dt 均一度−dy/d% (≧1) ■塗工液の粘度: 塗工液粘度をBL型粘度針(60rpm No、4)で
測定する。
■接着強度 RI−n型印刷機(明製作所製)により、タックNo、
15の試験用インクを使用し、数回重ね刷りを行う。印
刷面の破壊の程度を肉眼にて判定する。数字が小さい程
良好である。
■耐水性: R1−IIn型印刷機明製作所製)を用いてモルトンロ
ールで塗工紙表面上に給水を行い、その直後にタックN
o、 15の試験用インクで印刷し、印刷面の破壊の程
度を肉眼にて判定する。数字が小さい程良好である。
■白紙光沢: 村上式GM−260型光沢度針を使用し、75°の測定
角で測定する。数字が大きい程良好である。
■印刷光沢: RI−IIn型印刷機明製作所製)を用い、市販のオフ
セット印刷インク(紅)を0.6 cc使用して1回印
刷する。24時間恒温室に置き、村上式GM−26D型
光度計を使用して、60°の測定角で測定する。数字が
大きい程良好である。
■に&Nインク受理性(インク着肉性の目安)所定の方
法で作成された塗工紙にに&Nインクを付ける。2分後
、テラシュベーパで余分なに&Nインクをふき取る。次
式によってに&Nインク受理性を評価する。数字が大き
い程良好である。
KINインク受理性(%) 実施例A−E  比較例1〜14 71容のオートクレーブに水80重量部、アルキルベン
ゼンスルホン酸ナトリウム0.1重量部、フマール酸3
.5重量部及びスチレン−アクリル酸変性シードラテッ
クス(数平均粒子径0.03μ)1.2重量部を仕込む
。次にブタジェン38重量部、スチレン43.5重量部
、メチルメタクリレート8重量部、アクリロニトリル5
重量部、アクリルアミド2重量部及び四塩化炭素8重量
部の混合物と水30重量部、過硫酸カリウム1.2重量
部、アルキルベンゼンスルホン酸ナトリウム0.1 m
Lt部及び苛性カリ0.3重量部を別々に作成し、80
℃の重合温度で夫々を別個に6時間追添した。その後2
時間そのままの状態に保った。この合成共重合体ラテッ
クスの重合率は、98%であった。直ちにス1−リッピ
ングを行い、苛性ソーダでpIIを8.0に合わせ合成
共重合体ラテックスAを得た。この合成共重合体ラテッ
クスAの均一度は、1.01であり、数平均粒子径は、
0.17μであった。
以下第1表に示す単量体混合物と分子量調整剤を用いて
同様の方法で合成共重合体ラテックスB〜E及び1〜1
4を得た。これらの均一度は、すべて1.02以下であ
り、数平均粒子径は第1表に示した。
比較例15〜16 71容のオートクレーブに水120 fflit部、ア
ルキルベンゼンスルホン酸ナトリウム0.5重量部、単
量体として、ブタジェン38重量部、フマール酸3.5
重量部、スチレン43.5重量部、メチルメタクリレー
ト8M量部、アクリロニトリル2重量部、アクリルアミ
ド2重量部及び分子量調整剤として、四塩化炭素8重量
部、更にpH11整剤として苛性カリ0.3重量部、開
始剤として過硫酸カリウム1.3重量部を一括添加し、
80℃の重合温度で8時間反応させた。重合率は98%
であった。直ちにストリンピングを行い、苛性ソーダで
pHを8.0に合わせ合成共重合体ラテックス15を得
た。この合成共重合体ラテックスの均一度は、1.3で
あり、数平均粒子径は、0.16μであった。又、アル
キルベンゼンスルホン酸ナトリウムの使用量を0.4 
、il1部にし、かつ、第1表に示す単量体混合物と分
子量調整剤以外は、比較例15と全く同じ条件で合成共
重合体ラテックス16を得た。この合成共重合体ラテッ
クスの重合率は、97%で、均一度は1,5、更に数平
均粒子径は0.18μであワた。
以上実施例A−E及び比較例1〜16の合成共重合体ラ
テックスを用いて次のような処方で試験片を作成した。
塗工液組成物          重量部カオリン・ク
レー(U匈−90)         80重質炭酸カ
ルシウム(ニスカロン# 1500)  20分散剤(
DispexT−40)            0.
3変性澱粉(玉子エース−A)         4合
成共重合体ラテックス         12固形部が
夫々62重量%になるように塗工液を調整し、市販の上
質紙に片面13〜14g/rdになるように、バーにて
塗工し、乾燥機で乾燥したく150”cx30秒)。次
にスーパーカレンダー処理(50℃、Zoo Kg/c
m、2回通し)を行い、各種特性を測定する試験片とし
た。その結果を第2表に示す。
(以下余白) 第2表より、比較例1は、低ブタジェン量のもので、接
着強度、耐水性及び印刷光沢が明らかに低下している。
比較例2は、高ブタジェン量のもので、耐水性と耐ベタ
ツキ性が劣る。比較例3は、低カルボン酸量のもので、
接着強度と耐ベタツキ性が劣る。比較例4は、高カルボ
ン酸量のもので、塗工液粘度が高すぎて評価ができなか
った。比較例5は、低メタクリロニトリル量のもので、
接着強度、印刷光沢及び耐ベタツキ性が劣る。比較例6
は、高シアン化ビニル系単量体量のもので、接着強度と
白紙光沢がかなり低下する。比較例7は、低アクリルア
ミド量のもので、耐水性と耐ベタツキ性が劣る。比較例
8は、高アクリルアミド量のもので、塗工液粘度が高く
なりすぎて評価ができない。比較例9は、低不溶解部分
のもので、耐水性と耐ベタツキ性が劣る。比較例10は
、高不溶解部分のもので、接着強度と耐水性がかなり低
下する。比較例11は、小粒子径のもので、接着強度と
耐水性が低下するばかりか、白紙光沢がかなり低下する
。比較例12は、大粒子径のもので、耐水性、印刷光沢
及び耐ベタツキ性が低下する。比較例13は、低アクリ
ロニトリル/ブタジェンff1ffi比率のもので、’
Q+水性、印刷光沢及び耐ベタツキ性が劣る。比較例1
4は、高アクリロニトリル/ブタジェン重量比率のもの
で、接着強度、耐水性、印刷光沢及び白紙光沢が劣る。
比較例15と16は、粒子径の均一度の値が高い(粒子
径分布が大きい)もので、耐水性と耐ベタツキ性が劣る
実施例F 比較例17 実施例Aと実施例Cの合成共重合体ラテックスを使用し
、上記塗工液中の合成共重合体ラテックスの使用量を第
3表に示す如くに変えた場合の各種特性値について第3
表にその結果を示す。なお試験片の作成方法は上記方法
と全く同じである。
(以下余白) 第3表

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)脂肪族共役ジオレフィン系単量体34〜45重量
    部、エチレン系不飽和カルボン酸単量体1〜6重量部、
    シアン化ビニル系単量体2〜13重量部、アクリルアミ
    ド及び/又はメタクリルアミド単量体1〜5重量部及び
    これらと共重合し得る他のモノオレフィン系単量体31
    〜62重量部、更に脂肪族共役ジオレフィン系単量体に
    対するシアン化ビニル系単量体の重量比率が0.06〜
    0.3である単量体混合物を乳化重合させて得られる合
    成共重合体ラテックスであって、ラテックス粒子径の均
    一度が1.1以下で、数平均粒子径が0.1〜0.2μ
    の範囲にあり、かつ、トルエン不溶解部分が75〜90
    %であることを特徴とする合成共重合体ラテックス。
  2. (2)脂肪族共役ジオレフィン系単量体34〜45重量
    部、エチレン系不飽和カルボン酸単量体1〜6重量部、
    シアン化ビニル系単量体2〜13重量部、アクリルアミ
    ド及び/又はメタクリルアミド単量体1〜5重量部及び
    これらと共重合し得る他のモノオレフィン系単量体31
    〜62重量部、更に脂肪族共役ジオレフィン系単量体に
    対するシアン化ビニル系単量体の重量比率が0.06〜
    0.3である単量体混合物を乳化重合させて得られる合
    成共重合体ラテックスであって、ラテックス粒子径の均
    一度が1.1以下で、数平均粒子径が0.1〜0.2μ
    の範囲にあり、かつ、トルエン不溶解部分が75〜90
    %である合成共重合体ラテックスを主たる接着剤として
    含有するシートオフセット印刷紙被覆用組成物。
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