JPS63126261A - 三次元半導体集積回路の製造方法 - Google Patents

三次元半導体集積回路の製造方法

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JPS63126261A
JPS63126261A JP61272249A JP27224986A JPS63126261A JP S63126261 A JPS63126261 A JP S63126261A JP 61272249 A JP61272249 A JP 61272249A JP 27224986 A JP27224986 A JP 27224986A JP S63126261 A JPS63126261 A JP S63126261A
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semiconductor single
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、回路素子が形成される半導体単結晶層を多層
構造とした三次元半導体集積回路の製造方法に関するも
のである。
〔従来の技術〕
近年、二次元半導体集積回路の高密度化が限界に達しつ
つあることから、三次元半導体集積回路の開発が盛んに
なっている。三次元半導体集積回路は、二次元半導体集
積回路に比べ、回路素子をさらに高密度に集積すること
ができるだけでな(、情報の並列処理が容易となり、処
理速度がより高速化され、しかも、さらに多機能化を図
ることができるという利点を有している。
このような三次元半導体集積回路の従来の一般的な製造
方法を説明する。例えばシリコン半導体を用いる場合、
まず所定の回路素子及び電極が形成されたシリコンウェ
ハの上面を絶縁層で被覆し、その上に低温気相成長法等
により多結晶シリコンを成長させる。次に、この多結晶
シリコンをレーザ又は電子ビーム等を用いて部分的に溶
融再結晶化させ、この結晶化した部分に上層の回路素子
を形成する。そして、その回路素子に電極等を形成した
後、上面を再び絶縁層で被覆し、必要な層数だけこの操
作を繰り返すことにより三次元半導体集積回路が製造さ
れる。
〔発明が解決しようとする問題点〕
ところが、このような従来の三次元半導体集積回路の製
造方法では、多結晶シリコン等にレーザ又は電子ビーム
等の小さなスポットを照射して溶融再結晶を行わせるの
で、次のような問題点が生じていた。
■ 溶融再結晶が急激に行われるために、結晶性が悪く
結晶方位等が一定にならない。このため、素子の特性に
バラツキが多(なるので、回路設計が容易でなくなり、
また、歩留まりを低下させる原因にもなる。
■ 厚い層を単結晶化することは容易でないので、通常
単結晶領域の界面を利用してMOS−FET等の素子を
形成しており、バルクが十分に利用できずバイポーラト
ランジスタ等の形成が困難である。
■ 全面を均一な単結晶領域とすることは容易でなく、
結晶粒界等が生じるため、素子の高密度化が困難である
■ 所定箇所にレーザ又は電子ビーム等を順次照射して
溶融再結晶化させるので、多数のウェハを一括して処理
することができず、生産性が悪くなりコストダウンの障
害となる。
〔問題点を解決するための手段〕
本発明に係る三次元半導体集積回路は、上記問題点を解
決するために、下層半導体単結晶層に回路素子を形成す
る工程と、この下層半導体単結晶層の上層に上層半導体
単結晶層を接着する工程と、この接着した上層半導体単
結晶層に回路素子を形成する工程とを有することを特徴
としている。
〔作 用〕
各層を構成する半導体単結晶層は、従来からのCZ法又
はFZ法によって形成される結晶性の良好なシリコンウ
ェハ等が用いられる。下層及び上層半導体単結晶層への
回路素子の形成は、従来と同様の方法で行われる。下層
半導体単結晶層は、通常、回路素子を形成した面を絶縁
層で被覆してから上層半導体単結晶層を接着する。この
場合、下層半導体単結晶層に形成された回路素子の電極
は、一旦絶縁層に埋設されることになるが、後に上層半
導体単結晶層からスルーホール等を開口することにより
上層と接続される。ただし、設計上不要な場合は、絶縁
層で被覆することなく上層半導体単結晶層を接着し、同
時に上層との接続を行うこともできる。
上層半導体単結晶層と下層半導体単結晶層との接着は、
例えば両者の接着面に形成された絶縁層または金属層の
圧着により行うことができるが、容易かつ確実な方法で
あればその他の方法であってもよい。通常、上層半導体
単結晶層は、接着作業の際の取り扱いのためにある程度
の剛性を有するように厚く形成されているので、接着後
、平滑エツチング等により必要な厚さまで上面が削られ
る。
上層半導体単結晶層に回路素子を形成すると、今度は、
これを下層半導体単結晶層として、さらにその上層に新
たな上層半導体単結晶層を接着し、以下の工程を繰り返
すことにより3層以上の三次元半導体集積回路を構成す
ることもできる。
〔実施例1〕 本発明の一実施例を第1図乃至第9図に基づいて説明す
れば、以下の通りである。
本実施例は、第1N目である下層半導体単結晶層として
p型(100)ウェハからなる第1シリコン層1を用い
、第1Nに対しては上層となり第3層に対しては下層と
なる第2層目の半導体単結晶層としてn型(100)ウ
ェハからなる第2シリコン層2を用い、第3層目の上層
半導体単結晶層としてn型(100)ウェハからなる第
3シリコン層3を用い、かつ、各半導体単結晶層を接着
するための接着層としてSingからなる接着用絶縁層
4を用い、結晶と絶縁膜との界面を用いたMOS−IC
を製造した場合を示す。
まず、第2図に示すように、第1シリコン層1の上面所
定箇所にnチャンネルのMOS−FET5・5を設け、
次に所定パターンの電極膜11・・・を形成し、その上
面全体に接着用絶縁層4を形成する。また、第2シリコ
ン層2の下面全面にも接着用絶縁層4を形成する。MO
S −FET5は、第1シリコンN1の上面を覆い所定
箇所に窓を開口した絶縁膜6と、第1シリコン層1内の
表層におけるこの窓の両端部に形成されそれぞれソース
及びドレーンとなるn型の拡散層7・7と、絶縁膜6の
窓全体を覆うように形成されたゲート酸化膜8と、この
ゲート酸化膜8の中央上面にのみ形成されたゲート多結
晶シリコン膜9と、これらの上面全体を覆った保護用絶
縁膜10とで構成されている。絶縁膜6は、熱酸化法又
は低温気相成長法等により形成されたSin、又はSi
N等の膜であり、まず第1シリコン層1の上面全面に形
成してからフォトエツチング技術、選択エツチング技術
等により拡散N7・・・形成箇所に窓を開口する。
拡散層7は、この絶縁膜6をマスクとして第1シリコン
層1内にn型不純物を選択拡散することにより形成され
る。この選択拡散の際の拡散条件は、後の工程による熱
処理等を考慮して所定の特性が得られるように定められ
る。ゲート酸化膜8は、一対の拡散層7・7間の絶縁膜
6を除去して広がった窓全体に低温気相成長法等により
形成された薄い5in2の膜である。ゲート多結晶シリ
コン膜9は、低温気相成長法等により形成された多結晶
シリコン膜であり、フォトエツチング技術、選択エツチ
ング技術によりゲート酸化膜8上における拡散層7・7
の上方以外の中央部分だけが残され、MO3−FET5
のゲート電極となる。保護用絶縁膜10は、低温気相成
長法等により形成される5i02等の膜である。電極膜
11は、この保護用絶縁膜10及びゲー ト酸化膜8に
おける各拡散層7形成箇所の中央上方に位置する部分に
フォトエツチング技術、選択エツチング技術によりコン
タクト孔を開口しておき、保護用絶縁膜10及びコンタ
クト孔の上面全面を覆うようにスパッタ法、電子ビーム
蒸着法又は低圧CV D (Chemi−cal Va
pour Deposition)法等により形成され
たMO% W % W S i t、Mo5t2又はT
tSiz等の高融点材料からなる導電膜であり、フォト
エツチング技術、選択エツチング技術により所定パター
ンに形成され、MOS −FET5のソース電極又はド
レーン電極となる。電極膜11を高融点材料で構成する
のは、後の工程における熱処理により溶融するのを防止
するためである。接着用絶縁層4は、低温気相成長法等
により形成された5i02膜であり、MO3−FET5
・5を形成した第1シリコン層1の上面全面及び第2シ
リコンN2の下面全面に形成される。この接着用絶縁M
4には、形成時に同時にP2O,及びB20.をドープ
する。ノンドープのSio2膜の融点は1700℃程度
であるが、P2O5が10%ドープされると融点は10
00℃程度となり、これに加えてB2O3等がドープさ
れると融点はさらに低下する。
したがって、接着用絶縁層4には、少なくとも表面層が
1000℃程度で溶解するようにP2O5及びB2O3
をドープしておく。以上の工程が本発明の構成要素であ
る「下層半導体単結晶層に回路素子を形成する工程」に
対応する。
上記のように形成された第1シリコン層1と第2シリコ
ン層2とを、第3図に示すように、互いの接着用絶縁層
4・4を重ね合わせて、所定の温度と圧力を加えること
により接着する。この際、接着用絶縁層4・4には圧力
が加わるので、Sio2が溶解する1000℃より低い
950℃程度の温度で接着される。以上の工程が本発明
の構成要素である「下層半導体単結晶層の上層に上層半
導体単結晶層を接着する工程」に対応する。
このようにして第1シリコン層1と第2シリコンN2と
が接着すると、第4図に示すように、第2シリコン層2
の上面全面を平滑エツチングし、この平滑された第2シ
リコンN2の所定位置にスルーホール12を形成する。
平滑エツチングを行う際には、第1シリコン層1の下面
全面に保護層を形成しておく。保護層は、平滑エツチン
グの際のエツチング液から第1シリコン層1を保護する
ためのものであり、電子ビーム蒸着法等により形成され
るCrAu若しくはTiAu等の金属2重膜又は低温気
相成長法等により形成されるSt、2若しくはStN等
の絶縁膜からなる。エツチング液は、p型(l OO)
面に対して優先エツチングを行うK OH又は%aOH
を所定濃度にして使用し、所定の温度で処理を行う。な
お、この時、必要に応じてラッピング又はボリシング等
を行ってもよい。第1シリコンN1の下面の保護層は、
平滑エツチング終了後に除去する。第1シリコン層1は
この平滑エツチングにより0.5〜70μm゛程度の厚
さとなるが、第5図に示すように、第2シリコンN2の
下面のスクライブラインに相当する部分等に事前に所定
の深さの溝をエツチングで形成し、Sin、等のエツチ
ング停止膜13でこの溝内を被覆しておけば、平滑エツ
チングの際にこのエツチング停止膜13が露出したとこ
ろでエツチングを停止することにより、所定厚さまでの
平滑エツチングを高い精度で行うことができる。
スルーホール12は、第1シリコン層1に形成されたM
o3−FET5・5の電極膜11・・・に、第2シリコ
ン層2に形成される回路素子を接続するための孔であり
、フォトエツチング技術、選択エツチング技術により形
成される。
第1シリコン層1に接着された第2シリコン層2には、
第6図に示すように、上記の第1シリコン層1の場合と
同様の工程でMo3−FET5・5を形成する。ただし
、この場合、第2シリコンN2はn型半導体であり拡散
N7・7にはp型不純物が拡散されるので、このMo3
− FET5はpチャンネルとなる。
このように第2シリコン層2にMo3− FET5・5
が形成されると、第7図に示すように、スルーホール1
2・12内にスルーホール埋込電極14・14を形成し
、第1シリコン層1に形成されたMo3− FET5・
5の電極II!11・11を第2シリコン層2の表面に
引き出す。このスルーホール埋込電極14は、まずフォ
トエツチング技術、選択エツチング技術によりスルーホ
ール12内の保護用絶縁膜10、絶縁膜6及び接着用絶
縁層4を除去して埋め込まれた電極膜11・11を露出
させ、選択成長によりW等の金属片を埋め込むか、又は
、W、Mo、Mo5it、WSi、若しくは多結晶シリ
コン等の導電膜を埋め込むことにより形成される。導電
膜の埋め込みは、電子ビーム薫着法、スパッタ法又は低
圧CVD法等により第2シリコン層2の上面全面にW膜
等を形成した後に、フォトエツチング技術、選択エツチ
ング技術によりスルーホール12内以外のW欣等を除去
することにより形成される。
スルーホール埋込電極14が形成されると、第8図に示
すように、上記第1シリコン層1の場合と同様の工程で
、第2シリコン層2に形成されたMo3− FET5・
5の電極膜11・・・を所定パターンに形成し、その上
面を接着用絶縁層4で覆う。
この際、図示しない第3シリコン層3の下面全面にも同
様に接着用絶縁層4を形成する。この第2シリコン層2
上面及び第3シリコン層3下面の接着用絶縁層4も、B
20.及びB20.がドープされるが、第1シリコン層
1上面及び第2シリコン層2下面の接着用絶縁層4の場
合より融点が少し低くなるような割合にしておく。以上
の工程が本発明の構成要素である「接着した上層半導体
単結晶層に回路素子を形成する工程」及び「下層半導体
単結晶層に回路素子を形成する工程」に対応する。
第2シリコン層2の上面及び第3シリコン層3の下面に
接着用絶縁層4が形成されると、第9図に示すように、
まず上記と同様の工程で互いの接着用絶縁層4・4を重
ね合わせ所定の温度と圧力を加えることによりこの第2
シリコン層2と第3シリコンM3とを接着し、次に上記
の第2シリコン層2の場合と同様の工程で、第3シリコ
ン層3の上面全面を平滑エツチングして所定位置にスル
ーホール12を形成するとともに、Mo3−FET5・
5を形成する。この際、接着用絶縁N4・4は、第1シ
リコンN1と第2シリコン層2との場合より低い900
℃程度の温度で接着を行うので、第1シリコン層1と第
2シリコン層2との間の接着用絶縁層4が剥がれるよう
な虞れはない。
以上のように第3シリコン層3にMo3−FET5・5
が形成されると、第1図に示すように、まずスルーホー
ル12・12内にスルーホール埋込電極14・14を形
成し、次に上記と同様の工程で、第3シリコン層3に形
成されたMo3−FET5・5の電極膜11・11を所
定パターンに形成するとともに、その上面を接着用絶縁
層4で覆うことにより、三次元半導体集積回路を完成す
る。ただし、この第3シリコン層3上面の接着用絶縁層
4は、それ以上シリコン層を積み重ねないのでP2O3
等のドープは不要である。以上の工程が本発明の構成要
素である「下層半導体単結晶層の上層に上層半導体単結
晶層を接着する工程」及び「この接着した上層半導体単
結晶層に回路素子を形成する工程」に対応する。
なお、本実施例では、第1シリコン層1としてp型(1
00)ウェハを用い、第2シリコン層2としてn型(1
00)ウェハを用い、第3シリコン層3としてn型(l
 OO)ウェハを用いたが、このような半導体の型や結
晶面に限るものでないことは勿論である。また、本実施
例ではMOS・ICを製造する場合について説明したが
、C−MOS−IC等も同様に製造することができる。
〔実施例2〕 本発明の他の実施例を第10図乃至第15図に基づいて
説明する。
本実施例は、第1層目である下層半導体単結晶層として
n型(100)ウェハからなる第1シリコン層21を用
い、第1層に対しては上層となり第3層に対しては下層
となる第2層目の半導体単結晶層としてn型(100)
ウェハからなる第2シリコン層22を用い、第3層目の
上層半導体単結晶層としてn型(100)ウェハからな
る第3シリコン層23を用い、かつ、各シリコン層21
.22.23を接着するための接着層としてTi金属層
24及びpt金属層25を用いたものであり、各シリコ
ン層21.22.23に能動素子としてバイポーラ型の
トランジスタ26・・・を形成することにより、各シリ
コン層21.22.23のバルクを利用して素子の高速
化を図っている。
まず、第1O図に示すように、第1シリコン層21にト
ランジスタ26・26を形成し、次に、各トランジスタ
26・26の絶縁物分離を行い、電極絶縁膜34を介し
て電極膜27を所定パターンに形成後、この上面に重ね
て絶縁層28、Ti金属層24及びPt金属JW25を
形成する。トランジスタ26は、深層部にn+埋込層3
1を有しコレクタ領域を構成する第1シリコン層21の
表層部にベース領域32及びエミッタ領域33を形成し
たものである。n+埋込層31は、第1シリコン層21
の下面全面から予めn型不純物を拡散しておくことによ
り形成される。ベース領域32は、第1シリコン層21
にp型不純物を選択拡散することにより形成され、エミ
ッタ領域33は、このベース領域32内にn型不純物を
選択拡散することにより形成される。この各トランジス
タ26の絶縁物分離は、まずn+埋込層31が形成され
た状態の第1シリコン層21の下面から各トランジスタ
26の形成領域を除いて溝を形成し、次にこの第1シリ
コン層21の下面全面をトランジスタ領域絶縁膜29で
覆い、さらにこのトランジスタ領域絶縁膜29の下面側
に多結晶シリコン層30を形成し、最後に第1シリコン
層21の上面をトランジスタ領域絶縁膜29の一部も含
めて多結晶シリコン層30が露出するまでエツチング研
磨等によって削り取ることにより行われる。このため、
第1シリコン層21・21は、多結晶シリコン層30の
表層部に島状に分離して埋め込まれた状態となる。各ト
ランジスタ26のベース領域32及びエミッタ領域33
は絶縁物分離の後に形成される。電極絶縁膜34は、こ
の各トランジスタ26・26が形成された第1シリコン
層21・21の上面及び多結晶シリコン層30の露出し
た上面を覆うように形成され、所定箇所にコンタクト孔
を設けておく。電極膜27は、M o s W x M
o5iz又はWSiz等の高融点材料を用いて、低圧C
VD法、低温気相成長法、スパッタ法又は電子ビーム蒸
着法等により形成される。絶縁層28は、低温気相成長
法等により形成されたSiO□等の膜である。Ti金属
jiW24及びPt金属J’i25は、連続スパッタ法
又は電子ビーム連続蒸着法により形成される。Ti金属
層24は、絶縁層28の酸化膜等に良く馴染み、Ti金
属N24とpt金属層25も真空槽内で連続的に形成さ
れるので、これらの金属層24・25は多結晶シリコン
層30に埋め込まれた第1シリコン層21・21に強固
に接着される。以上の工程が本発明の構成要素である「
下層半導体単結晶層に回路素子を形成する工程」に対応
する。
第2シリコン層22には、第11図に示すように、下面
全面に同様の工程によりn+埋込層31、絶縁層28、
Ti金属層24及びPt金属層25を重ねて形成する。
そして、第12図に示すように、まず互いのPt金属層
25・25を重ね合わせて所定の温度と圧力を加えるこ
とにより、多結晶シリコン[30に埋め込まれた第1シ
リコン層21・21とこの第2シリコンIJ22とを接
着し、次に接着された第2シリコン層22の上面を平滑
エツチングした後にトランジスタ26・26を形成し、
上面全体を電極絶縁膜34で覆う。通常圧力を加えた金
属層が強固に接着を開始するのは、その金属の融点の4
0%〜50%の温度範囲である。そして、Ptの場合は
この接着開始温度が880℃程度であることから、ここ
では890℃まで加熱して圧力を加える。この場合、T
iとptとは金属反応を起こしにくいので、Ti金属層
24・24及び接着して一体化したpt金属N25は安
定した状態を保っている。平滑エツチングは、多結晶シ
リコン130の下面にCrAu若しくはTiAu等の金
属又はSt、、等の絶縁物からなる保護膜を形成してか
ら、K OH又はNaOHをエツチング?lとして第2
シリコン層22が所定の厚さになるまで行い、必要に応
じてラッピング又はボリシングを行う。トランジスタ2
6は、上記第1シリコン層21の場合と同様にして形成
する。なお、このトランジスタ26形成の際の最も高い
温度は、ベース領域32形成時の1000℃程度である
が、Ti金属層24・24及び接着され一体となったP
t金属層25並びにこれらの’[’ipt合金の融点は
少なくとも1300℃程度となるので、接着が剥がれる
ような虞れはない。以上の工程が本発明の構成要素であ
る「下層半導体単結晶層の上層に上層半導体単結晶層を
接着する工程」及び「接着した上層半導体単結晶層に回
路素子を形成する工程」並びに「下層半導体単結晶層に
回路素子を形成する工程」に対応する。
このようにして第2シリコン層22にトランジスタ26
・26が形成されると、第13図に示すように、この第
2シリコン層22の各トランジスタ26・26領域間に
絶縁分離層35を形成して、各トランジスタ26・26
を分離絶縁する。この絶縁骨¥4層35は、エッチバン
ク法又はバイアススパッタ法等の平坦化技術により形成
する。
そして、第14図に示すように、まず第2シリコンN2
2にスルーホール36を設はスルーホール埋込電極37
を埋め込み、次に第2シリコン層22に形成されたトラ
ンジスタ26・26の電極膜27を形成し、この上面に
重ねて絶縁層28、Ti金属層24及びPt金属層25
を形成する。
スルーホール36は、フォトエツチング技術、選択エツ
チング技術等により形成される。このスルーホール36
に埋め込むスルーホール埋込電極37は、第1シリコン
FW21に形成されたトランジスタ26・26の電極膜
27を第2シリコンM22の上面にまで引き出すための
電極であり、W等を低圧CVD法による選択成長させ、
又は、スパッタ法、電子ビーム蒸着法若しくは低圧CV
D法等により全面に形成されたW SMo、MO3iz
、WSi2若しくはTi5iz等の高融点金属膜のスル
ーホール36内以外の不要部分をフォトエツチング技術
、選択エツチング技術等により除去することより形成さ
れる。また、電極膜27形成の前に、前工程で形成され
た電極絶縁膜34の所定箇所にコンタクト孔を設けてお
く。第2シリコン層22上に所定パターンの電極膜27
が形成されると、スルーホール埋込電極37を介して第
1シリコンJ’W21に形成された電極膜27に接続さ
れることになる。
最後に、第15図に示すように、まず第11図における
第2シリコン層22と同様に構成した第3シリコン層2
3を第2シリコン層22に接着し、次にこの第3シリコ
ン層23に上記第2シリコン層22の場合と同様に各ト
ランジスタ26・26を形成し、さらに電極絶縁膜34
を介して電極膜27を所定パターンに形成して、上面全
面を絶縁層28で覆うことにより三次元半導体集積回路
を完成する。この際、第3シリコン層23に形成された
トランジスタ26の電極膜27は、この第3シリコン層
23に上記と同様に形成されたスルーホール36内のス
ルーホール埋込電極37を介して、第2シリコン層22
に形成されたトランジスタ26の電極膜27に接続され
る。以上の工程が本発明の構成要素である「下層半導体
単結晶層の上層に上層半導体単結晶層を接着する工程」
及び「この接着した上層半導体単結晶層に回路素子を形
成する工程」に対応する。
なお、本実施例では、各シリコン層21・22・23の
接着のためにT′i金属J’124及びpt金属層25
の多重膜を用いたが、Cr、!:Pt若しく ゛はTi
とNi等の多重膜、Mo S i、 ws i% Cr
Co若しくはCrPt等の単−合金膜又はCrとTi5
iXTiとMo5t若しくはTtとws  −1等の単
一金属膜と合金膜等の種々のものを用いることができる
。また、本実施例では、トランジスタ26を形成する場
合だけを説明したが、その他、通常のバイポーラICの
ようにダイオード等の能動素子又は抵抗等の受動素子を
同時に形成することもできる。さらに、本実施例では、
第1シリコンN21に形成する各トランジスタ26を絶
縁分離法により分離したが、単結晶ウェハ上で他の方法
により分離する場合であっても同様に実施可能である。
なお、実施例1及び実施例2においては、各層の電極膜
が上層又は下層間でのみ接続される場合を示したが、さ
らに3層以上にわたる多層配線を施すこともできる。ま
た、実施例1及び実施例2においては、3層のシリコン
層を積み重ねて三次元半導体集積回路を形成したが、2
層だけの場合や同様の工程を繰り返して4層以上にする
ことも可能である。さらに、実施例1で接着用絶縁層4
を接着層としてMOS・ICを製造し、実施例2でTi
金属層24及びPt金属層25を接着層としてバイポー
ラ・ICを製造したが、この素子と接着層の組み合わせ
は任意であり実施例の場合に限定されるものではない。
〔発明の効果〕
本発明に係る三次元半導体集積回路は、以上のように、
下層半導体単結晶層に回路素子を形成する工程と、この
下層半導体単結晶層の上層に上層半導体単結晶層を接着
する工程と、この接着した上層半導体単結晶層に回路素
子を形成する工程とを有する構成である。
これにより本発明は、各層の半導体単結晶層の結晶化を
別工程で行うことができるので、以下のような効果を奏
することになる。
各層の半導体単結晶層にシリコンウェハ等の結晶性の良
好なものを使用することができるので、形成した回路素
子の特性のバラツキが少なくなって、回路設計が客待に
なり、歩留まりも向上する。
また、十分な厚さの単結晶を得ることができるので、バ
ルクを利用するバイポーラトランジスタ等の形成も容易
となる。さらに、各層を均一な単結晶とすることができ
るので、結晶粒界等がなくなり回路素子を高密度に形成
することが可能となる。
また、レーザ又は電子ビーム等を順次照射して溶融再結
晶化させるのではなく、従来からの方法で一括して別工
程により各層の半導体単結晶層の結晶化を行うことが可
能となり、上層半導体単結晶層の接着工程も多数を一括
して行うことができるので、生産性の向上を図ることが
できる。
【図面の簡単な説明】
第1図乃至第9図は本発明の一実施例を示すものであっ
て、第1図は三次元半導体集積回路の縦断面部分正面図
、第2図乃至第9図はそれぞれ三次元半導体集積回路の
製造過程を示す縦断面部分正面図、第10図乃至第15
図は本発明の他の実施例を示すものであり、第10図乃
至第14図はそれぞれ三次元半導体集積回路の製造過程
を示す縦断面部分正面図、第15図は三次元半導体集積
回路の縦断面部分正面図である。 1・21は第1シリコン層(下層半導体単結晶層)、2
・22は第2シリコン層(上層半導体単結晶層及び下層
半導体単結晶層)、3・23は第3シリコン層(上層半
導体単結晶層)、4は接着用絶縁層、5はMOS −F
ET (回路素子)、24はTi金属層、25はpt金
属層、26はトランジスタ(回路素子)である。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1、下層半導体単結晶層に回路素子を形成する工程と、
    この下層半導体単結晶層の上層に上層半導体単結晶層を
    接着する工程と、この接着した上層半導体単結晶層に回
    路素子を形成する工程とを有することを特徴とする三次
    元半導体集積回路の製造方法。
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