JPS63124653A - 音声合成留守番電話装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は規則音声合成システムによりメツセージを伝達
する留守番電話装置に関する。

〔従来の技術〕

従来の留守番電話装置においては、予めカセットテープ
にメツセージを吹込んでおき、着信信号を検知するとカ
セットテープを始動させ、メツセージを伝達している。

また、音声合成を用いた留守番電話装置では、予め音声
内容をアナログ符号のまま、あるいはＰＣＭ符号化して
ＲＯＭまたはＲＡ　Ｍに記憶しておき、着信信号を検知
すると音声合成（録音編集型音声合成）を行なって応答
している。例えば、特開昭６１−５２０５４号公報記載
の留守番電話装置では、予め定められた音声内容をＲＯ
Ｍに記憶しており、このＲＯＭのアドレスを指定して音
声合成出力部を駆動し、発信者に伝えている。

〔発明が解決しようとする問題点〕

しかしながら、上述した従来の留守番電話装置では、メ
ツセージ記憶手段にＲＯＭを用いた場合ではメツセージ
作成時に手間が掛かりすぎるだけでなく、メツセージの
変更もできないため、自由にメツセージを作成できない
。一方、カセットテープにメツセージを吹込んだ場合や
メツセージ記憶手段にＲＡＭを用いた場合では、例えば
第４図に示すように、作成したメツセージの一部を修正
したい場合にも（第４図では、□が修正したい個所）、
全体を吹き替えなければならない。良く使用するメツセ
ージパターンは蓄え再利用すると便利であるが、この再
利用の点で考えても一部変更の場合は前述のように変更
が難しく、変更がない場合でもカセットテープは場所を
取りメツセージパターンを蓄え管理するのに不便である
ほか、メツセージを繰り返し発生するのにも適さない。

また、−人暮らしであることを悟られたくないなど声を
知られたくない人にとっては声を知られてしまう問題が
ある。

〔問題点を解決するための手段〕

本発明の音声合成留守番電話装置は、伝達すべきメツセ
ージを入力するメツセージ入力手段と、前記メツセージ
に対応する音素記号列を記憶する記憶手段と、電話着信
を検出する着信手段と、電話着信時に前記記憶手段の内
容を合成音声で出力する音声合成手段とを備える。

〔作用〕

本発明は、留守番電話装置と音声合成装置を融合するも
のであり、留守番電話装置内の記憶手段に、メツセージ
を例えば第３図に示すようなアクセント記号のついた音
素記号列（第３図では、“がアクセントを表わしている
〉で記憶させ、留守番電話装置が着信を検出すると、記
憶している音素記号列を音声合成手段に送り、メツセー
ジを合成音で出力する。また、メツセージを音素記号列
で記憶しエディタを使ってメツセージの一部変更などを
行なうことができる。

〔実施例〕

次に、本発明の実施例について図面を参照して説明する
。

第１図は音素記号列を入力としたときの本発明の一実施
例を示す図である。エディタ１をとおしてキーボード２
から入力されたメツセージに対応するアクセント記号入
り音素記号列を信号線７によってメツセージメモリ３に
記憶しておく。この時、メツセージ変更の必要があれば
信号線１６によってエディタ１に送り変更する。着信検
出部、１は電話着信を検出し、メツセージ送出スイッチ
５を動作させてメツセージメモリ３に記憶している音素
記号列を音声合成回路部６に送り出す。その結果、相手
方に合成音でメツセージが伝えられる。

信号線８の確認モードを設けることで音声合成回路部６
からスピーカー１７を通しへ作成したメツセージを確認
できる。また、メツセージファイル１０を作成すること
で、頻繁に使うメツセージやメツセージパターンを信号
線９によってメツセージファイル１０にとっておき、メ
ツセージファイル１０からメツセージやメツセージパタ
ーンを信号線１５によって取り出し必要があればエディ
タ１を用いて変更し利用する。さらに、着信検出１回に
対し同じメツセージを繰゛り返し連続的に発生すること
が容易にできる。

第２図はかな漢字文字列を入力したときの本発明の他の
実施例を示す構成図である。第１図に示した実施例に形
態素解析部１１、発音辞書１２、アクセント規則処理部
１３などを結合することで漢字かな混じり文字列のメツ
セージ入力を可能にしている。信号線１８によって送ら
れた漢字がな混じり文字列を形態素解析部１１が形態素
の文字列に分解する。形態素文字列に一致する発音辞書
１２の見出し語に対するアクセント位置情報を含む音素
記号列と形態情報とが信号線１９によってアクセント規
則処理部１３に送られ、アクセント規則処理部１３はメ
ツセージに対応する音素記号列を作成し信号線１４によ
ってメツセージメモリ３に記憶させる。以後の動作は上
述した第１図、；′）実施例の場合と同様なので説明を
省略する。

〔発明の効果〕

以上説明したように本発明によれば、伝達すべきメツセ
ージに対応する音素記号列を記憶させることにより合成
音で自由にメツセージを伝達することが可能であり、か
つメツセージ作成時に変更が容易である。またメツセー
ジファイル３作成することにより、頻繁に使うメツセー
ジやメツセージパターン３とっておき、必要があれば取
り出して再利用できる。

【図面の簡単な説明】

第１図及び第２図は本発明の実施例を示す構成図、第３
図はメツセージに対応する音素記号列の一例を示す図、
第４図は従来の手法の問題点の一つを説明する図である
。 １・・・エディタ、２・・・キーボード、３・・・メツ
セージメモリ、４・・・着信検出部、５・・・メツセー
ジ送出スイッチ、６・・・音声合成回路部、１０・・・
メツセージファイル、１１・・・形態素解析部、１２・
・・発音辞書、１３・・・アクセント規則処理部。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 伝達すべきメッセージを入力するメッセージ入力手段と
   、前記メッセージに対応する音素記号列を記憶する記憶
   手段と、電話着信を検出する着信検出手段と、電話着信
   時に前記記憶手段の内容を合成音声で出力する音声合成
   手段とを備えることを特徴とする音声合成留守番電話装
   置。