JPS6312426Y2 - - Google Patents

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JPS6312426Y2
JPS6312426Y2 JP1987014798U JP1479887U JPS6312426Y2 JP S6312426 Y2 JPS6312426 Y2 JP S6312426Y2 JP 1987014798 U JP1987014798 U JP 1987014798U JP 1479887 U JP1479887 U JP 1479887U JP S6312426 Y2 JPS6312426 Y2 JP S6312426Y2
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JP
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disk
turntable
center
shaft
clamper
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【考案の詳細な説明】 「産業上の利用分野」 本考案は、中心穴の径が異なる二種類のデイス
クを、同一の回転駆動軸に常に調心しながら装着
することのできる円盤状情報記録媒体再生装置に
おけるデイスク装着装置に関する。
「従来技術」 従来、中心穴の径が異なる二種類のデイスクを
装着する機構として第1図,第2図で示すものが
あつた。図面において、Aは第1デイスクで、A
1はその中心穴、Bは前記の第1デイスクAより
厚さが薄く、中心穴B1の直径が小さい第2デイ
スクである。Cは図示しないモータの回転軸で、
該回転軸CにはターンテーブルDが固定されてい
る。そして、このターンテーブルDの中央には、
第1デイスクAの中心穴Aが嵌合する円板状の第
1のボス部Eが突設されている。このボス部Eの
高さは第1と第2の両デイスクの厚さの差にほぼ
等しい。また、第1のボス部Eの上面中央には、
第2デイスクBの中心穴B1が嵌合する円板状の
第2のボス部Fが突設されている。このボス部F
から上方に突出する回転軸Cには、雄ネジC1が
刻設されている。Gはデイスクを押えるクランパ
で、その中央には前記雄ネジC1と合する雌ネジ
G1が刻設されている。
次に、動作について説明する。まず、第1デイ
スクAをターンテーブルDに装着するには、第1
デイスクAの中心穴A1を第1のボス部Eに嵌合
してターンテーブルDの上に載せた後、回転軸C
の雄ネジC1にクランパGの雌ネジG1を合し
て、該クランパGにより第1デイスクAをターン
テーブルDに圧着すればよい。次に、第2デイス
クBをターンテーブルDに装着するには、第2デ
イスクBの中心穴B1を第2のボス部Fに嵌合し
て第1のボス部Eの上面に載せた後、回転軸Cの
雄ネジC1にクランパGの雌ネジG1を合して、
該クランパGによりデイスクBを第1のボス部E
に圧着すればよい。
「考案が解決しようとする問題点」 従来のデイスク装着機構は、上記のように第
1、第2のボス部E,Fが円板形状に形成され、
その外周が一定しているので、第1デイスクA、
第2デイスクBの中心穴A1,B1とボス部E,
Fとの間には寸法精度の誤差からくるガタツキが
発生しやすく、常に正確なデイスクA,Bの位置
決めは困難であつた。また、情報を記録するデイ
スク板は変形することがあるうえ、1枚のデイス
ク基板からなる片面デイスクや2枚のデイスクを
貼り合わせた両面デイスクなどその厚さが種々あ
るため、その挾持をせんとするクランプ力を常に
一定にすることが困難であつた。また、情報記録
デイスクは、押圧力によつて変形するおそれのあ
るため、クランパーによる挾持力はデイスクの表
裏両面の相対応する位置から負荷するのが望まし
いが、中心穴径が異なるデイスクを兼用してクラ
ンプせんとする場合には、表裏両面に於いて負荷
力を作用させる位置にずれが生ずることが多い。
本考案は上記のような欠点をを解消せんとする
もので、ターンテーブルの位置に多少の段差があ
つたり、変形していたり、厚みが異なつていて
も、追従して一定の圧力で挾持をおこない、同時
に調心作用をおこなうので、常に正確で確実なデ
イスクの挾持を行なうようにせんとするものであ
る。
「問題点を解決するための手段」 本考案は、中心穴径が相互に異なる第1デイス
ク及び第2デイスクをいずれも選択的に装着し得
るデイスク装着装置であつて、第1デイスクまた
は第2デイスクを回転駆動する回転軸と、前記回
転軸周縁に設けられデイスクを支承し得る支承部
を有するターンテーブルと、第1デイスクまたは
第2デイスクをターンテーブルとの間に挾着する
クランパと、ターンテーブルの支承部に支承され
る第1デイスクまたは第2デイスクの調心をする
芯出し部材とから成るデイスク装着装置におい
て、前記クランパは、その下部にクランプ部材を
設けるが、当該クランプ部材は、中心に回転軸が
挿入される軸穴を有する軸筒で、その外周にセン
ターハブに対応するよう形成した円筒部とからな
り、該円筒部の下部周面には下方にむかつてしだ
いに先細りのテーパ部を形成して、その先端が第
1デイスクの中心穴に挿入しうるように成し、当
該クランプ部材を回転軸に対して摺動自在に嵌合
されたうえ、付勢手段により下方に付勢されるよ
うに構成し、前記芯出し部材は、回転軸に対して
摺動自在に嵌合された軸受部とその外周に設けた
センターハブとからなり、軸受部の上部周面と、
センターハブの上部周面には直径が上方にむかつ
てしだいに小さくなる第2デイスク位置決め手段
と第1デイスク位置決め手段とを設け、当該軸受
部とセンターハブとを付勢手段により上方に付勢
されるように構成しておき、第1デイスクを装着
するときは、芯出し部材の位置決め手段と、クラ
ンプ部材のテーパ部とが、それぞれの付勢手段に
よつて互いに近接する方向に付勢され、第1デイ
スクの中央穴に両側から係合して調心しながらタ
ーンテーブル上で挾持され、第2デイスクを装着
するときは、第2デイスク位置決め手段で調心し
ながら、ターンテーブル上にてクランプ部材の円
筒部と相対応するセンターハブとで挾持するよう
にしたことを特徴とするデイスク装着装置であ
る。
「実施例」 以下、本考案の一実施例を第3図以下の図面に
基づいて説明する。図面において、1はビデオデ
イスク等の第1デイスクで、その中心穴2の直径
は35mmである。3は第1デイスク1より薄いデジ
タルオーデイオデイスクのような第2デイスク
で、その中心穴4の直径は15mmと小さい。5は上
記の両デイスク1,3を所定の回転数で駆動する
回転駆動体(図示せず)の回転軸である。6はこ
の回転軸5の周縁に固定されたターンテーブル
で、このターンテーブル6は有底円筒部7と、そ
の上縁に沿つてフランジ状に形成した支承部8と
により構成され、有底円筒部7の内径は第1デイ
スク1の中心穴2の直径より少し大きく設定され
ている。また、有底円筒部7の内部には円筒形状
のヨーク9と、マグネツト10と、ゴムシート1
1とを順次積み重ねて構成した第2ターンテーブ
ル12が回転軸5と同心円上の位置において、ス
ペーサ13により有底円筒部7の底面に固定され
ている。マグネツト10の内径は第2デイスク3
の中心穴4の直径より少し大きく設定されている
と共に、ゴムシート11の上面はターンテーブル
6の上面、即ち支承部8の上面より両デイスク
1,3の厚さの分だけ突出している。尚、図示実
施例では、ターンテーブルを6と12との2つに
分けているが、必ずしもこのような構成にする必
要はなく、当該ターンテーブルを1つにして第1
デイスク1と第2デイスク3とを共用するよう構
成にしても良いこと勿論である。
また、マグネツト10の内側には、回転軸5に
昇降自在なるよう軸装されている軸受部14が形
成されており、その軸受部14の上端外周部には
第2デイスク3の中心穴4と嵌合自在な調心する
ための傾斜部を有する第2デイスク位置決め手段
14aが形成されている。この第2デイスク位置
決め手段14aの上部は第2デイスク3の中心線
上に頂点を有する円錐台形状に形成され、その傾
斜部を有する第2デイスク位置決め手段14aに
上記の中心穴4が当接して、調心する。15は第
1デイスク1の中央穴2を嵌合して当該第1デイ
スク1を正しい姿勢でターンテーブル6上に載置
するようにしたセンターハブであつて円筒状に形
成されている。当該センターハブ15は有底円筒
部7の周壁とスペーサ13との間において、回転
軸5と同軸上に配置されており、そのセンターハ
ブ15の上端外周部には第1デイスク位置決め手
段15aが形成されている。そして、当該センタ
ーハブ15の下端はスペーサ13の間隔を通る連
結部15bによつて第2デイスク位置決め手段1
4aを有する軸受部14と一体に形成されてお
り、第2デイスク位置決め手段14aと一緒に回
転軸5に沿つて昇降する。尚、前記第1デイスク
位置決め手段15aは、センターハブ15の上端
外周部に第1デイスク1の中心穴4と嵌合自在な
傾斜部を形成したものであり、これによつて第1
デイスク1を調心する。16は軸受部14の下面
と有底円筒部7の底面との間に配置した圧縮形の
付勢手段で、軸受部14とセンターハブ15と
は、上方即ちターンテーブル6に載置されたデイ
スク方向に付勢されている。この付勢手段16に
より第2デイスク位置決め手段14aの上面がゴ
ムシート11の上面から突出するよう付勢されて
いる。また、このとき第1デイスク位置決め手段
15aの上面はゴムシート11の上面と面一にな
るよう設定されている。尚、第1デイスク位置決
め手段15aの上方向への移動限界は、軸受部1
4とセンターハブ15との連結部15aがヨーク
9の下面と当接することにより規制される。
17はクランパで、その軸心には回転軸5が挿
入される軸穴18が形成されている。また、軸穴
18の上位にはボタン19が上下動自在に配置さ
れ、圧縮形のバネ20により上方向に付勢されて
いるとともに、リング状のストツパ21により上
方向への抜け止めがなされている。クランパ17
の下面には第1デイスク1を押圧しターンテーブ
ル6との間に挾持するクランプ部材22が配設さ
れている。当該クランプ部材22の中央には軸筒
23が設けられ、その中心には回転軸5が挿入さ
れる軸穴24が形成されているとともに、その外
周にはセンターハブに対応する形状で、第1デイ
スク1の中心穴2の径より少し大径の円筒部25
が形成されている。そして、この円筒部25の下
部周面には下方にむかつてしだいに先細りのテー
パ部26が形成され、その先端は第1デイスク1
の中心穴2に挿入しうるようにした。これは、一
義的にはクランパ17としてターンテーブル6上
に載置された第1デイスクおよび第2デイスク3
を押圧挾持する機能を有するものであるが、先端
を第1デイスク1の下側にあるセンターハブ15
と対応させることにより、補助的な上側センター
ハブとしての機能と、補助的な第1デイスク位置
決め機能とをも持たせようとしたものである。図
示実施例は、このように第1デイスク1の両側に
センターハブ機能と位置決め機能とを持たせる構
成にすることにより、第1デイスク1の確実な装
着と調心を実現しようとしたものである。上記の
クランプ部材22は、クランパ17の下面から突
出するスペーサ27により上下動自在に支持さ
れ、スペーサ27の下端に設けた磁性体28によ
り抜け止めされている。また、クランブ部材22
は、圧縮形のバネ29により下方に付勢されてい
る。図中30は、クランパ17の上端外周に形成
された指掛部である。
次に、上記実施例の作用について説明する。ま
た、クランパ17を用いてターンテーブル6に装
着する場合には、第1デイスク1は中心穴2をタ
ーンテーブル6側のセンターハブ15に嵌合し
て、該テーブル6の支承部8上に載置する。この
とき、第1デイスク1の中心穴2は、センターハ
ブ15の第1デイスク位置決め手段15aの傾斜
部に当接して調心される。
一方、クランパ17のクランプ部材22は装着
前には第4図で示すようにバネ29により下降し
ている。そこで、上記のクランパ17を手に持ち
軸穴24及びクランパ17の軸穴18に回転軸5
を挿入する。
このとき、クランプ部材22における円筒部2
5の下部周面に形成したテーパ部26が第1デイ
スク1の中心穴2に挿入しながらバネ29の付勢
力で押し下げる。このとき、軸筒部23と軸受部
14とが相対応しており、同時にクランプ部材2
2のテーパ部26とセンターハブ15とが相対応
していて、両者は、付勢手段16及びバネ29に
より、互いに近接する方向に付勢されているが、
両者の付勢力は付勢手段16よりバネ26のほう
が少し強くなるように調整されている。即ち、第
1デイスク1は、クランプ部材22のテーパ部2
6とセンターハブ15の第1デイスク位置決め手
段15aとによつて調心しながら挾持され、しか
もターンテーブル6の支承部8上には、この挾持
状態を維持しながら押圧載置される。更に、クラ
ンパ17を押し下げると磁性体28とマグネツト
9とが吸引し、ゴムシート11上に磁性体28が
当接してクランパ17をターンテーブル6に対し
て固定する。尚、このときのマグネツト10の吸
着力は付勢手段16及びバネ29の復元力よりも
強く固定されているので、クランパ17は固定さ
れ、バネ29の弾性力により第1デイスク1は支
承部8上に圧着される。
次に、第1デイスク1をターンテーブル6から
取り外す場合には、クランパ17の指掛部30を
指の間に挾むとともに、親指をボタン19の上面
に当て、バネ20に抗して押し下げつつクランパ
17をマグネツト10の吸引力に抗して引き下げ
る。この際、ボタン19の下面は、回転軸5の上
端に当接しているので、クランパ17は容易に引
き上げられる。しかる後、クランパ17を回転軸
5から引き抜けば第1デイスク1はターンテーブ
ル6から自由に取り外すことができる。
次に、クランパ17を用いて、第2ターンテー
ブル12に装置する場合には、第2デイスク3の
中心穴4を軸受部14の第2デイスク位置決め手
段14aに嵌合して傾斜部14aに当接して調心
する。しかる後、クランパ17を手に持ち、軸筒
部32を回転軸5に被嵌し、支承部8上に載置す
れば、磁性体29が第2ターンテーブル12のマ
グネツト10により吸引されるので、第2デイス
ク位置決め手段14a及び第1デイスク位置決め
手段15aを付勢手段16の弾性力に抗して下降
させるとともに、第2デイスク3をゴムシート1
1上に挾着して固定する。このとき、ターンテー
ブル上にてクランプ部材の円筒部と相対応するセ
ンターハブとで挾持するように構成されている。
上記の第2デイスク3を第2ターンテーブル1
2から取り外すには、クランパ17の指掛部30
を指で挾み、ボタン19の上端に親指を当ててク
ランパ17を引き上げると、磁性板28がマグネ
ツト10の吸引力に抗して第2デイスク3の上面
から離間するので、クランパ31を回転軸5から
引き抜くことができる。
第9図はクランパ17の他の実施例を示す断面
図、第10図はその使用状態の断面図である。図
面において、36はクランパ17の外装体で、そ
の軸中心には、可動体37が上下動自在に配置さ
れている。また、可動体37の軸中心には回転軸
5が挿入される軸穴38が下面から所定の高さ位
置まで形成されている。更に、可動体37の下端
近傍の周壁39には同一の円周上にそつて軸穴3
8と外部とを連通する横穴40が定間隔毎に形成
され、この横穴40には周壁39の肉厚より大き
な直径のボール41が水平方向に移動自在に位置
されている。更に、可動体37の下端外周にはゴ
ム製等の抜け防止用のリング42が嵌合されてい
る。43は摺動体で、この摺動体43は上記の軸
穴38内に上下動自在に配置されているが、その
下部外周は軸穴38と同一径に設定されている。
44はネジで、該ネジ44はその頭部44aを摺
動体43の軸穴に配置すると共に、摺動体43の
天面に形成した穴を通つて可動体37の上端に合
固定されている。
45は圧縮形のバネで、このバネ45により摺
動体43は下方に付勢され、このとき、摺動体4
3の下部外周はボール41に当接して、これを外
方向に押圧している。また、摺動体43の下方向
の移動はネジ44の頭部44aが摺動体43の天
面に当接することにより規制されている。前記の
外装体36の軸穴内にはボール41及びリング4
2が当接するストツパ46が形成されている。4
7は外装体36と可動体37との間に配置した圧
縮形のバネで、このバネ47により可動体37は
上方向に付勢され、リング42がストツパ46に
当接することにより抜け止めされている。また、
第1デイスク位置決め手段22はネジ48により
外装体36の下面に上下動自在に配置されてい
る。一方、回転軸5の上端外周には環状溝5aが
形成されている。
次に、上記の実施例の作用について説明する。
まず、前記の実施例と同様にクランパ17を手に
持ち、可動体37の軸穴38及び第1デイスク位
置決め手段22のに軸穴24に回転軸5を挿入
し、回転軸5の上端を摺動体43の下面に当接す
る。次いで第11図に示すように外装体36を押
し下げると、摺動体43はバネ45の弾性力に抗
して押し上げられ、摺動体43の下部外周面によ
るボール41の押圧が解除される。更に、外装体
36を押し下げると、ボール41はストツパ46
から抜け出して外装体36の内周面に当接しボー
ル41を環状溝5aに圧着するので、クランパ1
7は回転軸5に固定される。一方、クランパ17
の下面に配置した第1デイスク位置決め手段22
の円筒部25が第1デイスク1の中心穴2に嵌合
し、該デイスク1を支承部8上に圧着し、第1デ
イスク位置決め手段22の軸筒23が第2デイス
ク位置決め手段14を押し下げて、センターハブ
15を第1デイスク1の中心穴2から離脱する。
次に、第1デイスク1を第1ターンテーブル6
から取り外す場合について説明する。まず、外装
体36の指掛部30を指に挾むと共に、親指を可
動体37の上面に当てて外装体36をバネ47の
弾性力に抗して引き上げると、ボール41が外装
体36の内周面を下方向かつて摺動しストツパ4
6の位置に至る。これによつてボール41の移動
が自由になり、回転軸5の環状溝5aから抜け出
るので、回転軸5と可動体37とのロツクが解除
される。また、摺動体43がバネ45の復元力に
より下降し、摺動体43の下部外周がボール41
に当接してボール41を外側に押す。一方、クラ
ンパ17の第1デイスク位置決め手段22による
圧着が解除されるので、第2デイスク位置決め手
段14及びセンターハブ15がバネ16の復元力
により上昇し、センターハブ15が第1デイスク
1の中心穴2に嵌合する。かくして、クランパ1
7を回転軸5から引き抜けば第1デイスク1は第
1ターンテーブル6から自由に取り外すことがで
きる。
第1の実施例では、第1と第2のデイスク位置
決め手段14と、22は第1及び第2のデイスク
1と、3の中心穴2と4にそれぞれ嵌合する部分
14a及び26を円錐面に形成したが、これは第
5図及び第6図で示すように中心穴2及び4の直
径よりも大きな直径を有する球面としても同様の
効果を有する。
「考案の効果」 本考案は、上記のように、中心穴径が相互に異
なる第1デイスク及び第2デイスクをいずれも選
択的に装着し得るデイスク装着装置であつて、回
転軸と、ターンテーブルと、クランパと、芯出し
部材とから成るデイスク装着装置において、前記
クランパは、その下部にクランプ部材を設ける
が、当該クランプ部材は、中心に回転軸が挿入さ
れる軸穴を有する軸筒と、その外周にセンターハ
ブに対応するよう形成した円筒部とからなり、該
円筒部の下部周面には下方にむかつてしだいに先
細りのテーパ部を形成して、その先端が第1デイ
スクの中心穴に挿入しうるように成し、当該クラ
ンプ部材を回転軸に対して摺動自在に嵌合された
うえ、付勢手段により下方に付勢されるように構
成し、前記芯出し部材は、回転軸に対して摺動自
在に嵌合された軸受部とその外周に設けたセンタ
ーハブとからなり、軸受部の上部周面と、センタ
ーハブの上部周面には直径が上方にむかつてしだ
いに小さくなる第2デイスク位置決め手段と第1
デイスク位置決め手段とを設け、当該軸受部とセ
ンターハブとを付勢手段により上方に付勢される
ように構成しておき、第1デイスクを装着すると
きは、芯だし部材の位置決め手段と、クランプ部
材のテーパー部とが、それぞれの付勢手段によつ
て互いに近接する方向に付勢され、第1デイスク
の中央穴に両側から係合して調心しながらターン
テーブル上で挾持され、第2デイスクを装着する
ときは、第2デイスク位置決め手段で調心しなが
ら、ターンテーブル上にてクランプ部材の円筒部
と相対応するセンターハブとで挾持するようにし
たものである。
従つて、本考案は先ず第一に、一台の回転駆動
体で中心穴径の異なる第1、第2のデイスクを選
択的に装着することができる。
第二に、円筒部と相対応するセンターハブとで
挾持するようにしたので、デイスクに対する挾持
力は常にその表裏両側から相対応して負荷される
ことになる。このため、ターンテーブルの位置に
多少の段差があつたり、変形していたり、厚みが
異なつていても、これに追従して一定の圧力で挾
持をおこない、同時に調心作用をおこなうことが
できる。その結果、デイスクがどのような姿勢に
あつても、常に正確で確実なデイスクの挾持を行
なうことが出来る。
第三に、デイスクの中心穴に第1デイスク位置
決め手段または第2デイスク位置決め手段の傾斜
部が常に付勢力をもつて係合され、当該デイスク
を高精度に芯出ししながら、同時に、挾持される
ようにしたので、演奏中にガタや面振れなどがな
い。
【図面の簡単な説明】
第1図及び第2図は従来のデイスク装着装置の
装着状態を示す一部を切断した正面図、第3図は
ターンテーブルとデイスク位置決め手段と回転軸
を組み合わせた構成部品を示す断面図で、第4図
は第1デイスク用クランパを示す断面図、第5図
は軸受部とセンターハブとを一体に成形した構成
部品の断面図で、第6図はクランプ部材を示す実
施例の断面図、第7図と第8図はそれぞれ上記の
デイスク装着部品を組み合わせ、各デイスク装着
状態を示す断面図であり、第9図は、デイスク装
着装置を構成するクランパの他実施例を示す断面
図、第10図は同クランパを用いたデイスク装着
装置の装着状態を示す断面図。 1……第1デイスク、3……第2デイスク、5
……回転軸、6……ターンテーブル、12……第
2ターンテーブル、14……軸受部、14a……
第2デイスク位置決め手段、15……センターハ
ブ、15a……第1デイスク位置決め手段、22
……クランプ部材。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 中心穴径が相互に異なる第1デイスク及び第2
    デイスクをいずれも選択的に装着し得るデイスク
    装着装置であつて、第1デイスクまたは第2デイ
    スクを回転駆動する回転軸と、前記回転軸周縁に
    設けられデイスクを支承し得る支承部を有するタ
    ーンテーブルと、第1デイスクまたは第2デイス
    クをターンテーブルとの間に挾着するクランパ
    と、ターンテーブルの支承部に支承される第1デ
    イスクまたは第2デイスクの調心をする芯出し部
    材とから成るデイスク装着装置において、 前記クランパは、その下部にクランプ部材を設け
    るが、当該クランプ部材は、中心に回転軸が挿入
    される軸穴を有する軸筒と、その外周にセンター
    ハブに対応するよう形成した円筒部とからなり、
    該円筒部の下部周面には下方にむかつてしだいに
    先細りのテーパ部を形成して、その先端が第1デ
    イスクの中心穴に挿入しうるように成し、当該ク
    ランプ部材を回転軸に対して摺動自在に嵌合され
    たうえ、付勢手段により下方に付勢されるように
    構成し、 摺動前記芯出し部材は、回転軸に対して摺動自在
    に嵌合された軸受部とその外周に設けたセンター
    ハブとからなり、軸受部の上部周面と、センター
    ハブの上部周面には直径が上方にむかつてしだい
    に小さくなる第2デイスク位置決め手段と第1デ
    イスク位置決め手段とを設け、当該軸受部とセン
    ターハブとを付勢手段により上方に付勢されるよ
    うに構成しておき、 第1デイスクを装着するときは、芯出し部材の位
    置決め手段と、クランプ部材のテーパ部とが、そ
    れぞれの付勢手段によつて互いに近接する方向に
    付勢され、第1デイスクの中央穴に両側から係合
    して調心しながらターンテーブル上で挾持され、
    第2デイスクを装着するときは、第2デイスク位
    置決め手段で調心しながら、ターンテーブル上に
    てクランプ部材の円筒部と相対応するセンターハ
    ブとで挾持するようにしたことを特徴とするデイ
    スク装着装置。
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