JP2001176183A - ディスクセンターリング装置 - Google Patents

ディスクセンターリング装置

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JP2001176183A
JP2001176183A JP35136199A JP35136199A JP2001176183A JP 2001176183 A JP2001176183 A JP 2001176183A JP 35136199 A JP35136199 A JP 35136199A JP 35136199 A JP35136199 A JP 35136199A JP 2001176183 A JP2001176183 A JP 2001176183A
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disk
recording medium
shaped recording
centering device
motor shaft
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JP35136199A
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Hiroyuki Sato
博幸 佐藤
Yutaka Fukuyama
豊 福山
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Sony Corp
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Sony Corp
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    • G11INFORMATION STORAGE
    • G11BINFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
    • G11B17/00Guiding record carriers not specifically of filamentary or web form, or of supports therefor
    • G11B17/02Details
    • G11B17/022Positioning or locking of single discs
    • G11B17/028Positioning or locking of single discs of discs rotating during transducing operation
    • G11B17/0282Positioning or locking of single discs of discs rotating during transducing operation by means provided on the turntable
    • GPHYSICS
    • G11INFORMATION STORAGE
    • G11BINFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
    • G11B19/00Driving, starting, stopping record carriers not specifically of filamentary or web form, or of supports therefor; Control thereof; Control of operating function ; Driving both disc and head
    • G11B19/20Driving; Starting; Stopping; Control thereof
    • G11B19/2009Turntables, hubs and motors for disk drives; Mounting of motors in the drive

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  • Holding Or Fastening Of Disk On Rotational Shaft (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 ディスク状記録媒体の種類によらずに適正な
センターリングを可能とする。 【解決手段】 スピンドルモーター2のモーター軸2a
に固定されると共にディスク状記録媒体102が載置さ
れて装着されるディスクテーブル部3と、ディスクテー
ブル部のディスク載置面より装着されるディスク状記録
媒体側へ突出され突出された方向における端部にディス
ク状記録媒体の中心孔102aを呼び込む呼込部11c
を有し、かつ、ディスクテーブル部に対してモーター軸
の略軸方向に移動可能にされると共にディスク状記録媒
体がディスクテーブル部への装着時に移動される方向と
反対方向に付勢された可動部4とを設けた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はディスクセンターリ
ング装置についての技術分野に関する。詳しくは、ディ
スク状記録媒体をセンターリングして装着するディスク
センターリング装置についての技術分野に関する。
【0002】
【従来の技術】ディスク状記録媒体に対して情報信号の
再生や記録を行うディスク記録再生装置があり、このよ
うなディスク記録再生装置にあっては、ディスク状記録
媒体をセンターリングして装着するディスクセンターリ
ング装置が設けられている。
【0003】従来のディスクセンターリング装置にあっ
ては、ディスク状記録媒体のセンターリングの精度を向
上させるために、モーター軸の軸方向に移動可能な可動
部を設け、該可動部をディスク状記録媒体の中心孔に内
嵌するようにしたものがある。
【0004】このような従来のディスクセンターリング
装置の一例を図9及び図10に示す。
【0005】ディスクセンターリング装置aは、ディス
クテーブル部bと呼込部cと可動部dとから成る。
【0006】ディスクテーブル部bは円環状の被固定部
eと該被固定部eの外周縁から立設された立上部fと該
立上部fの上端から外方へ張り出された載置部gとが一
体に形成されて成り、被固定部eと立上部fとによって
上方に開口された凹部hが形成されている。そして、デ
ィスクテーブル部bは、被固定部eが、スピンドルモー
ターのモーター軸iの軸方向における中間部に固定され
ている。
【0007】呼込部cは円錐台形状を為し、下方へいく
に従って外周が大きくなるように形成され、マグネット
jが埋設されている。そして、呼込部cはモーター軸i
の上端部に固定されている。
【0008】可動部dは、円環状を為す基端部kと該基
端部kの上側に設けられた円錐台形状を為す受け部lと
が一体に形成されて成り、受け部lは上方へいくに従っ
て外周が小さくなるように形成され、上端の外周が上記
呼込部cの下端の外周と同じ大きさに形成されている。
【0009】可動部dはディスクテーブル部bの被固定
部eと呼込部cとの間でモーター軸iに摺動可能に支持
されている。そして、可動部dの下面とディスクテーブ
ル部bの被固定部eの上面との間に圧縮コイルバネmが
介在され、これにより可動部dが呼込部cに近づく方向
へ付勢されている。
【0010】しかして、ディスク状記録媒体nが下方へ
移動され、中心孔oに呼込部c、可動部dが順に挿入さ
れていく。そして、ディスク状記録媒体nは中心孔oの
下側開口縁が可動部dの受け部lに当接され、ディスク
状記録媒体nの下面がディスクテーブル部bの載置部g
に接するまで可動部dが圧縮コイルバネmの付勢力に抗
して下方へ移動される。このとき、磁性金属材料によっ
て形成されたチャッキングプーリーpが呼込部cに埋設
されたマグネットjに吸着され、ディスク状記録媒体n
がチャッキングプーリーpとディスクテーブル部bとに
よって挟持されて装着される(図10参照)。
【0011】ディスク状記録媒体nが装着された状態に
おいては、可動部dが下方へ移動されディスク状記録媒
体nが載置部gに載置されているため、ディスク状記録
媒体nの上下方向における位置決めが適正に為されてい
る。また、ディスク状記録媒体nの中心孔oの下側開口
縁が受け部lに受けられているため、中心孔oの径に加
工精度上の寸法公差が生じていても、ディスク状記録媒
体nが装着された状態において偏心の発生を最小限に抑
制されている。
【0012】このように偏心の発生を最小限に抑制する
ことにより、ディスク状記録媒体が高速で回転される場
合であっても、ディスク状記録媒体に対する記録動作及
び再生動作を適正に行うことができる。
【0013】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上記した従
来のディスクセンターリング装置aにあっては、呼込部
cが可動部dとは別体で形成され呼込部cがモーター軸
iに固定されているため、装着されるディスク状記録媒
体が中心孔が小さいものである場合には、中心孔の下側
開口縁が呼込部cに引掛かってしまいディスク状記録媒
体が装着不能となるおそれがある(図11参照)。
【0014】そこで、本発明ディスクセンターリング装
置は、上記した問題点を克服し、ディスク状記録媒体の
種類によらずに適正なセンターリングを可能とすること
を課題とする。
【0015】
【課題を解決するための手段】本発明ディスクセンター
リング装置は、上記した課題を解決するために、スピン
ドルモーターのモーター軸に固定されると共にディスク
状記録媒体が載置されて装着されるディスクテーブル部
と、ディスクテーブル部のディスク載置面より装着され
るディスク状記録媒体側へ突出され突出された方向にお
ける端部にディスク状記録媒体の中心孔を呼び込む呼込
部を有し、かつ、ディスクテーブル部に対してモーター
軸の略軸方向に移動可能にされると共にディスク状記録
媒体がディスクテーブル部への装着時に移動される方向
と反対方向に付勢された可動部とを設けたものである。
【0016】従って、本発明ディスクセンターリング装
置にあっては、ディスク状記録媒体の種類によらずに適
正なセンターリングが為される。
【0017】
【発明の実施の形態】以下に、本発明ディスクセンター
リング装置の実施の形態を添付図面を参照して説明す
る。
【0018】先ず、第1の実施の形態について説明する
(図1乃至図6参照)。
【0019】第1の実施の形態におけるディスクセンタ
ーリング装置1は、ディスク記録再生装置の内部に配置
され、スピンドルモーター2の駆動力によって回転さ
れ、ディスクテーブル部3に対して可動部4がスピンド
ルモーター2のモーター軸2aの軸方向に移動自在に支
持されて成る。
【0020】ディスクテーブル部3は、外周部5、内周
部6、連結部7、7、7、バネ受け脚8、8、8及び内
周部6に埋設された吸着部として機能するマグネット9
とヨーク10が、例えば、インサート成形によって一体
に形成されて成る(図1及び図2参照)。
【0021】外周部5は厚みの薄い略円環状に形成さ
れ、外周部5の上面がディスク状記録媒体が載置される
ディスク装着面として形成されている。
【0022】内周部6は外周部5より厚みの厚い略円筒
状を為し、中心部に上下方向に延びる貫通孔6aが形成
されている。そして、内周部6には、上方に開口し周方
向に延びる配置凹部6bが形成され、該配置凹部6bに
それぞれ円環状のマグネット9とヨーク10とが積層状
に配置されて成る。また、内周部6の上面は、外周部5
のそれより上方に位置されている。
【0023】連結部7、7、7は放射方向に延び周方向
に離間して等間隔に位置し、外周部5と内周部6とを連
結している。そして、連結部7、7、7は、下方へいく
に従って外方へ変位する傾斜面7a、7a、7aを有し
ている。
【0024】バネ受け脚8、8、8(図2に2つのもの
のみ示す。)は内周部6の下面から下方へ突出され、先
端部が外方へ突出されたバネ支持部8a、8a、8aと
して形成されている。
【0025】可動部4は、外周壁部11と被支持軸部1
2と被規制部13、13、13とが一体に形成されて成
る(図3及び図4参照)。
【0026】外周壁部11は、円筒状を為す基端部11
aと該基端部11aに連続し上方へいくに従って外面が
内方へ傾斜する受け部11bと該受け部11bに連続し
上方へいくに従って外面がさらに内方へ傾斜する呼込部
11cとから成る。そして、受け部11bの厚みは呼込
部11cの厚みより厚くされ、また、受け部11bの基
端部11aに対する傾斜角度より呼込部11cの傾斜角
度の方が大きくされている。
【0027】外周壁部11には受け部11bと呼込部1
1cに、周方向に等間隔に離間して上方に開口された被
ガイド溝11d、11d、11dが形成されている。
【0028】被支持軸部12は、上下方向に延びる円筒
状に形成されている。
【0029】被規制部13、13、13は平板状の略扇
形を為し、周方向に等間隔に離間して位置されている。
そして、被支持軸部12の上端部が被規制部13、1
3、13を介して外周壁部11に連結されている。ま
た、外周壁部11の受け部11b、呼込部11cと被規
制部13、13、13とによって上方に開口された凹部
14が形成されている。
【0030】しかして、可動部4は、被支持軸部12に
スピンドルモーター2のモーター軸2aが挿入され、該
モーター軸2aに摺動自在に支持される。そして、ディ
スクテーブル部3は、貫通孔6aにモーター軸2aが挿
入され、該モーター軸2aの上端部に、例えば、圧入に
よって固定される(図5及び図6参照)。
【0031】このように可動部4がモーター軸2aに支
持されると共にディスクテーブル部3が固定された状態
において、ディスクテーブル部3の連結部7、7、7が
それぞれ可動部4の被ガイド溝11d、11d、11d
に挿入され、可動部4は被ガイド溝11d、11d、1
1dが連結部7、7、7に案内されてモーター軸2aの
軸方向に移動可能とされる。また、可動部4は、受け部
11bの外面と呼込部11cの外面とが、ディスクテー
ブル部3の連結部7、7、7の傾斜面7a、7a、7a
より外方に位置される(図5及び図6参照)。
【0032】ディスクテーブル部3のバネ受け脚8、
8、8のバネ支持部8a、8a、8aと可動部4の被規
制部13、13、13との間に圧縮コイルバネ15が縮
設され、これにより可動部4に上方への移動力が付勢さ
れる。従って、可動部4は、外力が付与されていない状
態においては、被規制部13、13、13の上面がディ
スクテーブル部3の内周部6の下面に接した状態とされ
る(図5参照)。
【0033】ディスクセンターリング装置1には、ディ
スク記録再生装置の挿入口から挿入された光磁気ディス
ク100が装着される(図5及び図6参照)。
【0034】光磁気ディスク100は、扁平な略矩形状
を為すディスクカートリッジ101内に直径が約64m
mのディスク状記録媒体102が回転可能に収納されて
成り、ディスクカートリッジ101の下面部の中央部に
挿入孔101aが形成されている。そして、挿入孔10
1aの開口縁には、上方に突出した円環状を為す載置突
部101bが設けられている。
【0035】ディスク状記録媒体102の中心孔102
aの開口縁は、その他の部分より一段下がった段部10
2bとして形成され、該段部102bにチャッキング部
として機能する磁性金属材料から成る略円環状のチャッ
キングプレート103が固定されている。
【0036】光磁気ディスク100は、ディスク記録再
生装置の挿入口から挿入された状態においては、ディス
ク記録再生装置に設けられた図示しないホルダーに保持
され、ディスクセンターリング装置1に装着されていな
い状態においては、ディスク状記録媒体102の内周寄
りの部分が載置突部101bに載置されている(図5参
照)。
【0037】光磁気ディスク100のディスクセンター
リング装置1への装着は、以下のようにして為される
(図5及び図6参照)。
【0038】ホルダーの移動に伴って光磁気ディスク1
00が下方へ移動されると、ディスクセンターリング装
置1の一部がディスクカートリッジ101の挿入孔10
1aに挿入され、引き続きディスクテーブル部3の内周
部6と可動部4の呼込部11cがディスク状記録媒体1
02の中心孔102aに挿入されていく。
【0039】ホルダーの移動に伴ってさらに光磁気ディ
スク100が下方へ移動されると、中心孔102aに可
動部4の受け部11bが挿入され、中心孔102aの下
側開口縁が受け部11bに接する。そして、光磁気ディ
スク100の下方への移動によって、ディスク状記録媒
体102の段部102bがディスクテーブル部3の外周
部5の上面、即ち、ディスク載置面に接するまで可動部
4が圧縮コイルバネ15の付勢力に抗して下方へ移動さ
れ、センターリングが為される。このとき、チャッキン
グプレート103がディスクテーブル部3に設けられた
マグネット9に吸着されディスク状記録媒体102がデ
ィスクセンターリング装置1に保持される。
【0040】ホルダーの移動に伴ってさらに光磁気ディ
スク100は下方へ移動され、これによりディスクカー
トリッジ101の下面部がディスクセンターリング装置
1に保持されたディスク状記録媒体102から離間さ
れ、これにより光磁気ディスク100のディスクセンタ
ーリング装置1に対する装着動作が完了しディスク状記
録媒体102が回転可能な状態とされる(図6参照)。
【0041】スピンドルモーター2が回転されると、デ
ィスクセンターリング装置1の回転に伴ってディスク状
記録媒体102が回転され、該ディスク状記録媒体10
2に対する情報信号の記録又は再生が為される。
【0042】以上に記載した通り、ディスクセンターリ
ング装置1にあっては、光磁気ディスク100の装着時
に可動部4が光磁気ディスク100の移動に伴ってスピ
ンドルモーター2のモーター軸2aの軸方向に移動さ
れ、受け部11bが中心孔102aに内嵌されるため、
中心孔102aの径に加工精度上の寸法公差が生じてい
ても、ディスク状記録媒体102が装着された状態にお
いて偏心の発生を最小限に抑制することができる。
【0043】また、ディスクセンターリング装置1にあ
っては、可動部4に呼込部11cが形成され該呼込部1
1cが移動されるため、装着されるディスク状記録媒体
が中心孔が小さいものであっても、中心孔の下側開口縁
が呼込部11cに接触した状態で適正な位置において装
着されるので、ディスク状記録媒体が装着不能になるこ
とがなく、ディスク状記録媒体の種類によらずに適正な
センターリングを行うことができる。
【0044】さらに、受け部11bと呼込部11cとが
一体に形成されているため、ディスクセンターリング装
置1の部品点数の削減を図ることができると共にスピン
ドルモーター2のモーター軸2aに固定(圧入)する部
材がディスクテーブル部3のみの一部材だけであるため
組立作業の効率の向上を図ることができる。
【0045】加えて、ディスクセンターリング装置1に
あっては、マグネット9をディスクテーブル部3に一体
に形成しているため、ディスクセンターリング装置1の
製造コストの低減を図ることができると共にディスクセ
ンターリング装置1の成形の精度の向上を図ることがで
きる。
【0046】次に、図7及び図8に第2の実施の形態に
ついて説明する。
【0047】第2の実施の形態におけるディスクセンタ
ーリング装置50は、ディスクテーブル部51と可動部
52が一体に形成されて成る。
【0048】ディスクテーブル部51は、外周部53、
内周部54、連結部55、55、55、マグネット56
及びヨーク57が、例えば、インサート成形によって一
体に形成されて成る。
【0049】外周部53は、厚みの薄い略円環状に形成
されている。
【0050】内周部54は外周部53より厚みの厚い略
円筒状を為し、中心部に上下方向に延びる貫通孔54a
が形成されている。そして、内周部54には、上方に開
口し周方向に延びる配置凹部54bが形成され、該配置
凹部54bにそれぞれ円環状のマグネット56とヨーク
57とが積層状に配置されて成る。また、内周部54の
上面は、外周部53のそれより上方に位置されている。
【0051】連結部55、55、55は放射方向に延び
周方向に離間して等間隔に位置し、外周部53と内周部
54とを連結している。
【0052】可動部52は、周壁部58と薄肉ヒンジ部
59とから成る。
【0053】周壁部58は、下方に位置し厚みの薄い円
環状を為す基端部58aと該基端部58aに連続し上方
へいくに従って外面が内方へ傾斜する受け部58bと該
受け部58bに連続し上方へいくに従って外面がさらに
内方へ傾斜する呼込部58cとから成る。そして、受け
部58bの厚みは呼込部58cの厚みより厚くされ、ま
た、受け部58bの基端部58aに対する傾斜角度より
呼込部58cの傾斜角度の方が大きくされている。
【0054】周壁部58には、周方向に等間隔に離間し
てディスクテーブル部51の連結部55、55、55を
配置するための配置用切欠58d、58d、58dが形
成されている。
【0055】周壁部58は、基端部58aが薄肉ヒンジ
部59を介してディスクテーブル部51の外周部53に
連結され、外力が付与されていない状態においては、周
壁部58の上端が内周部54の上端と同じ高さ位置にあ
る。このように、周壁部58は薄肉ヒンジ部59を介し
て外周部53に連結されることにより、周壁部58は、
ディスクテーブル部51の内周部54に対して、上下方
向、即ち、スピンドルモーター2のモーター軸2aの軸
方向へ摺動可能とされている。
【0056】しかして、ディスクテーブル部51は、貫
通孔54aにスピンドルモーター2のモーター軸2aが
挿入され、該モーター軸2aに、例えば、圧入によって
固定される。
【0057】光磁気ディスク100のディスクセンター
リング装置50への装着時には、光磁気ディスク100
が下方へ移動されることにより、中心孔102aの下側
開口縁が受け部58bを下方へ押圧し、可動部52の周
壁部58がディスクテーブル部51の内周部54に対し
て下方へ移動されてセンターリングが為される。
【0058】尚、光磁気ディスク100のディスクセン
ターリング装置50に対する装着が解除されたときに
は、薄肉ヒンジ部59の弾性によって、周壁部58が元
の位置、即ち、上端が内周部54の上端と同じ高さ位置
になるまで上方へ移動される。
【0059】以上に記載した通り、ディスクセンターリ
ング装置50にあっては、上記ディスクセンターリング
装置1と同様に、ディスク状記録媒体102の中心孔1
02aの径に加工精度上の寸法公差が生じていても、デ
ィスク状記録媒体102が装着された状態において偏心
の発生を最小限に抑制することができると共にディスク
状記録媒体の種類によらずに適正なセンターリングを行
うことができるという効果が奏される他、ディスクテー
ブル部51と可動部52とが一体に形成されているた
め、部品点数の削減による製造コストの低減を図ること
ができる。
【0060】尚、上記した各実施の形態において示した
各部の具体的な形状及び構造は、何れも本発明の実施を
行うに際しての具体化のほんの一例を示したものにすぎ
ず、これらによって本発明の技術的範囲が限定的に解釈
されることがあってはならないものである。
【0061】
【発明の効果】以上に記載したところから明らかなよう
に、本発明ディスクセンターリング装置は、スピンドル
モーターのモーター軸に固定されると共にディスク状記
録媒体が載置されて装着されるディスクテーブル部と、
ディスクテーブル部のディスク載置面より装着されるデ
ィスク状記録媒体側へ突出され突出された方向における
端部にディスク状記録媒体の中心孔を呼び込む呼込部を
有し、かつ、ディスクテーブル部に対してモーター軸の
略軸方向に移動可能にされると共にディスク状記録媒体
がディスクテーブル部への装着時に移動される方向と反
対方向に付勢された可動部とを備えたことを特徴とす
る。
【0062】従って、ディスク状記録媒体の中心孔の径
に加工精度上の寸法公差が生じていても、ディスク状記
録媒体が装着された状態において偏心の発生を最小限に
抑制することができる。
【0063】また、呼込部が移動されるため、装着され
るディスク状記録媒体が中心孔が小さいものであって
も、中心孔の下側開口縁が呼込部に接触した状態で適正
な位置において装着されるので、ディスク状記録媒体が
装着不能になることがなく、ディスク状記録媒体の種類
によらずに適正なセンターリングを行うことができる。
【0064】請求項2に記載した発明にあっては、上記
可動部に装着されるディスク状記録媒体の内周縁を受け
る受け部を設け、該受け部と呼込部とを一体に形成した
ので、ディスクセンターリング装置の部品点数の削減を
図ることができると共にスピンドルモーターのモーター
軸に固定(圧入)する部材がディスクテーブル部のみの
一部材だけであるため組立作業の効率の向上を図ること
ができる。
【0065】請求項3に記載した発明にあっては、ディ
スク状記録媒体を挟んで反対側に位置されるチャッキン
グ部を吸着して該チャッキング部とともにディスク状記
録媒体を保持する吸着部を設け、該吸着部をディスクテ
ーブル部に一体成形したので、ディスクセンターリング
装置の製造コストの低減を図ることができると共にディ
スクセンターリング装置の成形の精度の向上を図ること
ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図2乃至図6と共に本発明ディスクセンターリ
ング装置の第1の実施の形態を示すものであり、本図は
ディスクテーブル部を示す平面図である。
【図2】図1のII‐II線に沿う断面図である。
【図3】可動部を示す平面図である。
【図4】図3のIV‐IV線に沿う断面図である。
【図5】図6と共に装着動作を示すものであり、本図は
ディスク状記録媒体が装着される前の状態を示す縦断面
図である。
【図6】ディスク状記録媒体が装着された状態を示す縦
断面図である。
【図7】図8と共に本発明ディスクセンターリング装置
の第2の実施の形態を示すものであり、本図は平面図で
ある。
【図8】ディスクセンターリング装置がスピンドルモー
ターのモーター軸に固定された状態を示すものであり、
図7のVIII‐VIII線に沿う断面図である。
【図9】図10と共に従来のディスクセンターリング装
置を示すものであり、本図はディスク状記録媒体が装着
される前の状態を示す縦断面図である。
【図10】ディスク状記録媒体が装着された状態を示す
縦断面図である。
【図11】従来のディスクセンターリング装置における
問題点を示す縦断面図である。
【符号の説明】
1…ディスクセンターリング装置、2…スピンドルモー
ター、2a…モータ軸、3…ディスクテーブル部、4…
可動部、9…マグネット(吸着部)、11b…受け部、
11c…呼込部、102…ディスク状記録媒体、102
a…中心孔、103…チャッキングプレート(チャッキ
ング部)、50…ディスクセンターリング装置、51…
ディスクテーブル部、52…可動部、56…マグネット
(吸着部)、58b…受け部、58c…呼込部

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 スピンドルモーターのモーター軸に固定
    されると共にディスク状記録媒体が載置されて装着され
    るディスクテーブル部と、 ディスクテーブル部のディスク載置面より装着されるデ
    ィスク状記録媒体側へ突出され突出された方向における
    端部にディスク状記録媒体の中心孔を呼び込む呼込部を
    有し、かつ、ディスクテーブル部に対してモーター軸の
    略軸方向に移動可能にされると共にディスク状記録媒体
    がディスクテーブル部への装着時に移動される方向と反
    対方向に付勢された可動部とを備えたことを特徴とする
    ディスクセンターリング装置。
  2. 【請求項2】 上記可動部に装着されるディスク状記録
    媒体の内周縁を受ける受け部を設け、 該受け部と呼込部とを一体に形成したことを特徴とする
    請求項1に記載のディスクセンターリング装置。
  3. 【請求項3】 ディスク状記録媒体を挟んで反対側に位
    置されるチャッキング部を吸着して該チャッキング部と
    ともにディスク状記録媒体を保持する吸着部を設け、 該吸着部をディスクテーブル部に一体成形したことを特
    徴とする請求項1に記載のディスクセンターリング装
    置。
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