JP2600155B2 - デイスク装着装置 - Google Patents

デイスク装着装置

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JP2600155B2
JP2600155B2 JP61298140A JP29814086A JP2600155B2 JP 2600155 B2 JP2600155 B2 JP 2600155B2 JP 61298140 A JP61298140 A JP 61298140A JP 29814086 A JP29814086 A JP 29814086A JP 2600155 B2 JP2600155 B2 JP 2600155B2
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祐之 中村
正之 伊藤
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Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明はコンパクトディスク等の円板状記録担体を載
置して回転するディスク装着装置に関するものである。
従来の技術 近年、オーディオ分野においては、コンパクトカセッ
トによるアナログの時代からコンパクトディスクに代表
されるデジタルの時代へと移りつつあると同時に、その
音の再生には高密度高記録に対応する高精度のディスク
の取付け位置決めが要求されるようになった。そして、
米国特許第4340955号明細書等の例に見られるようなデ
ィスクの位置決めが提案されている。
ここで、まず従来のディスク装着装置の一例の概略の
断面図を用いて従来技術の説明をする。第5図において
1はモータであり、2はモータ1の回転を伝えるモータ
軸、3はディスク4を載置するターンテーブルであり、
7はディスク4の芯出しを行う芯出しリングである。8
は芯出しリング7の復帰用のスラストばね、9は芯出し
リング7の抜け防止用のストッパピースであり、モータ
軸2の先端に圧入等の方法で固定されている。前記芯出
しリング7は円錘状の切頭体形状をしており、ディスク
4がターンテーブル3に押しつけられた状態では芯出し
リング7の円錘状の斜面により、ディスク4の芯出しを
行うように構成されている。
発明が解決しようとする問題点 しかしながら、上記のような従来装置では、芯出しリ
ング7全体の上下移動に際し、ディスク4の片寄りによ
って芯出しリング7の片側の端部にディスク4の圧力が
加わったような場合では、芯出しリング7とモータ軸2
間の摺動がこじれて芯出しリング7の動きが悪くなるこ
とがあり、芯出しリング7の摺動部については寸法精
度,研摩精度を相当に高める必要があった。また、芯出
しリング7全体に上下に移動するためと、スラストばね
8のために薄型にコンパクト化することが困難であると
共に、部品組立の合理化が困難であり、部品点数も多く
なるという問題があった。
問題点を解決するための手段 上記の問題点を解決するために、本発明のディスク装
着装置は、ディスクを載置して回転するターンテーブル
と、前記ディスクの芯出しを行う複数個の突起部を有す
る芯出しピースと、前記芯出しピースの復帰用の前記タ
ーンテーブルとは別部材の弾性手段とを備え、前記芯出
しピースの複数個の突起部は、前記ディスクの中心孔の
内周面と係合する斜面を有し、前記ターンテーブルに設
けたガイド孔によって前記ディスクの面に対し各々垂直
方向に移動可能に案内され、前記弾性手段は、前記芯出
しピースの複数個の突起部と同数の複数の片持ち腕片を
設けたばね性を有する薄板よりなり、前記複数の片持ち
腕片の先端部が前記芯出しピースの複数個の突起部のそ
れぞれと係合するように構成され、前記複数の片持ち腕
片の先端部が前記芯出しピースの複数個の突起部をディ
スク面方向に付勢していることを特徴とするものであ
る。
本発明は上記の構成において、ディスク装着時には芯
出しピース上の複数個の突起部がディスクの中心孔内面
により押圧され弾性手段の付勢力に抗してターンテーブ
ルに設けられたガイド孔にそれぞれ案内されながら押し
下げられて突起部の斜面でバランスをとりながらディス
クの中心孔の内周面と係合してディスクの芯出しを行
い、ディスクを取り除いた状態では弾性手段の復帰力に
より突起部が基の位置に復帰する。そのために芯出しの
ための突起部の動きがスムーズであり、確実・正確にデ
ィスクの芯出しを行うことができ、また芯出し機構を薄
型にコンパクトにすることができる。
実 施 例 第1図〜第4図は本発明の一実施例を示したものであ
り、第1図はディスクを装着した状態とターンテーブル
部の半断面側面図、第2図はディスク非装着状態のター
ンテーブル部の半断面側面図、第3図はスラスト板ばね
の外観斜視図、第4図は芯出しピースの外観斜視図であ
る。
以下図面に従って本発明のディスク装着装置の詳細を
説明する。尚、従来と同一の構成部品については同一の
符号を用いている。
第1図〜第4図において、1は駆動用のモータであ
り、2はモータ1の回転を伝えるモータ軸、3はディス
ク4を載置して回転するターンテーブルである。ターン
テーブル3には斜面3aが設けられており、ディスク4は
斜面3aに沿って、途中までガイドされながらターンテー
ブル3に装着される。5はディスク4の芯出しを行なう
芯出しピースであり、5aはディスク4の中心孔の内周面
4aと係合しディスク4の芯出しを行なう芯出し斜面であ
る。芯出し斜面5aは複数の片持ち腕片5bの先端部に設け
られた複数個の突起部5c上に設けられている。突起部5c
はターンテーブル3の回転中心から等距離の位置に設け
られた複数個とガイド孔部3bに挿入されており、片持ち
腕片5bの弾性により上下に移動可能である。6はスラス
ト板ばねであり、第3図に示す芯出しピース5の突起部
5cと同数の複数の片持ち腕片6aの先端部が芯出しピース
5上の突起部5cと係合し、スラスト板ばね6の片持ち腕
片6aの弾性復帰力により突起部5cを図の上方側に押し上
げている。また、スラスト板ばね6はターンテーブル3
と芯出しピース5にはさまれて取付けられており、芯出
しピース5はスラスト板ばね6の片持ち腕片6aの根元、
すなわち、片持ち腕片6aの弾性に影響を与えないように
ターンテーブル3に圧入固定又は接着固定等の方法によ
り取付けられている。
次に動作について説明を行う。ディスク4がターンテ
ーブル3に装着されると、ディスク4の中心孔の内周部
4aがターンテーブル3の斜面3aに沿って途中までガイド
されてくる。斜面3a部を過ぎると、芯出しピース5の突
起部5cに上に設けられた斜面5aと係合し、突起部5cを押
し下げながらターンテーブル3に装着される。この時、
芯出しピース5の複数個の突起部5cがスラスト板ばね6
の片持ち腕片6aの先端部により均等の力で押し上げられ
ているために、ディスク4により複数個の突起部5cが均
等に押し下げられ、ディスク4がターンテーブル3に対
して芯出しされる。ターンテーブル3に芯出し装着され
たディスク4は、ディスク押えクランパ又はマグネット
クランパ等(共に図示せず)によりターンテーブル3に
対して圧接される。
次にディスク4をターンテーブル3から取りはずす
と、第2図に示すごとく、スラスト板ばね6の片持ち腕
片6aの先端部に係合した芯出しピース5の突起部5cが片
持ち腕片6aの弾性復帰力により、ターンテーブル3の上
方側に押し上げられる。
なお、実施例ではスラスト板ばね6を別途用意し、そ
の片持ち腕片6aにて複数個の突起部5cをばね付勢するよ
うにしたが、これ以外にも第4図における複数個の突起
部5cをばね付勢するばね性を有する片持て腕片5bを芯出
しピース5と一体に設けた薄肉片で構成しての薄肉の片
持ち腕片5bを弾性体として用いてもよい。この場合、突
起部5cは薄肉の片持ち腕片5bの先端に一体に構成しても
よい。
発明の効果 以上のように本発明は、ディスク面に対し垂直方向に
移動可能に案内され、かつ上記ディスクの中心孔の内周
面と係合する斜面を有する複数個の突起部をターンテー
ブルと一体を組込んだ、ターンテーブルとは別部材の弾
性手段で付勢したので、ディスク装着時にはこれらの複
数個の突起部がディスクにより押し下げられてディスク
と係合する斜面によりディスクの芯出しを行ない、ディ
スクを取り除いた状態ではばねの復帰力により、芯出し
ピースの突起部を復帰させることが可能となり、芯出し
のためのピースの移動時に芯出しピースとモータ軸間の
こじれが生じて芯出しピースの動きが悪くなるようなこ
とがなく、また芯出し時には芯出しピース上の複数個の
突起部のみの上下移動ですみ、スラスト板ばねの薄板ば
ね化と共に薄型化コンパクト化がはかられるという効果
がある。さらに、ターンテーブルへの芯出しピース,ス
ラスト板ばねの一体組込みが可能なために、準備段階で
のターンテーブルの予備組立ができ、合理化がはかられ
ると共に、部品の小型化によるコストダウン,部品点数
が削減できるという利点があり、その実用的価値は大な
るものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例を示すディスク装着装置の半
断面図、第2図は同装置のディスク非装着装置状態の半
断面図、第3図は同装置に使用するスラスト板ばねの外
観斜視図、第4図は他の実施例を示す芯出しピースの外
観斜視図、第5図は従来のディスク装着装置を示す断面
図である。 1……モータ、2……モータ軸、3……ターンテーブ
ル、4……ディスク、5……芯出しピース、5a……ディ
スク芯出し斜面、5c……突起部、6……スラスト板ば
ね。

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ディスクを載置して回転するターンテーブ
    ルと、 前記ディスクの芯出しを行う複数個の突起部を有する芯
    出しピースと、 前記芯出しピースの復帰用の前記ターンテーブルとは別
    部材の弾性手段とを備え、 前記芯出しピースの複数個の突起部は、前記ディスクの
    中心孔の内周面と係合する斜面を有し、前記ターンテー
    ブルに設けたガイド孔によって前記ディスクの面に対し
    各々垂直方向に移動可能に案内され、 前記弾性手段は、前記芯出しピースの複数個の突起部と
    同数の複数の片持ち腕片を設けたばね性を有する薄板よ
    りなり、前記複数の片持ち腕片の先端部が前記芯出しピ
    ースの複数個の突起部のそれぞれと係合するように構成
    され、前記複数の片持ち腕片の先端部が前記芯出しピー
    スの複数個の突起部をディスク面方向に付勢しているこ
    とを特徴とするディスク装着装置。
  2. 【請求項2】芯出しピースにおいてディスクの中心孔の
    内周面と係合する斜面を有する複数個の突起部をばね性
    を有する薄肉の片持ち腕片の先端部に一体的に設けて、
    前記薄肉の片持ち腕片を弾性手段としたことを特徴とす
    る特許請求の範囲第1項記載のディスク装着装置。
JP61298140A 1986-12-15 1986-12-15 デイスク装着装置 Expired - Fee Related JP2600155B2 (ja)

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JPS63149858A JPS63149858A (ja) 1988-06-22
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5839789U (ja) * 1981-09-08 1983-03-15 三洋電機株式会社 デイスククランプ装置
JPS6294448U (ja) * 1985-11-29 1987-06-16

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JPS63149858A (ja) 1988-06-22

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