JPS6312214Y2 - - Google Patents

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JPS6312214Y2
JPS6312214Y2 JP5309184U JP5309184U JPS6312214Y2 JP S6312214 Y2 JPS6312214 Y2 JP S6312214Y2 JP 5309184 U JP5309184 U JP 5309184U JP 5309184 U JP5309184 U JP 5309184U JP S6312214 Y2 JPS6312214 Y2 JP S6312214Y2
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JP
Japan
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lid
groove
gutter
side wall
sand
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JP5309184U
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JPS60165579U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は掃除が容易で、歩行者が歩きやすいコ
ンクリート製側溝に関する。
道路の排水用に施工するコンクリート製側溝と
して従来より一般に用いられているものは第1〜
3図に示す如く、側溝1の側壁2の上部内側に相
対向する肩3を設け、そこに蓋4を載置できるよ
うにされたもので、溝5の底面6は掃除しやすい
ようにほぼ平になつており、また蓋4も掃除の際
持上げやすいように長さ方向端部に手差込み用切
欠部7が設けられている。
しかしながらこのような側溝の場合、従来構造
上次のような問題が存在していた。
(1) 溝5の掃除は蓋4を取外して行わなければな
らないが、蓋4は重いため、その取外しに多く
の労力を必要とする。
(2) 蓋4の端部には手差込み用切欠部7が設けら
れているため、砂が入りやすく、掃除しても短
期間で溝5が再び埋り、再び掃除しなければな
らなくなる。
(3) 蓋4と側壁2の上面との間には隙間が存在す
るため、そこに砂が入り、蓋4を取外すとその
砂の一部が溝5に落下する。このため汚泥量が
増加する。また肩3の上にも砂が残るため、そ
れを除去しないと蓋4を掃除完了後側溝に載置
できない。
(4) 蓋4と側壁2との間および蓋4と蓋4との間
には隙間や段差があるほか、手差込み用切欠部
7による穴が存在するため、歩行者が歩きにく
い。
(5) 底面6がほぼ平であるため、汚水は底面全体
に広がり、汚水量が少いと砂や汚泥を流すこと
ができず、雨量の少い夏季には悪臭を放つ。
本考案は従来の側溝が上述のような問題を有し
ていた点に鑑み、それらを一括解決したコンクリ
ート製側溝を提供するものである。
本考案は従来ほぼ平であつた溝内底面を幅方向
に対して傾斜させて、幅方向の一部が最も低くな
るようにすることにより砂や汚泥などの沈澱物や
汚水が最低部分に集まるようにして、汚水量が少
なくても沈澱物を容易に押流すことができるよう
にする。またこれと平行して長さ方向に対して一
部に凹部を形成して沈澱槽として、そこで流速を
弱めることにより沈澱物を凹部内に沈澱させ、汚
水のみを下流に流すようにする。このようにすれ
ば長さ方向の凹部間の底面には沈澱物はたまらな
いので、凹部のみを掃除すればよいことになる。
しかし掃除するにあたつては蓋が従来のような
構造および取付け方法であると従来のような問題
があり、また歩行上も従来の如き問題がある。そ
こで凹部と対向する蓋の部分にグレージングを配
置し、このグレージングを取外すだけで凹部にた
まつた沈澱物をスコツプやバキユームカーの吸引
により汲出すことができるようにする。このよう
にグレージングを取外すだけで掃除できるように
すれば蓋は取外す必要がないので、蓋は歩行者が
歩きやすく、かつ砂も入らない長尺にすることが
でき、幅も側壁の外側まで広げることができる。
また手差込み用切欠部も設ける必要がなくなる。
さらに必要ならば蓋にしなくて、蓋に相当する溝
の天井部を側壁と1体のものにすることができ
る。なお本考案における凹部は長さ方向のどの位
置に設けてもよい。
次に実施例により本考案を説明する。
第4〜7図は本考案の第1実施例を示したもの
で、側溝1の内部にはU字型の溝5が形成されて
いる。この溝5の底面6は幅方向中心部が最も低
くなるように傾斜していて、沈澱物や汚水が中心
部に集まるようになつている。底面6の長さ方向
一方の端部に凹部8が設けられ、そこで沈澱物が
沈澱するようになつている。溝5の側壁2の上部
は肉厚になつていて、その内側には肩3が設けら
れている。
蓋4は側溝1と同じ長さになつており、幅も側
壁2の外側まで広がつている。この蓋4の溝側に
は側壁2の肩3と嵌合する凸部9が設けられ、側
溝1に固定されるようになつている。そして蓋4
の一端には肩3aが設けられていて、そこにグレ
ージング10が着脱自在に載置されている。
以上のような構造の側溝1を連続して施工すれ
ば、沈澱物はすべて凹部8にたまるので、沈澱物
はグレージング10を取外すだけで容易に汲出す
ことができる。また蓋4は長さが側溝1と同じ
で、幅も側溝1の側壁外側まで広くなつているの
で、グレージング10の部分以外からは砂は入ら
ず、グレージング10の部分から入つた砂は凹部
8に入つてしまうので問題はない。さらに蓋4の
表面は凹凸のない1枚板状になつているので歩行
者が歩きやすい。
第8図は本考案の第2実施例を示すもので、第
1実施例の蓋4を側壁2と1体にし、蓋4を天井
壁11としたものである。本実施例においても第
1実施例と同様の効果を得ることができることは
明らかである。
以上説明したように本考案の側溝は従来の側溝
の構造上の問題である前記(1)〜(5)の問題をすべて
解決できる。
【図面の簡単な説明】
第1〜3図は従来のコンクリート製側溝を示す
もので、第1図は平面図、第2図は第1図−
での断面図、第3図は第1図右側面図である。第
4〜8図は本考案に係るコンクリート製側溝の実
施例を示すもので、第4〜7図は第1実施例、第
8図は第2実施例である。これらの図において第
4図は平面図、第5図は第4図−での断面
図、第6図および第7図は第4図のそれぞれ左側
面図および右側面図である。 1……側溝、2……側壁、3,3a……肩、4
……蓋、5……溝、6……底面、7……手差込み
用切欠部、8……凹部、9……凸部、10……グ
レージング、11……天井壁。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 溝内底面が幅方向に対して下方に傾斜して、幅
    方向の一部が最も低くなつており、かつ長さ方向
    に対しては一部に沈澱槽となる凹部が形成されて
    いることを特徴とするコンクリート製側溝。
JP5309184U 1984-04-11 1984-04-11 コンクリ−ト製側溝 Granted JPS60165579U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5309184U JPS60165579U (ja) 1984-04-11 1984-04-11 コンクリ−ト製側溝

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5309184U JPS60165579U (ja) 1984-04-11 1984-04-11 コンクリ−ト製側溝

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS60165579U JPS60165579U (ja) 1985-11-02
JPS6312214Y2 true JPS6312214Y2 (ja) 1988-04-08

Family

ID=30573625

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP5309184U Granted JPS60165579U (ja) 1984-04-11 1984-04-11 コンクリ−ト製側溝

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JP (1) JPS60165579U (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5281103B2 (ja) * 2011-01-19 2013-09-04 網矢 ハル子 ピット

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Publication number Publication date
JPS60165579U (ja) 1985-11-02

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