JP3021866U - 側溝用スコップ - Google Patents

側溝用スコップ

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JP3021866U
JP3021866U JP1995008911U JP891195U JP3021866U JP 3021866 U JP3021866 U JP 3021866U JP 1995008911 U JP1995008911 U JP 1995008911U JP 891195 U JP891195 U JP 891195U JP 3021866 U JP3021866 U JP 3021866U
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JP
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gutter
scoop
sludge
scooping
shape
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Application number
JP1995008911U
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美久 渡辺
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Sun Tool Corp
Original Assignee
Sun Tool Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 側溝長さ方向の一箇所当りの清掃に、従来の
様な多数回のすくう動作を必要とせず、又、スコップを
側溝の底部中央や隅へ向けて絶えずシャベルを押し付け
る動作の必要が無い側溝用スコップを提供する事。 【解決手段】 柄部2と受皿部3とからなり、JIS
A5305に規定された鉄筋コンクリートU形180、
鉄筋コンクリートU形240による側溝内の汚泥をすく
う為の側溝用スコップ1であって、前記受皿部3の口部
4の下面4aが、前記側溝の下方内面形状に沿ったU形
である事 。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
本考案は、いわゆるドブさらい等の、側溝に溜った土砂やゴミ等の汚泥を取り 除いて清掃する為のスコップに関する。
【0002】
【従来の技術】
側溝の清掃には、土木用スコップなどを転用して用いているが、種々の工夫に より、一層、使いやすくしている。
【0003】 例えば、実開昭59-98940号公報に記載された「側溝用ショベル」は、図4に示 す様に、「底床部21の平面形状が長矩形」であるため、側溝に入れ易い形状と なっているほか、すくった汚泥をショベル内に収め易くし、又、側板部が汚泥を 溢出し難くする等の工夫がされている。 又、実開昭51-78602号公報に記載された「側溝シャベル」は、図5に示す様に 、「本体の先端(の角部31平面形状)をR状にした仕組み」により、側溝下部 両隅のアール部の汚泥をすくい易くしてある。
【0004】 一方、最近の側溝は、JIS規格に沿った作り置きの側溝ブロックを多用する ものが多く、特に住宅地などではJIS A5305に規定された鉄筋コンクリ ートU形による側溝が用いられている。 この「JIS A5305鉄筋コンクリートU形」は、図2に示す様に、側溝 開口の幅寸法Aを用いて更に細かく区分されており、150、180、240、 300A、300B等の呼び名で区分されているが、なかでも180と240の 2種類が最もよく使われている。
【0005】
【考案が解決しようとする課題】
以上の様に、前述の「側溝用ショベル」は側溝用に改良されたシャベルである 為、それなりの効果を挙げており、すくい易く、すくった汚泥も側溝の外に出し 易くしてあるが、しかし、図4(b)に示す様に、床板部21に側板部22が直立 しているので、側溝底部の隅がアールになったものには不向きである。 この点、前述の「側溝シャベル」は本体の先端の角部31平面形状をR状にし た仕組みにより、図5(b)に示す様に、隅のアール部40の汚泥も漏らさずすく える。ただし、その際はシャベルを立てて掃く様に動かす必要があるために不便 であり、しかも、R状が側溝隅部のアール部40と異なった大きさで有れば、や はり何度かすくわないと汚泥がとれない。
【0006】 更に、これらのシャベルを用いても、通常、その幅が、側溝幅よりもかなり小 さいため、清掃作業時には、側溝断面形状の底部中央や両隅を数回に分けてすく う動作をしなければならず、要するに、従来の側溝用ショベル等は側溝下方内面 の部分部分を順次すくう事によって、初めて下方内面の全ての清掃が行えるもの である。 従って、すくう毎にショベルの先を、側溝内側の所望の清掃箇所へ差し向ける 操作が必要となり、且つ、例えば側溝片側に向けて絶えずシャベルを押し付ける 動作も必要となる。そしてこの様な、いわば、鉾先操作ともいえる動作を行いな がら、側溝に沿って移動して行くのである。
【0007】 この様な問題を鑑み、又、側溝の多くがJIS規格に沿った決まった形状であ る事に着目し、本考案の目的とするところは、側溝長さ方向の一箇所当りの清掃 に、従来の様な多数回のすくう動作を必要とせず、又、スコップを側溝の底部中 央や隅へ向けて絶えずシャベルを押し付ける動作の必要が無い側溝用スコップを 提供する事にある。
【0008】
【課題を解決するための手段】
上記の課題を解決し、その目的を果すため請求項1記載の考案は、「柄部2と 受皿部3とからなり、JIS A5305に規定された鉄筋コンクリートU形1 80、鉄筋コンクリートU形240による側溝10内の汚泥をすくう為の側溝用 スコップ1であって、前記受皿部3の口部4の下面4aが、前記側溝10の下方 内面形状に沿ったU形である事」をその要旨とした。
【0009】 尚、口部4の下面4aと、前記側溝10の下方内面の隙間は、約3〜5mmの 間隔を持たせたものが、すくう時に側溝内に引っかからず、すくい残しも少なく 済むので好ましい。
【0010】
【考案の実施の形態】
本考案の側溝用スコップを以下に示す。 このスコップ1は、図1に示す様に、柄部2と、柄部2の先端に設けられた受 皿部3から成っている。受皿部3は、底板部5と、底板部5の両側に立設した側 板部6、6がアール部7、7を介してつながり、また底板部5は柄部2長手方向 より少し起き上がっていて、足場よりも低い側溝の下方内面10aをすくい易く してある。受皿部3には水抜き孔8が設けてあり、汚泥をすくった際に、水だけ を逃がす様にしてある。
【0011】 そして、受皿部3は、汚泥のすくい口となる口部4の下面4aが、図2に示す 様に、側溝下部両隅のアール部12、12を含む下方内面形状に沿ったU形に形 成され、更に、側溝10に差し込んだ際には、口部4の下面4aと側溝の下方内 面10aとの間に3〜5mm程度の隙間が出来る大きさになっている。従って、 このスコップ1で汚泥をすくう時は、側溝10両隅のアール部12、12を含む 下方内面10aを一度にすくう事ができる。
【0012】 又、図3は側溝用スコップ1の別の例であるが、柄部2が受皿部3の底板部5 と鋭角を成して、クワの形をしたものであり、引いて作業を行うものである。
【0013】 尚、受皿部の口部以外の部分はどの様な形状でもよい。例えば、口部と同じ断 面形状でもよく、この場合は、側板部全体が側溝内部の案内を受け易くなるので 好ましい。 更に、側板部が柄部の付け根に向けて次第に高くなる様にして、受皿部の柄部 側で汚泥を受け易い様に深さを設けてもよい。 一方、口部と異なる断面形状の場合には、口部の断面形状の枠内に収まるもの であればよい。 又、本願は細目幅の側溝を想定しているので、受皿部のすくう方向の長さを長 くして、一回ですくう側溝の長さを長くしても、重量負担は許容範囲で収まり、 その結果、側溝全体に対しての作業が早く行える。
【0014】
【考案の効果】
以上、本考案の側溝用スコップによれば、汚泥のすくい口となる口部の下面が 、側溝の下方内面形状に沿ったU形に形成されているので、側溝長さ方向の一箇 所を、一回のすくう動作で汚泥をすくう事ができる。又、仮に、多少のすくい残 しが出て再度すくうにしても、従来の側溝用ショベル等に較べれば、遥かに少な い作業動作で済む。
【0015】 特に、汚泥に流動性がある場合など、従来のシャベルであれば、すくってきれ いにした箇所に、まだすくってない隣の汚泥が流入してしまうのが普通であり、 そうした隣の汚泥をすくった後で、もう一度、先に汚泥の流入した箇所をすくう といった、重複動作をしなければならなかった。しかし、この点、本願スコップ は側溝の全幅を一度にすくう事により、この様な問題を無くす事ができる。
【0016】 そして、側溝の幅が180mm、又は240mmといずれも狭いので、この様 な側溝幅の全体を一度にすくっても、一回ですくえる汚泥の量を適度に抑える事 ができる。そのため、例えば、もっと広い幅の側溝の全幅を、一回ですくうこと の出来るスコップの場合には、すくい過ぎてしまう汚泥の重量が、スコップを持 ち上げてすくい出す反復動作の負担になるが、本願のスコップであれば、この様 な負担になる事の無い適度な重量で済む。
【0017】 又、スコップですくう動作をする際には、側溝自体にスコップの案内溝として の機能を持たせる事ができ、その為、柄の先に設けられている受皿部を、側溝底 部のあちこちへと差し向け、又、例えば側溝片側に向けて絶えずシャベルを押し 付ける操作する必要がなく、従って、作業者は柄部を持って、単に押すか引くだ けでよいので大変楽である。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本考案の側溝用スコップの斜視図である。
【図2】 図1のスコップを側溝の底部に入れてすくう
際の汚泥を省略した断面図である。
【図3】 別の側溝用スコップの斜視図である。
【図4】 従来の側溝用ショベルの、(a)平面図と、
(b)B−B断面図である。
【図5】 従来の側溝シャベルの、(a)側面図と、(b)
本体の先端の角部平面形状をR状にした仕組みを説明す
るための図である。
【符号の説明】
1 側溝用スコップ 2 柄部 3 受皿部 4 口部 4a 口部の下面 5 底板部 6 側板部 7 アール部 8 水抜き孔 10 側溝 10a 下方内面 11 底部 12 アール部 13 壁部

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 柄部と受皿部とからなり、JIS A5
    305に規定された鉄筋コンクリートU形180、鉄筋
    コンクリートU形240による側溝内の汚泥をすくう為
    の側溝用スコップであって、 前記受皿部の口部の下面が、前記側溝の下方内面形状に
    沿ったU形である事を特徴とした側溝用スコップ。
JP1995008911U 1995-08-24 1995-08-24 側溝用スコップ Expired - Lifetime JP3021866U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1995008911U JP3021866U (ja) 1995-08-24 1995-08-24 側溝用スコップ

Applications Claiming Priority (1)

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JP1995008911U JP3021866U (ja) 1995-08-24 1995-08-24 側溝用スコップ

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP3021866U true JP3021866U (ja) 1996-03-12

Family

ID=43157191

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1995008911U Expired - Lifetime JP3021866U (ja) 1995-08-24 1995-08-24 側溝用スコップ

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2018031180A (ja) * 2016-08-24 2018-03-01 和則 佐々木 側溝清掃用汎用シャベル及び側溝清掃用汎用アタッチメント

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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