JPH0218141Y2 - - Google Patents

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JPH0218141Y2
JPH0218141Y2 JP6951886U JP6951886U JPH0218141Y2 JP H0218141 Y2 JPH0218141 Y2 JP H0218141Y2 JP 6951886 U JP6951886 U JP 6951886U JP 6951886 U JP6951886 U JP 6951886U JP H0218141 Y2 JPH0218141 Y2 JP H0218141Y2
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JP
Japan
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groove
cell
stainless steel
upper edge
drainage ditch
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JP6951886U
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JPS62181689U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 産業上の利用分野 この考案は排水溝を形成するための構造体に関
し、特に飲食店などの厨房の床に排水溝を形成す
るにあたつて、コンクリートを打設する際の型枠
をも兼ねる構造体に関するものである。
従来の技術 周知のように飲食店などの厨房では調理に伴つ
て多量の排水が生じるが、その排水は一般には床
に設けた排水溝に流し込んで所定の箇所に導いて
いる。したがつて厨房の床はコンクリート製もし
くはタイル製としており、その建設の際に溝用の
型枠を組んでコンクリートの打設を行なうことに
より排水溝を形成している。
考案が解決しようとする問題点 しかるに従来では、排水溝を形成するにあたつ
て遂一型枠を作り、かつコンクリートの打設後に
取り外さなければならないから、面倒な作業を余
儀無くされるとともに、工期が長くなる問題があ
り、さらに排水溝がコンクリート製もしくはタイ
ル製となるから、完全な洗浄が困難であつて、洗
浄後の在留物によるカビの繁殖などのおそれが多
分にあつた。
この考案は上記の問題点を解消するために、構
築が簡単で、また衛生的な排水溝を得ることので
きる構造体を提供することを目的とするものであ
る。
問題点を解決するための手段 この考案は、上記の目的を達成するために、網
目構造のゴミ受けを収納可能なステンレス製枡部
に、上端縁が該枡部の上端縁と同一高さでかつ底
面が枡部の底部に向けて下降傾斜した上側のみ開
口する凹断面形状のステンレス製溝部が接続され
るとともに、前記枡部の下端部分に排出口が形成
され、また前記溝部の側壁には排水管接続口が設
けられるとともに、溝部を支える脚部が設けられ
ていることを特徴とするものである。
作 用 したがつてこの考案の構造体によれば、所定の
箇所に設置するとともに、排出口および各接続口
に適宜パイプを接続し、しかる後コンクリートを
打設すれば、所期通りの排水溝を形成することが
できる。その場合、溝部の底面が枡部に向けて下
降傾斜していても、脚部が溝部を支えるから、全
体の上端縁がほぼ水平となるよう容易に設置する
ことができる。またこの考案によれば、得られる
排水溝の全体がステンレス製となるので、洗浄が
容易でかつカビなどの発生のおそれのない衛生的
な排水溝とすることができる。
実施例 以下、この考案の実施例を添付の図面を参照し
て説明する。
第1図はこの考案の一実施例を示す斜視図であ
つて、ここに示す例は枡部1に対して1本の溝部
2を設けたものである。すなわち枡部1は排水を
集中させるとともにゴミ受け3を着脱自在に収納
するためのものであつて、ステンレス板によつて
上方に開口した中空の矩形体として構成され、そ
の上端は、ステンレス製のグレーチング4を載せ
るようになつている。また枡部1の下端の所定の
箇所にはグリストラツプ枡などに排水を導くため
の排水管を接続する排出口5が設けられている。
他方、溝部2は、上方のみに開口する凹断面形
状にステンレス板によつて形成され、その上端縁
は前記枡部1の上端縁と同一高さに設定され、ま
た底面は枡部1に向けて下降傾斜するよう設定さ
れている。その溝部2の側壁には、流し台(図示
せず)などからの排水を流入させる排水管接続口
としてのソケツト6が複数箇所に取り付けられて
おり、さらに溝部2の長手方向での端部側には、
前記枡部1の底面と共に全体をほぼ水平に支える
脚部7が設けられている。そしてこの溝部2の上
端部もステンレス製のグレーチング8を載せるよ
う構成されている。
第2図は上述した構成の主要部分の断面図であ
る。
なお、ゴミ受け3はステンレス板を打ち抜くな
どして網目構造に形成したものであり、第3図に
示すように、枡部1と同様に溝部2がわを切り欠
いた矩形状とされるとともに、枡部1に対する着
脱のために把手9が設けられた構成である。
つぎに上記の構成の構造体の作用について説明
する。
上記構造体はコンクリートの打設の際の型枠と
もなるものであつて、先ず施工現場において所期
の箇所に設置する。その場合、枡部1および溝部
2の上端縁が床面と一致するようほぼ水平に設置
するが、上記の構造体では溝部2の底面が傾斜し
ていても、溝部2に脚部7を設けてあることによ
り、容易かつ確実にほぼ水平に設置することがで
きる。ついで前記排出口5にグリストラツプ枡な
ど至る排水管(図示せず)を接続するとともに、
前記ソケツト6に流し台などからの排水管(図示
せず)を接続する。そしてこの構造体の周囲にそ
の上端縁までコンクリートを打設する。その結
果、上記の構造体が埋め込まれるとともに、その
構造体によつてコンクリート製の床内に所定の勾
配のついたステンレス製の排水溝が形成される。
このような構成した排水溝は、使用にあたつて
前記枡部1内に第3図に示すゴミ受け3を挿入設
置するとともに、上端の開口部をグレーチング
4,8によつて塞ぐ。したがつて調理に伴つて生
じた排水は床面および各排水管から溝部2や枡部
1に流入するが、溝部2内に流入した排水はその
底面が傾斜していることにより枡部1に向かつて
流れ、いずれにしても排水は枡部1において前記
ゴミ受け3によりゴミを除去された後、排出口5
から所定の箇所に流れ去る。また厨房の使用後な
どに清掃を行なうが、上記の排水溝はステンレス
製であるから、容易に清掃することができ、かつ
カビなどの発生のおそれがなく衛生的である。
なお、この考案は上記の実施例に限定されるも
のではなく、枡部1に接続する溝部2の数は必要
に応じて設定すればよく、例えば第4図に示すよ
うに枡部1を挟んだ両側に溝部2a,2bを設け
てもよい。その場合、各溝部2a,2bが同様に
傾斜していることにより、各々の溝部2a,2b
に脚部7a,7bを取り付けることが好ましい。
考案の効果 以上の説明から明らかなようにこの考案の排水
溝用埋設式構造体によれば、コンクリート打設時
の型枠の用もなすうえに、水平面に対して傾斜す
る溝部を支える脚部を設けたから、コンクリート
の打設に関わる作業が簡単になる。また得られる
排水溝がステンレス製となるから、清掃が容易で
かつカビの発生などのない排水溝とすることがで
き、その結果、この考案によれば、極めて衛生的
な排水溝を容易に形成することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案の一実施例を示す斜視図、第
2図はその主要部の断面側面図、第3図はゴミ受
けの一例を示す斜視図、第4図はこの考案の他の
実施例を示す斜視図である。 1…枡部、2…溝部、3…ゴミ受け、5…排出
口、6…ソケツト、7…脚部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 網目構造のゴミ受けを収納可能なステンレス製
    枡部に、上端縁が該枡部の上端縁と同一高さでか
    つ底面が枡部の底部に向けて下降傾斜した上側の
    み開口する凹断面形状のステンレス製溝部が接続
    されるとともに、前記枡部の下端部分に排出口が
    形成され、また前記溝部の側壁には排水管接続口
    が設けられるとともに、溝部を支える脚部が設け
    られていることを特徴とする排水溝用埋設式構造
    体。
JP6951886U 1986-05-09 1986-05-09 Expired JPH0218141Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6951886U JPH0218141Y2 (ja) 1986-05-09 1986-05-09

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JP6951886U JPH0218141Y2 (ja) 1986-05-09 1986-05-09

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Publication Number Publication Date
JPS62181689U JPS62181689U (ja) 1987-11-18
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JP6951886U Expired JPH0218141Y2 (ja) 1986-05-09 1986-05-09

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JP4560232B2 (ja) * 2001-03-29 2010-10-13 株式会社イトーヨーギョー 集水ブロック

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JPS62181689U (ja) 1987-11-18

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