JP3058699U - 土木工具 - Google Patents

土木工具

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JP3058699U
JP3058699U JP1998008421U JP842198U JP3058699U JP 3058699 U JP3058699 U JP 3058699U JP 1998008421 U JP1998008421 U JP 1998008421U JP 842198 U JP842198 U JP 842198U JP 3058699 U JP3058699 U JP 3058699U
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JP
Japan
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leveling
rake
handle
civil engineering
section
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JP1998008421U
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English (en)
Inventor
邦夫 星野
Original Assignee
有限会社星野製作所
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 従来の地ならし具は、地ならし以外の作業に
用いることはできず、ゴミ集め、草取り等別の作業を行
う場合には、夫々の作業用の道具を揃えなければなら
ず、コストも掛かる。又、夫々の道具をわざわざ持ち替
えるのも面倒である。 【解決手段】 接地面が水平な地ならし部と、接地側が
凹凸をなす熊手部とが同一材料で上下に一体に形成され
た本体を、柄に取付けた。前記柄を、上下に連設された
地ならし部と熊手部の間に取付けた。連設された地なら
し部と熊手部との間に複数の通孔を設けた。地ならし部
と熊手部の夫々又は一方の先端側を柄側に湾曲させた。
地ならし部の連設側と熊手部の連設側の夫々又は一方
に、地ならし部の先端側或は熊手部の先端側よりも肉厚
の補強部を形成した。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
本考案は、例えば畑の畝の上面を平らにならしたり、水の入っている田圃内の 水面に浮遊しているゴミを掻き集めたりするのに使用して便利な土木工具に関す るものである。
【0002】
【従来の技術】
従来から、図8に示すような通称トンボと呼ばれる地ならし具Aがあり、既に 市販化されている。これは例えば畑の畝の上面を平らにする場合とか、耕した畑 全体を地ならしする場合に使用されている。この地ならし具Aは、柄Bの先に地 ならし具本体Cが取付けられている。
【0003】 また、熊手も既に市販化されている。これは、水の入った田圃内の水面に浮遊 しているゴミ、穀物、落葉等を掻き集めるために使用するものである。この熊手 Dは、図9に示すように、柄Eの先に凸部Fと凹部Gが連続して形成された本体 Hが取付けられている。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
従来の地ならし具や熊手はそれ自体には何ら問題はない。しかしながら、それ らの地ならし具と熊手は別々であるため、例えば畝の上面をならす作業と、ゴミ を掻き集める作業との両方を行うためには、地ならし具と熊手の両者を揃えなけ ればならず、コスト高であり、また持ち運び及び持ち替えが面倒であった。
【0005】
【課題を解決するための手段】
本考案の目的は1つで地ならし作業とゴミの掻き集め作業、むしった雑草の掻 き集め作業等を行うことのできる土木工具を提供することにある。
【0006】 本考案の第1の土木工具は、接地面が水平な地ならし部と、接地側が凹凸を有 する熊手部とが同一材料で上下に一体に形成された本体を、柄に取付けてなるも のである。
【0007】 本考案の第2の土木工具は、前記第1の土木工具において、前記柄が、上下に 連設された地ならし部と熊手部の間に設けられたものである。
【0008】 本考案の第3の土木工具は、前記第1又は第2の土木工具において、連設され た地ならし部と熊手部との間に複数の通孔を設けたものである。
【0009】 本考案の第4の土木工具は、前記第1乃至第3のいずれかの土木工具において 、地ならし部と熊手部の夫々又は一方の先端側を柄側に湾曲させたものである。
【0010】 本考案の第5の土木工具は、前記第1乃至第4のいずれかの土木工具において 、地ならし部の連設側と熊手部の連設側の夫々又は一方に、地ならし部の先端側 或は熊手部の先端側よりも肉厚の補強部を形成したものである。
【0011】
【考案の実施の形態】
(実施形態1) 本考案の土木工具の第1の実施形態を図1〜図4に基づいて詳細に説明する。 この土木工具は、図1〜図3に示すように、地ならし部2と熊手部3が同一材料 (例えばアルミ等の金属材料)で上下に一体に形成されて本体4をなし、本体4 には、ボルト20により柄5が取付けられている。この柄5は例えば金属製等の パイプであり、柄5と本体4との間には2枚の補強具21が取付けられている。 夫々の補強具21は、一端の取付け部22に本体4の表側からボルト23を差込 んで本体4の裏側に貫通させ、図2のように本体4の裏側に突出したボルト23 の螺子部にナット24を螺合することにより固定されており、他端の取付け部2 2は、図1、図2のように夫々柄5の外周面にボルト25で固定されている。又 、柄5の内、本体4の反対側の端部には、図1、図2に示すように例えば樹脂製 の滑り止め26が取付けられている。この滑り止め26は図4に示すように柄5 に直接ローレット加工を施すことによって形成しても良い。
【0012】 地ならし部2の接地面1は水平であり、例えば畑の畝の上面を平らにならすこ とができる。又、熊手部3の接地側は鋸刃状の凸部27と凹部28とが交互に形 成されて凹凸をなしており、例えばゴミや草をかき集めることができる。地なら し部2と熊手部3との間には4個の通孔6が設けられており、水の入った田圃内 の水面に浮遊しているゴミを掻き集めるような場合、水がこの通孔6を通り抜け るため、水の抵抗が軽減され、少ない労力でゴミ集めをすることができる。ちな みに、この通孔6は横長であり、例えば幅20mm、長さ40mm程度に形成し 、四隅は丸みを帯びている。又、地ならし部2と熊手部3は、図3に示すように 夫々先端側が柄5側に湾曲させてあり、柄5を持って手前側に引くと、地ならし 作業、或はゴミ集め作業がし易くなるようにしてある。更に、図3に示すように 地ならし部2の連設側には地ならし部2の先端側よりも肉厚の補強部7が形成さ れ、熊手部3の連設側にも熊手部3の先端側よりも肉厚の補強部7が形成されて おり、地ならし部2及び熊手部3の連設側が強化されている。
【0013】 (実施形態2) 本考案の土木工具の第2の実施形態を図5に基づいて詳細に説明する。本実施 形態の基本的な構成は前記第1の実施形態と同様である。異なるのは地ならし部 2と熊手部3とを溶接により一体に形成して本体4をなすようにし、補強部7が 熊手部3の連設側にのみ2個形成されていることである。
【0014】 (使用例1) 本考案の土木工具は、例えば図6に示すようにして使用することができる。即 ち、地ならし部2の接地面1を畑の畝30の上を往復移動させることにより、同 畝30を平らにならすことができる。この場合、地ならし部2の接地面1が柄5 側に湾曲しているため、地ならし作業がし易い。
【0015】 (使用例2) 本考案の土木工具は、図7に示すように、図6の状態から柄5を持ち替えて、 風で一箇所に集まった草31を熊手部3で掻き集めることができる。この場合、 熊手部3の先端側が柄5側に湾曲しているため、草の掻き集め作業がし易い。
【0016】 (使用例3) 本考案の土木工具は、熊手部3で、風により運ばれて、水の入った田圃内の水 面に浮遊しているゴミを掻き集めることもできる。その際、田圃内の水が通孔6 内を抜けるので、本体4への水の抵抗が軽減され、少ない労力で作業することが できる。
【0017】
【考案の効果】
本考案の第1の土木工具は、地ならし部2と熊手部3とを一体に形成して本体 4としたので、柄5を持ち替えるだけで地ならし作業の他にゴミや草等の掻き集 め作業も行うことができ、1本で多目的に使用することができ、コストも抑制で きる。
【0018】 本考案の第2の土木工具は、柄5を、上下に連設された地ならし部2と熊手部 3の間に取付けたので、作業の転換を行う際に持ち替え易い。
【0019】 本考案の第3の土木工具は、連設された地ならし部2と熊手部3との間に複数 の通孔6を設けたので、水の入っている田圃内の水面に浮遊しているゴミを掻き 集めたりする場合のように水中で使用する時に本体4に対する水の抵抗が軽減さ れ少ない労力で作業を行うことができる。
【0020】 本考案の第4の土木工具は、地ならし部2と熊手部3の夫々又は一方の先端側 を柄5側に湾曲させたので、地ならし作業、或はゴミ等の掻き集め作業を行い易 い。
【0021】 本考案の第5の土木工具は、地ならし部2の連設側と熊手部3の連設側の夫々 又は一方に、地ならし部2の先端側或は熊手部3の先端側よりも肉厚の補強部7 を形成したので、地ならし部2の連設側と熊手部3の連設側の夫々又は一方が強 化され、ひいては本体4が強化される。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の土木工具の第1の実施形態の説明図。
【図2】本考案の土木工具の第1の実施形態の斜視図。
【図3】本考案の土木工具の第1の実施形態の本体の端
面図。
【図4】本考案の土木工具の柄の後端部の滑り止めの構
造の一例を示す断面図。
【図5】本考案の土木工具の第2の実施形態の本体の端
面図。
【図6】本考案の土木工具の使用例を示す説明図。
【図7】本考案の土木工具の他の使用例を示す説明図。
【図8】従来の地ならし具を示す斜視図。
【図9】従来の熊手を示す斜視図。
【符号の説明】
1 接地面 2 地ならし部 3 熊手部 4 本体 5 柄 6 通孔 7 補強部

Claims (5)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】接地面(1)が水平な地ならし部(2)
    と、接地側が凹凸をなす熊手部(3)とが同一材料で上
    下に一体に形成された本体(4)を、柄(5)に取付け
    てなることを特徴とする土木工具。
  2. 【請求項2】前記柄(5)が、上下に連設された地なら
    し部(2)と熊手部(3)の間に取付けられていること
    を特徴とする請求項1記載の土木工具。
  3. 【請求項3】連設された地ならし部(2)と熊手部
    (3)との間に複数の通孔(6)が設けられていること
    を特徴とする請求項1又は請求項2記載の土木工具。
  4. 【請求項4】地ならし部(2)と熊手部(3)の夫々又
    は一方の先端側を柄(5)側に湾曲させたことを特徴と
    する請求項1乃至請求項3のいずれかに記載の土木工
    具。
  5. 【請求項5】地ならし部(2)の連設側と熊手部(3)
    の連設側の夫々又は一方に、地ならし部(2)の先端側
    或は熊手部(3)の先端側よりも肉厚の補強部(7)を
    形成したことを特徴とする請求項1乃至請求項4のいず
    れかに記載の土木工具。
JP1998008421U 1998-10-26 1998-10-26 土木工具 Expired - Lifetime JP3058699U (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013502518A (ja) * 2009-08-23 2013-01-24 クーチュ,ティモシー,エム. マテリアルハンドリング器具
JP2017006043A (ja) * 2015-06-22 2017-01-12 株式会社モルテン 整地用具

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013502518A (ja) * 2009-08-23 2013-01-24 クーチュ,ティモシー,エム. マテリアルハンドリング器具
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