JPS644937Y2 - - Google Patents

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JPS644937Y2
JPS644937Y2 JP2100385U JP2100385U JPS644937Y2 JP S644937 Y2 JPS644937 Y2 JP S644937Y2 JP 2100385 U JP2100385 U JP 2100385U JP 2100385 U JP2100385 U JP 2100385U JP S644937 Y2 JPS644937 Y2 JP S644937Y2
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JP
Japan
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shaped groove
cleaning
mortar
groove
grooves
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JP2100385U
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JPS61141386U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案はコンクリート製品であるU字溝に関
し、更に詳しくは、道路勾配や水路勾配のある側
溝に用いられるU字溝であつて敷設された後に水
路勾配に合わせてU字溝の底面にモルタルを打設
するものに関する。
〔従来の技術〕
従来、この種のいわゆる敷打ち用のU字溝とし
ては、特に底面に加工を施さない平滑なU字溝が
用いられて来た。U字溝の底面が平滑であるとモ
ルタルを打設しても、打設したモルタルに割れが
入つたりまたは剥げ落ちるという欠点があつた。
U字溝を敷設した後モルタルを打設するに先立つ
て、U字溝の底面のゴミや土砂を取除く必要があ
るが、U字溝の底面が平坦であるとそれらゴミや
砂が散らばつて完全に除去出来ないという欠点が
あり、この事が打設したモルタルの割れや剥げ落
ちの原因ともなつていた。
〔考案が解決しようとする問題点〕
本考案は敷打ち用U字溝の前記したような欠点
を解決すべくなされたものであつて、U字溝の敷
設後の底面の土砂やゴミの清掃が完全に出来、底
面にモルタルを打設しても、モルタルにひび割れ
や剥げ落ちすることがない敷打ち用U字溝を提供
することを目的とするものである。
〔問題点を解決するための手段〕
本考案が前記したような問題点を解決するため
にいかなる手段を講じたかを第1図の斜視図に基
いて説明する。第1図においてU字溝10の底面
12の両側の隅部近傍と中央にはそれぞれ長さ方
向に連続する清掃溝14を設けた。そして両側の
清掃溝14aと14bと中央の清掃溝14cの間
には、清掃溝14に隣接して、清掃溝と同様に長
さ方向に連続する襞16を設けたものである。
〔作用〕
本考案の敷打ち用U字溝10は、U字溝の底面
12の中央及び底面両隅部近傍に清掃溝14を設
けたので、U字溝の底面に溜つた砂やゴミは、清
掃溝14内に堆積し、モルタル打設前にU字溝底
面12の土砂やゴミを容易に除去することができ
る。また、モルタル打設に際しては、モルタルが
清掃溝の中にも充填されモルタルがU字溝の底面
に強固に接着される。一方両側の清掃溝14a,
14bと中央の清掃溝14cの間は多数の襞16
が設けられたので、モルタル付着の比表面積が著
しく増加し、それがためU字溝10の底面12に
打設されたモルタルは底面に強固に密着される。
〔実施例〕
本考案の一実施例を以下図面にしたがつて説明
する。第1図は本考案の敷打ち用U字溝の一実施
例を示す斜視図、第2図は本考案のU字溝の製造
工程を説明する縦断面図、第3図は使用例を説明
する側断面図、第4図はモルタルを打設した状態
の部分拡大断面図である。第1図においてU字溝
10の底面12の隅部近傍には清掃溝14a及び
14bがU字溝10の長さ方向に沿つて連続して
設けられている。また、底面12の中央にも同様
の清掃溝14cが同様に長さ方向に設けられる。
この清掃溝14の幅と深さは、清掃溝内に堆積す
る泥、砂やゴミ等がきれいに除去出来、かつ打設
されたモルタルが清掃溝内に充分に充填されるよ
う適度の大きさが選ばれている。これら清掃溝1
4a,14b,14cの間には清掃溝と隣接して
U字溝10の長さ方向に延長する多数の襞16…
…16が形成されている。この襞16……16の
表面は出来るだけ凹凸を設けて比表面積が多くな
るようにすることが望ましい。
この底面12に清掃溝14及び襞16を有する
U字溝10は次のようにして製作される。第2図
において、下型18の上に上型20を据付けて型
枠を組立てる。そして下型の上面18aにはゴム
マツト22が特殊な接着テープ24で接着されて
いる。ゴムマツト22の表面には清掃溝14を形
成するための突条26及び襞16を形成するため
の凹条28がそれぞれ設けられている。この上型
20と下型18とで形成される空間にコンクリー
ト30を流し込むが、ゴムマツト22は接着テー
プ24で下型上面に固定されているのでコンクリ
ートを流し込んだ時の衝撃でゴムマツト22がず
れたり剥がれたりすることがない。コンクリート
が凝固したら型枠をばらして製品を取り出す。
本考案の敷打ち用U字溝の使用例は第3図に示
す通りであつて、道路の勾配とは逆方向に側溝の
水路勾配をつける場合や道路に勾配は無いが側溝
だけ水路勾配をつけたい場合等に使用されるもの
である。施工方法としては、第3図において、道
路勾配A及び水路勾配Bに合わせてU字溝10…
…10を敷設する。U字溝10を敷施すると底面
12……12には砂や泥あるいはゴミが溜るが、
それらは底面でも一段低い清掃溝14a,14
b,14cの中に堆積する。そこで清掃溝14を
掃除すればこれら土砂や泥等はきれいに除去出来
る。次にモルタル32をU字溝の底面12に、水
路勾配Bに合わせて打設する。打設されたモルタ
ル32は第4図に示すように清掃溝14a,14
b,14c及び襞16…16の間に充填される。
本実施例においては底面12の両側隅部近傍と
中央に三本の清掃溝14を設けたので殆んどの砂
や泥及びゴミを清掃溝14に集積することが出来
底面12の清掃がより能率的である。また、U字
溝の製作に際してはゴムマツト22が下型18に
接着テープ24によつて強固に固定されるので製
造工程の途中においてゴムマツトがずれたり剥が
れたりすることがなく所望の形状のU字溝を得る
ことが出来るばかりでなく、単にゴムマツト22
を固定するだけであるので、下型18として特殊
なものを製作する必要がなく極めて経済的であ
る。なお、本考案は本実施例に限定されるもので
なく、本考案の技術的思想を逸脱しない限り、当
業者の知識に基いて、種々な変形・修正・改良等
を加え得るものである。
〔考案の効果〕
本考案は以上説明したように、U字溝の底面
に、長さ方向に連続する清掃溝とそれに隣接して
長さ方向に連続する多数の襞を設けたものであつ
て、U字溝を敷設した後に底面に溜る土砂やゴミ
は清掃溝に堆積するので、モルタル打設前の側溝
の清掃が極めて容易であり、これら土砂やゴミを
きれいに除去することができる。また、モルタル
が打設されるとモルタルが清掃溝にも充填される
ので、モルタルが底面に強固に接着され、打設後
にモルタルが割れたり、剥がれたりすることを防
止する効果がある。一方清掃溝と清掃溝の間には
襞が設けられているので、モルタル付着の比表面
積が著しく増加し、それがためU字溝底面に打設
されたモルタルは強固に密着しU字溝と一体とな
り打設したモルタルにひび割れが入つたり剥げ落
ちることがない極めて優れた側溝を建設出来ると
いう効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例を示す斜視図、第2
図は本考案のU字溝の製造工程を説明する縦断面
図、第3図は使用例を説明する側断面図、第4図
はモルタルを打設した状態の部分拡大断面図であ
る。 10……U字溝、12……底面、14……清掃
溝、16……襞。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. U字溝の底面に、長さ方向に連続する清掃溝
    と、それに隣接して長さ方向に連続する多数の襞
    を設けたことを特徴とする敷打ち用U字溝。
JP2100385U 1985-02-16 1985-02-16 Expired JPS644937Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2100385U JPS644937Y2 (ja) 1985-02-16 1985-02-16

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2100385U JPS644937Y2 (ja) 1985-02-16 1985-02-16

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS61141386U JPS61141386U (ja) 1986-09-01
JPS644937Y2 true JPS644937Y2 (ja) 1989-02-08

Family

ID=30512012

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2100385U Expired JPS644937Y2 (ja) 1985-02-16 1985-02-16

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Families Citing this family (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012241507A (ja) * 2011-05-18 2012-12-10 Masatake Oshima 有底自由勾配側溝
JP5466207B2 (ja) * 2011-06-29 2014-04-09 正剛 大嶋 有底自由勾配側溝
JP5601648B2 (ja) * 2012-04-11 2014-10-08 正剛 大嶋 自由勾配兼用有底側溝

Also Published As

Publication number Publication date
JPS61141386U (ja) 1986-09-01

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