JPS63121840A - 写真感光材料用包装材料及びそれを用いた包装袋 - Google Patents

写真感光材料用包装材料及びそれを用いた包装袋

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JPS63121840A
JPS63121840A JP26777586A JP26777586A JPS63121840A JP S63121840 A JPS63121840 A JP S63121840A JP 26777586 A JP26777586 A JP 26777586A JP 26777586 A JP26777586 A JP 26777586A JP S63121840 A JPS63121840 A JP S63121840A
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    • G03CPHOTOSENSITIVE MATERIALS FOR PHOTOGRAPHIC PURPOSES; PHOTOGRAPHIC PROCESSES, e.g. CINE, X-RAY, COLOUR, STEREO-PHOTOGRAPHIC PROCESSES; AUXILIARY PROCESSES IN PHOTOGRAPHY
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、感光物質用、特に写真感光材料用に適した包
装袋に関するものである。
[従来の技術] 写真感光材利用包装袋は種々のタイプのものが広く実用
化されており、そのI0途に従って様々の性能が要求さ
れている。
光に+i’iるとその商品価値を失なう写真感光材料用
包装袋とじては光を完全に遮断する包装が使用される。
この場合、要求される特性としてはガスバリヤ性、遮光
性、防湿性、剛性、物理強度(破断強度、引裂強度、衝
撃穴あけ強度、ゲルボテスト強度、摩耗強度等)、ピー
1−シール適性(ヒートシール強度、カットシール性、
ホットタック性、夾雑物シール性等)、帯電防止性、平
面性、すべり特性などがあげられる。従来、一般には第
13図に示すようなカーボンブラックや顔料等を練り込
んだ非常に厚手の高圧法分岐状低密度ポリエチレン(以
後LDPEと表示)樹脂遮光フィルム層15の単一層フ
ィルムやLDPE樹脂遮光フィルムと紙、アルミニウム
箔、セロハン等のフレキシブルシート層との積層フィル
ムなどが使用されてきた。
積層フィルムの例を第14図に示すが、このものは防湿
性を特に要求される製品に使用されているもので、LD
PE樹脂遮光フィルムH15に接着M8を介してアルミ
ニウム箔層16を積層し、さらに接着H8を介してフレ
キシブルシート層6を積層したものである。
第15図はカラー印画紙用の2重ガゼツト袋の内紙等に
使用されている包装袋の部分断面図である。
この包装袋は物理強度が特に要求されるもので、第14
図に示す包装袋のフレキシブルシート層6の外側に接着
層8で[OP[樹脂遮光フィルム層15を積層した層構
成となっている。
また、−軸延伸フィルムを組み合わせることによって物
理強度を向上させた包装袋としては、第16図に示すも
のがあった。第16図に示す包装袋はアルミニウム箔層
16の両側に接着層を介して互の延伸方向が交差するよ
うに一軸延伸熱可塑性遮光性フィルム層11を積層した
層構成となっている。
[発明が解決しようとする問題点] しかしながら、第14図の積層フィルムを用いた包装袋
は、引裂き強度、衝撃強度、穴あけ強度、ゲルボテスト
強度等が小さいので、重量がI Kg前後のシート状写
真感光材料の包装袋とするときは、シャープなエツジで
袋破れが発生しないように、第17図に示すような包装
形態で行なう必要があった。すなわち、第17図におい
て、符号18は、厚手の板紙からなる当ボールで、この
当ボール18でシート状の写真感光材料12を挟み、こ
の状態で包装袋19に入れて包装していた。この当ボー
ル18は、写真感光材料12に悪影響を与えない晒クラ
フト紙等を用いているため、非常に高価になるものであ
った。また、異質な3種の層を接着層で貼り合せた積層
フィルムを用いているため、テンションバランスをとる
ことが困難でカールが大きく、製袋適性及び製品包装適
性がなく問題であった。
第15図の積層フィルムを用いた包装袋は、主として、
大きい物理強度が要求されるI Kg以上のロール状の
写真感光材料用包装袋として用いられてきた。この包装
袋は、7層構成にしているにもかかわらず、引裂き強度
や衝撃穴あけ強度、ゲルボテスト強度が小さく写真感光
材料包装工程や輸送過程で破袋する場合があった。また
、LDPE樹脂を用いているためヒートシール強度が小
さくヒートシール部にピンホールが発生りる場合があっ
た。
その上に、多層構成の為非常に高価であった。
第16図の積層フィルムを用いた包装袋は、引裂強度等
の物理強度はある程度改善されるが、接着層が厚くなり
接着強度が大きくなると引裂強度が低下するだけでなく
、−軸延伸高密度ポリエチレンフィルム層を使用してい
る為ヒートシール強度が小さくヒートシール部にピンボ
ールが発生ずる場合があった。
本発明は以上の問題点を解消し、薄肉であっても引裂強
度、衝撃穴あけ強度、ゲルボテスト強度等が大きく、カ
ールも小さい写真感光材料を包装するのに最適である包
装袋を提供することを目的とする。
[問題点を解決するための手段] 本発明は上記目的を達成するためになされたもので、両
側面がエチレン共重合体樹脂フィルム層とポリオレフィ
ン樹脂フィルム層とでなり、かつ厚さが20〜150μ
mで遮光性物質を0.5〜50g/ゴ含む2枚の多層共
押出しフィルム層を、互いのエチレン共重合体樹脂フィ
ルム層が密着するように積層した積層フィルムを具備し
ていることを特徴として構成されている。
エチレン共重合体樹脂フィルム層は、エチレン共重合体
樹脂が主体としC形成されているもので、特に、ブロッ
キングが発生し易すい低融点のエチレン共重合体樹脂、
例えば、EVA樹脂、EEA樹脂、EHA樹脂、EAA
樹脂及びL−L[lPE樹脂、又はこれらの混合樹脂若
しくはこれらの樹脂を20%以上含む混合樹脂が好まし
い。
ポリオレフィン樹脂フィルム層は、ポリオレフィン樹脂
が主体として形成されているもので、ポリオレフィン樹
脂としては、例えば下記の樹脂がある。
(1)低密度ポリエチレン樹脂(LDPE)(2)  
中               n   (HDPE
)(3)  高              i、  
 (IIDPE)(4)直鎖状低密度、、   、、 
 (L−LDPE)(5)エチレン・プロピレン共重合
体樹脂(ランダムあるいはブロック共重合体樹脂等)(
6)エチレン・ブテン1共重合体樹脂(7)プロピレン (8)エチレン・プロピレン・ブテン1共重合体樹脂 (9)ポリブテン−1樹脂 (10)ポリスチレン樹脂 (11)ポリメチル・メタクリレート樹脂(12)スチ
レン・アクリロニトリル共重合体樹脂 (13)  ABS樹脂 (14)ポリプロピレン樹脂 (15)結晶性プロピレン−α−オレフィン共重合体樹
脂 (16)変性ポリプロピレン樹脂 (17)lI  ポリ1ヂレン 〃 (18)ボリプ[コビレン・無水マレイン酸グラノ1〜
共重合体樹脂 (19)塩素化ポリオレフィン樹脂(主として塩素化ポ
リ1ヂレン樹脂) (IIDPE、LDPE、 PEコ
ポリマー、アタクチックPP等) (20)エチレン・酢酸ビニル共重合体樹脂(EVA) (21)  Iチレン系アイオノマー樹脂(エチレンと
不飽和酸との共重合物を金属で架橋した樹脂) (22)ポリ4−メチルベンゾン−1樹脂(23)エチ
レン・アクリル酸共重合体樹脂(Eへへ) (24)エチレン・アクリル酸メチル共重合体樹脂(E
HA) (25)エチレン・アクリル酸エチル共重合体樹脂(E
E^) (26)塩化ビニル・プロピレン共重合体樹脂(27)
  エチレン・ビニルアルコール樹脂(28)架橋ポリ
エチレン樹脂(電子線照射架橋、化学的架橋等) (29)ポリブタジェン樹脂 (30)エチレン−塩化ビニル共重合体樹脂(31)1
,2−ポリブタジェン樹脂 等である。
これらの樹脂は甲−で又は混合してポリオレフィン樹脂
フィルム層を形成しても、若しくはこれらの樹脂を50
%以上含む混合樹脂であってもよい。
また、これらの樹脂の中で、メルトインデックスが0.
1〜10g/10分、密度が0.930〜0.9809
/ cm’の各種ポリエチレン樹脂、又はポリプロピレ
ン樹脂が好ましい。
前記エチレン共重合体樹脂フィルム層とポリオレフィン
樹脂フィルム層が両側面となるように多層共押出しフィ
ルム層が成形されている。この多層共押出しフィルム層
は、エチレン共重合体樹脂フィルム層とポリオレフィン
樹脂フィルム層の2層共押出し層であっても、これらの
層の間に中間層を設Glた3層、4層等の共押出し層で
あってもよい。
この多層共押出しフィルム層は、厚さが20〜150μ
mで、遮光性物質を0.5〜50g/況含む。
卆駆曲≠ 厚さが20μm未満ではシワやスジが発生しフィルム成
形が困難である。又遮光性物質を大量に添加しないと遮
光性を確保できなくなり、物理強度が低下し透湿度が大
きくなり実用化困難となる。
厚さが150μmを越えるとフィルム成形が困難で゛あ
り高価でかさばった包装袋となる。
遮光性物質が0.5q/rrL、未満では遮光性を確保
することが出来ない。又遮光性物質が50g/mを越え
ると物理強度が低下し、透湿度が大きくなり、ヒートシ
ール性が悪化して実用化困難である。且つ高価な包装袋
となる。
遮光性物質は、エチレン共重合体樹脂フィルム層とポリ
オレフィン樹脂層の両方若しくは一方に、又は中間層が
あるときは中間層に含まれていてもよい。
多層共押出しフィルム層は、各種の方法で成形すること
ができるが、インフレーション共押出しフィルム成形法
が、後のラミネート■稈が省略できかつフィルム成形コ
ス1へ及び製袋コスl〜を大巾に減少できるのC好まし
い。なお、ブ[1−比1.0以下の場合も含まれる。
このような多層共押出しフィルム層はエチレン共重合体
樹脂層が互いに密着づるにうに積層されて例えば、ブロ
ッキングにより接着して積層フィルムが形成されている
。写真感光材料用包装袋は、この積層フィルムを具備す
るように構成されており、積層フィルムのみから成って
も、積層フィルムにフレキシブルシート層等他の層を積
層したものであってもよく、また、内紙と外紙の2枚か
ら成りそのどちらか一方に積層フィルムを用いているも
のであってもよい。
上記フレキシブルシート層としては、熱可塑性樹脂フィ
ルム(無延伸、1軸分子配向、2軸分子配尚も含む)例
えば各種ポリエチレン樹脂、エチレン共重合体樹脂、ポ
リプロピレン樹脂、ポリ塩化ビニル樹脂、ポリ塩化ビニ
リデン樹脂、ポリアミド樹脂、ポリカーボネート樹脂、
フッ素樹脂、ポリエステル樹脂などの公知のフィルム、
及びそれらの変性樹脂のフィルムがある。また、金属薄
膜加工フィルム(代表的なものはアルミニウム真空蒸着
フィルム)、金属薄膜加工紙(代表的なものはアルミニ
ウム真空蒸着紙)、セルローズアセテートフィルム、セ
ロファン、ポリビニルアルコールフィルム、各種の紙、
各種の金属箔(代表例としてアルミニウム箔)、不織布
の、ワリ布、穴アキフィルム及びポリエチレン、ポリプ
ロピレン、ボリスヂレン、ポリウレタン等の発泡シート
等の公知のフレキシブルシート層等がある。
フレキシブルシート層を積層する方法は通常の方法でよ
い。例えば接着剤を用いない方法としては、熱板シール
法、インパルスシール法、超音波溶着法、振動摩擦溶着
法、回転摩擦溶着法、火炎吹きつけ溶着法、熱風溶着法
等がある。一方、接着剤を用いた積層方法としては、湿
式ラミネー]へ法、乾式ラミネート速度、ポットメルト
ラミネート法、エクストルージョンラミネート法、(共
押し出しラミネート法も含む。)、共押し出しTダイ又
はインフレーションフィルム成形法等が使われる。これ
らの積層方法として最も有効な熱可塑性樹脂を用いたエ
クストルージョンラミネート法による接着層の厚さは、
通例7μTr1.〜100μm好ましくは13μm〜5
0μmとなるが、この厚さはコスト、ラミネート速度、
積層体の全厚さ等に基いて定められるからこの数値には
特に限定されない。
本発明の写真感光材料用包装袋は1土平袋、2土平袋、
多重平袋、角底袋、1重ガゼツト袋、2重ガゼツト袋、
多重ガゼツト袋等あらゆる袋形態が可能である。
製袋の方法は使用する積層フィルムの性質に応じてヒー
トシール、インパルスシール、超音波シール、高周波シ
ールなど、従来公知のプラスチックフィルムのシール法
による。なお、また適宜の接着剤、粘着剤などを使用し
て製袋することも可能である。
本発明の写真感光材料用包装袋は感光物質の包装用にも
好適である。写真感光材料には、ハロゲン化銀写真感光
材料、ジアゾ写真感光材料、感光性樹脂、自己現像型写
真感光材料、拡散転写型写真感光材料などを含む。ハ[
1グン化銀写真感光材料には感光色素を含むものも感光
物質を含まないものも含む。代表的なものとしては黒白
及びカラーのパンクロマティックフィルム、パンリスお
よびオルソリスフィルム、マイクロフィルム、ファクシ
ミリフィルム、グラビアフィルム、パンマスキングフィ
ルム、直接及び間接メレイキ撮影用フィルム等のあらゆ
るハロゲン化銀モノクロ写真感光材料及びカラーネガテ
ィブフィルム、カラーポジティブフィルム、内式もしく
は外式カラーリバーサルフィルム、カラー印画紙等のあ
らゆるハロゲン化銀カラー写真感光材料を包含される。
[作用] 、本発明の写真感光材料用包装袋では、エチレン共重合
体樹脂フィルム層とポリオレフィン樹脂フィルム層とを
有する多層共押出しフィルム層の2重構造となっている
ので、引裂き強度、衝撃穴あけ強度、ゲルボテスト強度
等を向上させている。
[実施例] 本発明の写真感光材料用包装袋の実施例を第1図から第
12図に基づいて説明する。
第1図から第8図は、それぞれ写真感光材料用包装袋の
部分断面図である。
第1図の包装袋は、遮光性物質を含むエチレン共重合体
樹脂フィルム層1aと遮光性物質を含むポリオレフィン
樹脂フィルムi2aからなる2枚の多層共押出しフィル
ム層3.3を、互いのエチレン共重合体樹脂フィルムp
 1a、 iaが密着覆るように重ね合せ−C積層した
fiIiFiフィルム4のみからなるものである。
第2図の包装袋は、遮光性物11を含まないエチレン共
重合体樹脂1.1を用いた他は、第1図の包装袋と同一
である。
第3図の包装袋は、遮光性物質を含まないポリオレフィ
ン樹脂フィルム層2.2を用いた他は、第1図の包装袋
と同一である。
第4図の包装袋は、遮光性物質を含むエチレン共重合体
樹脂フィルム層1aと遮光性物質を含むポリオレフィン
樹脂フィルム層2aの間に遮光性物質を含む熱可塑性樹
脂中間フィルム層5aを設けた多層共押出しフィルム層
3.3を、互いのエチレン共重合体樹脂フィルム1i1
a、1aが密着するように重ね合μて積層した積層フィ
ルム4のみからなるものである。
第5図の包装袋は、遮光性物質を含まない熱可塑性樹脂
中間フィルム層5を用いた他は、第4図の包装袋と同一
である。
第6図の包装袋は、遮光性物質を含むエチレン共重合体
樹脂フィルム層1aとポリオレフィン樹脂フィルム層2
aの間に、遮光性物質を含まない熱可塑性樹脂中間フィ
ルム層31.33及び遮光性物質を含む熱可塑性樹脂中
間フィルム層32aを設けた多層共押出しフィルム層3
を用いた仙は、第4図の包装袋と同一である。
第7図の包装袋は、外紙Δと内紙Bよりなり、外紙△は
フレキシブルシーt−FM 6とビー1−シール層7の
2層ひ形成されており、内紙Bは第1図の積層フィルム
4が用いられているものである。
第8図の包装袋は、第1図の積層フィルム4に接着層8
を介してフレキシブルシー1−層6を積層したものであ
る。
次に、積層フィルl\4の作成方法について、第1図の
積層フィルム4を例にして説明する。
積層フィルム4を成形するには、多層共押出しインフレ
ーションフィルム成形感で内側がエチレン共重合体樹脂
フィルム層1aとなるようにインフレーションフィルム
を成形する。次に、第9図に示すように、このインフレ
ーションフィルムを重ね合せてエチレン共重合体樹脂フ
ィルム層1aを密着させる。すると、ブロッキングの作
用により、エチレン共重合体樹脂フィルム層1aは互い
に接着し積層フィルム4が作成される。そして、この積
層フィルム4を包装袋の勺法に応じてそのままの形で、
又は両端若しくは片端を切除して用いる。
以上のような包装袋で写真感光材料を包装する形態の例
を第10図から第12図に基づい℃説明する。
第10図は3方シ一ル乎袋の包装形態を示す斜視図であ
る。この平袋は積層フィルム4を重ね合せて3方をシー
ルし、このシール部9で接着して密封し袋状に形成され
ている。
第11図はガゼツ1〜袋の包装形態を示す断面図である
。このガゼツ1へ袋は、シール部9の外側に接着剤10
及び接着テープ11を設(プて写真感光材料12を密封
し袋状に形成されている。
第12図は2重ガUット袋の包装形態を示す断面図であ
る。この2重ガゼツ1〜袋は、第7図に示すような外紙
へと内紙Bで形成されており、シール部9の外側には接
着テープ11が設(プられている。
次に、本発明品1〜■及び従来品■・−■の特性を比較
した実験結果について説明する。
本発明品■は、第1図の実施例に相当す−る。エチレン
共重合体樹脂フィルム層1aは、L −L D P E
樹脂を用い厚さ25μmに形成され、遮光性物質が0.
70g/rtf、含まれている。ポリオレフィン樹脂フ
ィルム層2aは、HDPE樹脂を用い厚さ25μmに形
成され、遮光性物質が0.75y/靜含まれている。
本発明品■も第1図の実施例に相当する。エチレン共重
合体樹脂フィルム層1aは、L−LDPE樹脂を用い厚
さ30μmに形成され、遮光性物質が0.75!7/T
It含まれている。ポリオレフィン樹脂フィルム層2a
は、II D P E樹脂を用い厚さ20μ瓦に形成さ
れ、遮光性物質が0.60!7/況含まれている。
本発明品■も第1図の実施例に相当覆る。エチレン共重
合体樹脂フィルム層1aは、EEA樹脂を用い厚さ25
μmに形成され、遮光性物質が0.70!?/尻含まれ
ている。ポリオレフィン樹脂フィルム層2aは、L −
L D P E樹脂を用い厚さ25μmに形成され、遮
光性物質が0.70g/Td含まれている。
従来品■は、第13図の実施例に相当する。LDPE樹
脂遮光フィルム層15は、カーボンブラック(遮光物質
)を2.9g/m含む厚さiooμmの単1層フィルム
である。
従来品■は第16図の実施例に相当覆る。アルミニウム
箔層16は7μmに形成されており、−軸延伸熱可塑性
樹脂遮光性フィルム層17はHDPEI軸斜め分子配向
フィルムを用い厚さ50μmに形成され、遮光性物質が
4.20g/ゴ含まれている。接着層8はLDPE樹脂
を用い厚さ14μmに形成されている。
従来品■は第15図の実施例に相当する。LDPE樹脂
遮光フィルム層15は厚さ50μmに形成され、遮光性
物質が3.0g/Td含まれている。フレキシブルシー
ト層6は晒クラフト紙を用い厚さ40μmに形成され、
アルミニウム箔層16は厚さ7μmに形成されている。
接着層8はL D P E樹脂を用い厚さ15μ瓦に形
成されている。
結果を第1表に示す。
評価は下記による。
侵 ;非常に優れている 良 ;優れている 可 ;実用限度内 改良必要;問題あり 不可 :実用付加 (注1)ゲルボテスト強度 米軍規格旧L−8131による装置を使用し包装材料に
ビンボールが発生し遮光性が確保出来なくなるまでの屈
曲回数、数字が大きい程強度大 (注2)カール テストすべきシートで直径10cmの円形の試片を作成
し、湿度20℃、湿度65%の雰囲気中にシートを1枚
宛無荷重で平板上に24時間放iした後、両端面の長さ
Jを求め、10−ノ(cm)として測定 (注3)′a光性 ASAlooの写真フィルムを各包装材料を使用した袋
に入れ完全密封後、8万ルツクスの光に1時間さらし、
遮光性を写真フィルムのカブリの程度により検出評価す
る [発明の効果] 本発明の写真感光材料用包装袋は、以上のように構成し
たので、非常に安価で、引裂き強度、衝撃穴あ【プ強度
、ゲルボテスト強度及びヒートシール強度が大きく、し
かもカールが小さい。
【図面の簡単な説明】
第1図から第8図は本発明ににる写真感光材料用包装袋
の部分断面図である。第9図はインフレーションフィル
ムで作成された積層フィルムの断面図である。第10図
から第12図は写真感光材料用包装袋の包装形態を示す
図である。第13図から第16図は従来の包装袋の部分
断面図である。第11図は従来の包装形態を示す断面図
である。 1・・・エチレン共重合体樹脂フィルム層 2・・・ポ
リオレフィン樹脂フィルム層 3・・・多層共押出しフ
ィルム層 4・・・積層フィルム 5・・・熱可塑性樹
脂中間フィルム層 a・・・遮光性物質を含む層第1図
    第2図 第3図    第4図 第7図    第8図 5PJQ図 第13図 第15図 第17図 第14図

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 両側面がエチレン共重合体樹脂フィルム層とポリオレフ
    ィン樹脂フィルム層とでなり、かつ厚さが20〜150
    μmで遮光性物質を0.5〜50g/m^2含む2枚の
    多層共押出しフィルム層を、互いのエチレン共重合体樹
    脂フィルム層が密着するように積層した積層フィルムを
    具備していることを特徴とする写真感光材料用包装袋
JP61267775A 1986-11-12 1986-11-12 写真感光材料用包装材料及びそれを用いた包装袋 Expired - Fee Related JPH0652402B2 (ja)

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