JPS63121556A - 小形車両の駐車ブレ−キ装置 - Google Patents

小形車両の駐車ブレ−キ装置

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JPS63121556A
JPS63121556A JP61267088A JP26708886A JPS63121556A JP S63121556 A JPS63121556 A JP S63121556A JP 61267088 A JP61267088 A JP 61267088A JP 26708886 A JP26708886 A JP 26708886A JP S63121556 A JPS63121556 A JP S63121556A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、例えばゴルフカートの如き小形車両の駐車ブ
レーキ装置に関する。
〔従来技術〕
ゴルフ場内でプレーヤが使用するゴルフ用具を運搬する
ゴルフカートにおいて、従来、エンジンの始動から運転
および停止までを、アクセルペダルの開閉操作により行
なうようにしたものがある。
すなわち、この従来のものは、電源スィッチをONにし
てアクセルペダルを踏込むと、エンジンの始動回路およ
び点火回路が閉成されてエンジンが始動するとともに、
このアクセルペダルの踏込みを解除すると、上記各回路
が開成されて、エンジンが停止するようになっている。
一方、この種のゴルフカートは、起伏の多いグリーン上
に駐車する機会が多いので、この駐車中に車体が動き出
すのを防止するため、常用のブレーキとは別に、駐車ブ
レーキを備えている。そして、従来、この駐車ブレーキ
をアクセルペダル機械的に連動させ、アクセルペダルを
踏込んでエンジンを始動させた際に、駐車ブレーキを自
動的に解除させて、運転操作を容易に行なえるようにし
たゴルフカートが開発されている。
(発明が解決しようとする問題点) ところが、従来のアクセルペダルと駐車ブレーキとは、
電源スィッチがON,OFFいずれの状態でも連動され
ているため、例えば乗り降りする際にアクセルペダルに
足が触れたりすると、駐車ブレーキが解除されてしまう
ことがあり、操作性の面でいま一歩改善の余地があった
〔問題点を解決するための手段〕
そこで、本発明においては、アクセル部材と駐車ブレー
キとを、ブレーキ解除手段で連動させるに当り、エンジ
ンの始動回路を開閉する電源スィッチがOFFの時、ア
クセル部材とブレーキ解除手段との連動を遮断する遮断
手段を設けたことを特徴とする。
〔作用〕
この構成によれば、エンジンの始動回路に通電されてい
ない状態では、アクセル部材と駐車ブレーキとは連動さ
れないから、アクセル部材を開操作したとしても、駐車
ブレーキが不所望に解除されてしまうことはなく、運転
操作を確実に行なえる。
〔発明の実施例〕
°以下本発明の第1実施例を、四輪のゴルフカートに適
用しlζ第1図ないし第8図にもとづいて説明する。
第8図申付号1で示す車体は、前輪2と後輪3との間に
運転者が乗車する乗車スペース4を備え、この乗車スペ
ース4にはシート5が設けられている。シート5の下方
にはエンジン6が配置されており、このエンジン6の駆
動力はベルト式変速機7を介して後輪3に伝達される。
なお、シート5の後方にはキャディバッグを乗せる荷台
8が設けられている。
ところで、上記乗車スペース4のフロア部9には、アク
セル部材としてのアクセルペダル10と、後輪3および
必要に応じて前輪2も制動するブレーキペダルユニット
11が隣接して設けられている。
まず、このアクセルペダル10の取付は構造から説明を
加えると、第2図ないし第4図に示すように、上記車体
1に設けたブラケット12には、軸受13を介して左右
方向に延びる中空の支持軸14が軸支されており、この
支持軸14の内部には回動軸15が回転自在に貫通され
ている。そして、支持軸14の一端部に設けたセレーシ
ョン溝部17には、アクセルペダル10のアーム部10
aが係合されており、この支持軸14はアクセルペダル
10の踏込み量に応じて軸回り方向に回動されるように
なっている。
この支持軸14の外周面にはレバー18のボス部18a
がボルト締めされており、このレバー18にはエンジン
6の気化器(図示せず)から延びるスロットルワイヤ1
9が連結されている。そして、このボス部18aの近傍
には、アクセルペダル10が開いているか否かを検出す
る常開形のリミットスイッチ20が設けられている。リ
ミットスイッチ20は、そのプランジャ(又はセンシン
グロッド)21をボス部18aに突設した舌片部22で
押圧することにより開閉操作され、アクセルペダル10
が閉位置にある時には、プランジャ21が押し込まれて
OFFとなり、逆にアクセルペダル10を開くと、プラ
ンジャ21の押し込みが解除されてONするようになっ
ている。
なお、図中符号16は、アクセルペダル10を閉位置に
復帰させるリターンスプリング、23はアクセルペダル
10を閉位置に保持するストッパである。
次に、上記ブレーキペダルユニット11について説明す
ると、車体1に設けたブレーキブラケット24には、ブ
レーキアーム25の下端部が枢軸26を介して前後方向
に回動可能に枢支されており、このブレーキアーム25
の下部には、後輪3のブレーキ(図示せず)に連なるブ
レーキアーム30が連結されている。また、ブレーキア
ーム25の上端部には、常用の踏板27が固定されてい
るとともに、この常用の踏板27とは独立して上下方向
に回動可能なペダルブラケット28が枢支されており、
このペダルブラケット28には、常用の踏板27の上方
に隣接して、駐車用の踏板29が設けられている。駐車
用の踏板29は、第6図に示すように、ブレーキアーム
25をリターンスプリング39の付勢力に抗して制動位
置にまで踏込んだ際に、このブレーキアーム25を制動
位置にロックするためのもので、このブレーキアーム2
5には上記駐車用の踏板29で操作されるロック機構3
1が組込まれている。
すなわち、ブレーキアーム25の中間部には、前方に向
って延びるロックアーム32が上下方向に回動可能に枢
支されている。このロックアーム32はねじりコイルス
プリング33によって、第5図中矢印Aで示すように、
常時下向きに回動付勢されており、その前端部下面には
、ロック用の爪部34が形成されている。また、ペダル
ブラケット28にはロックアーム32と交差して下向き
に延びる操作ロッド35が連結されており、この操作ロ
ッド35の下部は、スプリング36を介してブレーキア
ーム25に弾性的に支持されているとともに、ブレーキ
ブラケット24側に保持されたローラ37に転接してい
る。
操作ロッド35の中間部側面には、ロックアーム32の
下縁部に当接して、このロックアーム32の回動を阻止
するストッパ片38が溶接されており、このブレーキア
ーム25を第6図に示すように、制動位置にまで回動さ
せた際、上記ロックアーム32の爪部34が近接するブ
レーキブラケット24の前端部には、複数の爪部34が
係脱可能に係合する係合片24aがボルト締めされてい
る。
したがって、ブレーキアーム25を制動位置にまで踏込
んだ状態で、さらに駐車用の踏板29を踏む込むと、第
7図中矢印Bで示すように、操作ロッド35が軸方向に
押出されてストッパ片38がロックアーム32から1I
IIl12シ、このロックアーム32が矢印Aで示すよ
うに下向きに回動される。これにより、上記爪部34の
うち、踏板27の踏込み強さに応じて係合片24aと対
向した爪部34が係合片24aに係合し、上記ブレーキ
アーム25を制動位置にロックするようになっている。
なお、図中符号40はブレーキアーム25を復帰位置に
保持するストッパである。
また、ブレーキアーム25を復帰位置に保持した状態で
駐車用の踏板29を踏込むと、ペダルブラケット28の
下端部が常用の踏板27の裏面に当接し、第7図に示す
相対位置を保持したまま、ブレーキアーム25が制動位
置に回動する。このとき、ロックアーム32の爪部34
は係合片24aの先端に当接しながら下降し、踏板29
の踏み力を緩めると、係合片24aに対向している爪部
34がその係合片24aに係合し、ブレーキアーム25
を制動位置にロックする。
一方、ロックアーム32の下側には、ブレーキアーム2
5を復帰させるブレーキ解除手段が設けられている。本
実施例のブレーキ解除手段は、上記回動軸15の端部に
形成した解除レバー41によって構成され、この解除レ
バー41にはブレーキアーム25が制動位置にロックさ
れた状態において、ロックアーム32の下縁部に当接す
るボルト42がねじ込まれている。そして、この解除レ
バー41と一体をなす回動軸15は、上述のようにアク
セルペダル10に連動する支持軸14に対し回転自在と
なっており、このため、回動軸15の一端部には、支持
軸14から回動軸15への動力伝達を断続する遮断手段
が設けられている。本実施例の遮断手段は電磁クラッチ
43であり、この電磁クラッチ43は、上記回動軸15
の一端部にその軸方向にのみスライド可能に取付けた可
動側クラッチ部材44と、この可動側クラッチ部材44
に対向して支持軸14のセレーション溝部17に固定し
た固定側クラッチ部材46とを備えている。この可動側
クラッチ部材44には電磁コイル45が設けられており
、この電磁コイル45への通電によって可動側クラッチ
部材44が励磁されると、その吸引力により、可動側ク
ラッチ部材44が回動軸15上をスライドして固定側ク
ラッチ部材46に吸着し、上記支持軸14と回動軸15
とが結合されるようになっている。
なお、電磁コイル45への通電が解除されると、可動側
クラッチ部材44はリターンスプリング47の付勢力に
よって固定側クラッチ部材46から離脱し、上記両輪1
4.15の結合が解除される。
このような1iraクラツチ43の電゛磁コイル45は
、第1図に示す回路図のように、制動時にONされるブ
レーキスイッチ48およびメインのIIスイッチ50を
介して電源51に接続されており、さらに、この電源5
1には電源スィッチ50およびリミットスイッチ20を
介してエンジン6の始動回路52および点火回路53が
接続されている。
なお、図中符号54は制動時に点灯するストップランプ
を示す。
次に、上記構成の作動について説明する。
ブレーキアーム25を制動位置にロックした駐車状態か
ら、運転を再開するには、まず、電源スィッチ50をO
Nする。すると、駐車時にはブレーキスイッチ48がO
Nされているので、ストップランプ54が点灯するとと
もに、電磁クラッチ43の電磁コイル45に通電がなさ
れ、支持軸14と回動軸15とが結合される。
したがって、この状態でアクセルペダル10を踏込むと
、回動軸15が支持軸14と共に一体に回動して、解除
レバー41がロックアーム32を押し上げ、このロック
アーム32の爪部34が係合片24aから離脱する。こ
のため、ブレーキアーム25はリターンスプリング39
の付勢力により、上方に回動変位し、復帰位置に自動的
に回動するとともに、ブレーキスイッチ48もO,FF
となり、ストップランプ54および電磁クラッチ43へ
の通電が遮断される。
また、上記アクセルペダル10の躊込みにより、リミッ
トスイッチ20がONL/、エンジン6の始動回路52
および点火回路53が閉成されるから、上記制動の解除
と同時にエンジン6が始動し、ゴルフカートの運転が開
始される。
なお、アクセルペダル10から足を離すと、このアクセ
ルペダル10は自動的に復帰するため、リミットスイッ
チ20がOFFされ、これにより始動回路52および点
火回路53への通電が遮断されてエンジンらが停止され
る。
このような本発明の第1実施例によれば、N′FAスイ
ッチ50がOFFされている状態では、電磁クラッチ4
3には通電がなされないので、アクセルペダル10と解
除レバー41とは機械的に切り離されることになり、ア
クセルペダル10を踏込んだとしても、支持軸14が回
動軸15上を回動するだけで、解除レバー41は動かな
い。このため、ロックアーム32が押し上げられること
はなく、ブレーキアーム25は制動位置にそのまま保持
される。
よって、電源スィッチ50がOFFの時は、アクセルペ
ダル10を踏んだとしても駐車ブレーキは解除されず、
この駐車ブレーキを解除するには、意識的に電源スィッ
チ50をONする必要があるから、誤操作を未然に防止
することができろ。
なお、上述した第1実施例では、ロックアーム32をア
クセルペダル10に連動する解除レバー41で押し上げ
るようにしたが、本発明はこれに限らず、第9図および
第10図に本発明の第2実施例を示す。
この第2実施例は、ロックアーム32の下側にブレーキ
解除手段としての電磁ソレノイド61を配置したもので
、その軸方向に突没するアクチュエータ62がロックア
ーム32の下縁部に対向されている。
そして、N磁ソレノイド61はリレー63およびエンジ
ン回転数検出回路64を介して電11151に接続され
ている。リレー63の接点63aは、エンジン回転数検
出回路64と電磁ソレノイド61との間に接続されてい
るとともに、リレー63の電磁コイル63bはブレーキ
スイッチ48、電源スィッチ50を介して電源51に接
続されている。したがって、リレー63の接点63aは
、電源スィッチ50およびブレーキスイッチ48がON
して、電磁コイル83bが励磁されると閉じるようにな
っており、この第2実施例では、上記リレー63が遮断
手段を構成している。
また、エンジン回転数検出回路64は、例えばエンジン
回転数を点火回路53の点火パルスから検出し、この検
出値が一定値に達した際に閉成して電磁ソレノイド61
に通電するようになっている。
このような第2実施例によれば、駐車状態においてii
源スイッチ50をONすると、リレー63の電磁コイル
63bに通電がなされ、その接点63aが閉じる。この
状態でアクセルペダル10を踏込むと、リミットスイッ
チ20がONLで始動回路52および点火回路53への
通電がなされ、エンジン6が始動する。そして、エンジ
ン回転数がある一定値、つまり負荷が加わっても停止す
ることがない回転数にまで上昇すると、このことをエン
ジン回転数検出回路64が検出し、上記接点63aを通
じてIIソレノイド61に通電をなす。このため、電磁
ソレノイド61が励磁されてそのアクチュエータ62が
突出し、上述した第1実施例と同様にロックアーム32
を押し上げるので、ブレーキアーム25が自動的に復帰
位置に回動する。
ブレーキアーム25が復帰すると、ブレーキスイッチ4
8がOFFとなるから、リレー63の接点63aが開き
、電磁ソレノイド61への通電が遮断される。
よって、そのアクチュエータ62は元の位置に復帰する
このような第2実施例によると、電源スィッチ50がO
FFされている状態では、リレー63が開いて電磁ソレ
ノイド61への通電がなされないので、アクセルペダル
10と電磁ソレノイド61とは電気的に切り離されてい
ることになる。したがって、アクセルペダル10を踏込
んだとしても、ロックアーム32が押し上げられること
はなく、ブレーキアーム25は制動位置に保持される。
なお、本発明をバーハンドル形の車両で実施するに当た
っては、アクセル部材はアクセルペダルに特定されるも
のではなく、バーハンドルのグリップ部に設けたアクセ
ルレバ−であっても良い。
さらに、本発明に係る小形車両は\ゴルフカートに制約
されないことは勿論である。
〔発明の効果〕
以上詳述した本発明によれば、エンジンを始動させるに
必要な電源スィッチがOFFとなっていれば、アクセル
部材を開操作しても駐車ブレーキは解除されず、この駐
車ブレーキを解除するには、上記電源スィッチをONす
る操作を必要とするから、誤操作を未然に防止すること
ができ、運転操作を確実に行なえる。
【図面の簡単な説明】
第1図ないし第8図は本発明の第1実旅例を示し、第1
図は回路口、第2図は装置全体の斜視図、第3図は装置
全体を一部断面した側面図、第4図は遮断手段の断面図
、第5図ないし第7図は作動を説明するための一部断面
した側面図、第8図はゴルフカートの側面図、第9図お
よび第10図は本発明の第2実施例を示し、第9図は回
路図、第10図は一部断面した側面図である。 6・・・エンジン、10・・・アクセル部材(アクセル
ペダル)、11・・・駐車ブレーキ(ブレーキペダルユ
ニット) 、41.61・・・ブレーキ解除手段(解除
レバー。 電磁ソレノイド) 、43.63・・・遮断手段(′R
磁ツクラッチリレー)、50・・・電源スィッチ、52
・・・始動回路。 第1図

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】  人為的に開閉操作され、この開操作によりエンジンを
    始動して運転するアクセル部材と、このアクセル部材の
    開操作に連動して駐車ブレーキを解除するブレーキ解除
    手段とを備え、 上記エンジンの始動回路を開閉する電源スイッチがOF
    Fの時、上記アクセル部材とブレーキ解除手段との連動
    を遮断する遮断手段を設けたことを特徴とする小形車両
    の駐車ブレーキ装置。
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