JPS63115617A - 金属製大板シ−ト材の焼鈍方法 - Google Patents

金属製大板シ−ト材の焼鈍方法

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JPS63115617A
JPS63115617A JP25989986A JP25989986A JPS63115617A JP S63115617 A JPS63115617 A JP S63115617A JP 25989986 A JP25989986 A JP 25989986A JP 25989986 A JP25989986 A JP 25989986A JP S63115617 A JPS63115617 A JP S63115617A
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JP
Japan
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sheet stock
large sheet
annealing
sheet
sheet material
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Toshiharu Machida
俊治 町田
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Kobe Steel Ltd
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Kobe Steel Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、LNGタンク及び新幹線ボディ等に使用され
る純アルミ及びアルミ合金の大板シート材の焼鈍方法に
関する。
〔従来の技術〕
かかる純アルミ及びアルミ合金の大板シートは、第3図
に示すようにコイル材を厚材スリッターシャーラインの
ペイオフリール1にセントし、ペイオフリール1から巻
戻されていく板材は、厚板シャー2で幅方向に切断され
成形される。
このように切断された部材である大板シート材10はま
だコイル状態での巻きぐせが残り、ソリを有するもので
あるが、後面のパイリング装置で巻戻された向きのまま
凸状面を上にしてパレット3上に積重ねられていく。
そして、1コイルの処理終了後、大板シート材10はパ
レット3ごとクレーン8で運び、同じ向きに積重ねられ
たままで、台車(図示せず)へ乗せて焼鈍炉7へ装入し
、ここで焼鈍を行う。この焼鈍の際に、大板シート材1
0のコイル時についた巻ぐせを取るために積重ねた大板
シート材10の上面に重り6を載せている。
〔発明が解決しようとする問題点〕
しかし、前記従来例のごとく、コイルを巻戻したままパ
イリングされた状態では、大板シート材10のソリの向
上が同一方向なので、シート材相互が密に当接し、焼鈍
時に次工程における加工精度向上及び製品価値を上げる
ために歪を矯正する目的で重りを載せているが、歪み取
りの効果が薄い。
本発明の目的は前記従来例の不都合を解消し、効果的に
歪の矯正が得られる全屈製大板シート材の焼鈍方法を提
供することにある。
〔問題点を解決するための手段〕
本発明は前記目的を達成するため、コイル状態からペイ
オフリールで引出して厚板シャーでペイオフリールでコ
イル状態から引出して幅方向に切断した部材を、パイリ
ング装置でソリ方向を合わせて積重ねてから、または積
重ねなしにそのまま、1枚又は数枚毎に反転機にかけて
ソリ方向が対向するように積重ね、その積重ね上部に正
りを載せて焼鈍炉へ装入することを要旨とするものであ
る。
〔作用〕
本発明によれば、大板シート材を1枚又は複数枚毎にソ
リ方向を対向して積mねることにより大板シート材同士
に隙間が出来る。
この隙間が出来ることにより、焼鈍炉において昇温され
た大板シート材の硬度が低下してきて隙間が狭くなり大
板シート材全体の歪が矯正される。
〔実施例〕
以下、図面について本発明の実施例を詳細に説明する。
第1図は本発明の金属製大板シート材の焼鈍方法の実施
例を示す工程説明図で、前記従来例を示す第3図と同一
構成要素には同一参照番号を付したものである。
純アルミ及びアルミ合金のコイル材を厚板スリッターシ
ャーラインのペイオフリール1にセットして、このペイ
オフリール1で巻戻しながら引き出したものを、厚板シ
ャー2で幅方向に切断成形する。
このように切断した大板シート材10は、パイリング装
置でパレット3上に積重ねられる。この場合、大板シー
ト材10はコイル時での巻きぐせを有し、一方向に湾曲
するものであるが、前記積重ねはソリを同−向きに合わ
せて行われる。
次いで、パレット3ごとクレーン8で搬送し、フィード
装置4で1枚又は数枚毎に送り出し、反転機5にかける
第2図はこの反転機5の一例を示すもので、前後端が開
口し、この開口から大板シート材10を内部に取入れる
偏平なボックス5aを架台5b上に軸支し、該ボックス
5a内に取込み及び送り出し用のローラ5Cを設け、ま
たボックス5aの外側に前記ローラ5Cの駆動用モータ
5dの裏側対称位置にもう一対取付けるものとする。
ボックス5a側の支軸に回動用ギヤ5eを設け、このギ
ヤ5eと反転駆動用モータ5fのギヤ5gとを噛合させ
た。
この反転機5では、モータ5dの回転により大板シート
材10を1枚毎又は数枚毎にボックス5a内に取入れる
大板シート材10がボックス5aに入ってしまったら、
シート反転駆動用のモータ5fが駆動しボックス5aを
180度反転させる。ボックス5aが反転後、ローラ駆
動用のモータ5dが駆動し、大板シート材10を送り出
す。
また、反転を必要としない場合にはボックス5aを回転
させずにおいて大板シート材10をボックス5a内に単
に通過させればよい。
このようにして、反転機5にかけられた大板シート材1
0は、ソリ方向が凹状面同士、凸状面同士が対向するよ
うに積重ねてから、その上部に重り6を載せて、台車(
図示せず)で焼鈍炉7へ装入し、歪み取りを行う。
他の実施例として、厚板シャー2で切断された部材を、
パイリング装置等での積重ねなしにそのままライン状に
おいて反転機5にかけることも可能であり、また、さら
に他の実施例として反転機5の使用法も、反転させてソ
リ方向を変える大板シート材10のみをこの反転機5に
かけ、そのままのソリの向きで積重ねるシート材、10
についてはこの反転機5をバイパスさせてから積重ねる
ことも考えられる。
〔発明の効果〕
以上述べたように、本発明の金属製大板シート材の焼鈍
方法は、焼鈍炉へ装入する場合に、大板シート材同士に
隙間を確保でき、この隙間を介して大板シート材全体の
歪を効果的に矯正できるものである。
なお、従来方法では矯正後のシート材のうねり測定値が
3mm程度であったものが、本発明では1.2mm程度
と大巾に矯正度を高めるものとなる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の金属製大板シート材の焼鈍方法の実施
例を示す工程説明図、第2図は本発明で使用する反転機
の一例を示す斜視図、第3図は従来例を示す工程説明図
である。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. コイル状態からペイオフリールで引出して厚板シャーで
    幅方向に切断した部材を、パイリング装置でソリ方向を
    合わせて積重ねてから、または積重ねなしにそのまま、
    1枚又は数枚毎に反転機にかけてソリ方向が対向するよ
    うに積重ね、その積重ね上部に重りを載せて焼鈍炉へ装
    入することを特徴とした金属製大板シート材の焼鈍方法
JP25989986A 1986-10-31 1986-10-31 Kinzokuseidaibanshiitozainoshodonhoho Expired - Lifetime JPH0245925B2 (ja)

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JP25989986A JPH0245925B2 (ja) 1986-10-31 1986-10-31 Kinzokuseidaibanshiitozainoshodonhoho

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Publication Number Publication Date
JPS63115617A true JPS63115617A (ja) 1988-05-20
JPH0245925B2 JPH0245925B2 (ja) 1990-10-12

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ID=17340481

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2009119724A1 (ja) 2008-03-28 2009-10-01 株式会社神戸製鋼所 アルミニウム合金厚板およびその製造方法
CN101979172A (zh) * 2010-11-29 2011-02-23 哈尔滨商业大学 一种渐进式变形板材矫平装置
JP2013252530A (ja) * 2012-06-06 2013-12-19 Sumitomo Metal Mining Co Ltd 電気コバルト板の曲がり矯正方法

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WO2009119724A1 (ja) 2008-03-28 2009-10-01 株式会社神戸製鋼所 アルミニウム合金厚板およびその製造方法
CN101979172A (zh) * 2010-11-29 2011-02-23 哈尔滨商业大学 一种渐进式变形板材矫平装置
JP2013252530A (ja) * 2012-06-06 2013-12-19 Sumitomo Metal Mining Co Ltd 電気コバルト板の曲がり矯正方法

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JPH0245925B2 (ja) 1990-10-12

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